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Jun 1

「子どものネット利用、取り締まりより教育の充実を」――ヤフーが保護者に調査

Posted at Jun 1, 2008 07:27 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 01

ネット利用に関して、子どもを持つ保護者に意識調査した結果をヤフーが発表した。「政府が取り締まるべき」とする答えは2割程度と少なく、「保護者が判断したほうが良い」「教育を充実させた方が良い」という答えが多かった。

 ヤフーは5月30日、子どものインターネット利用に関して、子どもを持つ保護者に意識調査した結果を発表した。「政府が取り締まるべき」とする答えは2割程度と少なく、「保護者が判断したほうが良い」「教育を充実させた方が良い」という答えが多かった。

 ネット調査「Yahoo!リサーチパネル」で、第1子に小中高大学生の子どもを持つ親3200人を対象に、5月12日から16日にかけて行った。年齢構成は20代が0.5%、30代が25.4%、40代が55.5%、50代が8.7%、60代が0.9%。

 子どもの携帯電話利用で不安なことトップは「長時間の利用により、利用料金がかさむこと」(51.3%)、2位は「誹謗(ひぼう)・中傷などコミュニケーション上のトラブルに巻き込まれること」(46.3%)。「特にない」という答えも11.3%あった。

 望ましい政府の対応としては、「政府が、学校などでのインターネット教育の充実をさせた方がよい」(46.8%)、「政府ではなく、子どもの育成にあったサービスは保護者が判断した方がよい」(43.3%)といった答えが多く、「政府によって、一律で規制すべきである」(23.8%)を大きく上回った。

 調査結果は以下の通り。

子どもに携帯電話を利用させるにあたって、不安なこと (複数回答可)
長時間の利用により、利用料金がかさむこと 51.3%
誹謗・中傷などコミュニケーション上のトラブルに巻き込まれること 46.3%
有害な情報を見てしまうこと 44.1%
架空請求・不当請求を受けること 41.7%
長時間の利用により、生活が乱れること 39.4%
本人の不注意によって個人情報が流出すること 37.9%
知り合った人と実際に会って、トラブルに巻き込まれること 30.9%
その他 2.8%
特にない 11.3%

子どものネット利用について、保護者の考え方 (複数回答可)
利用時間や、やって良いことと悪いことについてなどのルールを決めておく 55.6%
保護者が子どもの様子を観察し、異変があればその都度適切に対応する 50.1%
学校や、その他教育機関でインターネットについての教育をした方がよい 33.6%
事件の報道を子どもに見せるなどして、危険性を認識させておく 32.5%
フィルタリングソフトを稼動させた状態で利用させる 24.6%
政府がサイトの内容について、法律で取締まった方がよい 18.1%
保護しすぎるのはよくないので、子どもに任せ、自由に使わせてよい 13.5%
その他 3.4%

望ましい政府の対応 (複数回答可)
政府が、学校などでのインターネット教育の充実をさせた方がよい 46.8%
政府ではなく、子どもの育成にあったサービスは保護者が判断した方がよい 43.3%
政府によって、一律で規制すべきである 23.8%
政府により、保護者が指導方法を学べるような機会をつくっていって欲しい 19.3%
その他 5.6%

Jun 2

まるで小さなiMac iPod touch専用スタンド

Posted at Jun 2, 2008 09:00 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 02

ロックリッジサウンドジャパンは、iPod touch専用のアルミスタンド「iClooly」を発売する。iPod touchを取り付けると、まるで小さなiMacのようなデザインになる。

 ロックリッジサウンドジャパンは6月7日、iPod touch専用スタンド「iClooly(あいくるぅりー)」を発売する。価格は4980円。

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 アルミ製で、iPod touchを取り付けるとまるで小さなiMacのようなデザインになる。iPod touchをスタンド部に乗せ、軽く押してはめ込むように取り付ける。画面部分は縦横に90度回転させることができ、前後の角度調整も可能だ。

 取り付けたままで、電源のオンオフやドックコネクタとの接続ができる。外部スピーカーやヘッドフォンと接続するときは、付属品のステレオミニジャック延長ケーブルで接続する。

 サイズは、画面を縦にした場合が67×45×125ミリ(幅×奥行き×高さ)、横にした場合が115×45×100ミリで、重さは55グラム。

Jun 2

MS、Windows版Safariのセキュリティ問題を調査

Posted at Jun 2, 2008 09:00 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 02

SafariがインストールされたWindows XPおよびVistaで、リモートコード実行を可能にする複合的な脅威が報告されている。

 米Microsoftは5月30日、米AppleのSafariブラウザのWindows版でセキュリティ上の問題が見つかったと警告を発した。

 米Microsoftのアドバイザリーによると、SafariがインストールされたWindows XPおよびVistaでリモートコード実行を可能にする複合的な脅威が報告されている。同社はAppleと協力してこの問題を調査中で、同社が把握している限りでは、この問題を悪用した攻撃はまだないという。

 Microsoftは調査が完了次第、サービスパック、月例アップデート、あるいは臨時パッチなどの対応を取るとしている。同社はフィックスが提供されるまではSafariの使用を控えるよう勧めている。あるいは、Safariのデフォルトのコンテンツのダウンロード先を、ローカルドライブのデスクトップ以外の場所に設定しておくと、この問題の影響を受けないとしている。

Jun 3

ASUS、Atomと8.9/10.2インチワイド液晶搭載の新世代Eee PCを発表

Posted at Jun 3, 2008 08:16 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 03

ASUS、Atomと8.9/10.2インチワイド液晶搭載の新世代Eee PCを発表 (1/2)
COMUPTEX TAIPEI 2008の開催初日となる6月3日、Eee PCの新モデル「Eee PC 910/1000/1000H」が発表された。外観も性能も、そして……価格もアップする。
Atomの採用だけがウリではない新世代Eee PC

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「Eee PC 901」

 ASUSTeK Computer(ASUS)の「Eee PC」は、世界的な低価格ミニノートPCブームの火付け役であり、日本でも人気を博している。COMUPTEX TAIPEI 2008の会場近くで発表された3つの新モデル「Eee PC 900」「Eee PC 1000」「Eee PC 1000H」は、いずれもCPUにインテルのAtomを採用。アーキテクチャを一新しつつ、仕様をさらに強化した。

 Atomには、携帯端末やMID向けの「Silverthorne」と、小型PC向けの「Diamondville」の2種類があり、前者は1チップ構成のチップセット「システム・コントローラー・ハブ」(Poulsbo)を採用するが、後者は標準的な2チップ構成のIntel 945Gシリーズなどを用いる。CPUの仕様は基本的に同じだが、CPUのパッケージサイズとTDPはDiamondvilleがほうが大きい一方、価格が安い。今回の新モデルは、いずれもDiamondvilleのAtomとIntel 945Gシリーズのチップセットを採用する(展示機は1.6GHzのAtom N270を搭載)。

 Eee PC 900は初代Eee PC 700(日本ではEee PC 4G-X)とほぼ同じサイズのボディに、1024×600ドット(WSVGA)表示対応の8.9インチワイド液晶ディスプレイを搭載したモデルだ。海外では1024×600ドット(WSVGA)表示対応の8.9インチワイド液晶ディスプレイを採用した「Eee PC 900」がすでに販売されている(日本での発売は未定)が、こちらのCPUをCeleron MからAtomに変更したことをはじめ、無線LANを11nに強化しつつ、Bluetoothを追加するなどのスペックアップを果たしている。

 プリインストールOSはLinuxとWindows XP Home Editionの2つが用意され、前者は12GバイトのSSD、後者は20GバイトのSSDを装備する。メインメモリは1Gバイトだ。6セルのバッテリーを採用し、駆動時間は約4.2?7.8時間をうたう。重量は約1.1キロとなっている。

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「Eee PC 1000H」

 一方、Eee PC 1000とEee PC 1000Hはシリーズ最大の10.2インチワイド液晶ディスプレイを搭載し、キーボードも大型化したモデル(ASUSによれば、一般的なノートPCの92%のサイズのキーボードを実現としている)。ただし、解像度は1024×600ドット表示でEee PC 901と同様だ。Eee PC 1000はLinux版のみ用意され、40GバイトのSSDを搭載する。Eee PC 1000HはLinuxとWindows XP Home Editionの2つのOSが選択でき、ストレージはSSDではなく80GバイトのHDD(5400rpm)を内蔵している。メインメモリはいずれも最大2Gバイトだ。

 バッテリーはどちらも6セルで、駆動時間はEee PC 1000が約4.2?7.5時間、Eee PC 1000Hが3.2?7時間をうたう。重量はEee PC 1000が1.33キロ、Eee PC 1000Hが1.45キロとHDDの採用により少し重くなっている。

 これらの3モデルはいずれも3基のUSB 2.0ポート、有線LAN、アナログRGB出力、ヘッドフォン、マイクの端子を備えている。

デザインも機能も改良されたが、価格はアップ

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Sakuraは天板とパームレストに桜の花びらがプリントされている

 モデルチェンジにともない、外観も変更された。タッチパッドとクリックボタンを大型化しつつ、4つのワンタッチボタンを追加。外装はタッチパッドの周囲と液晶ヒンジ部分にメタリックのパーツを配するなど、使い勝手と質感の向上を図っている。

 本体のカラーは耐久性の高いプリントを実現するInfusion技術を採用し、Sakura、Sweet Pea、Urban Metropolis、White Peony、Pearl White、Fine Ebonyの6つのバリエーションを用意。Sakuraはパームレスト部に花びらのパターンをプリントするなど、単なるカラーバリエーションにとどまらないデザインとなっている。

 機能面では、Eee PC 901とEee PC 1000Hに5.1チャンネル音声を擬似的にステレオで再現できる「ドルビーサウンドルーム」機能を採用したほか、CPU速度、電圧、液晶の輝度を調整することで最大15%の消費電力を削減できる独自の省電力技術「Super Hybrid Engine」を追加した。キーボード上部のワンタッチボタンを押すことで、3つの駆動モードを手軽に切り替えられる仕組みだ。

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バッテリー駆動時間を延長させる省電力技術「Super Hybrid Engine」を搭載(写真=上)。20Gバイトのオンラインストレージによるファイル共有サービスも提供される(写真=中央)。Eee PC 901とEee PC 1000Hには、ノートPCで手軽にサラウンド効果が楽しめるドルビーサウンドルーム機能が追加された(写真=下)

 ニュー台湾ドルによる価格は、Eee PC 901が1万6988元、Eee PC 1000が1万9988元、Eee PC 1000Hが1万8988元。1元を3.43円で計算した場合、901が5万8269円、1000が6万5129円、1000Hが6万7959円となる。台湾での発売時期は、Eee PC 901が6月3日、Eee PC 1000Hが6月13日、Eee PC 1000が6月末の予定だ。日本での発売時期は未定としながらも、6月末が目安という。

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Eee PC 901とEee PC 1000Hの大きさ比較。Eee PC 1000Hはかなり大きく、低価格ミニノートPCというよりは、10インチクラスの液晶を搭載したモバイルノートPCといった印象だ

 製品発表会では、新型Eee PCがビジネスやホビー、アウトドア、ファッションなど幅広い目的で利用できることを示すため、異なるコスチュームをまとまったモデルがEee PCを持ってウォーキングした。

 また、ASUSのジェリー・シェンCEOは、映画「インディ・ジョーンズ」の主人公である考古学者インディアナ・ジョーンズを意識したコスチュームで発表会の最後に登壇し、「Eee PCは2007年10月の発売以来、全世界で150万以上の数を販売した。今回の新モデルは過去のEee PCで指摘された弱点を克服したもの」と新型Eee PCへの自身をのぞかせた。

 そして、自身の探検家のような格好とかけて「新型Eee PCはSSDの採用などで耐衝撃性が高く、Super Hybrid Engineで長時間駆動とパフォーマンスを両立できることから、このような過酷なモバイルシーンでも使える」と新しいEee PCをアピールした。


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アウトドアでも活用でき、ファッション小物としても見栄えがするというメッセージを伝えるモデルたち(写真=左、中央)。ジェリー・シェンCEOは、Wiiのヌンチャクをほうふつとさせるワイヤレスコントローラの「Eee Stick」を持ってプレゼンし、発表会後はEee Stickでゲームをプレイするデモも行われた(写真=右)。Eee Stickは2.4GHz帯のワイヤレス通信を採用したコントローラで、PCにはUSB接続の受信機を接続して利用する仕組み。今後は、Eee PCとEee Stickに対応したゲームタイトルも多数提供されるという。

Jun 4

ドコモ「残念」 「iPhoneはソフトバンクから」にコメント

Posted at Jun 4, 2008 08:08 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 04


ソフトバンクモバイルとiPhone争奪戦を繰り広げていたNTTドコモは、ソフトバンクモバイルが年内にiPhoneを発売すると発表したことについて、「残念だが、当社から発売する可能性について検討する」とコメントした。

 ソフトバンクモバイルとiPhone争奪戦を繰り広げていたNTTドコモは6月4日、ソフトバンクモバイルが年内にiPhoneを発売すると発表したことについて、「残念だが、当社から発売する可能性について検討する」とコメントした(「iPhone」、年内にソフトバンクから登場)。

 同社広報部は「iPhoneはユーザーインタフェースに魅力があり、Appleファンに訴求力のある商品。ソフトバンクモバイルから発売されるという発表があったのは残念だと思っている。当社から発売する可能性について検討する」とコメントしている。

Jun 4

Windowsは崩壊するしかないのか?

Posted at Jun 4, 2008 08:08 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 04


現代の職場環境では、巨大化し、柔軟性を失ったWindowsの勝ち目はなくなり、Microsoftはジレンマに陥るとGartnerのアナリストは指摘した。


 MicrosoftのWindowsは自らの重みで崩壊の危機にあり、劇的に変わらなければ時代遅れになりかねない。しかし、Windowsは変わっても変わらなくてもうまくいかない──。米調査会社Gartnerのアナリスト、マイケル・シルバー、ニール・マクドナルドの両氏はこう指摘した。

 両氏は2008年4月に開かれたGartner Symposium/ITxpoで、ほとんど弁護士的ともいえる論法でこの説を披露した。

 熱心な聴衆を前に行った講演で両氏は、Windowsは現代の業務内容に対応するためゼロから設計をやり直す必要があると指摘した。モバイル化、グローバル化する職場ではもはや、ハードウェアに縛られ、1つですべてをこなすOSでは仕事にならなくなっている。これは、例えばラスベガスへ3日間旅行するのに、万が一に備えて冬服まで持っていくようなもので、クレイジーだとシルバー氏は言う。

かつての抜け目なさ
 Windowsは一見、絶滅の危機に瀕しているようには見えない。シルバー氏は、1つの職場のユーザー数を10で割って、職場で使われているアプリケーションの数を推計している。例えばユーザー数が1万人の企業では、通常約1000本のアプリケーションを使っている。Gartnerによれば、その1000本のうち70?80%はWindowsが必要だ。Microsoftにとってこれは競争上決定的に有利だった。

 しかしシルバー氏によると、現代のコンピュータ環境で、今やこの種の互換性は勝ち目がなくなり、「実際このせいで、(組織は)Microsoftの新しいバージョンにすぐに移行できなくなっている」という。これほど大量のものを移行させるのは時間も手間も掛かる。ほとんどの企業がWindows Vistaへの切り替えに二の足を踏んでいるのが現状だ。「Vistaは完全に飛ばしてしまいたいという顧客も多い」とシルバー氏は話す。

伸び悩み
 実際、Microsoftは新しい世界秩序の中で、ソフトウェアだけでなくハードウェアでも問題を抱えている。Gartnerの調査によると、先進市場でのPCの伸び率は年間約2?8%だ。

 新興市場での伸び率は年間16%程度だが、マクドナルド氏の話ではこうした市場は価格に敏感で、出荷されているPCはメモリ容量が少ない。新興市場にとっては低機能版のWindows Vistaでさえも、必要とするメモリ容量が大き過ぎる。Microsoftは今後もこの市場に合わせた調整を行うと言うが、Windowsは新境地を開拓していない。

複合的なコンピュータ環境
 テクノロジーの進歩のおかげで、いつでもどこでもどのような端末からでも仕事ができるようになった。ソフトウェアとハードウェアの強固な関係は緩みつつある。アプリケーションはOSにとらわれなくなっている。かつてのようなOSの在り方に代わって仮想化が登場している。しかしWindows、そしてMicrosoftのライセンス方式は、このレベルの接続性を念頭に置いた設計になっていないとシルバー、マクドナルドの両氏は指摘する。

 Windowsは何年もの間、世界で圧倒的な勝者であり、メジャーリリースごとにコードが大量に増えてきた。パワフルなのは確かだが、機動性も柔軟性も最適なセキュリティも失われたとマクドナルド氏は言う。

 結論を言うと、Windowsは入れ替える必要があると両氏。しかし、Microsoftは板挟みの状態だという。

 「もしWindowsに手を掛けて大きな変更を加えれば、『あまりに大きく変わってしまった。難し過ぎて馴染めない』と言われる。しかし、大きな変更がなければ『新バージョンへの移行に何の意味があるのか』と言われる」(マクドナルド氏)

 いずれ、企業はOSにとらわれない環境への移行に目を向け始めるだろう。両氏は聴衆に向け、自分たちの転換点を見極めることだとアドバイスした。もしMicrosoftの変化のペースが鈍く、変化に順応する複合的なコンピュータ環境の職場について行けない場合、代替OSを検討した方がいい。

 「金に物を言わせることだ。Microsoftを変えさせることは可能だ」とシルバー氏は述べている。

Jun 4

日本でのiPhone、ソフトバンクが年内発売

Posted at Jun 4, 2008 08:08 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 04

