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Jun 1

Google、携帯電話OSを開発中

Posted at Jun 1, 2007 11:32 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 01

Google CEOが「新しいモバイルアプリケーションを開発中」と明らかにした。情報筋は、携帯電話サービス一式を動かす独自OSだとしている。
2007年06月01日 16時03分 更新
(ウォール・ストリート・ジャーナル)
 米GoogleのCEOは、同社のモバイル戦略の中心は、携帯電話向けのアプリケーションとソフト開発者がベースにできるプラットフォームを構築することにあると語った。

 しかしエリック・シュミット氏はAll Things Digitalカンファレンスの講演で、同社がGoogleブランドの携帯電話か携帯サービスの提供を計画しているという噂には直接は触れなかった。同氏は、Googleの携帯電話戦略に関する詳細を新たに明らかにした。同社は全世界の約20億人の携帯機器ユーザーに自社のサービスと広告を広めようとしており、モバイル分野を優先事項の1つととらえている。

 Googleは通信事業者と協力して、新しいモバイルアプリケーションを開発中だとシュミット氏は語った。携帯電話は画面が小さいため、一部の携帯ネットサービスはコンピュータ用サービスとは違ったものにしなければならず、それが新しいアプリケーションを強力にすると同氏は述べた。

 Googleの計画をよく知る2人の人物は、同社は基本的に、携帯電話サービス一式を動かす独自OSを構築していると語る。同社は既に、GmailやGoogle Mapsなどスタンドアロンのモバイルアプリケーションを幾つか提供している。だがこれらはすべての携帯電話とキャリアに対応しているわけではなく、1つのサービススイートに統合されてもいない。Googleの計画の説明を受けた別の人物は、同社はアジアの端末メーカーと、同社のアプリケーションすべてを新デバイスに搭載することについて話し合っていると伝えている。

 Googleは強化版のアプリケーションとサービスを市場に投入することについて、米国の3大キャリアのうち少なくとも2社(AT&T、Sprint Nextel)および欧州キャリアと話し合ってきたとこの件に詳しい筋は言う。米大手キャリアのAT&T、Sprint、Verizon Wirelessはコメントを拒否した。Verizon Wirelessは英Vodafone Groupと米Verizon Communicationsの合弁企業。

 シュミット氏は、さらに多数のGoogleモバイルアプリケーションを開発中だと語った。「新しいモデルの携帯電話は個人対個人のものになり」、ユーザーはビデオなどのデータを交換するだろうと同氏は言う。「SMS(ショートメッセージサービス)が流行しているように」と同氏はユーザーが携帯電話間で交換するテキストメッセージを指して言った。

Jun 1

古いバージョンのSambaがMac OS Xを危険にさらす

Posted at Jun 1, 2007 12:48 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 01

古いバージョンのSambaがMac OS Xを危険にさらす
Symantecの脅威分析チームが、Mac OS Xには脆弱性が残ったバージョンのSambaが含まれており、たとえパッチを当てていても攻撃可能だと指摘した。
2007年06月01日 15時23分 更新
 Symantecの脅威分析チームDeepSightによると、Mac OS Xでは、オープンソースのファイル/プリントサーバ「Samba」の脆弱な旧バージョンが動作しているという。

 Sambaの一連の脆弱性は5月14日に初めて公になった。その中には、SambaのNDR RPCリクエストにおける複数のヒープベースのバッファオーバーフローが含まれている。

 Sambaは1992年にリリースされて以来、非常に多数のシステムで動作してきた。このことは、5月14日に公表されたアラートの中に記されている脆弱なプラットフォームのリストを見ても明らかだ。なお脆弱性は、Samba 3〜3.0.25以前に存在している。

 DeepSight Threat Analyst Teamは先日、Mac OS XがSamba 3.0.10を搭載していることを発見した。同チームが5月26日に発行したジャーナルの記述によると、Macプラットフォームではそのバージョン以降、Sambaがアップデートされていないという。この日同チームは、デフォルトのSamba 3.0.10のプログラムが動作している、完全にパッチを当てたMac OS X 10.4.9のシステムで、ヒープ破損の脆弱性の悪用に成功した。

 DeepSight Threat Analyst Teamは5月14日、ImmunityのCanvasパートナーに対し、ヒープ破損の脆弱性に対するSolaris向けのエクスプロイトがリリースされたことを報告した(関連記事)。このエクスプロイトは複数のLinuxディストリビューションの弱点をターゲットにしており、オープンソースのセキュリティプロジェクト「Metasploit」フレームワークに追加された。Metasploitでは、セキュリティ上の脆弱性に関する情報を提供するとともに、数日以内にペネトレーションテストを行い、対処法についての情報も提供している。

 5月26日に公にした脆弱性のエクスプロイトに関して、Symantecのチームは「われわれの手法は、公にされたエクスプロイトとは異なっていた。しかしほかの研究者も、このプラットフォームにつきものの技術的な癖を、すぐに乗り越えることが可能だろう」と述べている。Symantecはカリフォルニア州クパチーノに本社を置いている。

 Mac OS Xシステムでは、デフォルトではSambaは動作せず、「Windows共有」サービスを有効にするよう設定が必要だ。この設定は、System Preferenceの共有オプションから行える。The DeepSight Threat Analyst Teamは、複数のプラットフォームが混在するネットワークでは、このオプションが有効となっている可能性は高いとしている。

 同チームはMac OS Xのユーザーに対し、Sambaのオフィシャルサイトから最新バージョン3.0.25を入手し、アップデートするよう推奨している。さもなければ、Appleがソフトウェアアップデートサービスを介して公式にアップデートを提供するまでの間、Windows共有サービスを無効にするほうがいいという。同チームはまた、うっかりサービスを再び有効にすることのないよう、機能をロックすることもアドバイスしている。

 Sambaが動作しているかどうかは下記のコマンドで確認できる。

$ ps -aux | grep smbd | grep -v grep


 同チームによると、もしコマンドがデータを返してきたならば、サービスはまだ稼働しているという。

Jun 1

ニコニコ動画が「RC版」に 有料サービス開始

Posted at Jun 1, 2007 01:14 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 01

ニコニコ動画が「RC版」に 有料サービス開始
ニワンゴは「ニコニコ動画(γ)」を「ニコニコ動画(RC)」に改名してリニューアルし、月額525円の有料会員制度を導入する。 ニコニコ動画の運営コンセプトなどを説明する文書「ニコニコ宣言(仮)」も公開した。
2007年06月01日 16時00分 更新
 ニワンゴは6月1日、「ニコニコ動画(γ)」を6月15日付けで「ニコニコ動画(RC)」に改名してリニューアルし、有料会員制度「プレミアム会員」(月額525円)を導入すると発表した。

 RC版は、ユーザーインタフェースを一新するほか、動画に付いたコメントを保存しておき、後で参照できる「タイムマシン」機能を追加する。

 プレミアム会員は、一般会員よりも高画質な動画を試聴でき、快適に動作する専用サーバを利用できる。

 オプション機能も一般会員向けより強化。タイムマシン機能は、あらかじめコメントを保存していなくても、過去の時間を指定して当時のコメントを再生できる。コメントのカラーバリエーションや、気に入った動画を登録する「マイリスト」の登録数は一般会員より増やす。動画投稿サイト「SMILEVIDEO」のアップロード容量も拡張する。

 価格は、カード決済なら月額525円、WebMoneyによる90日チケットなら1680円。モバイルEdyやコンビニ決済にも順次対応する。

「ニコニコ宣言」も

ym_nico.jpg

「ニコニコ宣言(仮)」

 同社は、ニコニコ動画の運営コンセプトなどを説明する文書「ニコニコ宣言(仮)」を「ニコニコ普及委員会」名で同日公開した。

 宣言は(1)「ニコニコは無機的な集合知ではなく人間のような感情を備えた集合知を目指します」、(2)「ニコニコはすべてのものにコメントを付けられるサービスを目指します」、(3)「ニコニコはネット上に人間本位の仮想世界を構築することを目指します」、(4)「ニコニコはネットサービスをユーザーと双方向につくりあげる作品として提供します」──の4つ。

 宣言は、「Web2.0」を「技術革新やビジネスチャンスではなく、人間本位の仮想社会を取り戻すいわばWebルネサンスと言うべきもの」と定義。ネット上でコメントを付けるというサービスによって「ネット上に人間の生きるという行為を再現したい」としている。

Jun 2

Google、RSS管理サービスのFeedBurnerを買収

Posted at Jun 2, 2007 11:36 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 02

Googleが買収するFeedBurnerは、RSSの配信や管理ツールのほか、RSS広告も手掛ける。

 米Googleと米FeedBurnerは6月1日、GoogleがFeedBurnerを買収したことを公式ブログで明らかにした。買収金額は非公開。

 FeedBurnerは、RSSの配信および管理ツールの提供企業で、世界中のユーザーにフィードを配信している。ブロガーやパブリッシャーに対しては、RSS管理ツールのほか、利用状況の追跡や分析サービスなどを提供。広告主には、RSS広告など、ターゲットを絞った広告配信サービスを提供している。

 Googleでは、FeedBurnerの買収により「コンテンツ制作者やWebパブリッシャーに、新しいツールを提供」すると同時に、「AdWords広告主には、さらに多くのユーザー層」へのアクセスを提供できると期待している。

Jun 3

スタートフォースとアドベントネットが協業

Posted at Jun 3, 2007 12:23 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 03

AjaxベースのWebOSとAjaxオフィスが統合

 アドベントネットは6月1日、Webブラウザで稼働するデスクトップ環境「StartForce Web デスクトップ」を開発する米スタートフォースと業務提携すると発表した。

 アドベントネットはワープロ、表計算、プレゼンテーションツール、プロジェクトやタスクの管理、CRM、データベース構築、マルチメディアデータ一元管理、Wiki、グループウェアなどのサービスをオンラインで提供する「Zoho」シリーズを展開している。今回の提携では表計算の「Zoho Sheet」、ワープロの「Zoho Writer」、プレゼンテーションツールの「Zoho Show」を、日本語化が済み次第、6月中旬から順次提供していく。個人利用は無料で、商用利用については、今後同社のサービスをホストするサービスプロバイダが価格設定を行っていくという。

 提携に当たりスタートフォース代表取締役CEOのジン・コー(Jin Koh)氏はリリースの中で、「当社の開発者向けAPIとWebデスクトップ・プラットフォームに、オンデマンド・ビジネスアプリケーションを稼動させるのに十分な完成度と安定性があるということが証明できた」としている。

startforce01.jpg
AjaxベースでWebブラウザ上で稼働するデスクトップ環境「Start Force Webデスクトップ」

startforce02.gif
Zohoシリーズの表計算ソフト「Zoho Sheet」

Jun 4

AppleのiPhone、発売日は6月29日

Posted at Jun 4, 2007 11:19 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 04

AppleがテレビCMでiPhoneの発売日を明らかにした。

 米Appleは携帯電話「iPhone」を6月29日に発売する。同社がテレビCMで明らかにした。


CMの最後に発売日の告知が

 iPhoneはApple初の携帯電話で、タッチスクリーン式の大画面を備え、軽量版Mac OS Xを搭載する。同製品は米携帯キャリアAT&Tが独占販売する。

Jun 4

無職から社長に――「字幕.in」が会社化

Posted at Jun 4, 2007 11:44 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 04

無職から社長に――「字幕.in」が会社化
動画に字幕を付けられるサービス「字幕.in」が株式会社になり、開発した矢野さとるさん(25)は無職から社長になった――が、「事業が落ち着けば社長の座を誰かに譲り、無職に戻りたい」と本気で思っている。
2007年06月04日 11時09分 更新
 無職だった男性が、社長になった。といってもこれは、華々しいサクセスストーリーではない。

 「ぼくにはやっぱり、起業とか、合ってないかもしれないんですけどね」。5月24日に設立された新会社「字幕.in株式会社」の社長・矢野さとるさん(25)は苦笑する。

 「スーツのおじさんのにおいがプンプンするのが苦手で」。“ビジネスビジネスした社長”にはなれない。事業が落ち着けば社長を誰かに任せたいと、本気で考えている。

会社化なんて想像もしなかった
 字幕in.株式会社は、動画に字幕を付けられるサービス「字幕.in」を運営する会社だ。資本金は50万円で、役員は矢野さんを含めて2人。矢野さんが46万5000円(93%)、もう1人の役員が2万5000円(5%)、ベンチャーキャピタルのGMO VenturePartnersが1万円(2%)出資して設立した。

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矢野さん

 今年1月の開発当初、字幕.inを会社にすることになるなんて思ってもみなかった。開発の動機は、似た仕組みのサービス「ニコニコ動画」が面白かったから。人に使ってもらい、反応をもらうのがただ楽しくてやってきた。今でもその気持ちは変わらない。

 「でも、字幕inを絡めたビジネスをしたいというお声をたくさんいただいて。50件くらいはあったと思います」

 例えば、聴覚障害者のコミュニケーション手段として字幕を利用してみたいとか、英語関連のメールマガジンと絡めて何かやりたいとか、PC教室の教材に利用していみたいとか――それぞれ面白い話ばかりで、これまで縁のなかった分野の人とたくさん知り合えた。

 ビジネス化第1弾は、すでに動いている。神田外国語大学が行う映画の字幕作成コンテストで、字幕.inのシステムをカスタマイズして提供する予定だ。数々の映画字幕を手がけた戸田奈津子さんが審査員として参加する。

 これが縁で戸田さんに会い、“字幕のイロハ”を教えてもらった。「ぼくも字幕業界、浅いので、そんな方とお話できてアドバイスいただけるのが恐縮です」

“無職のまま会社化”も考えた
 矢野さんは、個人でネットサービスを開発するのが趣味。個人サイト「satoru.net」でこれまで、「2ちゃんねる2」「SNS統計ページ」「TV YouTube」など50を超えるサービスを作ってきたが、ビジネス的にここまで大きな反響があったのは、字幕.inが初めてだ。

 「字幕.inでせっかくできたビジネス的なつながりを保っておくためにも、信用面・契約面を考えても、会社化したほうがいいと思いました」。これが会社化を決めた1つめの理由だ。

 もう1つの理由は、会社という仕組みの中で字幕.inが自律的に動けば、いずれ自分が関わらなくて済むようになることだ。

 「個人でやっていると、ぼくは字幕.inにずっと携わり続けなくてはなりませんが、会社化して、ぼく以外の人たちの力で字幕.inを回していくことができれば、『satoru.net』で面白いものを開発し続けるという本来の活動に戻れます」

 無職のまま顧問のような形で会社に関わり、社長は外から連れてくるという案も真剣に検討した。だがまずは、自分が社長に就任することにした。

 「さすがに、最初はぼくが会社にいるべき。自分で作ったサービスだからモチベーションも高いし、すでにビジネスのお話をしている企業に対して『きょうからぼくは責任者を降りて、この人が社長になります』といきなり言うのもよくないですから」

「無職の精神で社長」に
 矢野さんは、西部日刊スポーツ、ヤフー、ライブドア、SNSベンチャー・ウフルと渡り歩き、その後無職になった。無職の身軽さが好きだから、字幕.in株式会社も、無職の精神を保った会社にしたいという。

 「会社という枠組みにあんまりこだわらず、個人で働いていたときのフットワークの軽さを常に保っていたいと思っています。無職から誕生した会社、という精神を社訓にでもできればなぁ(笑)」


 資本金50万円の小さな会社。ベンチャーキャピタルの力を借りず、個人で設立することもできたかもしれない。

 「でもぼく、書類を書くのが苦手で……。だからGMOさんに会社設立に必要な書類をZipで固めて送ってもらったり、持ち物リストを作ってもらったんです。それがないと、できなかったと思います」

 矢野さんのほかに役員1人と、インターンが1人入る。インターンは同じGMOグループの家入一真・paperboy&co.社長。同じ福岡出身で親しい間柄で、インターンとして入るのは、ジョークのようなものだ。「サポートセンターで入ってもらうことになってます。とてもリスペクトしているので、一緒に仕事できるのが嬉しい」

オフィスはマクドナルドでもいい
 資本金は50万円。1円から起業できる時代とはいえ、ベンチャーキャピタルが入って設立した会社としてはかなり規模が小さい。だが50万円で十分という。

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イー・モバイルのPCカードとノートPCさえあれば、どこでも仕事できる。「イー・モバイル、すごくいいですよ。いろんな人に勧めてます」

 「もともと個人でやってきたから、お金がぜんぜんかからないんです」。字幕.inはテキストを更新していくだけのサービス。動画はYouTubeなど外部のサーバを利用しているので、アクセスが集中してもトラフィックはそれほど大きくならず、サイトの広告収入だけでサーバ費用をまかなえる。独自の動画サーバもあるが、知り合いが働いている企業・ジオマックスから無償で借りているからコストはゼロだ。

 オフィスにもお金がかからない。サービス開発はノートPC 1台あればできるし、ネット環境はイー・モバイルで十分。あとは携帯電話があれば、どこでもオフィスになる。

 「1人でやっている限り、どこででもできます。自宅でもいいし、電源貸してくれるマクドナルド店舗もオフィスになるんじゃないかって真剣に考えています」

 GMOのベンチャーインキュベーションプログラムで、渋谷のオフィスを半年間無料で借りられる。「オフィスはなくてもいいんですが、最初は“起業した感”を味わうためにオフィスに来ると思います。同じビルで働く家入さんとかいろんな人に会えるのが楽しいし」

社長の座はいずれ譲りたい
 当面は社長として字幕.inを運営するが、いずれは誰かに社長を任せ、矢野さんは無職に戻れたらいいと思う。

 飽きっぽくて、1つのことを続けるのは少し苦手。でも新しいものを思いつくとすぐに作ってしまう技術とバイタリティーは人一倍。無職の開発者としてsatoru.netで、面白いサービスを作っていきたい。

 今年に入って、字幕.inのほかに、画像検索ページ「川の流れるように」や、自動検索エンジン「アンドロイド」など5つの新サービスをすでに開発している。

 「ぼくが作ってきたサービスは、面白いからやってきたものが多くて、ほとんどがビジネスになりません。だから『このサービス、会社としてどうよ?』なんて言われる環境になるとやりづらくなる」

 「面白いサービスを作っていく中でビジネスの話が来れば、その都度そのサービスだけを切り離して会社にし、ビジネス化する、といったような発展ができれば」

 お金はサーバ代と猫のえさ代だけあればいいと、本気で思っている。

 「やっぱりぼく、起業とか合ってないのかもしれません。でも、ぼくが起業したという情報を見て、また何か面白い話が来るといいな」

Jun 5

元Apple幹部2人がPalmの取締役に

Posted at Jun 5, 2007 11:02 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 05

Palmに投資会社Elevation Partnersが3億2500万ドルを出資、また取締役会の入れ替えも実施した。

 米Palmは6月4日、米投資会社Elevation Partnersが3億2500万ドルを出資し同社株式の約25%を取得したと発表した。

 また同社は、元AppleのiPod事業部責任者で上級副社長だったジョン・ルビンスタイン氏を、取締役会の会長に指名することも明らかにした。同時にElevationの共同設立者兼常務取締役であるフレッド・アンダーソン氏とロジャー・マクナミー氏が、Palmの取締役に就任する。フレッド・アンダーソン氏はAppleのCFOを務めた経験も持つ。同人事に伴い、現取締役のエリック・ベナム氏とD・スコット・マーサー氏は取締役を辞任、取締役会は8人から9人へと増員される。

Jun 5

電子マネー戦国時代の縮図

Posted at Jun 5, 2007 12:19 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 05

電子マネー戦国時代の縮図
流通業界から現れた「新参者」の勢い
ここのところ、電子マネー業界が注目を集めている。中でも際立った特徴は、流通の二大大手、セブン&アイ・ホールディングスとイオンまでもが独自規格の電子マネーを発行したことだろう――。

王者の独自サービス、満を持して登場――か

 3月27日。セブン&アイ・ホールディングスは会見を開き、独自の電子マネー「nanaco」を披露した。4月23日から町田市を除く東京都内の「セブン‐イレブン」(約1500店舗)で運用を開始。3週間後に関東6県(東京都町田市を含む)と東北4県(※1)および新潟県(11県で計約4760店舗)にまで範囲を広げた後、5月28日にはそのほかの道府県(計約5470店舗、※2)で使えるようにし、一挙に全国の「セブン‐イレブン」ほぼ全店(約1万1730店舗。全店舗数は5月末現在、1万1750店舗)にサービスを広げた。

 利用可能範囲が広がるたびに発行枚数は加速度的に増加。5月31日には200万枚(※3)に達した。弁当やおにぎり、ペットボトルドリンクなどでボーナスポイント、初回入金でプレゼントポイントなどを付与するキャンペーンをはったことが奏功したようだ。

 2008年5月末までの目標は1000万枚。キャンペーンが間もなく終わることから、今後その増加速度は落ち着く可能性がある。ただ、今秋には「イトーヨーカドー」や「デニーズ」にも導入することをかんがみると、計画通りに普及しているといえなくもない。

 ただ、1000万枚発行までの期間は3月当初、「初年度」とされていた。100万枚突破を発表した5月21日になって、「2008年5月末まで」と明示されるようになった。つまり、1〜2カ月ほど延ばされた感がある。もしかしたら、セブン&アイ側にとってみれば、出だしはやや予想以下だったのかもしれない――そう勘繰りたくもなる。

 ちなみに、「nanaco」の導入先について、1年半後の2009年2月末にはセブン&アイ・グループ外(JCB加盟店など)も含め計6万2000店舗以上に導入する計画を5月31日に明らかにした。3月当初は2008年度でグループ内外の約5万店舗だったため、一層「範囲が拡大する」めどがついたことがうかがえる。

 今春まで、大手コンビニエンスストアではビットワレットの「Edy」や東日本旅客鉄道の「Suica」などさまざまな電子マネーが使えるようになっていた。唯一、王者である「セブン‐イレブン」だけはそうした電子マネーを採用していなかった。それは、「セブン‐イレブン」だけは独自規格による電子マネーの導入にこだわったからとされる。そのため、「nanaco」の発表は「満を持して登場」と報道された。実際、「nanaco」の発表では入念につくり込まれたたくさんの資料が用意され、周到な準備を進めていたことが感じられた。

リングに上がった「キリン」の相手は「犬」

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 その動きに触発されるかのように、「nanaco」発表の翌週の4月3日、ライバルであるイオンも独自規格による電子マネー「WAON」導入を発表した。「キリン」をイメージキャラクターに採用した「nanaco」に対し、こちらは「犬」を前面に打ち出した。

 今秋とされていた当初予定を大幅に前倒しして、4月27日から関東1都6県および新潟県の「ジャスコ」「マックスバリュ」「イオンスーパーセンター」「カルフール」など計96店舗でサービスを開始。5月後半には順次、「サティ」「ビブレ」に加え商業施設内のテナントでも利用可能にした。同月末で山梨県を加えた1都8県の約4700店舗で使えるようになっている。

 「WAON」の場合は、電子マネー機能単体のカード「WAONカード」のほかに、クレジットカード(イオンカード)と一体となった「イオンカード(WAON一体型)」やイオンカードの「子カード」となる「WAONカードプラス」がある。「WAONカード」と「WAONカードプラス」は、基本的に水色の同じデザイン。前者は現金でしかチャージできないが、後者は「親カード」のクレジットサービスからもチャージできるようになっている(そのため、裏面に署名欄がある※4)。

 計3種類で、初年度目標は800万枚発行。5月21日には今秋から携帯電話を使った「モバイルWAON」のサービス開始を明らかにするなど、利便性のさらなる充実を図る姿勢も見せる。グループ内外への展開も順次拡大し、2008年度には全2万3000店舗に導入する公算だ。

TVCMでも分かる、従来の電子マネーとの違い

 こうして、流通の二大大手がそれぞれ電子マネーによる決済サービスを取り入れ、電子マネー市場はがぜん、ヒートアップしてきた。

 セブン&アイがサービス開始に踏み切ったのを受けてイオンが猛追し始めた感もなくはないが、イオンでは2月から「Suica」やPASMO協議会/パスモの「PASMO」、NTTドコモの「iD」などを使えるようにしているため、電子マネーの導入としては実は一歩早い。2007年になって、両社は電子マネーにおいても、月あるいは週、日単位でつばぜり合いを演じているようだ。

 「nanaco」「WAON」のサービスがいずれもスタートダッシュのまっただ中にあった5月。両陣営はテレビCMでも火花を散らし合った。ただCM自体は、「nanaco」がキリンを主役にしたアニメーション調、「WAON」がジャニーズ事務所のタレントを起用したものと表現手法は対極に位置するぐらい異なるものだったが、いずれも平穏な幸せを演出する「ほのぼの感」を強調するものだった。

 それもそのはずだろう。「nanaco」と「WAON」には、「Edy」や「Suica」などのこれまでの電子マネーとは「性格」を異にする面がある。それは、利用者層の中核として浮かび上がってくるのが、間違いなく「主婦層」ということである。

※1 青森、秋田両県には店舗がない。
※2 富山、石川、福井、鳥取、島根、鹿児島、沖縄と四国4県には店舗がない
※3 うち約10%がNTTドコモとauの「おサイフケータイ」で使える「モバイルnanaco」
※4 発行元も、「WAONカード」がイオンであるのに対し、「WAONカードプラス」は「イオンカード」発行元であるイオンクレジットサービスとなる。

Jun 6

あれから30年――「ウォズ」が考察するApple IIのインパクトとDIY

Posted at Jun 6, 2007 11:01 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 06

Apple IIが誕生した30年前、生みの親のスティーブ・ウォズニアック氏はApple IIを「どんな問題の解決にも利用できるツール」にしたいと考えていたという。
2007年06月06日 17時41分 更新
 スティーブ・ウォズニアック氏は、「もう1人のスティーブ」と見られることがあるが、Appleのトップでもなければ、メディアとの付き合いの達人でもない。

 ウォズニアック氏(以下、ウォズ)は、ほとんど表舞台に姿を見せず、地元の学校や慈善団体の活動に参加している。また、Jazz Technologiesの上級副社長兼CTO(最高技術責任者)兼CVO(最高ビジョン責任者)を務めている。

 しかし、ウォズは、最少限のチップと回路をエレガントに組み合わせ、「Apple I」と「Apple II」を作り上げたエンジニアだ。この2つのマシンは、シンプルな設計が強力な成果を生み出すことを今日的な形で証明した。そしてコンピューティングが重厚長大なものからパーソナルなものへと進化する先駆けとなった。

