貴文がプロポーズするまでの道のりを記したブログ
リリースの日付 : 2007 - 07 - 01
東工大・日大の手作り衛星、インドのロケットで打ち上げへ
世界の大学が教育目的で開発に取り組む「キューブサット」プロジェクトの一環として、東工大と日大の学生による手作り衛星2基が、今秋にもインドの国産ロケットで打ち上げられる。

東工大大学院理工学研究科の「キュート1.7+APD」2号機のイメージ図
世界の大学が教育目的で開発に取り組む「キューブサット」プロジェクトの一環として、東京工業大と日本大の学生たちによる手作りの超小型衛星2基が、今年秋にもインドの国産ロケット「PSLV−C9」で打ち上げられることが28日、分かった。宇宙航空研究開発機構によると、日本の衛星がインドのロケットで打ち上げられるのは初めてという。
2基の超小型衛星は、東工大大学院理工学研究科の「キュート1.7+APD」2号機と日大理工学部の「シーズ」。早ければ今年9〜10月にも、インド南東部スリハリコタ島のサティシュダワン宇宙センターから、カナダ、ドイツ、オランダ、デンマークのキューブサットとともに相乗りで打ち上げられる。
キュートは、東工大の松永三郎准教授の研究室で学生が製作した直方体(1辺の長さがそれぞれ20センチ、15センチ、10センチ)の衛星。制御用コンピューターには市販の携帯情報端末(PDA)の改造品が使われ、オーロラ帯などの放射線観測装置も搭載している。同研究室は2003年6月、最初のキュートをロシアのロケットで、昨年2月には2基目を日本のM5ロケットで打ち上げた実績があり、今回が3基目だ。
シーズは、日大理工学部の宮崎康行准教授と学生たちが手作りで製作した10センチ角で重さ1キロの超小型衛星。録音した音声データをアマチュア無線の周波数帯に載せて送信し、地上で受信、再生する実験を行う。1号機は昨年7月、ロシアのロケットで打ち上げられたが、ロケットが直後に墜落。今回は予備機を使っての雪辱となる。
【用語解説】キューブサット
宇宙工学の実践的な教育手段として、米スタンフォード大のロバート・ツウィッグズ教授が1999年、世界の学生に製作を呼び掛けた超小型衛星。10センチ角の箱型、重さ1キロが標準規格で、短時間で安く作れるのが特徴。学生が中心となって製作の全過程に携わるため、技術だけでなくマネジメントも学べる。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 01
クロックスピード最高2GHzのバージョンを8月に提供開始し、年内にはより高速なバージョンを投入する計画だという。
米AMDは6月29日、クアッドコアOpteronプロセッサ(コードネーム「Barcelona」)をパートナー企業向けに8月に出荷開始すると発表した。搭載システムの出荷は9月となる見通し。
8月に出荷開始となるのは、クロックスピード最高2GHzの「低消費電力」および「標準」バージョンの製品で、一部のデータベース製品では最高70%、浮動小数点演算では最高40%の性能向上を実現できるという。
第4四半期(10〜12月期)には、より高速の「標準」および「スペシャルエディション」バージョンを投入予定だとしている。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 01
AIMと統合したAOL Mailのほか、ブログに貼り付けるAIMウィジェットも立ち上げた。
米AOLは6月28日、AIM(AOL Instant Messenger)を完全に統合したWebメールサービスのβ版を立ち上げた。
このAOL Mailサービスでは、ユーザーは電子メールとIMを1つのアプリケーションから利用できる。IMAPに加えてPOP3もサポートし、メールボックス容量は無制限となる。
またAOLはこの日、「AIM WIMZI Widget」も立ち上げた。このウィジェットをブログやWebサイトに貼り付けると、ビジターがサイトオーナーとチャットできるようになる。

リリースの日付 : 2007 - 07 - 01
新社名「EMIミュージック・ジャパン」 東芝EMIが変更
東芝EMIが「EMIミュージック・ジャパン」に社名変更。東芝がEMIに全株式を譲渡したため。
2007年06月29日 20時09分 更新
東芝EMIは、6月30日付けで「EMIミュージック・ジャパン」に社名変更する。東芝が英EMIに全株式を譲渡したのに伴い、社名から東芝の名前を外す。

新コーポレートマーク
同社は1960年に東芝とEMIの合弁企業として設立。東芝は45%を出資していたが、「音楽コンテンツ事業は他事業との関連性が低い」などとしてEMIに約210億円で売却した。
Webサイトのアドレスも「http://emimusic.jp」に変更する。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 02
このほど脆弱性が指摘されて修正を行ったばかりの+Lhacaにまた脆弱性が発見され、この修正などを加えた最新版が公開された。
このほど脆弱性が指摘され(関連記事)、修正版が公開されたばかり(関連記事)の圧縮・解凍ソフトウェア「+Lhaca」に新たな脆弱性が発見された。
発見された脆弱性は、修正版として公開された「+Lhaca Version 1.21」に存在するもので、スタックバッファオーバーフローを引き起こす可能性がある。この脆弱性を悪用したLZH圧縮ファイルを処理すると、アプリケーションをクラッシュさせたり、任意のコード実行が可能になるという。
研究者からの報告を受けて、+Lhacaの作者はこの脆弱性を修正した「+Lhaca Version 1.22」を公開した。だがVersion 1.22にはテスト用コードが残っていたためにファイルが解凍されないケースがあり、これを修正した「+Lhaca Version 1.23」を7月1日に公開している。
作者によれば、Version1.20や1.21での脆弱性は1.23では存在せず、動作確認を終えた後に正式版にするという。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 04
SQLiteエンジンのアップグレード、cookieのパフォーマンス向上、Gecko 1.9エンジンのバグフィックスなどの機能改善などが加えられた。
Mozilla Foundationは7月2日、次期版Firefoxの候補版「Gran Paradiso」のα6をリリースしたと発表した。
α6ではSQLiteエンジンのアップグレード、cookieのパフォーマンス向上、Gecko 1.9エンジンのバグフィックスなどの機能改善のほか、サイト別テキストサイズのサポートが盛り込まれている。またGecko 1.9における一部変更に伴い、α6のWebおよびプラットフォーム互換性に影響が出ているという。
Mozillaは、このα6は開発者用であり、一般ユーザーは使用しないよう注意を促している。
Firefox 3のβ1は7月末、β2は9月のリリースが予定されている。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 04
発売から何カ月も経つというのに、いまだにWiiの品薄状態は続いている。「供給が需要に追いつくのは来年になってから」という予測もある。
午前9時には、マンハッタンのNintendo Worldストアの外の行列は、1ブロックにもわたる長さになっていた。
100人を超えるWii購入希望者が、遠くはニュージャージーから――朝の6時に子どもと祖父母を引き連れて――ワイヤレスモーションセンサー付きコントローラで最も知られるゲーム機を手に入れるためにやって来た。
任天堂がWiiを発売してから7カ月が経つが、同製品の売れ行きは好調でいまだに供給が需要に追いついていない。手に入れることはできるのだが、あちこち回って、出荷されたらすぐに着けるように準備しておかなければならない。
「職場から許可をもらわないといけなかった」と話すレジーナ・イアヌッツィさん(23)は最近、朝の6時20分から列に並んだ。彼女は2週間もの間、兄の25歳の誕生日プレゼントにしようとWiiを探していた。どこへ行っても売り切れだった。
ベッドでゆっくり寝ていたいというのなら、Wiiはオンラインでも手に入る。ただし、250ドルの小売価格にかなり上乗せされることになるが。販売業者Hard-To-Find-StuffがAmazon.comに出品しているほとんど未使用のWiiは、595ドルの値が付けられており、さらに3.99ドルの配送料がかかる。別の業者は398ドルで売りに出している。
「初代プレイステーションは確かに発売時に人気を博した。だが、発売から半年以上経ってもここまで需要のあるゲーム機は記憶にない」と独立系玩具アナリスト、クリス・バーン氏は言う。
4月には、任天堂の岩田聡社長がWiiの「異常な」品不足を認めた。その後同社は全世界での需要を満たすために「大幅」に増産したと広報担当のペリン・カプラン氏は話している。
だが任天堂は在庫管理もしなければならないと、Lazard Capital Marketsのアナリスト、コリン・セバスチャン氏は指摘する。
「残念ながら、請負製造業者に1カ月に100万台作ってもらい、次に500万台作ってもらうよう頼むことはできない」(同氏)
昨秋、Wii発売から数日後に登場したソニーのプレイステーション 3(PS3)は店舗でもオンラインでもすぐに手に入るが、売り上げではWiiに後れを取っている。その理由の1つは価格かもしれない。PS3の小売価格は最高で600ドルだ。
米国では11月の発売以来、Wiiは280万台以上売れている(NPD調べ)。PS3の販売台数の2倍以上だ。任天堂は今会計年度(2008年3月末締め)に全世界でWiiを1400万台売る計画だ。
「見ると欲しくなる。iPhoneのようだ」とロバート・マーカスさんは、妻と3人の子どもとWiiを待っている間に語った。
Wiiのセールスポイントは、みんなが遊べる――ハードコアゲーマーや、視覚と手を非の打ち所のないほど協調させられる若い男性のためだけのものではないという点だ。プレイヤーは複雑なボタンの組み合わせではなく、直観的なモーションセンサー付きワイヤレスコントローラを使って、ボウリングやテニス、剣闘の動きをまねることができる。
フロリダから祖母を訪ねてきた12歳のガブリエル・ベニッツ君は、ニューヨークの任天堂直営店に並んだ。
「やっとお金が貯まったから」と彼は一緒に待っている祖母をちらりと見て話した。「2つ店を回ったけど売り切れだった」
彼は、Wiiのワイヤレスコントローラとゲーム中にちょっとした運動ができるのが気に入っているという。
「手に入れるのにここまでしないといけないのは嫌だな」とガブリエル君は話す。
Wiiを欲しがっているのは子どもだけではない。
レイン・アーさん(30)は1度もゲーム機を持ったことはなかったが、妻と楽しみながらエクササイズができるようにWiiを買うことにした。任天堂の直営店でWiiと関連製品を350ドルで買い、店を出て振り返るとまだたくさんの人が並んでいた。
「ちょっとクレイジーだ。もう7カ月も経ってるのに」と彼は言う。
任天堂は、Wiiの需要はずっと予測を超えていると語る。
「できるだけ早く届けようとしている」とカプラン氏は述べている。
ビデオゲームの需要は、通常はホリデーシーズンごろに急増し、それ以外の時期は減る。だがWiiは違う。
「人々は、Wiiを本当に家に置きたいものと考えている」と玩具アナリストのバーン氏は語る。つまり、ギフトとして購入しているだけではないということだ。そして通常は年末商戦に限られる熱狂が夏にまで延びている。
Toys"R"Usは定期的に出荷されるWiiを全米の店舗に置いているが、需要が高くすぐに売り切れてしまうと、同社広報担当キャスリーン・ウォー氏は語る。同社のWebサイトでは、Wiiはたいてい「現在在庫なし」になっている。
7月1日朝、ブルックリンのベンソンハーストでは、Toys"R"UsがWii購入者のためだけに開店を1時間早めた。マンハッタンほどのにぎわいはなかったものの、ティーンエージャー、20歳くらいの若者、家族連れが短い列を作り、店員が整理券を配っていた。
店内では、Wiiは棚に並ぶ間もなく売り切れた。2週間前、ショッピングセンターの駐車場を挟んで向かいにあるBest Buyの店舗でも同じ状況だった。
もちろん、いつかは供給が需要に追いつくだろう。だが一部アナリストは、それは来年に入ってからだと見込んでいる。
「年末商戦までに供給が追いつくことはないと思う。だが来年半ばまでには、おそらくは生産ラインを追加できるだろう」
リリースの日付 : 2007 - 07 - 05
KDDIは、PCに携帯電話を接続してネットにつなぐデータ通信サービスに定額制を導入する方針を明らかにした。早ければ年内にも導入する。
KDDIは4日、パソコンに携帯電話を接続して、インターネットにつなぐ個人向けのデータ通信サービスについて、料金定額制を新たに導入する方針を明らかにした。同社はすでに、市場調査を進めており、早ければ年内にも導入する。
データ通信定額制ではすでに、PHSのウィルコムがサービス展開しており人気を集めている。また、通信速度が速い第3世代(3G)携帯電話事業者では、今春に新規参入したイー・モバイルがこのサービスを始めている。しかし、同社のサービス提供地域が東京、名古屋、大阪を中心とした都市部に限定されており、全国展開している携帯事業者としてはKDDIが初の定額制導入となる。
これまで、大手携帯事業者が定額制に踏み切れなかったのは、定額にして動画などデータ量の大きい送受信が頻繁に行われると通信網の負荷が増すほか、データ通信料収入が頭打ちになるなど減収要因につながる懸念があったからだ。
KDDIでは、利用が急激に増えることを避けるため、イー・モバイル(月額5980円)よりも高めの料金を想定。ライバルの動向や利用者状況をみながら最終的な料金を決める。
現在、KDDIやドコモ、ソフトバンク・モバイルが提供しているデータ通信サービスは、通信量が増えるにつれて料金も加算される従量課金制。携帯電話の加入件数が1億を超えて市場が飽和状態になる中で、業者間の競争が激化している。消費者からの定額制を求めるニーズが高まっており、NTTドコモも導入に向けた検討を始めている。
■無線データ通信 文字や音声、動画などのデータを無線で送受信するシステム。代表的なものは無線LANで、毎秒数十メガビットのデータ受信が可能だが、電波が届く範囲が50〜100メートルと短い。距離をカバーするのが携帯電話を使ったもので、第3世代は同2〜3メガビットでデータ受信ができる。さらに、時速100キロ以上で移動しながら数十メガビットのデータ受信が可能なWiMAX(ワイマックス)の事業免許争奪戦が始まっている。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 05
過去最高の株主提案が提出されたが、結果は経営陣の圧勝であった。ファンド側のうさん臭さに、一般株主が賛同できなかったのだろう。考えてみればホリエモンと村上ファンドは巧みだった……。
やわらか系エコノミスト。外資系投資銀行2社で企業のM&A、企業財務戦略アドバイザリーを経たのち、起業し日本で3番目のSNSサイト「トモモト」を運営(現在は閉鎖)。その後ベンチャーキャピタル業を経て、現在はワクワク経済研究所代表として、日本のビジネスパーソンのビジネスリテラシー向上を目指し、経済、金融について柔らかく解説している。主な著書は「M&A時代 企業価値のホントの考え方」「投資事業組合とは何か」「なぜ株式投資はもうからないのか」「株式市場とM&A」「投資銀行青春白書」など。日本テレビやラジオNikkeiではビジネストレンドの番組を担当。ITmedia Anchordeskでは、IT&ネット分野の金融・経済コラムを連載中。公式サイト:http://wkwk.tv。ブログ:http://wkwk.tv/chou
先週、2007年3月期決算の企業の株主総会がピークを迎えた。今年は過去最多の株主提案が提出されるなど、経営陣と“モノ言う株主”が対抗する姿勢が数多く見られた。だが結果は、ほとんどの株主提案が総会で否決された。
最近のM&Aでは、株主の意向によりその成否が左右される事例が相次いでいた。東京鋼鐵と大阪製鐵の経営統合はいちごアセットの反対運動により否決され、HOYAとペンタックスの件では、大株主スパークスの意向が大きく影響した(4月12日の記事参照)。その直後だけに、今回の総会でのモノ言う株主の全敗ぶりは意外であった。モノ言う株主の敗因は、メディア活用戦術の失敗にある。
経営陣への消極的賛成が実態
経営陣側の圧勝と伝えられた今回の株主総会ではあったが、株主提案に対してのうさん臭さをぬぐいきれなかったというのが実態だ。そのため一般株主は、仕方なく経営陣に賛成をしたという構図である。もろ手を挙げて経営陣万歳とやったわけではない。その点、経営陣は来年以降の株主総会に関しても、まだまだ油断はできない。
否決された株主提案を個別に見ていくと、外国人の持分割合が高い会社では、比較的高い割合で株主提案に賛成票が入っていた。そして、厚生年金基金連合会(国内最大規模の機関投資家)や議決権行使アドバイス会社※の行動でも、経営陣の提案に反対をするケースが多かった。それら勢力は、多数決で過半数を取ることはできなかったが、来年以降に向けて、ある程度の手ごたえは感じたはずだ。
※機関投資家による議決権行使で、株主総会の準備から総会後の議決権行使の結果などを分析する。
スティールもどきに見られた株主提案
特に今回は、総会直前にブルドックソースにTOBを仕掛けたスティール・パートナーズのメディアでの印象が悪すぎた(6月14日の記事参照)。株主提案を出していた他のファンドも“スティールもどき”と見られたことにより、株主提案そのものが信用ならないという雰囲気が一般株主の間で漂っていたように見受けられる。スティールに関係のない企業でも、株主提案に賛成をすることはスティールの行動に賛成するかのような錯覚に陥った。その点、スティールのメディアでの印象がもう少しよければ、結果は異なったかもしれない。
いまさらながら村上、堀江の戦術の巧さが目立った
スティールが今回メディアでの印象がよくなかった理由の1つに、TOBをかけたこと以外の話題性を見出すことができなかったということが挙げられる。かつて村上ファンドも、昭栄や東京スタイルなど初期に手がけた案件では、潜在的不動産価値が株価に反映されていないという点以外、特にストーリーの提示ができず惨敗した。
それが阪神電鉄の場合には、不動産価値以外にも、阪神タイガースのブランドを生かしての収益力向上を提示した。さらに京阪電鉄との経営統合によって、京都から大阪、神戸まで直通電車を走らせることなどを計画。阪神電鉄の「その後」に関しても言及し、ストーリーとしての面白さを見せることで、メディアと一般株主の興味を引き出した(5月7日の記事参照)。
またライブドアも、野蛮だと言われながらネットと放送の融合をうたい、ニッポン放送の「その後」に言及することにより、メディアと一般株主の興味を引き出した。
阪神もニッポン放送も、もともと話題になりやすい企業なので、スティールによるブルドックを対等に比較することはできない。ただ、もう少しメディアを巧く活用し、訴求力を高めることは出来たのではないかと思われる。特に、法廷闘争に持ち込んだ防衛策の是非に関する東京地裁の判断でも、株主にブルドックの「その後」を見せることができなかったことが混乱を招いたという指摘もあった。それは裏を返すと、「その後」を少しでも見せることができれば、結果は違っていたかもしれないということである。
株主は所有者、経営はプロに任せる
地裁の判断でも、その後の経営に関して触れている。大量の株式を買いつけようとするファンドは、対象企業のその後の経営を説明する義務が発生したかのような印象もあるが、それは違う。株主はあくまで所有者であり、経営はその道のプロに任せることとなる。
その点、今回のスティールのように、現経営陣に引き続き経営を任せるというのは選択肢の1つであろう。しかし任せるのであれば、株主としてその経営陣に全幅の信頼を置いていることが前提になる。それが今回のスティールの言動からは、ブルドック経営陣に対しての賞賛の声や、経営方針に積極的に賛成するような態度を見ることができなかった。そのため一般株主にしてみると、「本心では経営陣に不満を持っているくせに、現経営陣に経営を任せるとはどういうことだ?」といぶかしく思ったわけだ。
継続的なロビー活動が勝敗を分ける
スティール以外の株主提案でも、結局は「本心では何を考えているのだ?」という点が見えなくて、一般株主は株主提案に乗ってこなかったと思われる。堀江貴文、村上世彰という旗振り役の後釜が不在の状況では、モノ言う株主の地道なPR活動が今後の株主提案での成否を分けることになると思われる。そのためにはメディアの活用がますます重要となる。正論だけではなく、いかにネタを提供できるか。もしかするとファンドの関係者は、日本人がどういうネタに食いつきやすいのか、そんな研究も必要なのかもしれない。
関連記事グリーンメーラーの汚名返上か? スティール・パートナーズ
ブルドックソースに敵対的TOBを仕掛けたスティール・パートナーズ。買収防衛策を導入すると発表したブルドックだが、すでに「経済的リターン」でスティールが勝っているという。両者の狙いと背景に迫る。
ペンタックスとHOYAの合併に考える――対等なM&Aへのこだわりは通用するのか
合併を目指すHOYAとペンタックス。企業規模で見るとHOYAのほうがペンタックスよりも大きいが、経営陣が対等の合併を目指しているため、ペンタックス株主から不満の声が上がっている。
第1回・村上ファンドが行ったのは、本当にインサイダー取引だったのか?
ライブドアによるニッポン放送株式の買い占めをめぐって逮捕された、村上ファンドを率いる村上世彰氏。村上氏は本当にインサイダー取引で利益を得たのか? 時事日想でおなじみの保田隆明氏が裁判を傍聴、事件のいきさつと裁判のポイントを分かりやすく解説する。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 05
スタンプポンで個人情報を隠匿──「目隠しスタンプ」
宛名の住所氏名の上にスタンプを押すだけで、個人情報を隠匿。気軽に使えるシュレッダーいらずのスタンプ。
2007年07月05日 12時41分 更新
自宅にやってきたダイレクトメール、宛名部分だけを切ってシュレッダーにかけている人も多いだろう。しかしこの作業、ちょっとした個人情報を隠すためとはいえ、なかなか面倒。シュレッダーを使うことなく、スタンプで宛名を消してしまえ、というアイデア製品が参考出展されている。

