貴文がプロポーズするまでの道のりを記したブログ
リリースの日付 : 2007 - 08 - 01
News Corp.がDow Jonesを約56億ドルで買収する。創業家バンクロフト一族も買収を認めた。
米Dow Jonesと米News Corp.は8月1日、News Corp.がDow Jonesを約56億ドルで買収することで最終合意を結んだと発表した。
この合意の下、Dow Jonesの株主は1株当たり60ドル、あるいはNews Corp.が新設する子会社NewcoのClass B株式を受け取ることができる。この合意は両社取締役会の承認を得ており、Dow Jonesの議決株の37%を保有する創業家バンクロフト一族のメンバーも買収承認に議決権を投じることに同意した。
さらに双方は、Dow Jonesの出版物の独立性と質を維持するための特別委員会の設置などの編集面での条件にも合意。また買収完了後、バンクロフト家のメンバーあるいは双方が受け入れられる人物1名をNews Corp.の取締役とする。
この買収はDow Jones株主や規制当局などの承認を得た後、第4四半期に完了する見込み。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 01
「ボタンは製品を複雑にし、外観を損なう」と考えるジョブズ氏は、初代Macのキーボードに矢印キーを付けず、マルチボタンマウスに抵抗し、iPhoneからキーパッドを排除した。
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)
iPhoneは、Appleにとって新しくうまみのある市場に参入しようとするスティーブ・ジョブズ氏の試みだ。だがこれは、もっと広い標的を狙った、数十年にわたるジョブズ氏のキャンペーンの一環でもある。その標的とは、ボタンだ。
iPhoneは、競合製品と違ってキーパッドを廃したことで有名だ。その代わりに、電話をかけたり電子メールを読んだりする方法としてタッチスクリーンを提供している。その結果、ガジェット・ミニマリストとして知られるAppleの中でも特にすっきりした外観になっている。多くのIT企業が自社製品に幾つものボタンを付けている一方で、ジョブズ氏は、ボタンは製品を複雑にし、外観を損なう欠点として扱っている。
Apple CEOの同氏にとって、ボタンは以前から重大な問題だった。1978年にAppleに入社した元ユーザーインタフェース研究者ブルース・トグナッツィーニ氏によると、ジョブズ氏は、初代Macのキーボードには画面上でカーソルを動かす矢印キーを付けずに、ほかのパーソナルコンピュータよりも見た目をかっこよくすると言い張って譲らなかったという。ジョブズ氏はトグナッツィーニ氏に、その理由をこんなふうに話した。矢印キーをなくせば、ISV(独立系ソフトベンダー)は、Macのマウス――当時は目新しい技術だった――を活用するプログラムを作らざるを得なくなる、と。
「ジョブズ氏は威圧的でない外観にしたかった」とトグナッツィーニ氏は言う。
トグナッツィーニ氏は、この戦略は功を奏したとしつつも、それでも多くのユーザーは矢印キーなど、初代Macにはないボタンを求めたと付け加えた。ジョブズ氏が1985年にAppleを退職してからわずか数日後に、トグナッツィーニ氏は新しいキーボードを提案、キー数は最終的には初代Macの約2倍になり、四辺が長いことから「USS Enterprise(「スタートレック」に登場する宇宙艦)」というコードネームが付けられた。このキーボードは1987年に発売され、顧客は飛びついた。
「シンプル」命
シンプルさを追求する精神は、Apple直営店にまで反映されている。例えば、東京のAppleストアのエレベータには階数ボタンがない。このエレベータは4階あるフロアすべてに止まる。「もう慣れたよ」と最近同店を訪れた印刷会社社員ヒロシ・カワノさん(40)は言う。「シンプルだし、気に入ってる」
2年前のAppleイベントで、ジョブズ氏は従来の家電のリモコンの複雑さを嘲笑った。その中には、Microsoftとそのパートナーが設計した「メディアセンター」コンピュータも含まれていた。同氏は、40個以上のボタンが付いたメディアセンターのリモコンと、Macで映画と音楽を再生するための新しいAppleのリモコンを並べて比べた画像を見せた。Appleのリモコンには6個しかボタンがなかった。
「Appleの理念をあれほどとらえたスライドはなかったと思う」と同氏は言う。このとき同氏は、聴衆の前に出るときのトレードマークになっている、ボタンのない長袖の黒いシャツを着ていた。Microsoftの広報担当者は、ボタンの問題についてのコメントを控えている。
Microsoftと契約している技術コンサルタントのロジャー・ケイ氏は、ボタンに対するMicrosoft陣営とApple陣営の異なるアプローチは、どちらも妥当だと語る。「技術に詳しくて、たくさんのコントロールや機能が欲しい人には、Microsoftが合っている。シンプルな体験が欲しくて、技術に通じていない人には、Appleの方がいいだろう」
敏感過ぎたスイッチ
Appleは2000年に、ほとんどのコンピュータに付いている電源スイッチに換えて、タッチセンサー式の電源スイッチを搭載した「Power Mac G4 Cube」を投入した。このスイッチは、目を引くプラスチックの筐体に目立たないように調和していた。
残念ながら、このスイッチは多くのユーザーにとって敏感すぎた。彼らは、軽く手が触れただけでうっかり電源をオフにしてしまうことに気づいた。Appleはその後、G4 Cubeの販売を終了した。
1980年代に、Appleのコンピュータ科学者ラリー・テスラー氏は、シングルボタンのマウスの提供を勧めた。その方がユーザーが混乱しないからという理由だった。数年後、ジョブズ氏がAppleに復帰した後、パーソナルコンピュータ世界の大半がマルチボタンマウスに乗り換えつつあったが、ジョブズ氏はマウスに複数のボタンを付けるべきだという考えに抵抗したと、ある元Apple幹部は語る。
この元幹部は4年ほど前に、ジョブズ氏にそろそろマルチボタンマウスを提供するべきだと提案した。同氏はこのアイデアを強固に拒絶し、マルチボタンマウスは「エレガントではない」と批判したという。
ユーザーは混乱しない?
Appleは2年前にようやく態度を軟化させ、マルチボタンマウスを発売した。「スティーブは個人的な理由、あるいはデザイン的な理由から自分にとって重要なことを思いついたら、人生のほとんどの間、そのことに固執する――彼が間違っていると、誰かが完全に証明するまで」とAppleの共同創設者スティーブ・ウォズニアック氏は言う。
Appleの広報担当者はコメントを控え、ジョブズ氏が本稿についてのコメントに応じることも拒否した。
製品デザインについて言えば、ジョブズ氏は厳格な編集者のような役割を演じ、製品に付加価値を付けない不要な機能を取り除くようハードウェア設計者や工業デザイナーに主張していると、ある元Apple幹部は言う。同氏の美的感覚に共感する同僚――Appleの工業デザイン担当上級副社長ジョナサン・アイブ氏など――は社内で最もキャリア的な成功を収める傾向があると複数の元幹部は語る。
Appleのデザイナーとエンジニアはたいてい「王自身よりももっと(王の理念に)忠実」だと、1980年代にApple幹部だったジャン−ルイ・ガセー氏は話す。ジョブズ氏と「共感できなかった場合に味わう苦痛を、彼らは知っている」とガセー氏は付け加えた。
ユーザーは多くの場合、Appleのデザイン上の方向転換にすぐに適応するようだ。同社が2001年後半にiPodを投入したとき、最も多かったテクニカルサポートへの質問は電源の入れ方についてのものだったと、ある元Apple幹部は言う。iPodにははっきりと分かる電源ボタンがなかった。
結局ユーザーがiPodの操作に慣れるにつれ、混乱は収まったとこの幹部は話す。
ジョブズ氏はiPhoneでも同様に、ユーザーは「仮想」キーボードでのテキストや電話番号入力にすぐに慣れるだろうと賭けている。この仮想キーボードは、本体の前面にプラスチックのキーを付ける代わりに、ソフトウェアで「ボタン」を再現する。ジョブズ氏は、iPhoneの前面に物理的なボタンをつけないという決定は、外見ではなく機能的な理由によるものだとしている。仮想キーボードは、ユーザーが画面を大きくして地図や映画を見たい時には隠すことができるためという。
最近Wall Street Journalが主催したカンファレンスで、iPhoneに物理キーボードではなく仮想キーボードを搭載することについて社内で議論はあったのかと壇上のジョブズ氏に質問したところ、同氏はミニマリストにふさわしい答えを返した。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 01
PSPビデオオンデマンドサービス「Portable TV」(P-TV)が8月30日に終了する。「ダウンロード数が想定ほど伸びず、ビジネスが思ったほど回らなかったため」としている。
ソネットエンタテインメント(So-net)は、プレイステーション・ポータブル(PSP)向け有料ビデオオンデマンド(VOD)サービス「Portable TV」(P-TV)を8月30日に終了する。「ダウンロード数が想定ほど伸びず、ビジネスが思ったほど回らなかったため」(So-net広報部)としている。
P-TVは2005年にスタートしたサービス。動画コンテンツを、PCかプレイステーション 3(PS3)経由でPSPのメモリースティック PROにダウンロードして視聴する。料金は1話当たり105円からで、再生可能期間は1週間程度に限られている。
ウォークマンに映像をダウンロードできる「P-TV for WALKMAN」とビデオポッドキャスト配信サービス「P-TV RSS CHANNEL」は継続する。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 01
「mixiツールバー」登場
マイミクの新着日記を取得したり、ワンクリックで日記投稿画面にアクセスしたり、検索窓からmixi内を検索したりできるIE用ツールバーが登場した。
2007年08月01日 18時22分 更新
ミクシィは8月1日、SNS「mixi」の新着情報取得や、mixi内検索、マイミクシィの一覧表示などができるInternet Explorer(IE)用ツールバー「mixiツールバー」を、デスクトップツール「mixi station」の新機能として公開した。

mixiツールバーで新着のマイミクシィ日記、フォトアルバム、動画を表示しているところ
ツールバーをインストールしたIEでmixiにログインして利用する。mixiのユーザーページや日記投稿ページ、足あとページにアイコンからワンクリックでアクセスできるほか、自分にメッセージが届いたり、日記にコメントが付いた時には「NEW!」アイコンが赤く点滅。自分のページに足あとが付いた時には足あとアイコンが点滅する。
mixiのサイト内検索ができる検索窓、新着メッセージや新着日記を表示する機能、マイミクシィの一覧表示機能も装備した。マイミク一覧から直接、マイミクの最新日記やメッセージ送信画面にアクセスすることもできる。
自分がアクセスしたページの履歴や、他ユーザーの日記に残したコメントの履歴なども確認できる。

マイミク一覧から、マイミクの日記ページなどにアクセスできる

mixi内を検索可能
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自分がアクセスしたページやコメントの履歴を確認できる
取得する新着情報の種類や更新間隔は、mixi stationで設定可能だ。
対応OSはWindows 2000/XP、対応ブラウザはIE 6以降。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 01
ディズニーアンバサダーホテルのWebサイトで「ファイナルファンタジー XI」の画像を無断利用していたとし、運営会社が謝罪した。
ミリアルリゾートホテルズは7月31日、「ディスニーアンバサダーホテル」のWebサイトで、スクウェア・エニックスが著作権を保有する「ファイナルファンタジー XI」(FF XI)の画像を無断利用していたとし、「スクウェア・エニックスに迷惑をかけ、Webサイトを閲覧したゲストのみなさまの信頼を損ねた」とWebサイトで謝罪した。
7月1日から同ホテルで行っているイベント「パイレーツ・テイスティートレジャー」のキャンペーンサイトに、FF XIに登場する地図画像を無断利用して掲載していた。7月26日以降、同社に「サイトの地図画像がFF XIのものに似ている」と複数の問い合わせがあり、調査した結果、画像の制作を委託したデザイナーがFF XIの画像を無断利用していたことが分かった。
同社はサイトから画像を削除。同じ画像を使っていたパンフレットの画像も差し替えるなど、可能な限りの対応を行っていくとしている。
再発防止に向け、社内のチェック体制を強化するほか、外部業者に発注する際は知的財産やコンプライアンスに関する意識を徹底させるとしている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 01
GDHがYouTube日本語版に公式チャンネル「GONZO DOGA」を開設した。国内アニメ制作会社がYouTubeに公式チャンネルを開設するのは初。
GDHは8月1日、YouTubeへのコンテンツ提供についてGoogleと合意し、動画共有サイトYouTube日本語版に公式チャンネル「GONZO DOGA」を開設した。国内アニメ制作会社がYouTubeに公式チャンネルを開設するのは初。YouTubeをプロモーションに活用しつつ、違法コンテンツ対策も検討する。
GDHグループ企業が制作するアニメ作品のプロモーション映像などを公開し、グッズ通販サイトや各作品の公式サイトなどへの誘導を図る。まずは「RED GARDEN」「デッドガールズ」「SoltyRei」「スピードグラファー」などのプロモーション映像を公開した。公開する動画はプロモーション用に限定し、本編を公開する予定はないとしている。
YouTubeに違法投稿されるGDHグループ作品の監視と削除依頼も行い、Googleが開発している違法コンテンツ検出ツールの実験にも協力する。同社が著作権を持つ動画をユーザーが投稿した場合でも、プロモーションに生かせると判断すれば削除しない――といった対応策も検討する。
YouTube日本版には、東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)やスカイパーフェクト・コミュニケーションズなどが公式チャンネルを開設しているが、国内のアニメ制作会社の公式チャンネル開設は初。

リリースの日付 : 2007 - 08 - 01
アーティスト動画を閲覧できるMTVの携帯専用SNS「myMTV」がオープンした。日記を書いたり、アーティストとフレンド登録して最新情報を取得したりできる。
米MTV Networks子会社のViacom International Japanは8月1日、動画を閲覧できる携帯電話向けSNS「myMTV」を開設した。音楽専門チャンネル「MTV」の番組を視聴したり、アーティストをフレンド登録して新着情報を取得したり、個人ページで日記を書いたりできる。携帯電話はMTV視聴者層である若年層と親和性が高いとし、携帯電話向けサービスを拡充する。

個人ページのプロフィール画面。スキンはMTVのアニメ「ビーバス&バットヘッド」
NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクモバイルの3G端末に対応した。アーティストが楽曲についてコメントする動画や、MTVの人気アニメ、バラエティー番組などを配信する。アーティスト動画は3キャリア全てで閲覧できるが、MTVの番組の閲覧はNTTドコモ端末のみ。
SNS機能は、個人ページで日記を書いたりプロフィールを公開できるほか、携帯で撮影した動画や画像をアップロードすることも可能だ。スキンは、MTVの番組ロゴをモチーフにしたデザインや、アーティストのTOUMAさんがデザインしたものなど40種類以上から選べる。
SNSにはヒップホップアーティストのKREVAさんやロックグループのRIZEなども参加。フレンド登録すると、最新日記や動画の更新情報を受け取れる。
ドコモ端末向けには、専用アプリ「myMTVビューアー」を提供。動画を再生しながらSNSを閲覧できる。

MTV JAPANの番組で進行役を務めている浦浜アリサさん(左)と、KREVAさん。myMTVの浦浜さんのページにアップする写真を携帯で撮影中

浦浜アリサさん(左)とKREVAさん。KREVAさんは「MTVに出演した時は、番組の裏側などオフショットをmyMTVで配信したい」と語った
同社はこれまでも、携帯電話向けにミュージックビデオを配信するなど携帯事業に注力してきた。「myMTVは、これまでのデジタルメディア事業の結晶。若者の間ではもはや携帯は通話するものではなく、動画などを見るメディアの1つになりつつある。若者に支持されるメディアであるMTVは、携帯向けの事業をやるしかない。MTVのMはモバイルのMになりつつある」と同社デジタルメディア事業本部のトニー・エリソン本部長は意気込みを語る。
同社のピーター・ブラード社長も「日本はモバイルエンターテインメントの最前線だ。モバイルは若者のメディアであり、MTVの世界ビジネスの中心だ」と述べた。
ブラード社長によるとmyMTVは、MTVのキャッチフレーズである「I want my MTV」から取った。ミュージシャンとつながりが持て、自分らしさを表現できるという意味を込めたという。
ユーザーがコミュニティーを作成できる機能を9月に追加する予定。公式サイト化も検討する。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 02
Googleの検索連動型広告は、プライバシーが問題になりがちなユーザープロフィールではなく、入力される個々の検索ワードを追跡する方法を採用している。(ロイター)
米Googleはよりターゲットを絞った広告を提供できるよう、ユーザーが実行する一連の検索にもっと関連性を見い出したいと考えている。だが同社は、ユーザーの行動を追跡するという点では、それ以上踏み込むことには否定的だ。
Googleの広告製品管理担当副社長スーザン・ウォイッキ氏は7月31日、「業界では、広告主のためにユーザーのオンラインでの各種の行動を1つのプロフィールにまとめる動きが盛んだが、Googleはそうした競争には加わりたくない」との考えを明らかにしている。
「検索ボックスに入力された単語に関連のある広告を表示する」という検索広告事業を確立したのは、世界トップのWeb検索エンジンであるGoogleだ。同社の売上高は今年、160億ドルに達すると見られている。
Googleが計画しているのは、より詳しいユーザープロフィールを時間をかけて構築するというやり方ではなく、1回の検索セッションにおいて入力された各種の検索ワードを追跡するというやり方だ。ユーザープロフィールを構築する方法は「行動ターゲティング広告」として知られており、長らくオンライン広告の世界では聖杯とされているが、その一方では、必然的に、ユーザーのプライバシーに関する問題も引き起こしている。
「種々の理由から、われわれはこれまでこうした流れには加わっていない」とウォイッキ氏はカリフォルニア州マウンテンビューの本社で開いた説明会で記者に語った。
「われわれは、ユーザーが検索を実行するその時点での情報こそが、彼らが何を探しているかを最も端的に示していると考えている。われわれは、どの情報が使われ、どの情報が使われていないかを常に慎重に観察するようにしている」と同氏。
まだ解決していないのは、ユーザーのプライバシーの問題だけでなく、Web検索を関連の広告リンクと結び付けるというGoogleの既存の手法が妥当かどうかだ、と同氏。実際、どんな行動セットに基づくのあれ、ユーザーの意図はなかなか分かりにくいものだ。
最近では、Googleが広告ツールのサプライヤーであるDoubleClickの買収を計画していることや、各種サービス間の統合を強めていることから、プライバシー擁護派の間では、Googleが影響力を乱用する可能性をめぐり懸念が高まっている。
最後の検索から推論する
ウォイッキ氏によると、Googleは数週間前から新しい広告機能をテスト中という。それは、個々の検索ワードだけでなく、その直前の検索内容にも基づいた広告を提供するという方法だ。
例えば、Googleの検索ボックスに「イタリア 休暇」と入力すると、トスカーナ地方の広告や欧州方面への格安チケットに関する広告が表示されるだろう。同じユーザーが続いて「天気」と検索した場合、Googleは「イタリア 休暇」と「天気」との間に関連性があると想定し、イタリアの気象情報に関する広告を提供することになる。
Googleによると、同社はユーザーの検索と表示される広告との間に1対1以上の対応を持たせる一方で、広告のターゲティングについては今後も、各種のユーザー情報から関係性を導き出すというよりは、検索行動自体に基づかせる方針という。
ウォイッキ氏は、広告の妥当性を高めるためのこうした取り組みには、個人情報のデータベースは用いられていない点を強調している。
「われわれは従来の行動ターゲティングに対しては非常に慎重だ。われわれは何も保存せず、何も記憶していない。すべて、その検索セッションの中でのみ起こるようになっている」と同氏。
ウォイッキ氏は創業当時からGoogleに参加しており、ラリー・ページ氏とサーゲイ・ブリン氏が同社を共同で創設したときにはウォイッキ氏のガレージが本部として使われたほどだ。ウォイッキ氏によると、検索ワードからユーザーに関してあまりに多くの結論を導き出そうとするやり方にはGoogleは賛成できないという。
同氏は、例えばユーザーが「ビデオゲーム」を検索した場合の問題に言及している。その場合、検索ユーザーがゲーマーであると想定し、例えば、孫のためにプレゼントを探しているおばあちゃんである可能性を排除したとしたら、広告主は間違っていることになると同氏は指摘している。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 02
YouTubeに日本語版に投稿された動画が、mixi日記に引用できるようになった。YouTubeに新設されたmixiのアイコンから、ワンクリックで投稿できる。
ミクシィは8月2日、YouTubeに日本語版に投稿された動画を、SNS「mixi」の日記に引用できるようにした。YouTubeに新設されたmixiのアイコンから、ワンクリックで投稿できる。