 コンピューティングが現在のようなものになると予想したかという質問に対し、ウォズはこう答えた。「ほとんど予想しなかった。インターネットにしてもそうだ。われわれは、コンピュータ間でデータがやり取りされるようになるとは思っていたが、たぶん掲示板への投稿のような方式になるだろうと見ていた。音楽やビデオ、デジタルカメラに関しても、予想したかと聞かれれば、全部ノーだ。どんなことができるかという可能性については分からない点が多かったため、われわれは人々に、可能性を実現するツールとして、ユニバーサルなプラットフォームを提供しようと考えた」

 ウォズはApple IIを、「人々がプログラミング機能により、どんな問題の解決にも利用できるツール」だと考えていたという。

 「だが当初は、人々の家にコンピュータはなかった。われわれはコンピュータという言葉を家庭に広めなければならなかった」(同氏)

 そこでAppleは、コンピュータが家でいかに便利に使えるかが分かるように、Apple IIに幾つかのソフトを搭載した。ただ、これはあくまで、コンピュータを使ってもらうきっかけ作りのつもりだったとウォズは話した。

 「われわれは、人々が必要なプログラムを書くようになるだろうと思っていた」(同氏)

 「Homebrew Computer Club(1970年代後半に活動したシリコンバレーのコンピュータ愛好者クラブ)で、われわれは、人々が将来はプログラミングをするようになるだろうと想像していた」とウォズは語った。ウォズは、Apple IIがプログラミングに使われると予想していたという。

 「解決したい問題は人によってさまざまだが、例えば、小切手帳を管理したいといった場合、そのためのプログラムを書くことができる」(同氏)

 Appleは、商用アプリケーションも登場してくるだろうと考えていた、とウォズは付け加えた。さらにウォズは、Apple自身もコンピュータの機能の一部をアピールするため、ソフトを開発して搭載したと説明した。

 「それでも、Apple IIの最初の目標は、人々が問題を解決できるようにすることだった。ところがその後、人々が優れたアプリケーションをたくさん書いたため、多くのユーザーはプログラミングをすることなど考えもせず、プログラムを購入するようになった」(同氏)

 「われわれが予想していた状況と100%違うわけではない。われわれは人々が、自分の使うアプリケーションすべてではなく、一部を作ろうとすると見ていたからだ。だが問題は、商用アプリケーションは非常に複雑で、ユーザーを混乱させる場合があることだ。ユーザーが自分で作っていたら、そうはならなかっただろう」とウォズは語った。

 「人々はコンピュータの主人になる代わりに、ユーザーになった」(同氏)

 ウォズは商用ソフトの問題の1つとして、機能が盛りだくさん過ぎることを挙げた。「機能が豊富なのは良し悪し」だが、ユーザーの発言権は限られているとウォズは指摘した。「自分が作ったプログラムを使えば、自分が自分の主人だ。だが、ほかの人が作ったものを使えば、彼らのやり方に従わなければならない部分が多くなる」

 「われわれは、Apple IIが教育用のデバイスとして使われるようにしたかった」とウォズは語った。「チップをどのように組み合わせてコンピュータを作るか、ソフトがどのように作られてどのように動くかを教えるコースで、いい教材になっただろう。わたしも授業や本からではなく、ほかの人がどうやっているかを見ることで、コンピュータを学んだものだ」

 さらに、ウォズはこう付け加えた。「Apple IIは、多くの人が技術を好きになるのに一役買ったと思う」

 しかし、ウォズは、プログラミングをしない、あるいはできない人を非難はしなかった。例えば、プログラミングを学ぶために音楽にかける時間を削るよりも、商用の音楽アプリケーションを使って音楽を作りたいといった考え方は理解している、とウォズは話した。

 Apple IIの誕生がもたらした最も建設的な動きとしてどのようなものがあるかという質問に、ウォズはこう答えた。「在学中に会社を起こした若者たちと会ったことを思い出す。彼らの会社はオシロスコープやモデムなどを作っていた。Apple IIの発売から間もない時期に、こうした企業が続々と登場した。起業した人々は、わたしのように技術に熱中していて、Apple IIを使うことで、格安のコストで新しい試みを行っていた」

 今もそのようなことが起こっているのだろうか。

 「DIY(Do It Yourself)は復活していると思う」とウォズは語り、DIY専門の季刊誌「MAKE」を中心としたサブカルチャーの盛り上がりを指摘した。

 「こうしたDIY活動は実用性に乏しいが、いつか画期的な新技術に出会うことになるのは、これらに取り組んでいる人たちだろう」(同氏)

Jun 6

IntelとAsustek、低価格ノートPCを計画

Posted at Jun 6, 2007 11:44 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 06

IntelとAsustekの開発途上国向けノートPCは199〜299ドル。政府ではなく消費者をターゲットとする。(ロイター)

 米Intelは、世界最大のコンピュータマザーボードメーカー台湾Asustek Computerと協力して、開発途上国のマスマーケット向けの200ドルノートPCを開発する計画を詳しく明かした。

 Intelは何年も前から開発途上国の子どもにノートPCを配布してきたが、まだ別のプロジェクトOne Laptop Per Child(OLPC)Foundationが計画しているような量産には至っていない。

 直近では、Intelは「Classmate」計画を立ち上げた。この計画では今年、主に試験運用として、1230台の低価格PCをアジアの政府に出荷することを目指している。

 IntelとAsustekの低価格PCはフル機能のローエンドノートPCだが、OLPCのマシンは緑と白のプラスチックの、子どもにも使いやすいノートPCで、電源がない場合は手回しクランクで充電できる。コストは1台約180ドル。

 「同じ問題を解決するもう1つの方法だ」とIntelのワールドワイドセールス・マーケティング責任者ショーン・マローニ氏は台湾のCOMPUTEXの基調講演前に電話取材で語った。「世界は広い。こうした製品がたくさん出てくる余地がある」

 主に政府を顧客としてきたIntelのこれまでの取り組みとは違って、Asustekのシステムは従来の流通経路を通し、消費者をターゲットにすると、同社のグローバルマーケティングディレクター、サニー・ハン氏はCOMPUTEX会場で語った。

 同氏によると、AsustekはこのノートPCを7月か8月にAsustekブランドで出荷開始する計画で、出荷目標は年内に20万台という。このシステムは従来のノートPCよりも画面が小さい。価格は199〜299ドル。

3-Seriesも発表
 Asustekの取り組みに先駆け、OLPC Foundationは先月、低価格ノートPCを10月から数百万台提供すると明らかにした。

 これは同団体にとって、これまでで最も野心的な試みだ。アナリストは、これが開発途上国のPC業界の成長を決定づけるかもしれないと話している。

 マローニ氏は、AsustekのノートPCはローエンドマイクロプロセッサを採用していると語ったが、それ以上詳しくは明かさなかった。

 Intelのアジア太平洋地域ジェネラルマネジャー、ジョン・アントン氏は、Asustekの計画は低価格コンピューティングのマイルストーンだが、PCメーカーは開発途上国向けの売り上げ拡大に目を向けており、このような流れは続くはずだと述べた。

 「これまで見てきたところでは、エントリーモデルの価格は年間で8〜10%下落する傾向にある」と同氏はCOMPUTEXで語った。

 マローニ氏はまた、Intelの3-Seriesチップセットファミリーも発表した。年内に登場する見込みのIntelの45ナノメートルプロセッサ(コードネーム:Penryn)を動かすために一から設計されたものだ。チップセットはメモリ、I/O、その他プロセッサをマザーボードに接続するチップの集合。

 「3-Seriesチップセットは今後18〜24カ月以内にPC業界のほとんどの基礎になるだろう」(同氏)

 「45ナノメートルに対応しているだけではなく、これまでのバージョンよりもエネルギー効率がずっと高い」

 Penrynプロセッサは、45ナノメートル(人間の髪の毛の約2000分の1の細さ)の回路幅で製造され、同じ消費電力でより高いパフォーマンスを発揮するか、同じパフォーマンスで消費電力を抑えるか、あるいはこの2つをさまざまに組み合わせて実現できる。

 Intelは3-Seriesファミリーを投入する一方、規模で劣るライバルのAMDに過去2年間奪われてきた領土を奪還している。

 今年第1四半期にAMDの市場シェアは5%以上減少し、2005年以来初めて20%を切った。その一方で、IntelはCoreおよびCore 2で製品ラインを刷新。また、より高速なプロセッサの生産を強化しつつ、旧版プロセッサの価格を引き下げた。

Jun 6

ワーナーがiTunes Storeに参加

Posted at Jun 6, 2007 11:57 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 06

レッチリや絢香、コブクロの楽曲がiTunes Storeで購入できるようになる。
 アップルは6月6日、音楽配信サイト「iTunes Store」にてワーナーミュージック・ジャパンの楽曲を配信開始すると発表した。

 絢香やBONNIE PINK、グリーン・デイ、コブクロ、リンキン・パーク、マドンナ、竹内まりや、マイ・ケミカル・ロマンス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、R.E.M.、リップスライムなどの楽曲が配信されることになり、コブクロに関してはインターネット上での音楽配信は初となる。また、絢香「Jewelry Day」の限定版新作ビデオもiTunes Storeのみで配信される。

 iTunes Storeは現在、400万曲以上の楽曲、5000本以上のミュージックビデオを配信しており、5月末からは「iTunes Plus」の名称で高ビットレート/DRMフリーでの配信も開始している。

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Jun 7

Coca-Cola、10代向け携帯SNSを立ち上げ

Posted at Jun 7, 2007 11:27 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 07

Coca-Colaが、中国に次ぎ米国でも立ち上げる「Sprite Yard」では、スプライトのボトルについた番号を入力してオリジナルのコンテンツが入手できる。

 米Coca-Colaは6月6日、携帯向けコミュニティー「Sprite Yard」を発表した。ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)機能のほか、オリジナルコンテンツのダウンロードも可能。中国で既にサービス提供を開始しており、米国では6月22日にサイトを立ち上げる。以降2008年末にかけて、ほかの国へも展開する計画。

 Sprite Yardは、主に10代の消費者を対象としたサービス。会員登録を行うと、プロファイルの作成や友人とのコミュニティーの作成ができ、写真の共有やテキストメッセージの送信などが可能。

 また、Coca-Colaの清涼飲料水「スプライト」(20オンス)のボトルについている番号を入力すると、画像付きの着信音や動画クリップなど、オリジナルのコンテンツが入手できる。

Jun 7

iTunes Plusで高音質とDRMフリーが実現したワケ

Posted at Jun 7, 2007 12:01 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 07

「iTunes Plus」のスタートやワーナーミュージックの楽曲配信など、iTunes Storeが“動いて”いる。その意図は? ソニー・ミュージックの配信はいつ始まる?
 高ビットレート&DRMフリーの「iTunes Plus」のスタートや、ワーナーミュージック・ジャパンの楽曲が配信開始されるなど、アップルのiTunes Storeにまたも大きな動きが見られる。日本でのサービスが開始されて間もなく2年が経過するが、こうした同社の動きは何を意味するのか、来日した米Apple幹部に話を聞いた。

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米Appleでミュージック・プログラミング&レーベルリレーション ディレクターを務めるAlex Luke(アレックス・ルーク)氏

Luke氏: まずは日本のiTunes Storeにワーナーミュージック・ジャパンが参加したことを報告させてください。現在、日本のiTunes Storeは400万以上の楽曲、5000以上のミュージックビデオとショートフィルム、10万以上のポッドキャストを提供するまでに至っています。そして、その中には、iTunes Storeのみでしか手に入らないムービーやアートワーク、デジタルブックレットなども含まれています。

 いまは国境を超えたアーティストのレコメンドも積極的に行っています。日本人アーティストの「dj KENTARO」が米iTunes Storeのクラブミュージックチャートのトップ10にランクインしていることをご存じでしたか? このように、積極的にアーティストを紹介していくプラットフォームとしても、iTunes Storeが機能していけばいいと考えています。

――それは「iTunes Store」というストア、ブランドを、タワーレコードやHMVのような位置づけにしたいという意向なのですか?

Luke氏: タワーレコードやHMVといったショップがこれまでにも続けてきた、「新しい音との出会い」を提供したいという意味ではその通りです。加えて、新譜だけではなく、リアルのショップでは埋もれがちな既存楽曲(カタログ)との出会いの場所としても利用してもらえればいいですね。

 国籍の異なる2組のアーティストがそれぞれの楽曲をカバーする「iTunes Foreign Exchange」という企画もスタートさせています。このような、音楽による国境を越えた交流も進めていきたいです。

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「iTunes Foreign Exchange」

――最近の大きなトピックとしては、高音質/DRMフリーのiTunes Plusの開始があります。なぜこのサービスをスタートさせることになったのですか? 第1弾はEMIですが、これはEMIとApple、どちらからの働きかけによるものなのでしょう?

Luke氏: スタートした理由は「より高い音質」と「DRMからの開放」、この2つをユーザーが望んだからにほかなりません。実は、EMIとは以前より高音質/DRMフリーでの配信について可能性を探るべく話し合いを続けてきたという経緯があり、どちらからとは言えないですね。

――iTunes PlusはAAC 256Kbpsで配信されますが、このビットレートに決まった理由を教えてください。高音質という要素を強調するならば、Apple Losslessという選択肢もあったように思います。

Luke氏: iTunes Storeで配信される楽曲はiPodをはじめ、MacやApple TVなどさまざまなデバイスで再生されますので、配信に必要なネットワークスピード、ファイルサイズなどを総合的に検討した結果、AACの256Kbpsが適切ではないかという判断を下しました。検討する際に最優先したのは「使いやすさ」で、それを基準に検討した判断は適切なものだと考えています。

――これまでに購入したDRM付きの楽曲をiTunes Plusの256Kbps/DRMフリーとするサービスも用意されていますが、iTunesのライブラリ全体を対象にアップグレードするできません。これはなぜでしょう。将来的にはアルバムまたは1曲単位でアップグレードすることは可能になるのでしょうか。

Luke氏: 現在提供しているアップグレードのスタイルとなったのも、「使いやすさ」を基準に検討した結果です。事前に調査も行いましたが、iTunes Plusの楽曲と非iTunes Plusの楽曲を混在させることのニーズはさほど高くない――高音質の楽曲を好む人はライブラリ全部を高音質にしたいと考える比率が高いことが判明しました。iTunes StoreではワンクリックでライブラリをiTunes Plusへアップグレード可能です。このワンクリックによる「使いやすさ」を優先したのです。

――ですが、「お気に入りのアルバムだけを高音質にしたい(iTunes Plusにしたい)」という要望も寄せられるのではないでしょうか。少なくとも、いちユーザーとして私はそう感じているのですが。

Luke氏: フィードバックするべき意見として覚えておきます(笑)。ユーザーにとってベストのエクスペリエンスを提供することがiTunes Storeの目的ですから、真摯に受け止めたいと思います。

――ワーナーミュージック・ジャパンが追加されましたが、日本国内の大手レーベルではSME(ソニー・ミュージックエンタテインメント)の楽曲がまだiTunes Storeに登場していません。レーベル追加のプランはどうなっていますか?

Luke氏: レーベルについては常時追加しているので、期待して欲しいです。まずは各国で人気のあるレーベル、ジャンルから追加していく方針で、ヒットチャートなどには細心の注意を払っています。ゆくゆくはマーケットに存在するすべての楽曲をそろえるべく努力していきます。

――少し意地悪な質問かも知れません。DRMフリーで楽曲を提供することでiPod以外でもiTunes Storeの楽曲を楽しめるようになりますが、それは「iPodのエコシステム」へ悪影響を及ぼしませんか? また、収益の柱をハード(iPod)からサービス(iTunes Store)へ移行するための第一歩という考え方もできそうですが?

Luke氏: まずは後者の質問に答えましょう。収益構造の変化を狙うような意図は含まれていません。ハードとソフトは完全に別物です。

 大切なのは「Apple」として、わたしたちのハード/ソフト/サービスを通じ、どれだけユーザーへ提供するエクスペリエンスを高められるかということです。ハード/ソフト/サービスはクロスすることもあるでしょうし、それぞれ単体かも知れません。それはあまり関係ありません。

 ユーザーにとっての入り口は、ハードでもソフトでもサービスでも構いません。ユーザーへ良質なエクスペリエンスを提供する、その理念だけはブレようがなく、不変なものなのです。

Jun 7

クアッドコアへの移行前に、対応アプリケーションの確認を

Posted at Jun 7, 2007 12:19 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 07

クアッドコアへの移行前に、対応アプリケーションの確認を
インテルに続き、AMDのクアッドコアも2007年半ばには発売になる見込みだが、アプリケーションがクアッドコアに対応しなければ、プロセッサはその本領を発揮できない。
 インテルのクアッドコア技術は市場に登場してから6カ月しかたっておらず、AMDもまだクアッドコアプロセッサのリリースを準備中であることから、多くのアプリケーションは、まだクアッドコアプロセッサに対応していない。

 こうした中では、サーバの新規購入を考えているデータセンター管理者は、自社のアプリケーションが新しいマルチコアプロセッサを有効に活用できるかどうかを検討すべきだ。

 「マルチコアプロセッサを搭載しているからという理由でサーバの購入を決めるのは禁物だ。ユーザーは具体的なニーズに基づいてアップグレードについて判断すべきだ」と、Microprocessor Reportのシニアアナリスト兼シニアエディターを務めるトム・ハーフヒル氏は語る。

 実際、多くの独立系ソフトウェアベンダー(ISV)は、クアッドコア技術をフルに活用するアプリケーションをまだ設計していない。既存アプリケーションはシングルコア上で十分な機能を果たしているからだ。

 3月に発表された調査によると、ISVは、業界のマルチコアプロセッサへの移行に対応する準備を整えていない。この調査は、AMDとピークストリームが2006年に共同で主催したWebセミナーの参加者を対象に実施された。ピークストリームは、開発者がアプリケーションをマルチコアプロセッサに移植するのを支援するアプリケーションプラットフォームを提供している会社だ。

 この調査では、アプリケーションをマルチコアプロセッサに移植する予定がないか、あるいは移植計画を立てていないISVが50%以上を占めた。

 また回答者の過半数が、自社のアプリケーションプログラマーのうち、マルチスレッドコーディングのノウハウを持っている者は25%に満たないと答えている。

 「ソフトウェア開発者が手を打たなければ、これからもアプリケーションの大部分は、シングルコアに対応したものになる。このことを頭に入れておくことが重要だ。こうしたアプリケーションはマルチコアを活用することができず、実のところ、動作が遅くなってしまうかもしれない」と、ソフトウェア開発プラットフォームを提供するラピッドマインドのレイ・デポール社長兼CEOは語る。

 以前はソフトウェアのパフォーマンスは、プロセッサのクロック周波数の高速化に比例して向上した。プロセッサのクロックが1GHzから2GHz、3GHzと上昇するにつれて、ソフトウェアもより高速に動作するようになり、開発者は開発のやり方を変える必要はなかった、とデポール氏は語る。

 だが、発熱と消費電力の問題から、パフォーマンスの向上を目指すプロセッサメーカーはクロック周波数を引き上げるのをやめ、1つのプロセッサダイに搭載するコアを増やし始めた。

 「今やインテルは80コアプロセッサの開発を進めている。ソフトウェア開発者にとってはますます厄介な状況になる。アプリケーションでマルチコアプロセッサの機能を利用するには、その動作の仕組みを踏まえて開発を行わなければならないが、コアが増えるほど、その仕組みは複雑になるからだ」(デポール氏)

 もはやソフトウェア開発者は、プロセッサの進化の恩恵を自動的に受けることはできない。開発者はクアッドコアプロセッサに投資するユーザーのために、アプリケーションをマルチコアに対応させ、最大限のパフォーマンスを発揮させる方法を見いださなければならないと、デポール氏は語る。

 アプリケーションを並列化し、処理を複数のコアに分散できるベンダーは、シングルコアからマルチコアプロセッサに移行すれば、製品のパフォーマンスを大幅に高めることができるだろう。だが、アプリケーションを並列化しない、あるいはできないベンダーは、マルチコアのメリットを生かせないと、クラビーアナリティクスのジョー・クラビー氏は語る。

 一方、マルチコアによる並列処理を利用する必要がそもそもないアプリケーションもあり、ISVはそれらを作り直すには及ばない。

 「すべてはアプリケーション自体にかかっている。例えば、Microsoft Wordを複数のコアで実行するメリットがあるかといえば疑問だ。Wordはシングルスレッドアプリケーションとして十分な機能を果たしている」(クラビー氏)

アプリケーションのマルチスレッド化
 マルチコアを活用するアプリケーションの開発で大きなハードルとなるのが、マルチスレッド化というプログラミング手法だ。

 タスクを並列処理するマルチスレッド化されたアプリケーションは、マルチコアプロセッサを搭載したシステムで効果的に動作する。

 マルチスレッド化を行うには、ソフトウェア開発者はアプリケーションを、それぞれ同程度のワークロードを持ち、並列に実行可能な複数のタスクに分割することになる。

 「開発者にとって、プログラムを分割するのは考え方として難しいだけでなく、2つか3つより多くのタスクへの分割となると、実現が非常に困難だ。デッドロック、同期、競合条件といった問題が、長年にわたって、このモデルを実装する上で悩みの種となっている」とデポール氏は語る。「しかも、4コアの活用に成功したとしても、8コアプロセッサが登場したら、また振り出しに戻らなければならない」

 ラピッドマインドの「RapidMind Development Platform」は、アプリケーションの並列化を可能にし、多数のコア間でワークロードの規模を調整する。ソフトウェア開発者はこのプラットフォームを利用して、アプリケーションのどの部分が実行速度が遅く、複数のコア上で動作させることで大幅に高速化するかを特定する。こうした部分がこのプラットフォームに渡され、複数のコアに分散されると、デポール氏は説明する。

 「ソフトウェア開発者はアプリケーションに集中でき、プロセッサコアの性能を引き出すことは、このプラットフォームに任せることができる」とデポール氏。

 ピークストリームも、データの並列処理を実現するプラットフォーム「Stream Programming」を提供している。ソフトウェア開発者はこのプラットフォームを同社のWebサイトからダウンロードして、クアッドコア対応プログラムの作成に利用できると、同社の製品管理担当副社長、マイケル・マラニー氏は語る。

 AMDは、プログラムを再設計してクアッドコアに対応させるソフトウェアベンダーへの協力に特化した部門を設置している。

 「われわれは、すべてのソフトウェアが動作するようにクアッドコアプロセッサを設計している。だが、この技術がどれだけ活用されるかは、アプリケーションによって異なってくる」とAMDの企業向けソリューション担当ディレクター、マーガレット・ルイス氏は語る。

どんなアプリケーションがクアッドコアに対応しているのか
 クアッドコアプロセッサに既に対応しているアプリケーションは、マルチスレッド化され、使用可能なすべてのコアを常に無駄なく使用するアプリケーションだ。

 マルチプロセッササーバが長年提供されているため、高いパフォーマンスが要求されるアプリケーションのほとんどは、個々のプロセッサのコアが1つか複数かを問わず、マルチプロセッサを既にサポートしていると、イルミネータの主席アナリスト、ゴードン・ハフ氏は語る。

 「確かに、アプリケーションによって並列化の度合いはさまざまだ。だが、現在では多くのアプリケーションでマルチスレッド化が進んでおり、いずれにしても、通常のサーバでは多数のプロセスが同時に動作している。このため、1つのアプリケーションがすべてのコアを使用しなくても、ほかの多くのアプリケーションやシステムのプロセスが、すべてのコアを使うことになる」とハフ氏は指摘する。ただ、デスクトップアプリケーションのマルチコアへの移行には時間がかかるだろう、と同氏は見ている。

 仮想化、Java、大規模データベースや、複雑なことで知られるERPアプリケーションなどの利用による大きなワークロードは、デュアルコアからクアッドコアへの移行により、パフォーマンスが大幅に改善すると、インテルのパフォーマンスマーケティング担当マネジャー、ボブ・バローズ氏は説明する。

 「クアッドコアを使えば、ワークロードのパフォーマンスは、デュアルコアの場合と比べて50〜75%向上する」(バローズ氏)

 クアッドコアプロセッサにより、デュアルコアの2倍のパフォーマンスが得られるわけではないのは、ソフトウェアアプリケーションの種類やメモリの帯域といった要素もパフォーマンスに影響するからだ。AMDの広報担当者は、クアッドコアプロセッサによるワークロードパフォーマンスの向上率は、30〜70%だろうと話している。

 また、例えばJavaのように、マルチスレッドをもともとサポートしている言語で作成されたアプリケーションもある。

 「大手のパッケージソフトウェアベンダーは、マルチコア化の流れを見越して準備を進めてきた。だが、改善の余地が大きいアプリケーションを作っているベンダーもあり、彼らが改善できるかどうかは教育にかかっている部分が大きい。これは、アプリケーションのマルチスレッド化の難しさに起因する問題だ」と、サンマイクロシステムズのSolaris CoreおよびOpen Solaris担当ディレクター、ダン・ロバーツ氏は語る。

 「大手のソフトウェアベンダーと小規模なベンダーの違いという面がある。効果的なマルチスレッドコードを作成するには特定のスキルセットが必要だが、そのスキルセットは、これまでそうしたコードを考慮する必要がなかった小規模な開発会社には欠けているかもしれない」とイルミネータのハフ氏は語る。「ワークロードの並列処理を本格的に活用するのは非常に大変な場合がある」

 ロバーツ氏も、マルチスレッド化が進んでいないアプリケーションは、一般に、社内のソフトウェア開発者がマルチスレッド化手法を身につけていない大中規模の企業で作成されていると指摘する。

 AMDやサンのような企業は、こうした開発者のマルチコアプラットフォームへの移行を支援する活動を展開している。

 「サンは、オラクルやIBMのソフトウェア部門と同様に、アプリケーションのマルチスレッド化に取り組むソフトウェア開発者に協力しており、既に多くのアプリケーションがマルチスレッドに対応するようになっている」と、サンのISVエンジニアリング部門のシニアスタッフエンジニア、ヒューゴー・リベロ氏は語る。「われわれはソフトウェア開発者と話す場合、クアッドコアにとどまらず、多くのコアを活用できるプログラムを設計するよう勧めている。プロセッサの世界は日進月歩だからだ」

OSのマルチスレッド対応は問題なし
 ほとんどのOSは既にマルチスレッドに対応しているため、マルチコアをフルに活用するための検討材料としては、OSは、その上で動くアプリケーションほど重要ではない、とAMDのルイス氏は語る。