プラスが開発中の「目隠しスタンプ」は、宛名などの上にスタンプを押すことで、住所や名前などを読み取れなくしてしまうものだ。スタンプの内容は、ランダムな文字列となっている。「よく、塗りつぶしてしまえばいいのでは? と言われるが、塗りつぶしだと元々の印刷部分が逆にインクをはじいてしまって、見えてしまう」(プラス)
大中小3種類を試作したが、「2000円程度になってしまいそうだ」と価格がネック。ISOTなどで来場者の反応を見ながら商品化を検討するという。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 05
今日の商取引サイトは、「Webサイト」からGoogleに依存する「パラサイト」に変わってしまったのだろうか?
わたしがGoogleをある程度好いていること、絶えざる革新と創造性から来る賞賛は認めざるを得ない。そして成功という形で現れたその再三の幸運も。
だがその半面、わたしの生活はGoogleの気まぐれにすっかり依存しきっているというわけではない。だから同社の検索やそのほかのサービスの特異性は、職業上興味深いものであって、その程度のものだ。
しかし、増えゆく中小電子商取引企業にとって、進化するGoogleのルールと手法は破滅をもたらし得る――あるいは、大成功をもたらし得る――ものであり、これは、こうした中小企業が実質「ノー」とは言えない問題だ。
Yahoo!などの企業が最近努力しているにもかかわらず、Web検索におけるGoogleの圧倒的シェアに近づいた企業はなかった。昔はこれは「市場を買い占める」と呼ばれ、近所の社員の社交場で祝福される良いことだった。
だが、米国のビジネス史において、Googleのような成功例はほとんどなかった。デトロイトの3大自動車メーカーはその最盛期においては、多数の部品・サプライメーカーにとって王様だったが、その影響力が及んだのは1つの垂直業界――自動車業界――のみであり、その影響力は3社に分かれていた。
Googleの場合、成功が1社に集約しており、しかも自動車のドアからクリームチーズ、空手教室まであらゆるものを販売している世界中の電子商取引業者に影響を与える。
もしも最新のGoogleのルールが自分に有利に働いたら、同社がプロセスを変更した時に、ライバルよりも1時間遅くそれに気付いた場合とはかなり違ったことが起きるだろう。
これを独占と考えるべきだろうか? そうは言えない。ほかの企業は自由に独自の検索サービスを提供できるからだ。だが、米国にはおよそ72万7000の小売業者がいる(この数字はわたしがでっち上げたんじゃない。米国勢調査局のデータだ。同局が作った数字だ)。Googleに、皆のビジネスニーズに合わせる義務はあるだろうか?
Googleの観点からすれば、こうした小売業者に文句を言う権利などあるだろうか? 彼らはWebサイトからパラサイトに変わってしまったのだろうか?
TravelZooというサイトのマーケティングを担当するエリック・クアルマン氏はそこまでは行っていないが、自分の会社をGoogleの気まぐれに大きく依存させていることにプレッシャーを感じている。
問題は、TravelZooは短期間の特別なプログラムを多数抱えており、それに間に合うように認知してもらうためのGoogle広告やリンクを手に入れられないことだ。
わたしは以前にこのコラムで、Google検索がさまざまな時間の要素を頭に来るほど理解できない――「一番新しい日付の項目を表示する」「直近で見つけた項目を表示する」など――と書いたことがある。
わたしは定期的にテクノロジー関連の小売業者の検索を実行している。たいてい4万件程度の結果が返ってくる。例えば、4日連続で4万586件の結果が返ってきたかと思うと、5日目には5万4586件になっていたりする。Googleが以前は知らなかった1万4000件の検索結果を見つけたものとわたしは考えている。その中には5年前のページもあるかもしれない(オーケー、1万4000件以上ある可能性もある。古い検索結果の中には削除されたものもあるかもしれない。だが、ここは簡単に考えよう)。「過去24〜36時間以内に検索システムが『発見した』回答を表示しろ」と指示する方法はない。
だが、わたしにとって検索は便利なツールであり、たくさんあるツールの1つでしかない。わたしたちの収入がすべてGoogleの最新コーディングに依存していたらどうなるだろうか?
そう、今日の電子商取引の世界は冷たくハードだ。まだ疑っているのなら、Googleで検索してみれば分かるだろう。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 06
ハイタッチ【はいたっち】
PCパーツショップでは、“通”が使うアキバワードにまぎれて、聞いているほうが思わず顔を赤らめてしまう言葉を耳にすることがある。は、恥ずかしー。
ハイタッチ【はいたっち】

ハイタッチのHDD意味
日立GST製HDDを指すようだ。
解説 2002年に日立が米IBMのHDD部門を買収し、翌年、日立GST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)を設立。「Deskstar」や「Travelstar」といったHDDのブランドを引き継ぎ、現在に至る。
当時のアキバには米IBMに愛着を感じていたユーザーが相当数いたと見られており、この買収劇を残念に思う気持ちが(日立GSTへの)恨みに似た感情へと変化していったという。こうしたユーザーの一部は、店頭で注文する際、わざと社名を読み間違えて「ハイタッチのDeskstarください」などと口走った。
現在でもコアなIBM支持派が“ハイタッチ”を使うようだが、店員さんの受けは良くない。「つーか、文句があるなら買うな、ですよ。ほかのメーカーもそろえているわけですし」(某店員さん)。“ハイタッチ”を口にする人はわざと間違っているわけだが、店内の温度が急激に下がる言葉であることに変わりはないようだ。
用例 客「ハイタッチのHDDください」 店員「……日立ですか?」 客「だからハイタッ」 店員「さわぐなッ、この店は声がひびくんだ!」
リリースの日付 : 2007 - 07 - 06
PS3値下げの噂が流れているが、ソニーの中鉢社長は、現時点では値下げの計画はないと語った。
ソニー社長は7月6日、今のところ、プレイステーション 3(PS3)の需要を喚起し、競合する任天堂のWiiの売り上げ急増に対抗するために値下げを実施する計画はないと語った。
PS3の価格を引き下げる「計画は現時点ではない」と中鉢良治社長はReutersの取材に応えて語った。
ソニーはBlu-rayプレーヤーなど最新鋭の技術をPS3に盛り込んでいる。それが同製品の製造コストを押し上げ、小売価格はWiiの2倍以上になっている。
この価格の高さが、PS3が売り上げでWiiに後れを取っている主な理由の1つとされている。アナリストはソニーが需要喚起のために間もなく値下げに踏み切ると予測してきた。
中鉢氏はまた、ソニーは今年度(2008年3月締め)に5%の営業利益率を達成する目標に向け、順調に進んでいるとも語った。
中核事業であるエレクトロニクス部門の営業利益率は、今年度の目標である4%を超えそうだとも同氏は述べた。
Jul 6
Posted at Jul 6, 2007 12:23 AM コメント (0) トラックバック (0)
リリースの日付 : 2007 - 07 - 06
松下、「Let'snote ジェットブラックモデル」の発売日を延期――新発売日は8月1日
7月14日発売予定としていた「Let'snote ジェットブラックモデル(CF-R6AWBAJP)」の発売日が延期された。

CF-R6AWBAJP
松下電器産業パナソニックマーケティング本部はこのほど、「Let'snote ジェットブラックモデル(CF- R6AWBAJP)」の発売日変更を発表した。従来発表の7月14日発売から、8月1日へと延期されている。
CF-R6AWBAJPは、同社モバイルノート「CF-R6A」をベースに、筐体カラーをブラックとした“マイレッツ倶楽部”限定販売となるモデル。今回の発売延期については、「部材確保の不足」が原因としている。なお、仕様面については発表時からの変更はない。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 07
NASAが国際宇宙ステーション用に、ロシア設計のトイレシステムを購入。2009年に計画されているクルーの増員に伴うものだという。
米航空宇宙局(NASA)は7月3日、ロシア企業S. P. Korolev Rocket and Space Public(RSC Energia)と、国際宇宙ステーション用のハードウェア購買契約を締結したと発表した。契約は総額4600万ドルで、うち1900万ドルは、「ロシア設計のトイレシステム」の購買に充てられるという。
このトイレは「個室」式。尿は自動的に別の装置に送られ、そこで飲用水に再生されるという。ステーション内の居住モジュール「Zvezda」では、既に同様のシステムが使用されている。
NASAでは、ステーションのクルーの人数を、現在の3人から、2009年には6人に増やす計画。新しいトイレは、この増員に対処するためのものだという。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 09
「ニコニコ動画」で、民主党代表・小沢一郎氏が年金問題について語る動画が公開された。「ニコニコ普及委員会の自主的な判断で」コメントの24時間監視を実施。誹謗中傷などは随時削除する。
ニワンゴは7月9日、動画にコメントを付けられる会員制サービス「ニコニコ動画」で、民主党代表・小沢一郎氏が年金問題について語るオリジナル動画を、特設コーナーで公開した。
ログインすれば再生でき、自由にコメントを書き込めるが、「ニコニコ普及委員会の自主的な判断で」(同社)コメントの24時間監視を実施。誹謗中傷などは随時削除する。

ニコニコ動画の特設コーナー
全3分54秒の動画で、小沢代表が「今の日本に政治はあるのでしょうか」などと問題提起し、年金問題や格差社会などについて語っている。
同社から民主党に提案して実現した。「海外ではYouTubeで政策を訴えてネット上で議論するという動きがある。同じようなことを日本でもやってみませんか、という趣旨で提案した」(ニワンゴ広報担当者)
コメントは自由に入れられるが、同社スタッフが24時間体制でチェックし、誹謗中傷などを削除する。開発者ブログによると「小沢代表には、コメントをつけることも快く了承していただいた」というが、「ニコニコ普及委員会の自主的な判断でコメント投稿を監視することにした。荒らしや落書きなどは、アカウント停止・削除の対象とする」という。

