貴文がプロポーズするまでの道のりを記したブログ
リリースの日付 : 2008 - 03 - 02
LinkedInにビル・ゲイツ氏登場――ユーザーに質問を投げ掛け
Microsoftのゲイツ会長が、SNSのLinkedInに登場。「LinkedIn Answers」を活用して投げた質問に、多数の回答が寄せられている。
2008年03月01日 08時15分 更新
ビジネスネットワークを中心としたソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のLinkedInに、米Microsoft会長のビル・ゲイツ氏が登場。「LinkedIn Answers」機能を活用し、LinkedInメンバーに質問を投げ掛けている。
LinkedIn Answersは、ビジネスに関する質問などを、LinkedInメンバーに問うことができる機能。質問の対象は全LinkedInメンバーにすることもできるし、自分のネットワークだけに絞ることもできる。
ゲイツ氏の質問は、「若い人々に科学・技術分野のキャリアを進むよう促すには、どうしたらいいか」というもの。この質問が投稿されてから半日で、既に1000件近い回答が寄せられているという。

回答は投稿後1日で既に2000件を超えている
ゲイツ氏のLinkedInプロフィールページの「肩書き」は、「科学技術者、慈善家」。「マイコネクション」は、現時点では4人となっている。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 03
ソニーは、独自の平面ブラウン管「トリニトロン」の生産から3月末に撤退する。国内向けの販売は昨年終了しているが、海外向けの生産も終える。
ソニーは、独自の平面ブラウン管「トリニトロン」の生産から3月末に撤退する。国内販売は昨年終了しているが、中南米向けに出荷していたシンガポール工場での生産も終える。
トリニトロンは、同社が1967年に開発し、68年に製品化した平面ブラウン管技術。ピークの00年には、テレビ・PC向けに2000万台を販売し、これまで世界累計で2億8000万台を販売した。
トリニトロンを搭載した同社のテレビ「ベガ」シリーズは大ヒットしたが、この成功が同社の液晶テレビへのシフトを遅らせたとされている。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 04
「ユーザーのmixi日記が勝手に書籍化されるのではないか」――ネットで騒動になっていたmixiの規約改定について、「ユーザーの了解なしに書籍化などは行わない」と明言し、改訂の意図を説明した。
ミクシィは3月4日、前日付けで告知したSNS「mixi」の新規約(4月1日から適用)の著作権に関する条項について説明した。「規約改訂後はユーザーのmixi日記が勝手に書籍化されるのではないか」とネットで騒動になっていたが、「ユーザーの了解なしに書籍化などは行わない」と明言し、改訂の意図を説明した。
改訂後の規約では、「ユーザーが日記などを投稿する場合、ユーザーはミクシィに対して、その情報を国内外で無償・非独占的に使用する(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行う)権利を許諾するものとする」「ユーザーはミクシィに対し、著作者人格権を行使しない」とした。
これを知ったmixiユーザーからは「ユーザーの日記を、ミクシィが勝手に書籍化するつもりでは」「写真家がmixi内限定のつもりで公表している写真も、勝手に写真集にして出版されるのでは」といった不安の声が相次いでいた。
ミクシィの広報担当者はこれに対し、「ユーザーの日記などの権利は従来通りユーザー自身が持ち、書籍化も、ユーザーの事前了承なしには進めない」と釈明。その上で、新条項を追加した意図について、
(1)投稿された日記データなどをサーバに格納する際、データ形式や容量が改変される(ユーザーの著作者人格権《同一性保持権》を侵害する)可能性がある
(2)アクセス数が多い日記などは、データを複製して複数のサーバに格納する(ユーザーの複製権を侵害する)可能性がある
(3)日記などが他ユーザーに閲覧される場合、データが他ユーザーに送信される(ユーザーの公衆送信権を侵害する)可能性がある
――など、厳密に著作権法を適用した場合に、ユーザーに無断で行うと法に抵触しかねないデータの複製や改変について、規約で改めて規定した、と意図を説明した。
同社は今後、利用規約をユーザーに分かりやすい内容にすべく検討していくとしている。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 04
Microsoftは「IE 7モード」ではなく、最新標準に対応するレンダリングモードをIE 8のデフォルトにする。
米Microsoftは3月3日、次期ブラウザInternet Explorer(IE)8で、最新Web標準に対応したレンダリングモードをデフォルトにすることを明らかにした。IE 7の標準をデフォルトモードにするという以前の方針を覆すことになる。
IE 8には3種のレンダリングモードがある。現行のWeb標準実装に対応したモードと、IE 7リリース時のWeb標準実装に合わせたモード、それ以前の標準に対応したモードだ。Microsoftは、2番目のIE 7標準モードをデフォルトのレンダリングモードにする方針だった。IE 8で既存Webサイトが正しく表示されるようにするためだ。
ユーザーがIE 6からIE 7へ移行した際には、一部Webページが正しく表示されない問題が起きた。IE 8で同様の問題が起きることを避けるため、MicrosoftはIE 7標準モードをデフォルトにするつもりだった。
しかしコミュニティーからのフィードバックなどを考慮して、新しい標準のサポートを優先し、IE8では現行のWeb標準に対応したモードがデフォルトにすることにしたという。
同社のIEチームはブログで、IE 7向けにデザインされたWebページをIE 8で適切に表示させたい場合は、ヘッダやmetaタグでIE 7モードを指定する必要があると説明している。またチーフソフトウェアアーキテクトのレイ・オジー氏は、Webパブリッシャーに対し、IE 8のβテスト期間を利用して最新Web標準に移行するよう奨励していると述べている。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 04
Googleの脅威について聞かれたゲイツ氏は、「Googleツールは発表された日が最高の日だ」と答えた。
Googleのモデルはコンシューマー向け検索を中心にしており、同社は企業の特殊なニーズを理解していない――Microsoftのビル・ゲイツ会長は3月3日、2008 SharePointカンファレンスで来場者にこう語った。
GoogleがSharePointに及ぼす脅威についての質問に対し、ゲイツ氏は「Googleのプロダクティビティツールは当社製品のような機能と反応の早さがない。Googleツールに関して言えば、発表された日が最高の日だ。Google Talkを思い出してほしい。わたしは名前もほとんど思い出せない。これは世界を変えることになっていた」とゲイツ氏は語り、笑いと喝采が起きた。
これに対し、SharePointはエンドユーザーと作業をこなすための機能が中心だと同氏は言う。
MicrosoftがYahoo!を買収する可能性、それが今後SharePointに及ぼす影響について聞かれると、同氏は、SharePointにほとんど影響はないだろうが、この買収はMicrosoftがコンシューマー向け検索にいかに本気で取り組んでいるかを反映するものだと答えた。
「Yahoo!買収提案は、われわれが検索に前向きであることを示している。しかし、買収が成立するかどうかを予測するのは難しい」(ゲイツ氏)
米大統領選で誰に投票するかとの質問には、同氏ははっきりとは答えず、特に自身の財団に関して最も関心を持っていることの1つとして、世界的な保健の問題を挙げた。
現在の大統領候補はいずれも重要な公約を掲げており、それに力を入れている。「しかし、それ以上の具体的なコメントはしない」と同氏は述べた。
データセンターへのユニバーサルアクセス、SharePointでデータモデルが変わるかどうか、Exchangeのデータストアの変更計画についての質問も寄せられた。
SharePointの次のバージョンは、リストタイプの機能に向けて大きく前進するとゲイツ氏は語り、リストのセマンティクスをデータセンターに取り入れたいと付け加えた。
SharePointはSQLを土台としているが、その上には論理レイヤーがあり、Microsoftはそれを次のSharePoint製品に落とし込もうと取り組んでいると同氏は語った。
Exchangeには独自のデータベース環境があり、SQLにも独自のデータストアを持たせる理由は十分にあったが、今後OutlookとExchangeはSQLデータストアを採用する。「当社はそのための作業を進めており、ストレージの統一がどれほど重要かを説明している」と同氏は言う。
このデータベースによるリレーショナル化や、入れ子テーブルなどを可能にすることについて聞かれると、ゲイツ氏は、現在リストは既に重要になっており、SQLロードマップはMicrosoftのこれまでのリストへの取り組みを取り入れることになるだろうと答えた。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 05
人気の格安小型ノートに、ディスプレイサイズを大型化したモデルが登場する。
台湾ASUSは3月3日、独ハノーバーで開催中のCeBIT 2008で、低価格の小型ノートPCであるEee PCの新モデル「Eee PC 900」を発表した。Eee PC 900は8.9インチの液晶ディスプレイ(従来モデルは7インチ)を備え、標準メモリを512Mバイトから1Gバイトに増やしたハイエンドモデル。

Eee PC 900
また、フラッシュメモリの最大ストレージも従来の8Gバイトから12Gバイトに増えた。現行モデルと同じく、Windowsに対応している。価格は399ユーロで、一部地域で今夏からの発売となる。
ASUSによれば、Eee PCは発売以来35万台を販売。今年は300〜500万台の販売を見込んでいる。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 06
Yahoo!はTime Warnerと、AOLをYaoo!に統合することを話し合っている。News Corp.との交渉も続いているようだ。
米Yahoo!と米Time Warnerが、米Microsoftの一方的なYahoo!買収提案の代替案をめぐり、交渉を深めている。この件に詳しい複数の筋が伝えている。
交渉の中心となっているのは、Time WarnerのAOLインターネット部門をYahoo!に統合することだとこれらの情報筋は伝えているが、彼らは今もMicrosoftによるYahoo!買収が最も可能性が高い展開だと考えている。