ソフトバンクモバイルは、米AppleとiPhoneの販売契約を締結した。

ソフトバンクモバイルは6月4日、米Appleとスマートフォン「iPhone」の販売契約を締結したと発表した。年内に発売する。

 具体的な販売体制や料金プラン、サービス内容については、「まだコメントできる段階にない」(同社広報)としている。

 同社の孫正義社長は6月3日の携帯電話新製品発表で、iPhoneへの関心について「将来的なことなので一切コメントできない」と説明していた。iPhoneの国内販売をめぐっては当初、NTTドコモも強い関心を示していた。

Jun 5

Yahoo!とMSの交渉、来週にも決着か

Posted at Jun 5, 2008 07:32 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 05

Yahoo!のスーザン・デッカー社長は4日、「現在、本格的な交渉を継続中だ」と語った。(ロイター)

 米Yahoo!と米Microsoftの間では現在、Yahoo!の検索事業の価値に焦点を当てた協議が進められており、両社の話し合いは「来週あたり」に決着する見通しという。この事情に詳しい情報筋が6月4日、明らかにした。

 この情報筋がReutersの取材に応じて語ったところによると、両社は目下MicrosoftがYahoo!の検索事業を買収する可能性をめぐり、その条件を協議中という。

 Yahoo!のスーザン・デッカー社長は4日の早い時点で、「さまざまな形で提携の可能性がある」と語っていた。

 「現在、本格的な交渉を継続中だ」と同氏はニューヨークで開催されたAdvertising 2.0カンファレンスで語っている。

 Microsoftは先月、Yahoo!を475億ドルで買収するという提案を撤回した後、それ以外の取引の可能性についてYahoo!と新たに交渉を開始したことを明らかにしている。

 別の情報筋が以前Reutersに語ったところによると、MicrosoftがYahoo!に代替案として提案しているのは、Yahoo!の検索事業を買収し、Yahoo!がアジアの資産を売却した後で残りのYahoo!株の一部を取得するというもの。

 この情報筋によると、両社の幹部や顧問はそれ以来、この方向で協議を進めているが、最大の焦点はYahoo!の検索事業の適正な価格を定めることにあるという。

 またこの情報筋によると、MicrosoftはYahoo!を丸ごと買収するという再度の提案は行っていない。

 Microsoftの広報担当者はコメントを断っており、Yahoo!の広報担当者とは連絡が取れなかった。

 情報筋によると、Yahoo!の検索事業の価格についてはまだ最終的な協議には入っていないもよう。そのためにはまず売上高の配分方法など、そのほかの条件をまとめる必要があるからだ。なお、交渉の性格上、この情報筋はオフレコを条件に話をしている。

 さらにこの情報筋によると、話し合いで細かく協議されているのは、MicrosoftがYahoo!の検索クエリーに対して支払う料金やトラフィック獲得コスト(TAC)に関してだという。

 またYahoo!はMicrosoftの支払う料金に対して最低保証金額や一定期間のコミットメントを求めているもよう。

 さらにこの情報筋によると、Yahoo!はこれとは別にGoogleとも交渉を続けており、Microsoftとの交渉が決裂した場合には、Googleと提携を交わす可能性もあるという。

 その場合、Yahoo!は検索結果ページに表示する広告の一部をGoogleに委ねることになる。

Jun 5

世界で最も危険なドメインはここ――McAfeeがランキング発表

Posted at Jun 5, 2008 07:32 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 05

世界265カ国・地域のWebサイトを調べた結果、危険サイトが占める割合が最も高かったのは……。

 セキュリティ企業の米McAfeeは6月4日、ドメイン別に危険サイトが占める割合を調べた調査報告書を発表した。

 調査ではトラフィックの多い世界265カ国・地域の約990万サイトについて、「.jp」「.cn」などの国別ドメインと、「.com」「.gov」などの汎用ドメインに分類し、マルウェアや迷惑ソフト配布などに使われている危険サイトが占める割合を調べた。

 国別ドメインで危険サイトの比率が最も高いのは、香港ドメインの「.hk」で19.2%だった。2位は中国ドメイン「.cn」で11%。以下フィリピン(.ph)、ルーマニア(.ro)、ロシア(.ru)が続いた。

危険性の高いドメインのランキング(McAfeeより)
順位 ドメイン
1 香港(.hk)
2 中国(.cn)
3 フィリピン(.ph)
4 ルーマニア(.ro)
5 ロシア(.ru)

 一方、最も安全なドメインはフィンランドの「.fi」で、危険サイトが占める割合は0.05%。日本は0.13%で、フィンランドに次いで2番目に安全なドメインにランクされた。

安全性の高いドメインのランキング(McAfeeより)
順位 ドメイン
1 フィンランド(.fin)
2 日本(.jp)
3 ノルウェー(.no)
4 スロヴェニア(.si)
5 コロンビア(.co)

 汎用ドメインで最も危険度が高いのは「.info」で、危険サイトの割合は11.8%。政府機関サイト用ドメインの「.gov」は最も危険度が低かった。全体をみると、ユーザーがWeb閲覧を通じてマルウェアや迷惑ソフトをダウンロードしてしまう確率は、2007年に比べ41.5%の増加となった。

Jun 6

データを意思決定につなげる知的なBIとは

Posted at Jun 6, 2008 07:07 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 06

データは知識に変えることができれば役に立つ。そして、知識はより良い決断に生かすことができれば役に立つ。

 白状すると、わたしはIT業界に入るのがかなり遅かった。高校ではPCクラブに入っていなかったし、Popular Science誌を購読したこともなければ、Linuxフォーラムに参加したこともない。“リレーショナルデータベース”を“コンピュータの出会い系の基盤”だと思っていたこともある。

 そんなわたしでも、われわれ(今ではわたしも業界の一員だと思っている)IT族は、トランザクション自動化と大量のトランザクションデータ収集に関してかなりうまくやってきたように思う。われわれは取引システムとそうしたシステムが収集するデータの運用、修正、監視、そして一般的にはサポートに、相当の時間を費やしている。

 これだけのデータに囲まれていれば、誰か(大抵はうっとうしいビジネスユーザー)がわれわれに、データをもっと使えるものにしてほしいと要求するのは理にかなっている。しかし「使えるもの」とはどういうことか? わたしの意見では、データは知識に変えることができれば役に立つ。そして知識はより良い決断に生かすことができれば役に立つ。決断の役に立たない知識はただの雑学だ。

 わたしは長年、何がより良い決断を下す助けになるのかを具体的に見極めようと、ビジネス機能に関するさまざまなアプローチを試してきた。リポートライブラリ、セルフサービスリポート、ダッシュボード、コンサルタント、読心術も試した。そしてある日突然気付いた。次の2つの単純な質問を投げ掛ければ(そして答えが見つかれば)解決するのだと。

何を知りたいのか?
それを知ればどのような決断が下せるのか?
 実際はそれほど単純ではない。しかし会話の糸口としては優れた質問であり、わたしのビジネスインテリジェンス(BI)設計の方向性を示してくれるだけでなく、ITとビジネスとの関係を強化してくれる。

 例えば最近、わたしは専門小売業者が何を知りたがっているのかを見いだす手助けをした。この会社はレガシーシステムを入れ替えたばかりで、トランザクションデータに埋もれている状態だった。あらゆるたぐいのカスタムリポートが作成されるのに、まだ情報をうまく把握できていなかった。わたしは質問を以下のようにカスタマイズした。

 顧客についての何が知りたいのか? 自社の製品は? 市場は? 経営状態は? 競合他社は? 自社の顧客、製品、市場などについて本当に優れた情報を入手できたら、それを意思決定にどう役立てるのか?

 われわれはこの理想点から出発し、この会社がどのような意思決定をしたいのかを明確にした。例えば小売業者として、もっと的を絞った販促について意思決定をしたいと考えていた。顧客に買いたいと思わせるため、印刷媒体、ラジオ、テレビ、インターネット広告をもっと効果的に使いたいとの考えだった。そこからさかのぼり、こうした意思決定のためには何を知る必要があるのか(言い換えれば、顧客について何が知りたいのか)を検討した。

 われわれは、この会社は買い物を決断させる要因が何かを知る必要があるとの結論に達し、それが顧客分類調査についてのブレインストーミングにつながった。数千人の顧客調査を経て顧客を4タイプに分類できることが分かり、それぞれ反応するセールスポイントが異なることも明らかになった。新しいものに飛びつく顧客もいれば、セール対象製品に飛びつく顧客もいた。

 これらの分類を行った後、この4タイプの顧客を見分けるデータの収集方法を考えた。これが翻って、ついにトランザクションシステムに行き着いた。それぞれの顧客がどの層に属しているかを見分けるために、どのようなトランザクションがあるのか、あるいは必要なのか。

 われわれは情報収集を開始した。この会社は情報を知識に変えた。その知識が広告、店舗のレイアウト、リピーター獲得プログラム、商品選定に関する意思決定の向上につながった。簡単に言えば、ビジネスがインテリジェントになったのだ。これと並行して、ITはデータ以上のことを考えているように見えてきた。マーケティングおたくとITマニアが共通の言葉と目的を見いだしたのだ。

Jun 7

世界のスマートフォン市場、Appleがシェア3位に

Posted at Jun 7, 2008 08:44 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 07

第1四半期の世界スマートフォン販売台数で、ベンダー別のシェア3位にAppleがランクイン。米国市場ではRIMに次ぐ2位につけている。

 調査会社の米Gartnerは6月6日、世界のスマートフォン市場に関する統計を発表した。第1四半期の販売台数は3220万台で、前年同期を29.3%上回った。

 特に大きく伸びたのは、北米とEMEA(欧州、中東、アフリカ)地域。北米での販売台数は前年同期比106.2%増の730万台、EMEA地域は同38.7%増の1170万台だった。

 ベンダー別では、Nokiaが前年同期を25%上回る台数を売り上げ、シェア45%で首位を維持。2位は「BlackBerry」のResearch in Motion(RIM)で、シェアは13.4%だった。3位には、同四半期中に172万台の「iPhone」を販売したAppleがランクイン。シェア5.3%を獲得した。以下、シャープと富士通が、いずれもシェア4.1%で続いている。

 米国でのベンダー別ランキングでは、RIMがシェア42%でトップ。2位がAppleで、シェアは20%に達した。米国スマートフォン市場の今後についてGartnerは、広告やマーケティングの効果に加え、より多くの機種が「大衆市場価格」に落ち着くにつれて「経済動向への懸念にもかかわらず、市場は拡大を続ける」と予測している。

Jun 7

アイカーン氏、Yahoo!に「1株34.375ドルでMSに売却」を提案――Yahoo!は拒否

Posted at Jun 7, 2008 08:50 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 07

Microsoftによる買収提案の取り扱いをめぐり、Yahoo!と応酬を続けているアイカーン氏が、具体的な「対MS売却額の公表」を提案した。

 著名投資家カール・アイカーン氏は6月6日、米Yahoo!のロイ・ボストック会長あてに送付した書簡を公開した。この中でアイカーン氏は、Yahoo!が導入した従業員維持プランを「従業員の士気を損なう上、Microsoftによる買収を阻害するもの」と改めて批判。同プランの撤廃を求めるとともに、Microsoftとの協議再開に向け、「友好的」売却額として、Yahoo!株1株当たり34.375ドルを提示するよう提案した。

 Microsoftが2月に買収提案を行った際の提示額は、1株31ドル。Microsoftは33ドルまで提示額を引き上げる用意があったが、Yahoo!が要求した37ドルと折り合わず、5月に買収提案を取り下げている。

 アイカーン氏は今回の書簡で、ボストック氏が「ポイズンピル」的な従業員維持プランを擁護することはこっけいだと非難した。Yahoo!側が、同プランはYahoo!株主にとって最善であり、プランに関する情報は完全に開示されているとしたのに対し、「虚偽の陳述を繰り返すことで、株主を説得しようとしている」と批判した。また、現取締役会がアイカーン氏の提案を受け入れなかったとしても、8月1日に予定されている株主総会で同氏が推す候補者が取締役に選任され、取締役会を支配することになれば、アイカーン氏は新取締役会に対し、ジェリー・ヤン氏に代わる新CEOの任命や、同社のMicrosoftへの売却を提案する意向だとしている。また、Micrsoftとの取引が成り立たない場合には、「その後のMicrosoftによる買収を損なわない」形で、米Googleと検索関連の提携を行うことを提案する予定だという。

 この書簡を受けて、Yahoo!は同日にコメントを発表。従業員維持プランの撤廃については「当社を不安定にするもので、当社の株主にとっても最善ではない」と拒否。売却額を公表すべきとの提案についても「軽率だ」としている。

Jun 8

FMV-LIFEBOOKやTOUGHBOOKなどMIDの新作がズラリ――Centrino Atomショウケース

Posted at Jun 8, 2008 08:23 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 08

Atom搭載のNetbookが話題をさらった2008年のCOMPUTEXだが、Atom搭載MIDも盛り上がっていた。Intelの講演とMIDショウケースの模様をお届けする。
小さなMIDが大きなビジネスチャンスを生む


開発中のWiMAXとIEEE802.11n/a/g/b無線LANのコンボモジュールを右手に、Moorestownのサンプルボードを左手に持ったアナンド・チャンドラシーカー氏


 IntelはCOMPUTEX TAIPEI 2008の開催中、会場の近くでCentrino Atomの説明会を開催した。ここで取り上げられたAtomは、いわゆるNetbook/Nettop向けの「Diamondville」ではなく、MID(Mobile Internet Device)向けに小型化と省電力化をより押し進めた「Silverthorne」のほうだ。

 同説明会では、米Intel上席副社長兼ウルトラ・モビリティー事業部長のアナンド・チャンドラシーカー氏が登壇。「Small Devices Unleash BIG Opportunities」(小さなデバイスが大きなチャンスを解き放つ)をテーマに、Celeron Atom搭載MIDのパフォーマンスやユーザーメリット、メーカー各社との協力によるエコシステムの構築について、講演を行った。

 Centrino Atom自体は4月に発表ずみなので、同氏の講演もIDF上海や日本での発表会と重複する内容が多かったが、今回はゲストとしてBenQのピーター・チェン氏(テクノロジープロダクトセンター ジェネラルマネージャー)と日立製作所の篠崎雅継氏(カーインフォメーションシステム事業部 副社長兼事業部長)が招かれ、それぞれのMIDのデモを行うなどの趣向を用意していた。


BenQが発売するMIDの「S6」のデモでは、ピーター・チェン氏が“Search Intel Go”とマイクに向かって話すと、音声認識機能によってGoogleで“Intel”を検索した結果が表示される様子や、本体を上下左右に傾けて画面をスクロールさせる様子がスクリーンに映し出された(写真=上、中央)。日立製作所の篠崎雅継氏は、同社の子会社であるクラリオンのMID「MiND」でカーナビゲーションを行う様子を紹介した(写真=下)

 またアナンド氏は、新しいパートナーシップとしてWind Riverと協業してオープンソースの車載デバイス向けプラットフォームを開発中であることや、P2Pを使った無料動画配信サービス「Joost」をはじめ、50以上のソフトウェアベンダーがAtomに最適化されたアプリケーションやサービスを開発していることを説明。さらには、SianoがMobile TV技術、Gemtek、Samsung、USIが3in1通信モジュール(無線LAN/Bluetooth/GPS)、Optionが3G技術を提供しているほか、NTTドコモやウィルコムを含む通信事業者のサポートも進んでいることを述べ、MIDは立ち上がったばかりだがエコシステムが成長していることを強調した。


いつでもどこでも“つながる”MIDを実現するために協業しているメーカーと各社の技術(写真=上)。Atomのサポートをうたうサービスプロバイダ(写真=中央)。MIDのエコシステムの概要(写真=下)

 講演の最後には、次世代Centrino Atomとして2009?2010年に投入予定の「Moorestown」について言及。IDF北京での説明と同様、CPU、グラフィックス、メモリコントローラをシングルチップに統合したSoC(system on chip)設計により、現行のCentrino Atomと比較して10分の1以下のアイドル時消費電力を目指すことを改めてアピールした。


Moorestownはコイン大のSOC「Lincroft」とI/Oハブ「Langwell」を採用(写真=上)。冒頭でのアナンド氏の写真でも紹介した通り、Moorestownのサンプルボードはクレジットカードより小さいサイズになる(写真=中央)。Intelが開発しているWiMAXとIEEE802.11n/a/g/b無線LANのコンボモジュール「Intel WiMAX/WiFi Link 5050」も展示された(写真=下)

 講演後のショウケースで展示されたCentrino Atom搭載MIDをまとめて紹介する。

ショウケースではさまざまなMIDが展示
 講演後に公開されたショウケースでは、富士通、シャープ、パナソニック、クラリオン、ASUSTeK、BenQ、GIGABYTE、Lenovo、USIといったメーカーがCentrino Atom対応製品を展示していた。これらは、CESやIDF北京、日本でのCentrino Atom発表会で公開されたものが中心だ。

 会場には各製品に関する資料がほとんど展示されておらず、詳細を聞けるスタッフも少なかったため、ここでは実機に触れて分かったスペックを中心に、製品情報を写真とともに紹介する。なお、CESや日本の発表会で展示された東芝のMIDの姿は見あたらなかった。


富士通は未発表のUMPCとして「FMV-LIFEBOOK」の新モデルを展示。詳細は不明だが、展示機はCPUがAtom Z530(1.6GHz)、メモリが1Gバイト、ストレージが40GバイトHDDといったスペックだった。主要なインタフェースを左右に振り分けた基本的なデザインは、現在国内で同社が販売しているFMV-LIFEBOOKおよび「FMV-BIBLO LOOX U」を踏襲している


展示機の液晶ディスプレイは5.6インチワイドながら、解像度は1280×768ドットと高く、Windows Vistaでサイドバーを使用しても表示領域には余裕があった(写真=上)。Qwertyキーボードは6段配列を採用(写真=中央)。現行のFMV-LIFEBOOKおよびFMV-BIBLO LOOX Uと比較して、縦に1段増えたことで、無理なレイアウトが減っている。さらに、各キーのキャップ部分の両端に段差を設けるなど、入力しやすいように工夫されていた。専用クレードルにセットした状態(写真=下)。ボディはブラックで統一されており、天板は光沢塗装だった