小沢氏サイン入り待ち受け画像
ユーザーの良心への期待が、開発者ブログで述べられている。「いまや日本のネット文化の一大発信地となっているニコニコ動画だが、一般社会でもいよいよ認められるときがやってきたのかもしれない。それはみなさんの自重にかかっている。今回ばかりはニコニコ動画の良心をみせていただけますよう、よろしくお願いします」(開発者ブログより)
コメントが書き込めるのは参院選公示日前日・11日の午後11時59分まで。その後も、コメント入り動画の再生は可能だ。
また、ニワンゴの親会社・ドワンゴは同日、小沢代表の直筆サイン入り待ち受け画像と、小沢氏が「起きろ、日本!」と言う着ボイスの無料配信を、「dwango.jp」などで始めた。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 10
Microsoftは7月の月例パッチで、緊急レベルの.NET脆弱性などに対処した6件のセキュリティ更新プログラムを公開する。
Microsoftは7月10日の月例Patch Tuesdayで6つのパッチをリリースする。そのうちの1つは、.NET Frameworkの緊急レベルの脆弱性に対処したもの。この脆弱性は、Microsoftが積極的にサポートしているすべてのプラットフォーム上で動作する広範なアプリケーションに影響する可能性がある。
Microsoftの.NET Frameworkは、同社の各OSに組み込まれている(あるいは追加可能な)コンポーネントであり、これには共通のプログラム要求に対応したコードが含まれている。.NET Frameworkは、Windows向けに開発される新しいアプリケーションで利用され、Microsoftの製品の中核的コンポーネントとなるものである。このため、そのコアライブラリは、ユーザーインタフェース、データアクセス、データベース接続、暗号化、Webアプリケーション開発、各種アルゴリズム、ネットワーク通信など、アプリケーションが利用する数多くの重要な機能をカバーしている。これらの機能はいずれも、セキュリティ的に重要なポイントとなるものだ。
.NET Framework自体も、コードに対して許可された権限のチェックをするCAS(Code Access Security)に加え、検証/認証要求といったセキュリティメカニズムを備えている。
Microsoftが7月分のパッチセットをリリースする7月10日の朝の時点まで、.NET用パッチが具体的にどのコードに対処するのかは不明だが、Microsoftによると、この脆弱性はリモートコードの実行を許す恐れがあるという。リモートコード実行はシステムの乗っ取りにつながる可能性があるため、最悪の脆弱性だと考えられている。
PatchLinkでソリューションと戦略を担当するディレクター、ドン・リーサム氏は、「MicrosoftのSecurity Bulletin Advance Notificationの内容を詳しく分析すれば、この脆弱性の影響を受けるのは、.NETのインストールが可能なすべてのプラットフォーム上で動作するソフトウェアであることが分かる」と指摘する。
「影響を受けるバージョンには、最新の.NET技術も含まれる。このため、その影響は広範囲に及ぶものと思われる。当社としては、できるだけ早くパッチを入手するよう顧客にアドバイスしている」(同氏)
.NETは広範に普及しており、多数のプログラムや社内開発プロジェクトが同フレームワークをベースとして構築されているため、パッチによって何らかの障害が起きる可能性も高いという。このためPatchLinkでは、パッチの導入に際しては段階的なアプローチで臨むよう顧客にアドバイスしている。最初にテストネットワークにパッチを導入して重要なアプリケーションのテストを行った後で、より重要な業務グループまたは業務フェーズへの配備を段階的に進めるべきだとしている。
Microsoftによると、今回の緊急レベルの脆弱性の影響を受ける7つの.NETバージョンは、リモートコード実行につながる恐れがある。.NET、ならびにそのコードコンポーネントを利用して開発されたアプリケーションの重要性は広範囲に及ぶため、アナリストらは企業に対して、できるだけ早くこの脆弱性にパッチを適用するようアドバイスしている。
影響を受ける.NETバージョンの詳細については、Microsoftの「Security Bulletin Advance Notification」ページを参照していただきたい。
Microsoftは、このほかにも2件の緊急レベルの脆弱性に対処するパッチをリリースする。いずれも.NETの脆弱性と同様、システムの乗っ取りにつながる恐れがある。これらのパッチの1つはOfficeとExcelに影響する脆弱性、もう1つはWindowsに影響する脆弱性に対処したもの。
特にExcelの脆弱性は要注意だ。というのも、このアプリケーションはInternet Explorer(IE)で暗黙のうちに信頼されているからだ。悪意をもって作成されたWebサイトを訪れたユーザーが、感染した.xlsファイルを呼び出すリンクをクリックする可能性もある。こういったExcelファイルはIEのウィンドウフレームに埋め込まれ、ブラウザからHTTPプロトコルを通じて呼び出されるため、IEはユーザーがこれらのファイルを操作するのを許可する。これは以前よりも厄介な状況だと言える。かつては感染ファイルが電子メールを通じて送り込まれてきたが、メールフィルタは一般に、感染したファイルを検知・隔離することができる。
「IE内に埋め込まれたドキュメントとして侵入された場合には、必ずしもこれを検知できるとは限らない」とリーサム氏は話す。
埋め込まれたExcelファイルを通じた感染を防ぐ手段としては、IEのセキュリティ設定を利用するという方法がある。埋め込まれたファイルを開くときに警告を行う設定にし、グループポリシーオブジェクトを通じてこれを適用するのである。
eEyeの「Zero-Day Tracker」サイトでは、Microsoftが今回パッチを提供しないものとして、PowerPointの中程度の脆弱性を挙げている。これは発見後、既に270日が経過している。
今回リリースされるパッチのうち2件は、重要レベルとされる脆弱性に対処したもの。これらの脆弱性もリモートコードの実行を許す恐れがある。1つはOffice Publisherに関係するもので、もう1つはWindows XP Professionalに関係する。
Vistaにもパッチが提供される。リーサム氏によると、この最新OSは緊急レベルの.NETの脆弱性の影響を受ける可能性があるのに加え、MicrosoftはVistaに対して警告レベルの脆弱性に対処するパッチをリリースするという。この脆弱性は情報漏えいにつながる恐れがある。
Microsoftは、Malicious Software Removal Toolのアップデートも行う予定だ。これはSUS(Software Update Services)を通じて提供されるアップデートではない。SUSはセキュリティ関連以外で優先度が高いアップグレードを対象としたサービスである。Microsoft Windows Malicious Software Removal Toolのアップデートは、Windows Update、Microsoft Update、Windows Server Update ServicesおよびDownload Centerを通じて提供される。
またMicrosoftでは、MU(Microsoft Update)およびWSUS(Windows Server Update Services)上で、セキュリティ関連以外で優先度の高い4件のアップデートのリリースも予定している。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 10
Postiniのセキュリティ機能をGoogle Appsに組み込むことで、大企業の顧客層拡大を図る。
米Googleは7月9日、セキュリティ企業の米Postiniの買収で合意に達したと発表した。買収金額は約6億2500万ドル。買収取引は現金で行われ、第3四半期末までに完了する見通し。PostiniはGoogleの完全子会社となる。
Postiniは、メッセージセキュリティやアーカイビング、暗号化などのサービスの提供企業で、世界中に3万5000社以上を顧客に持ち、ユーザー数は1000万人以上に達するという。Googleでは、Postiniのサービスは「企業の電子メールやインスタントメッセージング、その他のWebベースのコミュニケーションの保護に活用」できるとみており、ホスティングサービス「Google Apps」に組み込み、企業向けサービスを強化する狙い。
Google Appsは、Webメール、予定表、ワープロ&表計算などのサービスをまとめたパッケージ。多くの中小企業で採用が進む一方、「大企業は、セキュリティやコンプライアンス面での問題から、ホスティングサービスへの移行に慎重だった」とGoogleではみている。Postiniの買収でこうした課題に対処し、大企業の顧客層を拡大する考えで、エリック・シュミット会長兼CEOは、「Postiniが加わることで、当社のアプリケーションは、単にシンプルでユーザーにとって魅力的なだけではなく、企業内の複雑な情報セキュリティ任務を効率化できるものになる」とコメントしている。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 11
創業80周年を迎えるセブン-イレブンが、店舗数で米マクドナルドを抜き、世界最大のチェーン店数となった。
コンビニエンスストアチェーンのセブン-イレブンは7月11日、2007年3月時点の店舗数が3万2208店舗となり、ハンバーガーチェーンのマクドナルドを抜いて、世界最大のチェーン店舗数になったことを発表した※。
現在セブン-イレブンは日本のほか、米国、台湾、タイ、韓国、中国、マレーシア、メキシコ、カナダ、トルコ、スウェーデンなど世界の17カ国・地域に出店している。
※6月末のセブン-イレブンの店舗数は3万2711店
セブン-イレブンは1927年に創業し、今年が80周年になる。米サウスランド・アイス(現7-Eleven)がテキサス州オーククリフで氷の小売販売店を開いたのが始まり。朝7時から夜11日まで毎日営業し店名を「セブン-イレブン」とした第1号店は1946年にオープンした。
日本での第1号店は1974年に東京都江東区豊洲で開業している。2005年にセブン-イレブンジャパンは米7-Elevenを完全子会社化した。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 11
Webアプリケーションサーバからバックエンドのデータベースサーバに侵入するのは比較的簡単だ。最もポピュラーな手口と、その対策を紹介する。
悪質なマルウェアは、われわれがいつごろからか思い出せないくらい昔から問題になっていた。最近の「Storm Trojan」にみられるように、この傾向は衰えそうにない。しかしマルウェア問題は、もうすぐあまり注目されなくなるかもしれない。脆弱なWebアプリケーションサーバに侵入して大量の機密情報を盗み出す攻撃者の増加の方が、マルウェアよりも深刻な問題になると予想されるからだ。
Webアプリケーションサーバが攻撃のターゲットになるのは、それが公開ネットワークからアクセス可能で、しかも犯罪者にとって情報の宝の山が保管されているバックエンドのデータベースサーバとつながっているからだ。では、攻撃者たちはどのようにして、フロントエンドのWebアプリケーションからバックエンドのデータベースサーバに侵入するのだろうか。最もポピュラーな手口としては、以下のようなものがある。
SQLインジェクション
SQLインジェクション攻撃は、インターネット上で機密情報を盗む手段として一般化してきた。SQLインジェクションでは、攻撃者がWebフォームの検索フィールドにSQLクエリーを入力する。このクエリーがWebアプリケーションに受け入れられると、バックエンドのデータベースに渡され、さらにWebアプリケーションからデータベースサーバへのリード/ライトアクセスが認められていれば、データベース内でクエリーが実行される。その結果として想定されるシナリオは2つある。攻撃者がデータベースの内容を見るか、データベースの内容を削除するかのどちらかだ。どちらのケースも好ましいものではない。
一般に考えられているのとは違い、SQLインジェクション攻撃は高度な専門知識を必要としない。この攻撃は基本的に、SQLの基本知識とインターネット上で利用できるクエリーのリストを持っている人なら誰でも実行することができるのだ。
ブラインドSQLインジェクション
ブラインドSQLインジェクションも同様の攻撃手法だが、アプローチがやや異なる。通常のSQLインジェクションを実行する場合、攻撃者はサーバがエラーメッセージを返すのを期待して、WebアプリケーションにSQLクエリーを挿入する。これらのエラーメッセージが、より正確な攻撃を実行するのに必要な情報を攻撃者に与える可能性があるからだ。データベース管理者たちは、エラーメッセージをサニタイズ(無害化)すれば、SQLインジェクションを引き起こす問題を修正できるものと信じ込んできた。しかしそうやってエラーメッセージを隠したとしても、脆弱性がまだ存在することに管理者は気付いていなかった。攻撃方法としては少し難しくなるが、エラーメッセージを利用して情報を収集するのではなく、攻撃者はデータベースへのアクセスを得るのを期待して、当てずっぽうで作成したSQLクエリーをサーバに送信するのだ。
クロスサイトスクリプティング
クロスサイトスクリプティング(XSSあるいはCSSとも呼ばれる)は、悪質なハッカーが、動的なWebページを生成するWebアプリケーションの脆弱性を狙うのに用いる手法の1つだ。今日では、多くのWebサイトが複数のソースの情報で構成され、瞬時に生成される動的ページを提供している。Webサイト管理者が不注意だと、機密情報を収集したり、ユーザーのシステム上でプログラムを実行したりする悪質なコンテンツがWebページに挿入される恐れがある。
対策
Webアプリケーションサーバへの攻撃を阻止する対策は数多く存在する。中でも最も重要なのは、正しい認識を持つことだ。多くの企業では、こういった攻撃がどのように実行されるのか知らなくても適用できる予防対策を重視している。しかしWebアプリケーションサーバ攻撃の仕組みを理解しないで対策を講じても効果に乏しく、単にファイアウォールや侵入防止システムを配備するだけでは問題の解決に役立たない。例えば、自社のWebアプリケーションサーバがユーザーの入力をフィルタリングしなければ、上述のようなタイプの攻撃に容易にさらされる恐れがあるからだ。
攻撃を未然に防ぐ上でもう1つ重要なポイントは、自社のWebアプリケーションを定期的に監査することだ。ヨハネス・アルリック氏は、簡単なテクニックとFirefox用プラグインを利用して、昼休み時間にWebアプリケーションを監査する方法について非常に有益な記事(英文)を書いている。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 12
Novell、Xandros、Linspireと立て続けに提携を結んできたMicrosoft。だが、かたくなな姿勢を貫こうとするのであれば、IT管理者はほかのOSをホスト上で運用したいと考えるだろう。
Microsoftはこのところ、オープンソース企業への接近を強めているが、多くのITマネジャーは、Microsoftが最近Linuxベンダー各社と交わした提携が本当にビジネスの変革を意味するのだろうかという疑問を抱き続けているようだ。
Microsoftは過去6カ月間で数社のオープンソースベンダーと手を結んだ。つい最近も、LinuxデスクトップソフトウェアのメーカーであるLinspireと提携した。MicrosoftとLinspireはこの提携で、文書フォーマットの互換性やIM(インスタントメッセージング)クライアント、フォント、オーディオ/ビデオコーデック間の相互運用性などを約束した。
Microsoftは数週間前にも、韓国のLG Electronicsと広範な特許ライセンス契約を締結した。2007年6月初めのTech・Edカンファレンスでは、MicrosoftとXandrosが業務提携を結び、システム管理の相互運用性、サーバの相互運用性、オフィス文書の互換性など広範な取り決めを交わした。
また2006年11月には、MicrosoftとNovellが相互運用性と文書の互換性の改善に向けた技術共有などを含む提携契約に調印した。
こういった提携を促している要因として、専門家らは仮想化の普及、そしてMicrosoftが複数の種類のサーバOSをサポートしなければならなくなったことを挙げている。MicrosoftのWindows Serverが今後もホストOSとして影響力を維持するためには、同社は柔軟な姿勢で臨み、各種のゲストOSをサポートする必要がある、というのが多くの専門家の意見だ。
コンサルティング会社、Ideas Internationalの上席アナリストであるトニー・アイアムズ副社長によると、システムマネジャーにとっては、システム運用の観点からこういったレベルの連携の必要性があるという。
Windowsのみのサポートにユーザーはそっぽ
仮想化によってシステム管理がいっそう難しくなる可能性もある。サーバとOSが1対1の関係で対応しなくなるからだ。ITマネジャーは今日、1台のボックスに多数のOSが組み込まれているという状況に置かれている。しかもこれらは同じOSでなかったり、ベンダーも異なっていることもある、とアイアムズ氏は話す。
「Microsoftは、Windowsだけに限定してきた同社の従来のサポートが、次第にユーザーに受け入れられなくなってきたと感じ始めた」(同氏)
相互運用性をめぐる懸念を表明しているのは主として、異なるハードウェア上で同じ種類のOSを運用するのにIT管理者が悪戦苦闘している大規模データセンターを抱えた企業である。アイアムズ氏によると、最大の問題は、どのOSがベアメタル上で動作するのかということだという。Microsoftがかたくなな姿勢を貫こうとするのであれば、IT管理者はほかのOSをホスト上で運用したいと考えるだろう。
しかし古くからの感情が容易に消えることはなく、ITマネジャーたちは今でも、「取り込んで拡張する」というMicrosoftのやり方に不安を抱いている。Microsoftがオープンソースコードをベースとした製品を開発し、オープンソースのGPL(General Public License)の下でプログラムをリリースしたとしても、拡張機能はMicrosoft独自のコードになるのではないかと懸念する人もいる。
その一例とも言えるのが、Microsoftの「Windows Compute Cluster Server」で使用されているメッセージパッシングインタフェースである。このインタフェースはもともとオープンソース技術だったのだが、Microsoftはこれに機能を追加した。
Windowsとオープンソースが混在するIT部門
社会奉仕団体のFSWではWindowsを使っているが、オープンソースベースのSAN(Storage Area Network)も配備している。このネットワークは、iSCSI Enterprise Target Projectの拡張機能であるOpenfilerを使って管理しているという。
FSWのITディレクター、ジョセフ・フォーラン氏は、「Microsoftの提携は、オープンソース開発者とMicrosoftとの協力という方向に逆行するものだと思う。Novellのような企業に対して、同社の開発者とMicrosoftの開発者を協力させるために、『訴訟を免れる』ための契約を結ばせようとするのは違和感を感じる」と話す。
Microsoftは一方で、こういった取り組みやCodeplex(オープンソース製品のホスティングサイト)など、開発者にアプローチするためにさまざまな努力をしているが、「IP(知的財産)のことを口にしている経営幹部もいる」(フォーラン氏)
Microsoftは最近、オープンソース技術は自社の約235件の特許を侵害していると主張し、同社が特許料の徴収を検討している可能性もある。
「これは空から降ってわいたような主張であり、例によって空虚な脅しにすぎない。ビジネスに恩恵をもたらすような技術の変化でなければ、われわれは注目しない」とフォーラン氏は話す。
根を下ろしたオープンソース
大多数の大企業では、オープンソースプラットフォームは広範な種類のアプリケーションの基盤として根を下ろしている。
自動車部品メーカーのOgihara Americaでは、Webサーバ、FTPサーバ、DNSサーバ、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバなど自社のインフラを支えるすべてのアプリケーションが動作する基盤ツールとしてRed HatブランドのLinuxを利用している。「われわれにとってLinuxは、必要なプロセスを簡単かつ安価に開発するためのツールだ」とOgiharaのITマネジャー、デニス・ヘニング氏は語る。
しかし全般的に見れば、Microsoftとオープンソースベンダー各社との提携は、IT部門にあまり影響を与えることはなさそうだ。Home Shopping NetworkでUNIX管理を担当するマネジャーのビンス・アーキュリ氏は、「これはたぶんMicrosoftにとって単なる実情調査か、彼らもオープンソースコミュニティーにかかわっていると言い訳できるようにするための方策なのだろう」と指摘する。
「多くのベンダーは、ヘテロジニアスな世界ですべてを融合し、スムーズな連続性を実現しようとしている。しかしMicrosoftは競争優位を失いたくないので、何も手放そうとしない」
リリースの日付 : 2007 - 07 - 12
「ニコニコ動画」に、動画に関連する商品をユーザーが選び、購入画面へのリンクを動画のすぐ下に挿入できる新機能「ニコニコ市場(仮)」が追加された。
ニワンゴは7月12日、動画にコメントを付けられるサービス「ニコニコ動画」で、動画に関連する商品をユーザーが選び、購入画面へのリンクを動画のすぐ下に挿入できる新機能「ニコニコ市場(仮)」を追加した。有料アカウント「ニコニコプレミアム」会員のみ利用できる。

Amazon.co.jpのデータベースから商品情報を検索し、商品情報へのアフィリエイトリンクを動画の直下に掲載できる。例えば猫がおもちゃで遊んでいる動画に、猫に関連する商品のリンクを貼り付ける――といった使い方を想定している。
任意のキーワードで検索できるほか、各動画に付けたタグからも自動検索可能。検索結果から商品を選んで登録することで陳列できる。
登録できる商品は、1動画当たり10個まで。ユーザーが商品を入れ替えることもできる。クリック数や購入数も表示し、人気のある商品ほど上位に表示される。
当面はプレミアム会員限定機能で、一般会員にも広げる時期は未定。アフィリエイト報酬はニワンゴに入る。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 12
日本ビクターが同社メモリプレーヤー“alneo C”シリーズ用の壁紙ダウンロードサービスにリア・ディゾンさんの画像を追加、提供を開始した。
日本ビクターは7月12日、同社フラッシュメモリプレーヤー“alneo C”シリーズ用の壁紙ダウンロードサービス「Wall Art Changer」にリア・ディゾンさんの画像を追加、提供を開始した。
リア・ディゾンさんは「音楽に恋しよう♪」のキャッチフレーズとともに4月から同社デジタルオーディオ製品のイメージキャラクターを務めており、今回提供される壁紙ではヒッピーをイメージしたの衣装を身にまとっている。
Wall Art Changerが利用できるのは、alneo CシリーズのXA-C210/C110/C51ならびに、XA-C109/C59の5モデル。同社サイトより専用アプリケーションをダウンロードすれば、音楽を転送する感覚で気分にあわせて液晶画面の壁紙を交換できる。

リリースの日付 : 2007 - 07 - 12
「Hatena」発 第1弾は「はてなスター」「はてなメッセージ」
「はてな村」の世界標準化を目指す米Hatena発の第1弾サービスは、「基本的に人をほめることしかできない」というブログ用コミュニケーションサービス「はてなスター」など2つ。英語版ポータル「hatena.com」の運用も始めた。
2007年07月11日 20時38分 更新
はてなは7月11日、米子会社Hatena発のサービス第1弾として、「はてなスター」(英語版はHatena Star)と「はてなメッセージ」(英語版はHatena Message)をリリースした。日本語版と英語版を同時公開し、英語圏向けには新ドメイン「hatena.com」で運用。世界1000万人以上に利用されるサービスを目指す同社の具体的な第1歩になる。
ほめるための機能「はてなスター」

☆がたくさん付くとこうなる(クリックで畳むこともできる)
はてなスターは、ブログ用のコミュニケーションサービス。ブログに設けられた専用ボタンをクリックすると、閲覧者がエントリーに対して☆を付けることができる。最近1カ月以内に☆を付けた相手は「Favorite」になり、互いに☆を付け合うことで「Friend」になる。
特徴は、自分が☆を付けた相手が自分のブログを閲覧した場合にのみ「コメントボタン」が表示され、コメントの書き込みが可能になる点だ。つまり、自分が気に入った相手(=☆を付けたFavorite)からのみコメントを受け付ける仕組みで、コメントの閲覧もFovoriteから可能になる。
「はてなスターでは基本的に他人をほめることしかできません」と同社は説明する。2003年1月に「はてなダイアリー」を始め、30万人のユーザーを集める大手サービスに育ったが、心ないコメントに傷ついたり、コメントスパムにうんざりするユーザーもいる。こうした中、「より閉鎖的な空間で安心してコミュニケーションできるできるSNSが人気を集めている」と同社は見る。
はてなスターは、「ブログサービスはまだまだ発展途上であり、より快適に利用できる仕組みへと進化させなければならない」と考える同社の回答の1つ。「オープンな空間に文章を書くことの素晴らしさを体験しないままブログをやめてしまったり、閉鎖的な空間に閉じこもってしまうのではなく」、ブログの良さを簡単に感じられる仕組みと場の提供が「自らの使命」としている。
はてなスターでは、ブログにコメントを付けるには友だちになる必要がある。オープンなブログに「部分的な閉鎖空間」を設けることで、良質なコメントのやり取りができるようになると見ている。
はてなダイアリーのほか、コードを貼り付けることでlivedoorブログ、FC2ブログ、Movable Type、WordPress、Blogger、TypePadでも利用できる。
はてな内のメッセージを集約する「はてなメッセージ」
「はてなメッセージ」は、はてな各サービスからのメッセージを一元管理できるサービス。当初は、はてなスターのコメントが登録された際などのメッセージを閲覧できるようにする。メッセージはメールでも受け取れる。
今後、はてなダイアリーのIDトラックバック通知など、はてな内の様々なサービスからの通知も順次受け取れるよう、機能拡張を行っていく予定。
同アカウントで日英とも利用可能に

シンプルなhatena.com
新サービスと同時に、英語圏向けの新ポータルを「hatena.com」で公開。ユーザーアカウントなどの情報は日英とも同一データベースで管理し、同じユーザーアカウントで日本語版、英語版とも利用できる。
これに先立つ5日には登録項目を簡素化(関連記事参照)。ユーザー名とパスワード、メールアドレスだけで登録できるようにし、世界のユーザーが利用しやすいようにしていた。
生年月日や氏名を登録した既存ユーザーは自動的に、新設した「アドバンストユーザー」になっている。アドバンストユーザーははてなポイントの操作が可能だ。
不満と期待を正面から受け止め
米子会社は06年7月にシリコンバレーに設立。「『はてな村』を世界標準に」と近藤淳也社長が渡米し、世界に通じるサービスの開発を目指してきた(関連記事参照)。
模索の結果、既存サービスから大きく外れず・これまでのコミュニティー運営経験を生かし・既存ユーザーの期待に応えながら新規ユーザーを獲得し・物まねではない新規性のあるサービス──を日本語圏と英語圏に向けて発信し、将来は1000万人以上のユーザーに使ってもらえることを目標に定めたという。
従来サービスとかけ離れた新規サービスも検討したが、既に国内で50万人超のユーザーにはてなが使われていることもあり、「現状のサービスへの不満と期待を正面から受け止め、既存ユーザーに最大限満足されるサービスを提供することこそが、さらに多数のユーザーに利用されることに直結する」と判断。近藤社長の陣頭指揮で開発したのが今回の新サービスだとしている。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 12
携帯電話だけで更新できる投稿小説・Webサイト作成サービス「魔法のiらんど」に不正アクセスの形跡があり、7月8日からサービスを停止している。再開まで1週間ほどかかりそうという。
携帯電話・PC向けの投稿小説・Webサイト作成サービス「魔法のiらんど」に不正アクセスの形跡があり、7月8日からサービスを停止している。運営企業の魔法のiらんどによると、メンテナンスに1週間ほどかかるため、再開は15日ごろになりそうだ。
データベース内への不正アクセスはなく、ユーザーの個人情報やWebサイトデータ、小説データなどは無事という。順次サービスを再開するとしており、メールや告知サイトで状況を知らせる。
魔法のiらんどは1999年12月にスタート。個人サイトを作って小説や日記、自作楽曲を公開したり商品を販売することができ、携帯電話だけでも利用できる。今年1月末までの累計登録者数は510万で、月間ページビューは16億5000万。中心ユーザーは10代〜20代前半の女性。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 12
AOpen、Santa Rosa対応の“Mini PC”ベアボーンキットを発売
エーオープンジャパンは、Centrino Duo対応設計となる小型ベアボーンキット「MP965-D」を発売する。
MP965-D エーオープンジャパンは7月12日、Centrino Duo対応設計となる小型ベアボーンキット「MP965-D」を発表、8月上旬より発売する。価格はオープン。