 「ノベルのOSや、Red Hat Linux、SolarisといったOSは、既にマルチスレッドのスケジューリングを適切に行える。最初からそのように設計されているからだ。スケーラブルなOSであれば、アプリケーションのワークロードを4つのコアに適宜割り当てることができる」とルイス氏。

 「Solarisの場合、スケーラビリティが要求される市場向けに設計されており、最大128プロセッサ構成のサーバで動作する。マルチスレッド対応は、Solarisでは当たり前の機能だ」とサンのロバーツ氏は語る。

 また、マイクロソフトの広報担当者によると、同社のサーバソフトウェア、例えばWindows Server 2003 Standard Editionなどは、シングルコア、ハイパースレッド、マルチコアプロセッサのいずれにも対応しているが、マルチコア上でより高いパフォーマンスを発揮する。Windows Serverの次期バージョンとなる「Longhorn」も同様だという。

 だが残念ながら、アプリケーションでマルチコアプロセッサの性能を最大限に利用する必要がある場合に、OSに頼ることはできない。アプリケーションをマルチコアに対応させるのは、ソフトウェア開発者の責任だ。ソフトウェア開発者が何もしなければ、OSは、複数のアプリケーションが別々のコア上で動作できるようにするが、それでは個々のアプリケーションにおける真のパフォーマンス向上は実現されないと、ラピッドマインドのデポール氏は指摘する。

 だが、ISVが既存のアプリケーションを作り直すのは望み薄だ。彼らはそうする代わりに、マルチコアプロセッサに対応した次世代アプリケーションを作成すると予想される、とAMDのルイス氏は語る。「新しいハードウェアが出てしばらくすれば、対応ソフトウェアも作りやすくなる」

Jun 8

iPhoneのライバルたちに勝機はあるか

Posted at Jun 8, 2007 11:51 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 08

iPhoneのライバルたちに勝機はあるか
Nokia、LGなど「iPhoneキラー」を目指す企業にも、iPhoneの話題に便乗して、高額なスマートフォンを売り込む余地がありそうだ。
2007年06月08日 16時15分 更新
(ウォール・ストリート・ジャーナル)
 米AppleのiPhoneはワイヤレス業界で最も期待されているデバイスかもしれない。だが6月29日、同製品がAT&TとAppleから発売されるときには、多数のライバルと対峙することになる。

 Nokiaは既に、iPhoneのようなハイエンドスマートフォン「N95」を販売している。大きなカラー画面を備え、Webサーフィン、音楽再生、DVD品質のビデオ視聴ができる。

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Nokia N95

 LG Electronicsは、PRADAと共同デザインしたスタイリッシュでシンプルなタッチスクリーン携帯を欧州とアジアで販売している。米国でも年内に、若干違うバージョンが発売される予定だ。

 台湾のスマートフォンメーカーHTCは今月、欧州とアジアで「Touch」という携帯端末を投入する。この端末では、iPhoneのマルチタッチ機能のように、タッチスクリーンを指でなぞって機能を操作できる。Samsungは超薄型の音楽携帯をリリースしている。

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PRADA携帯

 iPhoneの登場を数週間後に控え、機能豊富な携帯電話に顧客を引きつけようとする戦いは最高潮に達しつつある。それはあらゆる人に恩恵をもたらすかもしれない。「(iPhoneの)盛り上がりはとても良いことだと思う」とSamsung Telecommunications Americaの上級副社長ピーター・A・スカルジンスキー氏は言う。「人々が電話と音楽プレーヤーの合体を理解する助けになる」

 iPhoneのライバルたちは、数百万人のユーザーが音楽ダウンロードに利用しているAppleのiTunes Storeを活用できないし、ほとんどが米国ではまだ携帯キャリアと提携していない。だがiPhoneは4Gバイト版が499ドル、8Gバイト版が599ドルに設定されており、AT&Tとの2年契約が必須。スカルジンスキー氏は、ここに、ほかの端末メーカーがエンターテインメント機器としても使える高額な携帯電話を売り込む余地があると予測している。

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HTC Touch

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Samsung UpStage

競合キャリアの幹部らは、備えはできていると語る。米Verizon(Wireless)はLGの音楽携帯「チョコレートフォン」のデザインを刷新しており、おそらくはブランドも変えるだろうと同社の計画を知る筋は言う。一部の批判派は、この端末はiPodに似た外観の割にインタフェースが格好悪いとこき下ろしている。Verizonはまた、LGのPRADA携帯を自社ネットワークでテストして動作確認した後、販売することも考えていると情報筋は話している。

 Verizon Wirelessを英Vodafone Groupとともに保有している米Verizon Communicationsのデニー・ストリグル社長は、1台のデバイスでiPhoneと直接対決はしたくないと語る。同社はその代わりに、幅広い携帯電話サービスと端末で顧客獲得を目指す計画だ。「製品ライン全体に関して、iPhoneにシェアを奪われないという自信がある」と同氏は言う。

 米Sprint NextelはAppleに先制しようと、Samsungの薄型音楽携帯「UpStage」をリリースした。同モデルは2年間のサービス契約付きで99ドル。Samsungのスカルジンスキー氏は、Appleの廉価版iPodを引き合いに出して、この端末を「携帯電話業界の(iPod)nano」と呼んだ。同氏はUpStageが、携帯電話に100ドル以上払いたくない――米国の携帯電話利用者の約85%がそう考えている――消費者の間で人気を博すと見込んでいる。

 「UpStageという名前を付けることで、この端末は明らかにiPhoneをupstage(人気を奪う)しようとしている」とCurrent Analysisのアナリスト、アビ・グリーンガート氏は言う。同氏は、この端末は革新的で魅力的だが、使い勝手が良くないと指摘する。「わたしならこれをiPhoneのライバルとは言わない」

 主に地方にサービスを提供している米Alltelさえ、音楽に参入しつつある。同社は最近、一部の端末のユーザー向けに、コンピュータから携帯電話に楽曲を転送できるサービスを立ち上げた。

 一方、Appleは2008年末までにiPhoneが全世界で1000万台売れると予測している。AT&Tの新CEO、ランドール・ステファンソン氏も、以前からiPhoneの売り上げには強気だ。もっともAT&Tに近い筋は、Appleの予測はあまりに野心的だと考えている。iPhoneの最初のバージョンには、Webサーフィンが一部の競合端末ほど高速ではないという欠点がある。

 だがAppleとAT&Tは既に、Webアクセスを高速化するいわゆる第3世代(3G)チップを搭載した後継機を開発していると、両社の計画を知る筋は言う。両社はまた、最初のバージョンよりも薄いモデルを作るかどうかを検討しているところだという。AT&TとAppleの広報担当者は、今後の製品開発についてのコメントを控えた。

 長期的に見ると、iPhoneの特に手強いライバルの1つはNokiaのマルチメディアスマートフォンN95だろうとアナリストは言う。N95は鮮明なディスプレイ、イコライザー付き音楽プレーヤー、(Webページ全体を見渡せる)ミニマップを自動的に表示するインターネットブラウザを備える。さらに500万画素カメラ、GPSナビゲーションシステムなど、iPhoneよりも付加機能が多く付いている。だが、こうした機能がすべて付いてくると、価格は高くなる。米国では749ドルで、さらにGPSサービスには利用料がかかる。

 iPhoneと違って、N95には、同製品を数千の小売店で販売し、巨額のマーケティング予算で支援してくれる大手米国キャリアのパートナーがいない。販売店は、ニューヨークとシカゴの2つのNokia直営店、Nokiaのオンラインストア、幾つかの独立系小売店のみになる。購入者は、対応ネットワークを持っているキャリアにN95を接続するための手配をしなくてはならない。

 Nokiaはここ数カ月、AT&Tなど米国の提携キャリアと話し合っていると、この件に詳しい筋は言う。「当社は確かに、米国でもっと強力なチャネルを構築するプロセスを進めている」とNokiaの北米担当副社長ウィリアム・プラマー氏は語る。

 業界観測筋は、Appleが最初に米国でiPhoneを立ち上げるのは賢明だと語る。ハイエンドマルチメディア端末の分野でAppleの2大ライバルとなるNokiaとSony Ericssonは、米国では強力な存在感を持たないからだ。多くの場合、NokiaとSony Ericssonのトップエンド携帯は、米国の高度なネットワークに対応した無線コンポーネントを備えていない。

 「携帯端末は、iPhoneに対抗する策の1つでしかない」とYankee Groupのアナリスト、ジョン・ジャクソン氏は語る。「どんな携帯電話メーカーでも、もっといいデバイスを作る能力がある。だが、重要なのはビジネスモデルだ。それこそが、Appleがアドバンテージを維持している部分だ」

 NokiaとSony Ericssonは、欧州とアジアで人気の高いさまざまなハイエンド携帯電話を提供している。アナリストは、iPhoneは第4四半期に欧州で発売されたときに、この2社ともっと激しく競争することになると予測している。「N95はiPhoneが持っているものをすべて持っている」とアナリストのグリーンガート氏は言う。「iPhoneキラーになったかもしれない。欧州では、そうなるだろう」

Jun 8

グッドウィル会長とホリエモンの共通項

Posted at Jun 8, 2007 12:27 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 08

グッドウィル会長とホリエモンの共通項
介護事業の不正問題で揺れるコムスン。傘下に持つグッドウィルの折口会長は、光通信の重田氏とともに旧オン・ザ・エッヂの増資を引き受けたことがある。
2007年06月08日 17時30分 更新
 介護事業所の指定を不正に取得したとして、今後4年半、全国の事業所の新規指定や更新が認められなくなった訪問介護最大手のコムスン(東京都港区)。暴走の根底には何があるのか。その源泉をたどると、ホリエモンらITベンチャー起業家との“共通項”が浮かび上がってくる。

折口会長の素顔

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本拠地球場と二軍の命名権(ネーミングライツ)契約を西武ライオンズと結んだ「グッドウィル・グループ」の折口雅博会長=2006年12月

 コムスンを傘下に持つグッドウィル・グループ(GWG)の折口雅博会長(46)。お立ち台で一世を風靡した東京・芝浦のディスコ「ジュリアナ東京」や、東京・六本木のディスコ「ヴェルファーレ」をプロデュースして有名になった。

 GWGは東京都港区の六本木ヒルズに3フロアを借りる。折口氏は東京・田園調布に7億円の豪邸を建て、2800万円のフェラーリ・テスタロッサ、3000万円のランボルギーニ・ディアブロを乗り回す。

 ヒルズ族の兄貴分としても知られ、ホリエモンこと堀江貴文ライブドア前社長(34)の資金スポンサーになった。

 ライブドアの前身、オン・ザ・エッヂを経営していた堀江前社長が株式上場を決意したとき、最低限の資本金を確保するため第三者割当増資を行ったが、それを引き受けたのが、ネットバブルのスターともてはやされた光通信社長(当時、現在は会長)の重田康光氏(42)と折口氏の2人だった。

 ヴェルファーレの雇われ経営者を辞めた折口氏は95年、人材派遣会社GWGを設立。コムスンをはじめとする事業買収で急速に経営を拡大した。

暴走の理由
 その折口氏は弟分のヒルズ族と同様、ある理論を信奉するようになる。それがコムスンの暴走をもたらした。

 ITベンチャーが金科玉条とする理論は「収穫逓増の法則」。IT革命を主導したニューエコノミー経済学の骨格をなすもので、最初に最大のシェアを奪った企業だけが生き残るという理論だ。まずシェアを確保するのが先決で、圧倒的シェアを握りさえすれば、赤字は取り戻せると考える。

 2000年4月、介護保険制度がスタート。折口氏はシェア確保を最優先課題にした。

 「コムスンは全国に1200の訪問介護拠点を開設し、ホームヘルパーなど社員4400人を抱えて介護サービス事業に臨んだ。大量の拠点と社員を投入したのは、最初にトップシェアを確保するため。だが、シナリオは2カ月で破綻した。利用者ゼロの拠点が続出して、拠点と社員の大幅削減に追い込まれた。マーケティングが不十分で、シェア確保にしか関心がなかったことが原因だった」(当局関係者)

 コムスンは、規模を縮小して出直したが、シェア至上主義から脱却できなかった。

 「最大のシェアを奪うには、何でも許されるとなりがち。シェアをとるためには、赤字でもかまわないし、不正にも目をつむる。シェア至上主義が悪い形で出てきたのがコムスン。折口氏の責任は重い」(同)

 折口氏は介護ビジネスを続けるため、コムスンの全事業をグループ内の別会社に譲渡する奇策を打ち出した。厚生労働省はこれに待ったをかけた。業界関係者から「コムスンを利用する6万5000人のお年寄りを人質にとって、処分を骨抜きにした」との声も出ていたためだ。

Jun 9

「Skype To Go」で、携帯からの国際電話が格安に

Posted at Jun 9, 2007 12:53 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 09

「Skype To Go」で、携帯からの国際電話が格安に
Skypeが、月額2ユーロの定額制パッケージ「Skype Pro」を世界中に展開。パッケージには、携帯からも使える国際電話用番号「Skype To Go」が新たに加わった。

 米eBay傘下のSkypeは6月8日、定額制パッケージ「Skype Pro」の国際展開に合わせ、Skype Proに含まれる新サービス「Skype To Go」の提供を開始した。

 Skype To Goは、国際電話が、携帯電話からも国内通話並みの料金でかけられるサービス。Skype Proに加入すると、Skype To Goの電話番号が1つ利用できるようになる。この番号と、海外の通話先とを結び付ける設定をしておけば、ユーザーはSkype To Go番号に電話をかけることで、事前に設定した海外の電話との通話が可能。Skype To Go番号はユーザーのいる国内の電話番号となるため、国際通話料金は課金されず、代わりに国内通話料金と、外国へのSkypeOut料金の合計が課金される。Skype To Go番号が使えるのは、現在米国や英国、日本など10カ国のみとなっている。

 月額2ユーロの定額制パッケージSkype Proは、Skypeが2月に欧州で開始したサービスで、今回、日本を含む世界中でサービスの提供を開始した。パッケージの内容は、Skype To Goの利用のほか、国内の固定電話へ無料通話や、無料のボイスメールサービス、SkypeIn用の電話番号取得への割引適用などとなっており、国により内容が異なる。日本では、Skype To Goは利用できるが、固定電話の無料通話は適用されない。

Jun10

Apple、Boot Campのβ版を1.3にバージョンアップ

Posted at Jun 10, 2007 11:18 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 10

MacをWindowsマシンに変身させてしまうBoot Campの日本語サポートが改善された。

 米Appleは、Intel MacでWindowsなどMac OS X以外のOSを動かすためのソフトウェアBoot Campをバージョンアップした。最新版は1.3 betaになる。

 新バージョンでは、MacBook Proのキーボードバックライトがサポートされ、Apple Remoteのペアリングが可能になった。

 日本語を含む国際キーボードサポートが改善され、ローカライゼーションに関する修正も施されている。ドライバインストーラが改良されており、グラフィックスドライバもアップデートされた。

 Appleによれば、以前のバージョンからのアップデート時にパーティションを切り直す必要はない。

Jun10

「ワイヤレス充電」実現へ前進――MITが実験に成功

Posted at Jun 10, 2007 12:06 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 10

マサチューセッツ工科大学の実験では、2メートル以上離れた電球にワイヤレスで送電することに成功。この仕組みでは、ノートPCなら数メートルの距離で充電できるという。

 米マサチューセッツ工科大学(MIT)は6月7日、「ワイヤレス充電」の実現へ向けた実験的なデモに成功したと発表した。デモでは、電源から7フィート(2メートル強)離れた60ワット電球にワイヤレスで送電、点灯することに成功したという。

 この研究には、MITのマリン・ソウリャチーチ助教授の下、同大学の物理学、電気工学、情報工学、ナノテクノロジーなどの分野から5人の研究者が参加している。

 電気や音、光などのエネルギーをワイヤレス伝達するには「電磁放射」という手法が利用可能だが、エネルギーが周りに放射されてしまうため効率が悪い。レーザー光線のように一方向へ放射することで、効率を上げることは可能だが、物体間に障害物があると利用できず、危険な場合もあり実用的ではない。

 今回の実験では、電力の送信側と受信側を、電磁的に同じ周波数で共振させる手法を利用した。共振周波数が同じ2つの物体は、エネルギーを効率的に交換できる一方、外部のほかの物体との相互作用は非常に弱い。また、間に障害物があっても利用できる。この仕組みはさまざまなエネルギーに当てはまるが、MITでは「磁気的」な共振を利用、電力の送受信を仲介する「非放射電磁界」という特殊な空間を作り出すことで、エネルギー効率を向上させた。日常生活で使用される物質は磁気的な相互作用が弱いため、外部からの影響をさらに抑えることができる上、生体への影響が弱いことも実用的に優れているという。

 MITでは、この仕組みを「WiTricity」(「ワイヤレス」と「電力」の造語)と名付けた。WiTricityでは、送電可能な距離は限られるものの、部屋の中程度の広さならノートPCの充電ができるとしている。

Jun10

Winny情報漏えいでPC持ち主の教諭が自殺

Posted at Jun 10, 2007 01:10 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 10

千葉県市原市立小の児童の個人情報がWinnyで流出し、流出元PCを所有していた教諭が自殺した。

 千葉県市原市教委は6月8日、市立小学校の児童計269人分の個人情報がWinnyを通じてネットに流出したと発表した。流出元のPCを所有していた男性教諭(34)は自殺したという。

 流出したのは、男性教諭が勤務していた2校の児童の名前や成績表など。男性教諭は児童の情報を保存していたPCでWinnyを使っていたことを認め、「責任を感じている」などと話していたという。6日に千葉市の自宅で首をつっているのが見つかった。

Jun11

Adobe、「Apollo」改め「Adobe AIR」をβリリース

Posted at Jun 11, 2007 11:02 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 11

Adobe、「Apollo」改め「Adobe AIR」をβリリース
「Adobe Integrated Runtime(AIR)」とFlex 3を使うと、ブラウザでもデスクトップでも動くインターネットアプリケーションを開発できる。

 米Adobe Systemsは6月11日、コードネームで「Apollo」と呼ばれていたWebアプリケーションプラットフォームのβ版をリリースした。

 Apolloの正式名称は「Adobe Integrated Runtime(AIR)」。OSに依存しないアプリケーションランタイムで、開発者はこれをAjaxやFlash、Adobe Flexと組み合わせて、オフラインでも利用できるWebアプリケーションを構築できる。

 Adobe AIRのβ版には、組込型ローカルデータベース「SQLite」、PDFサポート、透過HTMLウィンドウ、ドラッグ&ドロップサポートなどの新機能が追加され、Adobe Flexとの統合が強化されている。Adobe Reader 8.1の機能を活用して、ユーザーはAIRアプリケーションでブラウザと同様にPDFを利用できるという。

 β版とソフトウェア開発キットはAdobeのサイトから無料でダウンロードできる。英語版のみWindowsとMac OS向けに提供されている。Linux版およびほかの言語への対応も予定している。

 またこれに合わせてAdobeはクリエイティブなアプリケーションのコンテスト「Adobe AIR Developer Derby」を開催。米国でAIRを宣伝する「On AIR」バスツアーも行う。

Jun11

Apple、オンライン映画レンタルに向け交渉

Posted at Jun 11, 2007 11:03 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 11

Appleが、2.99ドルで映画をレンタルするサービスを大手映画会社に売り込んでいる。それが実現すれば、iTunes Storeで新作映画のダウンロード販売にもつながるかもしれない。

(ウォール・ストリート・ジャーナル)
 米Appleが、iTunes Storeで新作映画をレンタルするためにハリウッドの映画会社と交渉している。この件をよく知る映画会社幹部2人が明らかにした。

 このレンタルサービスは、ある一定の日数2.99ドルで映画をレンタルするというもので、Appleは積極的に売り込んでいるとこれらの人物は言う。どの映画会社が参加するかは不明。例えば、Viacom傘下のParamount Picturesは今のところ好意的だが、General Electric(GE)傘下のUniversal Studioは現時点では反対している。このサービスはかなり不確定で、細かい問題を幾つも解決する必要があると、この件を知る筋は語る。

 Appleは現在、複数のエンターテインメント企業のテレビ番組を販売している。Lions Gate Entertainment、Metro-Goldwyn-Mayer Studios、Paramount、Walt Disneyなどの映画会社の旧作も提供しているが、大手映画会社に新作をiTunes Storeに提供してもらう交渉はほとんど成功していない。同ストアで新作映画を販売しているのはDisneyのみ。Appleのスティーブ・ジョブズCEOはDisneyの大株主であり、取締役でもある。

 Appleの広報担当者はコメントを控えた。このレンタルサービスのニュースは、6月10日にFinancial Timesが報じた。

 Appleが映画会社を説得して新作映画をレンタルできたら、新作販売への道も開けるかもしれない。映画会社はAppleの価格設定に二の足を踏んでいる。新作DVDの価格が約18ドルなのに対し、今のところAppleは販売価格を14.99ドルに設定しており、映画会社の主な収入源よりも安くなる可能性がある。

 多くの関係者はAppleのコピープロテクトポリシーを懸念している。Appleは、映画をコンピュータだけでなく、ビデオiPodなど2台目のデバイスでも視聴できるようにしたいため、コピープロテクトが問題となる。一部の映画会社は、このポリシーが販売あるいはレンタルの減少につながるかもしれないと考えている。

 Appleがこのようなレンタルサービスの契約を結んだら、長期的な戦略の転換となる。ジョブズ氏は、ユーザーが月会費を払って好きなだけ音楽を聴けるが、楽曲を所有することができない「会員制」音楽サービスの消費者への訴求力を何度も否定してきた。

 同氏はWebでの映画レンタルの魅力についてあまり主張してこなかった。音楽と違って、DVDなどの物理メディアでの映画レンタルはBlockbusterなどのレンタル店や、NetflixなどのオンラインDVD郵送レンタルサービスなどにより定着した分野となっている。

 Appleにとっては、自社製品を通じてオンラインでビデオを利用する新たな選択肢を加えれば、同社の利益と売上高の大半を稼ぎ出すハード製品の売り上げを増やす役に立つだろう。同社はまた、ビデオがiPodとiPhoneの需要を生み出すとも考えている。

 オンラインストアは、映画会社にとって重要な販売経路として浮上してきている。ダウンロードやオンラインレンタルの売上高は小さいが、映画会社の幹部は、急速に売り上げが伸びて、減速するDVD売り上げを補うと見込んでいる。Appleのほかに、映画やテレビ番組をオンラインでレンタルあるいは販売している企業は、映画会社のコンソーシアムが経営するMovielink、CinemaNow、Amazon.comなどがある。

 AppleはiTunes Storeで500作品を超える映画と350作品以上のテレビ番組を販売しているという。同社はこれまでに、5000万本を超えるテレビ番組のエピソードと200万本を超える映画を販売した。

Jun11

きれいなおねえさんは好きですか――松下が仕掛ける“口コミの秘訣”とは

Posted at Jun 11, 2007 12:29 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 11

きれいなおねえさんは好きですか――松下が仕掛ける“口コミの秘訣”とは
GiRLSGATE(ガールズゲート)と松下が共同で、女性向け美顔器の口コミ(バズ)マーケティングイベントを行った。参加者は女性ブロガー50人。“ブログに書かせる”ためのテクニックとは……?