パナソニックからは小型の「TOUGHBOOK」が出展されていた(写真=上)。5.6インチワイド液晶とSSD、両手の親指で入力することを想定した3段配列のキーボードを搭載するが、横幅が広く厚みがあるので、中央のボタンには指が届きにくい(写真=中央)。分厚い本体はファンレス設計かつ防水仕様で、背面にしっかりしたストラップが装着され、各端子がゴムキャップで覆われるなど、TOUGHBOOKならではの頑丈な作りだ(写真=下)


ASUSTeKの「R50A」は1024×600ドット表示の5.6インチワイド液晶を搭載(写真=上)。メモリは1Gバイト、ストレージは32GバイトSSDを採用する。OSはWindows Vista、ネットワーク関連はBluetooth 2.0+EDR、IEEE802.11g/bの無線LAN、HSDPAに対応、そしてGPSレシーバやカメラも内蔵する。BenQの「S6」は800×480ドット表示の4.8インチワイド液晶を装備(写真=中央)。メモリは512Mバイト、ストレージは4GバイトSSD、OSはLinuxを採用する。ネットワーク関連はBluetooth、IEEE802.11g/bの無線LAN、HSDPAを備えており、こちらもGPSレシーバとカメラを内蔵していた。クラリオンの「MiND」は、800×480ドット表示の4.8インチ液晶とGPSモジュールを備えたカーナビゲーション向けMID(写真=下)。OSはLinuxで、メモリは512Mバイト、ストレージは4GバイトのSSDを搭載する。ネットワーク関連はIEEE802.11g/bの無線LANを備え、将来的には3Gにも対応する予定。MiNDは2008年秋に北米で700ドル程度で発売予定、国内の投入は未定という


Lenovoの「Ideapad U8」は800×480ドット表示の4.8インチワイド液晶を採用(写真=上)。OSはLinuxで、メモリは512Mバイト、ストレージはSSDを搭載する。ネットワーク関連はBluetooth、無線LAN、EDGE、GPSといった構成だ。Ideapad U8の裏面はカメラが内蔵され、オリンピック仕様のカラフルなデザインになっていた(写真=中央)。台湾USIの「MID-150」も800×480ドット表示の4.8インチワイド液晶を搭載(写真=下)。512MバイトのメモリとSSD、拡張用のExpressCard/34スロットを備える。Bluetooth、無線LAN、GPSに対応するほか、WiMAX、WWAN機能の追加が可能だ


800×480ドット表示の4.8インチワイド液晶を搭載したGIGABYTEの「M528」はブラックとホワイトの2色を展示(写真=上)。詳細はこちらの記事で紹介した通りだ。日本では発表ずみの「WILLCOM D4」も展示され、海外メディアの注目を集めていた(写真=下)

Jun10

iPhone 3Gの壁を破るモバイルOS「Glide 3.0」

Posted at Jun 10, 2008 11:31 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 10

Glide 3.0はAppleの障壁や制限を乗り越え、iPhone 3GとWindowsやLinuxとのクロスプラットフォームな相互運用性を目指す。

 米TransMediaはAppleの次世代iPhoneの発売に先立ち、クロスプラットフォームのモバイルOS「Glide 3.0」を完成させた。

 企業ユーザー向けの中立的なモバイルOSの提供を目指し、TransMediaはGlide 3.0をAppleの待望の次世代スマートフォン「iPhone 3G」に対応させている。

 Appleのスティーブ・ジョブズCEOは第3世代携帯電話(3G)となるiPhone 3Gを6月9日にサンフランシスコで発表したところ。TransMediaの会長兼CEOのドナルド・レーカ氏はeWEEKの取材に応じたものの、Glide 3.0プラットフォームをiPhone 3Gに対応させるためにどのようにしてiPhone 3Gを入手したかについては語らなかった。

 「この件については、iPhone 3Gが実に高速に動作するということ以外、あまり詳しくは語れない」とレーカ氏。

 また「iPhone 3Gの試作機を持っているのか?」との質問に対し、同氏は「それについては話せない」と答えている。

 ただしレーカ氏は、Glideを使えばいかにしてiPhoneをモバイルコンピュータのように活用できるかについては詳しく説明してくれた。同氏によると、それが可能なのは、同期化とコラボレーションのためのユーティリティがほかでは見られないほど豊富にそろっているおかげという。Glideは1年前にリリースされた初代iPhoneにも対応するが、同氏はiPhone 3Gの実に高速な動作に感心しているという。iPhone 3Gでは企業ユーザーにも十分な速度が提供されるとみられている。

 Glide 3.0が最初に発表されたのは5月に開催されたDカンファレンスにおいてだ。Glide 3.0には、メール、ワープロ、プレゼンテーション、表計算、Web会議、カレンダー、写真編集、連絡先マネージャなど、プロダクティビティとコラボレーションに関する各種のアプリケーションが含まれている。ユーザーはこうしたアプリケーションを新しいiPhone 3Gで利用できるようになっている(Glide 3.0はそのほか75種類の携帯電話に対応している)。

 具体的には、Glide 3.0では双方向の同期化機能を介して、数百あるいは数千人のユーザーが動画、音楽、文書、写真などのファイルを同時に扱うことができ、バージョン管理機能や7段階のアクセス権限の設定機能も提供される。

 管理できるのは、閲覧できるファイルの数、ファイルのダウンロード件数、アップロードできるデータのバイト数(MバイトかGバイト単位)のほか、どのファイルをどこに転送できるか、どのファイルを修正できるか、あるいはグループ単位での権限の付与などだ。

 Glide 3.0はファイルにアクセスしている端末とOSの種類を識別し、サポートされているフォーマットに変換する。例えば、QuickTimeの動画を持っているiPhoneユーザーが、Windows Mobileを搭載するスマートフォンのユーザーとその動画を共有したい場合、GlideはこのQuickTimeファイルをその場でWindows Mobileファイルに変換する。一方、Windows MobileユーザーがQuickTimeを搭載するiPhoneのユーザーとWindows Media動画を共有したい場合には、GlideはそのWindows MediaファイルをQuickTimeに変換する。

 ビジネスシーンであれば、例えば、プロジェクトマネジャーはプロジェクトの参加者にさまざまな権限レベルを割り当てる。Glide 3.0は各種のプロジェクトに関して、細かくアップデート(バージョン)を追跡できる。アップデートはときには膨大な数にふくれ上がることもあるが、「バージョン」と呼ばれるボタンをクリックするだけで、グループの参加者が作成したどのバージョンのファイルでも閲覧できるという。

ベンダー中立
 TransMediaはできるだけ多くのプラットフォームを介してできるだけ多くのユーザーにGlide 3.0を活用してもらえるよう、iPhoneとMacの間だけでなく、Windows、Solaris、LinuxマシンとiPhoneとの間でもファイルの同期化をサポートしている。

 その狙いはメーカーやコードベースにかかわらず、あらゆる種類の携帯端末とコンピュータの間でシームレスに通信とコラボレーションを行えるようにすることだ。

 そのため、Glide 3.0ではさらにカナダのResearch in Motion(RIM)のBlackBerry、PalmのTreo、MicrosoftのWindows Mobile、NokiaのSymbianベースの携帯端末のほか、現在開発中のGoogleのAndroid端末など、各種のスマートフォンとiPhone 3Gとの同期化もサポートされる。

 「プロプライエタリな障壁や制限を各種設けるというAppleの方針とは対照的に、われわれはそうした障壁を完全に取り除こうとしている。われわれが目指しているのはクロスプラットフォーム性だ」とレーカ氏。

 そうしたクロスプラットフォームな相互運用性は、複数のモバイル端末間でファイルを一気に共有できない現状に不満を抱いているモバイルワーカーにとって恩恵となるだろう。

 レーカ氏は、モバイルOSのプロバイダー各社がこれまで熱心に築いてきた障壁を打ち破ることでTransMediaとGlideが少々厄介な立場に置かれることについては覚悟の上という。だが同氏とそのチームはGlide 3.0の中立性をアピールしている。

 またGlide 3.0は「Spider」と呼ばれる機能を特徴としている。これはファイルのロケーションを追跡するシステムであり、「スパイダー」という名前が示す通り、ファイルのすべてのコピーのロケーションとそうしたファイルにアクセスしたユーザーをピンポイントで特定できるという。またこのツールはアクセス権限を即座に変更したり、無効にしたりもできる。

 Glide 3.0はすべてのモバイルキャリアに対応しており、今登録すれば、ほぼどの端末でも利用できる5Gバイト分のオンラインストレージが無償で提供される。

Jun10

安くなったiPhone――普及優先で「無料」も?

Posted at Jun 10, 2008 11:31 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 10

安くなったiPhone――普及優先で「無料」も?
AppleはiPhoneの販売を増やすため、キャリアとの売り上げ分配をやめ、販売奨励金も受け入れる。高額な契約と引き替えにiPhoneを無料で提供するキャリアもあるかもしれない。

サンフランシスコ(ウォール・ストリート・ジャーナル)
 米AppleはiPhoneの売り上げを増やすために劇的な手段を取っている。より高速にインターネットをできる新モデルに積極的な価格設定をして、携帯キャリアに対する売り上げの強制を取りやめた。

 この決定は、特に景気後退の折、初代iPhoneがマスマーケットには高すぎたことをAppleが認めたということだ。同社は、米国および国外で新モデルiPhone 3Gの価格を199ドルからにすると発表した。現行版の価格は399ドルからだ。同社のスティーブ・ジョブズCEOは取材に応え、米国外での一部の国では、キャリアの高額なワイヤレスプランに加入したコンシューマーにiPhoneが無料で提供される可能性もあると語った。

 価格の引き下げと7月11日発売の新モデルは、1週間にわたるAppleの技術カンファレンスのApple幹部の講演のハイライトだった。講演ではほかに、iPhone対応の新ソフトや、iPhone、Mac、Windowsマシンのユーザーに高度な電子メールなどの機能を提供する新サービス「MobileMe」も披露された。

 ジョブズ氏が講演で語ったところでは、AppleがiPhoneを購入していない人を調査したところ、半数以上が価格が理由で買わなかったと答えたという。「iPhoneの価格をもっと手ごろにする必要がある」と同氏は語った。同氏は、全世界でのiPhone累計販売台数は600万台だと述べた。

 Appleが昨年6月にiPhoneを立ち上げたとき、キャリアが加入者に課す月額利用料の一部をAppleが受け取るという異例の契約を交わしたこともあって、携帯業界は動揺した。新モデルではこうした契約は終わるが、既存顧客からの売り上げについては分配を続ける。理由の1つは、Appleが現在力を入れている米国外の市場で、キャリアから抵抗されたことにある。

 米国では、Appleの提携キャリアAT&Tが、新版iPhoneに販売奨励金を提供し、購入者に2年間のサービス契約を義務付ける。Piper Jaffrayのアナリスト、ジーン・マンスター氏は、AT&TはiPhone 1台ごとにAppleに499ドルを支払う可能性があると推測しているが、AppleとAT&Tは具体的な数字を公表することを拒んでいる。

 「ほかのメーカーに対して採用している基本的な奨励金モデルに戻った」とAT&Tのワイヤレス部門責任者ラルフ・デ・ラ・ベガ氏は言う。

 本体価格は下がったものの、少なくとも米国では、iPhone 3Gの利用者はこれまでよりも高い月額サービス料金を払わなければならないだろう。同製品向けのAT&Tの無制限データプランは月額30ドルになる。従来のプランは月額20ドルだ。音声プランは据え置きで39.99ドル。値上げにより、AT&TはiPhoneの奨励金をすぐに取り戻せるだろう。

 Appleが携帯利用料からの売り上げをキャリアと分け合わないというニュースは一部の投資家を混乱させ、Appleの株価は5%近く下落した。その後株価は反発し、NASDAQ市場で4.03ドル(2.2%)安の181.61ドルで引けた。

 ジョブズ氏は取材の中で、1ガロン4ドルのガソリン価格や広範な景気トレンドに押されて値下げを決定したと語ったが、景気が良くても同じ決定をした可能性が高いと述べた。「景気はあらゆる決断に影響すると思う」

 価格の変更で、iPhoneはPalmのTreoや、Research In Motion(RIM)のBlackBerry Curveなどのデバイスに並ぶ価格になった。BlackBerry CurveはAT&Tとの2年契約込みで199ドルだ。

 ジョブズ氏は、既存のiPhone利用者が新規のユーザーよりも高い価格を払ったことに失望して反発することは恐れないと語った。Appleは昨年、iPhoneリリースのわずか1カ月後に8Gバイトモデルを599ドルから399ドルに値下げしたときに、同様の批判を受けた。「テクノロジー市場ではそういうことが起きるものだ」と同氏は言う。

 初代iPhoneでは、インターネット接続が比較的遅いことが最大の不満の1つだった。新モデルは第3世代(3G)に対応する。ジョブズ氏はデモで、新モデルは現行モデルより2.8倍高速でWebページをロードすると語った。

 またiPhone 3GはGPS技術をサポートする。この技術は、運転ナビゲーションなど幅広いアプリケーションに使われ、次第に携帯電話の一般的な機能になりつつある。Appleは同製品向けのソフト開発を強く促進しており、一連のデモでそれを強調した。例えばLooptという新興企業は、ユーザーが友人の居場所を追跡して、直接会いたいと連絡できるiPhoneアプリケーションを披露した。

 新版iPhoneは現行モデルと非常に似ているが、背面パネルが黒と白の2色ある点が異なっている。199ドルのモデルには楽曲などのデータを格納できる8Gバイトストレージが搭載され、もう1つのモデルは容量が2倍で299ドルとなる。

 iPhoneは現在6カ国でしか販売されていないが、今後数カ月で70カ国で展開するとAppleは述べている。Appleは2つの大きな市場――中国とロシア――で提携先キャリアを発表していないが、ジョブズ氏は年内にこれら市場で契約を結ぶと見込んでいる。

Jun10

iPhone 3G講演詳報――ジョブズと仲間たちが伝えた「iPhoneプラットフォーム」

Posted at Jun 10, 2008 11:31 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 10

アプリを作りやすいiPhone SDKと、その配信インフラとしてのApp Store。サードパーティーによる多彩なデモで、PCの次代を担うプラットフォームとして強力にプッシュした。

 今日、Appleのスティーブ・ジョブズCEOはWWDC(Apple Worldwide Developers Conference)の基調講演ステージで大きな喝采を浴びた。ジョブズ氏は5200人を集めた基調講演が満席になってしまったことをまず謝罪。うわさ通り、Mac OS X 10.6(Snow Leopard)のプレビューはWWDCで行われることになったが、基調講演では披露されなかった(守秘義務契約が必要な内容のため)。

新しいiPhone
 「これは電話を永遠に変えてしまった電話だ」とジョブズ氏は初代iPhoneについて述べた。顧客満足度は90%で、98%がWebブラウザを使い、94%がメールを使っている、と同氏。

 「きょう、われわれはiPhone 3Gを発表する」とジョブズ氏が宣言すると観客は喝采。この携帯は「驚くほど速い」と同氏は説明し、Nokia N95と比較してWebページのダウンロードが36%高速だと述べた。

バッテリー持続時間
 待機時300時間、2G通話10時間、3G通話5時間、Webブラウズ5?6時間、ビデオ再生7時間、オーディオ再生24時間。うわさ通り、iPhone 3GはGPS内蔵。iPhone 2.0ソフトウェアに含まれているロケーションベースサービスの一部をサポートする。

販売
 iPhone 1.0は6カ国で販売された。AppleはiPhone 3Gでまず12カ国、最終的には25カ国を目標としている。「It's a Small World」の歌をバックに、地図に次々と国が追加され、最終的に70カ国になった。ジョブズ氏は「今後数カ月以内にこれらの国々が対応する」と語った。ヨーロッパは29カ国、アジア太平洋は9カ国だ。

 iPhone 3Gは7月11日に22カ国で同時出荷予定。

 Appleは価格を200ドル引き下げた。8GバイトのiPhone 3Gは199ドル、16Gバイトは299ドル。「399ドルが199ドルになるというすごいニュースだ」とジョブズ氏。16GバイトのiPhone 3Gには背面が白のバージョンがある。背面が黒のバージョンは8Gバイト、16Gバイトの両モデルにある。

 今朝空港でタクシーに乗ったらイスラエル人の運転手が、Appleは新しいiPhoneを発表するのかどうか聞いてきた。彼はよく中東に行くらしい。その運転手は間違いなくiPhoneを欲しがるだろうが、400ドルではちょっと。「200ドルならいい」と彼は言った。きっと手に入れることだろう。

iPhone 2.0ソフトウェア
 ジョブズ氏は「Appleは3つに分けられる」と言う。Mac、音楽、そしてiPhoneだ。この基調講演はiPhoneにフォーカスしたものだ。「25万人の人々」がiPhone SDKをダウンロードし、2万5000人が有料のデベロッパープログラムに登録した。

 iPhone 2.0ソフトウェアの新機能をジョブズ氏は紹介した。カット、コピー、ペースト。iWorkとOffice 2008のサポート、関数電卓、ペアレンタルコントロール、多言語への対応(少なくとも16言語)、手書き漢字認識。iPhone 2.0ソフトウェアは7月初めにリリース予定で、iPhoneユーザーは無料で、iPod touchユーザーは9.95ドルでアップデートできる。

 新設のApp Storeは62カ国で利用でき、すべてのiPhoneが対応。デベロッパーはアプリケーションの価格を設定し、売り上げのうち70%を取得する。アプリケーションはFairPlay DRMが適用される。10Mバイト未満のサイズのアプリケーションはWi-Fi経由、携帯ネットワーク、iTunesのいずれでもダウンロードできる。それ以上のサイズのアプリケーションはダウンロードに携帯ネットワークは利用できない。企業はiTunesを使ってアプリケーション配布ができる。音楽プレーヤーを使ってエンタープライズアプリを配布するという仕組みは混乱を来しそうだ。別の同期方法として「Ad Hoc」も用意されている。