MP965-D
MP965-Dは、超小型筐体を採用するデスクトップPC“Mini PC”シリーズの最新モデルとなるベアボーンキットで、マザーボードにIntel GM965+ICH8Mチップセット搭載製品を採用。Core 2 Duo T7700までの搭載に対応するほか、Mini PCカードスロットを2基装備しており、無線LAN機能や「Intel Turbo Memory」に使用できるMini Cardなどを任意に追加可能だ。
メモリスロットは2本で、DDR2 SO-DIMMを最大2Gバイト搭載可能。光学ドライブはスロットインタイプの2層対応DVDスーパーマルチドライブを標準装備。HDDは2.5インチSerial ATA HDD 1基を内蔵できる。
そのほかのインタフェースはギガビット対応LAN×1、USB2.0×4、IEEE1394×1、DVI出力、TV-Out出力などを装備する(PS/2は未搭載)。本体サイズ165(幅)×165(奥行き)×50(高さ)ミリ。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 13
ヤマダ電機、次は新宿出店へ 都心へ攻勢
ビックのお膝元・池袋への出店を果たした家電量販最大手のヤマダ電機が、次はヨドバシカメラの本拠地・新宿に進出する方針だ。

JR池袋駅東口のビックカメラ池袋本店に隣接して13日開店するヤマダ電機「LABI池袋」
家電量販店最大手のヤマダ電機は、東京都内進出の1号店としてJR池袋駅東口に新設した都市型店舗「LABI池袋」を13日開業する。これに先だって12日記者会見した同社の山田昇社長は、今後3年間で「LABI」を毎年約3カ所のペースで出店し、本格的に都心部の駅前商圏に攻勢をかける考えを表明。具体的な今後の計画では「新宿出店の希望はある。話は進めている」とし、池袋と並ぶ都心の家電量販店激戦区で、競合のヨドバシカメラが本拠とする新宿駅周辺にも進出する方針を明らかにした。
同社は中期経営計画で1兆4436億円(2007年3月期)の売上高を2年後に2兆円に引き上げる目標を設定している。現在の中核である郊外型店舗の「テックランド」についても40店を目安に積極的に新規出店する計画だ。
一方、「全体平均の市場シェアは20%強、地元の群馬は50%強、神奈川は38%」(山田社長)など得意とする地方の郊外商圏では強力な販売力を持つものの、東京都は約6%、大阪府は約12%と大都市圏でのシェアは低い。
長期的な目標として掲げる「売上高3兆円」の実現に向けては、大都市の中核商圏の取り込みが課題となっており、池袋出店には経営の「殻を打ち破る1つの突破口」(同)とする狙いがあるという。
大都市攻略の試金石となる今回の池袋店は、競合量販店、ビックカメラの池袋本店の隣に立地するため、市場では「ヤマダvsビック」の激しい売り上げ競争が見込まれている。
この点について山田社長は、「ビックは都市型店の先輩。その経験を勉強させていただきたい」と胸を借りる姿勢をみせる。同時に、「ポイント割引への公正取引委員会の業界指導もある。むちゃくちゃな値引きはできない」とし、安売り合戦の過熱は否定した。
ただ、「LABI」は、郊外型店の物流網や宣伝ネットワークの「既存インフラをそのまま使えるため、収益性が高く非常にもうかる。(池袋店は)最低でも200億円は売り上げたい」とし、ビックカメラのおひざ元での成功に自信を示した。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 13
「mixi動画」を全ユーザーが利用できるようになった。新たに、商品リンクや楽曲情報を日記に挿入できる「デコリンク」も始めた。
ミクシィはこのほど、SNS「mixi」上で動画を投稿・共有できるサービス「mixi動画」を全ユーザーが利用できるようにした。
mixi動画は有料会員向けに2月にスタート。6月21日から一般ユーザーへの開放も段階的に始めていた。
容量は動画1本当たり50Mバイトまでで、無料会員は計200Mバイトまで、有料は1000Mバイトまでアップロードできる。投稿は携帯電話からも可能だ。
また、商品レビューや「mixiミュージック」の楽曲情報などを日記本文に引用・紹介できる機能「デコリンク」も追加した。
日記にURLを書き込むだけで、レビューなら商品画像や評価を、音楽なら楽曲名やアーティスト名、再生回数、iTunes Storeへのリンクなどを挿入できる。PCにのみ対応し、携帯から見た場合はURLを直接表示する。
Jul14
Posted at Jul 14, 2007 01:08 AM コメント (0) トラックバック (0)
リリースの日付 : 2007 - 07 - 14
iPhoneを初日に購入した人を対象としたユーザビリティー調査では、iPhoneと、以前使っていた携帯電話の両方でテキスト入力を行うテストも実施した。
調査会社の米User Centricは7月12日、iPhoneのユーザビリティーに関する調査報告を発表した。iPhone購入者はビジュアルボイスメール機能や音楽プレーヤー機能などには全般的に満足しているが、WebブラウジングやSMS入力などに不満を持っているという。
調査は、iPhoneを発売初日に購入したユーザーを対象に、発売日から6日後に実施。自分のiPhoneと、以前使っていた携帯電話の両方を持参してもらい、実際にテキスト入力を行うテストも実施した。
ユーザーはビジュアルボイスメール機能を「直感的で役立つ」とし、アドレス帳への連絡先追加も「簡単」と感じている。音楽プレーヤー機能についても好評で、特にナビゲーション機能のCover Flowを「魅力的」と評価。通話については、発信は簡単で、音楽やSMSなどの使用中に電話がかかってきても問題なく受信できるとしている。タッチスクリーンでの入力については、以前の携帯電話(QWERTYキーなし、マルチタップ入力)と比較すると、効率よく行えるという結果が出たという。
しかし、iPhoneを使ったテキスト入力については不満が多い。iPhoneを横にして入力ができるのはSafariブラウザの使用時だけという点に「驚いた」とともに、SMSやメール使用時には縦型で入力せざるを得ないことに「いらだち」、入力を「難しい」と感じている。また、Webブラウジングにもフラストレーションを感じており、ネットワークの改善を希望。FlashやJava対応になっていない点については「基本的なWeb利用を損ねる」とみており、iPhone上でのGoogle Maps機能の利用も「難しい」としている。
User Centricでは、同様のユーザビリティー調査を今後も継続的に行う予定。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 15
「インサイダーの脅威」と戦うためには
セキュリティベンダは、いわゆる「インサイダーの脅威」に対抗する必要性を示す例を230万件以上手に入れた――これが、Fidelity National Information Servicesのデータベース管理者が盗み、売却したとされている消費者データの件数だ。
企業はこれまで以上に、データベース管理者を「セキュリティの守り手」として、そして「セキュリティリスク」として扱うバランスを見出さなければならない。
「まず、データベース管理者の役割は、信頼される役割だ。自社のデータベース管理者を信頼できなければ、解雇して別の管理者を雇うことだ。特に、機密を要する企業データベースを扱う場合は」とForrester Researchのアナリスト、ノエル・ユハンナ氏は言う。
データベース管理者には企業セキュリティを守るという重要な役割があると、Ogren Groupの主席アナリスト、エリック・オグレン氏は語る。同氏の意見では、データベース管理者はセキュリティに関して、不当な扱いを受けているという。
「データベース管理者はある種ソリューションであるべきだと私は感じている。壁ができており、それは健全ではないように思う」(同氏)
偶然にもFidelityの事件が報じられた2日後、GAO(米会計監査院)は2000年1月から2005年6月までに起きた24件の大規模なデータ漏えいを調査した報告書を公開した。それによると、既存のアカウントに対して詐欺が行われたのは3件のみで、流出した情報が新しいアカウントの開設に利用されたのは1件のみだった。またなりすましに利用されたデータの出所を特定するのは難しいことが多いという。
それでも米GuardiumのCTO(最高技術責任者)ロン・ベン−ナタン氏は、ビジネスは冷戦時代の格言「信じよ。だが確認せよ」の下で運営するべきだと語る。
「われわれは皆、信頼できる人を雇いたいと思っているが、セキュリティと規制の両方において、ITポリシー違反を見つけようと行動しなければならない。信頼は戦略ではなく、希望はポリシーではない。チェック&バランスを日々のネットワークとデータベースの運用に組み込むことで、データ侵害などの不正な活動の兆候を早期に見つけ、未然に防げる」(同氏)
一部のベンダは、製品を売り込む際に、データベース管理者とセキュリティ専門家の間の断絶に気づいたと話す。データベースセキュリティ企業Sentrigoの製品管理副社長ダン・サレル氏は、多くのセキュリティ担当者は従来、境界部分を守ることにフォーカスしてきたが、データベース管理者は常にデータベースのパフォーマンスにフォーカスしてきたと指摘する。
「彼らが出会わなければならない時が来た」(同氏)
ユハンナ氏は、データベース管理者は仕事上、データベースにアクセスでき、従ってデータを目にしてしまうことになると指摘する。だが業界は、データベース管理者に対してさえ、データをデータベースに縛り付ける方向へと進んでいると同氏は説明する。
「オラクル、IBM、マイクロソフトなどの(データベース管理システム)ベンダは、権限を持つユーザーを監視し、彼らのデータアクセス権限の制限を強めるソリューションを拡大し続けている。最終的な目的は、データベース管理者にデータではなくデータベースを管理させることだ。われわれはそこにたどり着きつつあるが、この目標の達成にはあと2〜3年かかるだろう。今のところは、データベース管理者の活動を監視する必要がある。ベビーシッターを監視するカメラを置くようなものだ」(同氏)
だがそのカメラは、誰かがけがでもしない限り、ベビーシッターの行動を衆目にさらすことはない。ほとんどのデータ流出事件の報告を義務付ける流出通知法には、それと同じような影響があるとGAOの報告書は主張している。報告が過剰であれば、人々はそのような通知を無視するようになるだろうと報告書には記されている。さらに、そのような法律は企業に大きなコスト負担を課す、とも。
「もちろん、そうした通知の真の目的は消費者を怖がらせることではなく、消費者を確実に保護し、最終的には組織に流出防止策に投資させる――その方がデータ流出後の後始末よりもずっと安価だ――ことにある」とベン−ナタン氏は言う。「もう1つの問題は、企業がデータへのアクセス方法を知らないために、どのユーザーが危険にさらされているのか分からないことが多く、可能性のある人全員に通知を出さなくてはならないということだ」
「だが企業は、データが不正に利用された可能性を根拠に通知を出すべきではない。流出の可能性があれば、それだけで十分顧客に過度の懸念と金銭的な負担を与え、顧客を失うことにつながる」(同氏)
カリフォルニア州がデータ流出通知法の施行を始める前は、企業は流出を隠していたとImpervaの製品マーケティングディレクター、マーク・クレイナク氏は言う。この沈黙の壁が、消費者を無防備にし、自衛の方法もない状態にしていたと同氏は指摘する。
「オープンであることは良い。企業が沈黙を守るよりも問題に対処せざるを得なくなるからだ。それはいずれ、個人データのセキュリティレベル向上の動機になるだろう」(同氏)
リリースの日付 : 2007 - 07 - 16
途上国の子供に100ドルPCを配布するOLPCプロジェクトにIntelが参加。技術面と教育コンテンツの提供などで協力する。
子供1人にコンピュータ1台の普及を目指す「One Laptop per Child」(OLPC)プロジェクトに、米Intelが参加することになった。IntelとOLPCが7月13日に発表した。
OLPCは、低コストのLinuxノートPCを開発中。Intelは、この「100ドルノートPC」の開発に、技術面ならびに教育コンテンツの提供などで協力するとともに、OLPCの理事会にも参加する。
Intelは、途上国への技術や教育の普及を目指し、50カ国を超える国々に年間1億ドル以上の投資を行っている。今回のOLPCプロジェクトへの参加は、こうした取り組みの一環だとしている。
現行のOLPCノート「XO」にはAMDのGeode LX-700が搭載されている。Intelのクレイグ・バレット会長は以前、機能の限られた安価なノートPCは発展途上国でも求められていない、と述べた。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 16
MSが7月11日に公開したExcel向けパッチは当初Windows版だけが対象だったが、その後Mac版Officeも影響を受けることが発覚した。
米Microsoftの7月の月例セキュリティ更新プログラムのうち、Excelの脆弱性を修正した「MS07-036」の対象として、新たにMac版Office 2004が追加された。
MS07-036はExcelに関する3件の脆弱性に対処したパッチで、10日にリリースされた時点でWindows版だけが対象となっていたが、その後Microsoft Office 2004 for Macも影響を受けることが発覚。セキュリティ情報の内容が12日付で改定された。
MS07-036のパッチの深刻度は総合評価で「緊急」となっているが、影響を受けるソフトウェアごとに見ると、Office 2004 for Macの深刻度は「重要」レベルとなる。
また、Windows Active Directoryの脆弱性修正パッチ「MS07-039」のセキュリティ情報ページも12日付で改定。すべてのWindows 2000およびWindows 2003コンピュータへのセキュリティ更新プログラムの適用についての項目を追加した。
日本のセキュリティチームのブログによると、これはサーバ版OSだけでなくWindows 2000 Professionalにもパッチが配信されることについて、ユーザーからセキュリティ情報の記載間違いではないかという指摘が寄せられたことに対応したという。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 17
ニコニコ動画γ版とRC版の累計動画再生回数が10億回を突破。動画の直下に関連商品へのリンク貼り付けられる「ニコニコ市場」は、3連休中に約5000件売り上げた。
ニワンゴは7月17日、「ニコニコ動画(γ)」「ニコニコ動画(RC)」の累計動画再生回数が、15日に10億回を突破したと発表した。3月6日にγを公開し、RC版への移行を経て132日目で達成した。
プレミアム会員限定で12日に始めた、動画の直下に関連商品へのリンク貼り付けられる「ニコニコ市場」は(関連記事参照)、14日から一般会員も閲覧・購入できるようになり、14日から16日までの3連休中に約5000件売り上げた。
ニコニコ動画の登録ID数は約185万、6月のページビュー(PV)は約13億5000万、7月1日〜16日のPVは約7億2000万。累計コメント投稿数は2億回を超えている。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 18
SANSによると、無料のはずのMicrosoftサポートで、一部ユーザーが有料だと言われるなどの混乱が起きている。
セキュリティアップデートに関するMicrosoftのサポートは無料のはずなのに、電話したら料金が掛かると言われた――。SANS Internet Storm Centerがユーザーからのこんな苦情を紹介したところ、米Microsoftから回答が寄せられたとして7月17日、サイト上で報告した。
SANSのサイトに掲載された回答文の中で、Microsoftはセキュリティアップデート関連の無料サポートをめぐり、一部顧客の間に混乱が起きていることを認めた上で、「Microsoftはセキュリティアップデートとウイルスに関する問題について無料でサポートを提供しており、この方針に変更はない」と明言した。
セキュリティやウイルス関連の問題に見舞われた場合、国別の番号に電話してMicrosoftに直接連絡してほしいと同社は述べている。
顧客対応向上のため、Microsoftは最近、PC Safetyの電話サポートを変更し、ユーザーからの電話が無料で担当者に直接つながるようにしたという。
SANSと接触があるMicrosoftの担当者も、セキュリティアップデート問題のサポートが無料であることを確認。SANSと協力して混乱が起きた原因を調べる意向だという。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 19
女優で映画監督の徐静蕾さんのブログが1億ページビューを記録。性の話も私生活の暴露もなしでこの記録を達成した。(ロイター)
中国の女優・映画監督の徐静蕾(シュー・ジンレイ)さんが今月、約600日間で1億ページビューを記録し、世界で最も広く読まれたブロガーになった。新京報(Beijing News)が7月19日に伝えた。
高い知性と品位で評判の徐さん(33)は、性の話も私生活の暴露もなしで、自分の仕事や日常生活に焦点を当てて書くことでこの記録を達成した。
1億件目のヒットは7月12日に記録されたと、徐さんも含め中国の多数の芸能人にブログサービスを提供する人気サイト新浪(sina.com.cn)は報告している。徐さんのブログは2005年10月に始まり、2006年3月にはブログの内容をまとめた本が出版された。
徐さんはオンラインで応募した中から選んだ20人のファンを、この栄誉を祝うパーティーに招待した。
徐さんは2004年にスペインのサン・セバスティアン国際映画祭で、「Letter From An Unknown Woman」で最優秀監督賞を獲得、世界的に評価された。
大手ブログ検索エンジンTechnoratiによると、徐さんのブログが昨年、インターネット上で最もリンクを張られたと中国日報(China Dail)のオンライン版は報じている。
新浪のアナリスト、ホアン・クー氏はReutersに、徐さんのサイトには7月12日の記録達成以来、200万件を超えるアクセスがあったと語る。
新浪で2番目に人気のブロガー、作家の韓寒(ハン・ハン)さんは間もなく1億ページビューを超えるとクー氏は付け加えた。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 19