 6月9日、天王洲アイルにあるフレンチレストラン「シェ松尾 天王洲倶楽部」に、続々と若い女性が集まっていた。とあるイベントに参加するためである。

 そのイベントとは「“きれいなおねえさんは、好きですか。” presents 夏も美肌で★ビューティーパーティー」。タイトルだけ聞いても何のことやら、という読者諸兄も多いと思うが、松下電器産業の美顔器「イオンスチーマー ナノケア プラチナ」をバズマーケティング(口コミマーケティング)するために、サイバーエージェントが主催したイベントである。参加者にブログで本イベントについて書いてもらい、口コミで評判を広げよう、という狙いだ。ちなみに「きれいなおねえさんは、好きですか」は、松下電器が1992年から継続して、ナショナルブランドの美容家電に使っているキャッチフレーズで、現在は仲間由紀恵さんを起用した広告を展開している(参照リンク)。

 イベントの参加者は女性ブロガー50名で、見たところ、ほとんど全員20代〜30代前半。一般公募したブロガーのほか、F1層(女性・20〜34歳)に絶大な人気を誇る「GiRLSGATE」の読者モデルたち(JJやCamCanの読者モデルも兼任している人も少なからずいる)も参加しており、会場はかなり華やかな雰囲気だ。

 イベントの内容は盛りだくさんで、スキンケアセミナー、肌にいいメニュー満載の“きれおねランチ”、辺見えみりさんのトークショー「ビューティーアドバイス」、ビンゴゲーム、そしてナノケアの体験イベントなど。

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立食形式の“きれおねランチ”。コラーゲン入りのハンバーグなど、おいしいだけでなく美容によい食べ物が並ぶ。食べる前にまずデジカメや携帯で写真を撮るのがブロガーらしい(写真左、クリックすると拡大)

“ブログに書いてもらう”ための工夫
 松下電器がバズマーケティングを仕掛けるのは初めて。しかし進行を見ていると、“ブログに書かせる”“長く話題にする”ためのノウハウがあって面白い。

 今回の参加者は一般公募なので、参加者同士は面識がない。特に一般ブロガー同士は、お互いの名前やサイト名は見知っているとしても、実際に会って話したことがあることはまずない。

 そこで重要になるのが、“ブロガー同士をいかに知り合わせるか”だ。ブロガー同士に仲良くなってもらえば、お互いのブログでコメントのやりとりをしたり、トラックバックを送ったり、より大きな口コミ効果が望める。

 入場時には全員分の名刺が用意されている。名刺にはそれぞれのブログのタイトル、URL、QRコードが印刷されており、名刺を交換すればお互いのブログを訪問できる。

 “名刺交換の必然性”をさらに強める仕掛けがビンゴだ。参加者には全員ビンゴゲームのカードが配られ、マス目には参加者のブログのタイトルを書く。名刺交換をしてカードを受け取らないとビンゴカードのマス目が埋まらないので、当然一生懸命にカードを交換する、つまりは自己紹介をすることになる。ビンゴの商品は、ナノケアや毛穴吸引スポットクリアなど、参加者が欲しくなるような商品を揃え、参加意欲を刺激する。

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入場時に参加者に渡される名刺。自分のブログのタイトルやURL、QRコードが書いてある

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参加者同士で名刺交換。たくさん名刺をもらわないと、ビンゴカードのマス目が埋まらない


 今回のイベントに参加するには、まず応募の時点で、自分のブログで美容や辺見えみりさんについてのエントリーを書く必要がある。そのほかにも“ブログのネタになる”ポイントをいくつも用意しているのがポイントだ。イベントに当選すれば当選したことをブログに書くだろうし、イベントに参加した話についても当然ブログで書くだろう。ビンゴの商品やおみやげでもらったものについても、使ってみたらその感想を書きたくなるかもしれない。

 また、会場では自由参加の「エイジングシミュレーション」という企画も行っている。顔を写真に撮り、肌が数年後にどのように変化するかをシミュレーションする、というものだ。この結果も当日すぐに渡すのではなく、イベント終了後、時間が経ってから参加者に送付する。「長期間にわたって話題になってもらうように工夫を凝らしている」(運営スタッフ)

ブログに書くのは「面白いから」
 参加者のほうはどう考えているのだろうか。実際に参加者に感想を聞いてみると、「そういう狙いとは知らなかった。でもきっと自分のブログで今日の話を書くと思う」と答える人が多かった。また、「懸賞ブログをやっていて、ナノケアが当たったばかり。試したらきっとその話を書くと思う」という人もいた。

 半日たっぷり、“美”について考えるイベントは、普段美容とは縁遠い生活を送っている記者をさえ“美顔器の一つも持ってたほうがいいかなぁ……”と思わしめるほどの濃度だった。もし記者が参加者だったら、きっとブログにこの話を書くことだろう。

 バズマーケティングについて検討するとき、よく「ネガティブなことを書かれるかも」と心配する人がいる。しかし自分の経験を振り返ってみると、わざわざネガティブなことをブログには書こうとは思わない。時間と手間の無駄だし、面白くないと思ったことを書いたところで、ブログとして面白いエントリにはならないからだ。

 バズを起こしたいなら、“書きたいと思わせる仕掛け”を作ることが大事……そんな当たり前のことを再確認させられたイベントだった。

Jun12

「UMPCといえどフルスペック」──LOOX Uの外回りをチェックする

Posted at Jun 12, 2007 01:23 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 12

「UMPCといえどフルスペック」──LOOX Uの外回りをチェックする
以前、ITmediaで紹介したように富士通のノートPC開発コンセプトは「妥協ないモバイル」である。この思想はUMPCでも変わらない。“すべての機能を持ち出せる”LOOX Uの姿を紹介しよう。
 富士通のFMV-BIBLO LOOX U50WN(LOOX U)は、すでにこちらやこちらの別記事で紹介されているように、大手国内PCメーカーがUMPCとして初めて市場に投入する製品(発表自体は同じ富士通の企業向け「FMV-U8240」が先。また、製品展示は北京で行われたIDF Spring 2007が最初になる)だ。LOOX Uは、そのIDF Spring 2007でインテルが提唱した「Intel Ultra Mobile Platform 2007」を採用したPCとしても注目される。

 内部に実装されたCPUのA110(開発コード名:Stealey)、チップセットのIntel 945GU Express(開発コード名:Little River)、サウスブリッジのICH7Uの姿については、こちらのリポートを参照していただくとして、この記事では、富士通が「UMPCといえどフルスペックのノートPCとしての仕様に妥協しない」と述べる、LOOX Uの外観と本体に用意されたインタフェースを中心に紹介する。

両手で持って親指でタイプしているLOOX U。UMPCという言葉からはこういう姿をイメージしやすいが、製品を説明してくれた富士通のスタッフによると「テーブルにおいてキータッチするのも使いやすい」とのことだった。キーピッチは14ミリ、ストロークは1.3ミリという仕様は初期のLOOX Sよりも余裕のある値だという

正面にはドッキングステーション用の接続コネクタが用意されている

背面はバッテリーパックで占められる

左側面には無線LANオンオフスイッチ、SDメモリーカードスロット、音量調整/ミュート設定ジョグダイヤル、マイク、ヘッドフォン端子が設けられる

右側面にはコンパクトフラッシュカードスロット、電源スイッチ、USB 2.0(×1)が用意される。電源スイッチとUSBコネクタのカバー、無線LANスイッチの形状が筐体デザインにあわせてあるのに注意

液晶ディスプレイのサイズは5.6インチワイドで解像度は1024×600ドット。感圧式のタッチパネルを組み込んでタッチオペレーションに対応。パネル表面には光沢処理が施されている

同梱されているポートリプリケータに本体をセットすると、スレート状態で操作できるほか、このような「立ち姿」でも使えるようになっている。

ポートリプリケータのインタフェースは右側面にUSB 2.0が1つ、背面にUSB 2.0が3つにVGA、LAN(100BASE-TX/10BASE-T)、電源コネクタが用意される。背面にあるU字型の金具は画像の状態から伸ばすことで、本体を取り付けてキーボードを打鍵しても後ろに倒れないように配慮されている

LOOX Uにはスタンドタイプ以外に携帯しやすい小型のポートリプリケータ(俗にいう“ブタのしっぽ”)も用意されている。LANとVGAのコネクタが用意され、出先で無線LANが使えないときのネットワークアクセスや、プレゼンテーションでプロジェクタに出力するときに重宝する

筐体裏面からHDDとmini PCIスロットにアクセスできる。LOOX Uには2つのmini PCIスロットが用意されており、標準状態で無線LANモジュールが組み込まれている。データストレージは1.8インチ厚の30GバイトHDDで、カスタムメイドでMicrosoft Office Personal 2007を選択する場合は40Gバイトを搭載することになる。富士通ではLOOX UにおいてSSDの採用は当面のところないと説明している。

Jun12

Windows版SafariでmixiやYahoo!を表示してみると……

Posted at Jun 12, 2007 01:28 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 12

Windows版SafariでmixiやYahoo!を表示してみると……
Windows版Safariは日本語表示に非対応。Yahoo!もmixiもまともに表示されないが、「Windows機なのにSafariを使っている」というだけでちょっと楽しいし、Apple自慢の高速動作は体感できる。

 米Appleが6月12日に公開した、Windows XP/Vista用のWebブラウザ「Safari 3」β版を、早速インストールして使ってみた。日本語表示には正式対応していないため、日本人にとっての実用性は現状では「?」だが、これまでMac専用だったSafariをWindows機で動かすのは楽しく、同社が誇る高速動作は確かに快適だった。

 まずは定番、Yahoo!JAPANにアクセスしてみよう。ロゴマークやバナー広告など画像・動画部分は表示されるが、テキストは英数字以外まるで表示できない。海外旅行中に見つけた日本語フォントの入っていないPCでうっかり日本のYahoo!にアクセスしてしまったような気分だ。

 mixiも日本語のテキストを表示できず、画像、数字、ローマ字のみ表示。記者のユーザートップページからは、ローマ字IDの友人の名前と、Safariに言及しているであろう友人の日記タイトルの「Safari3Beta」の部分だけが読めた。


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まるで穴埋めクイズのようなYahoo!JAPAN。「このリンクはこれかな?」と想像し、でたらめにリンクをクリックしてどのサービスに行き着くか試してみるのが案外楽しかった

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mixiのユーザートップページ。ニュースやキーワードランキングにときどき表示されている数字がちょっとミステリアス

 「もしかしたら、Mac関連のサイトなら表示できるかも」と考え、アップルジャパンのサイトにアクセスしてみたがやはりダメ。「Macお宝鑑定団」など定番のMacサイトも表示できなかった。Macサイトは普通、Macから更新してMacユーザーが見に来るものだろうから、Windows版Safariに急いで対応する必要もないか……。

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アップルジャパンのサイトも、表示できている日本語は画像になっている部分だけ。プレーンな日本語テキストは表示できない

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2ちゃんねるは何が何だか分からない

 英語サイトならもちろん、きれいに表示できる。米Yahoo!や米Appleのサイトは問題なく表示できた。

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米Yahoo!

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米Apple

 AppleはSafari 3について「Internet Explorer 7、Firefox 2、Opera 9といった主要ブラウザよりも高速」と主張している。記者は普段、FirefoxかSleipnir(Internet Explorerエンジン)を利用しているのだが、確かに、これらよりもサクサク動く印象を受けた。ちなみに記者のPCのOSはWindows XP SP2、メモリは512Mバイト、CPUはPentium 4/2.8GHz。

 記者はずっとWindowsユーザーでMacもSafariも使ったことがなかったが、iPodとiTunesは2年以上使っており、iTunesのユーザーインタフェースには慣れている。SafariのデザインはiTunesに似ており、“初対面”とは思えない親近感もわいた。

 Windows用Safariを日本語表示に対応させる“裏技”はあるようで、一部ユーザーがブログなどで公表し始めている。

 アップルジャパンは、Windows用Safari日本語β版の公開は「未定」としている。

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ITmediaは12日午後2時ごろWindows用Safariの日本語表示に対応した。国内大手ニュースサイトとしては最速だった……かも

Jun13

Google Gearsは「世界を変える」か「降伏宣言」か

Posted at Jun 13, 2007 11:27 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 13

Google Gearsは「世界を変える」か「降伏宣言」か
「Gearsは世界を変える」「そんなにすごいとは思わない」「Microsoftは正しいと認めるGoogleの降伏宣言」――専門家のGoogle Gearsに対する見方はさまざまだ。

 Google Gears――GoogleのオフラインWebアプリケーションを作るためのオープンソース技術――をめぐる騒ぎも多少収まったところで、この技術の世間の評判をちょっと見てみようと思った。

 わたしから見ればこの技術はかなり有望だが、ほかの人たちが言うことも気になっていた。

 いつもは秘密主義のGoogleが、Gearsについては5月31日のGoogle Developer Dayで大量の情報を提供した。それ以来、同社はGearsについて公式なコメントをあまりしていないが、ほかの人たちがそれを補うほどこの技術について語ってきた。

 とは言え、Google Gearsは世の中を変える技術だと思うかと尋ねたところ、多くのRIA(リッチインターネットアプリケーション)専門家の間で意見は大きく異なっていた。

 「Gearsが世界を変えるかどうか、AdobeやMozilla.org、Zimbraなど同じようなことをしているほかの組織が今後前向きにかかわってくるかどうかを判断するのは時期尚早だと思う」と話すのは、Burton Groupのアナリスト、ピーター・オケリー氏。「Gearsアーキテクチャーはページ中心のソリューションに適しているかもしれないが、もっと複合的で文書指向であり、時々ネットワークに接続するタイプの――NotesやGrooveなどの製品で典型的な――作業にうまく対処できるかは分からない」

 Gearsを発表した最初のプレスリリースで、AdobeとMozillaは同技術への協力を表明した。

 「わたしの最初の反応はこうだ。その1、人々はオフラインが重要であることを認識しつつある。その2、これは実際にソフトとサービス(サービスとしてのソフトウェアではない)のポイントを強化する。その3、ほかのベンダー(Zimbra)がオフラインに取り組んでいる。その4、Gear周りのオープンソースの取り組みは成功するはずだ。Googleは初めGearsを必要最低限のものにしたようだから」とオケリー氏の同僚のマイク・ゴッタ氏は語る。

 同じくBurton Groupのアナリスト、ガイ・クリーズ氏は、Google Gearsは大変化をもたらす技術だと確信していると言う。

 「これは、Microsoftは正しいと認めるGoogleの降伏宣言だ。GearsはSaaS(サービスとしてのソフトウェア)とソフトが主眼であり、SaaSだけではない。ここで重要な疑問は、これらのAPIがどれだけ役に立つかということだ。大変な作業の大半をこなしてくれるのか、あるいはGoogleはそれを開発者任せにしているのか? 言い換えれば、APIを幾つか呼び出せば済むのか、ややこしい順番で42もの呼び出しを実行しなければならないのかということだ」(クリーズ氏)

 Novellの開発者プラットフォーム担当責任者ミゲル・デ・イカザ氏は、Gearsを使うのが「待ちきれない」と話す。Gearsは世界を変えるか、との質問に、同氏はこう答えた。「間違いない! GoogleがAjaxを幅広く活用して、Webブラウザはまだ健在だと世に示したときのようだ」

 AMR Researchの調査ディレクター、ジム・マーフィー氏は、Gearsにより「Microsoftは従来の製品を、具体的には機能豊富だが機能過多で高価でもあるMicrosoft Office 2007を宣伝し、販売しようとする一方で、代替技術を慌てて市場に投入せざるを得なくなる。またGoogle GearsはRIA分野へのAdobeの取り組みに信頼性を与える」と語る。

 Ruby on Railsフレームワークの作者であり、Web2.0世代の申し子デビッド・ハイネマイヤ・ハンソン氏は、「オフライン機能はそんなにすごいものだとは思わないが、様子見のアプローチを取っている」と話す。

 Zimbraの社長兼CTO(最高技術責任者)スコット・ディーツェン氏は、Gearsはもっとシンプルな汎用Webアプリケーションをオフラインに持ってこようとする取り組みのようだと語る。Zimbraは「Zimbra Desktop」でGearsと同様のアプローチを取り、マイクロサーバ、データベース、バックグラウンドでの非同期処理などの機能をサポートしている。

 「Google Gearsは、開発者の道具箱に加わる新しい魅力的なツールだ」と同氏は言う。「われわれがZimbra Desktopに取り入れているのと似たアーキテクチャーに従っている。それ自体が大変化をもたらすことはないが、オンラインでもオフラインでもWeb(具体的にはWeb2.0)を普遍的な開発プラットフォームとして扱うもっと大きな動きが、確実に大きな変化をもたらす」

 Google Gearsは、各方面で受け入れられそうな具体的なクライアント側の保存方法を決定づけるとNexawebのコーチ・ウェイCTOは語る。「(単なるcookieを超えた)クライアント側でのデータ保存方法がないことが、Webアプリケーションの主な限界要因になっている。どうやってデータを保存するか、リレーショナルデータベースか、単純なファイルか? リレーショナルデータベースを使うのなら、どれを使うのか? この疑問に普遍的な答えを返すのは難しい」

 しかし「Google Gearsがあれば、SQLデータベースがクライアント側ストレージを提供する方法として広く受け入れられるようになるだろう」と同氏は言う。

 一方ZapThinkのアナリスト、ジェイソン・ブルームバーグ氏は、GoogleがGearsで大した功績を残せないのではないかと考えている。

 「Google Gearsは世の中を変えるようなものではない。『デスクトップソフトへの脅威』とも、Microsoftへの本格的な挑戦ともほど遠い。その代わりに、今日の多くのRIAソリューションの中核部分であるオフライン機能を開発者が追加できるようにする。言い換えれば、商用企業向けソフトの世界は以前からオフライン機能を持っていた。Googleは軽量なオープンソースのツールキットを大衆にもたらす道を進んでいる。これにより、これまで以上に幅広い開発者が、Webアプリケーションにこの機能を追加できるようになる」(同氏)

 さらにAMRのマーフィー氏は次のように語っている。「現時点ではエンドカスタマーをめぐる戦いではない。開発者――Web開発者と新興のRIA開発者、そして最終的には、採用プラットフォームの選択を迫られている、ほかのデバイスを設計する開発者――のマインドシェアと忠誠心を奪い合う戦いだ。Adobeは現在Flexを有し、いずれはApolloも提供するため、製品の観点から見ると良さそうだが、厳密には開発者をつかんでいるわけではないし、Microsoftが持っているような市場への強い影響力もなかった。Googleはそれを変えている――同社はRIAの『インターネット』部分と密接に関連しており、OSから中立な傾向があり、最近は至る所から注目を浴びている」

 さらに、Googleが秘密主義とコントロールを好んでいることについて、マーフィー氏はこうコメントしている。「もちろん、今のGoogleには開発者からの忠誠心や彼らへの訴求力はない――それが同社の課題になる。同社は開発者やパートナーに何でも進んで公開するということに慣れていない。常にコンシューマー・エンドユーザー体験のシンプルさを慎重にコントロールしたいと思っている。だがそれを変えなくてはならない」

 さらに、「Gearsのアイデアは非常に魅力的だが、ある時点でちゃんと機能することを証明しなければならない。それにGoogleのほかの多くのサービスのように永遠のβであってはいけない」と同氏は語る。

Jun13

あなたの年金大丈夫?――まずは手帳の色をチェック!

Posted at Jun 13, 2007 12:19 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 13

あなたの年金大丈夫?――まずは手帳の色をチェック!
社会保険事務所前で取材を始めて間もなく、年金記録が消えているという63歳の女性に遭遇しました。もしかすると、あなたの年金記録もあいまいになっているかも……大丈夫でしょうか?

 最初に質問です。あなたの手帳は何色ですか? 青ですか? オレンジですか? それとも会社に預けているから分からない?

 即答で“青!”と言える方は、まずは安心しても大丈夫かもしれません。というのは、1997年に年金番号を1人1つに統合し、手帳の色を変えたからです。青手帳は番号統合以降の人。表紙がオレンジ色の手帳の人は、国民年金と厚生年金を別の番号で加入していた人です。まずは急いで確認してください。

振り込め詐欺が急増中
 社会保険庁の職員を装い、「差額を支払うから」と高齢者をATMに行かせて、“振込みボタン”を押すように促す振り込め詐欺が急増中です。それもこれも、根底に国民の年金への不信があるからでしょう。年金不信はどこまで広がるのでしょうか。

 先日、社会保険事務所前で取材を始めて間もなく、10人にインタビューするかしないかのうちに、年金記録が消えているという63歳の女性に遭遇しました。この女性は20歳〜27歳当時、市役所の職員が自宅まで徴収に来る、任意加入の国民年金に加入していたといいます。当時は年金の徴収を全国の市役所が社保庁の代行で行っていたのですが、その担当者がなんとそのまま各々自分の懐に入れてしまっていたという事実が発覚しています。彼女は何十年も前の“振り込め詐欺”の被害者の1人だったのです。“お上”がこんなことをしていたなんて……一体この国では、何を信じてこの日本で生きていけばいいのでしょうか? このときは、本当に悲しい気持ちになりました。

 私自身ファイナンシャルプランナーでもあり、今まで資産運用などについて学んだりもしましたが、今回の国民年金問題は、まざまざと将来の自分たちの年金について深く考えるきっかけとなりました。きっとみなさんも「自分たち自身で身を守らなければ!」とお考えではないでしょうか。

社会保険庁解体の前に、年金の仕組みを変えて!
 一般的な振り込め詐欺の解決としては、まず詐欺グループが逮捕されることを願うばかりです。そして同時に、私たちは賢くならなければならない、ともいえます。

 社保庁解体などは実は二の次で、まずはなぜそのようなことが起きたのか、捜査権を活用してでも担当者をさかのぼり、徹底的に調べ上げる。その後で、今後の年金制度のあり方を今度こそしっかり考えていくべきではないのか、と思えてなりません。もしまだ隠している実態があるのなら、社会保険庁はとことんさらけ出すべきです。当然国民は今以上にパニックになるかもしれません。でも、現実を知らなければ前には進めません。

 もう1つ、宙に浮いた年金ではなく、本当に消えてしまった年金に関しては、公務員の使い込みが起きていることが分かっています。公務員の年金(共済年金)は財務省管轄ですから、社会保険庁職員は自身の年金について全く心配がないんですよね。それもあって、一連の騒動がどうしても他人事になってしまうのではないでしょうか。共済年金・国民年金・厚生年金を一元化し、みんなが共通の立場に立って初めて本当の改革になるのではないでしょうか?

社保庁改革、新制度はどうなる?
 米国や英国では、年金を徴収するところと支払うところを別にして、徹底的に業務を行うと聞きます。日本なら、徴収は国税庁で、支払いは社会保険庁といった具合でしょうか。

 日本でも新しい制度が始まっています。まずは今年の3月に「ねんきん定期便」がスタートしました。年金加入期間・今までいくら支払ったか・それ時点での将来の年金見込み額などを、年に一度、一斉に本人へ送るというものです。初めは、今年満35歳になる人を対象に誕生日の前月に送付されます。その後徐々に加入者全員へと対象を広げる予定です。

 海外ではすでに、このような制度が始まっているようですね。例えばスウェーデンでは『オレンジの手紙』という通知制度があり、公的年金の見込み額を年一回送ることによって、国民の年金への信頼感を高めているのだそうです。もらえる年金額が多いか少ないかを現役時代に知ることで、どれだけ将来に対して準備をすればいいのか考えることができる、ありがたい制度といえるのではないでしょうか。

 私たちも、ねんきん定期便のような通知制度を利用して将来受け取れる年金の額をまずは知り、それを踏まえて、今後は自己責任で対策をしていく必要がありそうです。

今後は年金だけでいいの?
 最近では大学生が、授業中に手を上げ「先生、ボクの国民年金はどうなるのでしょう?」と質問するそうです。それはそうです、20歳から国民年金を支払うからには、将来自分たちに本当に年金がもらえるのか心配ですよね。

 そもそも年金とは、国庫負担と、国民から集めた年金を国が運用して増やすことで、老後や、万が一の時に備えるものです。国民の数が将来減らない、という前提に立っているこの制度では、高齢化社会が訪れて日本の人口分布が逆ピラミッド型になれば、ますます厳しい年金財政になることは簡単に予想できます。

 今後年金だけで、本当に私たちの将来は安心なのでしょうか?

 一部の企業では、確定拠出年金・401Kなどを導入し始めています。増やすも減らすも運用は自己責任で、という年金です。MMFのような預金タイプも安定していていいでしょうが、バランスファンドやライフサイクルファンドといった、リスクのある商品も検討し、積極的に財を増やすことを考えることが必要な時代かもしれませんね。

 今後、そのあたりについてもより具体的にお伝えしていきたいと思います。

Jun13

VistaよりポータブルPCが市場をけん引――IDC

Posted at Jun 13, 2007 12:59 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 13

VistaよりポータブルPCが市場をけん引――IDC
Vistaがリリースされた第1四半期はPC市場が好調だったが、成長の主要因はポータブルPCだった。

 ポータブルPCにけん引され、2007年の世界PC出荷台数は前年比12.2%増の2億5670万台に達する見込みだ。調査会社IDCが6月12日、最新の予測を公表した。

 同社は3月時に2007年のPC出荷伸び率を11.1%と予測していたが、今回これを12.2%へと上方修正した。ただし2008年の伸び率予測は11.3%から10.8%に引き下げた。

 特にポータブルPCの見通しは好調で、2007年の出荷伸び率は28%に達する見通し。これは過去3四半期の伸び率25%を上回る。

 「ポータブルPCの採用率は驚異的なペースで伸び続けている」とIDCは述べている。「第1四半期の好調ぶりと2007年見通しの上方修正は、Vistaリリースと同じタイミングだったが、主な成長要因は低価格ポータブルPC市場の活発な競争だったようだ」

 また同社は、Vistaの採用は数年にわたって進み、2008年と2009年に集中することはないだろうと見込んでいる。

2005〜2009年の世界PC市場 フォームファクタ 2005 2006 2007* 2008* 2009*
出荷台数(単位:百万台) デスクトップ・x86サーバ 142.7 146.2 151.4 156.4 160.8
ポータブル 65.4 82.6 105.3 128.0 148.4
合計 208.1 228.8 256.7 284.4 309.2
伸び率 デスクトップ・x86サーバ 9.4% 2.4% 3.5% 3.4% 2.8%
ポータブル 33.5% 26.5% 27.4% 21.6% 15.9%
合計 16.0% 10.0% 12.2% 10.8% 8.7%

Jun14

ヤフー、iTunes Storeとの連携サービス

Posted at Jun 14, 2007 12:01 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 14

ヤフー、iTunes Storeとの連携サービス
ヤフーがiTunes Storeとの連携サービス「Music Download on iTunes」を開始した。ワンクリックでiTunes Storeからの購入/視聴が行え、iPodへの転送もOK。

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Music Download on iTunes

 ヤフーは6月14日、「iTunes Store」と連携しての音楽配信サービス「Music Download on iTunes」を同日より開始すると発表した。

 この連携により、Yahoo!JAPANの「Yahoo!ミュージック」からワンクリックでiTunes Storeにアクセスでき、楽曲の試聴/購入が可能となる(試聴/購入には事前にiTunesのインストールが必要)。購入についてYahoo!のIDおよびウォレットは利用できず、iTunes Storeのアカウントが必要となる。

 Yahoo!ミュージック画面左上のタブには「iTunes」が新設され、アーティスト名や曲名などをキーにiTunes Store内を一括検索できる「iTunes 検索」も用意されている。

 開始にともないDef Techの全曲配信が開始されるほか、AIの新曲「BRAND NEW DAY」の先行配信やレミオロメン「波」の独占配信なども開始される。配信元のサイトはiTunes Storeなので、購入した楽曲をiPodで楽しむこともできる。

 ヤフーは2005年2月から音楽配信サービスを開始しており、これまではMoraを運営するレーベルゲートと提携し、Moraのシステムを利用するスタイルとなっていた。新サービスが開始されても従来の提供スタイルは引き続き提供されており、「iTunesをご利用のかたはこちら」「moraをご利用のかたはこちら」というリンクをたどることで、切り替えながらの利用も行える。

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iTunes StoreとMora、2つの音楽配信サイトを切り替えて利用できる

Jun15

mixi、フォトアルバム機能を全ユーザーに公開

Posted at Jun 15, 2007 12:10 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 15

 ミクシィは6月15日、SNS「mixi」で、有料会員向け機能の「フォトアルバム」を6月27日から全ユーザーに開放すると発表した。

 フォトアルバムは、JPEG形式の画像を投稿してアルバムとしてまとめて保存でき、他のユーザーと共有したりコメントがつけられる。画像の公開・非公開も選べる。容量は有料会員が1000Mバイト、一般ユーザーが100Mバイト。

 また、携帯電話向けの「mixiモバイル」で、日記に貼り付けられた動画を再生できるようになった。従来はPCからのみだった。

 日記に貼り付けられた動画は、mixiモバイルでは「動画」というテキストリンクで表示。ストリーミングか、ダウンロードを選択して再生できる。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの端末に対応している。

Jun15

Windows版Safari、2日で100万ダウンロード達成

Posted at Jun 15, 2007 01:02 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 15

多くの関心を集めているAppleのWindows版ブラウザはセキュリティのアップデートを施し、英語以外の言語への対応も確約している。

 米Appleは6月14日、WWDC初日にスティーブ・ジョブズCEOが「One more thing...」として紹介したWindows版Webブラウザ「Safari 3 for Windows」パブリックβ版が公開から2日で100万ダウンロードを超えたと発表した。

 Appleは、SafariがWindowsで最速のブラウザであると主張しており、iBenchによる計測でInternet Explorer 7と比較で最大2倍、Firefox 2の1.6倍と発表している。