投稿アイコンが表示される

動画を引用した日記を書ける

動画投稿画面
YouTube動画下部に表示される「動画の投稿」をクリックすると、mixiのアイコンを表示。mixiにログインした状態でアイコンをクリックすれば、動画を引用できるURL入り日記投稿画面を表示する。
mixi日記の投稿画面にもYouTubeボタンを新設した。クリックすると動画URL入力画面を表示し、日記本文に動画を挿入できる。
YouTube側の投稿のメニューには、「Digg」「del.icio.us」など海外のソーシャルブックマークサービスのアイコンも表示。ワンクリックで投稿できるようになっている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 02
iMacの新モデルかプロ向けの新たなヘッドレスMacか――Macウォッチャーの間ではさまざまなうわさが飛び交っている。
米Appleの広報担当は7月31日、報道機関に電話で連絡を行い、8月7日にカリフォルニア州クパチーノの本社で行うプレスイベントに招待した。同社はこのイベントでMac関連の発表を行うと説明している。それ以上の詳細は明らかにされていないが、どうやらこのイベントでは、iPhoneやiTunes、iPodではなく、Appleのコア製品であるMacintoshコンピュータに関する発表のみが行われるようだ。
これを受けて、Webでは早くもMacウォッチャーの間で憶測が飛び交っている。
Mac関連の老舗の情報サイトであるThink SecretとAppleInsiderはいずれも、8月にコンシューマーデスクトップラインiMacの新モデルがリリースされる可能性を確実視している。
どちらのサイトも内部仕様については触れていないが、両サイトとも、本当にリリースされるのであれば、この新型iMacは外観が一新されているはずだと憶測している。AppleInsiderによると、新モデルは「よりスリムで、よりスマート」なものとなり、ThinkSecretによれば、新モデルは表面がつや消しアルミになるという。
ThinkSecretは当初、Appleが6月に開催の2007 Worldwide Developers Conference(WWDC)に前後してこれらのコンピュータを発表すると予想していた。
また両サイトとも、Appleが17インチのiMacモデルを打ち切ることを予想している。
情報サイトのEngadgetでは最近、次世代iMacのキーボードとされる写真が公開された。この写真が本物であるのなら、新型iMacのキーボードは既存バージョンとは異なり、Appleのコンシューマー向けノートブックであるMacBookのキーボードに似た超薄型のデザインとなるようだ。
ある情報筋がeWEEK編集部に語ったところによると、これらの写真は本物という。ただし、この情報筋もそれ以上のコメントは断っている。
そのほかにもWebでは、ソフトウェアスイート「iLife」と「iWork」の新版や4月にアップデートされたMac Proラインの最新版が発表される可能性、1年近くアップデートされていないMac Miniの打ち切り、プロあるいはプロシューマークラスの新しい「ヘッドレス」Macが発表される可能性などが憶測されている。
Appleの幹部はコメントを断っている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 03
Googleがキャリアとメーカーに接触し、カスタマイズ版Googleフォンの採用を働き掛けている。月額料金を無料にして広告収入のみで運営するサービス構想も。
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)
米Googleが携帯電話で成長を模索している。
Googleは携帯電話会社に接触し、検索エンジン、電子メール、新しいモバイルブラウザといったGoogle製品に合わせてカスタマイズした携帯電話の提供を持ち掛けているという。計画に詳しい筋が明らかにした。コンピュータ上のWeb広告に何十億ドルもつぎ込んでいる同社だが、急成長中の携帯電話広告市場でも大きな一角をものにしたい考えだ。
この計画について説明を受けた複数の関係者によると、Googleはこの携帯電話プロジェクトに何億ドルも投じている。これまでに携帯電話の試作品を開発し、T-Mobile USA、米Verizon Wirelessといった携帯電話会社に接触、電話機メーカーとの間で技術仕様に関する話し合いを持った。同社スペックに基づいた端末を複数メーカーに製造させ、複数のキャリアから提供させたい意向だ。
携帯電話会社にとって、この計画は諸刃の剣となる。Googleの強力なブランドと人気Webサービスは、データプランの加入者を増やす一助になるかもしれない。音声通話収入が減少する中、キャリアはデータプランへの依存を強めている。しかし一方で、携帯電話広告市場における実権を失うことに対し、携帯電話会社は不安を募らせている。
「Googleフォン」の噂は以前からあったが、まだ計画段階で、コンシューマー向けに提供が開始されるのは早くても来年以降になると、この構想に詳しい筋は伝えている。計画が進めばさらに詳細が明らかになる見通しだ。
Googleは、携帯電話向けの先端ソフトとサービス開発に真剣に取り組む姿勢を示している。Googleのエリック・シュミットCEOは5月のD: All Things Digitalカンファレンスで「携帯電話広告で興味深いのは、パーソナルな要素が強いため、ほかの広告に比べて倍以上の利益が見込めるという点だ」と発言した。
Googleの広報は8月1日、Googleフォンのプロジェクトに関するコメントは避けたが、「Google検索などのアプリケーションを端末とネットワークで利用してもらうため、ほぼすべてのキャリアおよびメーカーとパートナー関係にある」とコメントした。
現在でも検索エンジンやGoogle Mapsなどのアプリケーションは一部の携帯電話に搭載されているが、この件に詳しい筋によると、Googleフォンのプロジェクトは、こうした契約よりもはるかに先を行くものだ。
同社は過去にも携帯電話に自社ソフトを搭載させる取り組みを推し進め、業界の一部から懸念の声が上がったことがある。Verizon Wirelessのローウェル・マカダムCEOは、検索で上げた広告収入の分配でGoogleが相当の取り分を要求してきたため、GoogleのWeb検索エンジンを自社の携帯に密接に統合しない方針を決めたと説明した。
マカダムCEOは最近のインタビューで「行き着くところは携帯広告収入をめぐる争いだ。Googleは不相応な取り分を要求している」と語ったが、Googleフォンに関する具体的なコメントは避けた。
Googleは先日、政府が実施する無線周波数帯免許の競売に入札するかもしれないと発表した。米連邦通信委員会(FCC)は7月31日、競売に関するGoogleの懸念の一部に対応した取り決めを承認した。
もしGoogleが周波数帯を獲得すれば、自らが携帯電話事業者となる可能性もある。しかしそうしたプロジェクトを実施した場合、実を結ぶまでには何年もかかり、コストは数十億ドル規模に上る。当面、Googleが自社のモバイル製品をコンシューマーに届けるには、既存の携帯電話会社と提携する必要がある。
ここ数カ月でGoogleは、ビデオ共有サイトのYouTubeといった製品のモバイルバージョンを投入している。検索エンジンやGoogle Maps、Gmailなどのアプリケーションを一部の携帯電話に搭載してもらう契約も取り付けた。しかし、これまでの普及台数は限定的で、Googleの思い通りには進んでいない。一部のケースでは、携帯電話会社を通さずに済む方法も確立した。Googleの位置情報検索サービス「411」は、携帯電話からフリーダイヤルでアクセス可能だ。
Googleは現在、Googleのモバイルアプリケーションを最高の状態で表示できる携帯電話仕様の策定を進め、その携帯で実行する新ソフトの開発に当たっている。開発作業の大部分はボストンの施設で行い、携帯電話向けの高度な新しいWebブラウザにも取り組んでいると、計画に詳しい筋は明らかにした。
Googleが狙っているのは、携帯電話広告の仲介に乗り出し、インターネットで築き上げた巨大な広告事業を補うことだ。この件に詳しい関係者によれば、Googleは、月額料金を無料にして広告収入のみで運営する携帯電話サービス構想まで描いているという。
市場調査会社eMarketerによると、昨年の携帯電話広告への支出額は、テキストメッセージ、Webページ、動画などあらゆるコンテンツの広告掲載を含め、世界でわずか15億ドルにすぎなかった。しかしこの額は2011年までに140億ドル近くに達すると同社は予想している。
Googleが提案している携帯電話やAppleのiPhone、およびほかのIT各社の取り組みは、コンシューマーがWebとコンピュータ機能を携帯電話で使いやすくすることを目指している。今のところ、携帯電話のWeb閲覧や音楽、ビデオの視聴はうまくいかないことも多い。
Appleの携帯電話がAT&Tから独占提供されているのとは対照的に、Googleは複数の電話会社から自社の携帯電話を提供したい意向だ。Googleはデザインに関する実権を一部手放し、メーカーが共通スペックに基づき端末を開発するのを認める用意もある。
状況に詳しい関係者によると、Googleは過去数カ月で、AT&T、T-Mobile USA、Verizon Wireless(Verizon CommunicationsとVodafone Groupの合弁)など、米国と欧州の携帯電話会社数社に接触した。最も積極的に検討を進めているのは、Deutsche Telekom傘下のT-Mobile USAのようだという。T-Mobileの人気携帯「Sidekick」の設計にかかわったアンディ・ルービン氏は現在Googleで、同社の携帯電話プロジェクトに携わっている。
Googleは最近、Sprint Nextelとの契約を獲得し、Googleの一連のサービスをSprint Nextelの端末に搭載、新興技術のWiMAXを使った高速無線ネットワークで提供する。今後両社の関係を拡大し、Sprintの既存の携帯電話ネットワークでGoogleのカスタマイズ電話を提供することになるのかどうかについては、両社ともコメントを避けた。
Googleがメーカーに提示した端末の仕様は、写真とビデオの撮影ができるカメラを搭載し、空港や喫茶店、ホテルなどのホットスポットでWebに接続するためのWi-Fi技術を内蔵している。さらに、Webページを高速でダウンロードできるよう、3G(第3世代)と呼ばれる最速ネットワークを推奨設計とし、自分の位置情報を把握できるGPS機能搭載を提案している。
Googleの試作端末を目にした関係者は、iPhoneほどの革新性はないと話している。1台は、キーボードがスライド式に引き出せるNokiaの薄型携帯に似ており、もう1台はTreoやBlackBerryに似た外観だった。どのメーカーがGoogle携帯を製造するかは不明だが、プロジェクトに詳しい関係者によると、韓国のLG ElectronicsはGoogleと折衝を持ったという。Googleは既にハード部品一式とソフトウェアパートナーのラインアップをそろえ、携帯電話会社に対し、さまざまな形で協力する用意があるとの姿勢を示しているという。
計画に詳しい筋によると、Googleはハードメーカーや携帯電話会社からライセンス料を徴収する計画はないという。携帯電話会社のブランドと並びGoogleブランドを表示してもいいし、Googleの名を入れずに提供しても構わないという姿勢だ。Googleブランドが付いた家電はまだそれほど多くない。
携帯電話会社の一部経営陣からは、Googleの取り組みに対し懐疑的な見方も出ている。その引き合いに出されているのがWalt Disney傘下のESPNだ。同社はスポーツをテーマにした携帯電話を打ち出したが、需要が軟調だったため、このベンチャー事業は昨年閉鎖に追い込まれた。
AppleのiPhoneはコンシューマー市場で強敵になるとみられるが、戦略的には複雑さをはらんでいる。Appleの取締役8人のうち4人がGoogle顧問を務めており、GoogleのシュミットCEOはAppleの取締役でもある。両社と関係のある幹部は、利益の衝突を避けるのが難しい状況に陥るかもしれない。
携帯電話へのGoogleソフト搭載は、全体的に米国よりも欧州で順調に推移している。英Vodafone Groupとの間では、VodafoneブランドのインターネットホームページにGoogleの検索バーを提供し、携帯電話ユーザー向けにカスタマイズされた結果を表示する契約を結んだ。欧州のT-Mobileは、Webのヘビーユーザー向けデータプラン加入者のウェルカム画面に、Googleの検索バーを組み込んでいる。欧州のGoogleが携帯電話計画でどのキャリアと組んでいるかは不明だ。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 03
分散レンダリングで「関ヶ原の合戦」、デジハリとNTTデータ
デジタルハリウッド大学大学院とNTTデータは8月2日、参加者のPCで分散してレンダリングを行うことで「関ヶ原の合戦」を題材にした4Kデジタルシネマ映像を作るプロジェクト「関ヶ原の合戦映像制作」を13日から開始すると発表した。4Kデジタルシネマ映像は、現行のハイビジョンの4倍の解像度を持つ次世代の高精細映像規格。コストやワークフローといった問題から、これまでのCG映像制作環境では制作が困難とされてきた。プロジェクトでは、参加者の持つPC上で処理を行うことで映像を作る。
NTTデータが運営する分散コンピューティングプロジェクト「セルコンピューティングバース」の1プロジェクトとして行う。これまで同プロジェクトではゲノム解析、CGアニメ制作、タンパク質構造解析などを行ってきた。
参加に必要なPCのスペックは、Windows XP/2000、Mac OS X、Linuxなど。実行にはJavaVM、1GBのメモリ、1GBのハードディスク空き容量が必要。

リリースの日付 : 2007 - 08 - 03
年内リリースを予定していたOffice 2008 for Macだが、品質問題を理由に、来年1月まで発売がずれ込んだ。
米MicrosoftのMac部門であるMacBU(Macintosh Business Unit)は8月2日、Intel Macにフル対応した新版のOffice、「Office 2008 for Mac」の発売時期を2008年1月中旬に延期すると発表した。
MacBUの公式ブログでジェネラルマネジャーのクレイグ・アイスラー氏は、当初予定した2007年下半期の発売が、Macworld Expoが開催される2008年1月中旬にずれ込むことを明らかにした。製造工程リリース(RTM)は2007年12月を予定している。
アイスラー氏は発売延期の理由として、品質を当初予定されていた水準まで高める必要があることを挙げている。先日β公開したばかりのRDC(Remote Desktop Connection) Client 2.0の製品版は、Office 2008のリリース以降となる。
MacBUでは9月以降に、新Officeの新機能を「スニークピーク」として紹介していく予定。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 04
元タレントの飯島愛さん(34)が匿名掲示板「2ちゃんねる」の管理人として知られる「ひろゆき」こと西村博之氏(30)と面接をしていたことが3日、わかった。飯島さんが自身のブログで面接の様子の動画を公開した。
以前より「バイトをしたい」とブログで訴えていた飯島さんにひろゆき氏が、自身が取締役を務める「ニワンゴ」を紹介したことで面接が実現。
アルバイトの面接をしている映像は約1分間で、まずは飯島さんが「こんにちは、はじめまして」と挨拶。ひろゆき氏から名刺を受け取った。面接の結果は、映像やブログなどからは不明。
面接は、タレントとして一世を風靡した飯島さんが、「ニコニコ動画(RC)」などのユニークなウェブサービスで注目を集めているニワンゴに参加する第一歩。結果を含め、今後の経過について目の離せない事態となっている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 04

元タレントの飯島愛さん(34)が匿名掲示板「2ちゃんねる」の管理人として知られる「ひろゆき」こと西村博之氏(30)が取締役を勤めるニワンゴ(東京都中央区)でアルバイトを始める可能性が浮上している。飯島さんがひろゆき氏本人による面接を希望、ひろゆき氏も日にちを指定するなど、近日中に「即採用」となりそうだ。2人のやりとりは互いのブログ上で公表されており、多くのネットユーザーが事の成り行きに注目している。(イザ!編集部)
2人の交流は5月31日、ニワンゴの動画投稿サービス「ニコニコ動画(γ)」(当時)を利用する飯島さんに向け、ひろゆき氏がアドバイスを送ったことから始まった。その際、ひろゆき氏が添えた「いろんな意味でお世話になりましたです。えぇえぇ。」という意味シンなメッセージに対し、飯島さんは「『アルバイト探しているんですよ。。。と。』いろんな意味でお世話になりたいんです。えぇえぇ。」と切り返していた。
そこで、ひろゆき氏は再度のメッセージとして「心当たりがある」と述べ、なんとニワンゴのアルバイトを紹介。ニコニコ動画の兄弟分にあたる新サービスをつくる上で「緩めの雰囲気にするためのお手伝いとかしてもらえると」という求人に、飯島さんは驚きながらも「全て、面接をして決めて下さい。氏が面接をして下さる事。のみ、希望致します」と返答した。
22日の時点で面接の日程は明らかになっていないが、ひろゆき氏が候補として自身の出社日である25、26日を提示していることから、実際に本人が飯島さんを面接する可能性は高そうだ。「ニコニコ動画(RC)」や「ニコニコブックマーク」などのユニークなウェブサービスで注目を集めているニワンゴに、タレントとして一世を風靡した飯島さんが参加するという、目の離せない事態となっている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 05
「ご主人様のために」――メイドさんがアキバで打ち水
アキバの駅前広場にメイドさんがズラリ。ご主人様のためにアキバを冷やす「うち水っ娘大集合!2007」が実施された。「きゃっ、冷たぃ」、そんな感じでお願いします。
うち水っ娘、アキバを冷やす
秋葉原駅前広場において、温暖化対策イベント「うち水っ娘大集合!2007」が実施された。このイベントは、打ち水(水が蒸発するときに熱を奪う性質を利用して周囲の気温を下げる効果を持つ)によって、地球温暖化対策やヒートアイランド対策を訴える啓蒙活動の一環。2007年の今年で4回めを数える。
2004年に一部の有志から始まったこの“エコプロジェクト”は、年々その規模を拡大し、秋葉原22店舗(50余名)のメイドさんたちによるパフォーマンスをはじめ、現在は後援に環境省や千代田区などの行政も名を連ねるアキバの恒例イベントに成長した。




8月4日正午にうち水っ娘が出陣し、3回に分けて打ち水が行われた。水は芳林公園の井戸水(災害用貯水)を使い、運んだ量は約2トン。なお、「ご自宅ではお風呂の残った水などを利用してください」(スタッフ)とのこと。今回参加した店舗は、アキバ一丁目劇場、@ほぉ〜むcafe、お〜ぶ、Cafe Cute M、キューティーリラックス、QUEEN DOLCE、Cos-Cha、JAMアキハバラ、SweetTrip、ハニーシープ、ぴなふぉあ、MistyHeaven、メイキュア、メイドステーション、メイフット、Merry Heart、モエシャン、癒あmaiden、ユナティコストレーガ、LittleBSD、LittlePSX、ロイヤルミルク(五十音順/実行委員会発表資料)
会場となったダイビル前や、イベントを一望できる「冷んやリフト」上の歩道橋には黒山の人だかりができ、通りがかる人も足を止めて打ち水をするメイドさんの姿を眺めていた。炎天下の中、涼やかなメイドさんのかけ声とともに、陽光にふちどられた金色のタライから水しぶきが舞った。



メイドさんを囲む群衆の中には、外国人観光客や“帝国軍歩兵”の姿も



打ち水を行うごとに温度を計測し、その効果を調べる。水を撒いたあとに風が吹くと確かに涼しい感じはするのだが、メイドさんを囲む群衆の熱気がそれを上回っていた気がしないでもない。ハァハァ。ちなみに当日の気温は35度を超えた。スタッフによると用意されたタライは約240個



秋葉原駅西口交通広場での打ち水が終了すると、その後、各協力店舗に向けて水が運ばれ、うち水っ娘が店頭で水を撒く(のを探す)「うち水っ娘を探せ!」イベントが行われた。今回の公式イメージガールである初音りおさんはヨドバシAkibaに登場。初音りおさんは身近なエコ対策としてエアコンの温度を28度に設定しているという。「2008年も(公式イメージガールに)指名していただければ、是非やりたいです」
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このイベントを主催する「うち水っ娘大集合!実行委員会」は、夏に行われる打ち水だけでなく、“ヨドバシカメラでレジ袋を断るとメイドさんがほめてくれる”という活動も行っている。実行委員長の真田武幸氏は、「アキバに集まる大きなエネルギーを何かみんなのために有効利用していきたい」と語る。

うち水っ娘大集合!実行委員会 実行委員長 真田武幸氏
「もともと(この活動は)アキバのことが好きな知人が集まってスタートした小さなものだったんですよ。参加したメイドさんもメンバーの友人の紹介で4店。いまみたいに行政の協力なんてなかったので、場所も芳林公園でした。それがアキバblogさんなどで紹介されてネットで話題になり、2005年にはうち水っ娘がアニメのキャラクターになったり、2006年には行政の協力を得られるようになったりと、いろいろな方の協力で活動が広く知られるようになってきました。アキバが生み出すエネルギーはすごく大きいです」
「アキバに来る層は、エコ活動なんていう偽善的な響きには拒否反応を示しそうなイメージがありますけど、でもレジ袋(を拒否するとメイドさんにほめられる)みたいに“自分が好きでやってんだよ”と言えるような場合にはためらわない。そして、自分のためにやる、というのは全然かっこ悪いことではないと思うんですよ。これからもアキバのあり余るエネルギーを何かの役に立てられるような活動を行っていきたいですね」
リリースの日付 : 2007 - 08 - 05
岩場に“落書き”、ブログで披露 人気グループ「AAA」が謝罪
人気音楽グループ「AAA」のメンバーが、米国の岩場にスプレーで文字をペイントしたことをブログで報告し、ネットユーザーから批判が相次ぐ騒ぎがあり、メンバーは「迷惑行為だった」などと謝罪した。

ブログに掲載された写真
人気音楽グループ「AAA」(トリプルエー)のメンバーが、所属するエイベックスの公式サイトのブログに、米国訪問の際に自然の岩場にスプレーで文字を書き込んだことを写真などで報告し、閲覧したユーザーから「不適切では」などと指摘が相次ぐ騒ぎがあった。公式サイトは8月3日、「調査の結果、迷惑行為にあたることが判明した」として、メンバーらが謝罪する文章を掲載した。
問題になったブログは7月25日付け。メンバーの1人が米国訪問の思い出を報告した記事で、自然の岩場と見られる場所にグループ名をスプレーで書き込んだ写真を掲載した。
これを閲覧したユーザーから「非常識ではないか」などと指摘が相次ぎ、公式掲示板や一部のネット掲示板などに関連の書き込みが殺到する“祭り”状態になっていた。

3日夜に「AAAメンバー、およびスタッフ一同」名義で掲載された謝罪文によると、現地時間の7月21日、美しい自然で知られるメリーランド州ハイロック(High Rock)で写真撮影が終わった後、現場に多くのペイント書き込みがあったため、「現地コーディネーターとの相談のもと、メンバーが岩場に記念として文字を書き込んだ」という。
だが指摘を受けて改めて調査したところ、「迷惑行為に当たることが判明した」という。このため現地の管理事務局に謝罪し、補修に向けた話し合いを進めているという。
謝罪文は「今回このような軽率な行動により、皆様にご迷惑、ご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます」とし、「今後二度とこのような事が起きないよう、メンバー、スタッフ一同で誠心誠意努力し、精進してまいる所存でございます」としている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 06
mixi日記にYouTube動画が引用可能になった。YouTubeは「mixi動画」の競合ともいえるが、あえて連携した背景には、ユーザーのサイト滞在時間を延ばしたり、サーバ負荷を“アウトソーシング”する狙いもありそうだ。
国内最大のSNS「mixi」の日記に、YouTubeの動画が挿入できるようになった(関連記事参照)。mixiはこれまで、ユーザーが投稿したテキストや画像などのコンテンツをmixi内に囲い込んできており、外部サイトとの連携は珍しい。加えてmixiにはすでに動画投稿機能「mixi動画」があり、YouTubeは競合ともいえる。
それでもあえてYouTubeの動画と連携する背景には、ユーザーのサイト滞在時間を延ばしたり、著作権侵害コンテンツ対策やサーバ負荷を“アウトソーシング”する狙いもありそうだ。
動画は滞在時間が延びる
これまでmixi日記では、YouTubeのURLを入れてもそのままでは動画を見られず、クリックしてYouTubeにアクセスしなくてはならなかった。今回、YouTubeに対応したことで、mixi日記の画面上で動画再生が可能に。これまでYouTubeに流出していたユーザーを、mixi内にとどめられる。
動画ページは一般的に、テキストページよりも滞在時間が長いため、YouTube動画をmixi内で見てもらえれば、ユーザー1人当たりのmixi滞在時間増にもつながる。PC版mixiのユーザー1人当たりの月間ページビュー(PV)は、昨年12月が861だったのに対し、今年6月には607と半年で約30%減った一方、滞在時間は昨年12月の2時間58分から今年6月の3時間25分へと約15%増えた。mixi動画のスタートは今年2月。動画機能が滞在時間増の一因になってるようだ。
米Nielsen//NetRatingsはこのほど、Webサイトの「視聴率」測定サービスに、ページビューに加えて総滞在時間の指標を導入した(関連記事参照)。今後、サイトのメディアパワーを測る際に滞在時間が重要になってくる可能性が高く、滞在時間を延長できるコンテンツの導入は、mixiのネット上での存在感を高めるためにも重要になる。
“著作権リスク”のアウトソーシングも
mixi運営元のミクシィによると、mixi動画の1日当たりの投稿動画数は1万〜2万。その多くが、友人や家族などとのプライベートな動画だという。確かに、mixi動画の新着動画一覧を見ると、ホームビデオのような動画が多く上がっている。
だがそれだけですべてではない。mixi動画も、タレント名で検索すると、テレビ番組のワンシーンや音楽ビデオなどがヒット。YouTubeほどではないにせよ、著作権侵害コンテンツもアップされている。
同社は著作者向けに侵害コンテンツの削除ツールを提供しており、自社でも24時間体制でコンテンツをチェックしているというが、違法コンテンツの100%撲滅には至っていない。
一方、mixi日記にはYouTubeのURLも多く掲載されている。mixi日記の投稿のうち約1%(1日当たり約1万件)にYouTube動画のURLが引用されているという。
同社の広報担当者は、mixiに投稿されるYouTubeの動画は「時事的なコンテンツなど、mixi動画とは性質が違う」と説明する。mixi日記からYouTubeのURL(youtube.com)を検索してみると、8割ほどが、テレビ番組のワンシーンやミュージックビデオ、アニメ動画などで、それぞれ著作者に無断でアップロードされたものとみられる。
違法コンテンツはわざわざmixi動画に上げなくてもYouTubeから引用すればいい――YouTubeと連携すれば、こう考えたユーザーがmixi動画への違法コンテンツ掲載をやめ、YouTube利用にシフトすれば、mixiは違法動画対策の負担を減らせることにもなる。
mixi動画はコストセンター
動画配信にはばく大なコストがかかり、簡単には収益化できない。「ニコニコ動画」を運営するニワンゴ取締役の西村博之氏は、無料動画サイトはコスト高でビジネスが成立していないと指摘。有料会員制やアフィリエイト広告を取り入れたニコニコ動画もまだ赤字だ。
同社の広報担当者によると、mixi動画もまだ収益化しておらず、「具体的なビジネスプランはまだお話できる段階にない」という。
いまのところはコストでしかない動画コンテンツ。YouTubeとの連携は無料だから、それによってmixi動画の利用量がたとえ減ったとしても、減った分のトラフィックコストをYouTubeに肩代わりしてもらえると考えれば、メリットは大きいと言えそうだ。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 06
Black HatとDEFCONでは、MySpaceのゼロデイの脆弱性や公衆無線LANに接続しているコンピュータに侵入する方法のプレゼンテーションが行われた。
MySpace.comのようなソーシャルネットワーキングサービス(SNS)が、次第にハッカーにとって「おいしい」ターゲットになりつつある。コンピュータハッカーらは、個人情報をさらし、オンライン犯罪者に悪用される恐れがあると主張するSNSの脆弱性を公表した。
これらの脆弱性は先週、Black HatおよびDEFCONハッカーカンファレンスでデモされた。この2つのカンファレンスは毎年ラスベガスで合わせて5日間開催され、トレーニングや最新の攻撃コードのデモのために数千人が来場する。
Black Hatは2つのイベントのうち「お行儀の良い」方で、業界各社がスポンサーに付き、多額の参加料を集めている。8月2日に閉幕し、4000人を集めた。それよりも大規模で無法なDEFCONは3日に、昨年消防職員の怒りを買って長時間の遅れにつながった登録の問題もなく開幕した。主催者は、初日に6800人以上が来場し、4日にはもっと多くの人が集まるだろうと話していた。
初日午後にはちょっとしたドラマがあった。NBCのプロデューサーがセッションを隠し撮りしているという密告が主催者に寄せられたのだ。このプロデューサーはあるプレゼンテーションの最中に見つかり、コメントもせずにあわてて会場から出て行った。
NBCの広報担当者は、同局の取材慣行についてはコメントしないと語った。DEFCON主催者は、NBCにプレス証明書の発行を申し出たが、断られたと話した。
パスワードで保護されたSNSへの侵入は、アマチュアあるいはプロのコンピュータセキュリティ研究者にとって、実のある研究分野になってきている。
ネットワーク管理者でハッカーのリック・ディーコン氏(21)は、MySpaceのいわゆる「ゼロデイ」――まだパッチが当てられていない――脆弱性を発見したと話す。この脆弱性を悪用すると、侵入者は個人のWebページを乗っ取ることが可能で、不正なコードを埋め込むこともできるかもしれない。
ディーコン氏は5日に自身の発見についてプレゼンテーションを行った。今のところ、この脆弱性は古いバージョンのFirefoxにのみ影響し、Internet Explorer(IE)には影響しないと同氏は言う。
この攻撃は、いわゆる「クロスサイトスクリプティング」の脆弱性を利用する。これはWebアプリケーションによくあるタイプの脆弱性で、他者のWebページにコードを埋め込むことを可能にする。
この脆弱性を独自に確認することはできなかったが、専門家は、この種の攻撃は特に、毎日多数寄せられる投稿を管理するのが難しいSNSにとって問題だと指摘している。
ディーコン氏は、同氏が発見した脆弱性を使った攻撃では、コンピュータの「cookie」情報を盗むWebページへのリンクをユーザーがクリックする必要があると説明する。同氏はほかの研究者とともに数カ月前にこの問題を発見し、MySpaceに通報したが、同社はこれを修正していないと話す。
「FacebookとMySpaceは自分で発見した問題は修正するが、それでは限られた範囲内だけで対処しているようだ。この種の脆弱性はたくさんある。おそらくは、さらに数百件のクロスサイトスクリプティングの脆弱性があるだろう。両社にはそれをすべて見つけ出すすべはない」(同氏)
MySpaceの広報担当者は、ディーコン氏のプレゼンテーションについてのコメントを拒んだ。同社は声明文で、「24時間体制の選任セキュリティチームを置いて迅速に対応することが当社の責務であり、それを実行している」と述べている。
別のデモでは、Errata Securityのロバート・グラハムCEOが、公衆無線LANに接続しているコンピュータからcookie情報を盗んで、電子メールアカウントや個人のSNS上のWebページを乗っ取るプログラムを披露した。
グラハム氏はBlack Hatのデモで、GoogleのGmailサービスを使っていた観客の電子メールアカウントを乗っ取った。同氏は、このプログラムは公衆無線LANの脆弱性を実証していると話す。
「皆が、Wi-Fi上に流れるパスワードは危険だから修正した方がいいということを理解し、修正した。わたしが今主張しているのは、ほかのものも同様に危険だということだ」(同氏)
同氏のデモは、標的になった観客がGmailの暗号化されたバージョンを使っていたら、うまくいかなかっただろう。
Googleはこのプレゼンテーションについてのコメントは避けたが、すべてのGmailユーザーが自動暗号化を利用できるように機能を拡大しているところだと語った。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 06
無線LAN共有プロジェクト「FON」のAPが分かる地図を、エキサイトが日本向けにカスタマイズして公開した。
エキサイトは8月6日、無線LAN共有プロジェクト「FON」を展開するフォン・ジャパンと協力し、FONのアクセスポイント(AP)が分かる地図「FONマップ」日本版を開設した。