MobileMe
 MobileMeに関するうわさは本物だった。Appleのマーケティング責任者であるフィル・シラー氏はMobileMeを「Exchange for the rest of us」と表現した。この同期サービスはクラウドの中に情報を収容し、情報のアップデートをiPhone、Mac、Windows PCなど複数デバイスに対して行う。カレンダー、コンタクト、メール、写真の同期サービスも含む。そう。OutlookとPCがサポートされるのだ。

 シラー副社長はMobileMeを「Web2.0インタフェースのブレイクスルー」と称した。デモで示されたAjaxベースのインタフェースはすばらしい印象だった。しかし実際に触ってみないと信じられない。これはMicrosoftがLive Meshで約束したことを実現しようとしていると言わざるを得ない。Microsoftを待つことはできるが、Appleの方が早く実現する。

 前にも言ったように、同期はWeb2.0の世界におけるキラーアプリケーションだ。AppleはMobileMeの価格を年額99ドルに設定し、.Macを置き換える。MobileMeは7月に、iPhone 2.0ソフトウェアで利用できる。

iPhoneプラットフォーム
 基調講演の最初の部分はiPhone SDKと開発の容易さに関するもの。別のブログエントリーで書いたように、AppleはiPhoneをプラットフォームとして大きく推進しようとしている。プラットフォーム戦略の意義は極めて明快だ。

 大ニュース――AppleはiPhoneのプッシュ型の通知サービスをデベロッパーに提供する予定。このサービスはバックグラウンドプロセスではなく常時IP接続を使い、インスタントメッセージング(IM)などをサポートする。

 セガのイーサン・エインホーン氏はiPhone用のSuper Monkey Ballをデモ。iPhone App Storeのスタートと同時に9.99ドルで発売される。eBayのケン・スン氏によるデモでは、iPhoneはeBayオークションを利用するモバイルデバイスのナンバーワンであるとして、iPhone用のオークションアプリを披露した。

 Looptのサム・アルトマン氏は、iPhone 2.0ソフトウェアを使ってロケーションベースのサービスを使う様子をデモ。Looptは多くのモバイルプラットフォーム向けに開発しているが、「これは最高で最も強力だ」と述べた。

 TypePadのマイケル・シッピー氏はiPhone用のブログ投稿アプリケーションを紹介した。TypePadは既にiPhone対応ページを用意している。この新しいアプリはその先を行くもの。わたしもTypePadを使ったことがある。新アプリには多くの機能があるが、その1つが、写真を画面タッチでリサイズするものだ。Associated Pressのベンジャミン・モス氏はMobile News Networkを披露。iPhone SDKはデスクトップ開発環境に近いものだとコメント。

 保険関連ソフトのデベロッパーであるマーク・テリー氏は、Moo Cow MusicのBandというアプリを紹介した。2週間前、MicrosoftはWindows 7のマルチタッチUIのデモで、画面タッチによるピアノを見せた。2、3週間以内に入手可能になるテリー氏がデモした音楽アプリは、来年登場するMicrosoftのアプリの先を行くものだ。

 MOB.comはiPhone向けの最初のモバイルアプリケーションを開発した。試合のハイライトビデオを、試合の後ではなく、試合中に視聴することができる。ModalityのS・マーク・ウィリアムズ博士は解剖学を学ぶためのアプリを披露した。「これをほかのモバイルデバイスで開発したらいったいどうなるか」と言うと、会場から「ダメだろ!」との声。聴衆は爆笑した。

 2週間前、Digital Legends EntertainmentはiPhone SDKを使った開発を始めた。ザビエル・カリーヨ・コスタ氏はiPhoneへのゲーム移植を4日間でやってのけ、その後でiPhoneの機能に最適化したというアプリを披露してみせた。

余談
 この記事はスティーブ・ジョブズ氏がステージに上がってから15分後に書き始めた。このイベントはメディアにとって混沌の場だ。12時48分に、元副大統領のアル・ゴアがWall Street Journalのテクノロジーコラムニストであるウォルト・モスバーグ氏と話しているのを見掛けた。モスバーグ氏は最前列で、Appleの取締役であるゴアは2列目だった。

 基調講演の前にもうわさは続いていた。Guardianは小型で安いiPhoneが発表されると報じていた。

Jun10

HSDPA対応の「iPhone 3G」、7月11日発売

Posted at Jun 10, 2008 11:31 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 10

ついに発表された「iPhone 3G」。3.5インチのタッチパネルディスプレイや無線LAN、Bluetooth、200万画素カメラはそのままに、HSDPA、A-GPSといった新機能に対応して登場する。日本でも7月11日に発売予定だ。


「iPhone 3G」は、ブラックとホワイトの2つのボディカラーが用意される

 米AppleのCEO、スティーブ・ジョブズ氏は6月9日(現地時間)、年次開発者会議Worldwide Developers Conference(WWDC)2008の基調講演で、3Gネットワークに対応したiPhone、その名も「iPhone 3G」を発表した。日本を含む世界の22カ国で7月11日に発売予定だが、日本での価格や料金プランなどの詳細条件は後日発表する。

 新しいiPhone 3Gは、マルチタッチに対応した3.5インチのタッチパネルディスプレイやIEEE802.11b/g対応の無線LAN、Bluetooth 2.0+EDR、200万画素カメラ、加速度センサー、環境光センサー、近接センサーといったiPhoneのスペックを継承。さらに、HSDPAネットワークに対応し、A-GPSや公衆無線LAN、携帯電話基地局からの位置情報取得機能などを備えた。HSDPAのカテゴリーは明らかにされていないが、ソフトバンクモバイルのネットワークでは下り最大3.6Mbpsで利用できると思われる。

 内蔵メモリの容量は16Gバイトと8Gバイトの2種類を用意。背面のボディカラーは、16Gバイト版ではブラックとホワイトから選べ、8Gバイト版はブラックのみとなる。外形寸法は62.1(幅)×115.5(長さ)×12.3(厚さ)ミリで、重量は約133グラム。初代iPhoneは重量約135グラム、61(幅)×115(長さ)×11.6(厚さ)ミリだったので、サイズはほぼそのままで(若干厚くなって)、HSDPAに対応したことになる。米国での販売価格は、オペレーターとの2年契約時で16Gバイト版が299ドル、8Gバイト版は199ドル。


外観は従来のiPhoneのイメージを踏襲。若干周辺部が薄くなり、背面は緩やかなカーブを描く


ホーム画面はiPhoneとほぼ同じ。新たにApp Storeが追加されている点が目を引く。文字入力は、iPod touchに搭載されていたQWERTYキーボードを使うものだけでなく、テンキー方式のものも用意されるようだ。マップはGPSと無線LANアクセスポイント、携帯電話基地局情報から位置情報を取得できる


ソフトバンクモバイル代表取締役社長兼CEOの孫正義氏とAppleのスティーブ・ジョブズCEO(写真提供:ソフトバンクモバイル)

Jun10

新タワー名称は「東京スカイツリー」

Posted at Jun 10, 2008 11:31 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 10

2012年開業予定の地上デジタル放送用新タワーの名称は、投票の結果「東京スカイツリー」に決まった。

 東武鉄道は6月10日、東京都墨田区で2012年に開業予定の地上デジタル放送用タワーの名称が、投票の結果「東京スカイツリー」に決まったと発表した。

 名称は昨年公募。集まった中から「東京EDOタワー」「東京スカイツリー」「みらいタワー」「ゆめみやぐら」「ライジングイーストタワー」「ライジングタワー」──の6つに絞り込み、4月から一般の投票を受け付けていた。

 その結果、最多得票の「東京スカイツリー」に決まった。

 新タワーは7月に着工予定。高さ610メートルで、関東一円に地上デジタル放送の電波を送出する。総事業費は約500億円。


新タワーのロゴマーク


新東京タワーのイメージパース(東武鉄道・新東京タワー提供)

Jun11

「青少年ネット規制法」成立

Posted at Jun 11, 2008 06:47 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 11


「青少年ネット規制法」が参院で可決・成立した。法律では「犯罪や自殺を誘引する情報」「著しく性欲を興奮させる情報」などを有害情報として例示。フィルタリングソフト・サービスの普及を促している。

 青少年をネットの有害情報から守ることを目的とした、いわゆる「青少年ネット規制法」(青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律)が、6月11日午前の参院本会議で、賛成多数で可決・成立した(「青少年ネット規制法」衆院通過 実効性に疑問、厳格化懸念も)。

 法律では、有害情報として「犯罪や自殺を誘引する情報」「著しく性欲を興奮させる情報」「著しく残虐な内容の情報」などと例示。青少年が有害情報を閲覧する機会をできるだけ少なくすることを目的とし、フィルタリングソフト・サービスの普及などを促している。

 携帯電話会社に対しては、保護者が不要と申し出ない限り、未成年が利用する端末へのフィルタリングサービス提供を義務付けた。ISPには顧客の求めに応じてフィルタリングソフトやサービスを提供する義務を、PCメーカーには、フィルタリングソフト・サービスの利用を容易にする措置を講じた上でPCを販売する義務を課した。ただし、それぞれ罰則は設けない。

 行政は、内閣府に専門会議を設置し、青少年が安心してネットを利用できるようにするための基本計画を策定。フィルタリングの調査研究や技術開発を行う機関は、総務大臣と経済産業大臣の登録を受けることができるとしている。

 法案については衆院通過時に、ヤフーやマイクロソフト、日本新聞協会などが「表現の自由を侵害する可能性がある」などと懸念を表明していた(「参院で慎重な議論を」――ヤフー、MSなど5社「ネット規制法案」に懸念)(衆院通過した「青少年ネット規制法案」に新聞協会が懸念表明)。

Jun11

Windows Vista SP1 vs. XP SP3──機能を取るか、安定を取るか

Posted at Jun 11, 2008 06:48 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 11

Windows Vista SP1にアップデートするのは正解なのか。それとも、既存のWindows XPをアップデートして、このOSをもう数年使い続ける方が得策なのか。それぞれの内容を吟味した。
[Kevin Beaver,TechTarget]

 このところ、Windowsの世界ではいろいろな動きがある。Windows Vista Service Pack 1(SP1)が公開されてから1カ月以上たち、Windows XP Service Pack 3(SP3)も2008年5月初旬に一般向けにリリースされた。だが、そもそもこれらのサービスパックはどういう代物なのか。Windows Vista SP1にアップデートするのは正解なのか。それとも、既存のWindows XPをアップデートして、このOSをもう数年使い続ける方が得策なのか。

 多くのIT部門が近いうちに方針を決めなければならない。意思決定に役立つように、これらのサービスパックに関する情報をお届けしよう。

 MicrosoftはWindows Vista SP1について、信頼性、パフォーマンス、セキュリティを高める更新プログラムパッケージだとしている。この説明とWindows Vistaのこれまでの評判から、Windows Vista SP1は大きなアップデートになると皆さんは思われるだろう。文字通り「大きい」。Windows Vista SP1は、32ビット版で435Mバイト、わたしが導入することにした64ビット版が727Mバイトだ。このサービスパックをダウンロードするだけで、HDDの容量が足りなくなりそうだった。

Windows Vista SP1はどこが新しいのか
 Windows Vista SP1では、Windowsバックアップの利用時や、リムーバブルドライブのイジェクト時のためのデータ保護機能が強化されている。また、Windows Vistaの有線および無線トラフィック管理要素に調整が施され、802.11nのサポート、ネットワーク速度、ファイルコピー機能などが改善されているほか、ユーザーがOSの応答を待ってイライラせずに済むようにパフォーマンスも強化されている。

 Windows Vista SP1は、セキュリティに関してはBitLockerを使いCドライブ以外のドライブも暗号化できるようになっているほか、SSL VPNトンネリングがサポートされ、暗号化機能の追加も行われており、多要素認証オプションも用意されている。さらに、Windows VistaネイティブのNetwork Access Protection(NAP)機能も管理機能が強化されている。これは、Network Access Control(NAC)に対するMicrosoftの回答といえる機能だ。NACは、ユーザー定義のポリシーに基づいて、「健全な」コンピュータのみにネットワークアクセスを許可するものだ。全体的に、Windows Vista SP1ではかなりの変更と改良が加えられており、明らかにこれらはMicrosoftが入念に吟味したものだ。

Windows XP SP3──基本的にはパッチ集だが重要な新機能も
 Windows XP SP3にアップデートしても、システムのパフォーマンスや安定性、信頼性は従来並みだろう。Windows XP SP3には、2004年のWindows XP SP2のリリース(リリース間隔がこんなに空いていたとは驚きだ)以降に公開されたすべてのパッチとホットフィックスが含まれている。このように、Windows XP SP3に含まれる修正プログラムには、Windows Updateでしばらく前から配布されてきたものもあるが、Windows XP SP3で初めて提供されるものもある。いずれにしても、膨大な修正プログラムを1つ1つインストールしていくより、1つのサービスパックで一気に導入する方が断然いいのは間違いない。ただし、Windows XP SP3をインストールするには、Windows XP SP1を稼働させていなければならない。

 しかし、Windows XP SP3は、これまでのアップデートをまとめて行うためだけのものではない。Windows XP SP3には、今までWindows Vistaでしか利用できなかった新しい機能も盛り込まれている。例えば、Windows XP SP3ではNAPがサポートされている。これは、Windows Server 2008への移行の障害を解消するのに役立てようという狙いではないかと思われる。NAPが定着すれば、管理者がセキュリティの標準化やポリシー強制を進める上で大いにプラスになり、社内セキュリティ評価で発見される脆弱性の数も減少するだろう(napは「居眠り」などの意味なので、ジョークが生まれるのも楽しみだ)。

 また、Windows XP SP3ではWi-Fi機能もアップデートされ、待望されていたWPA2のサポートが追加された。これにより、Wi-Fiハッキングが怖い時代は過去のものになるかもしれない。

 さらに、Windows XP SP3ではWindowsのセキュリティ設定に関する充実したドキュメントが用意されており、利用できるネットワークノウハウが限られている企業にとって有益だ。またMicrosoftは、パケットをひそかに捨てているルータ(「ブラックホールルーティング」と呼ばれるセキュリティ対策に使われているルータ)を検知できる新機能を宣伝している。なぜこれが大きなセールスポイントなのかは分からないが、とにかくこの機能が必要な場合でも問題ないということだ。さらに、Internet Explorer(IE)7へのアップグレードを強制される心配もない。Windows XP SP3は、IE 6とIE 7のどちらがインストールされているかを認識し、該当するマイナーアップデートを施す。また、この枯れたOSは2014年までサポートされる。随分先に思えるが、あっという間なのだろう。

Windows XP SP3かWindows Vista SP1か
 率直に言おう。わたしはWindows Vistaが提供するユーザー体験に強い魅力を感じている。しかし、これまで経験し、Windows Vista SP1をインストールしてからも経験するであろうトラブルを考えると、過去のアップデートがすべて反映された最新のWindows XPを提供してくれるWindows XP SP3は、やはり素晴らしいと思う。Windows Vistaにアップグレードする差し迫った理由はわたしには見当たらない。企業ユースではなおさらだ(どうしてもアップグレードしなければならない状況にあるなら話は別だが)。わたしも含めて多くの人が、Windows Vistaで安定性やパフォーマンスの問題にぶつかっただけでなく、サードパーティーソフトウェアのライセンスをアップグレードすることも余儀なくされた。一部のビジネスアプリケーションを最新の状態にしてWindows Vistaに対応させるためだった。わたしの場合はVMwareとAdobe Acrobatをアップグレードしなければならなかった。これらのソフトウェアは、わたしのような個人事業者には安いものではないが、それでも、そのコストは管理可能な範囲だ。しかし、企業では、デスクトップごとに幾つものライセンスをアップグレードしなければならない。相当な出費を迫られることになる。

 Windows XP SP3のおかげで、わたしは踏ん切りがついた気がする。そのうちにWindowsをダウングレードすることになるだろう。Windows XP万歳。

本稿筆者のケビン・ビーバー氏は、米アトランタにあるPrinciple Logicを経営する独立系情報セキュリティコンサルタントで、執筆、講演も手掛ける。情報セキュリティに関する7冊の著書および共著書がある。

Jun11

表計算の父が手掛けたWikiベースの「SocialCalc」発表

Posted at Jun 11, 2008 06:48 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 11

VisiCalcの開発者による表計算ソフトが、Wikiベースの製品として登場した。OLPCにも採用

 企業向けWikiソフトウェアベンダー米Socialtextは6月10日、Wikiベースの表計算ソフト「SocialCalc」を発表した。現在、同社顧客向けにプライベートβ版を提供しており、製品版は90日以内にリリースする予定。

 SocialCalcは、一般的な表計算ソフトと似たインタフェースを備えるが、ユーザーはロールアップダッシュボードで、変更記録や更新通知を見ることができる。作成したデータを共有ドライブまたはドキュメント管理システムに置き、作業を分割して同時進行することができる。編集、ディスカッション、バージョン管理機能が統合されているため、ユーザーは常に最新の正確なコンテンツを利用可能。

 SocialCalcは、表計算の概念を創案し、「VisiCalc」を開発したダニエル(ダン)・ブルックリン氏が開発したもので、2007年にサーバベースのスタンドアロン製品として発表されていた。ブルックリン氏はその後、Socialtextの技術者と協力、SocialCalcの技術をSocialtextのBusiness Social Softwareプラットフォームに統合し、Wikiベース製品とした。

 SocialCalcは、One Laptop Per Child(OLPC)プロジェクトでも採用されている。

Jun12

MS、IE 8β2の企業向け機能を明らかに

Posted at Jun 12, 2008 07:50 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 12