Time Warnerとの交渉強化は、Yahoo!がMicrosoftの2月1日の買収提案の代替策を確定しようとする中で進められている。Yahoo!はこの買収提案を、過小評価として拒否した。交渉では、AOLをYahoo!に統合して、Time Warnerが統合会社の株式のうち過半数には満たないがかなりの数を保有することを検討していると情報筋は言う。
情報筋は、Yahoo!とTime Warnerは以前にも話し合いをしていたが、最近Yahoo!がTime Warnerに、同社へ取締役を送り込むよう再度求めたことで交渉が深まったとしている。Time Warnerはその提案に最終的な仕上げをしているところだ。両社は年間10億ドルのコスト節約を見込んでいると情報筋は伝えている。
交渉に際しては、Time Warnerのジェフリー・ビュークスCEOとYahoo!のジェリー・ヤンCEOも接触している。この動きを後押ししている要因の1つは、広告事業Advertising.comを含む両社の統合で、強力なオンライン広告事業を持つ企業が出来上がるという思惑だ。情報筋によると、Yahoo!の検索広告をGoogleにアウトソーシングすることは、今の交渉には含まれていないという。GoogleはAOLの一部検索広告を扱っており、AOL株の少数持ち分を保有している。
それとは別に、News Corp.とYahoo!も交渉を続けているとこの件を知る筋は言う。両社は、News Corp.がMySpaceおよび幾つかのサイトと引き替えにYahoo!株を取得する方向で話し合いを進めてきた。これらの筋は、交渉は前進しているが、MicrosoftがYahoo!を買収する可能性の方が高いと思われると話している(News Corp.はWall Street Journalの発行元であるDow Jonesの親会社)。
こうした交渉が行われていることから、Microsoftとの関係が行き詰まる中で期限に迫られたYahoo!が、選択肢を固めようとしていることがうかがえる。Microsoftは3月14日までに、Yahoo!の次回株主総会で選出される取締役の候補リストを提出しなければならない。同社はそれに向けて準備をしてきた。
Yahoo!はこの期限を延期しようとするかもしれないし、その可能性は高まっていると情報筋は言う(訳注:Yahoo!は候補の推薦期限を延期した)。だがYahoo!は既に、Microsoftの提案を拒否したことで複数の投資家から訴えられており、早期の解決を望む株主からさらなる圧力をかけられる可能性がある。
Yahoo!が期限を変更しない限り、Microsoftは3月13日まで待ってから候補リストを提出する可能性が高いと事情を知るある人物は言う。
とは言えMicrosoft幹部はまだ、Yahoo!と友好的な交渉をするつもりだと、同社の考えを知る人物は伝えている。14日の期限が変わらなければ、今週末にもYahoo!とMicrosoftが交渉を行う可能性があるという。そのタイミングなら、発言が漏れて株価に影響が出るリスクを負わずに交渉できるだろうとこの人物は言う。
買収に向けて、Microsoftはベテラン投資銀行家でBear Stearnsの新CEO、アラン・シュワルツ氏をYahoo!買収に関連する会合や戦略セッションに加えていると、この件を知る筋は話している。シュワルツ氏は早くからこの件にかかわっており、Microsoftの顧問であるMorgan Stanley、Blackstone Groupとともに支援している。
Microsoftは当初1株当たり31ドル相当の現金と株式でYahoo!を買収すると提案していたが、3月4日のNASDAQ市場でのMicrosoft株の終値(27.59ドル)を基にすると、買収額は実質1株28.62ドルになる。買収提案発表以来、コンシューマー向けオンライン広告の低迷への懸念から、インターネット関連株は値下がりしており、Microsoftの買収に対する投資家の期待は薄れるかもしれない。
Yahoo!は先月、1株40ドルでの買収を求めたと事情を知る筋は言うが、一部のYahoo!大口株主は先月、1株35ドル程度での買収を予測していると語っていた。ちなみに、Googleの株価はMicrosoftの買収提案発表以来、20%下落している。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 06
IE 8は互換性重視、CSS 2.1完全サポートへ
IE 8は相互運用性を改善しており、製品版で完全なCSS 2.1サポートを提供する。
2008年03月06日 17時33分 更新
米Microsoftは3月5日、自社のMIXカンファレンスで「Internet Explorer(IE)8」の初の公開β版を披露し、開発者向けにダウンロード提供を開始したことを発表した。
IE 8はMicrosoftの人気ブラウザの次世代版。そのβ1は標準サポートが大幅に改善されており、ユーザー体験を強化し、開発者プラットフォームへの投資も拡大したと、Microsoftの.NETデベロッパー部門のコーポレート副社長スコット・ガスリー氏は語った。
IEチームのジェネラルマネジャー、ディーン・ハカモビッチ氏は、IE 8β1は相互運用性が向上しており、開発者がWebサイトをデザインする際に(IE 8での動作を)予測しやすくなっていると語る。RTM(製造工程向けリリース)時にはCSS 2.1もフルサポートするという。
β1には、視覚的環境でHTML、CSS、スクリプトを手早くデバッグできるツールが統合されている。さらに「Activities」「WebSlices」という2つの新機能は、Webページにとどまらずに、ユーザーがお気に入りのコンテンツやサービスにいつでもつながっていられる新たな方法を開発者が導入できるようにすることを目指している。開発者はβ1をここからダウンロードできる。
「われわれの目標は、製品版IE 8で完全なCSS 2.1サポートを提供することだ」(ハカモビッチ氏)
標準サポートを改善し、開発作業を容易にするため、MicrosoftはWorld Wide Web Consortium(W3C)のCSS作業部会に700件を超えるテストケースを提供したと同氏は言う。「CSSの包括的な認定テストスイートは、真の相互運用性を実現する上で重要だと考えており、そうしたスイートを提供しようとするW3Cの取り組みを支持しているからだ」という。
MicrosoftはIE 8でスクリプト性能を向上させ、HTML 5のサポートを開始し、IE 8向けの「優れた内蔵型開発ツールの初の導入」を実現したとハカモビッチ氏は語る。
さらに、Activities機能で「Webサービスをユーザーのワークフローにもっと効率的に統合する方法を実現した」と同氏は言う。例えば、ユーザーはWebページ上のテキストを選択して、それを地図に表示したり、ブログに書き込んだり、検索したりなどできる。テキストをコピーして、新しいタブを開いて別のサイトに移動してペーストする必要はないという。
「Microsoft Open Specification Promiseと、クリエイティブ・コモンズの帰属・共有ライセンスの下で、OpenService Format仕様を公開した。WebSlicesはWebサービスにとって、ユーザーが興味のあるWebページの一部をブラウザ内で常にチェックできるようにするより優れた手段となる」(同氏)
開発者はWebSlicesを使って、Webページの一部を「ちょっとしたマークアップ作業でフィード可能にできる。ユーザーはそのフィードを簡単に購読して、SNSやオークション、スポーツの試合結果などの情報をブラウザ内で常時チェックできる。フィード元のWebにアクセスしていないときでもだ。当社はWebSlice FormatをMicrosoft Open Specification Promiseの下で公開し、この仕様をクリエイティブ・コモンズの下でパブリックドメイン宣言する」と同氏は語る。
さらにハカモビッチ氏は、IE 8はAjaxに関連して、「戻るボタン」を修正したと冗談を言った。
「ここで開発者に気づいてほしいテーマの1つが、相互運用性だ」と同氏は言う。「IEチームはブラウザ間の違い――特に旧版IEとの違い――が、開発者に対して、時間を無駄にさせたり、不満を抱かせたり、場合によってはユーザーに提供する体験を制限させてしまったりなどの影響をどれだけ及ぼしているかを理解している」
「開発者のために、IE 8で実際の相互運用性を大きく前進させたい。標準がわれわれのアプローチの中核だ」(同氏)
リリースの日付 : 2008 - 03 - 07
オッテリーニCEOはNAND型フラッシュメモリ事業を建て直すと言明。PC事業については楽観的な見方を崩していない。
米半導体大手Intelのポール・オッテリーニCEOは、同社の事業モデル、および米国景気後退局面の中でいかに利益を出し続けるかという懸念について、変革を約束した。
米カリフォルニア州サンタクララのIntel本社で3月5日に始まった年次カンファレンス「Investor Day」でオッテリーニ氏は、アナリストや業界関係者を前に、経済情勢が変化し続ける中、今後数カ月で事業モデルの調整を行うと表明した。
オッテリーニ氏はまず、NAND型フラッシュメモリ事業の修正に着手する。これに先立ちIntelは、同部門の利益率(半導体事業の収益率を示す重要な指標)予想を56%から54%に引き下げると発表。理由として、NANDメモリの価格が予想を下回ったことを挙げている。
NANDとDRAMを含むメモリ市場は最近、供給過剰で打撃を受けている。
オッテリーニ氏以下同社経営陣が、状況にどう対処するのかは不明だが、同氏は変革を行うと断言した。同部門を支えるため、ソリッドステートドライブ(SSD)などさらに最先端のNANDベース技術に投資するとも述べている。
「これがIntelの足手まといにならないようにすることは、わたしの個人的責務だ。建て直しまたは黒字化を果たす」(オッテリーニ氏)
米国景気は今後数カ月にわたって後退を続ける可能性があるとの報道が相次ぎ、IT部門のサーバやPC買い控えにつながる可能性もある。しかしNAND事業についての懸念を除けば、オッテリーニ氏やIntel幹部はPC市場について楽観的な姿勢だった。ただ、Intelの直近の四半期決算はウォール街の予想を下回り、次の3カ月についても同社は慎重な見方を示している。
Intelが楽観的な姿勢を崩さない一因は、販売・マーケティング担当執行副社長のショーン・マロニー氏が示した同社PC事業の内訳表に示されている。IntelのPC市場における売り上げのうち、米国が占める割合は現時点で約24%。西欧は約23%、中国約14%、日本を除くアジア太平洋が約13%となっている。
米Hewlett-Packard(HP)が売り上げの70%を米国外で上げているのと同様、Intelも米国外の売り上げを頼みに、米国の景気後退局面を乗り切ることができると期待している。
Intelは人員削減を通じた合理化と利益改善にも努めている。人員削減に目を向け始めた2006年には世界で約10万5000人を抱えていた。現在の陣容は約8万6500人で、NOR型フラッシュメモリ事業のスピンオフを経て、年内に8万人まで削減する可能性がある。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 07
MicrosoftのバルマーCEOを突き動かす3つのものとは? 3タイプの仕事日の過ごし方とは?