 Windows版Safariは発表してすぐに脆弱性の問題が指摘されていたが、Appleはセキュリティ問題に対処したSafari 3.0.1アップデート(Windows版のみ)を公開している。

 最新バージョンでは日本語を含め、英語以外の言語ではさまざまな問題があるが、Appleではユーザーのサポート、インプットメソッドへの対応、メニューやメニューのローカライズ、テキスト処理などの英語圏以外への対応を「近々対応予定」としている。

 このほかには、NTLMサポート、PACファイル自動認識、FTPディレクトリ表示、Safariからのプロキシ設定へのリンク、cookie管理、LiveConnectサポート、ツールチップ、スペルチェック、印刷ページのナンバリング、タイトル印刷、マージン処理の対応が予定されている。

Jun15

楽天店舗から個人情報流出 Winnyで

Posted at Jun 15, 2007 01:09 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 15

楽天市場に出店する「ビューティコロジー」のPCから、Winnyを通じて注文者の氏名や電話番号などが流出した。

 楽天はこのほど、楽天市場に出店する「ビューティコロジー」から個人情報が流出したと発表した。店舗のPCがウイルスに感染し、Winnyを通じて流出した。

 流出したのは2006年8月6日から2007年2月6日までの取引情報の一部で、注文者の氏名、住所、電話番号、商品送付先の氏名、住所、電話番号、注文商品の情報などが記載されていた。クレジットカードに関する情報は含まれていない。

 被害にあった顧客には、店舗と楽天市場からメールで連絡した。

 楽天は、再発防止に向けて注意喚起を行うとともに、個人情報保護の徹底や情報管理の支援をさらに強化するとしている。

 楽天市場では過去にも出店店舗から個人情報が流出しており、楽天はWinnyなどファイル交換ソフトの利用禁止や有償ウィルス対策ソフトの利用を促してきた。

Jun15

「UNIQLOCK」ブログパーツ公開

Posted at Jun 15, 2007 01:26 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 15

ユニクロが、プロモーションサイト「UNIQLOCK」を開設した。ブログパーツも公開し、世界中のブロガーにアピールする。
 ユニクロは6月15日、ドライ素材を使ったポロシャツをプロモーションするサイト「UNIQLOCK」を開設した。ファッション性をアピールするグローバルキャンペーンの一環。時計のブログパーツも公開し、世界中のブロガーに製品をアピールする。

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トップページ

 サイトのトップページでは、女性ダンサーが時報の音に合わせて踊る「CLOCK DANCE」を披露する様子と、時計を交互に表示する。

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ブログパーツ。動画と時刻を交互に表示する

 CLOCK DANCEの動画と時刻を交互に表示するブログパーツも公開。動画や時報ではFantastic Plastic Machineのオリジナルサウンドを活用したほか、特定の時間になるとダンスユニット「無名の心」の動画が流れる仕掛けもある。

 7月5日には、ブログパーツを貼り付けたユーザー数やユーザーの所在国名を確認できるサイト「WORLO.UNIQLOCK」も開設する。ブログパーツを貼り付けたユーザーに、UNIQLOCKロゴ入りG-SHOCKをプレゼントするキャンペーンも行う。

Jun16

Googleがユーザーをウイルス扱い? Kaspersky Labが問題提起

Posted at Jun 16, 2007 11:20 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 16

Googleで検索しようとしたユーザーがウイルス扱いされ、締め出されることがあるという。

 Googleで検索をかけようとしたユーザーが、ウイルスと疑われて締め出される問題が起きている。ロシアのセキュリティ企業Kaspersky Labが6月15日のブログで報告した。

 Kasperskyは英Inquirerのサイトに掲載された記事を紹介して問題を提起。この記事は「Googleにウイルス扱いされた」と述べ、Googleで検索しようとしたところ、検索結果が表示されなくなり、エラーメッセージが表示されたと伝えている。

 Googleのメッセージには「あなたの検索用語は、コンピュータウイルスやスパイウェアアプリケーションの自動リクエストと似ています。ユーザーを守るため、あなたのリクエストを処理できません」と表示されていた。

 Kaspersky Labの顧客もこの問題に見舞われ、社員多数に同じエラーメッセージが表示されたという。

 その背景として、スパマーが標的とする電子メールアドレスやパスワードなどを探す目的でGoogleを使っており、その作業を自動化するためのスクリプトを感染マシンから実行しているという事情があると、Kasperskyは解説する。

 Googleはこうした疑いのある検索を一時的に遮断してcaptchaという変形文字を表示し、ユーザーがこれを正しく入力すると遮断が解除される仕組みになっている。

 Kasperskyでは人間のユーザーがGoogleから締め出される状態を再現した。いったん遮断されると、そのユーザーが使っているIPアドレスがブラックリストに掲載される。しかしユーザーがプロキシサーバを使っている場合、そのプロキシが攻撃者とみなされて遮断され、誰かがcaptchaを解くまで、そのプロキシを使っている全員に同じ制限がかけられてしまうという。

 もちろん、本当に感染したコンピュータがネットワーク上にあるのかもしれないが、ボットの疑いをかけられているのはユーザーのコンピュータではなくプロキシだということを、Googleが明示してくれれば助けになるはずだとKasperskyは指摘する。同社はこの問題をGoogleに伝え、返事を待っているところだという。

Jun16

SNSのBebo、著作権保護技術を導入

Posted at Jun 16, 2007 01:13 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 16

Beboにコンテンツ認識技術を提供するAudible Magicは、MySpaceなど、ほかのSNSにも技術を提供している。

 ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の米Beboは6月14日、米Audible Magicのコンテンツ認識技術の採用を発表した。

 Audible Magicの技術によりBeboでは、著作権で保護されたコンテンツを認識し、著作権が侵害されている場合にはBeboサイトから削除する。これにより、Bebo上で活動するアーティストや50万組に上るバンドが、自作の楽曲を管理できるようにするという。

 Audible Magicの技術は、人気SNSのMySpaceや、米MicrosoftのSoapbox、Sony Pictures傘下のGrouperなどでも採用されている。

 BeboはHitwiseによる4月の市場調査で3位のSNS。英国、アイルランド、ニュージーランドではSNSとして最大のシェアを持つ。

Jun17

竹内結子の写真を“合法に”ブログ貼り付け

Posted at Jun 17, 2007 12:49 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 17

 仏AFP通信とクリエイティヴ・リンクが共同で展開するニュースサイト「AFP BB」は、竹内結子さんや柴咲コウさんが所属する芸能プロダクション・スターダストプロモーションに所属するタレントの写真入り芸能情報を、ブログ上に自由に引用できるサービス「芸能リリース」を始めた。

 スターダスト傘下のWebプロモーション会社・TUCがAFPBBと提携し、芸能情報を配信する。AFPBBと提携しているブログサービスのユーザーは、著作権や肖像権を侵害することなく、これらの情報をワンクリックでブログ上に表示できる。

 AFPBBはすでに、写真入りニュースをブログ上に貼り付けられるサービスを始めている

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Jun18

LOOX Uのキーボードはどこまで使える──富士通「FMV-BIBLO LOOX U50WN」

Posted at Jun 18, 2007 12:21 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 18

スレートタイプが多いUMPCにあって、LOOX Uはクラムシェルの形態となって通常のノートPCのような使い方も想定されている。キーピッチ14ミリの「キー入力」に無理はないか検証してみた。
まずは「親指タイプ」でキーボードをチェックする
 富士通のUMPC「FMV-BIBLO LOOX U50WN(以下、LOOX U)は、単なるUMPCではなく、「国内大手PCメーカー製UMPC」「クラムシェルも可能なコンパーチブル筐体」「Intel Ultra Mobile Platform 2007採用」といった注目すべき特徴をもった製品だ。LOOX Uは富士通の直販サイトWEB MARTのみの限定販売で、価格は最小構成で13万9800円であるが、無線LANモジュールを追加すると14万4800円となって、これでようやく最低限使える仕様になる(メモリ容量を1Gバイトにするか、HDDを40Gバイトにするか、外付け光学ドライブを追加するかはユーザーによって判断が分かれるところだろう。携帯利用を重視するユーザーは大容量バッテリーも追加したいと考えるかもしれないが、重量増を考えると、あまり得策といえないかもしれない)。

 UMPCやサイズと重さがUMPCに近い(ただし価格は高い)製品として、これまでITmediaで紹介してきた「SmartCaddie」にしても「OQO model2」にしても「Mininote」にしても「VGN-UX50」にしても、基本形はスレートタイプで、一部の製品(VGN-UXシリーズにOQO model 2)は液晶ディスプレイがスライドしてキーボードが姿を現す筐体を採用している。クラムシェルにもなるコンパーチブルなUMPCは、IDFなどの技術イベントで展示はされていたものの、製品として日本で出荷されるのはLOOX Uが初めてとなる。富士通のリリース資料では、筐体を両手で抱えるように持ち、親指でキーボードを打鍵するシーンが紹介されているが、製品を説明してくれた富士通のスタッフは「机に置いて両手で打鍵するのがいいですね」とも説明している。はたして、どちらの体勢が使いやすいのだろうか。

 身長172センチの成人男子がLOOX Uを両手で抱えた場合、しっかりと抱えている状態(筐体の側面を親指と人差し指の間で支える状態)でも親指はキーボードの中ほどまで届くが、上のほうにあるキー(QWERTY列や数字列のキー)を打鍵しようとすると指の動きはやや苦しくなる。浅めにグリップした状態(筐体の側面を人差し指の付け根で支える状態)で、なんとか打鍵できるようになる。

 この体勢で気になるのが液晶ディスプレイの角度だ。自然な手首の角度で筐体を持とうとすると、首をやや下げPCに視線を落とした状態で液晶ディスプレイがユーザーの顔を向くには、筐体と液晶ディスプレイは少なくとも180度開いているのが望ましい。しかし、LOOX Uは液晶ディスプレイを180度まで開くことができない。ディスプレイがやや下を向いてしまうので、筐体を抱えた手首を外側に倒すような動きが必要になる。手前に倒すぶんには自然な動きとして許容できるが、外側に倒すと「筋を伸ばす」動きとなるため、ストレッチ運動としては好ましいが自然な動きとしてはストレスがかかってしまう。この体勢で長い時間親指タイプをするのはつらい。


両手でLOOX Uを抱える。この姿勢はLOOX Uを顔の辺りまで掲げているが、胸の前に持った状態ではもっと下の位置にあって、ユーザーはLOOX Uを見下ろすようになる


LOOX Uの液晶ディスプレイを最大に開いた状態。180度までは開かない

 液晶ディスプレイをひっくり返してスレートタイプのPCとして使う場合、その姿勢は「片手で筐体を支えもう片手でスタイラスを持ってタッピング」となる。LOOX Uはディスプレイ表示を回転させる専用ボタンを用意しているので、画面を回転させて縦長横長どちらでも容易に使い分けが可能だ。

 カタログスペックにある重さ580グラムというのは、例えばVAIO type U VGN-UXシリーズの520グラムと比べて重いのだが、手にしてみるとその重さを数値ほどに感じなかったのは意外であった。筐体短辺も133ミリとそれほど長くないため(これもVGN-UXシリーズの100ミリと比べて長いのだが意外にも苦にならない)、画面表示を縦長にして片手で持つと自然な姿勢でLOOX Uを使える。また、横長表示にした場合でも、両手で持つ体勢にすれば、ポインティングデバイスのスティックとクリックボタンがディスプレイ上部に配置されるため、こちらも筐体の重さを手のひらで受けながら、親指の自然な動きでポインティングデバイスを操作できる。

 LOOX Uのディスプレイは感圧式のタッチパネルを組み込んでいるので、筐体内蔵のスタイラスでなくとも指先でタップすれば操作が行える。ソフトウェアキーボードも導入されていて、これも専用のボタンを使えばワンアクションで呼び出せる。タップ操作でもかなりの操作ができると思うのだが、試作機ゆえか座標のキャリブレーションを行ってもタッピングポジションの精度が低くてスムーズな操作が出来なかった。LOOX Uの液晶ディスプレイは5.6インチワイドのサイズで1024×600ドットの解像度を表示できる。4.5インチのワイドディスプレイで1024×600ドットを表示するVGN-UXシリーズよりドットピッチはゆるいはずだが、それでもタッピングには精度が求められる。評価機では、アイコンのタップは難なくできるもののリスト表示させたフォルダでファイルを選択したりソフトキーボードでタッピングをしたりするのは困難であった(このあたりの使い勝手は製品版で改善されている可能性が高い)。


液晶ディスプレイを裏返してスレートタイプのPCとして使うことも可能。感圧式のタッチパネルが組み込まれているので、内蔵のスタイラスや指先で操作できる

液晶ディスプレイを裏返してスレートタイプのPCとして使うことも可能。感圧式のタッチパネルが組み込まれているので、内蔵のスタイラスや指先で操作できる

LOOX Uは5.6インチワイド液晶ディスプレイに1024×768ドットの解像度で表示する。スレート状態ではソフトウェアキーボードも利用できる。これも専用の呼び出しボタンが液晶ディスプレイの下に用意されている


ノートPCのように打鍵してキーボードをチェックする
 クラムシェルのLOOX Uは、ノートPCのように筐体を机において両手でタイプする使い方も可能だ。フットプリントが小さいので、シアトルタイプのコーヒースタンドにある小さい丸テーブルでも、コーヒーと並べて筐体をおけるのは、「外回りの空き時間にちょっとデータを整理したい」というビジネスユースでは重宝するだろう(ただし、Let'snoteのようにキーボード全面防滴とはなっていないので、コーヒーを筐体にこぼさないように注意したい)。

 カタログに示されている「キーピッチ14ミリ、キーストローク1.3ミリ」という仕様は、意外にも、打ちやすい「打鍵感」を提供してくれる。とくに1.3ミリというノートPCに比べると少ないと思われるストロークでも「押した」ことがはっきりと認識できるため、過去に“Libretto 20”シリーズで文字入力を経験しているオールドユーザーなら気にならないかもしれない(LOOX UのキーピッチはLibretto 20より1ミリ広い)。10本使うのは無理としても「親指人差し指中指」を駆使する3本タッチならストレスなくキーを打てる。ストロークも「小さいノートPCはそういうもんだ」と思っていれば許容範囲といえる。

 そういうミニノートPCを経験しているユーザーにキーの打鍵感そのものはあまり問題にならないが、そういうユーザーでも実際に文字入力を行うと「キーの配置」が気になるだろう。とはいえ、「F1」「F2」といったファンクションキーやカーソルキーが「Fn」キーとの組み合わせであったり、「Enter」キーのピッチがほかのキーと同じであるのは、このサイズのミニノートPCでは避けられないもので、14ミリというピッチを確保するためのトレードオフとして受け入れてもいいだろう。

 文字入力における使い勝手としても、上記に挙げた特殊機能キーとFnキーの組み合わせについては、使う頻度も限られるため“それほど”意識することも少ない。操作の流れを考えると、カーソルキーとFnキーの組み合わせは(カーソルキーを使うときは、いったん文字入力を中断してから使うことが多いため、作業の流れの区切りでFnキーを押すのは“思考や作業を中断する”という点においてそれほど問題にならない)苦労することなく扱いに慣れる。ピッチがほかのキーと同じ「Enterキー」も、場所がほかのPCと同じであることと使う頻度が高く使うタイミングもはっきりしているため、慣れるまでそう時間はかからない。

 それよりなにより、「−」/「=」という文中でよく使う「長音」や「等号」がFnキーとの組み合わせで認識されるのは、文字入力における使い勝手を多く阻害している。キーボードを使って文字入力をしているときに、「ー」と「=」を入力するたびにFnキーとの組み合わせを意識しなければならない操作は、文章入力作業の流れというPCを使う上で基本となる思考作業を中断させる。これを乗り越えて“流れるような”キー入力に慣れるまで相当の時間が必要になると思われた。

 今回の評価作業は正味2日間という短い時間であり、そのうち文字入力に費やした時間はごく限られているけれど、「ー」(長音)ひとつのために、文字入力で多大なストレスを感じてしまったのは否定できない。「UMPCはデータブラウズが主な用途だから、キー入力をそんなに重視することはない」という意見もあるかもしれないが、それならば、スレートタイプのPCであれば十分であって、せっかくのクラムシェルと14ミリというある意味無理して確保したキーピッチはいらない。「机においてキーボードで無理なく入力できる」と富士通のスタッフが説明したコンセプトや「キー入力をきちんとできるようにしなければ、PCとしてのメリットが生きません」という思想も無駄になってしまうのではないだろうか。

身長172センチの成人男子の指とLOOX Uのキーボードを比較する。この画像を見て「キツそう」と思うユーザーは多いと思うが、危惧するほどキータッチが無理というわけではない

LOOX Uには、暗いところでキー入力に支障がないようにキーボード上部に白色LEDが内蔵されている。専用ボタンが用意されていて点灯もすばやくできる。白色LEDは思った以上に明るいので、暗いことを求められるシチュエーションでは状況に応じて使用を控えたほうがいい


LOOX Uには、暗いところでキー入力に支障がないようにキーボード上部に白色LEDが内蔵されている。専用ボタンが用意されていて点灯もすばやくできる。白色LEDは思った以上に明るいので、暗いことを求められるシチュエーションでは状況に応じて使用を控えたほうがいい

前面にはポートリプリケータの専用コネクタが用意されている

側面には無線LANオンオフスイッチ、SDメモリーカードスロット、音量調整/ミュート設定ジョグダイヤル、マイク、ヘッドフォン端子が、右側面にはコンパクトフラッシュカードスロット、電源スイッチ、USB 2.0(×1)が用意される。電源スイッチとUSBコネクタのカバー、無線LANスイッチの形状が筐体デザインにあわせてあるのに注意

 それよりも、最小構成では無線LANモジュールが組み込まれないのに注意したい。“豚の尻尾”ポートリプリケータには有線LANインタフェースが用意されているが、その場所のせいで使い勝手があまりよろしくないのと、UMPCなら「場所を選ばずネットワークにアクセス」できるために無線LANモジュールは組み込んでおきたい(この場合、購入価格は+5000円になる。なお、こちらの分解記事にもあるように、LOOX Uのmini PCIスロットは底面パネルを外すとすぐにアクセスできるので、無線モジュールをパーツショップで購入して組み込むことも可能に思えるが、それらのモジュールがLOOX Uで使えるか検証を行っていないため、ここではとくに言及しない)。

標準で付属するポートリプリケータにはVGAと有線LANのインタフェースが用意される。この場所に接続するため、使い勝手はあまりよろしくない

裏面のパネルを外すとmini PCIスロットとHDDにアクセスできる。mini PCIは2つ用意されているが、最小構成ではここに見える無線LANモジュールも付属しない


「Intel UMP 2007」の実力と消費電力は
 Intel UltraMobile Platform 2007を搭載した日本で初めてのUMPCということで、そのパフォーマンスが気になるところだ。800MHzで動作するA110はDothanコアのCeleron Mをベースにしているといわれており、LOOX Uでも動作クロックはフルパワーで800MHz、バッテリー重視にした状態でSpeedStepが有効になると600MHzとなる。チップセットに統合型のIntel 945GUを載せ、メモリはオンボード512Mバイトにスロット512Mバイトの合計1Gバイト、HDDは30Gバイトというスペックで評価機は構成されていた。

 このスペックとほぼ似たようなUMPCとして、先日レビューを掲載したOQO model 2がある。OQO model 2はCPUがC7M/1.5GHz、チップセットが統合型のVX700、メモリ容量が1Gバイト、HDD60Gバイトという構成だった。今回評価に使ったLOOX Uが試作機ということでベンチマークの測定値をそのまま掲載することはできないが、その結果を以前掲載されたOQO model 2と比較すると、省電力モード、ハイパフォーマンスモードのいずれでもHDDを除くすべての項目でLOOX UはOQO model 2を上回っている。

 冷却はファンレスとは行かず、筐体内部には負荷にあわせて回転数が変化する冷却ファンが組み込まれている。その音は、やや高く、また、回転数が変化するために必要以上に気になってしまう。ざわついているオフィスや喫茶店でも聞こえるぐらいなので、夜の住宅街や図書館など静寂を求められる場所でLOOX Uを使うには、ある程度“太い神経”が必要になるだろう。

 LOOX Uの電力管理は、Windows XPのコントロールパネルで用意された「電源管理」に富士通が独自で用意した「省電力ユーティリティ」タグが加えられている。このユーティリティでは、LOOX Uが搭載しているインタフェースのうち、コンパクトフラッシュカード、SDメモリカード、有線LAN、液晶ィスプレイ、HDDといったデバイスごとに省電力モードでの有効無効(液晶ディスプレイは輝度)を設定してバッテリー駆動時における消費電力を抑えるようになっている。なお、評価機で省電力モードに設定して、液晶ディスプレイの輝度やいろいろな処理をさせたときの消費電力をツール「MobileMeter」を使って測定した値を参考として掲げておく。

電力管理モード LOOX Uの状態 MobileMeter
バッテリー最大利用 アイドル、液晶輝度最低 4.72ワット
アイドル、液晶輝度レベル4 4.87ワット
アイドル、液晶輝度最大 5.48ワット
アイドル、液晶輝度最大、無線LANオン 8.07ワット
液晶輝度最大、無線LANオン、Youtubeで動画再生 10.06ワット
液晶ディスプレイ輝度最大、MPEG-2を再生 9.45ワット

給排気用のスリット。この部分が最も熱くなる。両手でLOOX Uを持つとちょうど右手人差し指の付け根がこの部分に触れる

富士通が用意した省電力ユーティリティ。省電力モードにおける、有線LANやカードスロット、HDDの有効無効に液晶ディスプレイの輝度を設定できる

絞り、シャッタースピードをそろえた条件で撮影したLOOX Uの液晶ディスプレイの輝度比較。左から最低、レベル4、最高となる。最低輝度ではこのように画面表示を認識することは難しい。消費電力を抑えるための退避モードとして捉えておいたほうがいい

 LOOX Uは、軽量、小型、低価格というUMPCのコンセプトを取り入れるだけでなく、実用的な携帯性能を有した筐体を有している。両手で持って親指タイプをするときだけでなく、クラムシェル形態で通常のノートPCのようにタイプする場合でも、14ミリというキーピッチを確保しているLOOX Uは、ある程度の長いタイピングも非現実的ではない打鍵感を実現している。

 それだけに、「“ー”(長音)を入力するときはFnキーのコンビネーションが必要」であるために文字入力作業の流れを止めてしまうキーレイアウトが残念に思える。この部分が改善されるだけで“軽”“小”“安”のバランスがうまく取れた「使えるUMPC」となりえたであろう。

Jun18

グーグルも触手、急進するバイオメトリクス技術

Posted at Jun 18, 2007 12:35 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 18

 アメリカ国立標準技術研究所(NIST)が発表した顔認証技術のベンダテストリポート「FRVT 2006 and ICE 2006」 が興味深い。

 バイオメトリクスではFAR(False Acceptance Rate:他人受け入れ率)とFRR(False Rejection Rate:本人拒否率)を指標として用いる。一般に両者は背反の関係にあるからだ。2002年の結果に比べると2006年はFRRの精度が20倍に上がっている。レポートによれば、従来の骨格に依存した顔面認証に加え、画像での光線の当たり方の補正や、皮膚の表面の特徴の活用により、顔認証技術は近年急速に進展しているという。すでに複数ベンダの製品で人間の識別率を上回る成績を残す顔認証技術もあり、人間には難しい双子の識別すら可能になっているようだ(レポート[PDF]はこちら)。

 グーグルによるNeven Visionの買収など、バイオメトリクスの注目が高まっていることもあり、今後数年で検索技術への利用も含めた応用事例が急増するかもしれない。

中期目標設定が巧妙な米国系機関
 こうした顔認証技術の急速な進展の背景としては、911テロ以後の米国政府系機関におけるニーズの高まりや、計算速度の向上がある。加えてNISTによるFRGC (Face Recognition Grand Challenge)プログラムの後押しも大きい。米国は、少し後押しすれば商業化に手が届く技術に対して、妥当な目標設定をし、オープン参加形式で行うコンテストのマネージメントがうまいように思う。

 NIST自身、しばしば、ニーズの高いセキュリティ技術に対する公募コンテストを開催している。DESの後継としてのAES(Advanced Encryption Standard)では、ベルギーの大学の技術が採用され、現在は新ハッシュ関数の公募が行われている。

 このほかにもDARPAによる自動走行ロボットを対象としたGround Challengeや、「Space Ship One」が優勝した民間の有人宇宙飛行コンテスト「Ansari X PRIZE」(X Prize Foundationが運営)など、どれも技術的に適度な困難性を持ちながら、決して不可能ではなく実用性も兼ね備えている目標が設定されているコンテストがある。

 最も重要なのは、こうした技術はニーズがあり、必要とされている点に出発点を置いていることだ。

標準化後に加速する日本のリーダーシップ
 対して、日本のIT政策は「海外で流行っている標準をいち早く普及」という形を採ることが多い。過去で言えば、CALS/EC、SGML、SIPSのほか、ADSLにみられるブロードバンド政策などだ。どれも米国で流行っているといわれていて、国内での取り組みが急に活発化したという経緯を持つ。特にSIPS、CALSのようにアメリカで流行っているといわれながら、アメリカでは実際はあまり聞かれなかったブームすらあったほどだ。

 最近でいえば世界でいち早く義務化に踏み切るといわれている金融庁による公開企業の財務データ開示のXBRL化(参考PDF)がその典型だろう。

 すでに決まっているものを率先して普及させるより、必要だけどないものを作り出した方が世の中は進歩する。日本もイノベーション立国を標榜するのであれば、ブランド志向の標準主義から脱却して、必要でまだ存在しないものを作るという原点に回帰するべきではないのだろうか。

Jun18

Windows版SafariはiPhone用アプリのプラットフォームの可能性――Mac開発者の見方

Posted at Jun 18, 2007 01:04 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 18

AppleがWindows版Safariを公開した目的について憶測が飛び交う。まもなく発売されるiPhone用プラットフォームだという見方が強い。

 AppleのSafariブラウザがWindowsユーザーの間で好評だ。カリフォルニア州クパティーノに本社を置くコンピュータ企業のAppleは6月14日、Webブラウザ「Safari 3」のWindows対応バージョンのβ版の提供を開始してから最初の48時間で同社のWebサイトからのダウンロード数は100万本を超えたことを明らかにした。

 しかし、同ブラウザの人気に冷水を浴びせるようなニュースも飛び込んできた。Windows版Safariの提供が開始されてから数時間もたたないうちに発見された多数の脆弱性を修正するパッチをAppleがリリースする前に、同ブラウザの新たなセキュリティホールがセキュリティ専門家によって発見されたのだ。