カード大のサイズで最大56Gバイト・重さ60グラムのシリコンディスクをバッファローが発売する。
バッファローは7月19日、大容量フラッシュメモリを採用した外付け型ストレージ「シリコンディスク」の新製品を7月下旬に発売すると発表した。最大56GバイトとポータブルHDD並みの容量を確保しながら、小型軽量かつ低消費電力で、耐衝撃性にも優れるのが特徴だ。
容量が異なる4製品を発売する。8Gバイトが1万8130円。16Gバイトが3万円、24Gバイトが4万2950円、56Gバイト(受注生産)が9万4980円。
発売する「SHD-UHシリーズ」は、USB2.0接続の外付けストレージ。サイズは57(幅)×89(奥行き)×14(厚さ)ミリと携帯電話程度。重さは8Gバイトタイプで46グラム、最大の56Gバイトタイプで60.8グラム。
消費電力は最大1.25ワット。同社製ポータブルHDDと比べ約70%省電力化したという。また同社テストで2.5メートルの高さからの落下(非動作時)させても問題なく読み書きできたとしている。
搭載メモリは高速タイプと安価なタイプを組み合わせるハイブリッド構成とし、高速性とコストパフォーマンスを両立させたとしている。同社性の従来品と比べ、約33%高速化できたという。
対応OSはWindows Me/2000/XP/VistaとMac OS 9.0/X 10.1以降。Windows用データ暗号化ソフトなどが付属する。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 20
Infosecselloutを名乗る人物がMac OS Xワームを作成したと宣言、真偽のほどは不明だが、このワームをロードしてばらまく用意ができていると主張している。
セキュリティカンファレンスCanSecWestのMac Pwn-to-Ownハッキングコンテストでディノ・ダイ・ゾビ氏が発見したQuickTimeの攻撃コードを入手してリバースエンジニアリングしたと主張する人物が、先の週末に、Mac OS Xワームをロードしてばらまく用意ができていると明らかにした。
Infosecselloutと名乗るこの人物は自身のブログで、詳細不明のmDNSResponderのバグを悪用すると、リモートユーザーが特殊な細工を施したデータを送ることでroot権限を取得し、標的のシステム上で任意のコードを実行できると述べている(関連記事参照)。その後この投稿は説明なしで詳細が削除された。
7月15日の時点では、元の投稿にはこのワーム作者の率直な動機が書かれていた。「このワームを自分のために書いた。この仕事をわたしに頼んだ人たちのために、デモンストレーションを行う」とInfosecselloutは述べている。「そう、わたしは報酬をもらってこれを作成している(ハイ、ジョアンナ)」
セキュリティの話で、ジョアンナと言えば1人しかいない。ポーランドのInvisible Things Labの創設者で、「100%検出不可能な」rootkit「Blue Pill」に携わった有名な研究者ジョアンナ・ルトコウスカ氏だ。
だがルトコウスカ氏はeWEEKに対し、「この人物は知らない。この人が何を言いたいかも分からない。わたしの会社は誰にも金を払ってワームの作成を依頼したりしていない」と語った。
おそらく偶然なのだろうが、Infosecselloutのサイトからワームの詳細が消えたのと、このハッカーがCutaway Securityの7月17日のブログで取り上げられたのはちょうど同じ時期だったようだ。あるチャットルームの情報提供者によると、InfosecselloutはLMHと呼ばれる人物で、Phrack High Council(PHC)と関連があるという(この組織のサイトへのリンクは切れているが、ここにコピーがある)。
Infosecselloutの主張が事実だという証拠はないが、PHCの任務が情報セキュリティ業界を騒がせることだというのを考えると、本当でもおかしくない。この組織は2005年以来、以下のようなスローガンを掲げている。「ホワイトハット(善玉ハッカー)を虐殺してやる! ホワイトハットよ、おれたちのオーブンに入ってこい!」(ただし、問題のCutawayの投稿では、PHCの目的についてあまりはっきりとは書かれていない)
ともかく、Infosecselloutは元の投稿で、「いずれは」Appleに自分の成果を見せるつもりだと書いていた。「PoC(コンセプト実証コード)や関連する詳細情報を送ったりはしない。このワームを自分のために書いた。この仕事をわたしに頼んだ人たちのために、デモンストレーションを行う」とInfosecselloutは記している。
このやり方は、InfosecselloutがCanSecWestの一件で行った行為と整合する。このときInfosecselloutは、QuickTimeの攻撃コードを入手した証拠を見せるように言われて拒否した。
Infosecselloutのワームが実際に存在するのなら、Appleが5月に修正したmDNSResponderの脆弱性の、未パッチのバリエーションを利用しているとMcAfeeは指摘する。Infosecselloutは、このワームはリモートrootアクセスを可能にし、システムに入り込んでデスクトップにテキストファイルを置き、同じネットワークのほかのシステムに移ると説明している。
もしもこのワームが実在するのなら、そう――3年前に存在していた。
「(Infosecselloutが)話しているのは、脆弱性を悪用し、ファイルを置いて、ほかのシステムに移動する機能だ」とMcAfeeのAvert Labsのセキュリティ研究・コミュニケーションマネジャー、デイブ・マーカス氏は語る。「これはマシンからマシンへ渡り歩く古典的なワームだ」
Windows方面のワームのトレンドは、もっとデータ中心になってきているとマーカス氏は言う。InfosecselloutのPoCは、研究者がもう見かけないような古典的なワームだと同氏は指摘する。重要なポイントは自己複製するという点だけで、これは目につきやすい。ひそかに動作する最近の金目当てのマルウェアとは対照的だ。
こうした時代遅れな点にもかかわらず、Avert Labsは、Infosecselloutが単に業界で評判を高めるために宣伝しているだけのように見えても、掲示板やポートの動きを監視してこのMac OS Xワームの兆候を探すつもりだとマーカス氏は話している。
「この人物は確かに言うだけでなく実行している。当社の研究者が真剣に受け取っているのであれば、わたしも真剣に受け取る」(同氏)
リリースの日付 : 2007 - 07 - 20
「徹底した利益至上主義には慄然とする」。村上世彰被告に実刑を宣告した東京地裁判決は、「もうけられれば何でもあり」という体質への嫌悪感を露わにした。裁かれた「村上的なもの」は、今も「ファンドアレルギー」となって企業や市場に残り続けている。
「徹底した利益至上主義には慄然(りつぜん)とする」。村上世彰(よしあき)被告に実刑を宣告した東京地裁判決は、「もうけられれば何でもあり」という体質への嫌悪感を露わにした。裁かれた「村上的なもの」は、今も「ファンドアレルギー」となって企業や市場に残り続けている。
「小」のニッポン放送が「大」のフジテレビの大株主という当時の「資本のねじれ」に着目してニッポン放送株を買い集め、「ニッポン放送をとればフジテレビもとれる」とライブドア前社長の堀江貴文被告(34)=控訴中=らに同社株の大量取得を勧めたとされる村上被告。判決は被告の行為を「LDから株取得を『聞いちゃった』のではなく、LDに『言わせた』ともいえる」と受け止め、「被告自身がインサイダー状況を作り出した」と指摘した。
被告は平成17年1月にフジがニッポン放送株のTOBを発表後、保有中の同社株の半分をLDに売却し、残りを市場で売却した。「ひどい」と被告を非難するLD元幹部の供述調書も法廷には提出されていた。
もともとフジにTOBを求めていた被告の売却行為を判決は「フジ側から見れば裏切り」と厳しい言葉で批判し、「LD側から見ても、焚(た)き付けられて大量取得に走っていたのに、半分は市場で売られてしまった」と“二枚舌”を責めた。そのうえで嫌悪感をむき出しにした。
「このような徹底した利益至上主義には慄然(りつぜん)とせざるを得ない」
「ファンドアレルギー」の原因、重い責任へ実刑判決
企業価値を高める努力をしていないとみた経営者に次々と株主提案を突き付け、「モノ言う株主」の先駆け的存在となった被告。日銀の福井俊彦総裁が村上ファンドに資金を拠出したように、「時代の改革者」として市場や金融界から一定の支持を得た時期があったのは事実だ。
しかし規模が大きくなるにつれ、ファンドの性格は変質。「高いリターン(投資収益)を稼ぐことに汲々とし、設立初期の志は失われていった」と慶応大経済学部の池尾和人教授。村上ファンドの名は拝金主義の象徴として響くようになった。
時価総額の低い日本企業の株を買った外資系投資ファンドの台頭で、今年の株主総会は例年になく緊迫した。外資系ファンドは配当増額や取締役派遣の要求など過去最多の30件程度の株主提案を突き付け、経営陣とファンドが個人株主の委任状集めを競った。
ファンド提案は大半が否決されたが、本来なら企業価値向上や個人株主の利益につながるものも中にはあった。提案の内容いかんでなく、「投資ファンドは問題」というアレルギーが否決の理由だとすれば、その原因を作った被告の責任は極めて大きい。実刑判決は「市場に対するその責任の重さを示したもの」(証券系シンクタンク)とみるべきだろう。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 20
東芝は、ソニー製バッテリーパックを搭載したノートPCで発火事故があったとして「dynabook」「Satellite」シリーズ5機種約1万台で、バッテリーを無償交換すると発表した。
東芝は7月20日、ソニー製バッテリーパックを搭載したノートPCで発火事故があったとして、昨年1月から4月ごろに製造された「dynabook」「Satellite」シリーズ5機種約1万台で、バッテリーを無償交換すると発表した。昨年のソニー製バッテリー大規模回収時に交換を発表した機種とは異なる機種で、新たに3件の発火事故が起きたため、回収を決めた。
対象は「dynabook AX」「dynabook Satellite AW4」「dynabook TX」「dynabook VX」「Satellite A100」のうち一部モデルに搭載したバッテリーパック「PABAS067」「PABAS076」。対象機種はWebサイトで確認できるほか、対象かどうかを自動で調べられるプログラムも、同サイトで公開した。
発火の恐れがあるのは、対象機種1万台のうち5100台のみだが、残り4900台に混じって出荷されているため1万台すべてを回収・交換する。
バッテリーは、ソニーが一昨年の12月3日に製造したもの。東芝だけに納入されており、他社製PCに影響が及ぶ可能性は低いとしている。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 20
Windows Vistaがメジャーアップグレードにつきものの互換性問題に悩む間に、一部のメーカーや小売店はXP搭載モデルを増やしている。(ロイター)
デビッド・ダウド氏はWindowsの新バージョン「Vista」を使い始めたときにトラブルに見舞われた。Vistaは半年前の発売以来、MicrosoftとPCメーカーが数百万ドルを投じて宣伝している。
ダウド氏は、よく使っている重要なソフトがVistaのせいで使えなくなったと話す。帳簿の記録に使っている「Quicken」、自宅と職場をつなぐ電子メール・ネットワーキングプログラム「Lotus Notes」、さらにはソニーのデジタルビデオカメラもVistaマシンとうまく連係しない。
「基本的には、これらのソフトが使えない」とIDCに勤めるコンピュータ業界アナリストの同氏は言う。
このような問題は、Windowsがメジャーアップグレードを迎えるたびに普通に経験する成長痛の一部だ。
こうした痛みを和らげるために、一部のコンシューマーはもっと互換性の高いWindows XPを搭載したマシンを探し求めている。これを受けて一部のPCメーカーと小売業者は、製品ラインにXPモデルのための場所を増やしている。
Hewlett-Packard(HP)とDellは最近、自社のWebサイトでXPマシンの販売を始めた。Lenovo Groupと東芝も同様のマシンを提供している。
MicrosoftはVistaに好調なスタートを切らせるためにベストを尽くし、同OSを200万種類以上のハードに対応させた。
この努力は功を奏しているようだ。Microsoftは7月19日の四半期決算発表で、Vistaの販売が好調で、売上高が前年同期比13%増の134億ドルになったと報告した(関連記事参照)。
同社は、Vistaを使っている人はほとんど満足しており、同OSはほとんどのソフト・ハードと互換性があるとしている。
それでも、アップグレードを促すMicrosoftの呼びかけになかなか応じない企業もある。コンシューマーも注意している。
独立系コンピュータショップComputer Cafeのオーナー、クレイグ・レイブ氏は、Vistaの発売後に同OSに関する苦情が多く寄せられたため、2月にVista搭載機の販売をやめたと話す。
「客が戻ってきて、『VistaをはずしてXPに換えてほしい』と言うんだ」(同氏)
「XPはまだ十分に機能する」
マサチューセッツ工科大学(MIT)では、新入生にWindows XP搭載マシンを購入するようアドバイスしている。
「XPはまだ十分に機能する。人々が慣れ親しんでいる」とMITの購買決定者ジョン・ハント氏は語る。だが同氏は、同校は間もなくVistaサポートを開始すると見込んでいる。
小売業者の中では、CompUSAが最も幅広いXPマシンをそろえていると主張している。同社は新学期商戦期にその点を宣伝するつもりだ。
Circuit City Storesは自社サイトで9種類のXPモデルを提供している。Best BuyはXPマシンを用意していない。
Windowsに関する技術アドバイスを提供し、オンラインコミュニティーを運営するWindows User Groupは、Vistaは「素晴らしい」システムであり、同社の全社員が同OSを使っていると話す。だが同社は、乗り換えがスムーズにいかないこともあると注意を促している。
「義理の父も、めいも、うちの会計士も皆今はXPマシンを使っている。Vistaを載せた場合、すべてが動作するとは限らない」と同社のジョエル・ダイアモンド副社長は語る。
Microsoftは、他社と協力して問題を解決することに多大な労力を投じてきたと主張する。
「対応していない製品も幾つかある」とWindows部門プロダクトマネジャー、ジャスティン・ジェド氏は言う。「だが、データは事例よりも雄弁に、人々がVistaで素晴らしい体験をしていることを物語っている」
同氏によると、72%のユーザーがVistaに「好意的な」見方をしており、「非好意的」なのは8%、残りは「中立」という。
さらに、現在使われているプリンタ、キーボード、マウス、スキャナなどのデバイスの約96%がVistaと互換性があり、同OS対応ソフトウェアは約2000種に上り、それには小売店で最も売れているソフト上位50本のうち49本が入っているという。
だが、Adobeは最近Vista対応のプロフェッショナル版Photoshopを発表したものの、顧客は前のバージョンからのアップグレードに199ドル払わなくてはならない。
70ドルのセキュリティプログラム「Norton SystemWorks」はVista未対応だ。ただし、対応を進めているところだという。TiVoをPCに接続するためのソフトも互換性がない。
Microsoftは具体的な問題についてのコメントを控えた。
「ほとんどの顧客に影響する問題を追及しているところだ。すべての人にとってすべてがうまくいくというわけにはいかないのは明白だ」(ジェド氏)
リリースの日付 : 2007 - 07 - 21
感染を広げるのに熱心すぎることが、Rubbleワームの「欠点」になっている。
感染を広げることに「ちょっと熱心すぎる」ワームを発見したと、英セキュリティ企業Sophosの研究者が7月19日、報告した。
このワーム「W32/Rubble-A」はローカルドライブとリムーバブルドライブをスキャンし、発見したすべてのファイルを自分自身のコピーで置き換える。ただしファイル名はそのままで、.exe拡張子が追加される。特にファイルの拡張子を表示しない設定になっている場合、ユーザーはしばらく異変に気づかないかもしれないとSophosのケビン・オライリー氏は述べている。
だが同氏はこのワームの大きな欠点を指摘している。このワームはすべてのファイルを上書きしてしまうため、Windowsのロードに必要なシステムファイルも上書きしてしまう。システムがブートしなくなるため、感染拡大が妨げられるかもしれないという。
このワームに感染すると、データを失う上に、Windowsを再インストールしなければならなくなるだろうと同氏は警告している。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 22
テレビ番組を見ながら、感想をクリックで投稿し合うサイトをSo-netが開設した。「楽しい、面白い」「大好き、萌え〜」などアイコンをクリックして投稿する。
ソネットエンタテインメント(So-net)はこのほど、テレビ番組を見ながら、番組の感想を投稿し合うサイト「FeelTag」を開設した。
地域と視聴中のチャンネルを設定し、クリックで感想を投稿する。感想は「楽しい、面白い」「大好き、萌え〜」「驚いた、凄い」「悲しい、寂しい」を表す4つのアイコンの中から選び、クリックすると投稿できる。
クリック回数によって感情の強さを表現でき「カナリ」「フツー」「チョイ」の3段階で表される。
投稿されたアイコンは時間軸のグラフ上に表示。同じ地域で同じチャンネルを見ている他のユーザーの感想もグラフに同時に表示する。
特定のユーザーを「テレ友」として設定し、テレ友だけにコメントを表示することも可能。友達同士でテレビを見ながら感想を投稿し合うことができる。
コメントを投稿できる機能「テレ友コメント」もあり、他ユーザーのコメントもグラフの下に表示する。
NTTドコモのFOMA端末の一部に対応しており、専用アプリをダウンロードすると使える。対応端末にはテレビリモコン機能も付いているため、チャンネルの切り替えと感想の投稿が、1台の端末でできる。
各局で放送される参議院選挙特番に対するユーザーの感想を集計して発表する予定だ。

リリースの日付 : 2007 - 07 - 23
Web広告にマルウェアが埋め込まれ、それを閲覧したビジターが感染する――既にそんな事件が起きている。専門家は、広告ネットワークにセキュリティ強化を求め、警鐘を鳴らしている。
Web広告が、ウイルスをインターネットにばらまく配信システムとしてハッカーに選ばれるようになりつつある。
オンライン広告の爆発的な成長を脅かしかねない動きだ。ハッカーはオンライン広告システムのセキュリティホールを突いて、ウイルスを広告に滑り込ませるようになっている。そのような広告を表示するサイトにアクセスしただけで、ユーザーのコンピュータが感染する恐れがある。
5月にはtomshardware.comのバナー広告に仕込まれたウイルスが、サイト訪問者を自動的に、「マルウェア」――コンピュータ攻撃を目的とした不正なソフト――をコンピュータにダウンロードするWebサイトに誘導したという事件があった(5月14日の記事参照)。このウイルスをいち早く発見したセキュリティ企業ScanSafeは、問題のバナー広告は24時間以上サイト上に掲載され、Tom's Hardwareがこれを削除するまでに、5万〜10万台のコンピュータが感染したと推定している。
この事件の後、Tom's Hardwareの親会社TG PublisingはBestofMedia Groupに買収された。BestofMediaは、前の経営陣の下で起きたかもしれないことについてはコメントしないとしている。だがこの件を知る筋は、Tom's Hardwareはこの攻撃に気づかず、また問題の広告は社外のサーバから配信されたもので、ほかのサイトにも表示された可能性が高いと話している。Tom'sのサイト上のオンラインフォーラムではユーザーがこの事件について議論していた。ウイルス対策ソフトに守られたと言うユーザーもいたが、自分のコンピュータにウイルスがダウンロードされたと嘆く人もいた。
Web検索エンジンのスポンサーリンク欄に表示される広告をクリックするのも危険な場合がある。Webセキュリティ企業McAfeeは5月に、スポンサーリンクの6.9%は、不正ソフトを自動的にダウンロードする可能性がある不審なサイトにつながっていることを発見した。
「安全な場所を提供できないというのは、信頼できる広告主や広告費を獲得する妨げになり得る」とインターネット広告ネットワークDrive Performance Mediaのスコット・ハウ氏は語る。同社は、先ごろMicrosoftによる買収が決まったaQuantiveの1部門。「これは多くの広告主が抱える最大の懸念だ。彼らはブランド構築に長い年月をかけた。それが、不注意からあっという間に壊れてしまうかもしれないのだ」
インターネットは以前から、ウイルスやスパイウェアなどの不正ソフトに苦しめられてきた。だが以前は、たいていの場合、消費者が有害な電子メールの添付ファイルを開いたり、不正コードを含んだ無料ソフトをダウンロードしたり、ほかのサイトへのリンクをクリックしなければ問題なかった。ウイルス入り広告を作り出す技術はもっと陰湿だ。ウイルス入り広告が載ったWebページを開くだけで、ユーザーが危険にさらされる恐れがある。
マルウェアに感染した広告の数はインターネット上の無数の広告に比べれば少ないが、Webセキュリティ専門家は、特にセキュリティ対策を欠く広告ネットワークからの広告を受け入れているWebサイトで、この問題は拡大していると指摘する。インターネットに出回る不正なコンピュータコードの80%は、オンライン広告で見つかっていることがコンピュータセキュリティ企業Finjanの最近の調査で明らかになっている。
「オンライン広告業界の成功は、ウイルスをすり抜けさせないことにかかっている。結集してセキュリティを強化しなくてはならない」とCNET.comおよびTV.comを含め多数のWebサイトを運営するCNET Networksのレベニューオペレーション責任者ザック・ロジャース氏は言う。
大手のオンライン広告企業やWebサイトは、セキュリティシステムを強化して、有害なコンテンツがインターネットに流出するのを防ごうと努めていると主張する。だがセキュリティ専門家は、オンライン広告業界のビジネス関係の複雑な構造のために、サイトがウイルス付き広告を遮断するのが難しくなっていると指摘する。Webサイトは、広告スペースの販売と、Webサーファーがページを呼び出したときの広告表示に関して、別々の広告企業のグループと提携することが多い。コンピュータサーバ上でオンライン広告を作成するためのデジタル情報を保存して、そのデータをWebサイトに配信する企業グループはまた別だ。これら企業のうち1社がビジネスパートナーを適切に検査できず、広告コンポーネントに不正なコードが入っていないかチェックできなければ、攻撃が発生する恐れがある。
「複数の層にわたる問題だ。すべての層の人々がセキュリティ強化のためにやるべきことを見つける必要がある」とソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のFacebookでチーフプライバシーオフィサーを務めるクリス・ケリー氏は言う。
この現象は既に、米連邦捜査局(FBI)と米連邦取引委員会(FTC)から注目されている。FTCは広告主に対し、自社の広告がオンラインでどう表示されているのかに気をつけるよう促し、Webユーザーに対してはウイルス対策ソフトを更新し、定期的に自分のシステムをスキャンして自衛するよう警告している。
オンライン広告チェーンから有害コードを排除し、その出所を突き止めることは難しい。こうした不正コードは海外で埋め込まれることも多く、たいていはプログラミングのレイヤーの下に隠されている。昨年7月には、さまざまなWebサイトの訪問者100万人以上が、今はもうないDeckOutYourDeck.comというサイトのバナー広告に隠されたウイルスに感染したと、この問題を最初に発見したVeriSign iDefense Security Intelligence Servicesは伝えている。VeriSignは一連のコンピュータファイルをたどってこのウイルスの出所を追跡し、ロシアのサーバにたどり着いた。だがこのウイルスを実際に作った人間を見つけるのは非常に困難であることが分かった。同様に、ScanSafeは先述のTom's Hardwareの事件を調査してアルゼンチンのサイトに行き着いたが、そのサイトのオーナーを特定することはできなかった。
インターネット上に広告を配信する広告ネットワークは、広告を提出する企業を慎重に評価し、手動および自動ツールで有害コードをスキャンしていると主張する。一部の企業は独自の防衛策を開発した。自動化されたシステムで買い手と売り手をマッチングするオンライン広告取引のRight Mediaは昨年夏、有害コードを含む広告を自社ネットワークから遮断するシステムを設計した。2006年7月の最初のテストで、このMedia Guardシステムは5万件を超える広告をスキャンし、不審なコードを見つけるためにそれぞれの広告にさまざまなテストを行った。それにより17種類の隠れたウイルスが発見された。
広告ネットワークValueClickは、自動化された手法と人力を組み合わせて有害な活動を防止していると話す。最近Googleによる買収に合意したDoubleClickは、顧客にセキュリティ技術を提供しているが、顧客がそれをどう利用しているかは管理していないとしている。Time WarnerのAOL部門が保有する広告ネットワークAdvertising.comは、提携先をすべて入念に調査し、コンテンツをチェックしていると説明している。
Googleは、自社サイトのユーザーと広告主の安全を守ることに注力していると話す。広告ネットワークと検索結果に不正なソフトを送り込むWebサイトを検出し、排除することに常に取り組んでいると同社は主張している。
それでも、広告ネットワークがもっとセキュリティを強化しない限り、大事件が起こる可能性があるとWebセキュリティ専門家は警鐘を鳴らす。「わたしには、それは避けられない次のステップのように思える」とWebセキュリティ問題を研究しているハーバード・ビジネススクールのベン・エデルマン助教授は語る。「想像してみてほしい。本を読んだら死んでしまう恐れがある、ということになったら、本を読むことが少なくなるかもしれない。Webページを見たらコンピュータが壊れてしまうかもしれない、となれば、ユーザーはWebページをあまり見なくなるのではないだろうか」
リリースの日付 : 2007 - 07 - 23
福島県立医大サイトから「裸宴会」写真が流出 「患者侮辱では」と批判も
福島県立医科大学の関係者と見られる男女の宴会のらんちき騒ぎを撮影した写真が、大学公式サイトのサーバから流出。写っていた内容をめぐり、「医療関係者のモラルが問われる」という批判がネットで起きている。
福島県立医科大学(福島市)のWebサイトで、同大学関係者の宴会を撮影した写真が数十枚公開されたまま放置されていたのが見つかり、写真に写っていた余興の内容をめぐって「患者を侮辱しているのでは」などとインターネット上で批判が起きている。
同大学は流出した写真について「不適切であり、誤解を招く恐れがあった」として既に閲覧できない処置をとった。プライベートな写真が大学サイトのサーバに残ったままになっていた経緯などを調べている。
写真は関係者の忘年会を撮影したものと見られ、看板には同大学付属病院の診療科が書かれていた。数十枚が同大学のドメイン「fmu.ac.jp」以下にアップロードされていたのが確認されており、画像のURLに直接アクセスすれば誰でも見られる状態になっていた。
ステージ上で行われた余興と思われる写真の中には、「患者」役の半裸の男性をSMの「女王様」風のコスプレをした女性が踏みつけていたり、白衣を着た医療関係者に扮した男女が「患者」役のおむつの世話をする、などの様子が写っていた。また、一部画像には大便や男性の局部も写っていた。
まとめサイトなどの情報をまとめると、掲示板サイト「2ちゃんねる」のアニメ関連のスレッドに7月22日、同大学ドメインにアップロードされていた画像のURLが投稿された。ユーザーが画像のファイル名を変えて試しにアクセスしてみたところ、宴会の写真が大量に“発掘”された、という。
画像を見たユーザーからは「介護を受けている患者を馬鹿にしている」「余興としても行き過ぎであり、医療関係者だとしたらモラルに欠ける行為では」といった批判の書き込みが相次いでいる。