Microsoftのスティーブ・バルマーCEOを突き動かしているものは何か、Microsoftのトップとして、同氏が日々何をしているか、疑問に思ったことはないだろうか?
多くの人がそんな疑問を持ったことがあるだろう。3月5日に年次MIXカンファレンスで行われた炉辺談話で、司会の元AppleフェローでGarage Technology Ventures役員のガイ・カワサキ氏は、バルマー氏にこの疑問をぶつけた。
バルマー氏は、自分を突き動かしているものは主に3つあると答えた。まず、同氏は自分の仕事が好きであり、Microsoftが世界を変える技術を作り出す最前線にいることを喜んでいる。
次に、世界で最も賢明でエネルギッシュな人々と一緒に仕事をする機会がある。最後に、やりがいのある仕事が楽しく、「そういう仕事を経験してきた」という。
バルマー氏は、同氏の仕事日には3タイプあると語った。1つは、1日中オフィスの外で顧客と会う日。活力をもたらす仕事だという。次に、オフィスで次から次へと会議をこなす日。それから会議が1件程度の静かな日。こういう日には、調べ物をしたり、自身にとって重要なことを考えたり、実行したりする。
また、同氏が1日に受け取る電子メールはわずか70通程度で、フィルターを使って処理していないという。ほとんどの電子メールは自分で返信するか、返信できる人に転送している。
ビル・ゲイツ会長が今夏、フルタイムで財団の仕事に移ることについては、ゲイツ氏に「Microsoftでパートタイムで働いてもらうこと」にどんな意味があるのか分からないとし、Microsoftは既に幾つもの点で変わっており、皆が常にそれに気づいているとは限らないと指摘した。
「今日の技術革新の多くはビルがもたらしたものではない。ほかの人によるものだ。全体として、パーツをただ合わせたものよりも、もっと大きくならなければならない。それは(チーフソフトウェアアーキテクトの)レイ・オジー、(研究戦略責任者の)クレイグ・マンディ、わたしに加えて、小さなリーダーシップチームから生まれるだろう」(バルマー氏)
Vistaの状況を聞かれたバルマー氏は、「当社の歴史において2番目に人気のあるOSのことかな」と語り、カワサキ氏はそれに対して「そう、それしかない」と答えた。
バルマー氏は、Vistaはコンシューマー市場では非常に人気が高いとしつつも、アプリケーションやハードウェアの互換性に問題があることは認めた。「アプリケーションの品質を犠牲にしてセキュリティを高めることを選択した。顧客は、それが苦痛を引き起こしたと言っている」
優れた企業は前進するか、さもなければ影響力が弱まるかのどちらかだと同氏は語り、Microsoftは前進を続けると付け加えた。ほとんどの企業は、Microsoftとは違って1つのスキルセットしか構築しなかったと同氏は述べた。
カワサキ氏がそれに異論を唱えると、バルマー氏は「この前確認した限りでは、多くの政府機関が、当社が高い市場シェアを持っていると思っている」と冗談を言った。「特にEUで」とカワサキ氏は返した。
「ノーコメント」とバルマー氏。
同氏はブラウザ市場に関して、Firefoxはこの数年でシェアを築いてきたが、Microsoftはブラウザに大きく投資していると語った。「IE 8の情報は少ししか見せていない。これからもっと出てくる。当社が革新的なブラウザ技術をもっと提供すると期待してほしい」
Mac向けにInternet Explorer(IE)を提供するかという質問に対しては、MicrosoftにとってはMacにブラウザを移植するよりも新しい革新に取り組む方が賢明だと同氏は答えた。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 09
Haute SecureはMicrosoftの元セキュリティ担当者が設立した企業。無料のオンラインツール「Haute Secure 2.0」をβ公開した。
米Haute Secureは3月6日、無料のWebセキュリティツール「Haute Secure 2.0」をβ公開した。Webサイトに組み込まれた危険なコンピュータコードを検出し、ブロックするブラウザプラグインで、同社のサイトからダウンロードできる。
Haute Secureは、Microsoftのセキュリティ部門出身者が2006年に設立。米Googleで設立当初から取締役を務めるラム・シュリラム氏や、GoogleやAsk.comに初期段階で投資を行ったエンジェル投資家のロン・コンウェイ氏などが出資している。
Haute Secure 2.0は、Webサイトの安全度を評価したリストに沿って危険サイトを検出する。Hauteが作成したリストのほか、GoogleやPhishtankなどの他社によるリストも利用可能。ほかのユーザーと評価リストを共有するオプションもある。ブラウザは、Internet ExplorerとFirefoxに対応。GoogleおよびYahoo!検索での検索結果ページで各サイトの危険度を表示させることもできる。

Googleの検索結果で危険度を表示する
リリースの日付 : 2008 - 03 - 10
バルマー氏によると、MicrosoftがYahoo!を買収しようとしているのは、検索分野および検索連動広告ビジネスでクリティカルマスを獲得するためだという。
Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは、開発者にとって重要な問題について炉辺談話の中で静かに語るつもりでラスベガスで開催された「MIX」カンファレンスにやって来た。しかし同氏を待っていたのは、Yahoo!、Google、Appleに関する質問の嵐だった。
談話の進行役を務めたのは、Garage Technology Venturesのマネージングディレクターで、Apple Computer(現Apple)の元フェローのガイ・カワサキ氏だった。同氏は、MicrosoftがなぜYahoo!を買収したがっているのかについてバルマー氏に質問を浴びせた。
バルマー氏はこれに対して、Microsoftは検索と広告の分野で重要なプレーヤーを目指しているからだと答えた。インターネット広告市場は大きく、将来は巨大なものになると同氏は語り、Microsoftはこの分野で望む位置にいないと指摘した。
「われわれは検索および検索連動広告の分野にもっと早くから取り組むべきだった。Yahoo!が当社にとって重要なのは、この分野ではクリティカルマスが必要だからだ」とバルマー氏は語り、Microsoftがオンライン広告分野では負け犬であることを認めた。
バルマー氏によると、オンライン広告ビジネスでは規模が非常に重要であり、広告はWebページのコンテンツの一部であり、Googleはこの点でMicrosoftよりも大きなシェアを持っている。さらに同氏によると、検索は重要なアプリケーションであり、広告を掲載したMicrosoftのサービスとWebサイトを通じた検索が、すべての検索トランザクションの中で大きな割合を占めることを願っているという。
Yahoo!の買収に成功した場合、1つだけはっきりしていることがある、とバルマー氏は話す。「それはどれも2つ存在することはないということだ――検索エンジンが2つになることもなければ、広告サービスが2つになることもない」。
「Googleの創業者たちの絵を目がけてダーツを投げているのか」とのカワサキ氏の質問に対し、バルマー氏はそんなことはしていないと即座に否定し、「Microsoftではデスクトップ市場やサーバ市場、エンタープライズ市場におけるGoogleのプレゼンスを認めていない」と述べた。
「Googleはこれらの市場にあこがれているだろうが、進出を果たしていない。彼らはエンターテインメント分野への願望も抱いている」とバルマー氏は指摘する。しかしこと検索市場に関しては、「Googleの独り勝ち状態であり、これに対してわれわれはせっせとがんばるばかりだ」と同氏は語る。
カワサキ氏は、「Appleは目障りな存在であり、蹴散らしたいと思っているのか」とバルマー氏に質問した。
バルマー氏は、そんなことは思っていないと答えた。「Appleは非常によくがんばっているが、われわれもがんばっている。何と言っても、われわれはAppleよりもはるかに巨大な顧客ベースを持っている。彼らはこれからもがんばるだろうが、われわれはこれからも熱意とエネルギーで勝負するつもりだ」と同氏。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 10
NTTドコモは、iモードメールの送受信をPC上から利用できる「iモード.net」を開始する
NTTドコモは3月10日、iモードメールの送受信をPC上から利用できる「iモード.net」を3月11日から開始すると発表した。利用料金は月額200円。

iモード.netの操作画面
同サービスでは、iモードメールのアドレスでPC上から絵文字やデコレーションメールを含めた電子メールの送受信ができる。長文の作成や画像添付などが簡単にできるようになり、携帯電話が手元にない場合やサービスエリア外で、PCでiモードメールの確認や返信ができる。最新の携帯電話と同様に2Mバイトまでのデータを添付できる。
また、「電話帳お預かりサービス」の利用者はiモード.netでも登録している電話帳データを利用でき、変更したデータは携帯電話側に自動的に反映する。また、サービス利用時に携帯電話に送信されるワンタイムパスワードをPC画面に入力するログイン認証や、ログインの日時を携帯電話に通知する「ログイン通知メール」機能などのセキュリティ機能も搭載し、第三者による「なりすまし」利用を防止できるという。
対象となるのはiモード契約者で、初回申し込みの場合は30日間無料で同サービスを利用できる。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 11
「Emulate IE7」ボタンを使うと、WebサイトをIE 7のレイアウトモードで表示できる。
米Microsoftが先週リリースした「Internet Explorer(IE)8」のβ版は、IE 7モードで利用できるボタンを備えている。IE開発チームがブログで解説している。
この「Emulate IE7」ボタンはIE 8βのコマンドバーに表示される。IE 8でIE 7のユーザーエージェント文字列、バージョンベクター、レイアウトモードを使うためのものだ。

IE 8はデフォルトでは最新のWeb標準に合わせているため、IE 7向けに作られたWebサイトの表示が崩れることがある。そのような場合にEmulate IE7ボタンを使えば、WebサイトをIE 7のレイアウトモードで表示できるという。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 12