 セキュリティ専門家のロバート・スウィーキー氏によって公表された新たな欠陥は、攻撃者がcookieを盗み出したり、ブラウザウィンドウに任意のコンテンツを表示させることを可能にするというもの。

 新たに修正されたバージョンのSafariでは、メモリ読み取り問題、JavaScript攻撃、URL認証問題など、今回発見された脆弱性以外のさまざまなセキュリティホールに対処した。

 大半のMacintosh開発者は、Windowsプラットフォームにあまり関心を持っていないため、Safariのパッチのニュースにそれほど注目していない。しかし、Windows版Safariが一般向けにリリースされた直後に次々と出てきた脆弱性の報告にAppleが迅速に対応したことを評価する開発者もいる。

 Vertigo Softwareのソフトウェア開発者であるジェフ・アトウッド氏は、「Appleが批判やバグリポートに素早く対応するという形でWindowsプラットフォームへのコミットメントを示しているのは喜ばしいことだ」と話している。

 「だが、Windows版Safariは正統なWindowsアプリケーションではなく見せかけのMacエミュレータなので、やや興ざめする」と同氏。

 この新しいWindowsアプリケーションは、先週サンフランシスコで開催されたWorldwide Developer Conference(WWDC)で披露されたが、同カンファレンスに来場した開発者たちは全般的に、今回のAppleの狙いについて懐疑的な見方をしている。

 「Safariはどう言いつくろってもMacアプリであり、ウィンドウの最大化動作を除けば“Windows式”に動作するものは何もない」とアトウッド氏は指摘する。

 ソフトウェア業界観測筋によると、Windows版SafariはWindows標準ではなくMac OS X標準のインタフェース要素を採用しているという。ソフトウェア開発者のジョエル・スポルスキー氏は、Windows版Safariでは、フォントの表示に独自のフォントスムージング/サブピクセルレンダリング技術を使用していると指摘する。

 「これに対して不満を表明する人もいるが、これは意図的にそうしたのに違いないと思う」とアトウッド氏は話す。

 「SafariはIEやFirefoxの地位を狙ったものではなく、Macエミュレータなのだ」と同氏は付け加える。「Safari対応のWindowsアプリやiPhoneアプリを容易にテストできるようにすることにより、これらのアプリの開発者を促進するのが狙いだ。これで開発者は、WebアプリがSafari上できちんと動作するか確認するのに、Macを借りたり盗んだりしなくても済む」。

 Appleのスティーブ・ジョブズCEOはWWDCのキーノートスピーチで、サードパーティーが自社のアプリケーションをAppleのiPhone上に対応させる唯一の方法は、Web 2.0技術を使用し、iPhoneに搭載されたSafari Webブラウザ 上で動作させることだというのが同社の現在の方針であることを明確にした。

 「この観点から考えれば――ビジネス的に意味のある観点はほかに思いつかないが――Safariの動作がMac版に近ければ近いほどいいということになる」とアトウッド氏は話す。

 オリジナルのMac OS X版Safari用の拡張機能「Saft」を開発したハオ・リー氏も、アトウッド氏と同意見だ。

 「わたしのみるところでは、AppleがWindows版Safariをリリースする唯一の理由は、iPhone向けの開発を促進することだ。Windows版SafariがPC用ブラウザの市場シェアに影響するとは思わない」とリー氏は語る。

 Windows版Safariは無償でダウンロードできるが、Appleにとって大きな収益源になる可能性もある、と指摘する人もいる。

 「Daring Fireball」というWebサイトを運営しているジョン・グルーバー氏はその中で、「あまり広く知られてはいないが、Webブラウザのツールバーに組み込まれた検索バーは収益を生み出すのだ。SafariのツールバーからGoogle検索が行われると、Googleは検索結果ページから得られる広告収入の一部をAppleに支払うのだ」と述べている。

 「わたしが調べたところでは、Appleは現在、Safariに組み込まれたGoogleツールバーから毎月約200万ドルの収入を得ている。これは1年間で2500万ドルになる。Windows版Safariがそこそこ成功すれば、年間1億ドルあるいはそれ以上の収益源に成長する可能性がある」(同氏)

 開発者コミュニティーの間では、Windows版Safariの出自をめぐる疑問もわき起こっているようだ。

 Appleは、iTunesやメディアプレーヤーのQuickTime Playerなど、以前からWindows向けのソフトウェアを開発しているが、Windows版SafariはMac OS Xのコア技術の一部をWindowsプラットフォームに持ち込むものだと指摘する向きもある。

 例えば、「Program Files」ディレクトリの「Safari」サブディレクトリには、CFNetwork.dll、CoreFoundation.dll、CoreGraphics.dll、WebKit.dllといったコンポーネントが含まれる。

 こういったことが、Appleは今後、ほかのAppleアプリケーションをWindowsに移植しやすくなるのではないか、また同社はMac OS XだけでなくWindows用のコードを作成できる社内用バージョンの開発環境「Xcode」を持っているのではないか、といった憶測につながったようだ。

 現時点ではAppleの担当者のコメントは得られていない。

 Safari 3.01 for Windowsのβ版は、AppleのWebサイトから、もしくはSoftware Update Applicationを通じて入手できる。

Jun18

Yahoo!の日本語形態素解析エンジンAPIを公開

Posted at Jun 18, 2007 01:17 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 18

Yahoo!JAPANで使われている日本語形態素解析エンジンのAPIを公開。文章に含まれる特徴的な単語などが分かり、他のAPIと組み合わせたマッシュアップなどの活用を期待している。

 ヤフーは6月18日、サービスAPI「日本語形態素解析Webサービス」を公開した。Yahoo!JAPANで使われている日本語形態素解析エンジンを、外部の開発者などが無料で利用できる。

 同APIを使うと、解析対象の日本語文を形態素に分割し、品詞名や読み、基本形、形態素の総数、各形態素の出現回数を返す。対象の文章がどんな特徴的な単語で構成されているのかを把握でき、検索APIと組み合わせればブログの類似記事検索なども可能になるとしている。

 公開するエンジン「Web MA」はYahoo!JAPANの日本語処理技術部が、Yahoo!JAPANと共同開発。ブログ検索や商品検索など一部検索エンジンのテキスト処理や、ブログ検索の「評判検索」「まとめ検索」などのテキストマイニングにも使われている。

 開発者向けに「Yahoo!デベロッパーネットワーク」で公開する。

Jun18

「Web2.0は大嫌い」とひろゆき氏 ニコ動有料版で「もっと面白くしたい」

Posted at Jun 18, 2007 01:26 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 18

2ch管理人のひろゆき氏は「Web2.0という言葉はお金のにおいがするから大嫌い」という。ニコニコ動画に有料版が導入されたが、お金もうけよりも「面白くするため」の試み。「“無駄の集大成”のようなニコニコ動画で文化を作りたい」と意気込む。

 ニワンゴは6月18日、動画にコメントを付けられるサービス「ニコニコ動画」をリニューアルし、「γ版」から「RC版」に改名。新機能を追加し、月額525円の有料アカウント「プレミアム会員」の登録を始めた。

 目ぼしい収益源がなく赤字運営の同サービスが、有料会員制の導入でビジネス化に向けて本格的に動き始めたようにも見える。だがニワンゴの取締役兼管理人・西村博之氏(ひろゆき氏、30)は「有料化は面白くするための試み。ビジネスに寄りすぎるとつまらなくなるから、ニコニコ動画を極端にビジネス寄りにするつもりはない」と語る。

RC版とは
 RC版は、ユーザーインタフェースを一新したほか、動画に付いたコメントのうち好みのものを保存しておき、後で参照できる「マイメモリー」機能を追加した。自分のマイメモリーを公開したり、ほかユーザーが作ったマイメモリーをリストに登録することも可能だ。

ニコニコ動画(RC) (※)開発中の画面

 プレミアム会員(カード決済なら月額525円、WebMoneyによる90日チケットなら1680円、6月中は無料)は、混雑する時間帯でも画質低下なく視聴でき、快適に動作する専用サーバを利用できるほか、限定公開中のモバイル版「ニコニコ動画モバイル(RC)」も利用可能だ。

 オプション機能も一般会員向けより強化した。コメントのカラーバリエーションやマイメモリーの登録数、気に入った動画を登録する「マイリスト」の登録数、動画投稿サイト「SMILEVIDEO」のアップロード容量も一般会員より増やした。

 プレミアム会員向けマイメモリー機能は6月22日から、あらかじめコメントを保存していなくても過去の時間を指定して再生できるようにする。モバイル版のテスト期間終了後は、HSDPA携帯なら最大15fpsで再生できるプレミアム会員限定機能「臨界突破機能」を追加する。

有料版は「面白いものをつくるため」
――「γ版」から「RC版」に改名し、機能も追加しました。新機能追加や改名の背景を教えてください。

 「RC」に特に意味はないですが、有料の機能もつけるので名前ぐらい変えといたほうがいいんじゃないかというくらいで。

 マイメモリー機能は、昨年のテスト段階から実装を考えていたもの。コメントは、ぼくが見たときは面白くても、3日後見たらあまり面白くなかったりするので、面白かった時のを残しておきたいと。

――有料版はなぜこのタイミングで導入したのでしょうか。

ひろゆき氏の最近のお気に入りはXbox360のレーシングゲーム「Forza 2」の動画。「車に小さなステッカーを貼ってカスタマイズできるのですが、小さいステッカーでもいっぱい貼っていくと、線で描いてるように見えて、みんながそれで絵を描いている。『作るのに8時間かかりました』というような車もあって、本当に8時間かかってそうなんですよ。Forza 2は世界じゅうのユーザーが作った車を見られるのですが、ここまでの質が高いのは日本人しかいない。ほか国の人って「色変えてみました」とか「線を入れてみました」止まりです

 「赤字である」というのがそもそもあり、なんとかせねばならんと。「これだけユーザーがいるんだから、お金を払ってくれる人も何割かはいるのではないか」という淡い期待があります。

 いままで通りのサービスは無料で利用できるから、お金を払う必然性はあんまりない。そこであえて、525円という“なんだか分からない金額”を払う人を集めておくとちょっと面白いことができるかなぁ、という。

 愚にも付かないものにお金を払ってくれる人は、面白いものに対して投資を惜しまないタイプの人だと思います。そういうセンスのある人たちが、動画の評価をしたりしてくれれば、ユーザー全員に評価してもらうのとはまた別の結果になるんじゃないかなと。

 「これは面白いけど負荷が高いよね」という企画を、有料会員限定で出すことができたりなど、サービスの選択肢も増えます。そういうのができる枠として、有料会員枠を作っておきたい。

――なぜ月額525円なんでしょうか。

 深い意味はありませんが、某SNSのプレミアム会員よりは高くしよう、という意地があったみたい。あんまり安いとカード課金手数料割合が大きくなっちゃうとか……。

――どれぐらいのユーザーが有料会員になると見ていますか。

 会社としては、ユーザーの5%、約6万5000人が有料会員になると想定しているようですが、さすがに東京ドーム(5万5000人収容)を埋めるのは難しいと思いますが。

 たとえ5%入会したとしても、有料会員向け専用回線を引く、という投資も増えるので黒字になるというわけではありません。

 お金が大事だというのは確かにそうなんですけど、面白いものをつくるために有料化しているというところを誤解してほしくないなぁと。別に払いたくない人は払わなくていいと思うんですよね。


動画で生活できる人が出てくれば面白い
 有料会員制に続いて、ユーザー同士でお金を流通させられるような仕組みが入れられれば面白いと考えています。面白い動画を作った人に、1円でもお金を払えるようになって、例えば、ゲームをプレイするゲーム動画だけで生活していくという人がでてきておかしくないと思うんですよ。

 お金が出てくることで新しい文化も生まれるし、それで食っていけるような人が出たらもうちょっと面白さは加速するかなと思っていて。

 すごく楽しそうにゲームする「永井先生」という方がいらっしゃって、独り言を言いながらゲームをプレイする動画がニコニコに上がってるんですけど、彼、動画のファンからプレイステーション 3(PS3)をもらったらしいんですよね。あまりに面白いから、ネットで見た人が「PS3をやらせたらもっと面白いんじゃないか」とプレゼントしてしまった。

 コミケって、面白い本を作ってる人にみんなでお金を払ってものを買って、その人が冬コミでつくって夏コミで作ってと継続的に循環するじゃないですか。そういう形でニコニコ動画で面白いもの作ってる人に「これ面白いから」というので経済的にうまく回る仕組みをつくるといいんじゃないかな、という淡い期待があります。

 有料版は、その第1歩になるはず。経営的には収益どうこうという話になってると思うんですけど、ぼくは収益どうこうはそんなに意識してない……と言ってしまうとまずいんですけど(笑)。

――親会社ドワンゴの決算では「ニコニコ動画など来期以降で当社の新たな収益の柱となるサービス構築に戦略的な先行投資を行ったことなどにより、大幅な減益になった」としています。現状は赤字でも、来期以降に収益化するという想定のようですが、ビジネスの状況はどうですか。

 ビジネスを考えないわけではありません。意識はしていますが「今年中に収益を」という切迫感はなくていいかなと思います。数年後に帳尻が合えばいいかなと。

 広告は、自社広告と、サイバーエージェントのターゲティング広告「MicroAd」が入っているだけです(関連記事参照)。ニコニコ動画はページビュー(PV)は多いけれど、PVの量と、広告を出した際の質は伴っていない気がします。動画を見に来ている人はわざわざほかの広告見に行かないじゃないですか。だから広告は収益の大きな柱とはならないのでは。

 DVDなどのアフィリエイト広告は相性がいいかもしれません。「ニコニコで知ったコンテンツのDVDをAmazon.co.jpで買った」という話をよく聞くから、動画に関連するDVDのアフィリエイトリンクをきちんと連動して表示することができれば、売れるのでは、と考えています。

 「陰陽師」をDVD付きCDや着うたにしたときみたいに、収益源をこちらでも一緒に持って「じゃあ一緒にやりましょう」という方が、単純に広告を見せるよりは相性がいいかもしれません。陰陽師のCDは1万枚ちょっと出たそうです。神奈川で1人暮らし用マンション買えるぐらいの売り上げですね。それぐらいの粗利益が毎月あれば、運営費用もなんとかなるかなぁ。

 有料コンテンツ配信の話も出ています。RC版で有料会員の数が見えると、コンテンツにお金を払う人の割合が見えてきますから、有料コンテンツも乗りやすくなるのではと考えています。

ビジネスに寄り過ぎるとつまらなくなる

――ニコニコ普及委員会名で、ニコニコ動画の方向性や考え方を示した「ニコニコ宣言」が発表されました。宣言の中には「ネットサービスを、ビジネス面からだけでなく人間本位でとらえなおそう」といったことが書かれているようですが。

 ニコニコ動画はどうしても、ビジネスの話になりがちなんです。会社がやってるのでしょうがないですけど。でもビジネスに寄りすぎると面白くならない。ちょっと前に企業が「CGM」(ユーザーが生成するメディア)を作るというのが流行しましたが、企業主導でやってそこまで面白いコンテンツが生まれたかというと、微妙です。

 日本の企業はもともと、ゲームとか漫画とか面白いコンテンツを作るのに慣れているはずなんですが、ネット発で面白いコンテンツができたってのはあんまりない気がしてます。「ぼく、漫画屋さんでした」という人がネットにもいるから、できないはずはないと思うんですが、なぜかできてないのは、ビジネスに寄りすぎてるからかなと思ってます。

 ビジネス上先が読めるものって、飽きられているものだったり、「ああこれね」って分かるものだったりで、全く新しいものって出てこないと思うんです。今のゲーム業界がいい例で、シリーズ物の何作目、みたいなのしか出てこない。

 「テトリス」が出たときみたいに「うわ、こんなゲームあったのか!」というものって、ちょっと堅い会社からは出づらくなっていると思うんですよね。

――宣言の中では「Web2.0」の定義にも言及されています。「Web2.0とは技術革新でも新しいビジネスチャンスでもなく、人間本位の仮想社会をとりもどすいわばWebルネサンスとでもいうべきもの」などとありますが。

 Web2.0という言葉は大嫌いなんです。お金を稼ぎたい人たちが人をだますための用語として使われているような気がしていて。でもユーザーがコンテンツを作って「ほら面白いでしょ」「うん面白い」というところは好き。

 (ユーザーがコンテンツを作り、それをユーザーが見る、という要素のある)Web2.0の流行は、テレビがつまんなくなったとかそういうのが大きいと思う。テレビが面白ければ、別に素人が作ったものを見なくても「テレビおもしれー」となるはずじゃないですか。

 数千万円の予算をかけてプロが作ったものと、素人が適当に作ったものがあって、ぼくは素人が作ったもの見て暇つぶししてることが多いんですよ。テレビ見ても、最近はお笑いぐらいしかみない。おっさんが2人で頑張ってるくらいの。

――「宣言」には「動画以外のあらゆるものにコメントを付ける」とも書かれていますが。

 コメントを付けるということ自体が面白いから、動画じゃなくていいんじゃねーの? と。写真でもWebページでもなんでもいいんじゃない、と。

 ただ、コメントを付けるサービスは、ある程度のユーザー数がないとそんなに面白くない。コメントが少ないと「(´_ゝ`)フーン」という感じなので。ニコニコみたいに、ある程度ユーザーがいる上でないと、ああいうサービスは成立たないかもしれません。

――コメントを付けることにこだわるのはなぜですか。

コメントは面白いというのもあるし、ほかの会社があまりやりたがらないというのもある。役に立たないから。

 ニコニコ動画のコメントだけを抜き出して、「これってナレッジベースとしてどうなの?」となると、単なる役に立たないデータ。役に立たないからって価値がないかというとまたそれは別の問題で、それはそれで面白い。

 弾幕とかって役に立たないんだけど「その場面を役に立たなくする」ということ自体が面白い。そういう無駄を楽しむという方向は他の会社はやりたがらないと思うので、そういう方向でやっていきたいと思ってます。

 前、ニコニコ普及委員会で「無駄は文化だ」という話になったんです。日本人ってどんなものも包装するじゃないですか。飴の袋を買ってきたら、中にまた袋に入ったちっちゃい飴が入ってるみたいな。ああいうのって日本人、やりたがるんですけど、すごい無駄なんですね。別に腹減ってるなら生肉食えばいいのに、調理したり包装したりリボン付けたりとかやりはじめるじゃないですか。

 そういう無駄なものが日本的には文化として成り立っている。無駄が文化を創っていると思うので、いまは無駄の集大成と言われているニコニコ動画もいつかは文化と言われるかもしれない、という大上段に構えてみたりして(笑)。

 「ニコニコ動画って見てもしょうがねーよな」とみんなうすうす思ってると思うんですが。音楽とかも役に立つかとたたないか言えばたたないと思うんですけど、いまは完全に文化として根付いているじゃないですか。

 ブログを言語別に見ると日本語が世界一多いという調査がありましたが(関連記事参照)、日本人は本当にひまなんだと思う。英語圏は、人数で言えば日本人の5倍以上いると思うんですが、日本人が5倍ぐらい暇だってことですね。文化が成熟した、ということが言えるのかも。ニートとかも、日々の生活に困ってない人ですからね。

――ニコニコ動画にそっくりな「ニフニフ動画」をニフティが始めました。

 どんなエイプリルフールネタかと思ったら本当でびっくりしました。ぼくはノリノリで、ニフティさんがニコニコ動画を提携とか買収とかしてくれるんだったらお願いしたい。興味あるんだったらどんどん来てください! ニフティユーザーの回線負荷とかけっこうあるんで、ごっそりあっちにキャッシュおいてくれるとか、お互いにできることある気がするので。

 ただ、もし流行っちゃったら、YouTubeに負担がかかって切られてしまうというのがあるので「やってもしょうがない」というのがあると思うんですけど、とりあえずやってみるというところがぼくはすごく面白いなと。

――限定公開中のモバイル版はどうですか?

 けっこう高い技術力を投入してすごくよくできてるんですけど、できたものの収益性はまったくない。ドコモにすごいパケットいってるよ、というだけ。

 本当によくできてるので、もうちょっと一般に普及して、ほかの端末でも動くようになると文化を変えるんじゃないかとぼくは期待をしてます。

 いま、PCを使わない若者同士は面白い画像とかページとかを携帯メールで送り合うじゃないですか。ああいう感じで「この動画おもしろいよ」とみんなで動画見て笑うみたいな文化になれば面白いなぁと。

Jun19

Google、URLブラックリストを利用できるAPI提供

Posted at Jun 19, 2007 11:38 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 19

Googleの「Safe Browsing API」を使えば、Googleの不正URLブラックリストを活用できる。

 米Googleは6月18日、同社のURLブラックリストを利用できる「Safe Browsing API」の提供を開始した。

 このAPIは、Googleが収集した不審なURLと不正なURLのブラックリストをダウンロードするシンプルなメカニズムを提供する。開発者は自分の製品でGoogleのブラックリストを利用できるようになる。

 このAPIを製品に組み込むと、例えば、ユーザーが不審なリンクをクリックする前に警告を出したり、ユーザーがフィッシングページにつながるリンクを投稿するのを防いだりするのに利用できるという。

 Googleは、このAPIはまだ実験的なものだが、ISPやWebホスティング企業などの役に立つと期待していると述べている。

Jun19

YouTube日本語版が公開に

Posted at Jun 19, 2007 01:28 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 19

YouTube日本語版が公開に
YouTubeの日本語版サイトが公開された。「動画」「メンバー登録」など、各種メニューやページの内容が日本語化されている。またスカパー!公式チャンネルが登場した。


トップページ

 YouTubeは6月19日、日本語版サイトを公開した。「動画」「カテゴリ」「メンバー登録」など、各種のメニューが日本語化されている。

 従来も日本語による動画の検索などは可能だったが、メニュー部分やアカウント作成・ログイン後ページなどが日本語化され、日本人には使いやすくなった。

 またSKY PerfectTV!公式ページが登場。チャンネル紹介には「オススメ番組プロモ、Jリーグほか国内外の多様なスポーツなど、 あらゆるジャンルをカバーし、圧倒的なチャンネル数を誇るスカパ ー!ならではのコンテンツが続々公開!」とあり、現在はJリーグのゴール集が公開されている。

Jun20

「ニコニコニュース」オープン 「ニコ動」有料会員は2万人超え

Posted at Jun 20, 2007 10:49 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 20

「ニコニコシリーズ」の最新情報を伝える「ニコニコニュース」がオープンした。18日に公開した「ニコニコ動画(RC)」の有料版会員数は、募集スタートから3日目の20日までに2万人を超えたという。

 ニワンゴはこのほど、「ニコニコ動画」など「ニコニコシリーズ」の最新情報を伝えるサイト「ニコニコニュース」を公開した。18日に公開した「ニコニコ動画(RC)」の有料版会員数は、募集スタートから3日目の20日までに2万人を超えたという。

 ニコニコニュースは「ニコニコのニコニコによるニコニコのためのニュース」としており、ニコニコ動画や「ニコニコブックマーク(仮)」の開発者ブログの情報を掲載している。

 タイトルバナーや背景などは「フデオさん」の手による筆文字で書かれている。独自企画として、フデオさんが動画で出したお題にユーザーがコメントで答え、面白かったものをフデオさんが筆で書いて公開する「今週のフデオさん」も始めた。

 「RC」で新たに始めた月額525円の有料版会員数は、20日までに2万人を超えた。RC開始前、ニワンゴの取締役兼管理人・西村博之(ひろゆき)氏は有料会員数を「数千人」と見積もっていたが、開発者ブログによると「その予想は開始数時間で完全に外れた」という。

 ひろゆき氏は「東京ドーム(5万5000人収容)を埋めるのは難しい」とも語っていたが、開発者ブログでは「(その予想が外れるのも)時間の問題」としている。

yuo_niconico_01.jpg

Jun20

Apple TVがYouTubeに対応

Posted at Jun 20, 2007 11:18 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 20

アップルは6月20日、同社のセットトップボックス「Apple TV」でYouTubeを直接視聴するためのアップデータを公開した。
 アップルは6月20日、同社のセットトップボックス「Apple TV」でYouTubeを直接視聴するためのアップデータを公開した。Apple TVのソフトウェア・アップデート機能を使えば、無料でダウンロードできる。

 YouTubeの動画をテレビで視聴できるほか、カテゴリによるブラウジングや検索機能も利用可能。YouTubeのメンバーはApple TVからログインし、お気に入りに動画を保存することもできる。

 また同日、アップルは「iPhone」でもYouTubeのコンテンツを視聴できることを発表した。6月29日に米国市場で「iPhone」を出荷する際、対応機能を実装する予定。ユーザーはWi-Fiネットワークなどを利用して動画コンテンツをストリーミング再生することが可能になるという。

Jun20

MS、Googleの申し立てを受けてVistaを一部変更か

Posted at Jun 20, 2007 12:18 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 20

バルマーCEOは「Googleの申し立ては根拠なし」と反論したものの、Windows Vistaに変更を加えることにしたようだ。(ロイター)

 米Microsoftは、Windows Vistaのデスクトップ検索機能はGoogleやほかの潜在的競合企業を不利な立場に置くものだとする申し立てを受け、同OSに変更を加えることに同意した。この件に詳しい筋が6月19日、Reutersに明らかにした。

 司法省とMicrosoftは、19日中に連邦裁判所に、Vistaについて予定されている変更の詳細を記載した共同報告書を提出する見込みだと、この情報筋は匿名を条件に語った。

 同情報筋は、Microsoftが同意した変更の詳細は明かさなかった。

 現時点でMicrosoftの広報担当者からコメントは得られていない。

 Googleは昨年12月に司法省に提出した申し立ての中で、MicrosoftのWindows Vistaには、ユーザーがコンピュータのHDD内を検索できる機能が搭載されているが、この機能はほかのデスクトップ検索アプリケーションにとって、競争の余地がないと述べていた。

 Googleはこの機能について、Microsoftに対する歴史的な独禁法訴訟における同社と米国政府の和解の一環として、Microsoftの行動を監視することを規定している同意審決に違反すると主張している。

 New York Times紙は今月、一部の州の当局がGoogleの申し立てに注目していると報じた。だが同紙によると、司法省の独禁法規制責任者がMicrosoftの見解を支持し、Googleの申し立てに対応しないよう州当局に求めたという。

