貴文がプロポーズするまでの道のりを記したブログ
リリースの日付 : 2007 - 08 - 14
Microsoftは、未使用のテレビ周波数帯を使うインターネットデバイスをFCCに提出したが、この試作機はテストに合格しなかった。
ワシントン(Associated Press)
米Microsoftは8月13日、未使用のテレビ用周波数帯を介して高速インターネットサービスを提供する計画をめぐり、プロトタイプとして米連邦通信委員会(FCC)に提出したデバイスがなぜテストに落第したかについて、非常にシンプルな理由を説明した。このデバイスは壊れていたのだという。
FCCは7月31日、このプロトタイプデバイスでは未使用の周波数帯を正しく検出できず、ほかのテレビ番組やワイヤレスマイクの信号と干渉する可能性があると指摘した。
この結果を受けてMicrosoftは13日、FCCに書面を送り、その後のテストの結果、このデバイスには欠陥があることが分かったと説明している。
Microsoftとそのほか数社のIT企業の幹部らは先週、FCCのエンジニアと会合を持ち、「このデバイスは動作が不適切で、内部のコンポーネントが壊れている」との結論に達した、とMicrosoftの政府渉外担当マネージングディレクターのジャック・クルムホルツ氏は13日の声明文で説明している。
「FCCのテスト結果が異常だったのはそのせいだ」と同氏。
FCCの広報担当者はこの件に関するコメントを断っている。
MicrosoftはFCCに提出した書類において、控えとしてもう1台適切に動作するデバイスを送ってあったが、FCCはそちらのデバイスはテストしなかったと説明している。
Microsoftは、未使用のテレビ用チャンネル(「ホワイトスペース周波数帯」とも呼ばれている)を介して高速インターネットサービスを提供することを目指した企業連合に参加している。
この企業連合はFCCに2種類のプロトタイプデバイスを提出しており、1つはMicrosoftが開発したもので、もう1つはオランダのRoyal Philips Electronics傘下の米Phillips Electronics North Americaが開発したものだった。
同連合によると、Philipsのデバイスは研究室の環境においては、テレビとワイヤレスマイク両方の信号を検出できたという。
FCCのエンジニアリングオフィスは16日に聴聞会を開き、このテストに関する概要を提供するとともに、両デバイスのさらなるテストを求める提案について検討する予定だ。
FCCのケビン・マーティン会長は、ホワイトスペース周波数帯が活用されることを望んでいるが、その一方で、テレビ局からの抵抗にもあっていると話す。テレビ局は、そうしたデバイスがうまく機能せず、テレビ番組に影響を及ぼす可能性を危惧している。また、連邦政府により義務付けられ、2009年初頭に予定されているアナログ放送からデジタル放送への移行に支障をきたす可能性も懸念されている。
ホワイトスペース連合は、最終的にはFCCがホワイトスペース周波数帯を高速インターネットサービス向けに割り当てられると確信している。そうした高速インターネットサービスは、特に農村地域にとって、便利で手頃な価格のサービスとなるだろう。
タイムテーブルによると、FCCは免許なしのデバイスをホワイトスペース周波数帯で動作させるためのルールを10月までに採用し、技術的要件を満たすデバイスの認証を開始する見通し。いずれにせよ、そうしたデバイスが販売されるのは、2009年2月にテレビ放送のデジタル化が完了してからのこととなるだろう。
ホワイトスペース連合にはMicrosoftとPhilipsのほか、Google、Dell、Hewlett-Packard(HP)、Intel、EarthLinkなどの企業が参加している。