「Wikiseek」のSearchmeが、iTunesやMac OS X“Leopard”のCoverFlowに似たインタフェースを使った検索エンジンを発表した。
新興企業米Searchmeは3月11日、ビジュアル検索エンジンのプライベートβ版をリリースすると発表した。Adobeとの協業により、Adobe Flex 3ソフトウェアを利用して開発したものだ。
この検索エンジンは、検索結果をAppleのiTunesやMac OS X“Leopard”に使われているCoverFlowのような閲覧の可能な「ページの束」として提供するため、ユーザーは実際のサイトに行く前に、画像でページのおおよその内容をチェックできる。

ユーザーが単語を入力すると、その単語に関連するカテゴリーアイコンが表示される。例えば「bonds」と入力すると、「savings」「stocks」「baseball」などが表示される。次にこれらの中からカテゴリーを絞り込み、自分の検索に該当するページの画像があるかどうかをチェックしてから、実際のページへ行くという仕組みだ。
Mar12
Posted at Mar 12, 2008 12:07 PM コメント (0) トラックバック (0)
リリースの日付 : 2008 - 03 - 12
パナソニックは、堅牢ノートPCシリーズ「TOUGHBOOK」のUMPC版の開発を表明した。CeBITで開発サンプルが参考展示される予定だ。
UMPC版TOUGHBOOKは手のひらサイズと1キロを切る軽量化を目指している 今回開発が表明されたTOUGHBOOKは、超小型PCやMID(Mobile Internet Device)向けのプラットフォームとしてインテルが開発を進めている「Centrino Atom」(開発コード名Menlow)プラットフォームを搭載するUMPCとして登場する予定だ。
欧米では、堅牢性能に優れたノートPCのブランドとしてトップシェアを得るまでに評価されているTOUGHBOOKだが、多くのユーザーから「軽量小型」のラインアップが望まれていた。すでに、PDAタイプのモデルが提供していたものの、あらたに、UMPCタイプのモデルを開発することになったと、パナソニックは説明している。
開発途上にあるため、具体的なスペックは確定していないが、開発における仕様要求としてつぎの項目が掲げられている。
Centrino Atomを導入すること
耐衝撃/耐落下性能については、従来のTOUGHBOOKシリーズより向上させること
Windows Vistaが動作してノートPC同等の操作環境を提供できること
5.6インチ液晶ディスプレイを搭載し、タッチオペーレーションに対応すること
重さは1キロを下回ること
1日持ち運べるバッテリー駆動時間を実現すること
バッテリーの電源をいれたままパックの交換ができること
キーボード、ワイヤレス接続、カメラ、バーコードリーダーなどの搭載機能のカスタマイスが可能なこと
従来のTOUGHBOOKを超える堅牢性能を実現しながら、軽量小型化と長時間バッテリー駆動の実現を目指すUMPC版TOUGHBOOKの国内出荷は、2008年秋から法人ルートで順次開始される予定だ。

開発が表明されたUMPC版TOUGHBOOK。このモデルはVAIO type Uのようなフルキーボードを搭載しているが、大きな10キーを載せたモデルも考案されている
Mar12
Posted at Mar 12, 2008 12:08 PM コメント (0) トラックバック (0)
リリースの日付 : 2008 - 03 - 12
九十九電機は、GIGABYTE製UMPC「M704」の取り扱いを発表、3月12日より販売を開始する。
九十九電機は3月4日、GIGABYTE製となるUMPC「M704」の取り扱いを発表、3月12日より日本国内での販売を開始する。価格は7万9800円。発売記念キャンペーンとして、購入先着50名に専用のドッキングステーション(9800円)がプレゼントされる。



M704(写真=左と中央)、別売のドッキングステーション利用イメージ(写真=右)
M704は、スライド式キーボードを装備するUMPC(ウルトラモバイルPC)で、1024×600ドット表示対応の7インチワイド液晶ディスプレイを搭載。タッチスクリーン/スタイラスペン入力に対応する。
搭載OSはWindows XP Home Edition。CPUは超低電圧版VIA C7-M 1.2GHz、メモリはDDR2 768Mバイト、HDDは60Gバイトを内蔵する。インタフェースはSDメモリーカード/MMC/SDIO対応メモリカードスロット、USB 2.0×2、アナログD-Sub出力などを装備、そのほかIEEE802.11g/b対応無線LAN/Bluetooth 2.0や130万画素Webカメラなどを標準で利用可能となっている。バッテリー駆動時間は約4時間。本体サイズは190(幅)×120.8(奥行き)×30.3(高さ)ミリ、重量は約780グラムだ。
また、別売となるドッキングステーションを利用することで、追加インタフェースとしてUSB 2.0×3、IEEE1394×1、有線LANポート×1、アナログD-Sub出力×1、オーディオ入出力などが利用可能だ。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 13
Googleがテスト中のAd Managerは、検索広告だけでなく、動画やグラフィカル広告にも対応した広告配信サービス。無料で利用でき、AdSenseの購入は強制されない。
米Googleは、Webパブリッシャーがオンライン広告販売を管理し、コンシューマーがWebページを表示するたびに広告を表示するのに使える新サービスを発表する計画だ。
この新サービスは、今週31億ドルをかけたDoubleClick買収が完了したことを受けて、Googleが広告製品の拡大を計画していることをいち早く示すものだ。
新サービス「Ad Manager」は広告配信を無料で提供するもので、限られた数のWebサイトでテスト中だ。このような広告配信サービスは従来、DoubleClickなどの企業がWebパブリッシャーに有料で提供してきた。パブリッシャーはたいていの場合、自身の広告を配信するときでさえ、コンシューマーがWebページを開いたときに広告を表示するのに、このような広告配信企業に頼っている。
GoogleはAd Managerの利用者が、Webサイト上の空いている広告スポットにGoogleが販売する広告を表示することに同意してくれると期待している。Googleは販売した広告の売り上げに対して手数料を受け取る。
この動きは、GoogleがWeb検索結果などのコンテンツと一緒に表示される小さなテキスト広告以外にも、広告製品を拡大しようとしている中で進められている。この種のテキストは、現在Googleの売上高の大半を占めている。一方では、消費者支出の減速がオンライン広告にも及ぶのではないかという懸念もささやかれている。
Googleは、Ad Manager利用者にGoogleのAdSense広告の掲載を義務付けることはないとしている。利用者は、より高い収益が得られる場合はほかのオンライン広告ネットワークの広告を掲載することもできるという。Ad Managerはグラフィカル広告、ビデオ広告、テキスト広告などの形式に対応する。
Ad ManagerはGoogle自身が開発したもので、中小規模の営業部隊を持つWebパブリッシャーが対象だと同社は述べている。一方DoubleClickの広告サービスはもっと大規模な広告営業部隊向けだという。一部の業界幹部は、GoogleがいずれはDoubleClickの広告配信サービスを無料にするのではないかと推測してきた。Googleの広報担当者は、DoubleClick製品の無料化計画は現時点ではないとしている。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 14
開発者はYahoo!の検索プラットフォームに独自のアルゴリズムを載せ、セマンティックWebで検索体験を向上させることができるようになる。
米Yahoo!は、間もなく同社のSearchプラットフォームのAPIを提供して、外部の開発者が構造化データを使って検索結果をカスタマイズし、ユーザーの利便性を向上させられるようにすると明らかにした。
このプログラムでは、外部プログラマーがAPIに独自のアルゴリズムを加えて、Yahoo!の検索インデックスをどう利用するかを決めることができる。
また、Yahoo! Searchプラットフォーム上でのプログラミングを向上させるために、Yahoo!はRDF(Resource Description Framework)やマイクロフォーマットなどのセマンティックWeb標準を幾つかサポートすると、Yahoo! Search製品管理ディレクター、アミット・クマー氏は3月13日付のブログで述べている。
World Wide Webの生みの親ティム・バーナーズ−リー氏が広めたセマンティックWebとは、Webコンテンツを使いたいというユーザーやマシンのリクエストをWebが理解して実行できるようにするためのプログラミング慣行。
プログラマーの間では、標準サポートとセマンティックWeb向けソフトの開発はあまり進んでいない。その理由の一端は、複雑であり、Webパブリッシャーがサイトにコンシューマーを引きつけられる「キラーアプリ」がないことにある。クマー氏は、キラーアプリはWeb検索だと主張する。
Yahoo!はSearchプラットフォームを開放し、セマンティックWebをサポートすることで、開発者を取り込んで、セマンティックWebをベースにユーザーの検索体験を向上させる機能を開発してもらいたいと期待している。
サイロのように分断されたセマンティック情報がWeb上に点在する状態ではなく、Yahoo!は入手できるすべてのセマンティック情報を集めるとTechCrunchのマイケル・アーリントン氏は述べている。
例えば、クマー氏は、マイクロフォーマットで(SNSの)LinkedInのプロフィールページをマークアップすれば、Yahoo! SearchがLinkedInのセマンティックコンテンツとサイトコンポーネントをもっと理解できるようになると説明する。
「Searchインデックスに含まれるLinkedInの構造化データがもっと適切に理解されるようになれば、LinkedInサイトでもっと強力で便利な検索結果をユーザーに提供できるようになる」とクマー氏は述べ、LinkedInには、同社の構造化データを利用するサイトからのトラフィックの質が高まり、トラフィック量も増えるというメリットがあると付け加えた。