IE 8のβ2では、互換性問題の検出やカスタマイズツールのアップデートなど、企業のIT担当者のニーズに応えた機能も盛り込まれる。

 米MicrosoftのInternet Explorer(IE)開発チームは6月11日、IE 8β2に盛り込む予定の企業向け機能について説明した。

 同チームの公式ブログによると、IE 8の企業向け機能は、企業のIT担当者からのフィードバックに基づいている。IT担当者からは、技術の配備やアップデート管理、アプリケーションの互換性、セキュリティなどの改善が要望として挙がったという。

 IE配備に関しては、「IE 7をWindows XPの一部として配備するのが難しい」という意見を受け、IE 8をWindows Vistaのイメージに「スリップストリーム」できるようにするとしている。これにより、Vistaを配備したときにIE 8も含まれるようになる。

 アプリケーションの互換性については、「Application Compatibility Toolkit」に、IE 8と社内のアプリケーションやWebサイトの間で起きそうな問題を検出して解決する手助けをする新しいイベントを追加する。また、グループポリシー設定で、互換性に影響する設定を細かく調整できるようにする。

 また企業ニーズに合わせてIEをカスタマイズするツール「Internet Explorer Administration Kit(IEAK)」もアップデートする。IE 8のIEAKはバグフィックスやパフォーマンス強化に加えて、Vista、Windows Server 2008向けのカスタムビルド作成に対応し、ActivitiesやWeb SlicesのようなIE 8の新しい機能をサポートする。

 IE 8β2は8月にリリース予定で、IEチームはβ2に上記の機能を盛り込む作業は順調に進んでいると述べている。

Jun12

秋葉原殺傷事件に便乗の悪質メール、マルウェアに感染

Posted at Jun 12, 2008 07:50 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 12

事件現場の画像で注目を引き、トロイの木馬に感染させようとする悪質なメールが出現した。

秋葉原で起きた無差別殺傷事件を利用してユーザーの目を引き、マルウェアに感染させることを狙った便乗メールが出現したと、セキュリティ企業のPanda Securityが6月11日付けのブログで伝えた。

 メールの文面はスペイン語で、ペルーのラジオ局RPPニュースから発信されたように見せかけてある。秋葉原での事件の概要を伝え、容疑者の男に警察官が近付く場面を撮影したスクリーンショットを掲載している。事件の詳細を伝える動画をダウンロードして閲覧するように促している。

 しかし実際には、動画ではなくトロイの木馬の「QHost.IH」がダウンロード・インストールされる。このトロイの木馬に感染するとホストファイルが書き換えられ、ユーザーが特定の銀行のサイトを閲覧しようとすると、偽のWebサイトが表示される仕掛けになっているという。

Jun12

「Opera 9.5」正式リリース

Posted at Jun 12, 2008 07:50 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 12

Opera 9.5は「Operaリンク」や「全文履歴検索」などの新機能を備える。高速化を図り、ルック&フィールも刷新している。

 ノルウェーのOpera Softwareは6月12日、最新版ブラウザ「Opera 9.5」を正式リリースした。

 バージョン9.5では新機能として、Opera(またはOpera Mini)がインストールされた複数のマシンでスピードダイヤルやブックマークを同期化する「Operaリンク」、訪問したWebページの中からキーワードを検索する「全文履歴検索」などを盛り込んでいる。また高速化を図ったほか、ルック&フィールも刷新し、マルウェアやフィッシングの対策も強化している。

Opera 9.5は無料でダウンロードできる。Windows、Mac OS、Linux向けに提供されており、30カ国語以上に対応する。

Jun12

Windows、IE、DirectXに深刻度「緊急」の脆弱性

Posted at Jun 12, 2008 07:50 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 12

Windows、IE、DirectXに深刻度「緊急」の脆弱性

 JPCERT/CC(有限責任中間法人JPCERTコーディネーションセンター)は6月11日、マイクロソフトが同日提供したセキュリティ情報に注意を喚起した。深刻度が「緊急」のセキュリティ更新プログラムが3件含まれる。

 1つはBluetoothスタックの脆弱性により、リモートからコードが実行されるという問題で、SP2、SP3を含むWindows XPおよびWindows Vistaが影響を受ける。Bluetoothスタックが大量のサービス説明の要求(SDP:Service Description Request)を正しく処理できないため、リモートからコードを実行される脆弱性が存在する。

 2つ目は、Internet Explorerに関するもので、HTMLオブジェクトに対して想定外のメソッドを呼び出した際、メモリの一部が破壊され、それにより任意のコードが実行できるというもの。現在サポート対象となっているバージョン5?7のすべてで影響を受ける。

 3つ目はDirectX 7?10に影響する。Windows MJPEGコーデックがAVIまたはASFファイルのMJPEGストリームを処理する方法に、リモートからコードを実行される脆弱性が存在する。MJPEGコーデックは、Windows Media Playerが利用していて、ほとんどのWindows環境に含まれる。AVIやASFファイルといったコンテナには映像のサイズを指定するヘッダがあるが、AVIファイルに含まれる個々のJPEG画像にも、それぞれ画像サイズを指定するヘッダがある。JPEG画像のヘッダが示す値が、AVIファイルのヘッダが示す値よりも大きい場合にヒープオーバーフローが起こる。

 マイクロソフトは同時に深刻度が「重要」なセキュリティ更新を3件、「警告」を1件、公開している。

関連リンク
マイクロソフトのセキュリティ情報資料
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グーグル新入社員はコードを書く前にセキュリティ教育を受ける (@ITNews)

(@IT 西村賢)

情報をお寄せください: tokuho@ml.itmedia.co.jp

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Jun12

犯行予告収集サイト「予告.in」公開 「0億円、2時間で作った」

Posted at Jun 12, 2008 08:02 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 12

「総務相が、ネット上の犯行予告を検知できるソフトの開発費を来年度予算の概算要求に盛り込むと発言した。費用は数億円」という報道を受け、開発者の矢野さとるさん(26)は、犯行予告収集サイトを1人で2時間で構築・公開した。



予告.in

 ネット開発者で構成するベンチャー企業・ロケットスタートの矢野さとるさん(26)は6月12日、ネット上の犯行予告を集約するサイト「予告.in」を公開した。フォームから犯行予告情報を投稿してリアルタイムで共有できるほか、2ちゃんねる(2ch)やブログ、はてなブックマークから犯罪予告関連の書き込みを自動収集。犯罪防止に役立ててもらう狙いだ。

 トップページには、犯行予告情報投稿フォームと、2ch、ブログ、はてなブックマークの関連情報一覧を掲載した。

 フォームに投稿した情報は、Twitterの専用アカウント「yokoku_in」に自動で投稿されるほか、Yahoo!グループの専用メーリングリストに流れる。

 2ch検索から「犯行予告」「殺人予告」「殺します」「殺す」「爆破」「通報」というキーワードを含むスレッドを、定期的に自動取得してトップページに掲載。はてなブックマークからは「犯罪予告」「犯行予告」「爆破予告」「犯罪」を含む記事を、テクノラティを使ったブログ検索で「犯罪予告」「犯行予告」「殺人予告」を含む記事を定期的に取得する。各種APIを活用して構築した。

 犯行予告情報を投稿する掲示板や、警視庁匿名通報フォームなど通報先をまとめたリンク集、犯行予告に関する情報をまとめるWikiも設置した。

 犯行予告のブックマークを共有できる「通報ブックマークレット」も実装する予定だ。「ブックマークの多いURLのランキングを作れば悪質なものが上に上がってくるのでは」とみている。

ネットの良心活用 ゼロ円で犯罪防止を
 矢野さんは11日夜、「増田寛也総務相が来年度予算の概算要求に、ネット上の犯行予告を検知できるソフトの開発費を盛り込む。費用は数億円かかる」という内容の報道を見て、「インターネットの仕組みを使えば、0億円で数時間でできる」と考え、実際に1人で2時間で作ったという。

 報道にあったような、犯行予告を自動で検知するソフトの場合、関係ない情報を大量に収集してしまったり、検知をすり抜ける隠語が利用される――といった可能性があり、精度を高めるのが難しい。

 矢野さんは「2chで犯行予告を探し、通報しているボランティアは多い。そういった“ネット上の良心”をリソースに、人手で探す人海戦術のほうが、より精度が高いだろう」と考え、CGM(Consumer Generated Media)型防犯システムを発案したという。

 「最近は、ネットの悪い部分ばかり取り沙汰され、いい部分があまり出てこなくて悲しい。2chの住人の地道な活動などが、こういうツールやサービスを通じていい方向に使われれば」

Jun13

Vistaが地デジに対応 PCメーカー向け、夏から

Posted at Jun 13, 2008 01:08 AM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 13

Vistaでようやく地デジ視聴が可能に。今夏から対応版をPCメーカー向けに出荷する。著作権保護技術の開発に時間がかかったといい、OS単体での対応やアップグレードでの対応は未定だ。

 マイクロソフトは6月13日、Windows Vistaで、地上デジタル放送(フルセグ)の視聴・録画に対応すると発表した。Vista搭載PCを開発しているメーカー向けに今夏から、地デジ視聴・録画機能を備えた「Windows Media Center TV Pack」を出荷する。

 Vistaの「Home Premium」「Ultimate」の機能「Windows Media Center」の拡張パックとして提供。地デジの視聴・録画機能やEPG、Vistaガジェットとの連動機能などを備えている。

 対応PCは夏以降、各メーカーから出る予定。エプソンダイレクト、オンキヨー、ソーテック、富士通、マウスコンピュータが対応を表明している。

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番組名を確認できる

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データ放送とも連携

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地デジチューナー搭載PCの平均単価は、非搭載PCより約5万円高い

 2011年のアナログ停波を前に、地デジ対応受信機を増やすことは緊急の課題との認識が行政やテレビ局にも広まってきており、デジタル放送推進協会(Dpa)は4月、従来容認していなかったPC向け地デジ後付けチューナー開発のためのガイドラインを発表した(PC用地デジチューナー単体販売 方針転換の背景は)。

 Vistaが地デジに対応することで「15万円以下のボリュームゾーンPCに地デジ対応機が出て、地デジ対応機の普及に貢献できるだろう」と、マイクロソフトの佐分利ユージン常務は期待を述べる。

Vistaはテレビを意識していた、が……
 「Windows Vistaは、テレビなどマルチメディアを強く意識して開発した」(佐分利常務)。にもかかわらず地デジ対応までに2年近くかかった理由は、日本独自の放送規格ISDB(Integrated Services Digital Broadcasting)への対応と、コンテンツホルダーの要求に見合った著作権保護機能を付けるのに手間取ったためという。

 「Vistaのテレビ対応はMicrosoftとしてもトップレベルのプロジェクトだが、コンテンツホルダーが被害を被らないような保護技術を開発するのに時間がかかった」(同社デジタルエンターテイメントパートナー統括本部の笠原建司さん)

 地デジ対応版はまず、PCメーカー向けに提供する。対応版の単体販売や、既存ユーザー向けのアップグレード版提供などは「検討していく課題」(笠原さん)としている。その理由も「コンテンツ保護の姿勢を放送局や権利者のみなさんに理解していただくため」(笠原さん)という。

「PCユーザーをテレビに戻したい」とテレビ局
 発表会には、NHK、日本テレビ放送網、テレビ朝日、東京放送(TBS)、フジテレビジョンの担当者も出席。サイドバーから番組の視聴・録画予約をしたり、番組で紹介した商品をECサイトで購入できる仕組みなどのデモを行った。

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テレビ放送を映す前には「コピー禁止 このコンテンツのコピーは禁じられています」という注意書が表示される

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テレ朝は、ガジェットで視聴予約をし、時間になったら自動で再生――というデモを実施

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野球中継を見ながら、選手のプロフィールやスコアを確認できるという日テレのデモ。プロジェクターに映像が映らなくなるエラーが頻発した。「著作権保護技術の性質上、ディスプレイとプロジェクターに同時に映像を映すことはかなり困難」(佐分利常務)

 テレビ朝日編成制作局の武居康仁デジタルコンテンツセンター長は「家に帰るとテレビではなくPCを最初に立ち上げる人も多い。そういう人がテレビに戻ってくる道筋になるのでは」と期待を述べた。

 アイ・オー・データ機器とバッファローは同日、OEM向けの対応チューナーを発表している。

Jun14

モバイル版GoogleとiGoogleがアップデート――PCからカスタマイズ可能に

Posted at Jun 14, 2008 09:37 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 14


パーソナライズドホームページ「iGoogle」の機能を、携帯電話で使用しやすいよう、自由に並べ替えられるようになった。

 米Googleは6月12日、モバイル版のGoogleホームページおよびパーソナライズドホームページiGoogleのアップデートを発表した。

 携帯電話から1度Googleホームページ(google.com/m)にアクセスするとキャッシュされ、ブックマークしておくと次回アクセス時には「瞬時に」表示できるようになったという。また、Googleホームページの右上にiGoogleへのリンクを表示することで、iGoogleへのアクセスがより簡単になった。

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Googleホームページ(左)とiGoogle(右)

 また、モバイル版iGoogleをPCからカスタマイズできるようになった。設定ページでページ内の機能やウィジェットを、モバイル用にドラッグ&ドロップで並べ替えたり、追加することができる。

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Jun15

スパムブログを避けられる――ブログ検索エンジン「Twingly」一般公開

Posted at Jun 15, 2008 07:47 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 15

「スパムフリー検索」機能のほか、各ブログ記事への投票やリンク数を検索結果に反映する機能などを備える。

 スウェーデンのTwinglyは6月12日、ブログ専用検索エンジン「Twingly」を一般公開した。3500人以上が参加した限定βテストを経ての公開となる。

 Twinglyは、世界中の3000万以上のブログをカバーしており、通常のブログ検索のほか、スパムブログ以外のブログだけを対象とした「スパムフリー検索」ができるのが特徴。スパムブログのフィルタリングには、ブラックリストではなくホワイトリストを使っている。検索結果には、各ブログ記事に対するユーザーの投票数や、ブロガーによるリンク数といった人気度も反映される。検索結果は、日付や時間、言語などでフィルタリングできる。検索結果の翻訳機能もあるが、日本語は対応言語に含まれていない。

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 ユーザーは、好きなブログの更新状況のほか、Twinglyでの特定の検索結果の最新状況をRSSで受信することが可能。また、各ブログについて、最新記事やリンク数の多い記事などを一覧表示する「プロフィール」機能や、検索窓の下にブログ界でのホットな話題を表示する「Hot Right Now」機能なども備える。

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Engadgetのプロフィールページ

 Twinglyの検索クエリーや特定ブログの最新記事一覧など、Twinglyの機能を自分のブログに取り込めるウィジェットも提供している。

Jun15

Windows Media Center向け拡張パックを提供

Posted at Jun 15, 2008 07:47 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 15

15万円以下のPCにも地デジを、Vistaがネイティブ対応に

 マイクロソフトは6月13日、Windows Vistaの「Windows Media Center」で地上デジタル放送が受信できるようにする拡張機能「Windows Media Center TV Pack」をPCメーカー向けに提供開始すると発表した。今夏までに開発を終えて順次メーカーに提供する。地上デジタル放送に対応したWindows Media Centerを搭載したPCは今夏以降に登場する見通しだ。

 Media CenterはVistaのHome PremiumとUltimateが搭載している機能。これまでは地上デジタル放送に対応せず、各PCメーカーは別の受信アプリケーションを用意して、PCで地上デジタル放送を見られるようにするケースが多かった。

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日本テレビ放送網のWindows Media Centerを使ったTV放送サンプル。スポーツ中継を見ながら選手のデータを確認できる

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テレビ朝日はWindow Vistaのサイドバー ガジェットとWindows Media Centerを連携させている

 マイクロソフトはMedia Centerが地上デジタル放送に対応することで、従来のハイエンドPCだけでなく、標準価格帯の「ボリュームゾーンPC」でも地上デジタル放送の対応が増えると予想している。

 JEITAの資料によると、2008年4月までの地上デジタル放送対応機器の出荷台数は3462万台(ワンセグ除く)、うち地上デジタル放送対応のPCは109万台に過ぎない。GfK Japanの調査によると、地上デジタル放送対応PCの出荷はデスクトップPCのうち、30%にも満たず、「立ち上がりが遅れている」(マイクロソフトのデジタルエンターテイメントパートナー統括本部 本部長 笠原健司氏)。

 同じくGfK Japanの調査によるとデスクトップPC、ノートPCとも地上デジタル放送対応PCと、非対応PCの価格差は約5万円で、マイクロソフトはこの差が普及の阻害要因と考えている。Vistaが地上デジタル放送にネイティブで対応することでPCメーカーは開発費用を削減できる。結果として15万円以下のボリュームゾーンPCにもチューナーを搭載してくることをマイクロソフトは狙っている。

 Media Centerの地上デジタル放送では「TVの基本機能を快適に操作できることに注力した」(笠原氏)という。以前から行っているVistaのサイドバーガジェットとMedia Centerとの連携機能も活用し、ユーザーが簡単に視聴や録画ができるようにしている。TV Packは当初はPCメーカーにしか提供しないが、「パッケージ販売やアップグレードも将来はできるように検討を続けていく」(笠原氏)という。

 Vistaの地上デジタル放送対応はPCメーカーが長く待ち望んでいた機能だが、開発には時間がかかった。笠原氏は「コンテンツ保護機能の開発に注力して、流出やコピーの被害が出ないようにした。それで時間がかかった」と話した。

 また、マイクロソフトの執行役 常務 ビジネス&マーケティング担当 佐分利ユージン氏は「Vistaは世界で5月までに1億4000万ライセンス出荷」と説明し、「過去のWindowsのバージョンの中でも一番速いペースで、堅調(な出荷)と思っている」と話した。

Jun16

中国からYahoo!JAPANへのアクセス不能に 「理由は不明」

Posted at Jun 16, 2008 08:01 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 16

中国からYahoo!JAPANへのアクセス不能に 「理由は不明」
中国からYahoo!JAPANにアクセスできない状態が続いている。ヤフーは「アクセス制限はしておらず、理由は分からない」という。