福島県立医科大学サイトのトップページ
同大学によると、写真は4〜5年前に撮影されたもので、「隠しページのようにして公開されていた」が、サーバに残ったままだったという。当時のサイトの管理者が既に辞めており、その後の管理者は、こうした画像が残っていたことを知らなかったという。
内部の指摘で23日午前8時ごろに気付き、午前10時に「画像を削除した」という。現在、画像のURLにアクセスすると「Forbidden」と表示される状態になっている。
Jul24
Posted at Jul 24, 2007 01:08 AM コメント (0) トラックバック (0)
リリースの日付 : 2007 - 07 - 24
「FlipStart」は、マイクロソフトの共同創業者であるポール・アレン氏が設立したFlipStart Labs社から発売された小型PCだ。早速、実機を眺め回してみた。
5.6インチワイド液晶とデュアルポインティングデバイスを備えた小型PC
ビル・ゲイツ氏とともにマイクロソフトの創業者の1人として知られるポール・アレン氏は、2002年にFlipStart Labsという会社を設立。2007年3月に同社最初の製品となるモバイルPC「FlipStart」を発売した。このFlipStartは、ポール・アレン氏の要望に応じて開発された製品という。
FlipStartはFlipStart Labsのサイトで購入できるが、当然ながら販売されているのは英語版のWindows(XP/Vista Business)をプリインストールしたモデルに限られる。国内ではブルレー(Brule)が、Windows XP Professional英語版と日本語MUIを導入した日本語対応版を7月下旬より発売する予定だ(Windows Vistaモデルも発売予定)。今回は、ブルレーによるWindows XP Professionalモデル(英語版OS+日本語MUI)の試作機を入手したので、写真とともに製品を紹介しよう。
基本スペックは、CPUが超低電圧版Pentium M 733(1.1GHz/Dothanコア)、メインメモリが512Mバイト、HDDが30Gバイト(1.8インチUltra ATA)、グラフィックスがIntel GMA 900(チップセット内蔵)だ。インテルの最新UMPC(Ultra-Mobile PC)向けプラットフォーム「Intel Ultra Mobile Platform 2007」ではなく、既存のモバイルノートPC向けプラットフォームを採用している。

「FlipStart」のブルレー販売価格は31万9800円

両手で握って操作する。画面は独自ランチャーの「Navigator」
ボディは両手で握って親指で操作することを前提に設計されており、キーボードの上部にポインティングデバイスを配置している。右手の親指でポインタを操作し、左手の親指で左右のクリックボタンを押すというのが、基本的な操作方法だ。スティックとタッチパッドの2種類のポインティングデバイスを用意しており、状況に応じて使い分けられる点は、このサイズのPCでは珍しい。
キーボードはスタンダードなQWERTY配列を採用。日本語配列のキーボードは用意されないが、左右に1つずつ「Shift」「Ctrl」「Fn」のキーを設けていたり、ズーム表示やウィンドウ切り替えのショートカットボタンを追加するなどして、操作性を高めている。各キーはプチプチとしたクリック感があり、キーの間隔も広めにとってあるので、親指で連続して押しやすい。
本体のサイズは150(幅)×114(奥行き)×41(高さ)ミリ、重量は約794グラムで、バッテリー駆動時間は約6時間だ。バッテリーは本体底面に装着する形状のいわゆる座布団型で、オプションのスリムバッテリー(ブルレー販売価格は2万5000円前後の予定)を装着した場合、本体の高さを34ミリ、重量を約680グラムに抑えることができる。ただし、バッテリー駆動時間は約3時間になる。ボディの材質は、天面、底面、キーボード面が金属製、本体の周囲を囲む黒いパーツが樹脂製だ。全体的にしっかり作り込まれており、剛性感がある。



1280×600ドット表示に対応した光沢仕様の5.6インチワイド液晶ディスプレイと、Webカメラを搭載(写真=左)。キーボードの上部には、タッチパッドとスティックによるデュアルポインティングデバイス、左右クリックボタン、十字配列のカーソルキー、電源ボタン、「Ctrl+Alt+Delete」ボタンを用意。キーボードの下部には、独自ランチャー「Navigator」の起動ボタン、ズームボタン、AVコントロールボタン、ウィンドウ切り替えボタン、デスクトップ表示ボタンを備えている(写真=中央)。キーボードライトにより、各キーは水色に光る(写真=右)
FlipStartでユニークなのが、天板に搭載された1.8インチ(220×176ドット)のサブディスプレイ機能「InfoPane」だ。液晶ディスプレイを閉じたスタンバイモードの状態で、サブディスプレイを見ながらOutlookのメールやカレンダー、連絡先などにアクセスできる。本体右側面のジョグダイヤルと戻るボタンを利用して、各機能を直感的に扱うことが可能だ。ただし、InfoPaneは日本語表示に対応していない。


ボディカラーは深みのあるブルーとブラックが基調で、ヒンジ部のみシルバーで塗装されている(写真=左)。天板には1.8インチのサブディスプレイを搭載しており、メールやカレンダー、連絡先などを表示できる(写真=中央)。FlipStartのロゴをスライドさせると拡張端子が現れる(写真=右)。今後、この拡張端子に装着できるオプションを計画中という
ポートリプリケータでアナログRGB出力や有線LANを利用可能
本体のインタフェースはヘッドフォン出力とUSB 2.0を1基内蔵するだけだが、付属のポートリプリケータを接続することで、2基のUSB 2.0、アナログRGB出力、100BASE-TXの有線LANを利用可能になる(ポートリプリケータ接続時は本体のUSB 2.0ポートを使えない)。ちなみに、本体にはIEEE802.11g/bの無線LANとBluetooth 2.0のワイヤレス通信機能も内蔵している。


前面には吸気口とインジケータを配置(写真=左)。背面には、左から、ポートリプリケータ接続端子、DC入力端子、USB 2.0ポート、排気口が並ぶ(写真=右)



左側面にインタフェースは用意されていない(写真=左)。右側面にはInfoPane操作用のジョグダイヤルと戻るボタン、ヘッドフォン出力、AVコントロールボタン3つを配置している(写真=右)
小型のポートリプリケータは、アナログRGB出力、DC入力、音声出力、100BASE-TXの有線LAN、2基のUSB 2.0を用意(写真=左)。底面はバッテリーで占有されており、ボタンを押すとLEDの点灯した数でバッテリー残量を確認できる(写真=中央)。容量7.4ボルト 5000mAhの標準バッテリーと小型のACアダプタが付属する(写真=右)
なお、FlipStartは2003年にポール・アレン氏により構想が明らかにされた小型軽量PCで、当時はCPUにトランスメタのCrusoeを搭載した試作機が公開され、大いに注目を集めた。それから製品化に随分と時間がかかり、外見も中身も当初の予定とは大分違うものになったが、こうしてFlipStartが“幻のPC”ではなく実際に製品化される機会が来たことを素直によろこびたい。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 24
「livedoorメール」のシステムが8月中旬から、Gmailに移行する。サーバ費用や運営、サポートもGoogle持ち。ライブドアはメールのコストを削り、ポータル事業黒字化への「最後の一押し」にする。
ライブドアは7月24日、無料のWebメールサービス「livedoorメール」で8月中旬から、Gmailのシステムを採用すると発表した。livedoor IDによる認証システム、メールアドレス、ロゴのみ同社のものを残し、サーバの提供から運用、サポートまでGoogleが担当。ユーザーインタフェースもGmailとほぼ同じになる。
「Webメールはコストがかかるが収益化できない。だが一度始めた以上、やめるわけにもいかない」――Gmail採用の最大の理由は、無料で利用できるというコストメリットだ。背景には、直近の黒字化を目指している同社の台所事情がある。
「ギガメーラー」で容量競争の口火を切ったが……
「livedoorメール」の前身である「livedoorギガメーラー」のオープンは2004年7月。Googleが1Gバイトのメールサービスを発表して世間を騒がせた3カ月後に、国内で初めて1Gバイトのメールボックスを無料で利用できるWebメールとして登場した。

田端氏(左)と池邉CTO
堀江貴文元社長のもとで、次々に新サービスを投入していた当時。サービスインのスピードを重視し、設計とシステム開発は外部に委託した。サーバは自社のものを利用し、運用も内部で行っているが、システム自体はいまもアウトソーシングしている。
同社の池邉智洋CTO(最高技術責任者)によると、メールサービスは「規模感のわりにはコストがかかる」もの。livedoorメールの月額コストは「数千万円の前の方」(同社執行役員の田端信太郎氏)で、オープン以来赤字だ。自社のデータセンターを使っているとはいえ、200万ユーザー(累計登録数)分のサーバ費用は小さくない。加えて、スパムフィルター対応やユーザーサポートにも手が取られる。
バナー広告やメールマガジン広告による収入もあるが、コストをカバーし切れない。加えて、2年前作ったシステムのままでは今後スケールできなくなってくるだろう――という不安もあり、サービスのリニューアルは必須だった。
Gmailは「使ったことがあったから安心」
ただ一から開発し直すのは高コストな上、スパムフィルターなど蓄積がものを言う機能がどうしても弱くなってしまう。かといってやめる訳にはいかないため、アウトソーシング先を見直すことに。候補はいくつかあったが、「自分でも使ったことがあり、スケール面でも安心な」(池邊CTO)Gmailに決めた。
Gmailならサーバからサポートまで無料で利用できる上、ライブドアとのID連携機能も容易に構築可能だ。「公開仕様のSAML(Security Assertion Markup Language)に対応しているから、ID連携も当社が開発でき、相手先が作業し終わるのを待つ必要もない」(池邊CTO)
Gmailは検索性も高く、スパムフィルターが強力。1人当たりの容量も2Gバイトと従来の2倍に拡大でき、ユーザーメリットが大きい。「livedoorブログにアドレスをさらしても、強力なフィルターがスパムをはじいてくれるため、ブログユーザーがこれまで以上にメールを使ってくれるのでは」(田端氏)
同社は以前から検索にGoogleを採用しているほか、今年に入って、ニュースやブログにAdSenseを表示するなど、Googleサービスとの連携を強めてきた。「Google経由の広告収入が、全体の3分の1程度にまで増えている」(田端氏)――すでに深い関係にあるGoogleのGmail採用に至ったのは自然な流れだった。
Googleにとってのメリットは、広告収入とユーザー層の拡大だ。新livedoorメールに表示したAdSense広告からの収入はGoogleに入るほか、200万IDを持つメールユーザーが流入することで、Google検索ユーザーのすそ野を広げるのに役立つ。
「ギガメーラーが出た当時、各社ともWebメールで容量競争をしたが、あれはチキンレースだった。Webメールは、負担の割にはビジネスとしておいしくない。かといって一度始めた以上、その責任は当然、投げ出すことはできない。Gmailが大手ポータルに採用されるのは初めてらしいが、今後、当社のようにGmailを採用する会社も増えてくるのではないか」(田端氏)
移行は「ユーザー手作業」 アドレス整理も
新livedoorメールは、認証など“入り口”だけをlivedoorが担当し、それ以外はGoogleが提供するGmailと共通のシステムを利用する。ログイン時にlivedoor IDとパスワードを入力し、ユーザー画面にlivedoorメールのロゴが表示される以外は、見た目も機能もGmailと同じだ。
メールアドレスは、従来の「livedoorID@(サブドメイン).livedoor.com」からサブドメインが取れ、「livedoorID@livedoor.com」に変わる。旧アドレスに来たメールは新アドレスに転送される。
既存のlivedoorメールユーザーで、過去のメールを新システムに移行したい場合は、POPで公開されたログを新システムで吸い出す作業が必要。この作業をしてもらうことで、200万あるアカウントからアクティブユーザーのみが移ってくれ、メールアドレスなどの整理もできると見ている。
黒字化への「一押し」
ネット専業の事業会社としてこの4月に再出発した同社(関連記事参照)。事業の整理・再編を続けており、「ポータル事業はあと一押しで黒字化する」(田端氏)というところまで来た。livedoorメールのGmail化は、強力な「一押し」になるという。
「実は、以前のライブドアでは他社と協業すること自体が考えにくかった」(田端氏)。堀江元社長のころの同社には、「何でも自社でやってしまおう」という勢いがあった。「まじめに『世界一を目指す』と言っていて、誇大妄想的な部分もあったが、いまは総取りしてしまおうというのではなく、他社との提携にも積極的になった」(田端氏)
今では例えば、ニュースコンテンツをYahoo!JAPANに配信したり、ブックマークを相互に乗り入れるなど、堀江元社長が敵対視していたヤフーとも密接に協業している。今後も、他社との提携を含めて事業の整理・再編を進め、RSSリーダーやブログサービスなど、強い部分に注力していく。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 25
KDDI、Gmailを活用した容量2Gバイト「au one メール」開始
KDDIはGoogleと連携し、Gmailを活用した容量2Gバイトメールサービス「au one メール」を9月下旬に開始する。auのWIN端末とPCで利用可能。利用料は無料。
KDDIは7月30日、同社が提供する携帯とPCを一体化したポータルサイト「au one」で、GoogleのGmailを活用したメールサービス「au one メール」を2007年9月下旬に開始すると発表した。
au one メールは専用のメールアドレス「**@auone.jp」を用意し、誰でも無料で利用できる容量2Gバイトのメールサービス。Googleの検索技術を活用し、メールの高速なキーワード検索が行えるほか、受信メールをスレッドごとにまとめて表示できる機能などを設ける。