アイコンをクリックすると緯度や経度、住所を表示する。ポータルサイト「アクセスポータル」設定済みのAPには「☆」を表示
FONの公式サイトで利用できるマップを日本向けにカスタマイズし、インタフェースや処理速度を改善した。
1時間以内にアクティブだったAPを緑のアイコンで、それ以外のAPを黄色のアイコンで表示する。FON専用ルータ「La Fonera」とFONサーバーが1時間ごとに通信を行い、マップの情報を更新する。
フォン・ジャパンは今後、小売店やカフェ、ホテルなどにFONのAPを設置する計画で、地図上にも店舗のロゴなどを表示する予定だ。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 07
MP3特許をめぐるAlcatel-LucentとMicrosoftの訴訟で、2月に陪審が下したAlcatel支持の判断を米連邦地裁判事が棄却した。(ロイター)
米連邦地裁判事は8月6日、仏Alcatel-Lucentが所有する著作権を侵害したとして米Microsoftに対し、特許訴訟としては過去最高額となる15億ドルの損害賠償金の支払いを命じていた陪審判決を棄却した。
連邦地裁のルディ・ブルースター判事は43ページにわたる判決文において、「この訴訟で争点となっているMP3音楽ファイルに関連した2件の特許のうち1件についてはMicrosoftの侵害は認められないため、陪審が命じた損害賠償金の支払いは無効となる」と指摘している。
同判事はさらに、もう一方の特許についても疑問を提示し、当該特許の所有者を判断するために、新たに審理を行う必要があると指摘している。
Microsoftは当該のMP3技術については、既にドイツの研究機関Fraunhofer Gesellschaftから1600万ドルでライセンス供与を受けていると主張している。
Microsoftのゲーム機Xbox 360に使われているビデオデコーディング技術をめぐる訴訟も含め、MicrosoftとAlcatel-Lucentは現在、幾つかの特許訴訟を係争中だ。
Alcatel-Lucentの広報担当者メアリー・ウォード氏は、今回の棄却について「ショックであり、当惑している」と語っている。同社は今回の判決を上訴する意向という。Microsoftからも今回の判決に関する声明がまもなく発表される見通しだ。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 07
海中散策が楽しめるWii用ソフト「FOREVER BLUE」に不具合が見つかり、任天堂は無償交換を決めた。
任天堂は8月7日、Wii用ソフト「FOREVER BLUE」に不具合が見つかったため、無償交換すると発表した。
サブイベントの「アクアリウム」で生き物を配置する際、「シノノメサカタザメ」を選んで進めると、画面が黒くなってフリーズしてしまうなどの不具合が見つかった。
不具合の原因を調べたところ、商品を差し替える必要があることが判明したため、無償で交換する。交換までは、「アクアリウム」で「シノノメサカタザメ」を選択しなければ回避できるという。
交換の受け付けはWebか電話で行い、店頭では交換できない。詳細は同社Webサイトで。
FOREVER BLUEは、プレイヤーがダイバーになって海中散歩を楽しめるソフト。8月2日に発売した。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 07
Broadcomに勝利をもたらす結果となった政府のこの決定により、今後一部の通信キャリアは最新の携帯電話技術を備えた携帯端末を投入できないことになる。
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)
米国際貿易委員会(ITC)は先ごろ、米QUALCOMM製のマイクロチップは米Broadcomの特許を侵害しているとの判断に基づき、QUALCOMM製のマイクロチップを搭載する携帯端末の米国への輸入禁止を命じる是正措置を決定したが、米ブッシュ政権もこの決定を是認した。
決定:ブッシュ政権は、Broadcomの特許を侵害していると判断されたQUALCOMM製の一部のマイクロチップを搭載する新規携帯端末の輸入を禁じる命令を是認した。
影響が及ぶのは?:Sprint Nextelはこの禁止命令によって最大の影響を被ることになりそうだ。Verizon Wirelessは携帯端末の輸入を継続できるようBroadcomとの間でライセンス契約を交わしている。
今後の展開:QUALCOMMは輸入禁止命令の即時延期を求めるとともに、この訴訟の控訴も検討する。
この是正措置の決定を受けて、米国の携帯各社が異議を唱えていたが、今回の政府の決定はそうした反論を却下し、Broadcomに勝利をもたらす結果となった。この決定により、今後一部の通信キャリアは最新の携帯電話技術を備えた携帯端末を投入できないことになる。ただし、既存の機種は今後も輸入できる。この輸入禁止命令は8月7日付で施行される。
この禁止命令で最大の影響を被るのはSprint Nextelになりそうだ。同社は最新の高度な携帯技術を使用しているからだ。一方、Verizon CommunicationsとVodafoneの合弁事業であるVerizon Wirelessも大きな影響を被ると見られていたが、同社は今後も引き続き携帯端末を輸入できるよう、7月にBroadcomとの間で2億ドルを上限とするライセンス契約を締結している。
今回、ITCが6月に下した輸入禁止命令の是認を決定した米通商代表部(USTR)のスーザン・シュワブ代表は声明文において、また別の携帯キャリアが新たにBroadcomとの間で和解に達したことを示唆しているが、同機関もBroadcomもそれ以上の詳細は明らかにしていない。
この禁止命令の影響を受ける可能性がある企業としては、そのほかにAT&TおよびDeutsche Telekom傘下のT-Mobile USAが挙げられるが、いずれも、禁止命令の対象となる第3世代(3G)技術にはそれほど依存していない。
QUALCOMMは連邦控訴裁に輸入禁止命令の即時延期を求める意向であり、また、この訴訟の控訴も検討中という。QUALCOMMはデジタル携帯電話技術の草分け的存在だ。同社は前にもこの禁止命令の延期を要請したが却下され、ブッシュ政権の判断が待たれていた。
QUALCOMMのポール・ジェイコブズCEOは今回の決定を受けて発表した声明文において、次のように語っている。「われわれは今後、ITCによる禁止命令が消費者や当社顧客、そして携帯電話業界全体に及ぼす影響を最小限に抑えるべく、法的および技術的に実行可能なあらゆる選択肢を検討する所存だ」
ITCの調査は、QUALCOMMによる特許侵害についてBroadcomが異議を申し立てたことを受けて開始されたもの。Broadcomは今回の決定に満足しているという。「今回の判決は当社だけでなく、すべての米国企業の知的財産権を強化するものであり、著作権侵害の重大性を回避しようとする向きに対して明確なメッセージを送っている」と同社の上級副社長兼法務顧問のデビッド・A・ダル氏は声明文で語っている。
今回の判決は、BroadcomとQUALCOMMとが係争中の一連の訴訟におけるマイルストーンとなる。QUALCOMMは携帯電話用チップの大手だが、同社が3G携帯端末に課している特許使用料をめぐっては、競合他社やNokiaなど一部の携帯端末メーカーから批判の声が上がっていた。
一方、ITCによる禁止命令は、「公共安全のために必要となる通信機器まで奪うことになり、携帯電話業界全体にマイナスの影響を及ぼしかねない」として、携帯キャリア各社から反対にあっていた。
シュワブ氏によると、ITCのほか各種政府機関と話し合った結果、同氏はこの禁止命令のマイナスの影響はBroadcomと通信キャリアとの和解によって軽減されるとの結論に達した。また、Broadcomが公共安全の用途には特許使用料なしで自社技術をライセンス供与する意向であること、さらには、Broadcomの特許を侵害せずに済むような携帯端末を製造するための技術的な次善策の可能性も加味したという。
QUALCOMMの上級副社長兼顧問弁護士のアレックス・ロジャーズ氏によると、同社は既にその点を念頭に置いたソフトウェアを設計済みという。ただし同氏は、「当社のビジネスと業界を混乱させようと、Broadcomがこのソフトウェアに対して法的に異議申し立てを行う可能性もある」と語っている。
Sprintもそうした次善策を実装したという。「われわれは引き続き、米国内に最新の携帯端末を輸入し続ける」と同社広報担当のリー・ホーナー氏は語っている。
ただし、Broadcomがそうした次善策の合法性にも異議を唱え、当該の携帯端末の輸入を阻止するよう税関に要請する可能性もある。ホーナー氏によると、SprintはITCの決定についてQUALCOMMとは別個に上訴する意向という。
ITCの禁止命令により米国への輸入が制限されるのは、QUALCOMM製チップを搭載する携帯端末の新機種で、その大半はEV-DOと呼ばれる技術を使ったものとなる。ただし、この禁止命令が下された6月7日以前に既に輸入が開始されている端末については適用外となる。新しいモデルについてはすべてこの禁止命令が適用される。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 07
ヤフオク詐欺で逮捕されていた男が、「ヤフーのセキュリティ強化で詐欺がうまくいかなくなった」と2ちゃんねるで覚醒剤を密売していたことが分かり、再逮捕。
インターネット掲示板「2ちゃんねる」を使って覚醒(かくせい)剤を密売したとして、警視庁と広島県警などは麻薬特例法違反の疑いで、大阪府枚方市高野道、無職、山本祐司被告(37)=詐欺罪などで公判中=ら2人を再逮捕した。
山本容疑者は平成17年以降、ヤフーオークションへの架空出品を920件繰り返し、計2000万円をだまし取ったとして詐欺容疑などで今年1月に逮捕されていた。「ヤフーのセキュリティー強化で詐欺がうまくいかなくなった。薬物売買をネットで見つけ、手っ取り早い金もうけとしてまねた」と供述している。
昨年7月以降、220人に覚醒剤156グラムを密売し、1800万円を稼いでいたという。入手先を追及している。
調べでは、山本容疑者らは昨年9月〜今年1月、2ちゃんねるに「S(覚醒剤)専門。代金後払い。通販受け付け中」と書き込み、北海道の無職女性(31)ら12人に計12グラムを郵送。代金計115万円を受け取った疑い。
山本容疑者はオークション詐欺で家宅捜索を受けた際、覚醒剤が見つかり、覚せい剤取締法違反の現行犯で逮捕されていた。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 08
Appleの新しいオフィススイート「iWork '08」では、従来のワープロソフトとプレゼンテーションソフトに、Microsoft Excelとの互換性を持つ表計算ソフトが加わった。
米Appleは8月7日、オフィススイート「iWork '08」を発表、提供を開始した。ワープロソフト「Pages '08」とプレゼンテーションソフト「Keynote '08」のほかに、新たに表計算ソフト「Numbers '08」が加わった。米国での販売価格は79ドル、日本での販売価格は9800円。

Numbers '08は、1つの画面上に独立した複数の表を配置し、個々の表の配置やサイズの変更、行や列の追加などが柔軟にできるのが特徴という。各セルにはチェックボックスや「スライダー」がついており、数値を増減させた際のシミュレーションが簡単にできる。2D・3Dのグラフ作成、写真やテキストラベルの追加も可能。印刷設定でのサイズ変更や表の再配置などのアレンジが簡単にできるとしている。
ワープロソフトのPages '08では、文書作成が簡単にできるモードと、機能をフルに活用できるモードを選択可能となった。プレゼンテーションソフトのKeynote '08には「スマートビルド」機能が追加され、アニメーション作成がより簡単になった。
iWorkファイルは、Microsoft OfficeフォーマットやPDFにエクスポート可能で、逆にMicrosoft Word、PowerPoint、Excel文書をiWorkにインポートすることもできる。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 08
アルミニウムのフレームを採用した新型iMacが登場した。FSB 800MHzのCore 2 Duoを搭載し、グラフィックスにはATI RADEON HD 2000シリーズを採用。付属キーボードも薄くなった。
米アップルは8月7日(米国時間)、カリフォルニア州クパチーノで開かれたプレスカンファレンスにおいて新型iMacを発表、本日より出荷を開始した。同発表会ではCEOのスティーブ・ジョブズ氏が登壇し、新しいiMacのラインアップを説明したほか、iLife '08の紹介も行っている。

今回登場したiMacは、外装にアルミニウムを採用したのが最大の特徴。正面から見たイメージはかつてのデザインを踏襲しているものの、液晶パネル周辺に黒いふちができ、ディスプレイ部分の奥行きはさらに薄くなった。ラインアップは、20インチ液晶を搭載した2モデルと24インチの計3モデルで、従来用意されていた17インチモデルは姿を消している。



本体前面/背面/右側面
主なスペックは、20インチ液晶ディスプレイ(1680×1050ドット)を搭載する「MA876LL」が、CPUにCore 2 Duo 2.0GHz、メモリ容量1Gバイト、HDD容量250Gバイト(Serial ATA)、光学ドライブは8倍速対応SuperDrive、そしてグラフィックスにATI RADEON HD 2400 XTを採用。価格は1199ドルで従来モデルの「MA590LL」と同じ価格設定ながら、液晶ディスプレイが17インチ(1440×900ドット)から20インチ(1680×1050ドット)に拡大し、グラフィックスもATI RADEON X1600からDirectX 10世代のATI RADEON HD 2400 XTへと強化された。
同じく20インチモデルの「MA877LL」は、2.4GHz Core 2 Duo、1Gバイトメモリ、320GバイトHDD、8倍速SuperDrive、ATI RADEON HD 2600 Proという構成。価格は1499ドルと前モデル(MA589LL)から据え置きつつ、CPUを2.16GHzから2.4GHzに、HDD容量を250Gバイトから320Gバイトに、グラフィックスをATI RADEON X1600からATI RADEON HD 2600 Proに引き上げた形だ。ただし、20インチモデルは従来機種に比べて、液晶パネルの視野角が170度(上下/左右)から160度に落ちている。
一方、24インチモデルの「MA878LL」は、液晶パネルのサイズを除くと、基本スペックはMA877LLとほぼ同じ。こちらもMA877LLと同様のスペックアップを果たしながら、価格は従来モデル(MA456LL)より200ドルも安い1799ドルとなっている。なお、全モデル共通してFSBクロックが667MHzから800MHzに引き上げられたほか、CTOオプションで2.8GHz Core 2 Extreme、4Gバイトのメモリ、1TバイトのHDDを選択可能になった(24インチモデル)。



インタフェースの構成とレイアウトは従来を踏襲(写真=左)。液晶上部にiSightを内蔵(写真=中央)。メモリスロットへのアクセスも同じだ(写真=右)
インタフェースは従来モデルを踏襲しており、本体背面にヘッドフォン、マイク、USB 2.0×3、FireWire 400、FireWire 800、ギガビットLAN、ビデオ出力が並ぶほか、IEEE802.11nの無線LAN機能を内蔵。また、本体にあわせて付属のApple Keyboardも最薄部が0.89インチから0.33インチと薄くなり、キートップのデザインもリファインされた。搭載OSはMac OS X v10.4.10(Tiger)。iLife'08に加えて30日試用版のiWork'08も付属する。



新しい薄型キーボード


iLifeは'07を飛ばして'08へ。画面はiPhoto(上)とiMovie(下)
リリースの日付 : 2007 - 08 - 09
MicrosoftがVistaの信頼性や互換性の問題を解決するアップデートを公開した。
米Microsoftは今週、Windows Vistaのアップデート2件をひっそりとリリースした。
「KB938979」は、パフォーマンスと信頼性を向上させるためのアップデート。Windows Energyスクリーンセーバーを使ったときにメモリリークが起きる問題や、大容量ファイルをコピーあるいは移動する際の「推定残り時間」の計算に時間がかかる問題、RAW画像ファイル編集の際にデータが失われる問題などを修正する。
「KB938194」は互換性と信頼性を向上させるためのアップデート。ビデオドライバをアップデートしようとしたときに画面がブランクになる問題や、ビデオゲームプレイ時やデスクトップ操作時にコンピュータが反応しなくなったりリスタートする問題、一部のグラフィックスプロセッサに関する安定性の問題、その他プリンタ周りの問題などを修正する。
これらアップデートは近く、自動アップデート経由で配布されるという。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 09
招待制で限定公開していた「ニコニコ動画 モバイル」が全ユーザーに開放された。新たに動画の投稿に対応。注目動画を紹介するメルマガも発行する。
ニワンゴは8月9日、招待制で限定公開していた「ニコニコ動画」の携帯電話向けサービス「ニコニコ動画 モバイル」をリニューアルし、ニコニコ動画のIDを持つ全ユーザーに開放した。