IDCのアナリスト、レイチェル・ハップ氏は、こうした取り組みは、Yahoo!がMicrosoftによる2月1日の1株31ドルでの買収提案を過小評価と考えている理由を物語っていると語る。
「優先してほしいものがここにあるよ、除外してほしいものがここにあるよ、といったように指定するアルゴリズムを検索の上に載せることができれば、非常に強力だ」と同氏は語り、これは「Googleは一番いいものを知っている」的なインデクシングアプローチを脱していると指摘する。
「Yahoo!がついにそのビジョンをまとめ上げて、それを同社の事業のさまざまな要素に組み込んで市場に投入し始めているように思える」(同氏)
確かに、446億ドルの買収提案を拒否して以来、Yahoo!はビデオ広告会社のMaven Networksを買収し、oneConnectやonePlaceなどの携帯電話向け製品を発表した。
Yahoo!は数週間以内に、サポートするセマンティックWeb標準に関する詳細な仕様を公表するとしている。初めはhCard、hCalendar、hAtom、XFNなどのマイクロフォーマットがサポート対象になる。
Yahoo! Searchは構造化データの埋め込みや、Dublin Core、クリエティブ・コモンズ、FOAF、GeoRSS、Media RSSのボキャブラリーコンポーネントのサポートに使うボキャブラリーフレームワークを構築するのにも使える。Yahoo!は深層Webのデータソースを検索する構造化クエリーのための拡張機能を開発することで、OpenSearch仕様をサポートする。
さらに同社は、近く本社でデベロッパーローンチパーティーを開催する。このイベントで、Yahoo! Searchプラットフォーム向けの「検索強化」アプリケーションを構築するためのツールのβ版をリリースする。
同社のオープン検索プラットフォームについてもっと詳しく知りたい場合は、ここで情報を入手できる。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 14
Microsoftが買収提案を行って以来初めての会合だが、交渉の段階には至っていない。
米Microsoftと米Yahoo!の上級幹部が3月10日、Microsoftによる買収提案について会談した。この件に詳しい筋が伝えている。
両社の会合は、Microsoftが1月31日に一方的な買収提案を行って以来初めてとなる。Yahoo!は先月買収提案を拒否しており、両陣営の対話の突破口となるものだ。
この会合はまだ交渉ではなく、銀行家は参加しなかったと事情筋は話している。Microsoftが合併後のビジョンを提示するためのもので、Yahoo!幹部はほとんど聞く側だったと事情筋の1人は話している。今後の話し合いは設定されなかった。
Yahoo!は、Time WarnerのAOL部門、News Corp.(Wall Street Journalの発行元であるDow Jonesの親会社)などほかの提携先候補とも同様の会合を持っている。
Yahoo!とMicrosoftの幹部数人が、Yahoo!本社の近くで行われた会合に出席した。CEOのジェリー・ヤン氏とスティーブ・バルマー氏が参加したかどうかは不明。
この会合前の先週、Yahoo!は年次株主総会で選ぶ取締役の候補の提出期限を延期した。Microsoftは買収提案を押し通すために取締役候補を推薦する可能性がある。期限の延期で、Yahoo!とMicrosoftへのプレッシャーは和らいだ。延期していなければ、Microsoftは14日までに候補者を推薦しなければならなかった。
Yahoo!取締役会は2月11日に、同社を過小評価しているとの理由でMicrosoftの提案を拒否した。Microsoftが当初提案したのは、446億ドル相当の現金と株式による買収だった。買収提案発表の前日のYahoo!の終値に62%のプレミアムを上乗せした額だ。その後Microsoftの株価は12%下落し、提示額は419億ドル(1株当たり29.11ドル)にまで減じている。
MicrosoftはYahoo!の帳簿を詳しく調べない限り、提示額の引き上げは考えないとしていると情報筋は伝えている。
これとは別に、Yahoo!は欧州の本社をロンドンからスイスに移すことを明らかにした。18カ月以内にジュネーブ湖岸に移るという。これは「競争力を高め、業績、パフォーマンス、効率を上げるための国際事業戦略の一環だ」と同社は発表文で述べている。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 14
ブラウザ・オーバーレイ技術「Nayuta」の試験運営がスタート。Webページの上に直接メモを貼り付けたり、ページを切り抜いてクリップするといったことが可能だ。
ぽんこつ(東京・港区)は3月14日、Webブラウザ・オーバーレイ技術「Nayuta」の試験運営を始めたと発表した。
Nayutaは、同社代表取締役の山中仁さんがIPA未踏ソフトウェア創造事業の支援を受けて開発したブラウザ拡張技術。Internet Explorerとデスクトップスクリーンの間に仮想的な中間レイヤーを作成。各種のオブジェクトをレイヤー上に挿入することで、Webページ上にオーバーレイする形で表示できるという。

クリップの作成
Webページ上の任意の位置にメモを追加できる「Nayuta.Memo」、Webページの任意の位置をクリップとして切り出し、Web上で共有できる「Nayuta.Clip」──を公開。Nayuta.Memoで作成したメモは、他のユーザーが同じページを訪問した際にも表示可能で、メモを追記するなどして議論を進めることも可能だ。
利用は無料。ツールバーのインストールが必要だが、IDは自動生成して認証するため、会員登録作業は不要。

メモの追加
リリースの日付 : 2008 - 03 - 15
日米でSQLインジェクション攻撃が急増している問題で、JPCERT/CCはマルウェアの感染リスクは減少したが、引き続きの警戒を呼びかける。
日米でWebサイトの脆弱性を狙ったSQLインジェクション攻撃が急増している問題で、JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月14日、インターネット利用者などの対して継続的に注意するようを呼びかけた。
この攻撃はWebサイトを不正に改ざんして、閲覧者をマルウェアに感染させようとするもの。日本では3月11日夜から、米国では現地時間12日から急増している。12日にはセキュリティベンダーのラックが注意を呼びかけ、13日にはUS-CERTなど米国のセキュリティ機関も相次いで注意喚起をしていた。
攻撃の多くは、Active Server Pagesを利用するWebサイトの脆弱性を利用してマルウェア感染サイトへのリンクするタグを不正に埋め込み、サイト訪問者が気付かない間にマルウェアに感染させようとする。日米で攻撃の仕組みが類似しており、JPCERT/CCやセキュリティ機関では、同一グループによる攻撃の可能性があると指摘している。
米国では2万ページ以上が被害を受けたといい、国内でも一部のサイトで改ざん被害が確認されている。JPCERT/CCは、「現在は感染先サイトが閉鎖されているため、実際の被害は少ないようだ。だが再開する可能性もあり、早急にWebサイトやOS、アプリケーションを最新の状態にして脆弱性を解消してほしい」と呼びかけている。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 16
ハーバード大学大学院のサーバに何者かが侵入、約1万人分のデータが流出した可能性があるという。
米ハーバード大学は3月12日、同大学院Harvard Graduate School of Arts and Sciences(GSAS)のWebサーバがハッキングされたことを明らかにした。同サーバには2007年秋に入力された入学願書、および2006〜2007年、2007〜2008年の学生寮入寮申請書などのデータが保管されていたという。
ハッキングの事実は2月16日に発覚。サーバは調査およびセキュリティ向上のため、2月17〜21日の間停止されていた。
調査の結果、サーバには約1万人分の入学願書および入寮申請書のデータが含まれていたことが分かった。うち約6600人分については、氏名、社会保障番号、生年月日、住所、メールアドレス、電話番号、試験の得点、出身高校、高校での成績が含まれていた。約500人分にはハーバード大学発行のID番号を含む寮情報、また13人の入寮申請書には、食物アレルギーなど健康に関する情報も含まれていたという。
大学側ではデータが流出した可能性のある全員に通知した。また社会保障番号と大学のID番号にアクセスされた可能性のある人に対しては、大学側の費用でセキュリティ企業の米Krollによるクレジットカード監視などのセキュリティサービスを提供する。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 17
GoogleがMicrosoftのSilverlightに対抗する目的で、Adobeを買収することはあり得るだろうか。
米Googleがインターネットを活用した収益増大とユーザー獲得でMicrosoftより優位に立っていることはよく言われる通りだが、Googleが参入しておらず、MicrosoftがGoogleを制しているように見える分野が1つある。リッチメディアアプリケーションだ。
Microsoftは3月5日、リッチWebアプリケーション「Silverlight 2」のβ版をリリースした。ハイテクメディアやアナリストは、世界のブラウザの98%で使われているAdobeのFlashの代替になるものとして、Silverlightを位置付けたがっている。
AjaxとリッチWebアプリのこの時代に、もしMicrosoftがFlashの市場の一画にでも食い込むことができたら、Googleが支配を目指すインターネット経済において、Microsoftはかなりの収益を上げられる地位に立つ。
Googleは途方に暮れているのだろうか。コードネームGashとかGooglelightとでも呼ぶリッチWebアプリケーションを開発しているのか。それとも市場を一網打尽にするためAdobe買収を仕掛けるか。
今後の計画に関するeWEEKの質問についてGoogle広報からは、同社の使命は世界中の情報にどこからでもアクセスできるようにすることにあるという、型通りの返事しか戻ってこなかった。「わが社はこの使命を形にし続けるために継続的なイノベーションを行っているが、現時点で特に発表することはない」
しかし真っ向から否定されなかったのは怪しい。検索・アプリケーションメーカーの同社が何か隠していることをうかがわせる。そこでリッチWebアプリの分野に詳しい専門家数人に意見を聴いてみた。