au oneは、au携帯用の「EZweb」ポータルサイトとPC向けの「DION」ポータルサイト、PC向けの携帯情報サイト「DUOGATE」を統合した新ポータルサイトとして展開する。
au携帯ユーザーへは、従来の「**@ezweb.ne.jp」に加えて2つめのメールアドレスとして、同報アドレス数の制限や添付ファイルのパケット料金を気にせず、会員登録や通販用登録アドレス用途など、プライベートのメインアドレスと使い分けながら活用できるメリットを訴求する。今後、PCでauの絵文字を利用したメール作成を可能にしたり、EZメールのすべての送受信メールをau one メールに自動保存する機能を実現する予定としている。
対応機種はauのWIN対応携帯およびPC。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 27
著作権保護期間をめぐる議論が活発だが、現役クリエイターはこの問題についてあまり発言していない。第一線で活躍する彼らの本音は、どこにあるのだろうか。
著作権保護期間を作者の死後50年のままにすべきか、70年に延ばすべきか――こんな議論が昨年から盛り上がっている。著作権管理団体など権利者側は「保護期間が長い方が創作意欲が高まる」「世界標準に合わせるべき」と延長を主張。これに対し、著作物の利用者側を中心に「延長すると2次利用時の手間が増えるだけで、文化の発展にもマイナス」などと反対の声が上がっている。
この問題について専門に考えるフォーラムも設立され、昨年からシンポジウムを開いて活発に議論している。ただこの議論には、最も重要なプレイヤーがあまり参加していない。現役の若い世代のクリエイターたちだ。
クリエイター側としては、漫画家の松本零士氏(関連記事参照)や、作家の三田誠広氏(関連記事参照)が延長賛成派として参加しているが、若い世代の漫画家やアニメクリエイター、小説家などは見当たらない。保護期間延長で創作意欲が向上するかどうかは、クリエイター本人に聞いてみないと分からないはずなのだが――
若いクリエイター自身がブログなどでこの問題について発言しているケースもそう多くなく、彼らの声はなかなか聞こえてこない。創造の最前線で活躍している彼らの思いはどんなところにあるのか。
ある大手出版社の編集者はこう見る。「日本に漫画家は4300人くらいいるらしい。だがその中で、作品が売れて2次利用されるなど、著作権を考慮するような立場の人は200人いるかいないかだろう」。さらに「保護期間の延長を口に出して恥ずかしくない作家など、ほんの数人でしょう」
編集者はこうも言う。「わたしが普段付き合いのある作家はみんな、『Winnyでもいいから読んでもらえるほうがうれしい』という人ばかりです」
クリエイターが「保護期間を延長してほしい」と訴えることはすなわち、自分が死んでから50年後以降もコンテンツの価値が残ると確信している、ということになる。
現役世代はこの問題について語りたがらない。「口に出すと恥ずかしい」上、いま広く誰かに読んでほしいと思って身を削る漫画家の創作活動には、必ずしも関係がない。死して名を残す優れた作品を世に放つ意志と、死後の著作権が20年伸びること──イコールで結ぶには何か微妙なズレがあるようだ。
著作権保護期間をどうすれば、クリエイターがやる気になり、文化が発展につながるのか――現役クリエイターを交えた議論が今後、必要になってきそうだ。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 28
Wikiaが、分散型の巡回エンジンGrubのソースコードを買収。オープンソースとして公開し、検索エンジンプロジェクト「Search Wikia」に活用する。
Wikiサイトホスティング企業の米Wikiaは7月27日、オンライン広告企業の米LookSmartから、分散型サイト巡回エンジン「Grub」のソースコードを買収したと発表した。買収金額は非公開。Wikiaでは、オープンソースライセンスに基づき、Grubをサイトで公開した。
Wikipediaの創設者ジミー・ウェールズ氏が設立したWikiaでは、現在オープンソースの検索エンジン開発プロジェクト「Search Wikia」を進めている。不特定多数のユーザーによるコンセンサスを形成するWikiの力と、分散型ネットワークを利用するGrubを組み合わせることで、「Search Wikiaプロジェクトは、次の大きな一歩を踏み出した」としている。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 29
「ニコール・キッドマンのヌード画像付きFlashゲーム」や「ホットな夏の写真」をエサにするWeb攻撃に、セキュリティ企業が注意を促している。
ヌード画像でユーザーをだまして不正コードに感染させようとするWeb攻撃が発生していると、週末にセキュリティ各社が警告を発した。
F-Secureは、「ニコール・キッドマンのヌード画像付きFlashゲーム」と称する添付ファイルが付いたメールを送るStormワームの亜種を発見したと報告した。添付ファイルからはTrojan.Win32.Agentが検出されたとしている。
同社はまた、「ホットな写真」をエサにするMSN Messengerワームについても警告している。このワームは、感染したユーザーの友達リストに登録されているユーザーに「ここだけの話だけど、ホットな夏の写真がここにありますよ」といったメッセージとリンクを送信する。リンク先のファイルからはBackdoor.Win32.IRCBot.acdが検出されたという。
またSANS Instituteは、アンジェリーナ・ジョリーの「エキサイティングな」コンテンツに見せかけたzipファイルを送ってくる電子メールが出回っていると伝えている。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 29
今まで使用していましたドメインより当ドメインにブログを移管しました。今まで使用しておりましたドメインは他に使用しますので、当サイトとの関係はございませんのでご了承ください。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 30
デスクトップツールのYahoo! Widgets 4.xに深刻な脆弱性が見つかった。
デスクトップツールの「Yahoo! Widgets」に深刻な脆弱性が見つかり、米Yahoo!は問題を修正したアップデートバージョン4.0.5をリリースした。
セキュリティ企業のSecuniaによると、脆弱性が存在するのはYahoo! Widgets 4.xで、ほかのバージョンも影響を受ける可能性がある。危険度評価は5段階で上から2番目に高い「Highly critical」となっている。

更新版を公開したYahoo! Widgets
脆弱性は、YDPCTL.YDPControl.1(YDPCTL.dll)ActiveXコントロールで「GetComponentVersion()」メソッドを処理する際の境界エラーに起因する。悪用されるとスタックベースのバッファオーバーフローを誘発され、任意のコードを実行される恐れがある。
米Yahoo!のサポートサイトによれば、この問題はユーザーに悪質なHTMLコードを閲覧させることにより、悪用される恐れがある。脆弱性修正のためアップデート適用が必要なのは、2007年7月20日以前にインストールしたWindows版のYahoo! Widgets。
なお、日本のヤフーが提供している「Yahoo!ウィジェット」はバージョン3.1となっているが、脆弱性の影響は不明。米Yahoo!のサイトでは「向こう数週間で世界各国のユーザーに、新バージョンへのアップデートを促す予定」だと説明している。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 30
■氾濫するメールコミュニケーション
eメールは、今や企業にとって欠かすことのできない、顧客との大切なコミュニケーションツールだ。また、かつてはテキスト形式のみであったが、表現の幅が格段に広いHTMLメールも普及し、“個別”にしかも“低コスト”で活用できる重要なマーケティングツールとして日々進化を続けている。
その一方で、個人のメールボックスは様々なメールであふれ、読まずに削除されてしまうということも少なくない。それだけでなく、オプトインしたことを忘れ、「勝手にメールを送りつけられた」というクレームが発生することさえあるのも現実である。現在、パソコンでメールを利用している人のうち、8割以上が何らかのメールマガジンなどに登録しているという。それは、メールが電話と異なる「非同期のコミュニケーション」であり、好きなときに情報を受信できる「登録のハードルの低さ」に起因する。つまり、メールコミュニケーションは手軽である一方、読み手が必要だと思える情報を送らなければ、そのままゴミ箱行きとなり、最悪はクレームになるリスクも伴っているのだ。
■読み手のメール削除の判断基準はどこにある?
削除の判断を下す最初の要因は、もちろんそのメールのタイトルだろう。ここで、開封へのダブルクリックをさせることができなければ、すぐに削除されてしまう。当然のことながら、開封にこぎつけてもコンテンツに魅力がなければ結果は同じだ。読んでもらえるメールにするためには、“登録”という個人情報を企業に与える行為の代償として、例えば正式発表前の商品情報の提供や限定キャンペーンなどを最適なタイミングで届けることが重要になってくる。
企業と読み手の間には、パーミションが存在していても「自分に不必要」「自分とは無関係」と読み手が感じた瞬間に縁を切られてしまうカンタンな関係でしかない。いわば、気のある素振りをされているだけの「片想い相手」のようなもので、良かれと思ってプレゼントを贈り続けても、趣味が合わないと思われればプレゼントは受け取ってもらえず、そのうち「しつこい」と嫌われてしまうのだ。
では、削除されないメールとは、いったいどんなメールなのか。もちろん、戦略的なコミュニケーションプランがそもそもの目的と目標に基づいて練られていることは大前提であり、その策定、実施、評価を繰り返し行っていくというのがeメールマーケティングの基本であるのは間違いない。また、読み手一人あたりが受信するメール数が年々増加し、1通のメールを読む時間が短くなる傾向にある中、読み手の心を瞬時につかむ「コンテンツ力」がますます勝負の決め手となってきている。さらに、伝えたい情報の専門性や文章力、読みやすさやデザイン力なども、メールを制作する上で必要不可欠な条件だ。しかし、それらをクリアしただけでは“削除されないメール”にはならない。もう一つ大きな要素が欠けているのである。
■思い込みの距離感が落とし穴となる!
もう一つ欠けているもの。それは「適切な距離感」である。eメールマーケティングについては様々な書籍が出版されており、それを見れば形だけの「メールマガジン」は書けてしまうだろう。しかし、「メールが持つ距離感」が書籍で論じられている例は少ない。なぜなら“距離感”とは、人が個々に持つ感覚的なものでしかなく、正解のない難題だからである。
最近よく目にする、「営業マンからの私信」的なメールや、「筆者のつぶやき」的な文章を読んで、なれなれしくて気持ち悪いと感じたことはないだろうか。もしそのような経験があるとすれば、そのメールは「距離感」を間違えているのだ。
例えば同じ新製品情報を送信する場合。
◎メールA
「○○様 お元気ですか? ××株式会社でございます。このたび弊社では、この夏に最適な新製品△△を発売することになりました。つきましては発売記念キャンペーンを実施させていただく運びとなりましたので、ここにご案内させていただきます。」
◎メールB
「○○さん、こんにちは! もう夏休みの計画は立てましたか? 本日は、○○さんの夏のバカンスにぴったりの新製品、△△についてお得で役立つキャンペーン情報をお送りします!」
メールAとBを比較すると、送り手との距離はBの方がはるかに近く感じるだろう。この距離を、「近い」と感じるか「近すぎる」と感じるかは、個人の感覚と過去行われたコミュニケーションの内容や頻度によって大きく異なる。そして、読み手が「近すぎる=不快」と感じたとき、送り手に対し一気に距離を置きたくなってしまうのだ。つまり、「好意があるはず」という思い込みから近寄りすぎ、嫌悪感を抱かれる瞬間だ。
■「距離は多めに」が前提
人は、誰かと会話をする際に、よほど親しい者同士でなければ、相手と自然に約1メートルの距離を置くといわれている。また、その相手が顔を近づけてくれば、思わず後ずさりして「自分の距離」を保とうとする。メールもそれと同じで、勝手に自分の領域に踏み込んでくる相手に対しては適度な距離まで離れたくなるものなのだ。
表情や声から相手のコンディションやシチュエーションを読み取ることのできないメールは、親しい者同士のやりとりでさえ、読み手に不快感を与えてしまう場合がある。それが、企業と客との関係ならなおさらだ。送り手は、「登録してくれているのだから」「何度もメールを送っているから」という理由で、読み手の領域に踏み込みすぎるという過ちを犯しやすい。「私のことを理解しているな」と思わせることと、親しげに振る舞うこととは、イコールではないのだ。
企業と客との理想の距離は、「見込み客だから2メートル、顧客になったから1メートル」というような明確な数値化は不可能であり、正しい答えはない。確かにメール自体が日常化し、読み手も近い距離感に慣れてきているだろう。しかし、いまだに筆者自身にも不快と感じるメールが企業から届いているのも事実。だからこそ、送り手は常に、メールの距離感を意識する必要があるのだ。「送り手が思っているほどそれは近くない」と常に考えた方が安全だろう。人は、他人との距離が「近すぎる」よりも「ちょっと遠い」くらいの方が安心するものである。そしてもちろん、このニューズレター自体も例外ではない。果たしてこのメールは、“心地よい”と感じていただけたか否か・・・・・・、気になるところである。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 30
友人や同僚との“距離感”を考える語尾表現
メールやインスタントメッセンジャーなどのテキストによるコミュニケーションは、なかなか難しい。ビジネス文書というと、とかく堅く考えがちだが親密度によっては、崩した表現のほうが伝わる場合もある。そんな親密度に応じた語尾表現を考えてみよう。
●「!」「ー」「〜」
「どこまで親密か」を測るには崩した表現が通用するかどうかを見てみるのがいい。まず基本的なところとしては、語尾に「!」(感嘆符)を付けるやり方だ。たとえば、「本日はよろしくお願いします!」とメールした相手が、「こちらこそよろしくお願いします!」と語尾を合わせてくれた場合、感嘆符は通じる間柄──といえそうだ。何かを“強く”お願いしたいときに「お願いします!!」と感嘆符を重ねると効果も倍増するかもしれない。
「!」を打つほどでもない場合は、語尾を延ばしてみるのもアリ。「本日はよろしくお願いしますー」であったり「本日はよろしくお願いします〜」といったような表現だ。感嘆符はダイナミックで「元気」がある印象を与えるのに対して、音引き(ー)や波線(〜)はスタティックでまったりしたイメージを受ける。ゆるーいお願いに使うといいだろう。個人的には普通の音引き(ー)よりも波線(〜)のほうが砕けた感じがするが、多用するとちょっとマヌケな感じもするから注意しよう。
いずれも初めてのコミュニケーションで使うのははばかれるが、2〜3回のコミュニケーション後、人間関係をより親密にしたい相手に試してみるといいだろう。もちろん、先方が乗ってこない場合もある。そのときはまだ機が熟していないと見るべきだ。無理強いはしないほうがいい。
●(笑)(苦笑)
語尾に(笑)や(苦笑)を付ける人もいる。こちらは「!」「ー」「〜」とは微妙にニュアンスが異なる。受け手として困るのは「今回はうまくいきませんでした(笑)」とかいう表現。「そこは笑うところではない」という部分に(笑)とあったりすると、思わずツッコミを入れたくなる。(苦笑)も、「今回はうまくいきませんでした(苦笑)」というようにネガティブなトピックにつけると言い訳がましく見えるから注意しよう。
いずれにせよ(笑)や(苦笑)は話の本筋ではなく、ちょっとしたエピソードの語尾につけると会話の潤滑油として機能する。あまり連発しないように気をつけよう。
●顔文字/絵文字
さらに障壁が高いのは顔文字。人によっては強い嫌悪感を示す人もいるが、うまく使えば言葉よりもリラックスした表現方法が可能だ。さきほどの(笑)や(苦笑)の代わりに「(^^)」や「(^^;)」を使う人もいる。漢字よりもやわらかい感じになるのではないだろうか。
また、顔文字は“顔”の輪郭を表す()を抜かして書くのもありだ。例えば「(^^;)」は「^^;」でもいい。むしろ()を省いたほうがシンプルな印象を受ける。
携帯電話などで利用できる絵文字は、キャリアや機種への依存性が高いこと念頭に置こう。つまり、キャリアによっては正常に表示できなかったりするケースがあるということだ。とはいえ、携帯電話のメールアドレスを交換するぐらいであれば、多少の失敗はお互い許容する間柄かもしれない。まずは絵文字を送ってみて、先方から同じように絵文字が帰ってくるのを様子見するのもいいだろう。
●2ちゃん用語/ギャル文字
最近ビジネスの現場で何気なく利用されていたりするのが「2ちゃんねる用語」。例えばニヤッとした笑いを示すといわれる「w」や、がっくりした状態を表す「orz」などは散見する(もちろん、筆者の職場環境が特殊だからだろうが)。
2ちゃん用語が通用すると分かると、先方のインターネットに関するある種バックボーンもぼんやり分かる。そうした“文化的背景”が一致すると驚くほど仕事が進んだりするから不思議である。もちろん全く通用しないケースもあり、その場合は使用を差し控えたほうがいい。なお、自分が知らない表現を相手に使われた場合、恥ずかしがらずにその意味を聞いてみるのもアリ。面白い表現方法を“会得”できるはずだ。
現状のビジネスコミュニケーションではあまり見かけないが、将来的には「ギャル文字」を使う人も出てくるかもしれない。たとえば「よろしくお願いします」を「ょЗU<ぉ願ぃUます★」(編集部訳:よろしくお願いします)なんて送られてくるケースだ。ちなみに筆者も面白がってメールの署名などをギャル文字で書いていたこともあったが、さすがに上司に怒られてしまったのは秘密である。
以上、語尾に関して表現方法を考えてみた。いずれも「これが正解!」という解はない。読者のなかでもっといい表現があるという場合は、はてなブックマークやトラックバックを通じて教えていただけると幸いだ。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 31
ミクシィの笠原社長が「携帯電話向け『mixiモバイル』へのゲームやアバター機能の導入を検討している」と話した。mixiは現在、18歳未満は利用できないが、「18歳未満への開放も検討する」とした。
PCと携帯電話両対応のSNS「mixi」を運営するミクシィの笠原健治社長は7月31日に開いた決算会見の席で、「携帯電話向け『mixiモバイル』へのゲームやアバター機能の導入を検討している」と話した。mixiは現在、18歳未満は利用できないが、「18歳未満への開放も検討する」とした。
無料でゲームをプレイでき、プロフィールにアバター画像を活用した携帯向けサービスは、ディー・エヌ・エー(DeNA)が運営する「モバゲータウン」が代表的で、1年半弱で600万会員を突破するなど急成長を続けている(関連記事参照)。笠原社長はこういったサイトについて「非常にいいと思う」とし、「携帯でゲームをするのはとても一般的になっている。ユーザーに楽しんでいただけるし、コミュニケーションも活発になる」と述べた。

笠原社長
アバターについては「顔や服装を変えられるなどユーザーが自由に表現できる。ゲーム内にアバターを登場させて楽しむこともできるだろう」と見る。現在、mixiのユーザープロフィール画像はユーザーがアップした顔写真などだが「アバターを導入すると、顔写真とアバターが混じって表示されてしまう。それがいいかどうかを含めて、検討していく」と話した。
携帯ゲームやアバターをよく使う18歳未満へのサービス開放も検討中だ。「未成年に利用してもらうことで起きるリスクもある。リスクヘッジができる仕組みを整え、既存ユーザーから見ても問題ない形でできるなら検討したい」
mixiと同時期にスタートしたSNS「GREE」は、モバイル版に無料ゲームを導入。従来、プロフィールに写真を使っていたが、7月10日からモバイル版ではアバターと写真両方が使えるようになっている。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 31
mixi、PCの伸び止まる モバイルは急成長
1000万ユーザーを突破したmixiだが、PCサイトのPVは昨年終わりごろから減少傾向だ。代わって携帯向け「mixiモバイル」が急成長。PC向けサービスも拡充しつつ、モバイルの機能拡張を急ぐ。
2007年07月31日 19時46分 更新
5月に1000万ユーザーを突破し、急成長を続けてきたSNS「mixi」だが、PCサイトの伸び悩みがはっきりしてきた。その一方で携帯電話向け「mixiモバイル」は急成長。運営元のミクシィは、他社の携帯サービスで人気を集めている、無料ゲームやアバターシステム導入を検討するなど、モバイルユーザー向けの思い切った施策の検討を始めた。
同社が7月31日に発表した、PC向けmixiの6月の月間ページビュー(PV)は、サイト合計でもユーザー1人当たりでも減少した。3月と比べると、サイト合計が約7%減(64億8000万)、1人当たりは19%減(607.0)。モバイルのPVは急伸しており、mixiモバイル全体だと3月比30%増(52億7000万)、1人当たりだと13%増(493.3)となっている。
7月31日に開いた決算会見の席で、同社の笠原健治社長は「PCのPVは、上場した去年の10月ごろから伸びていない」と認め、その理由を「携帯電話からでもmixiメッセージを送受信できるようにするなどモバイルの機能を向上させたため、これまでPCで閲覧していた人も携帯から使うようになったのだろう」と分析する。