ニコニコ動画モバイルは、携帯電話からコメント入り動画を閲覧したり、動画にコメントできるサービス。KDDI(au)とNTTドコモの3G端末に対応している。
新たに、動画の追加や、お気に入り動画一覧「マイリスト」の作成・編集が可能になったほか、有料版「ニコニコプレミアム」会員は、コメントを限定カラーで投稿できるようにした。
ユーザーが動画の下に関連商品リンクを貼り付ける「ニコニコ市場」の商品閲覧・購入も可能に。タグ検索にも新たに対応し、モバイル限定の検索キーワードランキングも始める。
注目動画を紹介するメールマガジン「ニコニコ通信」も作成し、毎日発行する。
登録は携帯電話専用サイト「http://m.nicovideo.jp/entry/normal/」から。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 10
Universal Musicはスティービー・ワンダーなどの楽曲を、期間限定でコピープロテクトなしで販売する。iTunes Storeでは販売しない。
ラスベガス(Associated Press)
米Universal Music Group(UMG)は8月9日、スティング、50セント、スティービー・ワンダーなどのアーティストの数千枚のアルバムの楽曲を、期間限定でコピープロテクトなしでオンライン販売することを明らかにした。
これらの楽曲は、アーティストのWebサイトや主要オンライン音楽ストアで販売される。AppleのiPodなど、MP3フォーマットに対応するデバイスで再生可能だ。
ただし、AppleのiTunes Storeでは販売しない。
多くのインディーズ系レーベルは以前から楽曲をコピープロテクトなしでダウンロード販売していたが、大手レーベルはデジタル権利管理(DRM)技術なしで音楽を販売すれば、オンラインでの違法コピーが増えるとして反対してきた。
しかし、先に英EMI Groupは業界他社と袂を分かち、DRMなしの高音質バージョンの楽曲の販売をAppleに許可した(4月2日の記事参照)。
今回、世界最大のレコード会社であるUMGがDRMなし販売のテストに踏み切ったことから、ほかの大手レーベルも近いうちに同じ動きに出る可能性も考えられる。
「UMGは、オンラインで所属アーティストの音楽の販路を拡大しつつ、音楽の購入方法と楽しみ方において消費者に最大の選択肢を提供する新しい方法を模索することに力を入れている」とUMGの会長兼CEO、ダグ・モリス氏は発表文で述べている。「今回のテストは今年に入ってから実施している一連のテストの一環であり、オープンフォーマットで音楽を販売することの影響について貴重な洞察を与えてくれるだろう」
同社は8月21日から1月31日までDRMなしの楽曲を販売する。
UMGは、価格や違法コピー、iTunes Storeで販売しているDRM付き楽曲の売り上げへの影響を調べたい考えだ。
「iTunes Storeからの売り上げデータを比較の基準として使う」とUMGの広報担当ピーター・ロフルメント氏は語る。
同社によると、DRMなし楽曲を販売するオンラインストアは、Amazon.com、Google、Wal-Mart Stores、Best Buy、Rhapsody、Transworld、Passalong Networks、Puretracksなど。
価格は99セントの見込みで、ビットレートはさまざまに異なる。UMGはMP3形式で楽曲を提供するが、オンラインストアは自分で選んだDRMなしフォーマットで販売できる。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 10
「Windows Vista Capable」PCは、Aeroなど重要な機能のないHome Basicエディションしか使えないとして消費者が起こした訴訟で、MSの請求が棄却された。
「Windows Vista Capable」および「Express Upgrade」プログラムは、消費者をだまして、Vistaの最も基本的なバージョンしか動かないPCを買わせるものなのか――この問題をめぐる法廷闘争の第1ラウンドは、Microsoftの敗北で終わった。
この訴訟はワシントン州カマノアイランド在住の原告ダイアン・ケリー氏がMicrosoftを相手取って起こしたもの。ケリー氏は2006年11月に「Windows Vista Capable」のステッカーがついた新品PCを購入した。
このときVistaはまだリリースされていなかったため、顧客らはWindows XPがプリインストールされたマシンを購入し、2007年1月にVistaがリリースされたときにアップグレードできるクーポンを受け取った。
ケリー氏はその後、自分のマシンではVista Home Basicしか動作しないことに気づいた。Home Basicエディションには、新しいAeroユーザーインタフェースや高度なグラフィックなど、Vista Home Premiumエディションやほかの高額な上位エディションで利用できる「重要な」機能がない。
同氏は、Microsoftのマーケティングは消費者保護法に違反しており、不当な誇大広告で、連邦保証法に反しているとして訴訟を起こした。同氏は契約違反も申し立てていたが、その後この訴えは自発的に取り下げた。
米連邦地裁のマーシャ・ペチマン判事は8月7日、この訴訟の棄却を求めたMicrosoftの請求を退け、訴訟の続行を決定した。ただし、Microsoftが連邦保証法に違反しているかどうかの判断は保留し、約2週間後にこの問題についての判決を書面で発行するとした。
Microsoftの広報担当ガイ・エスノフ氏は判事の判断についてのコメントを求められ、次のように答えるにとどめた。「裁判所が原告の申し立てのうち1件を退けたことを喜んでいる。これから検討される申し立てについて、判事の見解を楽しみにしている。これは最初の一歩であり、この先訴訟を裁判所で検討する機会を得たことを歓迎する」
Microsoftは、ケリー氏の申し立ては、Microsoftの行為によって同氏が被害を被ったとも、同氏が「Windows Vista Capable」のステッカーに影響されたとも示していないと主張してきた。同氏のPCは、Home BasicではあるがVistaを動かすことができる、とも。
これらの申し立ては裁判あるいは和解により解決されることになるが、多くの消費者はケリー氏に同情しそうだ。
Microsoft Watchの編集者ジョー・ウィルコックスは、MicrosoftはVistaを消費者の手に届ける道すがら、何度もつまづいたと指摘する。例えば、2006年3月末にVista Capableプログラムを発表したものの、その後2カ月ほど、CapableステッカーはVistaロゴだけがついたものだった。
「消費者は『Capable』はすべてのバージョンのVistaを指していると容易に思いこんでしまう。だが、MicrosoftのステッカーはHome Basic対応を意味していたのに、それが十分明記されていなかった」
また、Microsoftが「Vista Ready」プログラム――Vista Premium対応を意味する――向けの第2のロゴを発表したのは、Capableプログラムを開始して2カ月後のことだった。Vistaのシステム要件を正式に発表したのは、Vista Readyプログラムの開始後だった。さらに同社は12月にVistaのシステム要件を若干変更したとウィルコックスは言う。
ペチマン判事は今後、この訴訟を集団訴訟として認めて、同様の状況でPCを購入したほかの消費者にもこの訴訟を拡大するかどうかを判断する。この訴訟の審理は現時点では2008年10月に予定されている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 11
Google Videoからコンテンツ販売の機能がなくなり、もう1つの動画共有サービスであるYouTubeとの大きな違いがなくなってしまった。
米Googleは、自社のビデオ配信サービスであるGoogle Videoで提供していた、動画コンテンツの販売およびレンタルを8月15日で終了する。同社は動画共有サービスのYouTubeを買収後もGoogle Videoを存続させてきたが、これで両社の違いを明確に示す機能が失われたことになる。
同社は8月11日、これまでGoogle Videoのコンテンツ販売またはレンタルを利用したユーザーに、8月15日以降は、同サービスで購入またはレンタルした動画の視聴はできなくなるとメールで通知した。2007年7月18日以前に購入されたビデオコンテンツに対する補償として、同社はGoogle Checkoutボーナスを提供するとしている。同社はこの措置の理由として、「すべてのGoogleのサービスを改善するため」と説明している。
Macintoshユーザーにとって、Google VideoはiTunes Store以外で利用できるほぼ唯一のDRMコンテンツだった。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 12
Gaiaは、ブックマークを他ユーザーと共有できるほか、ユーザーを限定して共有可能。IDごとにブックマークへのアクセス権や編集権などを設定できる。
Lunascapeは8月10日、ソーシャルブックマークサービス「Gaia」と、Gaiaと連動したWebブラウザ新版「Lunascape 4.5.0 Beta1」を公開した。
Gaiaは、ブックマークを他ユーザーと共有できるサービスで、ユーザーを限定して共有することもできる。Luna ID(無料)を取得すれば利用でき、IDごとにブックマークへのアクセス権や編集権などを設定可能だ。
Lunascape 4.5.0 Beta1は、ブックマーク機能からGaiaのブックマークを利用できるようにしたほか、従来バージョンの不具合修正や動作速度の向上を図っている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 13
数々の端末を世に送り出してきたデザインプロデューサーの小牟田啓博氏が、日常で感じたこと、経験したことを書き綴る「小牟田啓博のD-room」。6月29日に米国で発売された「iPhone」は、シンプルな外見や大型タッチパネルによるデザイン効果が話題を呼んでいる。Appleのモノ作りを小牟田氏が探った。
こんにちは。小牟田です。噂の「iPhone」が、ついにアメリカで発売されましたね。
今回はこのiPhoneについて、話題になっているインタフェースやデザインを中心に、実機を手に取って感じたことをお話ししたいと思います。
“iPhoneをパッケージから取り出す”という儀式にも演出が
まず最初のiPhone効果は、ショップで実機を購入した直後から始まります。iPhoneをパッケージから取り出すまでの期待感を味わうことになるからです。
ケータイのパッケージと言えば、目新しさのないボール紙で作られている場合が一般的です。このパッケージからケータイ本体を取り出すことになるわけですが、ご存知のようにこのボール紙でできたパッケージは流通の都合のみが優先されてデザインされているように思えます。
それに対してiPhoneはコンパクトでシンプルにまとめられたパッケージで、デザインのまとまり感もいい。この開封がとても楽しい儀式として演出されています。これはApple製品全般に言えることで、ドキドキ、ワクワク感の演出とも取れる、センスよくデザインされたパッケージが、製品を買ってきて家で開封するときの気分を盛り上げてくれます。 ところが国内でケータイを買う場合、新規登録を行うために購入者本人より先にショップ店員がパッケージから本体を取り出してしまいますよね。日本では回線契約の手続きをして端末を受け取るというスタンスですが、iPhoneの場合、端末の購入後に回線手続きという流れなので、一般的な家電製品と同じように購入者がこの開封を行うことになるのです。
さらにパッケージの中には、いわゆるケータイのマニュアルらしいものが見当たりません。これはiPhoneを買う顧客はPC環境がそろっていることが前提……という発想からだと思います。でも、これによって“買ってきてすぐに使える感”がしっかりと伝わってきます。
実はケータイのマニュアルって、ほとんど読まれないにも関わらず印刷部数は数十万部から数百万部に上るという隠れたミリオンセラー的な、ちょっと皮肉な事実があるのです。
いよいよiPhoneを手に取った印象です。「iPod」を少し大きくして、少し重たくしたような印象を受けました。ブラックの前面にシルバーの背面。フェイスのブラックは液晶ディスプレイの色を見やすく引き立たせる効果があります。さらに、液晶が点灯していないときの黒がなじむようデザインされています。
それに対して側面から背面までワンモーションで回り込むシルバーの筐体は、パーティングライン(パーツの継ぎ目)や余計な段差がないためにハンドリングがとても良好です。この部品はアルミニウムにブラスト処理(梨地処理)を掛けたしっとりと落ち着いたデザインに仕上がっています。
前面下部には1つだけ丸いキーがあって、側面に上下スクロールのキーとスライドキーが付いています。天面は電源キーがあるだけの非常にシンプルな作りです。
前部を覆うクリアなパネルは、通常使用されるアクリルやポリカーボネートといった樹脂素材ではなく、強化ガラスが採用されているのではないかと思います。材質については、いずれメーカーのエンジニアの方々が分解して検証してくれるでしょうから、それまで待ちたいと思います。
ケータイやデジカメにアルミが採用される場合、大抵プレス加工をしたものが採用されています。しかし、iPhoneのアルミ筐体はプレス加工の限界を超えた側面形状をしているので、切削加工(削り出し)が採用されているとも想像できます。
これらの処理は、工業生産上の効率やコストの面から考えにくい、非常に手間のかかる加工方法ですから、真偽のほどは分かりかねますが……。これもいずれどこかで誰かが解き明かしてくれるでしょう。
一般的にAppleの製品といえば白やシルバーなどの明るい落ち着いたイメージがあるにもかかわらず、今回のiPhoneはブラック&シルバーの取り合わせです。これは、そのモノのデザインを、理屈と造形、そしてボディーカラーのすべてで究極まで突き詰めた1つの回答といえるのではないでしょうか。
たった1つのキーが違和感をなくし使いやすさを向上
次に話題の、そして気になるインタフェースについて触れてみましょう。
まずその大きな3.5インチタッチパネルディスプレイに目を奪われます。この大型ディスプレイに指を触れることでiPhoneを操作します。
でも、操作のすべてをタッチ操作で完結しているのではなく、前の画面に戻りたいときや、メインメニュー画面に飛びたいときなど、要所要所で正面下部にあるキーを併用します。
実はたった1つのこのキーがあることで、とてもユーザーフレンドリーな感覚を得ることができるのです。人のイメージは我々が思っている以上に想像力があって、ひとたびアクセスを開始すると頭の中のイメージでは階層構造に入り込んでいきます。
イメージの中であれこれと操作をしていて、それを無意識に手が動作としてこなしている。この一連の動きに違和感なく追従してくれるデバイスは、“使いやすい”と評され、そうでないと“使いづらい”と烙印を押されてしまうのです。
iPhoneの場合、イメージで操作を進めるとき、時折前面のキーを押すことでデバイスにアクセスしている空想イメージの世界と、具体的な操作をしている現実の世界を行ったり来たりしてバランスを取りながら作業をしていることになります。
さらに、ちょっとしたアナログ的な感覚の心にくい演出表現を、ところどころに見ることができます。たとえば縦方向のリスト画面をスクロールするときには、指で画面を縦方向になぞって操作をするのですが、上下にそれぞれリストの終わりがあります。iPhoneではこの終わり部分を越えてユーザーの指がスクロール指示をした場合、指の動きを優先させて画面を一度リストの終わりを越えてスクロールさせ、指を離すとリストがスッと戻る動きを表示します。
この感覚によって、デジタルよりもヒトの操作を優先させたイメージとして違和感なく使うことができるのです。この表現によって感覚的なプロダクトとヒトとの距離を自然なものにしています。
また不要なデータを削除するときには、削除データをゴミ箱に捨てるという作業を行いますが、その表現をゴミ箱のフタが開いて、その中にデータがギューッと吸い込まれていくようなアニメーションにしているのがとても面白く感じました。
これらのインタフェース表現は“ゆとり感覚”とでも言ったらいいでしょうか。これはAppleのインタフェースに見られる、昔から一貫したものです。こういったアクションを大切に作り込むあたりのセンスは、見事としか言いようがありませんよね。
ゆとり感覚といえば、着信音にも同じことが当てはまります。着うたが一般的になった日本のケータイ環境では、ケータイからは歌が流れるものと思っている風潮があります。しかし、iPhoneではメロディー的なものは用意されていないようです。
たとえば、Doorbell、Duck、Motorcycle、Pinball、Robot……など、着メロ、着うたを当たり前に思っていた環境からすると、“こんなんでいいんだよな!”という目から鱗の安心感とセンスのバランス感を感じました。
Appleの一貫した製品バランスの良さがiPhoneを生んだ
こうしてiPhoneにじかに触れて感じたのは“非常にニュートラル”であるということです。“これでいいんだ!”とプロダクトに対して強く思わせてくれました。
Appleのプロダクト全般に見られる一貫した製品バランスの良さが、世界中の多くのユーザーに期待を抱かせているのでしょうし、世界中で騒がれているということなのだろうと思います。iPhoneは広く多くの人たちに使ってほしいという願いが込められたデバイスなのであって、決して一部のマニアやリテラシーの高い特定の人だけのモノではないということです。
Appleの筐体デザインやインタフェースデザイン、モノ作りの思想を見てみると、なにもこのiPhoneで突然生まれた特別なものではなくて、脈々と進化し続けてきたAppleのモノ作りに対するこだわりが見えてきます。
その1つとして先にお話しした、ゴミ箱のインタフェースを始めとする“ゆとり感覚”は、一昔前に登場した「Newton MessagePad」で既に採用されていたものです。またAppleの歴史は、プロダクトデザインの歴史であるとも言えます。このあたりを少しさかのぼって見てみましょう。
Apple Computer(当時)の事実上の量産初号機はAppleIIでした。このAppleIIの筐体デザインを手がけたジェリー・マノック氏が同社プロダクトデザインの源流を作り、今も色あせないシンプルで完成されたデザインの歴史的な一体型PCであるMacintosh(Mac)へとつながっていきます。
その後、ドイツからハートムート・エスリンガー氏が参画し、スノーホワイトデザインを確立。清潔でセンスの良い一般コンシューマー向けPCはこのスノーホワイトデザインによって確立されたと言っていいでしょう。
エスリンガー氏のデザインコンサルティング会社は、後に有名なfrog designへと進化することとなります。このfrog designが世界をリードするAppleデザインのポジションを不動のものにまで押し上げたのです。
このあたりからPCがパーソナルな機器として、ヒトの生活に密着しはじめます。それからしばらくすると、一時停滞しかけたApple Computerですが、社内デザイナーのジョナサン・アイブ氏が手がけたiMacでは、トランスルーセント(スケルトン)ボディーを採用して、デザイン業界の物議を醸し出すも“新たなトライをする企業”という印象を大きくアピールすることとなりました。
ビジネス面でも、このiMacの登場によって大きく業績を回復したと聞いています。その後、アイブ氏はiBookやPower Macintosh G3、G4、Mac Proと続々とデザインを進化させていき、Apple Computerの副社長にまでなっていきます。ちなみにこのiMacは、今のAppleデザインの印象からするとずいぶんファニーなデザインに見えますね。
G3からG4、Mac ProとiMacのテイストがベースとされつつも、徐々にですがシンプル路線にチェンジしていきます。ノートPCも同様、アルミニウムを使ったシルバーや白一色、あるいは黒一色を基調としたミニマルなデザインを採用し続けています。こうしたシンプルでミニマルなデザインの進化の中で、ご存知iPodが生まれてくることになるのです。
今から5年ほど前でしょうか、そんなシンプル路線のデザインを展開していて、iPodの登場する少し前くらいだったと思います。「Appleがケータイを作りたいと企んでいる」というかなりリアリティーのある噂が、リアリティーのある筋からの情報を元に、デザイン業界で話題になり始めていました。
ちょうど僕がau(KDDI)で「INFOBAR」の開発に着手して間もないころだったでしょうか。それからほどなくしてiPodが登場してきましたから、僕としてはiPhoneの登場までの道筋は何となくですが見えていました。このiPodの存在というのは、いろいろな意味で今のiPhoneにつながってきますよね。
このiPhoneの通信部分のパフォーマンスは、市場が3Gメインなのに対して2G(GSM)ですから、そのスペックからするとたいしたことはありません。ただ、感覚的なセンスの部分とデザインや妥協のないモノ作りのおかげで、普通に使う分にはこれでいいんだと思わせるバランスのよい完成度になっています。
もちろん、ハードとしてもインタフェースとしても課題はいくつか見受けられます。けれども、それは今後の進化に期待したくなるまでの世界観にしっかりと到達していて、そのメッセージが確実に伝わってきます。今後の進化の余地が期待感となっているわけです。
このトータルバランスのセンスは、我々モノ作りの現場にいる者としてはしっかり受け止めて、学び取る必要があると思うのです。そんなモノ作りの切磋琢磨、技術に裏付けされた進歩が僕らの生活レベルを楽しく向上させてくれます。
Appleによる世界一級のセンスの良いモノ作り、さすがですね。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 13
子供たちは「お父さんはいつもやっている」「CDやDVDは高過ぎる」といった理由で、違法ダウンロードを正当化している。
子供らは違法ダウンロードのリスクを認識しながらも、罪悪感は感じていないようだ――欧州連合(EU)の欧州委員会が先週、インターネットと子供の安全に関する調査の結果を発表した。
この調査はEU加盟国27カ国およびアイスランド、ノルウェーの9〜10歳の子供と、12〜14歳の子供を対象に行った。調査対象は全員インターネットを利用でき、少なくとも1カ月に1回は使っているという。
子供のインターネット利用目的で特に多かったのは、オンラインゲームと興味のあることに関する情報の入手。宿題のための調べ物にインターネットを使う頻度も高い。ただし、インターネット上の情報が必ずしも正確とは限らないことはほとんどの子供が認識していた。インスタントメッセージング(IM)やチャットの利用は特に年長の女児の間で多かった。ブログの執筆や閲覧、ファイルの共有(音楽や写真など)の利用はさほど多くはないという。
また、年長の子供の間ではコンテンツのダウンロードが浸透していた。大半のダウンロードが違法であることを知りながらも、多くの子供は「違法なのかよく分からない」「みんなやっている」「個人的な利用だからいい」「アーティストはもう十分に金を持っている」「CDやDVDは高過ぎる」などの理由を挙げて正当化したり、違法性を過小評価しているという。「お父さんはいつもやっている」と答えた子供もいた。
またこの調査では、携帯電話の利用についても調べた。調査対象の子供のうち、9〜10歳の子供の4人に3人、12〜14歳の子供の10人に9人が携帯電話を持っていた。年少の子供は保護者との連絡が主目的で、年長の子供は友人とつながることを重視している。
インターネット上のリスクについて聞いたところ、子供たちはウイルスやハッキング、スパム、ポルノや暴力的なコンテンツ、詐欺的な商品やサービス、悪意を持った大人、いじめ、違法ダウンローなどを挙げた。こうしたリスクへの対策として、知らない人との接触やオンラインショッピングを避け、個人情報や口座情報を教えない、むやみにコンテンツをダウンロードしないなどが挙がった。
また、多くの子供は保護者がフィルタリング技術を導入しているとし、保護者が閲覧記録をチェックしていると答えた子供もいた。子供らはこの種の監視を受け入れているが、保護者がブログや電子メールを見るのは受け入れられないとしている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 13
ニワンゴは8月13日、「ニコニコ動画」の携帯電話向けサービス「ニコニコ動画 モバイル」のユーザー数が、同日付で13万人を超えたと発表した。
NTTドコモとKDDI(au)の3G端末から動画を視聴したり、コメントを付けられるサービス。招待制だったが、9日に全ユーザーに開放した。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 13
PSPゲームでインターネット対戦を可能にする「XLink Kai」の日本語β版が公開された。
プラネックスコミュニケーションズはこのほど、「PSP」など家庭用ゲーム機の通信機能をインターネット経由で利用できるようにするソフト「XLink Kai」の日本語β版を同社サイトで公開した。
PSPなどの通信対応ゲームをインターネット経由でも遊べるようにするソフト。PSP「モンスターハンターポータブル2nd」などで、ネット経由で協力プレイや対戦などが可能になる。プレイステーション 2やXbox、ゲームキューブにも対応している。
これまで英語版が無償公開されていたが、日本のユーザーには敷居が高かった。同社は開発元のTeam XLinkと提携。日本語化することで使いやすくし、無線LAN市場の拡大につなげたい考え。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 14
Microsoftは、未使用のテレビ周波数帯を使うインターネットデバイスをFCCに提出したが、この試作機はテストに合格しなかった。
ワシントン(Associated Press)
米Microsoftは8月13日、未使用のテレビ用周波数帯を介して高速インターネットサービスを提供する計画をめぐり、プロトタイプとして米連邦通信委員会(FCC)に提出したデバイスがなぜテストに落第したかについて、非常にシンプルな理由を説明した。このデバイスは壊れていたのだという。
FCCは7月31日、このプロトタイプデバイスでは未使用の周波数帯を正しく検出できず、ほかのテレビ番組やワイヤレスマイクの信号と干渉する可能性があると指摘した。
この結果を受けてMicrosoftは13日、FCCに書面を送り、その後のテストの結果、このデバイスには欠陥があることが分かったと説明している。
Microsoftとそのほか数社のIT企業の幹部らは先週、FCCのエンジニアと会合を持ち、「このデバイスは動作が不適切で、内部のコンポーネントが壊れている」との結論に達した、とMicrosoftの政府渉外担当マネージングディレクターのジャック・クルムホルツ氏は13日の声明文で説明している。
「FCCのテスト結果が異常だったのはそのせいだ」と同氏。
FCCの広報担当者はこの件に関するコメントを断っている。
MicrosoftはFCCに提出した書類において、控えとしてもう1台適切に動作するデバイスを送ってあったが、FCCはそちらのデバイスはテストしなかったと説明している。
Microsoftは、未使用のテレビ用チャンネル(「ホワイトスペース周波数帯」とも呼ばれている)を介して高速インターネットサービスを提供することを目指した企業連合に参加している。
この企業連合はFCCに2種類のプロトタイプデバイスを提出しており、1つはMicrosoftが開発したもので、もう1つはオランダのRoyal Philips Electronics傘下の米Phillips Electronics North Americaが開発したものだった。
同連合によると、Philipsのデバイスは研究室の環境においては、テレビとワイヤレスマイク両方の信号を検出できたという。
FCCのエンジニアリングオフィスは16日に聴聞会を開き、このテストに関する概要を提供するとともに、両デバイスのさらなるテストを求める提案について検討する予定だ。
FCCのケビン・マーティン会長は、ホワイトスペース周波数帯が活用されることを望んでいるが、その一方で、テレビ局からの抵抗にもあっていると話す。テレビ局は、そうしたデバイスがうまく機能せず、テレビ番組に影響を及ぼす可能性を危惧している。また、連邦政府により義務付けられ、2009年初頭に予定されているアナログ放送からデジタル放送への移行に支障をきたす可能性も懸念されている。
ホワイトスペース連合は、最終的にはFCCがホワイトスペース周波数帯を高速インターネットサービス向けに割り当てられると確信している。そうした高速インターネットサービスは、特に農村地域にとって、便利で手頃な価格のサービスとなるだろう。
タイムテーブルによると、FCCは免許なしのデバイスをホワイトスペース周波数帯で動作させるためのルールを10月までに採用し、技術的要件を満たすデバイスの認証を開始する見通し。いずれにせよ、そうしたデバイスが販売されるのは、2009年2月にテレビ放送のデジタル化が完了してからのこととなるだろう。
ホワイトスペース連合にはMicrosoftとPhilipsのほか、Google、Dell、Hewlett-Packard(HP)、Intel、EarthLinkなどの企業が参加している。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 14
「Vista Capable」というステッカーが付いたPCを見れば、誰だってVistaを実行できると思うだろう。だが実際は……。
Vistaを買わない理由であれば、わたしはいくらでも指摘できる。でも、わざわざそんなことをする必要もなさそうだ。なにしろ、米Microsoftは自ら、Vistaの評判を落としてるようだから。
例えば、米連邦地裁のマーシャ・ペックマン判事はちょうど先ごろ、Microsoftが虚偽広告を行ったとする集団訴訟の受理を決めたところだ(8月10日の記事参照)。では、Microsoftはどんな虚偽広告を行ったというのだろう?
皆さんは、数カ月前に「Windows Vista Capable」というステッカーが貼られたPCがたくさん出回っていたのを覚えているだろうか? このステッカーを見て、誰もが、そうしたPCにはVistaを実行する「能力がある(capable)」のだろうと考えた。この訴訟の論点は、そうしたステッカーの貼られたXPシステムが実際にはWindows Vista Home Basicを実行する能力を備えるにすぎなかったという点だ。
皆さんはVista Home Basicをご覧になったことがあるだろうか? その役立たずぶりはあまりにもひどいものだ。とにかく、Vista Home Basicでは、Vistaの一見魅力的なAero Glassインタフェースを実行できないだけでなく、DVDオーサリングのサポートもなければ、Media Centerのサポートもない。Windows XP Home SP2と比べてダウングレードと言っても過言ではないくらいだ。
もちろん、そうしたVista Capableマシンを購入した人たちは、そのマシンでHome Basicを実行するつもりだったわけではない。彼らはVista Home PremiumかVista Businessを実行するつもりだった。というより、次のように言ったほうが、より正確だろう。彼らはVista Home PremiumかVista Businessを実行しようとしていたのだ。そしておそらく、そうした哀れな人たちの中には、最上位エディションのVista Ultimateを実行しようとした人だっているはずだ。
そして実際にどうなったかと言えば、彼らは本当のところVista Capableマシンには「能力がない(incapable)」ことに気付かされた。まったく、やってくれるぜ、Microsoftは! MacファンやデスクトップLinuxのユーザーからではなく、Microsoftの顧客の間でVistaのことを「Windows Me II」と揶揄する声が上がっているのも、なるほど、無理からぬことだ。
やれやれ。
もう忘れてしまった人のために説明するが、Windows Millennium Edition(Me)はそれまでのWindowsのなかで最もひどいバージョンだった。そう、おそらく、最悪のバージョンだった。このランキングにはWindows 1.0も含まれている。どのみち、Windows 1.0には誰も何も期待していなかったけれども。
ところで、MicrosoftはVistaに関して、もう1つ別のステッカーも使っていた。それは、「Windows Vista Ready」というものだった。Vista ReadyのPCは、理論的には、ただ単にVistaを実行する「能力がある(capable)」だけでなく、Vistaの実行に「対応している(ready)」ということだったのだろう。あるいは、逆に、こうしたシステムはただ単に「対応している(ready)」のではなく「能力がある(capable)」ということだったのだろうか?
eWEEKの定期的な読者であれば、より優れたマシンがVista Readyとされていたことをご存知だろう。だがCircuit CityやBest Buyで買い物をする人たちのうち、一体どれだけがその違いを知っていただろう?
顧客にいろいろ情報を提供するのは販売スタッフの役割だって? 勘弁してくれ! だって、中古車のセールスマンとコンピュータのセールスマンの違いは分かるだろう? 中古車セールスマンは自分が嘘を言っていると分かって嘘を付くものだ。
だが、コンピュータの販売スタッフを笑い者にすべきではないだろう。結局のところ、彼らだって、実際に何を知っていたというのだろう? Microsoftが企業向けにVistaのハードウェアの互換性をテストするためのツールをリリースしたのは、ようやく2月20日になってからで、これは、Microsoftが昨年11月に企業向けにVistaをリリースしてからほぼ3カ月後、1月30日に一般向けにリリースしてから3週間後のことだった。
さらに言えば、今、MicrosoftのVista Capableサイトを見てみると、「Vistaマシンには最低でも800MHzのプロセッサと512MバイトのRAMが必要」という、何とも馬鹿げた説明が書かれている。これでVistaに対応だって!? 違うだろう! これではせいぜいXP Pro Capableだ。
そしてさらに重要なことは、わたしが思うに、裁判所だって、これがVista Capableマシンのシステム要件であるとは考えないのではという点だ。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 15
Enterprise 2.0 Conferenceの基調講演では、WikiやマッシュアップなどのWebベーステクノロジーを業務環境に持ち込まざるを得ない時代がやがて到来するはずであり、ITマネジャーは今から準備をしておく必要があるということであった。
ボストンで先日開催されたEnterprise 2.0 Conferenceの基調講演で語られていたのは、現在普及が進みつつあるWikiやマッシュアップなどのWebベーステクノロジーを業務環境に持ち込まざるを得ない時代がやがて到来するはずであり、ITマネジャーは今から準備をしておく必要があるということであった。つまり新世代の従業員にとってはこうしたツールを自宅で使うことが当たり前になっているので、勤務時間内であってもこれらのサービスにアクセスできて当然と主張してくるようになる、というのである。
SAP のジェネラルマネジャーを務めるデニス・モーレ氏が、今からITマネジャーが予期しておくべきこととして語っているのは、こうしたソーシャルテクノロジーの普及に追随する形で、それを使いこなす従業員は少数派ではなく多数派の位置を占めるようになるであろう、ということである。同氏がそれを示す資料として引用しているのがIDCによる最新の調査報告であり、そこには従業員がブログを使っている企業は45%を占め、従業員がWikiを使っている企業も35%に達していることが示されている。
ほかの演者の1人である、Cisco Systemsの上級副社長を務めるマーティン・デ・ビアー氏も、これと同様の発言をしている。同氏の主張は、職場でのWeb2.0サイトやサービスへのアクセスを認めない場合、そうした企業は将来的に優秀な人材を失うことを覚悟しなければならないというものだ。同氏が指摘しているのは、これから大学を卒業して就職しようとしている世代にとってブログやソーシャルネットワークなどのWeb2.0サイトは、ごく日常的に使用するツールと化しているという点である。つまり現役世代の従業員が抱いている、就業時間中に個人的な電子メールへのアクセスを行えて当然という感覚が、こうした若い世代にとっては、いつでもWeb2.0ツールにアクセスできて当然という感覚になってくるのだ。
モーレ氏が指摘しているのは、コンピュータやインターネットへのアクセスが一般化したことでこうした問題がさらに複雑化しており、期待されるレベルがより一段と高まったという点である。このようなモーレ氏の主張は、『Information Week』において次のような形で引用されている。「今から10から20年くらい前、職場に対して自宅と同等のコンピューティング環境を要求することは一般的な行為ではありませんでした。ところが新たな世代は、自宅で最新鋭のコンピュータテクノロジーを日常的に利用しています。……そして人間とは、自分の親しんだテクノロジーを仕事でも使用したがるものです。日常生活で最新のテクノロジーを満喫している人々は、会社側のITインフラの整備を待つということはしてくれません」
こうしたメッセージをITマネジャーや経営者サイドに送っているのは、ビジネスコンサルタントたちも同様である。例えばCollaboration Success Advisorsの主任アドバイザを務めるマイケル・サンプソン氏は、職場環境のWeb2.0サービス化に関しては新世代の従業員が大きな影響力を及ぼしているとITManagersJournal.comに語っている。「30から35歳以下の世代にとって、こうした機能は日常的に使用しているものであり、職場環境でも同等なものが提供されて当然と思っていますから、時代遅れのITシステムに関しては率直な意見を突きつけてくるでしょう。現代社会においては、いわゆるITの大衆化によって、職場よりも自宅の方が最新鋭のITデバイスがそろっているという現象がむしろ一般化しているのです」
専門家が注意しているのは、仮に職場において、Wiki、ブログ、ソーシャルサイトの利用を禁じても、それは隠れてアクセスする人間を増やすだけということである。つまり、こうしたサービスに社内から安全にアクセスできる環境をITマネジャー側から整備しておかない限り、正規のファイアウォールを回避してアクセスする従業員が出てきて、結果的に社内のネットワークインフラストラクチャを危険に曝すことになるのだ。
それでは会社側は、何故これらの新規テクノロジーの職場での使用を認めたがらないのであろうか? そうした点については、ビジネスプロセス管理コンサルタント業務を開業しているサンディ・ケンスレイ氏がIT Business Edge上で最近提示した見解があり、そこでは既存の企業文化としてのコミュニケーション態勢が無秩序化することを恐れているのが1つの大きな要因とされている。そして企業側がこうしたテクノロジーの正式採用に踏み切る際は、ドキュメントの共有化というメリットを評価してWikiから始めるのが一般的だとのことだ。実際、Web2.0の試用をWikiから始めることは、こうした形態のコミュニケーションを会社側である程度は管理できることを意味し、従業員側としても新世代のツールを業務に取り込むことができる。
サンプソン氏は、こうした新世代テクノロジーをIT部門がこれから導入しようとする場合、次の2点を検討する必要があるとしている。「これらのツールが具体的にどのようなものであるかを調べることと、(その後)導入準備に向けたグループやチームを社内に組織して、既存のツールに対してどのような異なる結果が得られるかを実地に調査することです」
リリースの日付 : 2007 - 08 - 16
XenSourceを買収した「新生Citrix」は、仮想化技術の開発を急ぐMicrosoftにとって魅力的な買収ターゲットかもしれない。
Citrix Systemsによる5億ドルのXenSource買収は、MicrosoftによるCitrix買収の前触れなのだろうか?
The 451 Groupのブレノン・ダリー氏とその同僚など一部のアナリストは、そうだと考えている。
「Citrixは、Microsoftのソースコードへのアクセスを基に、10億ドルを超える規模のビジネスを築いた。Microsoftの次期ハイパーバイザー技術ViridianのコードにXenSourceが独占アクセスできることが、この取引の重要な要因だ」とダリー氏は8月15日、eWEEKに語った。「Citrixにとって、Viridianは次のビジネスのための基本的なOSコンポーネントになる。Windows Terminal ServerがPresentation Serverにとってそうであったように」
MicrosoftがXenSourceの買収に踏み切る可能性もあったが、その可能性を阻んだのはXenハイパーバイザーに関する知的財産問題だ。XenはGNU General Public License(GPL)の下でライセンスされており、Red HatとNovellのSUSE Linux部門のディストリビューションに採用されている。
「XenSourceが2006年6月にViridianソースコードに関してMicrosoftと提携して以来、買収は妥当に思えていた。だがオープンソースは依然として、レドモンドの重鎮たちにとって障害だ」(ダリー氏)
CitrixとXenSourceを統合した後の企業をMicrosoftが買収すれば理にかなう。それにより、MicrosoftはXenSourceの事業の厄介なGPLの側面から距離を置くことができ、それと同時に独自のサーバコンソリデーション製品を、信頼できる仮想化デスクトップユーティリティスタックに融合させられるだろうと同氏は言う。
「CitrixとXenSourceは、IBMのEclipseのように、オープンソースXenプロジェクトを非営利組織にスピンアウトすることを話し合っている」とThe 451 Groupの上級アナリスト、レイチェル・チャルマーズ氏は語る。
その時点で、統合後の企業は純粋にプロプライエタリなソフトベンダーになり、XenあるいはMicrosoftのViridianでホスティングされる仮想マシンを管理する製品を持つだろう。それがCitrixを「Microsoftにとって魅力的な買収ターゲット」にする。チャルマーズ氏はそう話す。
MicrosoftがCitrixを買収すれば、Citrix Presentation Serverが生み出す企業向けWindows関連の売上高10億ドルを手に入れられるとダリー氏は語り、統合後の新生Citrixの買収を狙うのはMicrosoftだけではなく、Hewlett-Packard(HP)やCisco Systemsも参戦してくるだろうと指摘する。
同氏は、特にVMwareが仮想化分野をリードしてきた中で、Microsoftが遅れているViridianに熱心に取り組み、その一方でXenSourceとの技術協力にも取り組んでいることから、仮想化市場の競争は過熱していると語る。
「XenSourceもMicrosoftも、VMwareのIPOが脱線の要因になることを望んでいる。VMwareは仮想化市場で両社のずっと先を行っているが、まだ市場は初期の段階だ。MicrosoftはViridianのための時間稼ぎとして、できるだけ市場を減速させようとしている。Viridianのデビューを延期しなければならなかったからだ」(同氏)
だがCitrix、XenSource、Microsoftは等しく、買収完了から少なくとも1年の間は統合や計画に手を取られることにもなり、VMwareに販売に集中する時間を与えることになると同氏は指摘する。
MicrosoftのSystem Centerおよび仮想化担当ジェネラルマネジャー、ラリー・オレクリン氏は、Microsoftと新生Citrixの提携がより密になるとにおわせ、仮想化分野の巨大なチャンスに触れた。
「CitrixとXenSourceはMicrosoftの戦略的パートナーだ。当社はこのコラボレーションが今後、今日のXenプラットフォームと新しいWindows Server仮想化技術のより緊密な関係を生み出すと確信している」(同氏)
「本日のCitrixによるXenSource買収、そして最近のVMwareのIPOは、仮想化市場の動的な性質を強く示すものだ。全世界のサーバのうち、仮想化されているのは現在5%足らずと、この市場はまだ緒に就いたばかりで、革新と顧客にとってのチャンスに満ちている」
ダリー氏とThe 451 Groupの同僚はこの見方に賛成し、8月15日に発表された調査報告書では仮想化市場は3者を中心に回っているとしている。「市場の寵児VMware、若い血潮とこれまでの財産を持つCitrix、MicrosoftのViridianの(潜在的な)脅威の3つだ。Viridianは今のところ2008年第3四半期に登場予定で、Microsoftが完全に手の内を見せるまで、CitrixとVMwareには12カ月の猶予がある」
VMwareは約85%の市場シェアを持ち、VI3技術で完全に統合されたスタックを提供し、第3世代仮想化技術を代表している。一方ViridianとXenベースの製品(SUSE Linux Enterprise Server 10、Red Hat Enterprise Linux 5、XenEnterprise、Virtual Ironなど)は依然として第2世代の製品だとこの報告書にはある。
「重要なのは、CitrixがXenSourceに、VMwareに価格圧力をかけるのに必要なチャネルインフラを与えるだろうということだ。その一方でXenのSymantecおよびVeritasとの重要な、拡大中の提携――XenSourceのピーター・レビンCEOがVeritasの初期の社員だったことを思い出してほしい――は、企業顧客に受けの良いストレージの世界とのつながりをもたらす。それは、CitrixがVMwareとEMCの関係に対抗する手段となる」(報告書より)
リリースの日付 : 2007 - 08 - 16
「イオン風」でCPUを冷やす新技術
パーデュー大学の「イオン風エンジン」を従来のCPUファンと組み合わせると冷却効率が大幅に高まる。もっと発熱が少なくて薄いノートPCが実現するかもしれない。
2007年08月16日 13時03分 更新
CPUの冷却を大幅に向上させるかもしれない新技術「イオン風エンジン」を、米パーデュー大学が披露した。
同校の研究者は、この技術が熱伝達率(冷却率を表す)を250%向上させることを示した。研究者は「われわれのアプローチは冷却率を40〜50%高めるだろう。250%は尋常でない」と述べている。
この実験で使った冷却デバイスは、プラスの電荷を帯びた陽極を、マイナスの電荷を帯びた陰極の約10ミリメートル上に配置している。デバイスに電圧をかけると陰極が陽極に向かって電子を放出し、電子は空気の分子と衝突してプラスイオンを生じる。プラスイオンは陰極に引きつけられ、これが「イオン風」を発生させる。
この冷却デバイスをコンピュータCPUの上に取り付けると、イオン風がCPUの表面の空気の流れを増やす。赤外線イメージングで測定したところ、このデバイスはおよそセ氏60度の熱を35度程度にまで下げた。また従来型のCPUファンと組み合わせて使った実験では、CPU表面の空気の流れを増やしてファンの効率を高めたという。
従来の冷却技術は、空気が物体の上を流れる際にその表面に最も近い空気分子が動かないという「ノースリップ」効果のため、CPU表面の空気の流れが抑えられる。だが、イオン風の効果と従来のファンを組み合わせれば、CPU表面に近いところで空気の流れを起こして、この問題を解決できるかもしれない研究者は述べている。
次の課題は、この技術をミリメートルレベルからマイクロメートルレベルに小型化し、頑丈にすることだという。これが実現できれば3年以内にコンピュータに搭載できる可能性があり、もっと発熱が少なくて薄いノートPCの設計に役立つかもしれないと研究者は述べている。
この成果は「Journal of Applied Physics」の9月1日号に掲載される予定。この研究はIntelから資金援助を受けている。