 中国から「Yahoo!JAPAN」にアクセスできない状態が13日から続いているようだ。ヤフーはアクセス制限しておらず、理由は分からないという。

 ヤフーによると、13日午後から16日までに、北京や上海、天津、広州、青島など中国各地のユーザーから「Yahoo!JAPANにアクセスできない」との問い合わせが、30件ほど寄せられた。

 「ヤフーがアクセス制限しているわけではなく、ヤフー側に問題はない」(同社広報部)としている。

Jun16

「NFCケータイ」による非接触決済の実証実験を開始──ソフトバンクなど7社

Posted at Jun 16, 2008 08:01 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 16

ソフトバンクモバイル、マスターカードなど7社は、NFC(短距離無線通信)を搭載した携帯電話によるフィールド実証実験を開始した。4カ月間に渡って、千葉県浦安市にある複合商業施設で行われる。
 ソフトバンクモバイル、マスターカードワールドワイド、ジャムアルト、オリエント、Samsung電子、日立製作所、日本ヒューレット・パッカードの7社は6月16日、NFC(短距離無線通信)技術を搭載した携帯電話(NFCケータイ)によるフィールド実証実験を千葉県浦安市にある複合商業施設で開始した。

 NFCは13.56MHz帯を使用する近距離無線通信の規格。NFCチップを搭載する機器同士を近づけ、最大424kbpsで双方向通信できる。日本のFeliCaや海外および国内の住民基本台帳カード、運転免許証などの公共系カードで使用するISO14443TypeA(Mifare)/ISO14443TypeBとも互換性があり、上記規格に対応するICチップへの読み書きに対応し、ハンドオーバー(機器間通信)も可能。2003年12月に国際規格として認定された。

 実証実験は関係者のみが参加して今後4カ月間行われるもので、ジェムアルトのNFC-USIMにマスターカードのPayPassPayPassアプリケーションを搭載し、NFC-USIMを差したNFCケータイで店舗などに設置される対応リーダー/ライターで決済を行う。今後4か月間に渡り、支払いの安全性、実運用上での課題検証、サービスプロバイダーによる効率性向上についての検証を行う。

 PayPassはMasterCardカードに追加できる少額決済機能。専用端末にPayPass機能付きカードやデバイスをかざすだけで決済が完了し、スピーディーな支払いが可能となる。2008年第1四半期現在、全世界で2800万枚以上のPayPassカードやデバイスが利用されており、PayPassが利用できる店舗は10万9000件に上るという。日本では、千葉県浦安市舞浜の複合型商業施設「イクスピアリ」や千葉市の「千葉マリンスタジアム」、伊藤忠エネクスの一部サービスステーション、都内の一部レストランなどで導入されている。

Jun17

「史上最速のFirefox」 最新「3」公開へ

Posted at Jun 17, 2008 09:35 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 17

「Firefox 3」は処理速度を高めたほか、アドレスバーからアクセス履歴を検索する機能などを追加した。“Mozilla史上最高のアップグレード”をうたっている。

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Firefox 3は“史上最速”という

 「史上最速、史上最軽量のFirefox」――Mozilla JAPANは、Webブラウザ新版「Firefox 3」を日本時間の6月18日午前2時に、Webサイトで公開する。2よりも処理速度を高めたほか、アドレスバーからアクセス履歴を検索できる機能などを追加した。

 レンダリングエンジンは「Gecko 1.9」にバージョンアップし、JavaScriptのエンジンも最適化した。Javascriptベンチマーク「SunSpider」の測定結果によると、JavaScriptエンジンはInternet Explolerの9.3倍高速という。

 「Gmail」ならログインが2倍、メッセージの読み込みと表示が2?3倍に高速化したといい、「史上最速のFirefox」(Mozilla Japan技術部の中野雅之さん)としている。

 メモリ管理機能も改善。長時間続けて使用したときのメモリ消費量を最小限に抑えられるよう設計し、「史上最軽量のFirefox」としている。

ブックマークにタグ付け、アドレスバーで履歴を検索
 新たに、アドレスバーでブックマークや履歴を検索する機能「スマートロケーションバー」を追加した。例えばアドレスバーに「music」と入力すると、履歴やブックマークの中から、タイトルやURLにmusicを含むページを一覧表示する。

 ブックマークにも新しい機能を搭載。アドレスバーの横に表示する星マークをクリックするとブックマークでき、ブックマークしたサイトにタグを付けて管理する機能も加えた。

 アドオンの管理画面で好きなアドオンを検索し、ワンクリックで追加できる機能も備えた。ただし、日本語版のFirefoxのアドオン管理画面に表示できるのは日本語のアドオンのみ。

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アドレスバーでブックマークや履歴を検索

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ワンクリックでブックマーク

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マルウェアに感染する恐れがあるサイトにアクセスしようとすると警告を表示する

 フィッシング詐欺サイト警告機能に加え、マルウェアに感染する可能性があるサイトについて警告する機能を追加。フィッシングサイトとマルウェアサイトのデータベースは30分ごとに自動更新する。

 NTTと三菱電機が共同開発した暗号化技術「Camellia」にWebブラウザとして初めて対応したほか、ロケーションバー左端にあるアイコンをクリックすると暗号化状況を確認できる機能を追加。EV SSL証明書を発行しているサイトであれば、サイトを運営している企業名などをポップアップで表示する。

Firefoxの日本でのシェアは11.8%に

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日本でのFirefox 3のダウンロード状況を確認できるキャンペーンサイト「Firefox 3の灯」も開設

 Firefoxの日本でのシェアは11.8%。「ユーザー層はエンジニアなどを主体としていたが、一般ユーザーにも徐々に浸透してきた」とMozilla Japanの瀧田佐登子代表理事は話す。

 「製品のリリースがゴールではない」――瀧田代表理事は今後の目標を2つ挙げる。

 1つは日本ユーザーの声をエンジニアに届けること。「Firefoxのようなオープンソースソフトの良いところは、エンジニアにユーザーがリクエストしたり、意見を言えること。Firefoxの本拠地は米国にあるため、言葉のギャップもあるが、日本ユーザーとエンジニアをMozilla Japanがつないでいく」という。

 もう1つは「日本のもの作りのベースになっていくこと」と話す。「オープンソースソフトの活用は日本の企業にとってハードルが高いかもしれないが、Firefoxの技術を活用したネットデバイスを増やしていきたい」と話した。

Jun18

ATOKを月額300円で 定額サービス9月開始

Posted at Jun 18, 2008 07:28 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 18


「ATOK for Windows」を月額300円で利用できる「ATOK定額制サービス」が9月に始まる。ジャストシステムがソフト販売に月額課金制を採用するのは初。

 ジャストシステムは6月18日、日本語入力システム「ATOK for Windows」を月額300円で利用できる「ATOK定額制サービス」を9月2日に始めると発表した。同社がソフトウェア販売に月額課金制を採用するのは初。

 ATOK最新版を1カ月単位で利用でき、期間中に新版が出た場合は追加料金なしでアップグレードできる。新機能や辞書・辞典コンテンツも随時追加。定額制ユーザー限定サービスも提供する予定だ。

 申し込みはECサイト「Just MyShop」からで、申し込み月は無料。同サービスの1年間の使用権をパッケージ化した「ATOK for Windows スターターパック 1Year版」(ダウンロード版は3200円)も発売する。

 ATOK最新版「ATOK 2008」のJust MyShop価格は、パッケージ版が7560円、ダウンロード版は6615円。

 同社は今後、定額制サービスの他製品への適用も検討する。

Jun18

Firefox 3 Download Dayで思い出す――IE 3

Posted at Jun 18, 2008 07:28 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 18

IE 3はMicrosoftの対Netscapeブラウザ戦争の真の始まりだった。そして今、新たなブラウザ戦争が起きている。

 6月17日、MozillaはFirefoxをリリースし、24時間最多ダウンロード記録を目指す。Download Dayは素晴らしいマーケティング戦略だ。成功すればなお良い。本稿掲載時点で143万3334人――米国では23万8440人――がFirefoxをダウンロードすると誓っている。記録的な数だろうか?

 4月30日、コールドプレイはシングル「Violet Hill」で24時間中に60万ダウンロードを記録した。このシングルはDRM(デジタル権利管理)フリーで1週間提供された。ソフトウェアではないが、目覚ましい数だ。

 MozillaはFirefox 2のリリース日に200万ダウンロードの記録を達成した。MicrosoftのInternet Explorer(IE)7はリリースから3日で300万ダウンロードを記録した。

 FirefoxのDownload Dayは、わたしには別のものを思い起こさせる。1996年8月13日のIE 3のリリースだ。ダウンロード数は1週間で100万件行かなかったが、ダイヤルアップ接続だったことや、インターネットを使っている人が少なかったことを考えるとすごい数だ。MicrosoftはIE 3を大々的に立ち上げた。提携や割引――ISP各社、Webサイト、Wall Street Journalなどの新聞の――はIE 3がブラウザ戦争でNetscapeに先んじる後押しとなった。わたしはこのときWSJを購読し、約12年経った今も購読を続けている。

 いち早くダウンロードした人たちは「わたしはInternet Explorer 3をダウンロードしました」といった言葉が書かれた日付入りTシャツをタダでもらった。わたしも何年かダウンロードTシャツを着ていた――妻がぞうきんにしようと決めるまで。ハァ。

 IE 3はMicrosoftのNetscapeとのブラウザ戦争の真の始まりだった。わたしはIE 4が出るまでNetscape Communicatorにお金を払っていた。IE 4はついに、Netscapeと同レベルの機能とパフォーマンスに達したのだ。

 ブラウザ戦争はひどいものだった。MicrosoftとNetscapeはプロプライエタリなHTML拡張という不愉快な戦いを繰り広げたからだ。わたしは1996?1997年まで手作業でコードを書いていた。拡張機能が違うということは、片方のブラウザに合わせて書式を書くということだ。CSSやDOCTYPEのようなタグは、デザイナーが特定のブラウザに合わせてコードを書く役に立った。特にIE 6の変な癖に対処するには便利だった。

 新たなブラウザ戦争が起きており、不快さも戻ってきているようだ。まず、多数の優れたブラウザの開発が進んでいる。IE 8、Mozilla 3、Opera 9.5、Safari 3.1。IE 8は8月に公開β版が登場する予定だ。

 このためMicrosoftはほかの主要ブラウザよりも次のDownload Dayが遅れることになる。今後のエントリでIE 8を取り上げるつもりだが、早くもその開発の方向性が心配だ。IE 8の進展を見ていて、Windows Vistaの既視感を感じたことが何度もある。Microsoftは、IEの間違った標準を正すためにアプリケーションとWebサイトを壊そうとしているように思える。Windows Vistaがセキュリティを直すためにアプリケーションを壊したように。

 IE 8の苦難はFirefoxにとっての幸運だ。ところで、3はマジックナンバーだろうか? それについては、正式版Firefox 3を使ってみたらもっと言うことが出てくるだろう。

Jun19

MicrosoftはYahoo!へ戻ってくる?

Posted at Jun 19, 2008 07:52 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 19

FacebookでもAOLでもAsk.comでもなく、MicrosoftはYahoo!買収へと戻ってくるかもしれないとアナリストらは主張している。

 米Googleと米Yahoo!が先週、検索広告提携を結んだとき、マスコミはこの提携が両社にもたらす効果に関する見解を示した。

 そこに一切の謎はない。両社は、Yahoo!が自社の検索結果と一緒にGoogleの広告を表示したときに収益を得る。

 だが真の謎は、米Microsoftはどうするのかというところにある。わたしはGoogle Watchで、MicrosoftはFacebookやAOLなど多数の企業をターゲットにするかもしれないと推測した。All Things Digitalのカーラ・スウィッシャー氏は同様の理論を主張しているが、MicrosoftはYahoo!獲得へと戻ってくるかもしれないと付け加えている。

 わたしにはその考えは浮かばなかった。Googleを受け入れることでYahoo!の血が濁るように思えたからだ。ポイズンピル(毒薬)としてGoogleが混ざったYahoo!を、Microsoftが買いたいと思うわけがない。Yahoo!を買収すれば、Googlehooの提携によってGoogleがもうけることになるのではないだろうか?

 IDCのカルステン・ウェイド氏は、わたしの考えを幾らか明確にしてくれた。同氏は、MicrosoftはYahoo!獲得へ戻ってくるかもしれないと指摘している。

 「Microsoft-Yahoo!の物語は必ずしも終わったとは言えない」と同氏はわたしに語った。「Microsoftは、Yahoo!を丸ごと買収する気はないと言ったが、その可能性はまだあると思う」

 わたしはウェイド氏に、MicrosoftにGooglehooの提携を壊すだけの力があるだろうかと尋ねた。提携は排他的なものではなく、Yahoo!は自社サイトに表示する広告の量を選べるため、Microsoftが提携を妨害することはないと同氏は語った。実際、この提携の強さは卵の殻程度だという。

 このため、MicrosoftとYahoo!が取引に至った場合、MicrosoftはYahoo!にGoogle広告の販売をやめさせる可能性が高いと同氏は語る。米証券取引委員会(SEC)に提出された文書によると、そのような場合、Yahoo!はGoogleに2億5000万ドルを支払わなければならない。

 厳密には、この条件を発生させるには、MicrosoftがYahoo!株の35%を取得すればいい。だがMicrosoftの取得分が15?35%の場合、GoogleはYahoo!との提携を打ち切ることができるが、2億5000万ドルは手に入れられない。この提携がYahoo!を危険な立場に立たせることは明白だ。

 「これは前よりももっと株主を失望させるだけだ。株主らはYahoo!にMicrosoftへ身売りするようさらなる圧力をかけるだろう」とウェイド氏は語った。「問題は、Microsoftが今も本当にYahoo!を買収したいのかだ。それは分からない」

 Yahoo!は8月1日に年次株主総会を開き、その際に株主は取締役を追放して新しい役員――もしかしたらカール・アイカーン氏が厳選した候補かもしれない――を選出できる。

 ではここであえて、MicrosoftがYahoo!へ戻ってくるとウェイド氏が信じていないとしよう。Microsoftはどうするだろうか。はっきり言うと、何を買収するだろうか? FacebookでもAOLでもAsk.comでもないと同氏は話す。

 同氏は、AOLがターゲットとなる可能性は低いと言う。Microsoftは主要な広告フォーマットとして検索に注力しており、AOLはこの市場では約3%しかシェアがないからだ。さらに、AOLはまだ立て直しを図っているところだ。

 「検索はオンラインビデオに幾らかシェアを奪われるだろうが、今後5年はナンバーワンのフォーマットとなる」と同氏は語った。「オンライン広告で成功したいなら、検索で成功する必要がある。AOLを買収してもその役には立たない」

 ウェイド氏は、IACのバリー・ディラー氏はAsk.comをMicrosoftに売却しないだろうと言う。Askは唯一のもうかる事業だからだという。Facebookに関して、同氏はもっと恐ろしいことを考えている。同氏によれば、ソーシャルツールが例外ではなく標準になる一方で、ソーシャルネットワークは今後、ユーザーがとどまり、広告を見てクリックする場所ではなくなるだろう。

 「人気とユーザーの滞在時間という点で、ソーシャルネットワークは既にけん引力を失いつつある」と同氏。「ユーザーには既に疲れが見られ、Facebookが自身を改革してもっとポータル的にならなければ、買収してもMicrosoftの役には立たないと思う」

 聞いての通りだ。わたしはそれでもMicrosoftがYahoo!にはもう構わないと考えたい。この話にはもう飽き飽きだ。Googleとの提携は成立したのだ。Microsoftはそろそろ、もっともうかりそうなところへ行って、Facebookのような新進気鋭の会社を買収するべきだ。

 Microsoftは既にその方向へ進んでいるのかもしれない。同社は17日夜、テレビCM配信ソフトを開発しているNavic Networksを買収した。Navicのソフトは、データを使って双方向テレビメディアへのターゲット型広告の配信を強化するキャンペーン管理ツールを特徴とする。

 もちろんGoogleは既にテレビCMを有している。5月に始めたばかりだが。おそらくMicrosoftはYahoo!から離れたのだろうし、Navicは実りある長期的な買収戦略の始まりなのだろう。

Jun20

mixi、ドコモ、ニフティまで――フィッシング詐欺の手口が多様化

Posted at Jun 20, 2008 07:28 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 20

フィッシング対策協議会は、2008年第1四半期のフィッシング詐欺状況に関するリポートを公開。金融以外のさまざまな事業者をかたる手口が見つかった。

 フィッシングに関する情報提供や分析を実施する団体であるフィッシング対策協議会は、2008年第1四半期における国内のフィッシング詐欺状況をリポートとして公開した。フィッシングの件数は減少する一方で、多様な業種の事業者をかたる事例が観測されたという。

 「フィッシング対策協議会4半期レポート」によれば、2007年1月から2008年3月までのフィッシング詐欺サイトに関する国内の報告件数を四半期ごとに見ると、2007年第4四半期(10?12月)の54件をピークに、2008年第1四半期(1?3月)は34件と、減少に転じた。しかしその一方で、同四半期はさまざまな事業者をかたるフィッシングサイトが発見されている。

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mixiをかたる詐欺サイト「mixii」

 例えば、国内の有力SNSサイト「mixi」に名称を似せた「mixii」という詐欺サイトに誘導する電子メールが1月に出回ったほか、2月には携帯電話事業者であるNTTドコモやISPのニフティ(@nifty)、そして3月にはイーバンクやゆうちょ銀行のネットバンキングサイトをかたる詐欺サイトが見つかった。いずれもメールアドレスや口座番号、パスワードといった個人情報を盗み出すことを目的としたものだ。

 同協議会は、フィッシング詐欺の手口が金融機関にとどまらずさまざまな事業者に応用される可能性があるため、ユーザーに注意を喚起するとともに、その啓発活動も一般的な観点から行う必要があるとしている。