笠原社長
6月半ばにはmixiモバイルのトップページをリニューアル(関連記事参照)。インタフェースを改善し、モバイルからもニュースや動画を閲覧できるようにするなど、機能拡充を急ピッチで進めてきた。「リニューアル後もモバイルのPVは順調に伸びている」
PC向けでも、新着コメントをデスクトップに表示するツールを公開するなど(関連記事参照)機能拡充を進めているが、PVを底上げするには至っていない。「今後も新機能導入を行うなどして、1人当たりのPVを上げていきたい」
PC低調、モバイル絶好調という状況下で、同社はモバイル向けサービス拡充を急いでいる。10代を中心に人気を集め、急成長を続けている携帯電話向けサービス「モバゲータウン」(ディー・エヌ・エーが運営)で集客の核となっている、ゲームやアバター機能を、mixiモバイルにも導入することを検討中。現在は18歳以上限定のmixiだが、18歳未満にも門戸を広げることも検討し、携帯をよく使う若年層も取り込むことを視野に入れる。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 31
雨を予報する傘、米企業が開発
無線ネットワーク経由で気象情報を受信し、取っ手を光らせて教えてくれる傘が登場した。(ロイター)
米国の企業が、雨を遮るだけではない傘を開発した――いつ雨が降りそうかを予想してくれる傘だ。

Ambient
Devicesのサイト 日用品にインターネット情報を統合した製品を専門とするAmbient Devicesは、取っ手に無線受信機を組み込んだ傘を開発した。この受信機は、独自の無線ネットワーク経由で天気予報サイトAccuweather.comから米国の150の地域の気象データを受信する。
12時間以内に雨が降ると予測される場合、傘の取っ手が光る。優しく点滅する場合は小雨が予想され、速く激しく光る場合は雷雨の可能性を示す。
Ambientの広報担当マーク・プリンス氏は、Ambient Umbrellaはインターネットの知性を日用品に組み込めることを示していると語る。
「この傘を玄関や傘立て、出口に置いておくと、その日は傘が必要かどうかを教えてくれる」とプリンス氏はReutersに語った。
米マサチューセッツ州ケンブリッジに本拠を置くAmbient Devicesは、マサチューセッツ工科大(MIT)Media Labで開発された技術を商用化することを目的として、2001年に設立された。
この傘はバッテリーで動き、カスタマーサービスに電話してアクティベートする必要がある。今週米国で約40ドルで発売された。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 31
F-Secureによると、「MSN Messenger」経由でマルウェア感染が広がっている。
セキュリティ企業のF-Secureは、Microsoftのインスタントメッセージング(IM)ソフト「MSN Messenger」(Windows Live Messenger)経由でマルウェア感染が広がっていると伝えた。
このマルウェアは、MSN Messengerに登録されているコンタクト宛てにメッセージを送信する。内容は「Psssssst .... just between me and you, please accept」(シーッ、ここだけの話)、「Looking for hot summer pictures ? well here they are !!」(ホットな夏の写真を探しているならここ)などの文面で、リンクのクリックを促している。
リンク先はchatamis.netでホスティングされたファイルになっているが、chatamis.netは知らないうちに第三者に利用されたようだという。
F-Secureはこのマルウェアファイルを「Backdoor.Win32.IRCBot.acd」として検出している。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 31
ユーザー同士が自分のページに「購入」ボタンを付けるようになれば、デジタルダウンロード販売はもっと手軽になる。(ロイター)
規模の大小を問わずレコード会社各社は目下、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のプロフィールやブログ、ファンが作ったWebサイトなどをすべてデジタル音楽の販売店舗にするという目標に取り組んでいる。
各社の最終的な目標は、音楽ファンが自分のパーソナルページから自分の好きな楽曲をストリーミング配信し、各楽曲の隣りに「購入」ボタンを配置できるような環境を作ることだ。そうしたサイトにアクセスしたユーザーが、ボタンを1回クリックするだけで、自分のサイトにも同様の購入ボタンを配置できるようになれば、音楽ファンそれぞれが楽曲の小売店と販促チャネルの役割を果たせることになる。
レコード会社各社はこうしてSNSの世界ににじり寄ることで、いまだCDの売り上げ減少を補うに至っていないデジタルダウンロード市場に活を入れたい考えだ。だが、いくらSNSが大人気とはいえ、そのプロモーション能力を実際の売り上げにつなげられるかどうかは、まだ定かではない。
一見したところ、成功は確実なようにも見える。SNSは人気沸騰中で、MySpaceのアクティブユーザー数は7000万人に達している。規模の大きさに加えて、SNSには、関心事やロケーション、実生活でのつながりに応じて、ユーザー同士をその場で即座に結び付けられるという強みがある。こうした「仲間」同士であれば、ウィジェットと呼ばれる簡単なコンピュータコードを各々のプロフィールで共有するだけで、口コミのように迅速かつ簡単にコンテンツを伝達し合える。
例えば、MySpaceを利用しているアーティストはしばしば、ファンに対し、最新のシングル楽曲を各自のプロフィールに組み込み、ストリーミング配信できるようにしている。実際、フォール・アウト・ボーイの「A Little Less 'Sixteen Candles,' a Little More 'Touch Me"」はこれまでに、900万人以上のファンページからストリーミング配信されるようになっている。
仮想自動販売機
こうした取り組みの先頭に立っているのは、米SNOCAPだ。同社のSNOCAP MyStoreサービスでは、アーティストが各自のMySpaceページから楽曲を販売できるようになっている。また新しいSpread the Word機能を使えば、ファンが自身のブログサイトやWebページなど、事実上インターネットのあらゆる場所に販売店舗を組み込めるようになっている。同社のラスティ・リュエフCEOは、このシステムを自動販売機による流通網に例えている。
このシステムは現在、大手レコード会社の米Warner Music Group(WMG)と英EMI Musicにも採用されており、両社のアーティストの楽曲は各社のWebサイトおよびMySpaceページで直接販売されているほか、ファンも同様の役割を果たせるようになっている。
このモデルは、従来のデジタル音楽の小売りモデルとは大いに異なる。従来の方法の場合、楽曲を探して購入するためには、まずiTunesのような専用のオンライン小売店舗にアクセスする必要がある。
「これで、完全な分散化を図れる。もちろん、購入ボタンはiTunesやそのほか各種の小売店舗に配置できる。だが、特定のアーティストにターゲットを絞った取り組みという意味では、この方法は一番の早道だ」とEMIのデジタル主任バーニー・ラッグ氏は語っている。
このモデルに問題がないわけではない。まず第一に、SNSはまだ有効な小売り形態として確立したわけではない。MySpaceのトム・アンダーソン社長でさえ、「こうしたオンラインコミュニティーは会員にとって、音楽を購入する場というよりは単なるたまり場だ」と指摘している。
同氏は3月に開催された音楽業界の見本市South by Southwestでのパネルディスカッションにおいて、次のように語っている。「楽曲を購入するという行為は、MySpaceの通常の用途とは異なる。われわれはそうした取り組みに多大な労力を費やすつもりはない。当社の事業にとって、重要な要素ではない」
SNSの役割はおそらく、購入を奨励するだけにとどまりそうだ。増分収益は得られるだろうが、iTunes Storeと激しく競り合うようなことにはならないだろう。
技術の非互換性
もう1つ障害となるのは、デジタル著作権管理(DRM)に関連したアクセスの問題だ。iPodと相互運用性を備えないデジタル音楽ファイルの場合、誰が販売するにせよ、販売自体が難しいだろう。MyStoreプログラムは始動当初、著作権保護なしの楽曲を販売しても問題が起きないよう、レコード会社と契約を結んでいないアーティストや独立系レーベルのアーティストの楽曲を扱っていた。6月末には、DRMフリーキャンペーンを展開中のEMIが、大手レコード会社としては初めてMyStoreプラットフォームの採用に踏み切っている。
だが、MyStoreプロラグムに参加している、EMI以外で唯一の大手レコード会社であるWMGは、MicrosoftのWMA(Windows Media Audio)技術の使用を主張している。そうなれば、採用の妨げになるだろう、とSNOCAPのリュエフ氏さえもが危ぶんでいる。「コンテンツの売り上げはそのコンテンツをどこで再生できるかによって決まる。iPodで再生できるなら、販売のチャンスは高まる。そのためには、MP3を採用するほかない」と同氏。
だが、初期の結果は有望に見える。SNOCAPは具体的な数字の公表は断っているが、同社によると、MyStoreアカウントに登録しているユーザーの数(このサービスを介して楽曲を購入するためには登録が必要)は2006年12月にこのサービスを始動して以来、前月比50%の勢いで増加しており、アラカルト方式のダウンロード件数も1カ月に40%の勢いで増加している。
そして、こうした取り組みを進めているのはSNOCAPだけではない。アラカルト方式のダウンロードに加えて、Last.fmやimeemといったSNSでは、楽曲のストリーミング配信から利益を上げるための取り組みが進められている。また、SNSのほかに、TypePadやBlogspot、WordPressといったブログでも楽曲配信サービスが提供されている。
「SNSは未来のピアツーピア(P2P)ネットワークだ。今世代のMTVとも言える。ニーズと消費の最大級の現場を目指すのであれば、ファンが集まる場所となることが一番だ」とリュエフ氏は語っている。
リリースの日付 : 2007 - 07 - 31
書き手が突然の事件や事故で亡くなって、更新されなくなったページ。そんな死者の残した断片を、MyDeathSpaceというサイトが集めている。
ニューヨーク(Associated Press)
サイバースペースの奥深くでは、現実とフィクションの境界がぼやけ、生者が死者を出迎え、幽霊が存在する。
彼らは墓石も花もないバーチャル墓地に住んでいる。かつての自分たちと同じ生きた人々の影の間を、自分たちが残した断片の間を漂っている。
アリソン・バウアーさんは虹を残した。彼女のMySpaceのプロファイルは、赤、黄色、青のコラージュで飾られている。オレゴン渓谷で飛び降り自殺した彼女は、5月9日に遺体が引き上げられる前に、無意識のうちに自分の墓碑銘を書いていた。
「色が好き。虹の形の純色が。友達も好き」。20歳のバウアーさんは、プロファイルの「関心」欄にこう書いている。「人を愛することが好き。わたしがみんなのことどのくらい好きか、誰も分からないでしょうね」
今、彼女のページは、亡くなったMySpace会員のページをアーカイブしたWebサイトhttp://www.MyDeathSpace.comの1区画を埋めている。
これは米国人の2つの執着から――死者を記念すること、見知らぬ人の人生をのぞき見ること――から生まれたコミュニティーだ。インターネットにアクセスできる人なら誰でも、このサイトに「死」を提出できる。現在このサイトは約2700人の死者を祭り、1日に10万件以上のアクセスがある。
掲載されているのは主に、若くして亡くなった人の物語だ。ここでは死者はあらゆる点で幽霊のようにサイバースペースをさまよっている。意識も見境もなく、時には計画的で、しばしば残酷なほど生き生きとしている。このサイトは、生者――掲載されている死者を知っている人も知らなかった人も――がこの世とあの世を語る場所でもある。
シャワー中に意識を失って溺死した16歳の少年がいる。ハイキングコースで焼死体として発見された20歳の若者がいる。薬物の過剰摂取で亡くなった21歳の女性がいる。当局によると、この女性の遺体は簡易トイレの中で見つかったという。
彼らの運命は閉ざされたが、その魂はまだ生きている――世界中の人が見られるように、時間の中で凍結されて。
亡くなった人のMySpaceプロファイルを読んでいくのは、過去への旅のようだ。ページは突然、予告もなく放り出される。最も多くを物語っているのは、それぞれの死者の最後のログインの日付だ。
ステファニー・ワグナーさん(16)にとっては、その日付は2006年9月29日だった。ハロウィンの夜に首を絞められ、刺される1カ月前だった。彼女の浮ついた10代らしいプロファイルは、彼女が殺害されたという恐ろしい事実と比べると見劣りする。
「このサイトでは闇の核心をのぞき込むようなことができる」とシラキューズ大学のテレビ・ポップカルチャー学教授ボブ・トンプソン氏は言う。「ここではこういった、われわれが考えないようにしている――そうやってわれわれは皆、ぎりぎりの境界線上で踊っているのだ――ことを目の当たりにする。それは、死の運命がすぐに訪れて、われわれを連れて行くかもかもしれないということだ」
それぞれのプロファイルに何の気なしに散りばめられた人間らしい断片が、生き生きとした生命を形作っている。人々がオンラインに投影したさまざまな「自己」――皮肉な自分、うれしい自分、辛らつな自分、勇敢な自分――の最後の休息の場だ。
「どんな未来が待ち受けていようと、怖くない」と海軍の看護兵ジョバンニ・パディラ−オルマンさん(20)は、イラクで亡くなる数カ月前にブログに記していた。「立ち上がって戦う。死ぬのは怖くない」
通勤電車に飛び込む数週間前、シェリル・リン・デュカさんは詩の中で死について考えていた。「人生の中で、人々の死を間近に見てきた。どうしてこんなことが起きるのだろう」
死者の家族の多くは、プロファイルを記念として残している。各プロファイルの「wall」――MySpace会員が互いにメッセージを送り合うのに使っている機能――は死者との片道のコミュニケーションの手段となる。死後の誕生日の祝福や近況報告で、日々が刻まれていく。
「統計学でBを取ったよ。期末試験であなたが隣に座っていないのが寂しかった」というメッセージをケイシー・ヘイスティングスさん(19)の友人は書き込んだ。チアリーダーだったヘイスティングスさんは、交通事故で亡くなった。
プロファイルの中には、ほとんど知られていない犯罪を広く知らせるためのデジタル看板として利用されているものもある。あるプロファイルは3歳の殺人事件の被害者のために使われている。
MyDeathSpaceは2005年12月に、ある人物の病的な好奇心から生まれた。きっかけは、2人の10代の姉妹が父親に殺害された事件だった。サンフランシスコの法律家補助員マイク・パターソン氏(26)はある日、退屈だったので被害者のMySpaceページを調べていた。こののぞき見を記録し、それが後にMyDeathSpaceになった。
「10代の若者が死んだり、自殺したり、他人を殺したりする話を見つけた。彼らをMySpaceで探すと、たいていはプロファイルを持っていた」(同氏)
MySpaceはこれらのプロファイルを利用する許可を要求していない。MySpaceはMyDeathSpaceとは無関係で、同サイトについてのコメントの求めに応じなかった。MySpaceは声明文で、同社は亡くなった会員のページについて「ケースバイケース」で対処しており、「誰でも亡くなった会員のプロファイルの管理を引き継げる」ようにはしていないと述べている。家族がリクエストすれば、プロファイルは削除できる。
MyDeathSpaceは見出しの形で淡々と死をカタログ化している。「ベルフォード・ラミレス(19)、Burger Kingの外で首を刺されて死亡」といったように。リンクをクリックすると、その事件に関する詳しい説明――たいていはニュースやブログから除外されるような要素――や、ラミレスさんの写真、MySpaceプロファイルへのリンクが表示される。
さらに同サイトでは、被害者を表す黒いドクロのアイコンを使って、米国のデジタル版「死の地図」に死者をマッピングしている。
MyDeathSpaceは私的制裁にデジタルならではの工夫を加えて、殺人の被害者のプロファイルと一緒に、容疑者のプロファイルを掲載している。容疑者の顔が、指名手配のポスターのように画面上に現れる。
ホームレスの女性を川に突き落としたとされる23歳の容疑者は、ノースリーブの灰色のシャツを着た筋骨たくましい男性で、カメラに冷たい視線を向けている。9歳の子供を銃で殺害した容疑がかけられている16歳の少女は、MySpaceの写真でセクシーなビキニを着てポーズを取っている。
パターソン氏は、殺人容疑者に関するディスカッションスレッドがMyDeathSpaceでは最も多く作られると語る。「彼らが被疑者になったら、われわれは告発する。無実の人に殺人犯のレッテルを張ることはしない」
だが、時には提出された情報に見落としもある。
ピッツバーグに住むクリスティーン・ハチンソンさんのケースがそうだった。彼女は流産した胎児を冷凍庫に隠したことで起訴された。彼女はたまたまフィラデルフィアの高校生と同じ名前で、その高校生のMySpaceプロファイルが、誤ってこの事件のニュースと一緒にMyDeathSpaceに掲載されてしまった。
彼女のメールボックスに、ひどい呼び方をするメッセージが届き始めた。「ベイビーキラー」「殺人者」と彼女を呼び、殺してやるという脅しもあった。
「わたしが死んで冷凍庫に詰め込まれたらいいのに、とか、刑務所に入れとか、そういうメッセージが来た」と間違えられた方のハチンソンさんは話す。
パターソン氏は数時間後にこの間違いを知らされ、彼女のプロファイルを削除した。
だが、彼女が受けた被害は取り返しが付かなかった。彼女の顔は既に広まってしまっていた。彼女はパターソン氏を訴えるつもりはないが、今は襲撃が怖くて、家に一人でいることはほとんどないという。
「この種のWebサイトには、書かれていることすべてに対する法的責任がある」とインターネット専門弁護士のジョン・ドージア氏は語る。パターソン氏は、サイト上のエントリをチェックするチームを置いていると言うが、確認のプロセスについて詳しくは説明しなかった。
同氏はまた、利益額を公表することも拒んだ。MyDeathSpaceには広告が表示され、またディスカッションフォーラムで個人用の画像ギャラリーを作成するなどの機能は有料だ。
死者に敬意を表することは時に挫折することもある。自称「死マニア」が推理を交換したり、被害者の家族の気持ちを憶測したり、武器について考察したりするような事態になった場合がそうだ。
「ショットガンを撃ったことがないから、その仕組みが分からない」。殺人事件を起こした後に自殺した10代の少年について、「wickedly_curious」と名乗るユーザーはこう語る。「詳しい人がいたら教えてほしいんだが、2人の人間が同時に互いの頭を撃つってことは可能なのか?」
MyDeathSpaceは、死者を記念することから、その暗部へと脱線することもあると、「Remember Me: A Lively Tour of the New American Way of Death」の著者リサ・タケウチ・カレン氏は指摘する。
「生々しい詳しい話を喜ぶ人もいる。不愉快なのは、それがフィクションではないということだ。『CSI:科学捜査班』を見ているのではない。娼婦がストリップショーで殺害されるのを見てスリルを感じたいハリウッドの脚本家が作った話ではない」(同氏)
一部のユーザーにとって、死は自身の生について議論するきっかけでしかない。
「ほかのメンバーと話すのが楽しい」とアリゾナ州タクソンのブリタニー・オリバーさん(18)は電子メールで話す。「今も時々、死について書かれたものを読んでいる。でもMDSer(MyDeathSpaceユーザー)と生について話す方が多い」
昔から、新聞の死亡記事欄を真っ先に開く人はいたとトンプソン氏は説明するが、MyDeathSpaceのようなサイトは相互交流を可能にする。
インターネットにはほかにもこのような陰気なサイトがある。http://www.FindADeath.comでは、最近亡くなった有名人について詳しく知ることができる。http://www.deathclock.comでは、年齢と体脂肪率から死亡時期を計算することができる。
従来は個人的な儀式だった死と追悼が公のものになっている中、MyDeathSpaceのようなサイトに掲載された死者の家族はどう思っているのだろうか?
マシュー・クリード陸軍伍長は10月22日にバグダッドで死亡した。彼のMySpaceのプロファイルは死後も管理されており、帰還するはずだった日までのカウントダウンが続いている。
父親のリックさんは息子のページに時折アクセスしているが、MyDeathSpaceにアーカイブされていることは知らなかった。
「MyDeathSpaceがやっていることは、死者への敬意ある行為のようだ。ただ、今はどう考えたらいいのか分からない」とリックさんは電子メールに書いている。一番大事なのは、息子とこの世界とのつながりが保たれることだと彼は信じている。
「死者は記憶に残る限り消えないという。息子のことはまだ皆が覚えている」