イオン風エンジンを載せたシリコンウエハーを手にしている研究者
リリースの日付 : 2007 - 08 - 16
全世界が電子メールで使っていて、中国語にすると「彼を愛している」という意味になる――子供に「@」と命名しようとした父親はこう説明した。(ロイター)
ある中国の夫婦が自分たちの子供に「@」という名前を付けようとした。電子メールアドレスに使われているこの文字は、自分たちの子供への愛を表していると主張して――。公用語の使用を推進している政府機関の関係者が8月16日に明らかにした。
この型破りな名前は、アルファベットの代わりに画数の多い文字を使って言葉を表す中国語では特に際立っている。
「全世界が@を電子メールに使っている。これを中国語にすると『彼を愛している』という意味になる」と父親は説明したと、中国言語委員会の副委員長リー・ユミン氏は語る。
「@」は中国の電子メール利用者にはおなじみで、たいてい英語の「at」と同じ読み方をする。「T」の音を長く伸ばすため、標準中国語を話す人には「彼を愛している」を意味する「愛他(ai ta)」に聞こえる。
リー氏は公用語に関する記者会見で、@という名前は、商業化とインターネットが慣習を破壊する中で、人々が中国語に対して次第に冒険的なアプローチを取っていることを示す極端な例だと語った。
別の夫婦は、英語で「King Osrina」と聞こえる名前を子供に付けようとしたという。
リー氏は、当局が@という名前を受け入れたかどうかを明らかにしなかった。だが中国政府は今年に入ってから、アラビア数字、外国語、中国少数民族の言語にない記号を使った名前を禁止すると発表した。
中国では6000万人が、自分の名前に使われている文字が古すぎてコンピュータで認識できないという問題を抱え、言葉に堪能な人でさえも頭を抱える事態になっているとリー氏は語ったと、中国政府のサイトに掲載されている会見の記録に記されている。
その1人が元総理の朱鎔基(チュー・ロンジ)氏だ。「鎔」は珍しい文字で、新聞の編集者には頭痛の種だった。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 17
iWorkの表計算アプリケーション「Numbers」はかなりの関心を集め、「もうExcelには戻らない」と賞賛するユーザーもいる。だが、スクリプトをサポートしていない点などには不満の声も。
ユーザーや開発者の反応を見たところ、Appleの8月7日のスペシャルイベントの最大のニュースは、スティーブ・ジョブズCEOが言うところの「普通の人」のための新しい表計算ソフト「Numbers」のデビューだったようだ。
NumbersはAppleの79ドルのソフトウェアスイート「iWork '08」の一部。このスイートにはプレゼンテーションソフト「Keynote」、ワープロ・ページレイアウトアプリケーション「Pages」の新版も含まれる。Pagesの新版はMicrosoft Word 2007文書を開ける。現時点ではMac用WordのユーザーがWord 2007ファイルを開くには、Microsoftのファイルコンバータのβ版を使わなくてはならない。
Apple製の「表計算アプリケーションはかなり期待されていた」とコンピュータショップFirstTech Computerのプロダクトマネジャー、フレッド・エバンズ氏は言う。「たくさんの人がMicrosoft Officeを買っているが、彼らは欲しいからではなく、買わなくてはならないから買っている」
エバンズ氏は、iWork '08の「評判は、全体的に良く」、同スイートが発表された日から、FirtsTechには問い合わせの電話が来ていると話す。
iWork '08の「売り上げは上々だ」と同氏は語り、それに比べると旧版iWorkの売り上げはそこそこだったと付け加えた。
Numbersが加わったことが、その違いを生んだのだろうと同氏は指摘する。「特にNumbersにかなりの関心が集まっている。人々は見た目や、項目の並べ替えの簡単さを気に入っている」
しかし、ほとんどの人は同氏に、NumbersがMicrosoft Excelの代わりになるのかどうかを聞いてくるという。同氏は、Numbersは「個人向けで、おそらくオフィスや企業向けではない」と答えている。同氏は、Appleがサイトライセンスを提供していない点を指摘、そのようなライセンスがあれば、大規模導入する上でもっと魅力的になるだろうとしている。
だが、Mac OS X向けカタログ化アプリケーション「Delicious Library」を開発するDelicious Monsterのような小規模企業にとっては、NumbersはすぐにExcelの代わりになるものだった。
「購入したその日にNumbersを起動した」とDelicious Monsterのウィリアム・ジョン・シプリーCEOは語る。同氏は、会社の毎週の売り上げを記録するのに使っていたExcelファイルをすべてインポートしたという。
「良かれ悪しかれ、Excelで目にするものとまったく同じだった。Numbersの自動チャートバックグラウンドは非常に美しく、これまでExcelで見てきたよりもいい」(同氏)
同氏は、業務ファイルのアーカイブすべてを――計算式や書式はそのままに――40分で変換できたとしている。
「もうExcelには戻らない」(同氏)
ただしシプリー氏は、Excelのスクリプトを利用したことはないと認めている。Numbersは、多くの企業が使っているVisual Basicスクリプトをサポートしていない。同氏はまた、NumbersがAppleのネイティブスクリプティング言語AppleScriptをサポートしていないのは「信じられないほどひどい」と話す。
「Appleは長年、開発者にAppleScriptサポートを組み込むよう言っていたのに」と同氏。ただ、AppleはソフトアップデートでNumbersのAppleScriptサポートを「確実に」追加できると同氏は言う。
「Appleは、Mac向けの表計算ソフトをうまく作れる唯一の会社だ。Excelは非常に定着しているが、それは優れていることとイコールではない」(同氏)
シプリー氏は一開発者として、Microsoftが最近ファイルフォーマットをオープンにしたのとは違って、AppleがiWorkアプリケーションファイルフォーマットを開放していないことを批判しているが、iWorkアプリケーションが「開発者にとって素晴らしい目標を作り出している」ことは認めている。
それでも一部の企業にとっては、Numbersは依然としてコンシューマー向けアプリケーションであり、企業ニーズを満たす十分なツールではない。
「Numbersは優れたスタイルと表計算機能を多数持っているが、データのインターチェンジ機能をちょっと見たかった。どうやらその機能はないようだ」とデータベースおよびWeb開発サービスを提供するConcise Designのオーナー、ブルース・ロバートソン氏は言う。
「Numbersはスクリプトのサポートがない点で、第一世代のiWorkのほかのアプリケーションに似ているようだ。できればPagesやKeynoteで――部分的にではあるが――サポートしたように、スクリプトサポートを追加してほしい」と同氏は語る。「データをうまくテンプレートに入れる唯一の方法は、コピー&ペーストか手動でのデータ入力のようだ。スプレッドシートのリージョンは名前付きのテーブルだが、それを結合したり、インポートできる機能やメニューコマンドがあるようには見えない」
「Excelとは違って、1つのNumbersファイルをほかのファイルのデータソースとして使うことはできない。Numbersファイル間でテーブルをドラッグすることもできない。データフォーマットはXMLだが、すぐに変換ツールが出てくることはおそらくないだろう。Address BookやiCalからアイテムをドラッグすることはできる。Numbersは美しく多才だが、データの挿入に関して言えば、自動オプションがないようだ」(同氏)
それとは無関係かもしれないが、Appleは今週、コンシューマー向けに長年提供しているオフィススイート「AppleWorks」を密かに「生産中止」ステータスにしたことを認めた。
同製品はワープロ、表計算、データベース、作図、描画ソフトを備え、1984年にApple II向けの「ClarisWorks」として誕生した。1991年にMacintoshに、1993年にWindowsに移植された。
Appleの担当者は、iWork '08はAppleWorksのワープロ文書、スプレッドシート、プレゼンテーションを開けるとしている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 17
無料ツールの「WikiScanner」では、Wikipediaの編集にどの組織のコンピュータが使われたかをチェックできる。
ボストン(Associated Press)
Wikipediaの編集内容のうち、議会関係者や米中央情報局(CIA)、サイエントロジー教会が作成したものはどれか――。そんな疑問に答えてくれるオンラインツール「WikiScanner」が登場した。

Web百科事典のWikipediaは誰でも編集することが可能で、参加者に対してはオンラインユーザーネームの採用を呼び掛けている。しかしコンピュータのインターネットアドレスを示す番号で執筆者を特定することも可能だ。
これにより、執筆者の身元が完全には隠しきれなくなることもある。政敵を批判するWikipediaの記事に、議会関係者のコンピュータが使われていたことが発覚した場合などだ。
カリフォルニア工科大学の大学院に進学予定のコンピュータ科学者、バージル・グリフィス氏は、こうした事例にヒントを得て、WikiScannerでこのプロセスを自動化した(http://wikiscanner.virgil.gr/でアクセスできるが、今週に入って大きな注目を浴びたため、何度もサービスが中断されている)。
WikiScannerの利用は無料で、Wikipediaの匿名編集に使われているIPアドレスを過去5年にさかのぼってチェックできる。これを公開されているIPアドレスの所有者情報と照らし合わせることで、Wikipediaの編集にどの組織のコンピュータが使われたかが発覚する。Associated Pressを含め多数の組織を調べることが可能だ。
予想通り、Wikipediaの編集は多数が自己の利益に基づいて行われている。サイエントロジー教会に対する批判の削除には、サイエントロジー職員のPCが使われていた。ただ、テレビ番組に関するWikipedia記事の編集に、CIAのコンピュータが使われるといった、職員の職務怠慢をうかがわせるような痕跡もある。
WikiScannerについて先に報じたWired Newsが運営するページには、こうしたケースが多数掲載されている。
グリフィス氏は自身のサイトで「わたしが嫌いな会社や組織でちょっとした広報上の問題を巻き起こす」ことを望むとコメントしている。
結果はどうあれ、Wikipedia創設者のジミー・ウェールズ氏もWikiScannerを楽しんでいる様子で、「素晴らしいものであり強く支持したい」とAssociated Pressに語った。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 18
Outlook Connectorを使うと、OutlookからWindows Live HotmailやOffice Live Mailにアクセスし、メールの送受信などができる。
米Microsoftは8月16日、OutlookからWindows Live Hotmailのアカウントへのアクセスツール「Outlook Connector」の正式版をリリースした。Webサイトから無料でダウンロードできる。
Outlook Connectorを使えば、OutlookからWindows Live HotmailやOffice Live Mailのアカウントにアクセスし、メールの送受信やアドレス帳の管理が可能。有料サービスの加入者は、さらに予定表へのアクセスや同期、タスクやメモの管理機能を利用できる。
Outlook Connectorは、Outlook 2003または2007に対応している。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 19
空前の規模の回収となったリチウムイオン電池回収問題で、Nokia側は松下電池に昨年12月に不具合を報告していた。不具合判明後の対応について、経産省は2社から事情を聴く方針だ。
松下電池工業製の携帯電話用リチウムイオン電池で異常発熱が起きた問題で、経済産業省は16日、携帯電話の端末を輸入、販売したノキア・ジャパンと、松下電池から来週にも事情を聴くことを決めた。松下電池が昨年12月にノキア側から不具合の報告を受けた後にどう対応したかなどを聴取し、対応に問題がなかったかどうかなどを確認する。
松下電池製リチウム電池による異常発熱は日本の2件を含めて、世界では約100件発生。経産省ではノキア・ジャパンに対し、いつから、どのような異常が起こったかについて報告を求めている。
ノキア・ジャパンからはまだ回答がないが、松下電池には昨年12月段階で、ノキア側から不具合の報告が出されていたことが分かっている。関係者によると、12月から今年3月までは月に1件程度、不具合があるとの情報だったが、4月からは毎月10件以上に急増。松下電池は4月に対策チームを設けて原因究明を始めた。
消費生活用製品安全法では、火災などの重大製品事故について、製造業者か輸入業者に対して経産省への報告を義務付けている。問題の製品は松下電池の中国現地法人で製造された後、ノキア・ジャパンが輸入しているため、輸入業者であるノキア・ジャパンが15日、7月28日に異常発熱による火災が発生したことを受けて報告した。
松下電池には報告義務はないものの、経産省は「製品の安全に対する責任はある」として、不具合情報にどう対応してきたかなどについて聴く。また、世界全体で4600万個にも上る無償交換をどのように行うかや、経営への影響などについても聴取する方針だ。
松下電池は「日本と使用環境が違う海外での不具合だったことなどから解析に時間がかかり、原因が特定できたのは8月6日だった」としている。
一方、松下電池の親会社である松下電器産業は16日、リチウム電池市場対策本部(本部長・佐野尚見副社長)を15日付で設置したと発表した。約100人の社員が松下電池による無償交換作業を支援するとともに、顧客対応や経営対策面で協力する。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 19
インターネット通話のSkypeでは前日からサービス障害が続いているが、一部でアクセス可能になるなど、徐々に復旧に向かっている。
米eBay傘下のSkypeが8月17日、公式ブログで、前日から続いているサービス障害の復旧状況についてのアップデートを行った。
復旧に向けての作業は「順調に」進んでおり、17日11時(グリニッジ標準時)時点で、一部でサービスへのアクセスが可能になっているという。
Skypeでは、今回のサービス障害について、外部からの攻撃や、同社が16日に行ったメンテナンスとの関連は改めて否定している。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 20
ソニーは音楽プレーヤーの新製品「Rolly」(ローリー)を今秋発売する。9月の正式発表に先駆け、動画投稿サイトのようなプロモーションサイトを開設した。

動画投稿サイトのような「Rolly」プロモーションサイト
ソニーは8月20日、音楽プレーヤーの新製品「Rolly」(ローリー)を今秋発売することを明らかにした。9月の正式発表に先駆け、プロモーションサイトを開設した。
Rollyの詳細は明らかにしていないが、「音楽の『新しいリスニング・スタイル』を提案する」「サウンドエンターテインメントプレーヤー」。「ソニーがこれまで培ってきたさまざまな技術の粋を集めて創られた新しいオーディオ商品」であり、「クリアなサウンドを楽しむだけでなく、さまざまな生活シーンにおいて、多彩な音楽の楽しみ方を実現する」という。
先行公開したのは、プロモーションサイト「Rolly-show」とブログ「Rolly-show BLOG」。

ブログによると、「1.出会いは『おーっ!!』 2.触れて『ほーっ!!』 3.眺めて『えーっ!!』」──が、担当者がRollyを見た時の「個人的な感想」。「今までにはない感じ。それが確実にあります」という。
9月10日に都内で開く特別イベント「Rolly Special Party」への参加申し込みも受け付けている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 20
「ドラゴンボールZ」の全291話を携帯電話で見られるサイトがオープンした。20〜30代のドラゴンボール世代がターゲット。「携帯電話は有力な映像メディア」と見て急拡大する市場に切り込む。
東映アニメーションは8月20日、TVアニメ「ドラゴンボールZ」の全291話を、携帯電話(FOMA 902i以降)でストリーミング再生できる有料サービス「ドラゴンボール☆ANiMO」を開始した。ターゲットは“ドラゴンボール世代”の20〜30代。再生用アプリも独自で新開発する力の入れようで、急拡大する携帯向け動画配信市場にキラーコンテンツで切り込む。
「携帯電話は有力な映像メディア」――同社の高橋浩社長は力を込める。テレビのゴールデンタイムからアニメが減り、アニメDVDの売り上げも伸び悩む中、次の動画メディアとして携帯電話への期待は大きい。