Jun21

動画サイトからワンクリックで保存できる「Woopie Video Desktop」

Posted at Jun 21, 2008 10:48 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 21

「YouTube」「ニコニコ動画」「mixi動画」などの動画を視聴したり、ワンクリックで保存できる無料ソフト「Woopie Video Desktop」が公開された。

 ACCESSPORTはこのほど、複数の動画共有サイトの動画を視聴したり、保存できる無料ソフトの新版「Woopie Video Desktop2.0」を公開した。複数の動画を一括保存したり、保存した動画のファイル形式を変換できる。

 同社が運営する動画サイト「Woopie」と「YouTube」の動画をキーワード検索して閲覧できる。動画はファイル形式(FLV/AVI/WMV/MP4/3GPなど)を選んでワンクリックでダウンロード可能だ。

 新たに「Webブラウザ機能」を搭載した。「ニコニコ動画」「mixi動画」など約300の動画サイトのリンク集から選び、ソフトから直接アクセスできる。動画のダウンロードもワンクリックで可能だ。

 保存した動画のファイル形式をダウンロード後も変換できるようにしたほか、Internet Explorerで動画サイトを閲覧している際に、そのページにある動画を一括でWoopie Video Desktopにダウンロードする機能も追加した。

関連キーワード動画共有サービス | mixi動画 | 無料 | ニコニコ動画 | YouTube | ブラウザ | リンク集 | 検索

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Jun22

海外PCで日本語入力 Yahoo!ノートパッドに新機能

Posted at Jun 22, 2008 09:18 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 22

海外PCで日本語入力 Yahoo!ノートパッドに新機能
ヤフーの提供する新ウィジェット「Yahoo!ノートパッド(日本語入力ソフト付き)powered by VJE」を利用すれば、海外のPCからでも日本語入力が可能だ。
2008年06月20日 19時35分 更新
 ヤフーは6月18日、デスクトップで使うアプリケーション「Yahoo!ウィジェット」に、新たなオフィシャルウィジェット「Yahoo!ノートパッド(日本語入力ソフト付き)powered by VJE」を追加した。Yahoo!ウィジェットエンジン4.5以上をインストールしたWindows XP/2000で利用できる。

 「Yahoo!ノートパッドウィジェット」は、デスクトップに付せんメモを貼り付けるようなイメージで使えるYahoo!提供のオフィシャルウィジェット。小さな「ノート」画面にテキストを入力し、デスクトップ上に自由に配置できる。Yahoo! JAPAN IDでログインすれば、同社のWebサービスであるYahoo!ノートパッドにデータ保存でき、保存したデータは検索やフォルダ管理が可能だ。

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デスクトップ上に付せんメモを貼るイメージで利用する。日本語変換エンジン(IME)がオフの状態でも日本語入力が可能だ

 このYahoo!ノートパッドウィジェットに日本語入力機能を追加したのが、新たに公開された「Yahoo!ノートパッド(日本語入力ソフト付き)powered by VJE」だ。日本語版のOSやIMEが使えない環境でも、日本語文章を作成できる。ウィジェット上で入力した日本語をコピーすれば、海外のネットカフェなどからも日本語でのEメールや検索が簡単に行える。

 日本語変換には、バックスの日本語入力プログラム「VJE」を利用している。ウィジェットの入力エリアに入力したキー情報は、Yahoo! JAPANのサーバに送信され、サーバ側でかな漢字変換されてから入力エリアに表示される仕組み。そのため、利用するにはインターネットに接続している必要がある。変換に使われる辞書は、常に最新の語彙(ごい)が反映されるようにサーバ側でメンテナンスを行うという。

 日本語入力機能はWindows XP/2000でのみ利用でき、Vistaには未対応。また、英語版などのWindowsで利用するには、日本語フォントのインストールが必要だ。

Jun22

Google Trendsに新機能――サイトのトラフィック傾向をグラフで表示

Posted at Jun 22, 2008 09:19 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 22

検索トレンド分析ツールの「Google Trends」で、キーワードだけでなく、Webサイトのユニーク訪問者数のトレンドが確認できるようになった。サイト同士の比較も可能。

 米Googleは6月20日、検索トレンド分析ツール「Google Trends」に、Webサイトへのトラフィックの傾向をグラフで表示する新機能「Google Trends for Websites」を追加した。Google Trendsでは各キーワードの検索動向データを確認できるが、今回の新機能追加により、Webサイトについてのトレンド情報も入手可能になった。

 Google Trends画面で好きなWebサイトのURLを入力すると、そのサイトの1日当たりのユニーク訪問者数の推移が、グラフで表示される。同時に、国や地域別でのユニーク訪問者数ランキングや訪問者がほかに閲覧したWebサイト、検索したキーワードのランキングも表示。対象データは、画面右側のプルダウンメニューで、国・地域や期間で絞り込める。複数のWebサイトを同時に指定すればサイト同士の訪問者数比較も可能。比較できるサイト数は最大5サイトとなっている。

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MySpaceとFacebookを比べてみた。日本のサイトも分析できる

 Trends for Websitesは、現在は英語版のみの提供だが、将来的にはほかの言語への対応も予定しているという。

Jun23

iPhone 3G、「電話」としてはどうなのか?

Posted at Jun 23, 2008 07:36 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 23


初代iPhoneの「公称」通話時間は8時間だったが、実際には5時間程度だった。となると、Appleが5時間と称しているiPhone 3Gの通話時間はわずか3時間なのだろうか?

 Mac関係のブログ「Daring Fireball」のジョン・グルーバー氏の「iPhone 3Gアップグレードに関する疑問」というエントリーを読んで、バッテリー持続時間について考えさせられた。わたしはiPhoneが発売される前から、そして発売されてからも、iPhoneのバッテリーについて批判した。今でも内蔵式で取り出せないiPhoneのバッテリーは好きになれない。ほかのほとんどの携帯電話では交換可能なのに、iPhone 3Gでもバッテリーは交換できないままだろう。7月11日にはもっとバッテリーに関する不満を持つことになるだろうし、あなたもそうではないかと思う。

 初代iPhoneで、Appleは8時間までの連続通話を保証したが、わたしは確認できたことがない。2台のiPhoneを使っているが、状態がよくてもせいぜい5時間程度だった。Appleが8時間と言っていて実際には5時間だったのだから、iPhone 3Gではどういうことになるだろうかと心配だ。Appleが提示したiPhone 3Gでの3Gネットワーク経由の通話時間はわずか5時間だ。つまり、通話時間はたったの3時間ということになるのだろうか?

 製品名に「Phone(電話)」が含まれている端末にとって、これは重要な問題だ。携帯電話にとっての基本的な優先事項は通話であるべきだ。電話はまず電話であり、そのほかの機能は二の次だ。Appleは、通話を長くしたい人は2Gネットワークを使えばバッテリー持続時間は10時間になると主張するかもしれない。はぁ? ユーザーはバッテリー持続時間の調節のためにネットワークをいちいち切り替えなければならないのだろうか。

 わたしの家では、iPhone以外の携帯はすべて受信状態が良好だ。iPhoneでは着信しないという問題がしばしば発生する。当初わたしは、AT&TのTiltやNokiaのN95などより通信機能が劣るとしてiPhoneを批判した。だが、さらにテストしていくうち、犯人は2Gネットワーク(実際には2.5G相当のEDGE)だと判明した。ほかの携帯は3Gネットワークを使っている分には受信状態が良く、着信ミスも少なかったが、2Gネットワークに切り替えるとiPhoneと同じ状態だったのだ。

 ポイントはこうだ。3Gのメリットはデータ通信だけではない。アナリストも同意見だ。J.D. Power and Associatesは3月に、通話の質を測定する「携帯電話による通話の品質性能に関する研究 2008年」の第1巻を発表した。

 「3G技術を利用する主なメリットの1つは、キャリアが既存のネットワーク設備を使って音声とデータの送信能力を大きく向上させることができる点にある」と、J.D. Powersの無線サービス担当上級ディレクターを務めるカーク・パーソンズ氏はこの研究報告で語った。「例えば、3G対応のモバイル端末を使った電話の発信または着信では、それ以前の世代に対応した端末での発着信と比べて問題発生率が12%低い」

 わが家での違いは12%どころではなく、3Gでの発着信失敗回数は、2G(ではなくて2.5Gか)の半分だ。3Gはデータ通信だけのためではなく、音声通話の品質にも関係するのだ。

 JupiterResearch時代のわたしの同僚、マイケル・ガーテンバーグだったら、携帯電話の重要項目として、通信機能、バッテリー持続時間、サイズを、恐らくこの順番で挙げるだろう。このうちの1つでも損なわれれば、その端末の実際の機能性が落ちる。Appleが提示する、2Gネットワーク使用時で8時間、3Gネットワーク使用時で5時間というバッテリー持続時間は、明らかに短い。2Gを使えばバッテリー持続時間は10時間だと弁護しようというApple信者に言っておくが、3Gこそが本来のネットワークだ。なにしろこの携帯の名前には「3G」が含まれているのだから。

 通話時間が3時間だとしたら、iPhone 3G購入者の多くはがっかりするだろう。通話時間としては絶対に不十分だ。一方、Nokia N95は3Gでは3.5時間、2Gでは5時間となっている。

 アルフレッド・パディラ氏は自分のN95レビュー記事で、「AT&Tの3Gネットワーク使用時、N95のバッテリーは3時間43分持続した。一方GSMネットワークを使う旧N95のバッテリー持続時間は4時間41分だった」と述べている。わたしのN95の通話時間もパディラ氏とおおよそ同じか、それより長いこともある。この通話時間は、わたしが予備のバッテリーを持ち歩く理由の1つになっている。

 「予想に反して、通話は実際には3G携帯で最もバッテリーを消耗する操作で、Webブラウジングよりも消耗する。その結果、3G対応のN95では、通話よりWebブラウジングの方がほぼ2.5時間長くバッテリーがもつ」(パディラ氏)

 iPhone 3Gの3GでのWebブラウジング時間が5?6時間で、通話がわずか5時間以下なのには理由があるのだ。

 iPhoneのバッテリーが交換可能であれば、バッテリー持続時間の短さはそれほど大きな問題にはならないだろう。ほかの携帯用には、わたしはいつも予備バッテリーを持ち歩いている。だから、バッテリーの持続時間はどのくらいなのかが問題になるのだ。通常、Appleはほとんどの製品に関して、機能を控え目に提示しておいて、実際にはもっと良い製品を出してくる。だが、初代iPhoneの「バッテリー持続時間は8時間」に関するわたしの体験はそうではなかった。

 ありのままの提示だとしても、5時間という長さは3Gでの通話時間としては素晴らしい。例えばiPhone 3GのライバルであるHTCのTouch Diamondの場合、3Gでの通話は4.5時間、2Gでの通話は5.5時間となっている。ところで、iPhone 3Gの2Gでの通話が10時間というのは、2Gしか使わない人にとっては十分だ。だったらそういう人は、初代iPhoneでiPhone 2.0ソフトを使えばいいではないか。

 さて、このコラムの冒頭、ジョン・グルーバー氏のアップグレードの疑問に戻ろう。通話時間が半分になっても3Gにする価値はあるだろうか?

Jun23

「iPhone 3G」は実質2万3040円から──月額5985円のデータ定額プランも新設

Posted at Jun 23, 2008 07:36 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 23

「iPhone 3G」は実質2万3040円から──月額5985円のデータ定額プランも新設
ソフトバンクモバイルは「iPhone 3G」向けの新プランを発表。同時に、8Gバイト/16Gバイトモデルの価格も公示した。

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iPhone 3G

 ソフトバンクモバイルは6月23日、7月11日に発売する「iPhone 3G」向けサービスの詳細を発表した。

 iPhone 3G向け基本料金プランに「ホワイトプラン(i)」を用意。基本料金は980円、1時から21時までソフトバンク携帯宛ての国内通話無料(時間外は21円/30秒)とする現ホワイトプランと同様のサービスに加え、ソフトバンクオリジナルの受信通知付きメールサービス「Eメール(i)」も無料で利用できる。このほか、「ブループラン(i)」(計10種)、「オレンジプラン(i)」(計12種)も選択可能。

 Eメール(i)は、iPhone 3G専用となるオリジナルの受信通知付きメールサービス。ユーザーに「XXX@i.softbank.jp」のメールアドレスを付与する(iPhone 3Gは「S!メール」を利用できない。また、Eメール(i)アドレス宛のメールは「ただともメール」の対象外)。

 通信プランは、新たに月額5985円の「パケット定額フル」を新設。PCサイト閲覧や動画サービス、地図サービスなどを定額で利用できる。なお、iPhone 3Gユーザーは基本料金プランとパケット定額フル+「S!ベーシックパック(i)」(月額315円)への加入が必須。また、iPhone 3Gは「ホワイト学割」の対象外となる。

 また、USIM(SIMカード)はiPhone 3G専用のものとなる。機種変更(買い増し)の場合、USIMを専用のものに切り替える必要がある。ソフトバンクの他機種と差し替えて使えないことに注意したい。

ホワイトプラン(i)に加入した場合の月額料金イメージ
ホワイトプラン(i)基本使用料 980円
パケット定額フル 定額料 5985円
S!ベーシックパック(i)基本料 315円
計 7280円


 販売はソフトバンク携帯取扱店で実施。新スーパーボーナス(24回分割払い)で購入する場合の実質負担額は以下のとおり。

8Gバイトモデル(ブラック)
分割金 月々2880円×24カ月
特別割引 月々1920円×24カ月
月々960円×24カ月=2万3040円
※新スーパーボーナスの分割払いを利用しない、一括払いでの購入や他社の割賦・クレジットなどを利用した購入も従来どおり可能

16Gバイトモデル(ブラックまたはホワイト)
分割金 月々3360円×24カ月
特別割引 月々1920円×24カ月
月々1440円×24カ月=3万4560円
※新スーパーボーナスの分割払いを利用しない、一括払いでの購入や他社の割賦・クレジットなどを利用した購入も従来どおり可能


 このほか、留守番電話などのオプションをセットにした「基本オプションパック(i)」(月額498円)も用意する。

基本オプションパック(i) 内容
留守番電話サービス 3分までの伝言を90件まで、1週間留守番電話サービスセンターで預かりるサービス。預ったメッセージをメールのように一覧表示し、再生したいメッセージを選択できるiPhoneオリジナル機能「ビジュアルボイスメール」にも対応(通常315円/月)
割込通話 通話中にかかってきた別の電話を受けられる(通常210円/月)
グループ通話 通話中に新たに別の人に電話をかけ、相手を切り替えながら交互に話したり、6人まで同時に通話できる(通常210円/月)

Jun23

「Twitter」のようなつぶやきを携帯メールで一斉配信する「ザブトン」

Posted at Jun 23, 2008 07:37 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 23

「Twitter」のようなひとことメッセージを、携帯電話のメールで複数人に一斉配信できるサービス「ザブトン」が始まった。

 エイケア・システムズは6月23日、「Twtitter」のような短いテキストメッセージ「つぶやき」を、携帯電話のHTMLメールでアバター画像付きで配信する「ザブトン」を始めた。使えば使うほど送信先数が増え、人脈が広がっていく仕組みを備えたのが特徴だ。利用は18歳以上限定。

 ユーザー登録するとアバターがもらえ、「つぶやく」際は必ずアバターが座布団の上に座った画像がメールに添付される。メーリングリストにメールを送るような感覚で、つぶやきをメールに書いて送信したり、受け取ったつぶやきに返信できる。つぶやきに返信してきたユーザーにメールで友達登録を申請する機能を備え、SNS的につぶやきの輪を広げられる仕組みだ。

 つぶやきメールは「みんなにつぶやく」と「ザブともにつぶやく」から選べる。みんなにつぶやくは、メールの送り主に興味がありそうな人に自動で送信。ザブともにつぶやくは、友達登録したユーザーだけにメールを送る。

 つぶやきに対する返信が多いほど、ユーザーのレベルが上がり、みんなにつぶやく際の送信先数が増えていく。初めは5人にしかつぶやきが送信されないが、レベルに応じて1000人程度まで増える予定。レベルが上がると、アバター画像のざぶとんの枚数も増える。

 みんなにつぶやく機能には、ゼロスタートコミュニケーションズが提供するレコメンドエンジン「zero-zone」を活用した。メールの送り主が過去に返信した相手を確認し、共通のユーザーに返信している人をピックアップする。

 エイケア・システムズの小早志康次さんは「Twitterのようなネットサービス違い、ザブトンなら待っているだけでメールが届く。Twitterより気軽に使ってもらえるのでは」と期待している。

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Jun24

Windows XPはダウングレード権で存続――MSは正しい選択をした

Posted at Jun 24, 2008 08:47 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 24

Windows XPの販売延長を求める動きもあったが、実現には至らなかったようだ。

 米Microsoftは6月23日、Windows XPの販売打ち切りについて顧客に正式に通知した。

 Microsoftのオンラインサービス&Windowsビジネス部門担当上級副社長のビル・ベット氏は顧客にあてた文書において、OEMへのWindows XPの販売を6月30日で終了する方針をあらためて確認している。一部では販売期限の延長を求める動きも広まっていたが、実現には至らなかったようだ。よかった。以前にも書いた通り、どのみちMicrosoftはOEMチャネルからXPをすぐに排除することなどできないのだから。

 ただしWindows XPの提供は今後もほそぼそと続けられることになりそうだ。システムビルダーは同OSの出荷を2009年1月31日まで続けられるからだ。システムビルダー各社はMicrosoftの正規販売代理店から同ソフトウェアを入手することになる。さて、ここで興味深いのは次の点だ。ビルの文書には、「この選択肢は大手OEMも含め、すべてのOEMに与えられる」と書かれている。

 わたしが以前に説明した通り、そしてビルが今回の文書で確認している通り、企業にはダウングレード権行使の選択肢が2パターン提供されることになる。いずれも、Windows XPのリリース時に提供されたのと同様のダウングレード権だ。ボリュームライセンス契約を結んでいる顧客はPCにプリインストールされたVistaをXPにダウングレードできる。さらにビルは文書で、DellやHPが提案しているダウングレード権行使の方法にも言及している。