Gartnerのアナリスト、レイ・バルデス氏はeWEEKの取材に対し、Googleは画像処理とグラフィックスを手掛ける企業を買収しており、それを通じてリッチWebアプリ機能を提供できる可能性があると語った。
例えばGoogleは、Google Earthの基盤となるKeyholeを買収し、後にSketchUpの買収で3Dモデリングを追加した。さらに、写真マッピングを手掛けるPanoramioと、グラフィックス仮想化ツールのGapminderも手中に収めた。
こうした技術とそのエンジニアがいて、Firefoxブラウザコミュニティーとの親密な関係があることを考えれば、GoogleにはSilverlightキラーを開発する手段がある。
バルデス氏によると、Microsoftは企業受けがあまり良くなかった自社のWindows Presentation Foundationの軽量版代替製品としてSilverlightを開発した。MicrosoftがSilverlightの市場投入を急いでいる今のうちに、Googleは手を打つべきだというのがバルデス氏の見方だ。
「事情が分かっているなら競争相手が不必要に優位に立つのを黙って見過ごしはしないだろう。対処しなければ後で厳しくなるとさえ言えるかもしれない」
Forrester Researchのアナリスト、ジェフリー・ハモンド氏は、GoogleがSilverlightに対する答えを用意しているという証拠はないが、何もないとは言い切れないと話した。
ハモンド氏によると、別の面から見た場合、GoogleはGoogle Web ToolkitとGoogle Gearsで既にAjaxに相当の投資を行っている。Androidでは、既存のAjax資産を利用できる可能性もあるモバイルプラットフォームも立ち上げた。
Googleは、Flash対抗プレーヤーを幅広く普及させるにはどうすればいいかという課題にも直面することになるとハモンド氏。これは現在Microsoftが取り組んでいる問題でもある。
「YouTubeを利用するのは目に見えている。わたしはそこを注視していくつもりだ。同社はメディアをH.264にエンコーディングし直してiPhoneに対応させるプロセスを経てきており、理論的にはその取引を損なうことなくH.264対応プレーヤーを開発できる可能性がある」
一方、IDCのメリッサ・ウェブスター氏はこの理屈に反論している。Googleが再生とユーザーの利便性向上のために利用するのは自社の技術である必要はないとして、「Adobeのもの(いずれかの時点で必要になればプレーヤー、真のストリーミングをやるならストリーミングサーバ、オンライン編集ツールなど)を使えばいい」と語った。
WebプレゼンテーションソフトメーカーSpresentの創業者で社長のサーシャ・クズネツォフ氏も、Googleのこの市場への参入には懐疑的な見方を示し、GoogleがオープンソースのWebグラフィックス言語SVG(Scalable Vector Graphics)に肩入れする公算の方が大きいと見る。
Forrester Researchのハモンド氏は、GoogleがAdobeを買収する公算も同じくらい大きいと言う。「既に市場に行き渡っているものを買収できるのに、なぜ自社で開発する必要があるのか」
Gartnerのバルデス氏もその可能性についてはしばらく前から考えていたといい、Adobeは中堅企業でありながら超巨大企業と競合しており、Microsoftもずっと前にFlashを所有する同社を視野に入れていたと指摘する。GoogleとAdobeが組めば、GoogleはリッチWebアプリ市場でシェアを獲得でき、Adobeは事業拡大が可能になる。
しかしウェブスター氏はこれ対して否定的な見方を示し、GoogleはAdobeを買収しなくても、リッチインタラクションでやりたいことは達成できると話す。Adobeの主力事業はデスクトップPC向けのパッケージソフトであって、Googleが信奉しているクラウドコンピューティングモデルではないとも指摘、「それでは方向がそれることになる」と言い添えた。
GoogleがAdobeに照準を定めるかどうかは想像の域を出ないが、そうなった場合、MicrosoftのYahoo!買収に対する対抗策としては興味深いとハモンド氏は言う。
それだけは確かだ。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 17
MicrosoftはFlash Lite 3.xブラウザプラグインをWindows Mobileの将来版に搭載する。
米Adobe Systemsは3月17日、米Microsoftにモバイル向けFlash製品「Adobe Flash Lite」とモバイル向けPDF閲覧ソフト「Adobe Reader LE」をライセンス供与することを明らかにした。
Microsoftはこれにより、Windows Mobileの将来版にInternet Explorer Mobile向けFlash Lite 3.xプラグインを組み込んで、Flashコンテンツ再生に対応させることができる。またReader LEの採用で、Windows Mobileユーザーは小さな画面でもPDF文書が読みやすくなるという。
Windows Mobileデバイス向けFlash LiteとReader LEの提供時期は今後明らかにする予定。
またAdobeはこの日、Flash Lite搭載デバイスの出荷台数が5億台を超えたことも発表した。昨年から150%増えたことになるという。同ソフトはNokia、Motorola、Samsung、Sony Ericssonなどの主要携帯電話メーカーに採用されている。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 18
GoogleのシュミットCEOが「Microsoftが今までしてきたことは誰にとっても厄介なことばかりだ」と語った。
検索エンジン最大手の米Googleは3月17日、MicrosoftによるYahoo!の買収が実現すれば、インターネット上の自由な情報の流れに悪影響が及びかねないとの懸念を表明した。
Microsoftは先月Yahoo!を446億ドルで買収する提案を行ったが、Yahoo!の取締役会は「当社を過小評価している」として、この提案を拒否している。
Googleのエリック・シュミットCEOは記者らに対し、「どんな形であれ、MicrosoftがYahoo!を買収するのは心配だ」と語った。
「われわれは、Microsoftのすることがインターネットのオープン性を損なわないものであるよう望んでいるが、そうなるとは思えない」と同氏。
さらに同氏はMicrosoftのこれまでの動向に言及し、「Microsoftが今までしてきたことは誰にとっても厄介なことばかりだ」と語った。ただし、同氏はその詳細には触れなかった。
欧州連合の裁判所は昨年、MicrosoftがWindowsの独占的地位を乱用して競争を阻害したとする2004年の欧州委員会の裁定を支持する判断を下し、4億9700万ユーロ(6億9500万ドル)の罰金支払いを命じている。
「われわれは、Microsoftが何かインターネットにとってマイナスとなるようなことを行うのではと危ぶんでいる」とシュミット氏。
一方、Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは今月、オンライン広告検索市場でGoogleからシェアを奪うべく「命懸け」で取り組む意向だと語っている。
Reutersが金融アナリストを対象に行った調査によると、「最終的にはMicrosoftがYahoo!の買収を実現する」と考えるアナリストが圧倒的多数を占めているが、同時に、多くのアナリストは「それはMicrosoftにとって潤沢な現金資産の最善の利用法ではない」と考えている。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 19
Appleの最新版ブラウザ「Safari 3.1」は、MacとWindowsの両OSに対応、ページ読み込み速度はIE 7の1.9倍とうたっている。
米Appleは3月18日、MacとWindowsの両OSに対応するWebブラウザの最新版「Safari 3.1」をリリースした。同社サイトから無料でダウンロードできる。
同社によれば、最新版のWebページ読み込み速度は、MicrosoftのInternet Explorer 7(IE 7)と比べて1.9倍、Firefox 2と比べても1.7倍高速だという。またSafari 3.1でのJavaScriptの動作速度は、ほかのブラウザと比較して最大6倍速いという。
また、HTML 5の新しいビデオおよびオーディオタグ、CSSアニメーションをサポートする。CSS Web Fontsにも対応する。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 19
マイクロソフトは3月19日、ダウンロードセンターでWindows Vista Service Pack 1の公開を開始した。
ダウンロードセンターでは64ビット版と32ビット版のスタンドアロン版が公開
ダウンロードセンターの画面 去る2月29日に、Service Pack 1(SP1)の差分CD-ROMを付属した形でWindows Vista各エディションのDSP版が販売され、3月15日にはSP1適用済みのWindows Vista DSP版が店頭で発売と、一般ユーザーにも身近になっていたWindows Vista SP1。そして3月19日には、マイクロソフトのダウンロードセンターで一般公開が始まった。
SP1の詳細はこちらの記事(Windows Vista SP1を検証してみた)に譲るが、今回ダウンロードセンターに公開されたのは32ビット版と64ビット版の5言語用スタンドアロン版(KB936330)で、ダウンロードサイズは32ビット版が434.5Mバイト、64ビット版が726.5Mバイトとなっている。
64ビット版:Windows Vista Service Pack 1 for x64-based Systems(5 言語用スタンドアロン版)(KB936330)
32ビット版:Windows Vista Service Pack 1(5 言語用スタンドアロン版)(KB936330)
なお、Windows Updateを利用すれば各PCに最適化されるためダウンロードサイズは上記より少なくてすむが、Windows Update経由でVista SP1をインストールする場合は、事前に以下の更新プログラムを導入している必要がある(ダウンロードセンター経由では不要)。
Windows Vista 用の更新プログラム(KB937287)