ドラゴンボール☆ANiMO再生中の携帯を手にする眞鍋かをりさん
同社は携帯電話向け動画配信を強化事業に位置づけ、昨年から注力。「プリキュア」「ビックリマン」などキャラクター別のサイト構築や電子書籍配信を展開。今年4月からは動画配信を取り入れたサイト「ANiMOシリーズ」を始め、「デジモンアドベンチャー」「ゲゲゲの鬼太郎」「銀河鉄道999」など人気・名作シリーズをリリースしてきた。携帯サイトからの売上高は年間1億円を超えているという。
「ドラゴンボール☆ANiMO」もANiMOシリーズの一環だ。「ドラゴンボール」「ドラゴンボールZ」「ドラゴンボールGT」は、最高視聴率34.1%という「金字塔を打ち立てた」(高橋社長)キラーコンテンツ。原作漫画「ドラゴンボール」は、1984年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まり、単行本は世界で1億5000万冊部以上売り上げるなど「集英社で常に新市場を切り開いてきた戦略商品」(集英社の鳥嶋和彦取締役)でもある。新市場に人気作品を投入し、新たなニーズを切り開く。

「Dr.マシリト」のモデルとしても知られる鳥嶋取締役は「漫画雑誌の売り上げは落ちているが単行本の売り上げは過去最高レベル。漫画を子どもたちにどう届けるかをきちんと考えれば、今後も成長していける」と話す
独自アプリ開発 ゲーム要素も
携帯でも高画質で見られるよう、独自の再生アプリを新開発。「国内大手ストリーミングサイトよりも20%ほど高画質に再生できる」(東映アニメ)としている。動画の特定のシーンでボタンを押すと、そのシーンの着モーションや着ボイス、待受画像をダウンロードできる「すぐGET」機能付き。サイトでは通常のFlash待ち受けや発着信アニメ、着信メロディなども配信する。
再生用アプリとは別に、育成ゲーム要素を備えた「待受アプリ」も開発した。アドレス帳と連携し、友人の番号やアドレスを「孫悟空」「孫悟飯」「ベジータ」など56種類のキャラに設定可能。その友人から電話やメールを着信すると、それぞれのキャラをあしらった着信画面を表示する。着信ごとに経験値がたまってレベルが上がり、キャラクターが成長して画像が変化するほか、動画コンテンツなどのアイテムがもらえる。動画と一緒にキャラ育成も楽しんでもらい、長期間利用してもらう狙いだ。

動画の例

アドレス帳と連携する「待受アプリ」
月額料金は315円か525円の2種類で、それぞれ300ポイント・500ポイントの仮想通貨「ゼニー」がもらえる。動画1話を再生するたびに100ゼニー消費するが、ゼニーは100ポイント105円で買い増すことができる。
早期に10万会員を獲得し、初年度2億円の売り上げを目指す。まずはNTTドコモのFOMA端末向けのみだが、準備が整い次第、au(KDDI)やソフトバンクモバイル向けにも展開する計画。「ドラゴンボール」「ドラゴンボールGT」も全話配信予定としており、始める時期はユーザーの反応を見ながら決める。
眞鍋かをりと時東ぁみも応援
新サービスの発表会には、孫悟空役の声優・野沢雅子さんと、ドラゴンボールの大ファンという眞鍋かをりさん、時東ぁみさんが登場。野沢さんが悟空の声で「会いたくなったらすぐにケータイ見てくれよな」と話すと、眞鍋さんや時東さんは「すごい!、本物だ!」などと興奮した様子だった。

ドラゴンボール世代(1981年生まれ)の眞鍋さんが好きなシーンは、悟空が「結婚すっか」とチチにプロポーズするシーン

時東さん(1987年生まれ)はドラゴンボール再放送世代。ドラゴンボール初体験は、家にあった「ドラゴンボールドンジャラ」だったという
眞鍋さんは、家族ぐるみでピッコロのファンだという。「父の携帯メールアドレスにも“ピッコロ”のつづりが入っているぐらい。悟飯を引き取って修行させた上、最後は悟飯を守って死ぬところに感動しました」(眞鍋さん)。会場の記者から「眞鍋さんを守ってくれる男の人は?」と質問されると「自分のために死んでくれる人はそうそういないですよ」とかわした。
時東さんが好きなキャラクターは「名前や見た目がかわいいカリン様」。神龍に1つだけ願い事を叶えてもらうとしたら「悟空にめがねをかけさせてみたい」という。

「かめはめ波」を放つ時東ぁみさん、孫悟空、眞鍋かをりさん、野沢雅子さん
リリースの日付 : 2007 - 08 - 20
Monster.comなどの求人情報サイトにトロイの木馬入り広告が仕掛けられ、4万6000人が個人情報を盗まれた。
米セキュリティ企業SecureWorksの研究者が、トロイの木馬Prgの亜種が4万6000人から盗んだデータのキャッシュを発見した。このトロイの木馬は、求人情報サイトのビジターから個人情報を盗むのに利用されていた。
同社の専門家は、このデータキャッシュには銀行口座番号やクレジットカード番号、社会保障番号、パスワードが含まれていたとしている。被害者は過去3カ月間にMonster.comなどの人気の求人情報サイトの広告に――多くの場合、何度も――感染した。
この攻撃を仕掛けた人物は、これらのサイト上に広告を掲示し、その広告にトロイの木馬を仕込んだ。ユーザーがこうした不正な広告を閲覧するかクリックすると、そのPCが感染し、ユーザーがブラウザに入力したすべての情報(SSLで保護されたサイトに届く前に入力された金融情報など)が攻撃者のサーバに送られると、SecureWorksの研究者ドン・ジャクソン氏は説明する。
問題のデータキャッシュは、「car group」と呼ばれる組織が運営しているとジャクソン氏は語る。この組織は今回の攻撃に関連する12台のサーバを動かしていると考えられているという。Car Groupという名前は、攻撃に「Ford」や「Mercedes」などの車の名前を使っていることから付いた。さらに、世界各地にある8台のサーバが、Prgが盗んだデータを収集し、格納している。
「ここから示されるのは、現時点での拡散状況、SecureWorksなどこの種の攻撃を追跡する組織が発見したデータキャッシュの総数の点で、Prgが世界トップ2のトロイの木馬の1つだということだ」(同氏)
ウイルス対策ベンダー各社は、このトロイの木馬に対処するファイルベースのシグネチャを作成中だとしている。ただ数バイトのコードを書き換えれば、このシグネチャを容易に回避できる。
「このトロイの木馬は独自のパッカーを利用し、コードを圧縮して変更している」とジャクソン氏は説明する。「このパッカーはこのトロイの木馬向けに独自に作られたものだ。実行可能ファイルを作る開発キットは命令の置き換えや、単純なタスク向けの長い文字列の命令、ガベージコードやヌル演算の組み入れに優れ、ウイルス対策製品には手強い相手だ。ウイルス対策製品はこれを根絶できていない。ファイルごとになら確実に特定できるのだが」
Prgはwnspoemというトロイの木馬の亜種のようだ。wnspoemは昨年後半にSecureScienceが発見し、マイケル・ライ氏が分析した。
ジャクソン氏によると、多くの人は5〜6回感染しているという。コンピュータにパッチが当てられておらず、また彼らはどのサイトが危険なのか知らないからだ。問題の広告は「Icepack」という不正コードにつながっており、これはPCのさまざまな古い脆弱性を探すと同氏は付け加えた。
「ある人は100回も感染した。同じ感染IDを持つ人がいるのは、珍しいことではない」(同氏)
リリースの日付 : 2007 - 08 - 21
「iPhone」の商標をめぐり、インターホン最大手のアイホンが米Appleと協議していることを明らかにした。
インターホン最大手のアイホン(名古屋市)はこのほど、同社の商標が米Appleの携帯電話「iPhone」と類似している点について、Appleと協議していると発表した。
アイホンは、国内では「アイホン」、米国をふくむ海外では「AIPHONE」の商標権を取得して製品を販売している。6月のiPhone発売以降、報道を見た消費者などから同社に問い合わせが相次いだといい、混乱を防ぐ目的で、両社で協議していることを発表した。
協議内容について「守秘義務があるので、具体的には話せない」としている。
アイホンは家庭用・業務用のインターホンやドアホンなどを手がけ、2007年3月期の連結売上高は413億円。東証1部・名証1部上場。
iPhoneの商標をめぐっては、米Cisco SystemsがAppleを提訴し、その後和解している。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 21
McAfeeによると、HTMLコンテンツに感染する機能を持ったマルウェアも増えている。
HTMLメールを使ってマルウェアに感染させる手口が増えているとして、セキュリティ企業のMcAfeeが注意を呼びかけた。
McAfeeによれば、HTML形式のメールではテキストの極小化や透明化、タグを使った難読化、JavaScriptやVBScriptといったクライアントサイドスクリプト利用などにより、データを目に見えないようにすることが可能で、Webと同様に「何でもあり」の状態になってしまう。
HTMLタグを使って悪質なURLが受信者に見えないようにしてあるのは、スパムやフィッシング詐欺メールの常套手段だ。McAfeeの調べでは、HTMLコンテンツに感染する機能を持ったマルウェアも増えており、HTMLだけでなくASP、JSP、PHPなどの形式にも感染する。
感染方法はマルウェアの種類によって違うが、よく使われるのはIFRAMEタグをコンテンツに挿入する手口。「Fujacks!htm」や「Wuke!htm」、最近の例では中国のウイルス「Xiaoho!htm」もこの手口を使っている。また、「RAHack!htm」というマルウェアは、Webコンテンツの最初の方にOBJECTタグを挿入する手口を多用しているという。
McAfeeによると、このようなマルウェアに感染したHTML形式のメールも複数報告されており、こうしたメールは返信したり転送するたびに感染が広がる仕組みになっているという。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 21
歌詞や楽曲名から検索し、ブラウザ上でそのまま再生することができる。
米Yahoo!は楽曲検索のYahoo! Audio Searchに30秒のサンプル再生機能を追加した。
同社公式ブログのYahoo! Search Blogによると、数百万曲のサンプル再生が可能になっており、アーティスト名や楽曲名、アルバム名、歌詞での検索結果のページからそのまま「Play sample」ボタンを押せば30秒間再生できる。

Flashを使っており、ブラウザがFlashに対応していればインラインで再生できる。ポップアップするプレーヤーや、独自アプリケーションを起動する必要がないため、手軽に楽曲を確認することができる。
ダウンロード可能な音楽サービスはYahoo! Music Unlimitedだけでなく、iTunes Store、Rhapsody、Napsterなどが表示されるが、「Preferred audio service」を使うと、23の音楽サービスの中から1種類だけを選んで、そのダウンロード先のみを表示させることも可能。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 21
日本で人気の圧縮・解凍ツールを狙ったゼロデイ攻撃がまた発生した。今回は、フリーツール「Lhaz v1.33」の脆弱性を悪用したターゲット型攻撃が仕掛けられたという。セキュリティ企業の米マカフィーと米シマンテックが8月17日のブログで伝えた。
マカフィーによると、この攻撃には細工を施したZIPファイルが使われ、Lhazの脆弱性を悪用してトロイの木馬に感染させる仕組みになっていた。脆弱性の詳細は不明だ。

シマンテックによれば、問題は「.tgz」の拡張子が付いたファイルにある。感染するとバックドアが開かれることから、感染マシンを完全に制御する狙いがあることは明らかだとしている。なお、20日時点で修正プログラムなどは公開されていない。
日本で人気の圧縮・解凍ツールをめぐっては、6月にも「+Lhaca」の未パッチの脆弱性を突いたゼロデイ攻撃が発生している。
こうしたフリーツールは市販のツールほどは広く普及しておらず、比較的安全と思われがちだとマカフィーは指摘。しかし、ソフトはフリー、オープンソース、商用を問わず、どんなOSでもどんな言語でも同様にセキュリティ攻撃の対象になることが、今回の攻撃で示されたとして警鐘を鳴らしている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 22
日本初の兄貴型検索エンジン「俺サーチ!」にモバイル版が登場。PCサイトを携帯向けに変換する「俺トランスフォーム」付き。

「ケータイからでも、俺が探してきてやるよ…」
ふりーむ(兵庫県西宮市)は8月22日、優柔不断な日本人向け検索エンジン「俺サーチ!」のモバイル版を公開した。同時に、PCサイトを携帯電話向けに変換する「俺トランスフォーム」のβテストも始めた。
俺サーチは、ソーシャルブックマークされたサイトの中から、人気のものや新着のものを中心に検索結果を表示。「ナウい順」で選べるほか、ナウいキーワードも表示。「俺」が提案するキーワードで受動的にネットサーフィンを楽しむことができ、決断力のない若者向けの「日本初の兄貴型検索エンジン」だとしている。
「俺サーチ!モバイル」は、携帯電話から受動的にネットサーフィンを楽しめるようにした新サービス。PC向けサイトを携帯電話で閲覧できるよう、「俺トランスフォーム」機能で自動変換するようにした。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 22
Google Earthの新機能「Sky」では、夜空の星や銀河を見上げることができる。
Googleは8月22日、「Google Earth」で宇宙の高解像度画像を見られる新機能「Sky」を発表した。
Sky機能を利用するには、Google Earthの「ビュー」のドロップダウンメニューから「Switch to Sky」を選択するか、Google EarthツールバーのSkyボタンをクリックする。通常のGoogle Earthと同じように、ドラッグ、ズーム、検索、「My Places」登録などの操作ができる。

GoogleはSky機能に合わせて7種類のレイヤーを導入した。星座を表示する「星座」、星や銀河、星雲などの情報を入手できる「身近な天文学」、ハッブル宇宙望遠鏡の画像が見られる「ハッブルショーケース」、月の位置や満ち欠けを表示する「月」、惑星の位置を表示する「惑星」、銀河のバーチャルツアーを提供する「銀河の説明」、星のライフサイクルを説明する「星の一生」の7種。

星座
Sky機能の利用には、最新版のGoogle Earthが必要。この機能は日本語も含め13の言語に対応している。

ハッブルショーケース
リリースの日付 : 2007 - 08 - 22
Windows XPの正規OEMライセンス提供が08年1月末で終了し、メーカーによるXP搭載PCの生産も終了する。
マイクロソフトは8月22日、Windows XPの正規OEMライセンス提供を2008年1月31日に終了すると改めて発表した。Windows Vista発売から1年後に当たり、同日でXP搭載PCの生産も終了することになる。
PCパーツ店などで購入できるDSP版は、09年1月31日まで提供する。
既にXPの企業向けボリュームライセンス提供は、Vistaの企業向け販売が始まった昨年11月に終了。だが調査会社の調べでは、Vistaの世界シェアは3%強に過ぎないのに対し、XPは87%と依然として圧倒的に差があるのが現状(関連記事参照)。安価なPCでも軽快に動作するXPへのニーズは根強い。
XPのセキュリティ修正プログラムを無償入手できるサポート期間は2014年4月まで。当初、XP Home EditionとMedia Center Editionのサポートは09年4月までの予定だったが、日本市場の強い要望を受け、Professionalと同じ期間に延ばした経緯がある。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 22
セブン-イレブンのレジでのみだった、電子マネーnanacoのチャージ(入金)が、10月から全国のセブン銀行ATMでもできるようになる。ただしATMでチャージする場合も現金のみの対応で、口座からのチャージはできない。
セブン・アイホールディングスとセブン銀行は8月20日、プリペイド型電子マネー「nanaco」のチャージ(入金)と残高確認を、セブン銀行のATMで開始すると発表した。nanacoカード、nanacoモバイルの両方に対応する。

nanacoカード
現在、nanacoのチャージはセブン-イレブンのレジでしか行えないが、9月3日から栃木県・茨城県で、10月1日からは全国にあるセブン銀行の第2世代ATM全てでnanacoのチャージと残高確認が可能になる。同行の第2世代ATMは現在24都道府県に約7900台あるが、2008年9月末までには、同行の全ATMが第2世代ATMに切り替わる予定。
ATMでチャージできるのは、1000円ずつ残高上限額が2万9999円まで。チャージできるのは現金のみで、銀行口座からチャージできるわけではない点は注意が必要だ。

nanacoに現金をチャージする場合のATM操作方法(クリックすると全体を表示)
リリースの日付 : 2007 - 08 - 22
東芝は22日、世界初となる容量32GBのSDHCメモリーカード「SD-HC032GT4」を発表した。2008年1月に国内外に向けて発売する予定。価格はオープン。
SD-HC032GT4は、SDメモリーカード規格ver.2.00に準拠する容量32GBのSDHCメモリーカードで、SDスピードクラスはClass4に対応し、最大書き込み速度を6MB/秒としたほか、著作権保護技術「CPRM」に対応する。
また、SDHCメモリーカードの16GBモデル「SD-HC016GT4」およびmicroSDHCメモリカードの8GBモデル「SD-MH008GA」をあわせて発表。いずれも価格はオープンで、SD-HC016GT4は10月発売。SD-MH008GAは2008年1月に発売する。

SD-HC032GT4
リリースの日付 : 2007 - 08 - 23
お気に入りのWebページを複数ユーザー間で共有、コメントするソーシャルブックマークが次の段階に移ろうとしている。はてなやライブドアなど既存のソーシャルブックマークは、それぞれのポータルサイトなど特定のページにアクセスして、人気ブックマークを閲覧し、興味を持ったWebサイトにアクセスする使い方が一般的。ソーシャルブックマークの登録も含めて、ユーザーの能動的な行動が欠かせなかった。しかし、「知の共有」というソーシャルブックマークのメリットを受動的に得られるサービスが登場した。
「能動的なメディアではなく、ページが上から降ってくるような受動的なメディアを作りたかった」。Firefoxのサイドバー上でソーシャルブックマークを利用できるようにするプラグイン「swimmie」を発表したCurioの取締役兼CTO 大澤昇平氏は、swimmieをこう説明する。swimmieはWebブラウザ標準のブックマーク機能とソーシャルブックマークを融合したサービスだ。swimmieではブックマークのカテゴリごとにタグをつけることができ、別のユーザーが同じタグ付けしたブックマークが、ローカルのブックマークにも登録される。自らがブックマークを登録しなくても、別のユーザーの登録によってブックマークが増えていく形だ。

swimmie
swimmieの特徴はその受動性だろう。行う必要があるのはブックマークを登録する際にタグを付けることくらい。これでWebブラウザのサイドバーでほかのユーザーとブックマークの共有ができる。Curioの代表取締役社長 小林慶太氏は「情報の整理として1つの場所に保存して、そこから探すのがユーザー心理として自然だ。ソーシャルもローカルもブックマークは1つというのが当然になるのではないか」と話す。
大澤氏がswimmieを開発したきっかけは、在学している高等専門学校のレポート作りだった。「レポート作成のために資料を集めてみると、友人も同じWebページを参照していることが多かった。それなら自分で調べるよりも友人と共有したほうが早いと思い、システム化を思いついた」

Curio 代表取締役社長 小林慶太氏(右)と取締役兼CTOの大澤昇平氏。小林氏は慶應義塾大学を今春卒業した23歳、大澤氏は高等専門学校5年生(19歳)で、来春、筑波大学に編入する予定
当初swimmieは、大澤氏が開発し、IPAの2006年度未踏ソフトウェア創造事業(未踏ユース)に採択されたブックマーク連携型検索エンジン「netPlant」の1つの機能という位置付けだった。netPlantは複数ユーザー間のブックマークを検索できる技術だが、そのブックマーク登録の機能を外出ししたのがswimmieだ。サブの位置付けだったswimmieだが、事業化を考えるとnetPlantよりも有望と映った。
同じくIPAの2006年度中小ITベンチャー支援事業に採択されていた小林氏と大澤氏が2006年11月に出会い、swimmieの開発をスタートさせた。2007年1月にはベータ版を公開。5月にCurioを設立。ユーザーのフィードバックを得て、開発し直したswimmie 1.0を7月末に公開した。3000ユーザー限定で提供したが、2日で達してしまった。「叱咤激励を含めて反響が来ている」(小林氏)。今秋以降に一般公開する予定。将来は検索連動広告の掲載も検討する。
Webブラウザのサイドバーがソーシャルサービスの次のプラットフォームになるかは現時点では分からない。しかし、現状のソーシャルブックマークサービスが次の段階に進むことを期待している人が多いのは事実ではないだろうか。アクセスログ共有サービス「Pathtraq」を開発したサイボウズ・ラボの代表取締役社長 畑慎也氏は、「インターネット検索も、昔のYahoo!ディレクトリ検索のような“手動型”から、Googleのような“自動型”へ変化していった。ソーシャルブックマークも現在のdel.icio.usやはてなブックマークのような手動型から、Pathtraqのような自動型に変化していくと予測している。そうすることでサイレントマジョリティの声も聞こえてくるようになる」と話している。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 23
コンピュータの電源を切った後、携帯電話から再びGoogleサービスにサインインするユーザーが増えているようだ。(ロイター)
米Googleのモバイルサービスの利用が5月以来急増しており、夏の間は通常コンピュータからの利用が落ち込むものだが、今年は初めて、そうした落ち込みが一部相殺されたという。同社幹部が22日、そう語った。
「携帯端末からの利用が拡大している」とGoogleの検索製品および利便性の向上担当副社長マリッサ・メイヤー氏はシリコンバレーで開催されたWebマーケティングのカンファレンスで語っている。
同氏によると、今年は5月から6月にかけて、Googleの地図・メール・検索などのモバイルサービスへの携帯電話やワイヤレス携帯デバイスからのトラフィックが35%増加しており、携帯電話からのトラフィックもコンピュータからのトラフィックも減少した前年と大きく異なる結果となっている。
「待望されていたAppleのインターネット対応携帯電話iPhoneが今年6月に米国でリリースされたことで、携帯電話からのGoogle Mapsの利用が40〜50%増加した」とメイヤー氏は続けている。
Google MapsはiPhoneで利用できる幾つかのアプリケーションの1つだ。
今年の夏の数カ月間は、全体的な検索トラフィックが急増したあと減少しているが、モバイル端末からのトラフィックは8月に入っても活発な状態が続いている。北半球のコンピュータユーザーが休暇を取る影響で、例年は5月から6月にかけてトラフィックは20〜40%減少する。
「これはある意味、人々が携帯端末をうまく使いこなせるようになってきていることの証であり、またコンピュータから離れている間もWebにアクセスできる優れた端末が提供されるようになってきたことの証でもある」とメイヤー氏はサンノゼで開催されたSearch Engine Strategies Conferenceでマーケティング担当者向けのプレゼンテーションを行った後、記者らに対し、語っている。
「技術曲線が追い付きつつある。携帯電話の品質も高くなっている」と同氏。
コンピュータベースの何億人ものGoogleユーザーと比べれば、Googleのモバイル検索サービスの利用者はまだ少数だが、こうしたトラフィックの増加はモバイルインターネットがユーザーに徐々に浸透しつつあることの表れだ、とメイヤー氏は言う。
Googleでは毎日数千万件のモバイル検索が実行されているが、これは、コンピュータでGoogleサービスが毎日何十億件も実行されているのに比べると雲泥の差だ。
これまでのところ、Googleのサービスは主に高価格帯のスマートフォンでの使用が想定されている。音声通話やテキストメッセージに使われる大衆市場向けの通常の携帯電話と比べて、スマートフォンはブラウザが高速で画面も大きい。
メイヤー氏によると、社内のトラフィックデータから判断するに、コンピュータの電源を切った後、携帯電話から再びGoogleサービスにサインインするユーザーが徐々に増加しているという。
ただし、Googleのモバイルトラフィックは今のところ主に米国ユーザーによるものだ。これは、国内市場である米国において、より広範なサービスが提供されている影響だろう。例えば、Google Mapsでは、米国の30以上の都市について詳細なリアルタイムの交通情報マップが提供されている。
メイヤー氏によると、日本と欧州でもGmailやモバイル検索などのGoogleサービスの需要が高まっている。
米国の学校が新学期に入り、社会人も休暇から仕事に戻り始めるなか、今週はGoogleサービス全体の利用が再び増加に転じている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 23
電池切れでも安心、スポーツドリンクを注ぎ込め──ブドウ糖で発電するというバイオ電池をソニーが開発。実際にウォークマンとスピーカーで音楽を再生できた。
ソニーは8月23日、ブドウ糖で発電するバイオ電池を開発したと発表した。「パッシブ型」のバイオ電池では世界最高出力を達成し、実際にウォークマン(フラッシュメモリタイプ)で音楽を再生できたという。ブドウ糖は地球上に豊富に存在するため、環境に優しい将来のバッテリーとして実用化を目指す。

ブドウ糖電池は、ブドウ糖を分解する酵素と、電子を伝達する物質を固定化した電極をマイナス極に、酵素を還元する酵素と、電子伝達物質を固定化した電極をプラス極とし、これをセパレーターで挟んだ構造になっている。