 Microsoftは、独禁法訴訟の和解条件に違反した事実はないと考えているとしている。

Jun21

Apple TVに深刻な脆弱性、v1.1で対処

Posted at Jun 21, 2007 10:51 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 21

Apple TVに任意のコードを実行される脆弱性が見つかり、Appleがアップデートを公開した。

 米Appleは6月20日、Apple TVのセキュリティアップデートを公開し、深刻な脆弱性に対処した。

 同社がサイトに掲載した情報によると、Apple TVでNATゲートウェイ上のポートマッピング作成に使われるUPnP IGDコードに、バッファオーバーフローの脆弱性が存在する。リモートの攻撃者が細工を施したパケットを送り付けてオーバーフローを誘発できる可能があり、アプリケーションが突然終了したり、任意のコードを実行される恐れがある

 この問題を修正した「Apple TV 1.1」はApple TVに直接インストールされ、コンピュータの「ソフトウェア・アップデート」パネルや、ダウンロードページを通じた配布は行わない。

 Apple TVは週に1回、自動的にAppleのアップデートサーバをチェックし、アップデートが検出されればダウンロードしてインストール仕組みになっている。Apple TVの設定画面から手動で更新することも可能。

Jun21

オーバーチュア、Googleを上回る 国内検索PVシェアで

Posted at Jun 21, 2007 11:33 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 21

検索連動広告といえばGoogleの「AdWords」が有名だが、国内のPC検索結果のPVベースで見ると、Yahoo!JAPANの検索連動広告を手がけるオーバーチュアが最大のシェアを持っているという。

 検索連動広告といえばGoogleの「AdWords」が有名だが、国内のPC検索結果のページビュー(PV)ベースで見ると、Yahoo!JAPANの検索連動広告を手がけるオーバーチュアが最大のシェアを持っているという。オーバーチュアの天畠秀隆シニアディレクターが6月20日、高シェアの背景について語った。

 オーバーチュアの検索連動広告を採用しているパートナーサイトは、国内で最大の検索シェアを持つYahoo!JAPANのほか、MSN、エキサイトなどPC・携帯合わせて92。2005年第3四半期(7〜9月)の15から、1年半で約6倍に増えた。

 今年3月時点で、パートナーサイトのPC検索シェア(検索結果のページのPV合計、ネットレイティングス調査)は約65%。Googleの約35%を大きく上回っている。「ヤフーと排他的な契約を結んでいる点が大きい」

 Googleからオーバーチュアに乗り換えたエキサイトのような企業にも、同社の広告配信は好評という。「当社は広告のチューニングをきめ細かく行うため、乗り換えただけで広告収入が上がる」と天畠シニアディレクターはアピールする。

 携帯向けではKDDI(au)と提携したGoogleに水を空けられていたが、今年5月からソフトバンクモバイルの公式サイトに検索連動広告を提供。NTTデータと協力して携帯向けコンテンツマッチ広告配信も始めており「Googleとの差は縮まってきている」と見る。

 今後は、パートナー媒体をさらに増やすほか、新たな広告配信手法を検討していく。コミュニティーサイトと連動した広告や、検索を呼びかけるテレビCMとの連動などを検討している。

 同社はヤフーの100%子会社となることが決まっており(関連記事参照)、Yahoo!JAPANとの連動もさらに深めていく方針だ。

Jun21

ITこそHPの宝だ――マーク・ハードCEO

Posted at Jun 21, 2007 11:45 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 21

ITこそHPの宝だ――マーク・ハードCEO
ハードウェアベンダーのイメージが強いHPだが、今やソフトやサービスも包括的に提供する。ITそのもがHPの資産だと、ハードCEOは力説した。
2007年06月21日 06時19分 更新
 ラスベガス発――Hewlett-Packardの社長兼最高経営責任者(CEO)であるマーク・ハード氏が、こと技術に関するかぎり、同社は最良のITインフラストラクチャを構築するための最高の手本となっていると豪語している。

 6月18日に現地で開催された「HP Technology Forum & Expo」で講演を行ったハード氏は、HPの顧客やパートナーを前に、研究開発を進め、独自技術を活用して同社のデータセンターを変革させた経験を語った。

 ハードウェア、ソフトウェア、サービスを一連の包括的なソリューションとして組み合わせ、インフラストラクチャからマネジメント、ビジネスインテリジェンスまで、広範な問題を解決していくという同社の戦略を聞きに集まった聴衆は、およそ7000人におよんだ。ハード氏は彼らに対し、「HPにとってITは財産と同じだ」と述べている。

 ハード氏によれば、HPはデータセンターの電力および冷却コストを半減させようとしているのだという。これは、HPが本社を置いているカリフォルニア州パロアルトに電力を行き渡らせるコストに相当するそうだ。

 HPは2006年5月、世界各地にあるデータセンターを米国内の6センターに統合すると発表した。同社の関係者は、こうした取り組みによって、今後数年間で10億ドルにおよぶITコスト削減が可能になり、同社のインフラストラクチャ機能の適応性をアピールすることもできると話していた。

 「環境だけでなく、効率性を考慮した取り組みだ。環境を保護すると同時に、顧客にメリットを与えるものである。さらに、メンテナンスの対極にあるイノベーションに大きな予算を割り振れるようにもなる」(ハード氏)

 HPでは、同社の「BladeSystem c-Class」ブレードサーバや、Intelの「Itanium」プロセッサを搭載したハイエンドシステム「Integrity」ラインといったハードウェアの改良を含む、データセンターインフラストラクチャの大規模な仮想化も進められている。これに加え、「OpenView」エンタープライズ管理ソフトウェアポートフォリオなどの独自の管理ソフトウェアを使用して、すべてのハードウェアとミッションクリティカルなアプリケーションを融合させようとしている。

 HP自身のインフラストラクチャにおけるこうした改革が完了したあかつきには、IT業務予算の約80%をイノベーションや新技術および手法の開発に充て、残りの20%で機器のメンテナンスを行えばよいようにしたいと、ハード氏は展望を述べた。

 ハード氏はHPのインフラストラクチャを管理する際の難点として、同社の規模の巨大さと、ここ数年の間にMercury InteractiveやKnightsbridge Solutionsなどのソフトウェアを取得したことで増した複雑性を挙げた。HPは主にハードウェアを製造する会社としてビジネスを始めたが、今日では、ソフトウェア、サービス、ITコンサルティングも会社の中心業務になっている。

 アナリストらはHPの2007年度収入は1000億ドルを上回ると見ているが、そうなれば、すでに込み入った状況に拍車がかかることになると、ハード氏は話した。

 同氏は、HPの成功の鍵は、ハードウェア、ソフトウェア、サービスという自社のインフラストラクチャをより多くの利用者向けに改良したところにあり、これは他社も模倣できるモデルだと説明している。HP Labsデータセンターでの「Dynamic Smart Cooling」の利用は、同社がこれまでに実施した取り組みの中でも最もわかりやすい例の1つだろう。

 「HPのみならず、ほかの企業でも取り入れられる戦略だ。これらの技術を市場に提供して、顧客の利益を図っていきたいと思っている」(ハード氏)

 技術面においては、現時点でIT業界の進歩を引っ張っているコンシューマテクノロジーとエンタープライズテクノロジーの溝を埋める役割を果たしていると、ハード氏はHPについて語った。その証拠に、HP製サーバの全コンポーネントの70%近くが、同社のPCに搭載されているものと完全に同一かもしくは派生品であるという。

 ハード氏は、HPはコンシューマ技術およびエンタープライズ技術の両方を生かすことのできる「唯一のIT企業」だと、胸を張った。

 最後に同氏は、規模の大小にかかわらず、あらゆる企業にともに働きやすい相手だと思ってもらえるよう、HPは努力していると述べた。ハード氏は現職に就いた2005年以来、パートナーとの提携がそうした戦略の要になると主張してきた。

 「HPの規模と同様に大きな複雑性に正面から取り組み、これを解消する手段を他社に提供していきたい」(ハード氏)

Jun21

社内の脅威に対抗する従業員のプロファイリング

Posted at Jun 21, 2007 12:36 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 21

社内の脅威に対抗する従業員のプロファイリング
社員の権限を使って情報を盗んだり、会社のITシステム破壊をもくろむ内部犯罪者を見つけ出し、排除するにはどうしたらいいだろうか。
 彼らは一見普通の従業員で、ほかのみんなと同様、黙々と仕事に励んでいるように見えるかもしれない。しかし実際は違う。社内の権限を使って社外秘データへのアクセスや窃盗、会社のITシステム破壊をもくろむ内部犯罪者なのだ。

 このような犯罪者から組織を守るには、どうしたらいいのか。どうすれば悪意を持ったインサイダーを見つけ出し、排除することができるのか。

 背信者のプロファイルを構築するのは1つの手段かもしれない。いったん特定すれば、ほかの従業員よりも注意深く調べることが可能になる。しかし、従業員のプロファイリングプログラムに着手する前に、問い掛けるべき点が3つある。内部犯罪者のプロファイルとは何か。怪しい人物を洗い出すことは合法あるいは適切なのか。プロファイリングのような騒ぎで危険を冒すことなく会社への攻撃を食い止められる、賢明な技術的解決策はないものか――例えばID・アクセス管理のように。

従業員プロファイリングモデル
 内部犯罪者のプロファイリングは実際に行われている。カーネギーメロン大学のCERT(コンピュータ緊急事態対策チーム)は2002年、内部の脅威に関する初の研究発表を行った。以後CERTでは、米財務省検察局と連携して毎年報告書の新版を発行してきた。この研究は、企業や組織内部に潜むコンピュータ犯罪者のプロファイリングの基盤となっている。

 CERTの研究報告では、詐欺、情報窃盗、破壊行為という3種類の内部犯行にスポットを当てている。研究によれば、典型的な内部犯罪者のプロファイリングは、それぞれの犯行によって異なる。詐欺行為は現役の従業員が行うことが多く、男性と女性の比率は半々、技術職や管理職以外の職種がほとんどを占める。一方、情報を盗み出すのは圧倒的に技術職の男性従業員が多い。

 最も見えにくいのは破壊行為だ。そのほとんどはやはり男性だが、既にシステムへのアクセス権を持っていない元従業員が大半を占める。多くは技術者で、高いスキルを持つ場合も多く、そのスキルを使い、盗んだユーザーアカウント情報か、離職または解雇される前に仕掛けておいた偽のログイン情報を使ってシステムに不正侵入する。こうした人物は、会社に対する恨みや個人的問題を抱えた従業員であることも多い。

 このプロファイルを考えると、不満を抱えた技術職の男性、あるいはいつかそうなりそうな人物は、すべて注意深く監視しなければならないのだろうか。そんなことはない。従業員プロファイリングを始める前に、従業員のプライバシーをつかさどる法律に何が違反し何が違反しないかについて、必ず社内の法務担当者か社外の弁護士に相談することだ。個人の性格を根拠とした従業員に関する差別的な記載があれば、プロファイリングのせいで会社が法的トラブルに巻き込まれる可能性もある。

予防的従業員プロファイリング
 一方、CERTのプロファイルを使って社内犯罪者から身を守るため、会社が取れる措置は5つある。これは正式なポリシーとして記述すべきではなく、非公式のベストプラクティスとすべきものだ。5段階の措置は以下の通り。

徹底的な身元調査を実施する
怪しい行動を見逃さない
常に全員に対しセキュリティポリシーを強制する
解雇手続きの一環として、システムへのアクセス権取り消しをルーティン化する
厳格なアクセス管理コントロールを利用する
 新しい従業員を採用する際は、身元調査を行う必要がある。この調査には、過去の雇用歴、教育、専門職としての実績チェックが含まれる。犯罪歴も確認を。可能であれば、過去の雇用を確認する際に、その人物が同僚や管理職とうまくいっていたかどうか、行動に何か問題はなかったかどうか探りを入れるといい。

 採用に当たっては、不正薬物やアルコール依存症についても調査が必要だ。内部犯罪者の中には、相当の依存症を抱えた人物もいることが分かっている。

 事前の身元調査で問題がないと分かっても、仕事を始めてからの危険信号を見落としてはいけない。同僚に対する攻撃的、威圧的、脅迫的行為、高慢な態度、オフィス内の何かに対する不満などがこの危険信号に当たる。CERTの研究によると、このような態度は、破壊行為、および程度は低くなるが情報窃盗のプロファイルに合致する。時には職場や個人の生活上の不本意な出来事が引き金となって、破壊行為に及ぶこともあるという。

 セキュリティポリシーと手順には、常に全従業員が従わなければならない。内部犯行でよくある手口として、特に長年勤めて信頼できると思われていた人物の場合、脅して不正アクセスを認めさせたり、定められた手順を無視することがある。

 全従業員に対する強力なアクセス管理コントロールを確実に利用する。情報はリスクの程度に応じて分類し、ユーザーグループには必要なだけのアクセス権しか与えない。これが有名な「最小特権の原則」だ。WindowsのActive DirectoryとUNIXシステムのLDAPは、いずれもグループを作成し、役割とリスクレベルに基づくアクセス制限をかけることが可能だ。

 そしてもちろん、従業員が長期休暇に入ったり解雇された場合、その人物が会社を出たら、できるだけ早くアクセス権を停止する。アカウントは定期的にチェックし、過去の従業員のアカウントは削除しなければならない。

 内部犯罪者が投げ掛ける脅威は複雑だ。これに対抗するには人的および技術的コントロールを伴う。プロファイリングは悪質なインサイダーに対抗するプログラムの一部だが、これが唯一の防御になってはならない。

本稿筆者のジョエル・デュビン氏はCISSP(公認情報システムセキュリティ専門家)資格を持つ独立系コンピュータセキュリティコンサルタント。マイクロソフトMVPに選ばれ、Web・アプリケーションセキュリティを専門とする。著書に「The Little Black Book of Computer Security」があり、IT Security Guyブログにも執筆している。

Jun21

Webラジオ局、新著作権料に抗議の「沈黙放送」

Posted at Jun 21, 2007 12:59 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 21

著作権料の値上げに抗議するため、Webラジオ局が音楽を流さない「Day of Silence」を実施する。Live 365、Pandora Media、Yahoo! Musicなどの大手も参加する。

(ウォール・ストリート・ジャーナル)
 6月26日、音楽ファンがお気に入りのインターネットラジオ局にアクセスしても、沈黙しか聞こえないかもしれない。

 Webラジオ局はこの日、アーティストに支払う著作権料の値上がりに抗議するために、音楽を流さない計画だ。Live 365、Pandora Media、米Yahoo!のYahoo! Musicなど一部大手サービスが参加する。主催者であるAccuRadioのカート・ハンソン氏はこれを「Day of Silence」と呼ぶ。

 多くのオンライン放送局は、新しい著作権料率――ラジオ局によっては現在の総売上の数倍の料金となる――は彼らを廃業に追い込むと主張している。3月に発表された新しい料率は、1曲当たり、1回流すごとにリスナー1人につき0.08セントからとなり、2006年にさかのぼって適用される。2010年には0.19セントに値上げされる。この新料率は7月15日から開始される。

 オンライン音楽大手AOLは参加しない。「参加すれば、全般的な消費者体験と、当社のラジオサービスの有料会員に影響すると思う」と同社の広報担当者は言う。別の大手オンライン音楽会社Clear Channel Communicationsは、参加するかどうか決めていないという。

 「Silence」の意味はWeb放送局によって異なる。ポピュラー音楽を流しているサンタモニカの公共ラジオ局KCRWは、音楽の代わりに、Webラジオ局が著作権料値上げの影響について議論する1時間のフォーラムを放送する。このフォーラム「D-Day for Webcasters」を1日中繰り返して流すという。Live 365などほかのサービスもこれに参加する。

 アーティストやレコード会社に代わって著作権料を徴収するSoundExchangeは、小規模Webラジオ局向けの救済策を提案した。だが多くのラジオ局はこの提案は成長を妨げると主張し、反対している。

 Webラジオ業界は2002年5月1日にも「沈黙の日」を実施した。1曲当たり、1回流すごとにリスナー1人につき0.14セントという著作権料率が提案された直後のことだった。同年6月に、米国議会図書館がこの料率を半分に引き下げたが、それでも一部の小規模局にとっては高額だった。その後連邦議会は小規模局が1曲ごとではなく、売上高に応じて著作権料を払えるようにする法律を可決した。

 今回の場合、米国議会図書館は著作権料に関して何の権限もない。新料率は連邦判事が定めたものだ。連邦議会には著作権料を引き下げる法案が提出されている。

 オンラインラジオ局には、定められた著作権料率に従う代わりに、アーティストやレコード会社と個別に交渉する選択肢もあるが、これには非常に時間がかかる可能性がある。

Jun21

Yahoo! Go for Mobile 2.0が正式リリース

Posted at Jun 21, 2007 01:18 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 21

各言語対応のβ版は22日に13カ国でダウンロード可能になる。

 米Yahoo!は6月20日、「Yahoo! Go for Mobile 2.0」の正式版を22日に米国でリリースすると発表した。また世界13カ国で、各言語に対応するβ版を同日に提供することも明らかにした。米国では2007年1月にβ版がリリースされている。

 Yahoo! Go for Mobileは同社のメール、検索、アドレス帳、地域情報検索サービスなどを携帯から利用できるようにしたアプリケーション。

 Yahoo! Go for Mobile 2.0は、米国で発売されている200種類以上の携帯電話に7月中にインストールされ、年内には400種類以上まで拡大すると同社は見込んでいる。また年内には、Nokia、Motorola、Samsung、LG、HTCの各社が、Yahoo! Go 2.0を搭載した新機種を出荷開始する予定という。

 各言語対応のβ版は、カナダ、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、スペイン、英国、タイ、ベトナムの13カ国で、22日からダウンロード可能になる。

Jun22

700MHz帯は誰のもの――ぶつからない車、それとも携帯向け放送?

Posted at Jun 22, 2007 10:50 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 22

各地で「ITS公道実証実験」が始まっている。中でも目玉なのが、通信インフラを使った安全支援機能だ。将来的にはアナログテレビ終了後の700MHz帯を使うというが、700MHz帯を狙っているのはクルマだけではない。

 6月8日、マツダが2007年秋から広島地区で実施されるITS公道実証実験に参加すると発表した。マツダが参加する公道実証実験は、広島の産学官からなる「広島地区ITS公道実証実験連絡協議会」が実施するもの。この中でマツダは、ITS対応型ナビゲーションシステムの開発を担当し、数十台のマツダ車に搭載してデータの収集・分析を実施する。また、道路に設置されたセンサーやカメラなどから情報を受信しドライバーに情報提供をするインフラ協調安全運転支援システムも開発するという。

 広島に限らず、昨年後半から、ITSの公道実証実験が各地で活発化している。大規模なものでは、トヨタ自動車と愛知県豊田市が「インフラ協調安全運転支援システム」の公道実証実験を実施。トヨタの社員を含む一般市民の車両70台とタクシーなど30台の計100台が参加している。また、日産自動車は昨年10月から神奈川県でITS実証実験である「SKYプロジェクト」を実施している。トヨタ、日産ともに道路上の通信インフラとクルマが協調し、安全情報の取得や、逆にクルマからのセンサー情報の収集。さらにITSにおけるユーザーインタフェースの研究開発を行う。

 全国各地でITS公道実証実験が行われる背景には、以前本連載でも取り上げたIT新改革戦略における「2012年末の交通事故死亡者数5000人以下という政府目標」がある(6月1日の記事参照)。これを実現するには、ITSの安全情報共有機能による「ぶつからないクルマ」の開発が不可欠であり、これまで開発段階だった様々な安全機能・サービスの「公道実証実験」が各地で活発化したのだ。

インフラ協調型システム実用化で前進
 ITSの安全支援機能は多々あるが、最近の公道実証実験で目玉になっているのが、「インフラ協調型安全支援システム」だ。これは道路上のセンサーや通信インフラとクルマが連携し、安全情報を共有。それにより、ドライバーが事前に危険を察知するというものである。これまでITSで取り組まれていた安全支援システムは、車載センサーやカメラを用いてクルマの周囲の危険要因を察知する「自立型安全支援システム」だったが、"ぶつからないクルマ"の実現には、クルマが外部連携が不可欠という考えから、インフラ協調型の実用化と普及に向けた取り組みが加速している。

 日本のITS推進団体であるITS Japanは今年、安全支援システムの標準化や実用化を扱う作業部会J-Safety委員会を設立。ITS4省庁や国内メーカーと連携し、2010年のインフラ協調型安全支援システムの実用化を目指している。来年には、全国各地で官民合同の大規模公道実証試験も行われる予定である。

 ここで注目なのが、J-Safety委員会がインフラ協調型安全支援システムで使用するとした「通信インフラ」だ。同委員会の報告書によると、まずは5.8GHz帯のDSRCと、全国に約3200基設置されているVICS電波・光ビーコンの活用から始める。しかし、将来的には2011年のアナログテレビ終了後に再編される700MHz帯の活用も考えられている。実際、来年の大規模公道実証実験では「700MHz帯DSRCを使ったインフラ協調安全支援システムの実験も行われる予定」(ITS Japan)だという。

 アナログテレビ終了後の"跡地"で最も魅力的な700MHz帯の獲得を巡っては、自動車業界のITS用途以外に、MediaFLOなどモバイル向け放送の推進企業が名乗りを上げていた。どのようなプレイヤーが名乗りを上げているかについては別記事(前編/後編)で以前書いた通りだが、総務省の議論ではVHFのハイバンド(207.5M〜222MHz)をテレビ以外の放送に割り当てるという意見が出ており、一方で、700MHz帯がITSで使われるシナリオが急浮上してきた。来年の大規模公道実証実験の結果次第では、700MHz帯獲得競争で、自動車陣営が大きく有利になる可能性もありそうだ。

 クルマ、そして新たなモバイル向け放送のどちらの視座でも、最近のITS公道実証実験の活発化は注目である。

Jun22

米国大使館がウイルス配信? McAfeeが危険サイトに分類

Posted at Jun 22, 2007 12:06 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 22

McAfeeが在モスクワ大使館のメーリングリストに2件のアドレスを登録したところ、ウイルス付きプレスリリースが届いたという。

 モスクワにある米国大使館が、登録ユーザーにウイルス付き電子メールを送信しているという。セキュリティ企業のMcAfeeが6月21日のブログで報告した。

 McAfeeは同大使館サイトの「Information Resource Center」で、メーリングリストに2件のアドレスを登録した。ところが両方のアドレスに、プレスリリースなどの情報とともに「Stration.dr」というウイルスが付いたメールが届いたという。

 2件のアドレスはそれぞれ別の日に登録していることから、ウイルスが届いたのは偶然とは思えず、少なくとも「moscow.usembassy.gov」のアドレスあてに送信されたメールアドレスは安全ではないとMcAfeeは指摘する。

 米国政府が意図的に感染メールを送信しているとは思えないため、登録メールアドレスなどのリストが外部から参照できる状態になっているか、このリストへのアクセス権を持っている人物がウイルスに感染している可能性などが考えられるという。

 この問題を受け、危険サイトを警告するMcAfeeのSiteAdvisorサービスでは、在モスクワ大使館の「usembassy.gov」を、危険サイトを示す「赤」に分類した。SiteAdvisorで政府機関の公式サイトが「赤」に分類されたのは初めて。問題は関係機関に通報済みだという。

Jun23

iPhoneにWord、Excelのプレビュー機能

Posted at Jun 23, 2007 11:49 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 23

iPhoneのメール内でOffice文書の表示が可能であることが判明した。

 米Appleは6月29日に米国で発売されるiPhoneのメール機能でMicrosoft Word、Excelの表示が可能であることを明らかにした。

 この機能は、Appleが公開したiPhoneのガイドツアーの中のQuickTimeムービーで明かされた。

 iPhoneメールは、JPEG画像はインライン表示し、Microsoft OfficeとPDFは添付ファイルとなる。ファイルのアイコンをタップすると画面いっぱいに表示され、フリップ動作でスクロール、ピンチ(二本指を広げる)動作で拡大が可能。

 このムービーではOffcie文書のうち、WordとExcelについてはプレビューできると説明しているが、PowerPointについては言及されていない。

 Microsoft Office文書を読み書きできるWebアプリケーションのうち有力なGoogle Docs & Spreadsheetsは、iPhoneにも搭載されているSafariブラウザには対応予定とされているが、現時点では未対応。

Jun23

「ハリー・ポッター」ネタバレ問題、攻撃者が語る流出の手口

Posted at Jun 23, 2007 12:41 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 23

「ハリー・ポッター」完結編を盗んだと称する人物は、出版社から本の内容を盗み出したと主張、その手口を公開している。

 7月に発売予定の「ハリー・ポッター」完結編の結末と称する内容がWebに書き込まれた問題で、これを投稿した人物は、出版社から本の内容を盗み出したと主張、その手口を公開している。

 ネタバレ投稿は、「Gabriel」と名乗る人物がFull Disclosureのメーリングリストに書き込んだ。ファンの最大の関心事である「登場人物の誰がどうやって死ぬのか」を暴露し、「この入手データのおかげで、近々発売される最新刊は読んでも無駄だし、さぞや退屈なものとなるだろう」とコメントしている。

 Gabrielは、この情報をハリー・ポッターシリーズの出版社であるBloomsbury Publishingから盗んだと称している。利用したのは、「milw0rm」にあったエクスプロイトコードをダウンロードさせる手口。同社従業員に電子メールのリンクをクリックさせてWebブラウザを開かせ、さらにアニメアイコンをクリックさせて、バックグラウンドでデータにアクセスしたという。

 この手口で完結編を盗み出すのは「いとも簡単だった」とGabrielは言い、「Bloomsbury Publishing社内で驚くほどたくさんの人間が、この本のコピーやあらすじを持っていた」と記している。

 もちろん、ハリー・ポッターの結末も含め、Gabrielが書き込んだ内容が事実だという確証はまったくない。

Jun24

「字幕.in」活用した洋画字幕コンテスト 戸田奈津子さんが審査

Posted at Jun 24, 2007 11:45 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 24

Webブラウザからリアルタイムに字幕を投稿できる洋画字幕コンテストが始まった。応募作は映画字幕翻訳者の戸田奈津子さんなどが審査し、優秀作には賞品を贈る。

 神田外語グループは6月22日、字幕.inが開発したシステムを活用し、洋画「ミス・ポター」(9月公開)の3つのシーンに日本語字幕を付けるコンテスト「ミス・ポター字幕翻訳コンクール」を始めた。Webブラウザからリアルタイムに字幕を投稿できるのが特徴。応募作は映画字幕翻訳者の戸田奈津子さんなどが審査し、優秀作には賞品を贈る。