Windows Vista 用の更新プログラム(KB935509)
Windows Vista 用の更新プログラム(KB938371)
また、SP1適用前にハードウェアやソフトウェアの互換性情報を確認しておこう。特にトレンドマイクロのウイルスバスター2008は、すでにSP1正式対応モジュールを公開中だ。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 21
携帯電話会社の管理上の抜け穴を突いて、ネット広告会社が大量の迷惑メールを送信した。
中国でこのほど、2億人の携帯電話ユーザーへショートメッセージによる迷惑メールが大量に送信され、携帯電話事業者の中国移動(China Mobile)が謝罪した。同国発の報道を引用してセキュリティ企業のSophosが伝えた。
それによると、China Mobileの管理上の抜け穴を突いて、ネット広告会社7社が2億人以上のユーザーにあててSMSで迷惑メールを送信した。7社の中には米NASDAQ上場企業のFocus Mediaも含まれていた。
中国の携帯電話利用者は5億5500万人といわれ、企業の間でユーザーの個人情報が取引されることも頻繁にあるとSophosは指摘する。
しかし携帯電話へのスパムメール送信は許されることではなく、中国はほかの国にならって明白なスパムメール規制を設けるべきだとSophosは提言している。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 22
Amazon「ほしい物リスト」検索が復活 「デフォルトで公開」設定変わらず
「ほしい物リスト」の検索機能が復帰。ほしい物リストがデフォルトでネット全体に公開される機能で「意図しない個人情報がもれる」と騒動になっていたが、再開後も仕様変更などはなく、リストは従来通りデフォルトで公開されている。

ほしい物リストは、商品ページ右下にある「ほしい物リストに追加する」ボタンをクリックするだけで作成され、商品が追加される。デフォルトで公開されると知らず、欲しい物をメモする自分用リストとして使っているユーザーも多い
「Amazon.co.jp」で、ユーザーが欲しい商品を登録しておける「ほしい物リスト」の検索機能「ほしい物リストサーチ」が、3月21日までに再開された。ほしい物リストはデフォルトでネット全体に公開されており「公開を意図していない個人情報がもれている」と11日ごろからネットで騒動になった後、検索機能を停止していたが、再開後も仕様変更などはなく、リストは従来通りデフォルトで公開されている。
ほしい物リストは、自分にプレゼントしてほしい商品を登録・公開できる機能。リストに登録した商品や、登録ユーザー名、誕生日、送付先都道府県がデフォルトでネット全体に公開される仕様で、メールアドレスやユーザー名で検索できる。
リストがデフォルトで公開されていると知らず、自分専用お気に入り商品メモのつもりで使っていたり、ユーザー名を本名や社名で登録している人も多く、3月11日ごろから「ユーザーが意図しない個人情報がもれている」と騒動に。「有名人のほしい物リストを見つけた」「メールアドレスしか公開していないネット上の有名人の本名が分かった」などといった報告が、ネット上で相次いでいた。

ほしい物リストユーザートップページ。注意書きに「アカウント名や届け先都道府県が公開される」という文章が加わった
アマゾンジャパンは「一般ユーザーからの問い合わせに応じた調査を行うため」として11日ごろからほしい物リストの検索機能を停止。このほど、調査が終了したため検索機能を再開した。
再開後も仕様変更などはなく、リストは従来通りデフォルトで公開されている。ただ、リストを公開している場合、リストのユーザートップページ表示される注意書きに「アカウント名や届け先都道府県が公開される」など、公開される情報の内容を紹介する文章が加わった。
同社は「ユーザーの声を聞きながら機能を改善していく。デフォルトで非公開にするべきという声が多ければ、仕様変更を検討する」としている。
一部で「米Amazon.comのWish List(ほしい物リストの英語名)デフォルトで非公開になっている」という指摘があったが、同社は「米国もデフォルトで公開される仕様」と説明している。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 23
日本銀行松江支店の内部資料がネット上に流出した。鳥取県や島根県の金融機関の検査報告書や決算見込みなど少なくとも5種類で、Winnyのウイルスに感染したPCから流出したとみられる。
日本銀行松江支店の内部資料がネット上に流出したことが、3月22日までに分かった。資料は、鳥取県や島根県の金融機関の検査報告書や決算見込みなど少なくとも5種類。「機密区分『要注意』、不開示情報『有』」と書かれた文書もあり、Winnyのウイルスに感染したPCから流出したとみられる。
流出したのは、日銀松江支店長名などで書かれた、金融機関の検査実績や決算見込み、金融機関への通知文など。「平成20年3月11日」と最近の日付が入っているものもあった。
3月21日、これらの資料がWinnyネットワーク上に流出しているという報告が2ちゃんねる(2ch)上にあり、資料のファイルがネット上にアップロードされた。同支店は同日中に削除を依頼し、関係機関に謝罪したが、資料は22日に再びアップロードされている。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 24
年上の人の行動を見て「これだからオジサン、オバサンは……」とつい思ってしまうことがあります。逆に若手の人たちは、どんな行動を“オジサン、オバサン”と見ているのでしょう。
何歳くらいの人を「オジサン/オバサン」と呼ぶかの判断は難しいところですが、年上の人のある行動を見て「これだからオジサン/オバサンは……」とつい思ってしまうことは多々あります。なかでもそう思ってしまうのが、相手が「最近の若い人は……」と言ったとき。逆に自分がこのセリフを言ってしまったら、相手から「これだからオジサン/オバサンは……」と思われている可能性が高いことになります。
自分よりも若い世代の考え方や行動は、理解できないことも多いもの。そんなとき「最近の若い人は…」と言って片付けることはよくあります。でも、その言動こそが「オジサン/オバサン」への第一歩。人の話を聞かない、すぐに過去を語りたがるなどの自己中心的な行動もオジサン/オバサンに多いと思われているようですが、長年積み上げてきたものがあるからこそ、若い人に対して自慢も含めて話をしたいと思う気持ちもあるもの。ただし以前と比べて「飲みニケーション」が減っているとも言われている現在、飲みの席で若手社員を捕まえて一方的に過去を語ると、相手から「だからオジサン/オバサンは……」と思われている可能性もあるので要注意です。
「『いまどきの若い者は……』とつい言ってしまいそうな瞬間ランキング」では、地べたに座る、言葉遣いが汚いなど若者のマナーに関する項目が上位に入りましたが、人目を気にせず大きな声で話す、席を譲らない/席取りが激しいなどの行動はオジサン/オバサンの方が目に付くという結果になりました。「オジサン/オバサン」と呼ばれたくないあなたは、ランキングの項目をよくチェックしてみてくださいね。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 26
MicrosoftはFacebookなど5社のSNSと提携し、「Windows Live Contacts API」を使ってSNS間でコンタクト情報を移行できるようにする。
米MicrosoftのWindows Liveチームは、Facebook、Bebo、hi5、Tagged、LinkedInと協力し、ユーザーが各SNS間でコンタクト情報を移行できるようにする。
同社はまた、ユーザーがこれら提携SNSから友人をWindows Live Messengerに招待できる新しいWebサイトを立ち上げると、Windows Liveプラットフォーム担当ディレクター、ジョン・リチャーズ氏は3月25日のブログエントリで明らかにした。
この日から、ユーザーはFacebookとBeboにアクセスして、Windows Live Contacts APIを使って友人を見つけられる。hi5、Tagged、LinkedInは数カ月以内に対応する。「われわれは互いのAPIを交換してきた。開発状況やリリースサイクル次第だが、各社は60〜90日以内に対応するとみている」とリチャーズ氏はeWEEKに語った。
6社は、似た機能を持つContacts APIを交換し、ユーザーが各SNS間で友人関係を双方向に移行できる安全な方法の開発を目指すとリチャーズ氏は語っている。
「5社の人気SNSとの提携により、ユーザーは従来よりも安全かつ簡単に、Web上でもっと多くのサイトから友人の連絡先や友人関係の情報にアクセスできるようになる。5社は、ユーザーをフィッシング攻撃や詐欺、スパムの危険にさらす『スクリーンスクレイピング』の代わりにWindows Live Contacts APIを採用する」(同氏)
このAPIでは、Login.live.comの認証画面を表示しなければならないため、フィッシングでユーザーデータを詐取されるリスクは大幅に減るとリチャーズ氏は語り、MicrosoftはLogin.live.comに可能な限りのフィッシング対策やデータ窃盗対策を施すためにほかにも投資していると述べた。
Enderle Groupの主席アナリスト、ロブ・エンダール氏はこの動きを前向きに評価しており、Microsoftの古典的なやり方だと語った。Microsoftの強みを生かしており、同社のツールが各種製品の相互運用を可能にする共通基盤になると同氏は言う。
「これこそ、プラットフォームとツールを手掛ける企業がやるべきことだ。提携SNSが競合IMを採用したり、独自IMを開発する代わりにLive Messengerを使うインセンティブにもなる。各社は独自IMを開発したいとは思わないだろう。Microsoftはこういったことをもっとやるべきだ」(エンダール氏)
Microsoftのリチャーズ氏にとって、今回の提携は同社がデータポータビリティと、ユーザーに「自分の情報をどう利用するかの選択肢」を提供することに注力していることを示すものだ。また同社は先に、開発者が新たなユーザー体験を提供できる改良版の新しいAPIとツールを多数発表している。
「当社はWindows Liveプラットフォームにおける優先事項を明らかにした。それには、ユーザーとそのデータの安全性を確保すると同時に、データの移行を簡単にすることも含まれる。Windows Live Contacts APIのβ版もリリースした。Web開発者はこれを使って、顧客のWindows Liveコンタクト情報の安全な移行や共有を実現できる。簡単に言うと、当社の取り組みはユーザーをオンライン体験の中心に据えることを目指している」(同氏)