電池ユニットは細胞をイメージした形状で、本体は植物原料プラスチック(ポリ乳酸)を使った
マイナス極でブドウ糖水溶液を酸化分解し、電子と水素イオンを取り出し、プラス極では電子と水素イオンによる還元反応で水を生成する、という電気化学反応で発電する仕組みだ。
試作した電池は1辺が39ミリのキューブ型。容量は40ccで、最大出力は約50ミリワットを確保した。電子伝達物質がよく働くように固定化する技術を開発するなどの工夫を重ね、ポンプなどを使わないパッシブ型としては世界最高の出力を達成した。
同社サイトで公開したニュースリリースでは、試作電池を4つ直列につなぎ、ウォークマンとスピーカーで音楽を再生してみせる動画を公開。ブドウ糖が含まれる市販のスポーツドリンクで発電する様子も紹介している。
炭水化物であるブドウ糖(グルコース)は、人間を含む動植物にとって重要なエネルギー源の1つ。植物が光合成で合成するため地球上に広く豊富に存在している。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 24
ソニーは、「AIBO」や「QRIO」などで知られたロボット技術の一部を、ロボット開発に熱心なトヨタに提供していることを明らかにした。
ソニーは8月24日、一部雑誌が「トヨタ自動車がソニーのロボット部門を買収する」と報じたことに対し、「AIBOやQRIOなどロボットの研究開発成果と組織を譲渡していない」とコメントした。
ただ、ソニーによると、プロジェクトレベルで進めていた「1人乗りのトランスポーター」に関する研究開発成果を今年3月にトヨタに譲渡した。またソニーの研究開発人員の一部が、「ノウハウを伝える意味で」、トヨタに一定期間出向しているという。
ソニーは本業のエレクトロニクス事業に集中するため、犬型ロボット「AIBO」やヒューマノイド型「QRIO」の新規開発を中止していた。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 24
Tafitiでは検索結果を保存したり、ツリー表示して視覚化することができる。
米Microsoftは今週、試験的な検索フロントエンド「Tafiti」のβ版を立ち上げた。
TafitiはMicrosoftのFlash対抗技術「Silverlight」と同社の検索サービスLive Searchを使い、検索結果を視覚化したり、保存したり、共有できるようにしている。「tafiti」はスワヒリ語で「do research(調べる)」の意味。
ユーザーは検索結果を「shelf」に保存したり、shelfの内容で構成される「stack」にラベルを付けたり、stackを電子メールで送信したり、Windows Live Spacesのブログに投稿することができる。
「Tree View」で検索結果をツリー型に視覚化したり、書籍検索で検索結果に表示された書籍の中身を見たりすることも可能だ。

検索結果をツリー型に視覚化
Tafitiの利用にはSilverlight 1.0 RCのインストールが必要。また検索結果をshelfに保存する場合はLive IDも必要となる。対応OSはWindows VistaおよびWindows XP SP2、Mac OS X。対応ブラウザはInternet Explorer(IE)6、IE 7、Firefox 1.5.0.8、Firefox 2.0.x、Safari 2.0.4。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 24
松下電池工業が製造したNokiaブランドのバッテリー不具合に絡み、松下が負担するバッテリー自主交換費用は100〜200億円程度になる見込みだ。
松下電器産業は8月24日、子会社の松下電池工業が製造したNokiaブランドのバッテリー不具合に絡み、同社が負担する自主交換費用が100〜200億円程度になる見込みだと発表した(関連記事参照)。
異常発熱する恐れのある電池計4600万個の回収・交換費用で、交換用バッテリー、輸送費、コールセンター費用などが含まれる。
費用は2007年4〜9月中間期に計上する。業績予想は修正しない。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 25
ライブドアホールディングス(HD)は24日、子会社のソフト販売会社「弥生」を東アジアに特化した独立系投資ファンド「MBKパートナーズ」に売却すると発表した。売却額は710億円。弥生はHDの平松庚三社長の出身会社。
ライブドアは旧経営陣の証券取引法違反事件以後、中核事業と位置づけたインターネット関連事業以外で大幅なリストラを進めている。弥生は、事件後も業績好調だったが、中核事業を中心とした会社の立て直しが先決と判断した。
MBKの買収方法はLBO(対象企業の資産を担保とした借入金による買収)。資金の一部をスイスの大手金融機関のUBSから借り入れるという。米国の低所得者向け住宅ローン(サブプライムローン)の焦げ付き関連で世界的な信用収縮が懸念される中、今回の大型案件の成立は市場から歓迎されそうだ。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 25
ライブドアの外部調査委は、堀江被告らが同社に損害を与えたことを認め、賠償義務があるとする報告書をまとめた。同社は今後、訴訟の具体的な検討を進める。
ライブドアの証券取引法違反事件で、ライブドアホールディングスは8月14日、前社長の堀江貴文被告らが同社に対し損害を与えたとして、同社に対し賠償義務を負うとする報告書を外部調査委員会がまとめたと発表した。これを受け、同社は堀江被告らに損害賠償を求める訴訟を起こす方針。
外部調査委員会は昨年7月から、堀江被告ら旧経営陣の民事責任の有無について調べてきた。報告書では、堀江被告らが起訴された偽計取引・風説の流布が原因で同社に生じた損害について、堀江被告(控訴中)と元取締役・宮内亮治被告(同)、ライブドアマーケティング元社長の元社長・岡本文人被告(一審の有罪判決が確定)、ライブドアファイナンス元社長・中村長也被告(同)は「賠償する義務を負う」と結論した。
また有価証券報告書の虚偽記載全般について、旧経営陣のほか、公認会計士と監査法人も賠償義務があるとした。
報告書では、具体的な損害額は「流動的」として言及しなかった。同社は今後、損害額や訴訟範囲、提訴の時期などを検討する。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 25
VIAが消費電力わずか1ワットのx86プロセッサを開発した。クロック周波数は500MHz。
台湾VIA Technologiesは8月23日、x86設計による、消費電力1ワットの500MHz VIA Eden ULVプロセッサを開発したと発表した。アイドル時の消費電力はわずか0.1ワットという。同社が提供する低消費電力プロセッサVIA Eden ULVシリーズの最新作となる。
新プロセッサは400MHzのVIA V4バス、16のパイプラインステージ、128KバイトのL2キャッシュなどを特徴とする。また21ミリ×21ミリの「NanoBGA2」パッケージを採用、小型、軽量化を実現している。省電力が求められる産業用、商業用、また小型モバイルアプリケーションをターゲットとするという。

リリースの日付 : 2007 - 08 - 26
PCパーツショップでは、“通”が使うアキバワードにまぎれて、聞いているほうが思わず眉をひそめたり、顔を赤らめてしまう言葉を耳にすることがある。は、恥ずかしー。
ハコ買い【はこ-がい】

転売目的の購入をお断りする某ショップのPOP
解説 洗剤やペットフードなどの消費物を、個人客がダース単位で買う(ハコ買い)のはよくあることだが、PCパーツショップで“ハコ買い”という言葉を使うと、警戒される場合がある。
法人を除くと、同じ型番のCPUやグラフィックスカードなどを大量に買う人は、「ほとんどの場合が同業者。仕入れられなかったレアなパーツを他店で購入して、わずかなマージンを付けて販売するわけです」(ある店員さん)という。当然、同業者による転売ヤー的な行為を迷惑に感じているショップは多い。
ただし、「別にかまわないですよ。ウチの売り上げにはなりますし」(別のショップ)と、寛容なスタンスのショップもある。意見の分かれるところだが、一般客が大量買いをする場合は、誤解のないようにさりげなく使い道を伝えたほうがいいかもしれない。
ちなみに、オーバークロック耐性の高い個体を見つけるために、複数の製品を購入する人は昔からいる。ハコ買いを警戒する店員さんは「でもその場合は、せいぜい2〜3個が限度。新製品やレアモノを5〜6個注文する人は要注意です」と話していた。
「PV3をハコ買いしたいんですけど、ありますか?」 「申し訳ございません。もう置いてないんですよ」
「じゃ、Monster Xをハコ買いしたいんですけど」 「そちらも売り切れです。すみません」
「PV4をハコが」 「ぬふぅ、さようなものはあらぬ!」
リリースの日付 : 2007 - 08 - 26
IBMがSecond Lifeにビジネスセンターを置いたのは、「人々がWebを利用する方法が大きく変わり始めている」と感じているからだ。(ロイター)
かつて人々は、ネットサーフィンの代わりに図書館に本を探しに行っていた。米IBMは今、ユーザーが3DWeb世界で仮想図書館を閲覧することを望んでいる。
IBMのシンガポール、マレーシア、オーストラリアの営業担当者は8月23日から、オンライン仮想世界Second Life内に設けた仮想ビジネスセンターにスタッフを配置している。Second Lifeでは数百万人の参加者がアバターと呼ばれる分身を作ったり、土地を購入したり、ほかのユーザーと交流したりしている。
「このような取り組みをする真の理由は、人々がWebを利用する方法が大きく変わり始めている――フラットから没入型の体験へと――と感じているからだ」とIBMのグローバルWeb戦略・革新ディレクター、マギー・ブレイニー氏は語る。
「3D仮想世界は2次元のWebに取って代わることはないだろうが、2Dと融合し、2Dを補完するだろう」と同氏はReutersの電話取材に応えて語った。
IBMは5月に仮想ビジネスセンターを開設し、北米、ラテンアメリカ、欧州のスタッフを配した(5月17日の記事参照)。Second Life内で顧客やビジターに販売・サポートサービスを提供することが目的だ。
ブレイニー氏は、ビジネスセンターには立ち上げ以来1万人が訪れたとしている。年間ビジター数2億5000万人のIBMのWebサイトと比べるとまだ少ない。
Second Lifeのサイトによると、同サービスの住人は900万人以上で、サービス内で毎月数百万ドル相当の米ドルが取引されている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 27
「中国軍と関係があるとみられるハッカーが、独政府のシステムにトロイの木馬を感染させた」とする報道を、中国外交部が否定した。
ドイツ政府のコンピュータシステムに対する攻撃と中国軍を関連づける報道を、中国政府が否定した。
独雑誌Der Spiegelは8月25日、中国軍と関係があるとみられるハッカーが、独政府のシステムにトロイの木馬を感染させたと報じた。
フィンランドのセキュリティ企業F-Secureによると、犯人は不正な細工を施したDOCファイルおよびPPTファイルを電子メールで政府の主要な職員に送った。盗んだデータは中国のサーバを経由して送られていたという。
中国外交部は翌26日、Der Spiegel誌の報道を否定する声明文を発行、その中で「中国政府は一貫して、『黒客(ハッカー)』行為など、コンピュータネットワークパフォーマンスに損害を与える犯罪活動に反対し、厳しく禁じてきた。中国の関連法規はそのことを明確に規定している」と述べている。
「ハッカーは国際問題であり、中国は常にハッカーの被害を受けてきた。中国は多くの国家と犯罪に立ち向かう協力体制を確立しており、この問題についてドイツとの協力を強化したい」とも声明文には記されている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 27
中国のあるIT企業がSeagate買収に関心を持っているとの報道を受け、米政府関係者の間では国家安全保障上の懸念が高まっている。
New York Timesは8月25日付で、ある中国のIT企業(社名は明かされていない)が米HDDメーカーSeagateの買収に関心を示していると報じた。Seagateは世界HDD市場で約30%のシェアを占めている。
このような買収の可能性を受けて、米国関係者の間では、業界最大手のIT企業が中国に移ることで国家安全保障上のリスクが生じるのではないかという懸念が高まっていると同紙は伝えている。
Seagateは過去7年間、世界最大手のHDDメーカーの地位を占めている。同社は1月23日に、業界で初めて四半期売上高が30億ドルを超え、2006年の売上高を30%上回ったと報告した。
同社は6月25日に、企業やデスクトップなどさまざまな用途に向けた「初の第2世代」省電力1T(テラ)バイトHDD「Barracuda」ラインを投入して、またも業界における優位を示した(6月26日の記事参照)。同社は業界初の暗号化されたノートPC向けHDDも出荷している。
ほかに米国のHDDメーカーには、Western Digitalがある。
Seagateのウィリアム・ワトキンスCEOは、New York Timesのジョン・マーコフ記者の取材を受け、中国企業によるアプローチについて語った。同氏は、Seagateを売りには出していないが、もしも十分なプレミアムが株主に提示されたら、阻止するのは難しいだろうと述べた。
政府関係者は同紙に、HDDは輸出規制技術に入っていないが、米HDDメーカーの買収には、米連邦政府による安全保障上の調査が必要になると語った。
同紙は、機密の政府諮問団体に関与しているある業界幹部の発言として、こう伝えている。「Seagateの件はきわめて微妙な問題だ。米国関係者は誰も、中国がHDDのコントローラチップを入手することを望んでいないと思う。中国がHDDをどうやって利用するか、誰にも分からない」
米Pund-ITのベテランITアナリスト、チャールズ・キング氏はeWEEKに、グローバル化が続く中で、多くの国がIT開発で米国を追い越したいという考えや野心を持っていると思うと語った。
「Seagate買収は、外国企業にIT市場で優位をもたらすだろうか? 確かにもたらすだろうが、HDDセクター、特にSeagateが最も強いコンシューマー分野は急速にコモディティ化している。正直、この種の技術にどの程度の本格的な技術革新を期待できるのかわたしには分からない」(同氏)
キング氏は、IBMがPC部門をLenovoに、HDD部門を日立に売却したときにも同様の意見があったが、結果は批判派が主張していたよりもずっと良かったと付け加えた。
米Enterprise Strategy GroupのITアナリスト、ブライアン・ベビノー氏はeWEEKに、米国外の企業は国内企業よりもいいIT製品を作れないと思っているのなら、それは無知だと語った。
「IBMは確かに、多くのライバルほどうまくPC事業で競っていけないと考えて、最も高い値を付けた相手にPC事業を売却した。その相手がたまたまLenovoだっただけのことだ」(同氏)
このようなシナリオは競争を生み、米国での革新を促進すると同氏は指摘する。
「職を国内にとどめておきたいのなら、もっといい製品を作る努力をしなければならない。そうした課題がなければ、現状に甘んじて、いい製品を作らなくなる。この種の買収によって、あまりに多くの米国のIT職が失われていることの経済的影響を危惧するべきだ」
リリースの日付 : 2007 - 08 - 27
「ブログやめました」と書かれたブログパーツ「引退バッジ」をブログに貼り付けられるサービスが登場した。
ハートレイルズは8月27日、ブログが終了したり移転したことを知らせるブログパーツ「引退バッジ」を公開するサイト「Retired」を開設した。
「引退表明フォーム」から、ブログのURLや中断理由、移転先などを投稿すると、「ブログやめました」と書かれたブログパーツ貼り付け用のHTMLタグを表示。サイドバーなどに貼り付ければ、閲覧者にブログ終了を告知できる。
はてなユーザーなら「はてなスター」を利用し、閲覧者からブログの再開希望通知を受け取れる。新着の「引退表明」を確認するページも設置した。

引退バッジ
Retiredに登録されたブログ情報を、引退バッジの画像と共に表示できるAPIも公開した。今後、終了したブログの数や、ブログサービス間の移転数などの統計を取って情報を公開する予定だ。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 27
ニコ動で“自作自演”騒動 「面白ければいいのでは」とひろゆき氏
「ニコニコ動画」で先週、“自作自演コメント”をめぐる騒動が起きた。動画投稿者本人が第三者を装って付けた好意的なコメントが、本人の投稿だとバレる――というちょっと恥ずかしい事態だが、ひろゆき氏は「面白ければ何でもいいのでは」と静観している。
動画にコメントを付けて楽しむニワンゴの「ニコニコ動画」で先週、“自作自演コメント”をめぐる騒動が起きた。動画投稿者本人が第三者を装って付けた好意的なコメントが、本人の投稿だとバレる――というちょっと恥ずかしい事態で、まとめサイトやまとめ動画も登場して話題になった。同社取締役の西村博之(ひろゆき)氏は「面白ければ何でもいいのでは」と静観している。

「歌ってみた」は、専用コーナーができるほど人気
自作自演が発覚したのは、「歌ってみたシリーズ」と呼ばれる、ユーザーがカラオケを歌ってアップロードする人気の動画シリーズ。これらの動画の一部で、「歌うまい」「萌える」「かわいい」などというコメントが、歌った本人によって付けられていたことが判明し、まとめ動画やまとめサイト、巨大掲示板などで「これは恥ずかしい」と話題になった。
ニコニコ動画のコメントは、通常なら投稿者のIDは表示されないため、自分の動画に自分でコメントしてもばれない。だが今回、ユーザーのIDを表示できるソフトが登場。同ソフトを利用したユーザーが、投稿者と同じIDで好意的なコメントが連続投稿されている動画を複数発見し、掲示板などに投稿したことで自作自演が明るみに出た。
自作自演がばれた動画は削除されたり、恥ずかしく思った投稿者本人が「反省しています」と謝罪する事態に。騒動を受けてニワンゴは、同ソフトを使ってもIDが表示されないように仕様を変更した。
ただ、ニコニコ動画に限らず、ユーザー参加型サイトの自作自演は珍しくなく、「自作自演は日常茶飯事」などと“冷静”なユーザーも多い。
8月22日付けの開発者ブログでは今回の騒動について「コメントを含め、動画全体の雰囲気が素敵だったらそれでいいじゃないか。つまり、野暮なことはいうな、ということ」などとコメント。ひろゆき氏も「自作自演でも釣りでも、面白ければなんでもいいと思ってしまう今日このごろです。民放でもよくあることですし」とコメントしている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 27
AcerはGateway買収により、米国でのプレゼンス強化を目指す。
台湾のPCメーカーAcerは8月27日、米PCメーカーGatewayを買収することで合意したと発表した。
AcerはGatewayの株式を1株1.90ドルで買収し、買収額は合計で約7億1000万ドルになる。買収は両社の取締役会の承認を得ており、今後は規制当局などの承認を諮る。買収完了は2007年12月の見込み。
Acer幹部らは、Gateway買収によりAcerの米国でのプレゼンスが高まり、米国に強いGatewayは欧州・アジアに強みを持つAcerを補完するとしている。合併後の企業は、年間売上高150億ドル、PC出荷台数2000万台を超えるPC企業になる見通しだ。
Gatewayは米国第3位のPCメーカーで、Acerは世界第4位。合併後の企業は世界PC市場で第3位に付ける見込み。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 27
筆者は2007年前半、HSDPAによる“後戻りできないスピード”を体験した。今やHSDPAのない環境に戻ることは不可能に近い。携帯キャリア各社は新たな高速化技術の導入と展開を急ぐべきだ。
PCと通信インフラの性能には、1つの共通項がある。それは“スピードは正義であり、麻薬”だということ。速さにまさる快楽はなく、それに慣れれば、後戻りすることは難しい。
2007年前半、筆者はHSDPAでこの“後戻りできないスピード”を体験した。
「EMモバイルブロードバンド」で劇的に変わったワークスタイル
HSDPAを使ったサービスの中で、最もインパクトが大きかったのがイー・モバイルの「EMモバイルブロードバンド」である。これは筆者のワークスタイルを劇的に変化させた。筆者は当初、13年ぶりの新規加入キャリアとして実験的に使うつもりでイー・モバイルの「D01NE」を購入したのだが、今では仕事に欠かせない業務ツールになっている。
イー・モバイルの魅力は、そのスピードの速さ、予想以上に充実したエリア、そして安定性だ。
まずスピードだが、都内中心に利用している筆者の環境で、平均して1〜2Mbpsの実効速度が得られている。最近ではユーザーが増加したためか、オフィス街で実効2Mbpsを超えることは少なくなってきたが、それでも1Mbpsを下回ることは少ない。環状7号線沿いの自宅の書斎では、いまでも平均して2Mbps以上のスピードが出ている。
一方、サービスエリアは全国で見ればいまだに整備中であるが、開通エリアの充実度は予想以上によい。地下でなければ、ビルなど建物の中まで電波がよく届いている。窓のある飲食店、駅(地下鉄を除く)や空港施設内で圏外になることはほとんどないので、イー・モバイルを使い出してから筆者は公衆無線LANサービスのホットスポットを探すことがなくなった。“いつでも・どこでも”PCを広げれば、インターネットにつながる安心感は大きい。
また、イー・モバイル+ノートPCの利用スタイルは、打ち合わせやブレインストーミングの可能性を広げた。筆者は業界関係者と朝食や昼食をとりながら意見交換や打ち合わせよく行うのだが、今まで無線LAN環境がない店舗では、議論でふと話題になったサービスやニュース記事をすぐに相手に見せられず、その説明に時間を取られるといったケースがあった。しかし、イー・モバイルがあれば、店内でも平均で1Mbps前後のスピードが得られるので、議論のスピードに遅れることなく、いま話題としているサービスや記事にアクセスし、議論の俎上に乗せることができる。この時間節約と、“百聞は一見に如かず”を最大限活用して議論を深められるメリットは大きい。
このようにイー・モバイルのHSDPA環境に慣れてしまうと、出張先でエリア外に出たときに感じる落差はとても大きい。PHSでインターネット接続はできるものの、あまりの遅さに絶望的になる。つい1年前まで、同じPHSのモバイル通信環境を使っていたのが嘘のようだ。贅沢といわれればそれまでだが、それだけ通信インフラの速度が、モバイル環境での生産性にとって重要なことの証左でもある。
HSDPAからは後戻りできない
もう1つのHSDPA体験が、仕事用で使っている携帯電話を、NECの「N904i」に変えたことだ。これまでもHSDPA対応のFOMAハイスピード端末を試験的に使うことはあったが、それらはスタンダードモデルでなかったこともあり、常用はしてこなかった。メイン端末をHSDPAにしたのは、N904iが初めてだ。
結論からいえば、N904iを日常的に使うようになると、iモードをはじめとするコンテンツやサービス全般の利用感覚ががらりと変わる。さまざまな情報検索、ニュースのチェックがすばやく行えるので、「気になることは、すぐに調べる」ことが苦にならなくなる。さらに先日公開された「モバイルGoogleマップ」など、扱うデータ量の多いアプリでもHSDPAならば快適な速度で利用できる。モバイルGoogleマップはユーザーインタフェース(UI)が優れていることもあるが、地図から街の情報を調べるスタイルが定着しそうだ。
auでCDMA2000 1XからCDMA 1X WINに切り替わった時も、高速化による快適性の向上と、「もう1Xのスピードには戻れない」という感覚を覚えた。しかし、HSDPAによる変化の手応えは、auの時よりもさらに大きい。ドコモでは次期905iシリーズからHSDPAに標準対応する見込みだが、“プレ905i”ともいえるN904iを常用した経験でいえば、スピードそれ自体が強い商品力を持ちそうだ。むろん、店頭でそれが訴求力になるには、モバイルGoogleマップのようにスピードの恩恵が一目で分かるサービスがいくつか必要だろう。しかし、うまく“スピードの速さ”がアピールできれば、HSDPA対応の905iシリーズはベストセラーになる可能性がある。
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イー・モバイルやドコモで体験したHSDPAのスピードは、もはや以前の環境に後戻りできないものであり、モバイルコンテンツやサービスの世界を変えるのに十分な潜在力を感じるものだった。W-CDMAを採用するドコモやソフトバンクモバイルは、早急にHSDPA移行を推し進めるべきだろう。また、3Gのスピード競争で一歩リードしたauも、他キャリアに追い抜かれないようにCDMA2000 1X EV-DO Rev.AやRev.Bなど新たな高速化技術の導入と展開を急ぐべきだ。
やや停滞感がある今の携帯電話サービスやビジネスにおいて、ユーザーに「もう後戻りできないスピード」を提供することが、最良のカンフル剤になるのではないだろうか。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 28
Windowsソフトが正規のものかどうかを判別するサービスに障害が発生、Windows Vistaなどの認証が一時処理できなくなった。
Windowsソフトが正規のものかどうかを判別するMicrosoftの「Windows Genuine Advantage」サービスに障害が発生し、Windows Vistaなどの認証が一時的に処理できなくなった。Microsoftによると、サービスは既に復旧済みだという。
同社Windows Genuine Advantageのブログに27日付で掲載された情報によると、認証サービスに障害が起きたのは米国時間の24日午後。Microsoftのフォーラムやサポートサービスには、Windows Vistaの認証に失敗したという問い合わせが相次いだ。しかし、翌25日には問題の分析を済ませて解決し、認証が適切に処理されるようになったという。
影響を受けたシステムは世界で1万2000台以下で、その多くは既に再認証を済ませているとしながらも、Microsoftはこれを教訓として、再発防止に努めると表明している。
Windows Vistaでは、認証を受けないと利用できないWindows Aero、ReadyBoost、Windows Defender、Windows Updateなどの機能が影響を受けたが、今回の障害が原因で30日の猶予期間が終了し、制限機能モードに入ってしまったユーザーはいないとMicrosoftは説明。再認証を受ければこれらの機能も平常に戻り、認証失敗を告げるデスクトップメッセージも消えるとしている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 28
「ソフトゼロ」の仮想化デスクトップ
XenSourceの元CEOが率いるPano Logicが、「CPUもメモリもOSもない」クライアントとサーバソフトによる仮想化製品を発表した。
2007年08月28日 14時57分 更新
新興仮想化技術企業Pano Logicが8月27日、「真の仮想化デスクトップ」と称する製品を発表した。
Pano Logicは、仮想化ソフトを手がけるXenSourceの元CEO、ニック・ゴールト氏が経営する企業。同社の製品は、小型デスクトップクライアントとサーバベースのソフトで構成される。クライアントマシン「Pano」デバイスは、CPUもメモリもOSもドライバもなく、IPネットワーク経由でキーボードやマウス、ディスプレイに接続し、仮想化されたサーバ上のWindowsインスタンスを実行する。サーバソフトはVMware ServerおよびVMware ESX Serverと連係する。