 ブラウザで動画を見ながら直接字幕を投稿でき、投稿した字幕は動画の直下にリアルタイムに表示される。作成した字幕を一時保存しておき、後で修正することも可能だ。

 YouTube動画などに字幕を付けられるサービス「字幕.in」のシステムをベースにして開発した。「動画上に字幕がリアルタイムに反映される字幕コンクールは史上初」(字幕.in)としている。

 応募は誰でも可能で、審査は「中学生以下」「高校生」「大学生・一般」の3部門に分けて行う。戸田さんのほか、神田外語グループの教職員が審査し、優秀作にはイギリス往復航空券と奨学金10万円などを贈る。

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Jun25

MPACK攻撃、今度はポルノサイトで多発

Posted at Jun 25, 2007 11:58 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 25

Trend Microによると、「MPACK」を使った攻撃が今度はポルノサイトで多発している。

 さまざまな脆弱性を悪用できるWeb攻撃ツール「MPACK」の被害が拡大している問題で、Trend Microは6月22日、ポルノサイトを使った攻撃が多発していると報告した。

 MPACKを使った攻撃はまずイタリアで広がり、企業や自治体などが運営する正規サイトがハッキングされて不正なIFRAMEが仕掛けられた。その後欧州や米国へと被害が拡大し、18日の時点で1万以上の感染サイトが報告されていた。

 Trend Microによると、この攻撃で今度は多数のポルノサイトが利用されている。こうしたサイトには難読化し見えにくくした不正IFRAMEがHTMLコードの末尾に隠され、トロイの木馬をダウンロードさせる別のドメインへとリダイレクトする仕掛けになっている。使われているMPACKは、イタリアでの攻撃と同じバージョン0.86だという。

 これらポルノサイトがハッキングされてIFRAMESを埋め込まれたのか、それとももともと不正IFRAMEをホスティングする目的で作られたものなのかは、現時点では不明。

 不正IFRAMEが仕掛けられたポルノドメインは、Trend Microの調べで197件に上る。震源地イタリアに比べればまだ件数は少ないが、イタリアの倍のペースで感染を広げているという。

Jun26

ヤフー、「行動×地域or属性」でピンポイントに広告配信

Posted at Jun 26, 2007 12:10 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 26

ヤフーが7月に発売する行動ターゲティング広告の新商品は、ユーザーのWebサイト閲覧・検索履歴に加え、年齢や性別、地域などをを掛け合わせてピンポイントに広告配信する。

 ヤフーは、行動ターゲティング広告の新商品を7月に発売する。ユーザーの行動履歴に加え、年齢や性別か、地域で配信対象を絞り込める仕組み。行動履歴だけをベースにした従来のターゲティング広告よりもターゲットを絞り込め、クリックレートも高まるとしている。

 同社が昨年から販売している行動ターゲティング広告は、ユーザーのWebサイト閲覧履歴や検索履歴をCookieベースで収集し、ユーザーの興味を分類。750〜800種類に細分化したカテゴリー別に広告を配信している。

 新商品は、これに年齢・性別といった属性か、地域情報を掛け合わせてユーザーをさらに絞り込むため、「美容に関心のある20代女性」「新築マンション購入意欲のある大阪在住者」など、より限定したユーザーにリーチできる。

 属性はYahoo!IDユーザーの登録情報から把握し、地域情報は、Yahoo!ID登録時に入力された郵便番号か、アクセス元のIPアドレスから割り出す。

 行動履歴と属性を組み合わせて配信する商品は「デモグラフィック行動ターゲティング」、行動履歴と地域を組み合わせる商品は「エリア行動ターゲティング」の名で販売する。1ページビューあたりの単価はそれぞれ、ターゲティングしない商品の約3〜4倍程度になる。

 行動履歴と年齢・性別、地域の3つを組み合わせたターゲティングは当初はできないが、今後できるようにする。

「クリックレート、通常広告の4倍以上」
 同社は昨年1月から、行動履歴だけを元にした行動ターゲティング広告を導入してきており、売り上げは右肩上がりに成長。これまで約400社、約2000件の広告出稿があったという。販売が好調な行動カテゴリーは「自動車」「不動産」「ファイナンス」「旅行」「交通」「求人」など。継続出稿率は60%前後と、一般の広告よりも高いという。

 「従来の広告は、新商品などが出た際のキャンペーンベースで利用されることが多かったが、自動車など高額商品は、購入意欲のある人に広告を長期間見てもらってブランディングしたい、という意向が企業側にあるようだ。不動産やファイナンスの行動ターゲティング広告は、資料請求などに至る確率(コンバージョンレート)が高い」(同社の武藤芳彦広告本部長)

 広告効果の高さは、実験で実証したとしている。女性向けファッションECサイトのバナー広告を出稿した際、「美容・コスメ」で行動ターゲティングしたバナーのクリックレートは、していないバナーの2.5倍に。さらに女性21〜35歳という条件を付けると、クリックレートはその1.9倍に増えたという。

 ユーザーを細分化して広告配信すると、配信先の母数が減ってしまうというデメリットもあり、想定インプレッションは通常の広告の4分の1程度に下がる。ただYahoo!JAPANは月間400億を超える広告インプレッションがあり、他サイト・媒体と提携して広告配信する「アドネットワーク」も展開しているため、絶対数はそれほど小さくならないとしている。

 また、プライバシーには配慮しており、行動を把握する際などに個人を特定するようなことは行っていないとしている。

 今後は、行動履歴と属性、エリアの3つを組み合わせた広告を配信できる仕組みも整えるほか、動画広告や携帯電話向け広告にも導入していく計画だ。アドネットワークのパートナーサイトとの共同企画商品の開発も検討する。

Jun27

Windows版Safariの脆弱性、「まだある」と研究者が指摘

Posted at Jun 27, 2007 01:05 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 27

「Appleがすぐに修正した脆弱性はニュースの見出しを飾ったものばかり」とErrataのセキュリティ研究者は批判する。

 Errata SecurityがAppleのWindows版Safariで見つけた――それも同ブラウザが6月11日にリリースされてから数時間で――脆弱性は、まだ存在する。Errataのデイブ・マイナーCTO(最高技術責任者)が6月25日にブログで指摘した。

 「Errata Securityが発見した脆弱性はまだWindows版Safariにある」と同氏は記している。

 この投稿はその後削除され、詳細の追加を待っているとマイナー氏は語った。Appleに問い合わせたが、本稿掲載時までに回答はなかった。

 同氏は、このバグは、Appleのコードでクライアント側の脆弱性を見つけるのは容易だという同氏の主張を証明するものだと話す。

 「OS X版Safariをテストツールfuzzerを通して走らせたところ、数秒でクラッシュした」と同氏は25日のエントリで述べている。

 Errataはエクスプロイトを見つけた後、4月23日にこのブログでテスト結果を公開した。Appleがすぐにそれを修正しなかったのは、メディアがこのエクスプロイトを無視したからだとマイナー氏は言う。

 また、Safariのエクスプロイトは「ありふれたもの」なので、Errataは、企業がSafariを禁止するべき理由に関するHEV(Hacker Eye View)を書くのに必要としていた以外のエクスプロイトをわざわざ探さなかったという。

 「Appleがすぐに修正した脆弱性を見てみると、ニュースの見出しを飾ったものばかりだ。だから、脆弱性をAppleに報告するのは無駄だ。同社はそれを迅速に修正しないからだ。脆弱性の詳細を公開するのも無駄だ。悪党のマルウェア作成を手助けすることになるだけだからだ。わたしはこれを『スポットライトを浴びた時にだけ修正する』エディー・ハスケル(訳注:米ホームドラマ「Leave It To Beaver」のキャラクター)症候群と呼んでいる。Leave It To Beaverを見ていなかった人のために説明すると、Appleは誰かが見ているときには責任ある行動をするが、誰も見ていないときにはお行儀が悪いという意味だ」(マイナー氏)

 マイナー氏の言うことが辛らつに聞こえるのなら、それは同氏がAppleに脆弱性を開示していないことで厳しく批判されてきたからだ。例えば、Matasanoのジェレミー・ロウチ氏は、マイナー氏がWinSafari脆弱性を公開した後にこう記した。「デイブ、もしも君がAppleを仲間はずれにするのなら、Safariの秘密の脆弱性を隠して、君の会社と顧客、その顧客が話した相手、顧客に侵入できる誰かだけに教えるのなら、頼みたいことがある。君の倫理規定がどんなものか公開してくれないか? 多くの人が知りたがっているんだ」

 もちろん、マイナー氏とAppleの崩壊した関係は、WinSafari脆弱性の開示よりも前、少なくとも2006年秋のToorConにまでさかのぼる。同氏と仲間のセキュリティ研究者ジョン・“ジョニー・キャッシュ”・エリック氏は、このイベントでWindowsおよびMacのワイヤレスデバイスドライバの脆弱性をデモしないよう圧力をかけられた。Appleはその後のアップデートの謝辞に、マイナー氏による発見を書かなかったほどだ。

Jun28

ネットいじめ、ティーンの3分の1が経験

Posted at Jun 28, 2007 10:49 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 28

個人的なメールを勝手に転送されたり、恥ずかしい写真を勝手にWebに載せられるといった行為を、32%が経験したことがある。

 インターネットを利用するティーンエージャーの約3分の1が、オンラインでいじめを受けたことがある――米Pew Internet & American Life Projectは6月27日、このような調査結果を報告した。

 この調査は米国のティーンエージャー900人超を対象に行ったもの。「ネットいじめ」には、脅迫的なメッセージを送られる(13%が経験)、個人的なメールやIMを勝手に転送される(15%)、恥ずかしい写真を勝手にWebに載せられる(6%)、オンラインで噂を流される(13%)といった行為が含まれる。これらの行為を1つ以上経験したことがあるティーンエージャーは32%だった。

 ネットいじめの深刻度は状況によって異なるが、明確なパターンとしては、男子よりも女子が標的にされる傾向があるという。ネットいじめを受けたことがあると答えた女子は38%、これに対して男子は26%だった。特に15〜17歳の年長の女子では、この割合が41%に高まる。

 また、ブログを書いたり、写真を投稿するなど、オンラインで自分の情報や意見を共有している子はオンラインで活発でない子よりも標的にされる傾向が高い。オンライン活動に積極的な子どもはソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を利用していることが多く、SNS利用者はそうでない子どもよりもネットいじめを経験する割合が高い(前者は39%、後者は23%)。

 しかし、いじめがよく行われる場所について聞いたところ、回答者の67%はオフラインの方が多いと答えた。オンラインの方が多いと答えたのは29%だった。

 Pewはフォーカスグループ調査でネットいじめの理由について調べた。単に学校からオンラインへといじめの場が移ったケースもあるものの、デジタルコンテンツを簡単にコピーして転送できることがいじめを容易にしていると同団体は指摘する。例えばある少女は、「けんかをした相手がオンラインでのやり取りを印刷して学校でばらまいた。わたしの発言が書き換えられて、ひどい人のように書かれていた」という体験を報告した。また「コンピュータのモニタの陰に隠れていると、自分を実際よりもずっと強い人間のように感じる」と答えた少年もいたという。

Jun28

Google DesktopがLinuxに対応

Posted at Jun 28, 2007 11:27 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 28

Mac版に続き、GoogleがLinux版のデスクトップ検索ソフトをリリースした。

 米Googleは6月27日、デスクトップ検索ソフト「Google Desktop」のLinux版(β版)をリリースした。

 Linux版はテキスト、PDF、PS、ソースコード、HTML、Thunderbirdの電子メール、OpenOffice.org文書、画像、音楽などコンピュータ内のほとんどのファイルを検索できる。前のバージョンのファイルを探したり、うっかり消してしまったファイルを復元することも可能という。

 コンピュータ内とGmailやWeb検索履歴、Webを簡単に同時に検索することも可能。オフライン時にGmailとWebの履歴にアクセスすることもできる。Webとデスクトップを検索できる「Quick Search Box」も利用できる。

 Linux版Google Desktop β版は、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、オランダ語、中国語(繁体字および簡体字)、日本語、韓国語、ポルトガル語で提供されている。対応OSはDebian、Fedora Core 6、Ubuntu 6.10、SUSE 10.1、Red Flag 5。Googleのサイトから無料でダウンロードできる。

ym_gdesktoplinux.jpg

Jun28

iPhone仮想キーボードの機能、解説ビデオで明らかに

Posted at Jun 28, 2007 11:54 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 28

ウォルト・モスバーグ氏が「問題なし」と結論付けた、iPhoneのソフトウェアキーボードの、実際の動きを見ることができる。

 米Appleは6月27日、iPhoneの仮想キーボードの操作を説明したビデオ「iPhone keyboard」を公開した。この中で、キーボードのレイアウトや予測変換などの機能が詳しく解説されている。

 「iPhone - Keyboard」は、ガイドツアー、アクティべーション&同期に続く、ビデオによる説明の第3弾で、5分17秒をキーボード操作の解説に費やしている。QuickTimeフォーマットで、ダウンロードも可能(71.5Mバイト)。

 解説によれば、テキストメッセージングやメールで使われる、通常のキーボードレイアウトは2つのモードがある。下から一列目の左にあるキー「.?123」(左の図)を押すと、数字や記号が入ったレイアウトに代わり、元のアルファベットレイアウトに変更するときには同じ位置にある「ABC」キー(右の図)を押す。

ko_alphabet.jpg ko_numeric.jpg

SafariでURLを入力するときには、別のレイアウトが用意されている。

 アルファベット部分のレイアウトは同じだが、スペースキーは使わないので、そこに、「.」「/」「.com」、そして「return」キーの代わりに、URLを確定するための「Go」キーが入る(下の図)。

ko_safari.jpg

 解説ビデオ内では、「予測変換」「エラー訂正」機能も解説している。iPhoneには辞書がまるごと入っており、その機能を使って間違ったタイピングには正しい候補を出し、その候補が正しければ「space」キーで確定させることができる。

 また、アドレス帳に入っている人名が途中までタイピングされると、途中からその人名のフルネームを候補として出す機能もある。

 狭いキーエリアで正しく認識させるための工夫としては、次のような機能が用意されている。

 「time」という単語を入力するときに、「tim」までタイプして、キーボードの左上あたりをタッチすると、「WER」のキーから「E」だけが大きく表示され、正しいスペルを入力しやすいようになっている。

 なお、iPhoneのキーレイアウトには、タブキー、上下左右のカーソルキー、controlキー、commandキー、option/altキーがないことも判明した。

 Wall Street Journal紙のテクノロジーコラムニスト、ウォルト・モスバーグ氏は、発売前のiPhoneを2週間使用したレビューの中で、ハードウェアキーボードを持っているPalm Treoと同じくらいの速度と正確さでタイピングできるようになったと評価し、問題なしと結論付けた。

Jun28

Red HatがMicrosoftとの提携を必要としない理由

Posted at Jun 28, 2007 12:48 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 28

先週、Red HatとMicrosoftとの間に、MicrosoftがNovell、Xandros、Linspireにたきつけたのと同様の特許保護協定が締結される可能性があったようだが、だが、当のRed Hatはまったく関心を示していないようだ。それはなぜだろうか。

 先週、Red HatとMicrosoftとの間に、MicrosoftがNovell、Xandros、Linspireにたきつけたのと同様の特許保護協定が締結される可能性があったことについては、業界誌が多数のうわさを報じている。だが、当のRed Hatはまったく関心を示していないようだ。それはなぜだろうか。

 第一に、Red Hatは、LinuxがMicrosoftの知的財産権を侵害しているというMicrosoftの主張に異議を唱えている。同社広報担当のLeigh Day氏は、知的財産権の侵害に関するRed Hatの見解を示したページに言及し、「オープンソースとそれによって具現化されたイノベーションが透明性を欠いた根拠のない要求に屈することがあってはならない、とわれわれは信じ続けている」と語る。

 Microsoftの協定は、非公開で不透明な性質のものとして知られている。MicrosoftとNovellの提携については、Novellが同社の財務報告への掲載を法的に要求していなかったら、われわれがその詳細を知ることは一切なかっただろう。MicrosoftとXandrosの最近の発表については、その後の状況説明でも詳細がまったく明かされていない。

 明らかになっているのは、Microsoft弁護士陣の一派から出されたメッセージの内容が、Microsoftにその対価を支払うことなくLinuxやオープンソースソフトウェアを利用した顧客に対して法的措置を取る可能性について納得させようとするものだったことだ。XandrosおよびLinspireとの提携における最大の疑問点は、こうした内容を認めさせるためにMicrosoftが両社にいかほどの金額を支払ったかである。一方で、Microsoft側には、オープンソースを利用する者は誰でも訴えるとの内容を否定する声もある。残念なのは、こうしたMicrosoft弁護士陣の両派が一堂に会した場面に立ち会ったことのある人がいないことだ。

 第二に、Red Hatは、同社のOpen Source Assuranceプログラムにより、顧客に対する特許保護策を提供している。この方策の条項の下でRed Hatは、顧客が同社のソフトウェアを支障なく使い続けられるように措置を講じることを約束している。また、特許侵害の指摘を受けた場合には、Red Hatが侵害カ所のコードの置き換えまたは変更を行い、必要であれば、顧客がそのコードを継続して実行できるように必要な権利を取得することも保証されている。さらに、この方策では、顧客に対する審判または調停の結果として生じる損害賠償も含め、Red Hatが法的費用を負担することにもなっている。

 Linuxをはじめとするオープンソースソフトウェアにおける特許侵害の実例を明確に示すことなく、告訴の危険性回避に見合った対価を支払えば決して訴えないことを約束する、というMicrosoftのあいまいな表明は、どう見ても意図的に仕組まれたFUDである。これに対し、自社の顧客には(Microsoft側の提供する)特許保護は必要なく、また自社ソフトウェアを利用する顧客がそのことで、そうしたソフトウェア利用の法的権利に対する支障が出ることも含めて、一切の不利益を被ることがないよう保証する、というRed Hatの声明は、明瞭にして簡潔である。

Jun29

ニワンゴがAPI無償公開 携帯メールアプリを開発可能に

Posted at Jun 29, 2007 11:20 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 29

ニワンゴが携帯メールポータルのAPIを無償公開。メール本文にコマンドを入力して送信すると結果を打ち返すニワンゴの仕組みを外部から活用し、独自アプリケーションを開発・公開できる。

 ニワンゴは6月29日、携帯電話向け無料メールポータル「ニワンゴ」を外部から利用できるOpenAPIを公開した。ニワンゴの機能を無償で利用でき、携帯電話のメールを活用したアプリケーションを公開できる。

 開発者は、OpenAPIを使ってアプリケーションを開発し、サーバに設置しておく。ユーザーがメールで送るコマンドは、ニワンゴのサーバを介して開発者サーバに送信。開発者サーバが返した結果をニワンゴサーバがメールの形に整形し、ユーザーに打ち返す仕組みだ。

 作成例として公開した「ニワチェキ」は、ユーザーが送った顔写真を自動判定して、似た著名人の名前をテキストで返信するサービス。開発者はメールコマンド用のキーワードとサーバURLを登録し、顔写真の判定とユーザーに返すテキストなどを設定したアプリケーションをOpenAPIを使って作成し、サーバに設置する。

 ユーザーは顔写真を携帯電話で撮影し、写真を添付したメールを「m@open.niwango.jp」宛てに、メール本文にコマンド「ニワチェキ」を入力して送信。ニワンゴサーバはコマンドに応じて開発者サーバに振り分け、開発者サーバで顔写真を判定して回答を作成し、ニワンゴサーバはユーザー向けメールの形に整形して返信する。

 OpenAPIのマニュアルや、「ニワチェキ」「ニコニコ動画検索」「ギャル語変換」などのサンプルアプリケーションを専用ページで公開した。同社は「API公開で、ニワンゴを『使う』からニワンゴを『作る』へ」としている。

Jun29

MS、「手軽で手ごろなスーパーコンピュータ」売り込み

Posted at Jun 29, 2007 12:10 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 29

5万ドルのHPCを打ち出したMicrosoftは、中小企業を相手に、Windows搭載で手ごろな価格のHPCシステムの必要性を説いている。(ロイター)

 スーパーコンピューティングといえば、かつては最先端の科学研究所や学術機関だけのもので、1部屋全部を占めてしまうほど巨大だった。しかしMicrosoftはこのほど、価格5万ドルで手軽に利用できる製品を打ち出した。

 Microsoftにとって唯一の問題は、予算が限られIT専門要員もいない中小企業に、スーパーコンピュータの必要性をどう理解してもらうかだ。

 ドイツのドレスデンでこのほど開かれた2007 International Supercomputer Conference(ISC)でMicrosoftは、高性能コンピューティング(HPC)の普及を目指すキャンペーンを展開した。100億ドル規模のこの市場でMicrosoftが占めるシェアはごくわずかだ。

 Microsoftは中小企業を相手に、使い慣れたWindows搭載で手ごろな価格のHPCシステムが必要(かつ扱うことができる)と説いて回っている。

 HPCとは、工学、気象学、遺伝学といった分野の複雑な問題を解明するため、2台以上のコンピュータを並行またはクラスタ化して動作させるコンピューティングシステムをいう。

 世界最大の素粒子物理学研究所CERNなどが使っている、いわゆるスーパーコンピュータもこれに含まれる。

 市場調査会社IDCの統計によると、この市場でMicrosoftが占めるシェアは現在のところ約2〜3%程度。HPCシステムの大部分はオープンソースのLinuxか、その従兄弟にあたるUNIX搭載だ。

 しかしMicrosoftのHPC推進責任者、キリル・フィノフ氏は、Microsoftの展望は明るいとの見方を示し、Reutersの取材に次のように語った。

 「Microsoftが積極的に動いている市場でWindowsサーバのシェアは60%を超えている。当社はほかの市場と同じ程度のシェアを確保したいと思っている。これはわれわれにとって十分達成可能な目標だ」

時期は語らず
 同氏はMicrosoftがいつその目標を達成できるのかについては語らず、「Microsoftを使うとどのような利点があるかを伝えることが最も難しい」と認めている。

 IDCのテクニカルコンピューティングアナリスト、ジー・ウー氏は、Microsoftが市場にインパクトを与えることは可能だとみる。しかし規模の小さな企業にもっとコンピューティングパワーが必要だと納得してもらうためには、優れたビジネスアプリケーションが必要だと指摘する。

 「アプリケーションがなければユーザーは使ってみることができず、その気になるきっかけがない」と同氏。

 MicrosoftはWindowsクラスタサーバで動作するアプリケーションを開発するため、フランスのソフト会社Dassault Systeme、MathWorks、Parallel Geoscienceなどの各社と提携した。

 しかし市場ではほとんど需要が見られないとウー氏は言う。

 「われわれは四半期ごとに企業に質問しているが、これまでのところ関心は持たれていない。しかし機が熟せば、Microsoftはそのチャンスをつかむ準備ができている」

 4回連続で世界最強のコンピュータシステムに選ばれた「Blue Gene/L」のベンダー、IBMは、この市場のローエンド部分にはそれほど関心がないようだ。

 IBMのディープコンピューティング責任者、デイブ・テュレック氏はReutersに対し「iPodの市場とは違う。何百万、何千万ものユーザーが相手ではなく、まだ数万という規模だ」と話した。

 同氏は「HPCが何かという概念はまだ広く理解されていない」としながらも、「Microsoftはある意味でバトンを受け継いだ。結構なことだ」と付け加えた。

 IDCのウー氏は、Microsoftにはリスクを冒すだけの余裕があるということだと話し、「非常に野心的なのは十分な資金力があるからだ」と指摘している。

Jun30

Apple、「iPhoneに必須」のiTunes 7.3をリリース

Posted at Jun 30, 2007 11:03 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 30

iPhoneのアクティべーションと同期を行うためには新版のiTunesが必須。Apple TVでの写真共有も強化された。

 米Appleは6月29日、iTunesの最新版7.3を発表した。Mac OS XとWindows用で、無料でダウンロードできる。今回の改訂では新発売のApple製携帯iPhoneの設定を行うための機能が盛り込まれている。

 iPhoneのアクティべーションを行うためにはiTunes 7.3が必須となる。iPhoneはiTunesを通して音楽、ムービー、テレビ番組を同期し、iPhoneの内容はiTunesを通してPC内にバックアップされる。

 Apple TVでは、自宅ネットワーク内のPCにある写真を共有して表示することが可能になった。以前のバージョンでは1台の同期されたPCの写真しか表示できなかった。

 詳細設定の「読み込み」で、読み込み方法をAACエンコーダにしたときに、設定の選択肢が従来の高音質(128kbps)と音声Podcastの2種類に加え、高音質(256kbps)が選べるようになった。DRMフリーのAAC楽曲が256kbpsで「iTunes Plus」として販売開始されたことを受けたもの。これまではカスタム設定でビットレートを変更する必要があった。

Jun30

初のフルカーネルマルウェア? スパム送信もカーネルモードで実行

Posted at Jun 30, 2007 12:41 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2007 - 06 - 30

Symantecによると、MPACK攻撃で感染するトロイの木馬「Srizbi」は、ユーザーモードを使わずにスパムを送信できる初のフルカーネルマルウェアと見られる。

 セキュリティ企業のSymantecは、各国で多発している「MPACK」攻撃で感染するマルウェアの中に、フルカーネルのマルウェアを発見したと報告した。実際の悪用目的でフルカーネルマルウェアが出回ったのは恐らく初めてだとしている。

 トロイの木馬「Srizbi」は、MPACK攻撃で乗っ取られたサイトを閲覧すると感染するマルウェアの1つ。いったんインストールされると、ユーザーモードを一切使わずに、スパム送信も含めてすべての動作をカーネルモードから実行できる機能を持つという。

 Srizbiのドライバ(windbg48.sys)には、Rootkitを使って身を隠す機能とスパム送信の2つの機能があるが、Rootkitコードの方は新しいものではないという。特徴的なのはスパム送信コードの方で、カーネルモードから直接ネットワーク接続を操作するという複雑な機能を実装。ファイアウォールに妨げられることなく、ネットワークを使った行動をすべて隠すことができるという。

 Symantecの調べでは、Srizbiは外部のドメインからZIPファイルをダウンロードしてくる。このファイルには、スパム送信に使うメールサーバのドメインや氏名一覧、メールアドレス、メッセージ本文などが含まれていた。

 今回のサンプルはまだβ段階で、過去に出現したRootkitの「Rustock」と同じ作者が作ったものと見られるが、機能はもっと進化しているとSymantecは指摘。いずれ新しいバージョンが出てくるのは確実だと予想している。