データポータビリティに対するMicrosoftの取り組みに関して、エンダール氏は、同社内には明らかに2つの対立する陣営があると指摘する。1つは、従来の得意分野の一部として、今回のようなインフラや相互運用性の問題に焦点を当てた取り組みを推進している。もう1つは、以前からプロプライエタリ寄りの道を進んできた。
「現時点では、『相互運用性』の陣営が勝っているようだ」とエンダール氏は言う。
リチャーズ氏は、Microsoftは「単なる顧客データの世話係」にすぎず、顧客データをどのように管理し、共有するかは顧客自身が選べるようにするべきだと語った。
エンダール氏は、Microsoftが「こんなことを言うなんて、まして信じているなんて」信じがたいとしつつも、「実際にそう言っているし、同社で頭角を現してきた人々は今、強くそう信じている」と感じているという。「顧客が自分のデータを管理できる製品の開発に近づくほど、Microsoftの成功の可能性は高まる。同社は徐々にそれを理解しているようだし、その傾向が続くと期待させてくれる」
リチャーズ氏は、ユーザーは人間関係の背景を維持し、プライバシーを管理するため、それぞれのSNSで友人の許可を取って友人関係を構築しなおさなければならないと注意している。
「あるSNSである人と友人関係にあるからといって、別のSNSでもその人と同じ関係でいたいとは限らないということをわれわれは理解している」(同氏)
リリースの日付 : 2008 - 03 - 26
ニフティがスパムブログを自動判定できる新技術を使って国内のブログ記事を分析したところ、4割がスパムブログだと分かった。
ニフティは3月26日、スパムブログやアダルトブログを自動判定できる新技術を使って、国内ブログの約9割強・4億5000万の記事をサンプリングして分析したところ、4割がスパムブログだと分かった、と発表した。
アフィリエイトスパムのブログやワンクリック詐欺、出会い系サイトに誘導するブログ──などのスパムブログを自動で判別する新技術を「ニフティ研究所」で開発。昨年10月から今年2月までのブログ記事から、各月ごとに約10万記事をサンプリングし、スパムの割合を調べたところ、平均約40%がスパムだった。
各月ごとのスパムの割合は以下の通り。
年月 スパムの割合
07年10月 39.3%
07年11月 40.1%
07年12月 39.7%
08年1月 39.9%
08年2月 40.5%
新技術で判別できるスパムブログは、他ブログに自動でトラックバックを打つ「引用スパム」、商品アフィリエイトリンクを自動生成する「アフィリエイトスパム」、文章を自動生成して人が書いているように見せかける「ワードサラダ」、同一記事を複数ブログに投稿する「自動マルチポスト」と、わいせつな記事を含むブログ、出会い系サイトの入り口となっているブログ、ワンクリック詐欺に誘導するブログ。
同社は新技術を取り入れたスパムブログフィルタリング技術を開発。同社のブログ評判分析サービス「BuzzPluse」などに搭載していく。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 27
「Photoshop Express」はWebブラウザから無料で利用でき、一般的な画像編集が可能だ。
米Adobe Systemsは3月27日、無料で使えるオンライン画像編集ソフト「Photoshop Express」をβ公開した。

ニュース
Adobe、無料のオンライン版Photoshopをβ公開
「Photoshop Express」はWebブラウザから無料で利用でき、一般的な画像編集が可能だ。
2008年03月27日 14時09分 更新
米Adobe Systemsは3月27日、無料で使えるオンライン画像編集ソフト「Photoshop Express」をβ公開した。
このソフトはAdobeのPhotoshopファミリーのオンライン版で、ユーザーはWebブラウザ上で画像を編集することができる。写真から汚れを消したり、赤目修正やモノクロへの変換、サイズ変更など一般的な編集が可能だ。画像の中の物体の色を変えて目立たせる「Pop Color」や、写真を絵のように見せるSketchエフェクトなどの特殊効果も使える。
また2Gバイトの無料ストレージが付いており、画像をオンラインに保存できる。Adobeがホスティングする「Gallery」に画像やスライドショーをアップロードしたり、画像へのリンクをSNSやブログに埋め込むなどの形で画像を共有することも可能だ。
Photoshop Expressβ版はWebブラウザから利用でき、Flash Player 9が必要。Firefox、Internet Explorer(IE)、Safariなどの主要ブラウザに対応する。英語版のみで、米国のユーザー向けに提供されており、米国外からアクセスすると動作が遅いかもしれないという。今後は多国語への対応も計画している。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 28
オークション詐欺被害者がヤフーに損害賠償を求めた訴訟の判決があり、名古屋地裁は「ヤフーは注意喚起をしていた」などとして原告側の請求を棄却した。
Yahoo!オークションで落札代金を送ったのに品物が届かなかった全国の被害者780人が、ヤフーに対し約1億5800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3月28日、名古屋地裁であった。黒岩巳敏裁判長は、「同社は被害防止のための注意喚起をしていた」などとして賠償責任を認めず、原告側の請求を棄却した。
原告側は、被害を生じないシステムを構築して提供する義務を怠ったなどと主張し、損害賠償を求めていた。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 29
「Windows Search 4.0」は、プレビュー版の段階でパフォーマンスが従来よりも33%向上している。
米Microsoftは3月27日、Windows Vista向けの新しいデスクトップ検索機能「Windows Search 4.0」のプレビュー版をリリースした。
このバージョンではユーザーから報告されたバグのほとんどを修正し、プレビュー版の段階でパフォーマンスは従来よりも33%向上しているという。「Remote Index Discovery」を改良して、PC間検索をすべての対応PCに拡大したほか、検索インデックスを以前の状態にロールバックできる「Rollback Recovery」も実装した。
また企業向けに、オンラインモードでExchangeをインデックス化する際のパフォーマンスを改善し、「Support for Group Policy」設定でユーザーごとにポリシーを設定できるようにした。暗号化されたファイルを検索インデックスに含められるようにもなった。
Windows Search 4.0はMicrosoftのサイトからダウンロードできる。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 30
ライブドア(LD)粉飾決算事件で、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)の罪に問われ、1審で懲役2年6月の実刑判決を受けた元社長・堀江貴文被告(35)の控訴審第2回公判が28日、東京高裁で開かれた。堀江被告は出廷せず、元秘書の女性(現LDホールディングス社長アシスタント)が弁護側の証人として証言台に立った。
栗色の髪、黒のスーツに身を包んだ証人は、うわさ通りの“美人秘書”。堀江被告のプライベートもふくめたスケジュールをパソコンで管理していたことから、元取締役・宮内亮治被告(40)=1審実刑、控訴=らと共謀したとされる03年10月の会議がスケジュールになかったことを証言した。
定例会議について「午前中の予定は出ていないこともまれにありました」と、05年の総選挙落選後は、二日酔いで午前の会議を欠席したという“秘話”も。また社長席と秘書席は隣接していたが「話しかけても対応してくれない」と、パソコンのメールでやりとりしていたというIT企業ならではの“職場風景”に検察側があきれるシーンもあった。
次回4月25日の双方の弁論で結審。早ければ6月にも判決の見通しだが、高井康行弁護士は「判決公判にも来ません」とし、逆転無罪判決まで堀江被告が公の場に出ない方針を明かした。
リリースの日付 : 2008 - 03 - 31
「mixi」が4月1日に予定している利用規約の改定について、その内容や改定のプロセスに問題があるとし、施行の延期や内容の見直しを求める申入書を、ユーザー有志が3月30日、ミクシィの笠原社長宛てに提出した。
SNS「mixi」が4月1日に予定している利用規約の改定について、その内容や改定のプロセスに問題があるとし、施行の延期や内容の見直し、ユーザーとの対話を求める申入書を、ユーザー有志が3月30日、ミクシィの笠原建治社長宛てに郵送で提出した。10日以内で書面で返信するよう求めている。


mixi内のコミュニティ「mixiの規約改定に異を唱える」(3月4日に開設、31日時点で7019人が参加)の副管理人・田口サイモン聰さん(『萌える法律読本』共著者)が、ユーザー138人の賛同を得て提出した。賛同者は引き続き募集し、名簿を順次ミクシィに提出していく。
申入書では「大規模な規約改定で、ユーザーが反発し、大きな問題になったにも関わらず、施行日の延期もない。改定について知らないユーザーも多く、知っていても対応に十分な時間を取れない」と指摘。改定を延期し、ユーザーと対話しながら、改定内容を改めて検討し直すよう求めている。
mixiが19日に公表した修正規約の内容にも問題があると指摘。(1)ユーザーに大きすぎる義務を課し、ミクシィの義務を不当に軽減する規定を修正すること、(2)新規約に「規約改定の告知から施行まで周知期間を設ける」と明記すること、(3)規約の遡及効は、やむを得ない範囲に限定すること――などを要求している。
さらにユーザーとコンテンツはmixiサービスの付帯物ではないと認識し、ユーザーとの共存共栄を図り、誠意を持って運営することや、mixiの運営や管理の指針を積極的に告知し、ユーザーの不安を払拭することも求めている。
申入書では、10日以内に書面で返信するよう求めており、返信内容は「特段の事情がない限り公開する」としている。
ミクシィは、4月1日から施行する新規約を3月3日に公表したが、ユーザーの著作権に関する条項などについて大きな反発が起きたため、19日に修正規約を公表していた。