Panoデバイス
Panoデバイスはすべてのソフトをデスクトップからサーバに移しているため、ソフト更新の必要などがなく、デスクトップTCO(総所有コスト)を70%減らせるとPano Logicは述べている。

ユーザーは「Pano Button」を押すだけで、仮想マシンを切り替えるなどの操作ができる。IT担当者は、このボタンを設定して、Panoサーバソフトが提供するデスクトップ管理サービスを組み合わせることができる。
またPano Logicは、Panoデバイスにはソフトが載っていないためマルウェアに感染することもなく、セキュリティリスクを軽減するとも主張している。さらにセキュリティ機能として、USBポートで特定の操作を許可・禁止する機能や、ローカルストレージを無効化してローカルデバイス(USB機器など)への情報のコピーを防止する機能、トラフィックの暗号化などが提供される。
Panoは9月にサブスクリプション方式で提供開始され、料金は1カ月20ドルから。恒久ライセンスも提供される。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 28
Acerに買収されるGatewayは1985年にアイオワ州の農家で起業し、その牛柄で親しまれてきた。かつて80ドル以上をつけていた同社の株価は1ドルにまで下がった。
ニューヨーク(Associated Press)
1980年代、コンピュータのカタログ販売を行う、このサウスダコタ州の小規模企業は「Gateway 2000」という社名で呼ばれていた。1998年、既に大企業へと成長していたこの会社は、「2000」という数字はもはや時代の先取り感を示せないとの理由から、社名を「Gateway」に変更した。
だがその後のGatewayの運命を考えると、「2000」という数字を社名に入れたままでも、そう不適当ではなかったかもしれない。なにしろ、もはや同社は未来ではなく過去の栄光にすがるしかない状態に置かれている。
8月27日、台湾のAcerがGatewayを7億1000万ドルで買収する計画が発表された。この買収により、独立した一企業としてのGatewayの歴史に幕が下りるとともに、米国のPC業界における長年の病人扱いにも終止符が打たれることになる。
Gatewayの創業の経緯は米Dellとほぼ同じで、80年代に1人の若者が大学をやめ、当時新しかったPC事業を手掛けるというパターンだ。Gatewayの場合、その若者は22歳のテッド・ウェイト氏であり、Gatewayは彼が弟のノームと友人のマイク・ハモンド氏と組んで興した会社だ。
彼らは1985年に米国中西部アイオワ州の農家で起業し、Texas Instrumentsのコンピュータ向けのアドオンを販売していた。GatewayブランドのPCが登場したのは、その数年後のこと。それ以降、ウェイト氏のマーケティング手腕や、自らのルーツである農家を意識してトレードマークに牛を起用した広告展開が功を奏し、同社は急速な成長を遂げた。
1991年、当時サウスダコタ州スーシティーを拠点にしていた同社は、牛柄のコンテナでの製品出荷を開始した。ウェイト氏のポニーテールの髪型とともに、この牛柄はその後、同社の象徴となっていった。
ビジネスモデルはDellと似ていた。コンピュータは在庫を持たずに注文を受けてから組み立てるというやり方だ。部品の価格が週単位で下落することもある業界において、これは賢明な判断だった。
だがGatewayの顧客は主にコンシューマーであり、その点が、企業市場にターゲットを据えるDellとは違っていた。そして、その違いは今日まで続いている。
1993年には、Gatewayは株式を公開した。当時、同社の従業員数は約3000人。同社の市場価値は約10億ドルとなり、サウスダコタ州で唯一Fortune 500企業入りを果たした。さらに同社はアイルランドにも工場を開設し、その2年後には、オーストラリア最大のPCメーカーを買収した。
1997年には、ウェイト氏は現在Hewlett-Packard(HP)傘下であるCompaqによる70億ドルの敵対的買収を阻止している。
1998年には、Gatewayは今度はスーシティーからサンディエゴ郊外に本社を移転した。同社は残念ながら、永続的な本拠地を見つけるのに苦労したのと同じくらいに、必勝戦略を見つけるのにも苦労したようだ。
PC業界にはその後、続々と競合企業が参入し、わずかな利益をめぐり激烈な競争が繰り広げられるようになった。
それに対してGatewayが出した答えは、プラズマテレビなど家電業界に事業を拡大するというものだった。さらに同社は受注生産制の製造モデルをやめ、小売店舗の開設にも踏み切った。
だが、どちらの計画もうまくは行かなかった。それどころか、2001年以降は、ドットコムの崩壊とそれに伴う業界全体の売り上げの落ち込みにより、事態はますます悪化した。Gatewayは大赤字に見舞われ、2001年には10億ドル以上の損失を出している。
コストを抑制すべく、Gatewayは店舗の閉鎖に着手し、海外市場からも次々と撤退し、従業員のレイオフを敢行した。
その後2004年には、Gatewayは比較的新興のPCベンダー、eMachinesを買収している。eMachinesは従業員わずか138名の企業だったが、Gatewayは現金と株式で2億9000万ドルを支払い、自らを「eMachinesの拡大版」とでも言うべき企業へと変身させた。
この買収に際して、eMachinesのウェイン・イノウエCEOがウェイト氏に代わりGatewayの新CEOに就任し、Gatewayは「Best BuyやCircuit City Stores、Wal-Mart Storesなどの大手小売ブランドを介して製品を販売する」というeMachinesの戦略を採用している。
Gatewayは自社の店舗を閉鎖し、従業員の大半をレイオフした。その結果、2000年には2万4600人だった従業員が1800人にまで削減された。
こうしてスリム化を果たしたGatewayは損失こそ食い止められたが、だからと言って、DellやHPに対抗できるほどに勢いを盛り返せたわけでは決してなかった。1999年に80ドル以上をつけていた同社の株価は既に5ドルにまで下がっていたが、その後も徐々に下落を続け1ドルにまで下がった。
Gatewayは2006年には、eMachinesの創業者であるラップ・シュン・フイ氏から「小売部門を4億5000万ドルで買収する」との申し入れを受けたが、「価格が低すぎる」との理由でこの提案を拒否している。だが27日の発表に照らしてみれば、この提案はそれほど的外れでもなかったようだ。今回Acerが支払う7億1000万ドルという金額は、物価上昇率を考慮しない場合、1996年のCompaqによる買収提案額の10分の1に相当する。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 28
“YouTube撮影モード”搭載の新「EXILIM」、4機種で登場
カシオ計算機が薄型コンパクトデジタルカメラ「EXILIM」の新製品4機種を発表した。全機種H.264方式の動画撮影に対応。動画共有サイト「YouTube」に最適な設定で撮影できる“You Tube撮影モード”を備えた。

「YouTubeモード」。写真は「EX-S880」
カシオ計算機は8月28日、薄型コンパクトデジタルカメラ「EXILIM」の新製品4機種を発表した。全機種で動画撮影機能を強化。H.264方式の動画撮影にくわえ、動画共有サイト「YouTube」に最適な設定で撮影できる“You Tube撮影モード”を備えた。
いずれも画像処理LSI「EXILIMエンジン 2.0」を搭載。静止画撮影では、動体解析技術を用いたブレ軽減機能や自動追尾AFに加えて、顔認識技術を採用した。フォーカスロック後に顔が動いてもピントや露出を合わせ続け、人物の顔を綺麗に撮影できる。
一方の動画撮影では、H.264方式をサポート。最大848×480ピクセルのワイド撮影が可能だ。また「YouTubeモード」で撮影した動画は、付属のPC用ソフトを使えば最短2ステップで「YouTube」にアップロードできるという。
新製品は9月14日から順次発売を開始する。価格はすべてオープンプライス。店頭想定価格と発売日は下表の通りだ。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 28
ソニーのUSBメモリに「rootkit的」技術
ソニーのUSBメモリに付属する指紋認識ソフトのドライバで、隠しディレクトリがインストールされるとF-Secureが批判した。
2007年08月28日 08時41分 更新
フィンランドのセキュリティ企業F-Secureは8月27日、ソニーのUSBメモリのドライバに、rootkit的な隠し技術が組み込まれているのを見つけたとして、ブログで概略を公表した。
F-Secureによると、問題があるのは指紋認証機能を組み込んだソニー製USBメモリのソフトドライバ。2種類のUSBメモリを入手し、テストマシンにソフトをインストールしたところ、同社のrootkit検出システムで、システム上に隠しファイルが検出された。

ソニー製の指紋認証付きUSBメモリ(F-Secureより)
これらUSBメモリに付属するソニーの指紋認識ソフト「MicroVault USM-F」のドライバは、「c:\windows\」のディレクトリの下に隠れる形でインストールされるという。Windowsディレクトリ内のファイルとサブディレクトリを一覧表示しても、Windows APIではこのディレクトリとファイルが表示されない。

rootkit検出ツールで複数の隠しファイルが見つかった(F-Secureより)
しかし、ディレクトリ名を知っていれば、コマンドプロンプトを使ってこの隠しディレクトリに入り込み、新しい隠しファイルを作ることも可能だ。しかも一部のウイルス対策ソフトでは、このディレクトリ内のファイルは検出されない。つまり、理論的にはマルウェアがこの隠しディレクトリを利用することが可能になるとF-Secureは分析する。
MicroVaultソフトは指紋認証を守る目的でこのフォルダを隠しているのだろうが、rootkit的な隠し技術を使うのは適切ではないとF-Secureは主張。この問題を公表する前にソニーに連絡したが、これまでのところソニーからは何の返答もないとしている。
rootkitはかつて、Sony BMGのCDに組み込まれているのが発覚して問題になったことがある。当時はまだ、rootkitを使ったマルウェアはそれほど多くなかったが、その後、この手口を採用したマルウェアが増加した。Sony BMG問題で有名にならなければ、これほどの規模でrootkitが急増したかどうかは分からないとF-Secureは解説している。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 29
BIND提供元のISCは、今回のパッチを最後にBIND 8のリリースを打ち切る。
幅広く利用されているDNS実装のBIND 8に、DNSキャッシュポイズニングの脆弱性が見つかった。提供元のInternet Systems Consortium(ISC)は8月27日のパッチを最後にBIND 8の打ち切りを宣言、できるだけ早くBIND 9に切り替えるよう呼び掛けている。
US-CERTのアドバイザリーによると、BIND 8はDNSクエリ識別子を生成するアルゴリズムに弱点があり、攻撃者が次のクエリIDを予想してDNSキャッシュポイズニング攻撃を仕掛けることが可能になる。
BINDをめぐっては、7月にもDNSキャッシュポイズニングの脆弱性が報告されているが、今回見つかったのは別の問題だという。
ISCは暫定的な解決策として、この脆弱性に対処したBIND 8.4.7-P1をリリースした。しかし、これを最後として以後のBIND 8リリースは行わないと宣言。ISCではリリースから7年がたったBIND 9に専念する方針で、最善の解決策としてBIND 9.4.1-P1へのアップグレードを促している。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 29
「ソニーはまたしても機能を優先するあまり、結果が予見できなかった」とMcAfeeも批判した。
ソニーのUSBメモリでrootkit的ソフトがインストールされると指摘されたことについて、McAfeeも8月28日のブログでこの問題を確認、マルウェアに悪用される可能性があると報告した。
McAfeeによると、ソニーのMicrovault USBメモリに組み込まれている「Fingerprint Access」ソフトは、Fineart Technologyが開発したプログラムとデバイスドライバを使っている。Fineartのデバイスドライバは、既存のドライバスタックの上にファイルシステムフィルタドライバとしてインストールされ、以後すべてのファイルシステム情報がこの新しいデバイスドライバ経由でフィルタされるようになり、どんなディレクトリやファイルでも簡単に隠すことができるようになる。
この目的は、USBドライバの指紋認証機能に関連したファイルを隠すことにあると思われるが、作者はセキュリティのことは念頭に置いていなかったようだとMcAfeeは指摘する。問題のFineartの実行可能ファイルはどのディレクトリにでも置くことが可能で、これを実行すると全フォルダとファイルをそのディレクトリ内に隠すことができてしまうという。

問題のプログラムを実行してWindowsシステムファイルが隠されてしまう様子をビデオで紹介(McAfeeより)
McAfeeで実験的に、%windir%の中に問題のバイナリを置いて実行したところ、system32を含む全ファイルとサブディレクトリが隠され、ディレクトリ内のリソースにアクセスできなくなった。スタートメニューのRun(ファイル名を指定して実行)ダイアログ経由ではパスが解決できなくなり、メモ帳などの単純なユーティリティさえ実行できなくなったという。
問題のバイナリは、デフォルトではwindirの下のディレクトリにインストールされる。しかし、マルウェア作者がこれを任意のディレクトリにコピーし、そこで実行させるのを食い止めることはできず、デフォルトのディレクトリの中にマルウェアを隠すことも可能だとMcAfeeは解説する。
「ソニー製品でまたしても、機能を優先するあまり結果が予見できなかったのは悲しいことだ」とMcAfeeは結んでいる。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 29
一方的に送り付けられる迷惑メールが問題化しているため、消費者の事前承諾がなければ広告メールの送信を禁止することを経産省が検討している。
経済産業省は28日、販売業者の広告メールへの規制を強化する方針を明らかにした。一方的に送り付けられる迷惑メールが問題化しているため、消費者の事前承諾がなければ広告メールの送信を禁止することを検討している。罰則を新設するかどうかは未定。
同省が同日の産業構造審議会(経産相の諮問機関)小委員会で規制見直しに向けた論点などを説明した。経産省は同小委が今秋にもまとめる報告書をもとに、悪質な通信販売などを取り締まる特定商取引法(特商法)の改正案を来年の通常国会に提出したい考え。
この日の同小委では委員から規制強化に賛同する意見が相次いだ。同時に、適正な事業者の活動を圧迫しないよう慎重な制度設計を求める声も出た。
特商法は、販売業者が相手の許可を得ずに広告メールを送る際、表題の冒頭に「未承諾広告」と表記することなどを定めており、違反した場合は業務停止命令などの行政処分が可能。
しかし、同省が6〜8月に実施した調査では広告メールのうち未承諾と表示していたのは0・7%にとどまっており、実際には業者がルールを守らない事例が極めて多いことが分かった。このため、改正案では、消費者に無断で広告メールを送信するのを禁止する方向だ。
総務省も有識者の研究会を設置し、迷惑メールを規制する「特定電子メール法」の改正に向けて協議している。
Aug29
Posted at Aug 29, 2007 07:36 PM コメント (0) トラックバック (0)
リリースの日付 : 2007 - 08 - 29
省庁の内部からもWikipediaを編集――総務省や文部科学省、宮内庁などのIPアドレスから、行政に関わる内容からエンターテインメント関連までさまざまな項目が編集されていたことが、「WikiScanner」日本語版を使った調査で分かった。
Wikipediaを編集した組織や企業が分かるツール「WikiScanner」の日本語版がこのほど登場した。これを利用して行政機関からの編集について調べてみると、総務省や文部科学省、宮内庁などから、行政に関わる内容からエンターテインメント関連まで、さまざまな内容について編集があったことが判明。行政に批判的な内容を削除する編集も見つかった。

WikiScanner日本語版
WikiScannerは、IPアドレスを入力すれば、そのIPから編集された内容を一覧表示できるツール。IPアドレスと組織名を対応させる仕組みも備えており、特定の組織が編集した記事や内容を確認できる。英語版はすでに公開されていたが、今回新たに、日本のWikipedia内を検索できる日本語版が登場した。
省庁のIPアドレスで調べてみると多くの編集が見つかる。例えば総務省からは、「電子投票」の項目が10回以上編集され、電子投票のセキュリティーに関する内容が書き換えられているほか、「水曜どうでしょうの企画」を詳細に説明する書き込みや、シミュレーションゲーム「蒼き狼と白き牝鹿」に関する書き込みもあった。
文科省のIPからは、本間正明・元政府税制調査会会長に関するスキャンダルが削除されていたり、「コミュニティ・スクール」の項目で、文科省自身が作成したWebサイトについて「かなり充実している」と自画自賛も。
厚生労働省からは「薬物」などの項目で編集があったほか、アダルトゲーム「ななついろ★ドロップス」の項目で解説も書き加えられていた。宮内庁は、天皇陵や歴史関連の書き込みを編集しており、宮内庁に関連する疑惑の指摘を削除した跡も見つかった。農林水産省からは、ガンダム関連で大量の書き込みがあった。
WikiScanner日本語版トップページには、ソニー、ライブドア、東京大学などからの書き込みをワンクリックで確認できるリンクを掲載しているほか、プルダウンメニューには、ローマ字表記で企業・団体名一覧を表示。さまざまな企業や団体の内部から、いつ、どのような書き込みがあったかを確認できる。
ちなみにWikipediaはガイドラインで「自分のことについては他の利用者に執筆を任せるのが望ましい」としており、ユーザー自身が関わる記事についての編集を避けるよう呼びかけている。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 30
Second Lifeの成人向け区域に入るには、新しい身元確認システムで18歳以上であることを証明しなければならない。
3D仮想世界Second Lifeを運営するLinden Labは8月29日、仮想世界の住人の身元を確認するシステムを立ち上げた。
この新システム「Identity Verification(IDV)」は、Second Lifeユーザーが入力した個人情報(免許証番号やパスポート番号、社会保障番号の下4けたなど)を既存の公開記録のデータベースと照合して、ユーザーの身元を確認する。このシステムは認証技術・データサービスを手がけるAristotleのIntegrity Identity技術を利用している。現時点ではβ版で、今後すべてのSecond Life住人に展開される。
IDVシステムの利用は任意だが、18歳以上でなければ出入りできない区域に入るには、このシステムで18歳以上であることを証明しなければならない。身元確認に使ったデータはLinden LabにもIntegrityにも保存されず、単に年齢などの確認に利用される。確認プロセスはSecond Lifeのサイトの「my account」セクションで利用でき、2分弱で完了するという。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 31
指タッチはマウスに匹敵するインパクト、HTCのモバイルUI技術
スマートフォンメーカーHTCのピーターチョウCEOらが来日し、最新のスマートフォン/PDA向けUI技術「TouchFLO」などについて説明を行った。
2007年08月31日 14時13分 更新
台湾のスマートフォンベンダーHigh Tech Computer(HTC)は8月31日、来日したピーター・チョウCEOらが事業展開と最新のユーザーインタフェース技術「TouchFLO」について説明を行った。
HTCは、Windowsベースのモバイル端末専業ベンダーとして、1997年に台湾で設立され、当初はOEM事業を中心に旧COMPAQのPDA「iPAQ」シリーズの製造を手がけた。現在では国内ではNTTドコモとソフトバンクモバイル、欧米ではVodafoneやBT、Orange、Verizon、Sprintなど各国の携帯電話事業者向けに自社ブランドのスマートフォン端末を供給している

ピーター・チョウCEO
チョウCEOは、「これまで世界初のカラー対応Poket PC端末や世界初の第3世代携帯電話網対応のPDAを開発するなど、当社はモバイルによるビジネスの生産性向上とプライベートライフの価値提案にこだわって開発を行ってきた」と述べた。
同社は、6月にタッチパネルを指で直感的に操作することを目指したユーザーインタフェース技術「TouchFLO」を発表。国内ではNTTドコモが2007年度第4四半期に発売を予定する「HT1100」(関連記事)に搭載される。

NTTドコモ向けの「HT1100」
「ユーザーにとって複雑な携帯電話の操作は大きな不満だ。とにかく使い勝手の良いユーザーインタフェースを開発するよう社内に指示した。試行錯誤を繰り返し、2年もの開発期間を経て実現させた」(チョウCEO)
TouchFLOでは、3Dデザインのスクエアメニューを指で上下左右になぞりながら動かす。また、画像データでは任意の場所を指で時計回りに動かすと、その部分が拡大表示される。Webやメール閲覧時はスクロールが行える。

スクロール操作だけでなく、画像の拡大・縮小といったさまざまな操作が指で行え、利用シーンの広がりが期待される技術となりそうだ
開発コンセプトについて、ジョン・ワンCheif Marketing Officer(CMO)は「ユーザーが操作方法を覚える『学習』を徹底して無くすようにした。TouchFLOは、PC操作に劇的な変化をもたらしたマウスの登場に匹敵するものとなり、モバイルの操作性に歴史的な変革をもたらすだろう」と説明する。
TouchFLOは、指がタッチパネルに触れた時の独特な動きや圧力分布の変化などをソフトウェアで解析しながら、ユーザーが直感的だと感じられるように画面表示を変化させていく。「指とスタイラスペンの入力もほぼ正確に識別できる」(ワンCMO)

ジョン・ワンCMO
TouchFLOで操作できるものは、スクエアメニューやWeb、メール、アドレス帳、画像アルバムなどのほかに、Office MobileなどWindows Mobileが標準としてサポートするアプリケーションに限られる。ワンCEOは、「しばらくは品質向上が第一だ」と話し、サードパーティ製のアプリケーションへの対応やSDK公開などは行わないとの考えを明らかにした。
最後にチョウCEOは、「日本のユーザーは品質を非常に重視し、常に新規分野へ挑戦を続けるわれわれの戦略にとって刺激的な市場だ。ユーザーにとって身近な存在になれよう、品質と革新性をさらに訴求していきたい」と締めくくった。
リリースの日付 : 2007 - 08 - 31
「コピー10回、妥協の産物だが歓迎」――Intel著作権担当者
「日本のコンテンツ保護は厳しすぎる」と語っていたIntelの著作権担当者が、地上デジタル放送のコピー回数緩和について前向きに評価。ただ「消費者は自由を求めている」とし、コンテンツの自由度上げる取り組みを進めたいと話す。
2007年08月31日 17時22分 更新
「コピー10回は妥協の産物だが、コピーワンスよりは自由。歓迎したい」――米Intelで著作権関連業務を担当するジェフリー・ローレンス氏が8月31日に来日し、デジタル放送のコピー回数制限緩和についてこんな見方を示した。「デジタル化でアナログ時代よりも利便性が低下すれば、消費者から拒否される」とし、著作権を守りながらコンテンツの自由度を上げるため取り組みを行っていきたいという。

ローレンス氏
同社は、PCだけでなく家電やポータブルデバイスなどさまざまな機器に同社製品や技術を盛り込み、相互にネットワークでつなぐ「デジタルホーム」を推進中。コンテンツ保護規格DTCP-IP(Digital Transmission Contents Protection over IP)の策定にも関わるなど、多様な機器間でコンテンツがやりとりできる環境作りに注力してきた(関連記事参照)。
「デジタル時代のユーザー経験がアナログ時代よりも劣っていては、ユーザーに拒否されてしまう」――ローレンス氏は繰り返す。「デバイス間でのコンテンツ移動など、アナログ時代にはできていたことは、デジタル時代でも可能にしていくべきだ」
その観点から、地上デジタル放送のコピー回数制限が1回から10回(HDDに1回+1世代コピー9回)に緩和される動き(関連記事参照)を評価する。「コピー10回は妥協の産物ではあるが、コピーワンスよりも自由で、デジタルライフスタイルの可能性が広がる。歓迎したい」
妥協の産物――コピー10回は消費者にとっての満額回答ではないと見る。「アンケート調査などを見ても、コピー10回では足りないという人はいる。消費者は自由にコピーできる環境を求めているから、本来は米国のように、コンテンツに暗号化技術を付加した上で、対応機器なら自由にコピーできるEPN(Encryption Plus Non-assertion)の採用が望ましい」
「ソフトウェアCAS」で地デジ機器をカード不要に
地上デジタル放送対応機器を増やすため「ソフトウェアCAS」の採用も提唱する。地上デジを視聴する際、現在は放送の暗号を解除するための「B-CASカード」が必要。ソフトCASはこの役割をソフトウェアで行う技術だ。カードスロットなどが不要で、テレビやチューナーだけでなく携帯機器などにも実装可能。ハードよりもコストも低いという。
ただ「ビジネス上の問題」で実装が進んでいないという。「現在B-CASカードをサポートしている(放送局などの)企業のビジネスが変わってしまうため、実装が進まない。2008年ごろの実装を目指したい」
IP再送信は「放送局のビジネス広げる」
デジタル放送のIP再送信も推進し、さまざまな場所やデバイスで放送コンテンツを視聴できる環境を整えたいと語る。「放送局にIP再送信を理解してもらうには、ビジネスの可能性を示すことが必要だろう。世界には日本のコンテンツを見たい人がたくさんいる。ビジネスチャンスにつながるはずだ」
「何かを変えることは最初は脅威かもしれないが、きっと魅力を高めるものになる。ユーザーやコンテンツプロバイダーから何かを取り上げるのではなく、チャンスを広げていきたい」