 「一部のOEMパートナーは、Windows Vistaのボリュームライセンス契約を結んでいる企業顧客向けに、新規PCでのダウングレード権行使を支援するサービスの提供を計画している。この選択肢には大きな価値がある。なぜなら、今はまだWindows XPが必要ということであれば、新しいPCで取りあえずWindows XPを使っておいて、後で準備が整ってからWindows Vistaに移行し、その追加機能を活用することが可能だからだ。その際、アップグレード料金を支払う必要はない」

 確かにITマネジャーの中には、これを「大きな価値」ととらえる向きもいるかもしれない。「お粗末なVistaなど使いたくない」という理由からだ。

 ビルはXPについて多くの企業が抱いている重要な疑問にも答えている。その疑問とは、「MicrosoftはWindows XPのサポートを続けるのか」というものだ。ビルの答えはこうだ。

 「Windows XPについては、セキュリティアップデートなど重要なアップデートを2014年4月まで提供する。Windows XPのサポートを継続することにしたのは、ユーザーがWindowsベースのPCを何年間も使い続けているという現状を認識した結果であり、すべての顧客に最高レベルのサポートを提供したいというわれわれの姿勢の現れでもある」

 なお、「告白は心を安らげる」ということわざがあるが、ビルは次のように告白している。

 「Windows Vistaのセキュリティと回復力(レジリエンス)を強化するためにアーキテクチャに加えた変更の影響で、既存のハードウェアやアプリケーションとの相互運用性に問題が生じ、多くのハードウェアドライバやアプリケーションでアップデートが必要となった。Windows Vistaのリリース時までには大半は問題なく機能するようになったが、一部の主要なアプリケーションやドライバでは対応が間に合わなかった」

 企業の中には、依然として相互運用性の問題を抱えているところもあり、そうした企業は当然ダウングレード権を行使することになるだろう。ただし希望はある。

 「Adobe ReaderやiTunesといった無償のダウンロードプログラムには、Windows Vistaに最適化されたバージョンもある。非常に古いデバイスを除けば、相互運用性やドライバの問題は既に大半が解消されており、顧客もユーザー体験の大幅な改善を実感しているはずだ」

 ビルはさらにこの文書でWindows Vista Service Pack 1(SP1)のメリットをアピールしているが、Vistaの後継版「Windows 7」については何ら新しいことは語っていない。残念ながら、彼はまだWindows 7のリリース予定日を明らかにするつもりはないようだ。

Jun24

Eee Boxは「起動からネットまで7秒」、ASUSが明らかに

Posted at Jun 24, 2008 08:59 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 24

Eee BoxはASUSの独自高速ブート技術「Express Gate」のほか、高速なワイヤレス接続が可能な802.11n、IPTVプレーヤーを搭載する。

 台湾のASUSTek Computerが、Eee PCのデスクトップ版「Eee Box」の詳細を明らかにした。

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 Eee BoxはASUSの独自高速ブート技術「Express Gate」を採用しており、起動してから7秒でインターネット接続や写真の編集、IMのやり取りなどができるようになるとASUSは述べている(ただし、実際のブート時間はハード構成により異なる)。また従来のIEEE 802.11bおよびgよりも最大で8倍高速な802.11n無線規格をサポートし、30分のビデオを44秒でダウンロードできるという。IPTVプレーヤーで無料の番組を楽しんだり、テレビ番組のリストをパーソナライズすることもできる。

 また排熱に独自のAIファンを使っているほか、フルサイズのデスクトップPCと比較して消費電力は最高で90%少ないとしている。

Eee Boxの仕様 OS Microsoft Windows XP Home
CPU Intel Atom N270 (1.6 GHz)
チップセット Intel Chipset
DIMM DDR2 SO-DIMM 1 GB
HDD 80Gバイト
カードリーダー SD/SDHC/MS/MS Pro/MMC
Wi-Fi 802.11n
LAN 10/100/1000

Jun24

GoogleのAndroid携帯、リリースに遅れ

Posted at Jun 24, 2008 09:16 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 24

当初「今年半ば」とされていたAndroid携帯のリリースが、今年後半にずれ込みそうだ。Androidはまだ完成しておらず、キャリアや端末メーカーは対応に苦労しているようだ。

ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)
 米Googleは、携帯電話業界を変えるのは容易ではないということを学んでいるところだ。

 同社と30社を超えるパートナーは11月に、「Android」というモバイルソフトを基盤とする新種の携帯電話を投入する大胆な計画を発表した。当時、GoogleはAndroid携帯を今年後半までに投入する予定だとしていた。

 同社は現在、Android携帯の登場は第4四半期以降になるとしている。さらにキャリアやAndroid対応プログラムのメーカーの中には、そのスケジュールに間に合わせるのに苦労しているところもあると、事情に詳しい筋は伝えている。

 T-Mobile USAはAndroid携帯を第4四半期に提供する見込みだ。だが、Googleがその立ち上げに注目し、リソースを費やしているため、米Sprint Nextelは年内にAndroid携帯を発売するという目標に間に合わないだろうとこの件に詳しい人物は話している。

 約4億人が加入する世界最大のキャリアChina Mobileは、Android携帯を第3四半期に立ち上げる予定だったが、問題が起き、発売が年内あるいは2009年初めに遅れそうだと情報筋は語る。

 その一方で、Androidソフトは大手モバイルソフト企業から大きな支持を得られていない。一部ベンダーは、Googleが同ソフトに仕上げを加えている間はプログラムを開発するのが難しいと主張している。

 今月、米Appleはゲームやエンターテインメントサービスに対応し、従来モデルよりも安価で高速なiPhoneを発表して世間を沸かせた。AppleがiPhoneのハード・ソフト開発のほとんどの側面をコントロールしているのに対し、Googleは自社のプラットフォームをサポートするさまざまなハード、ソフト、サービス企業を集めなくてはならない。

 Androidが今後躍進しないという証拠はない。だが業界中の携帯キャリアは、自社のサービスを推進するためにAndroidソフト――OSとそれに対応するプログラムがセットになっている――をカスタマイズするのに苦労している。一部の端末メーカーでも、Androidの組み込み、テスト、キャリアの仕様に合ったカスタムUIの構築に思ったよりも時間がかかっている。

 こうした問題が、韓国のSamsung Electronicsなどの大手端末メーカーや、キャリアブランドのデバイスを提供する中小規模のメーカーに影響していると、事情に詳しい筋は語る。Samsungにコメントを求めたが回答はなかった。

 Googleのモバイルプラットフォームディレクター、アンディ・ルービン氏は、パートナーに新しい機能を追求する機会を与えつつソフト開発を管理するのは時間がかかると語る。「そこに苦労がある。われわれは非常に緊密に協力している」

 Sprintで問題となっているのは、単にGoogleが計画している機能を端末に載せるのではなく、Androidベースの独自ブランドのサービスを開発しようとしていることだと情報筋は言う。Sprintで今年に入って幹部の入れ替えがあり、新CEOが就任し、その後製品開発を統括する幹部が新しくなったことも開発の遅れを招いた一因かもしれない。Sprintは現在、現行の第3世代(3G)ネットワークに対応したAndroid携帯の計画を白紙に戻して、Googleなどパートナー数社とともに出資している「4G」ネットワークに対応した端末を開発することを考えていると情報筋は伝えている。

 China Mobileと同社の提携メーカーは、Androidソフトをアルファベットから中国語に翻訳したり、China Mobileブランドのデータサービスを統合する際に問題を抱えたと、この件を知る筋は話す。China Mobileの広報担当者はコメントを控えた。

 米国でiPhoneを販売している米AT&Tは、Android携帯を立ち上げるのが可能かどうか判断するために、Googleと協力しているところだ。

 Googleのルービン氏は、特定のパートナーについて語ることは避けた。だが、Googleは、端末メーカーやキャリアがAndroid携帯をゼロから設計しなくてもいいように、パートナーの新機能開発、コスト引き下げ、半導体メーカーなどの技術ベンダーとの協力を懸命に支援していると語る。

 Googleはキャリアと端末メーカーにAndroidのプロトタイプを提供済みだが、最終版は大きく違ったものになりそうだ。あるプロトタイプはiPhoneのような長いタッチスクリーン、スライド式のフルキーボード、BlackBerryの一部モデルに似たトラックボールを備える。

 Googleにとっては、モバイル市場に大きな足がかりを築くことができれば、これだけの苦労をする価値はあるだろう。同社はPCの検索で圧倒的優位に立っているが、ネット活動や広告費が携帯電話に向かう中で、モバイルでも中心的な役割を演じたい考えだ。

 最近までは、携帯キャリアは利用者が携帯電話で見られるものを管理し、追加サービスやソフトの提供企業から売り上げの一部を受け取ることが多かった。Googleはそのプロセスをもっとオープンで安価なものにしようとしている。Androidを無料で端末メーカーに提供し――その投資をいつかは広告収入で回収できると期待して――て、カスタムプログラムの追加が容易なオープンソースを基盤としている。

 その一方で、ライバルたちはGoogleよりも早くスタートを切っている。例えばAppleは、今年1000万台のiPhoneを売る見込みだ。約1400万人のBlackBerry利用者を抱えるカナダのResearch In Motionは最近、音楽ダウンロードやビデオ再生、Web閲覧を容易にした新モデルを発表した。米Microsoftもハイエンド携帯電話でかなりの地位を占めている。

 Google幹部は、いずれさまざまな価格帯の携帯電話に技術を供給したいと考えていると語る。だが同社は、最初は高度なサービスを処理できるハイエンド寄りの携帯電話に照準を合わせる可能性が高い。

 この取り組みは、Android OSを利用するようパートナーを説得できるかどうかにかかっている。同OSは携帯電話の位置を特定する機能などをサポートする。一部のソフト開発者は既に、人間の虹彩をスキャンするセキュリティソフトからインスタントメッセージング(IM)などのツールが統合されたアドレス帳など、派手なデモを作っている。Googleによると、Android対応アプリケーションコンテストには約1800件の応募があったという。

 だが開発者によっては、Macに慣れているため、Appleプログラミングツールの方がGoogleのものよりも使いやすいという意見もある。その結果、さまざまソフトメーカーが新しいiPhoneアプリケーションの開発を急いでいる。

 AppleとRIMはAndroidから「話題をさらった」と位置ベースのシティガイドとSNSを手掛けるBuzzdの共同創設者ニハル・メータ氏は言う。BuzzdはAndroidよりもiPhone向けのアプリケーションを優先するという。Appleのガイドラインの方が従いやすいし、ソフトのテストに使えるAndroid携帯は市場に出ていないからだ。

 ほかの開発者は、Androidがまだ完成していないため、対応プログラムの開発が難しいとしている。その1人が、Androidベースの天気情報アプリケーションを開発するWeather Channel Interactiveのモバイル担当副社長ルイス・ガンプ氏だ。同氏は、全般的にはAndroidに感心していると話す。Androidを使うことで、特定地域の天気を検索する機能などを構築できるようになったという。

 だが、Weather Channelはこれまでに「幾つかの書き直し」を余儀なくされ、Googleの最新版のAndroidでは「かなりの作業が必要になるだろう」と同氏。

 ほかのソフトメーカー――モバイルゲームに広告を挿入する技術を提供するGreystripeなど――は、Googleがアプリケーションの配布方法や開発者がアプリケーションから収益を得る方法などの重要点を明らかにするまでは、Android対応を控えている。

Jun25

「iPhone 3G」はソフトバンクが考える最適な“インターネットマシン”

Posted at Jun 25, 2008 07:38 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 25

ソフトバンクが第28回定時株主総会を開催。孫正義社長が過去最高の売上げ/利益を達成した2008年3月期の連結決算報告や好調な携帯電話事業の現状、今後の事業計画を説明した。7月11日発売のiPhone 3Gは「発売と同時に初期出荷分はなくなると思う」と人気による品薄傾向も示唆した。

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ソフトバンクの孫正義社長(6月3日撮影)

 ソフトバンクは6月25日、第28回定時株主総会を開催した。孫正義社長が議長を務め、過去最高の売上げ/利益を達成した2008年3月期の連結決算や好調の携帯電話事業、そして今後10年の事業計画などを説明。株主の「過去の総会は殺気立っていたこともあったが……」という発言で笑いが起きるほど、終始穏やかな雰囲気で進行した。

 孫社長は“総合デジタル情報カンパニー”と銘打つソフトバンクの10年計画を説明。2点の大きな目標を示した。

 「モバイルを制する者がインターネットを制する。そしてアジアを制する者が世界を制する」

 CPU速度や機能の向上、通信速度の向上、画面サイズと解像度──。携帯の進化は著しく、PCに変わってインターネットを利用するのに適する条件がそろった、と孫社長。「インターネットはPCから携帯へ確実にシフトする。なぜか。携帯の機能の向上とともに、数(携帯:11億台/年、PC:2.7億台/年)と1日の使用時間(携帯:24時間、PC:2時間ほど)が圧倒的に上回るからだ。以前からこうなると判断していたからこそ、ボーダフォン買収に踏み切り、携帯業界に参入したことになる。ボーダフォンの買収は、はじめから音声ではなくインターネットサービスをやるためだった」


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7月11日発売の「iPhone 3G」

 「iPhone 3G」もソフトバンクに言わせると“インターネットマシン”。シャープ製の「インターネットマシン 922SH」とともに2008年春に宣言した「2008年はインターネットマシン元年」の発言の裏は、すでにiPhoneの投入も強く意識していたという。「(他国GSM版の)iPhoneユーザーはARPUが他機種より約1.8倍も高いという結果が出ている。このことは経営面でも魅力的なこと。iPhone 3Gの登場で“PCでインターネット”するのも急激に減っていくかもしれない」

 ソフトバンクは中国China Mobileと英Vodafoneの3社折半で出資した「ジョイント・イノベーション・ラボ」をこのほど設立。中国を中心にアジア圏のモバイル企業への投資もさらにすすめる。「国内の1900万ユーザーでは世界のリーダーシップは取れないが、この3社連合で世界20億ユーザーのうち7億人を相手にできる。おサイフケータイや携帯ゲームなども世界中で普及させたい。日本は携帯契約者の伸び悩みや人口減少などが危惧されるが、世界に目を向ければ悲しいことはない。今までアメリカが世界ナンバーワンだったが、これからはアジア中心の時代が来る」

 なお、「iPhone 3Gは発売と同時に初期出荷分はなくなると思う」とiPhone 3Gの反響の大きさを示すとともに、発売日当日の品薄傾向が生じる可能性も示唆した。

3.9Gと2012年の周波数帯再割り当て
 LTEを中心とする3.9Gや4G化は、技術的な検証や実験は当然行うが、実際に設備投資を始めるタイミングについては慎重な姿勢を示す。「3.9Gはまだどのキャリアも設備投資を開始していない。世界スタンダードが完全に定まっておらず、技術的な試行錯誤を行っている最中だからだ。2Gで日本は世界の技術標準から孤立、3Gもドコモが先を急いだようにあわててやるといろいろな無駄が出る事例もあった。そのため、最も効率的なやり方で、ベストなタイミングをはかって設備投資を行う。意志決定と行動の早さは世界中のどの社に負けないと自負するので、少なくとも事業は他社と同時期には始められる」

 現状のカバーエリアは、有利な800MHzの周波数帯で展開するNTTドコモやKDDIより不利である状況ながらも基地局数5万1320局(前期比 2万2000局増)を達成し、許認可以外の設備投資や技術で対応できる最善の努力をしているとアピールする。「次の周波数帯再割り当てが2012年に予定されている。そのときには公平な事業競争を提供するという意味で、総務省にはすでに電波を割り当てている2社ではなく、順番から次はソフトバンクに割り当てていただけると信じている。総務省の許認可のみで電波品質に差が出る現状はあるが、新たな許認可の取得と現在の2GHz帯、両方手を抜かず最善の努力をしたい」

Jun25

ソニー、地デジWチューナーとBDドライブを搭載した“黒くて円いVAIO”

Posted at Jun 25, 2008 07:38 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 25

斬新な円形ボディで注目を集めた「TP1」シリーズがモデルチェンジ。テレビ機能を刷新しつつ、ダビング10にも対応した。ブラックのボディも特徴だ。
テレビ機能を“自社開発”で固め、BRAVIAとの連携も強化
 ソニーは6月25日、テレビにHDMIで接続することを想定したテレビサイドPC「TP1」シリーズの新モデル「VGX-TP1DQ/B」と「VGX-TP1D」を発表した。いずれも7月5日に発売する予定だ。価格はオープンで、実売価格はVGX-TP1DQ/Bが20万円前後、VGX-TP1Dが15万円前後と予想される。


上が上位モデルの「VGX-TP1DQ/B」、下が下位モデルの「VGX-TP1D」

 TP1シリーズのモデルチェンジは2008年春モデル以来だが、これまでは本体に地上アナログテレビチューナーを内蔵する一方、地上・BS・110度CSデジタル放送にはネットワーク接続のテレビチューナーユニット「DT1」を増設することで対応してきた。

 今回の新モデルでは地上アナログテレビチューナーを省く代わりに、地上デジタルテレビチューナーを2基備えた自社製の小型チューナーカードを本体に内蔵。地上デジタル放送の2番組同時録画を可能にした。自社開発の地上デジタルテレビチューナーを搭載するのはVAIOとしては初めてだ。チューナーカードをPCI Express Miniカードとすることで、従来のMini PCIチューナーカードと比較して面積比を約3分の1に抑えながらも、前モデルより高感度を実現したという。


独自開発の地上デジタルテレビチューナーカードを採用。30(幅)×51(奥行き)ミリのPCI Express Miniカードは、表面に暗号化用のチップと地上デジタルテレビチューナーを実装(写真=上)。裏面に2つめの地上デジタルテレビチューナーを備えている(写真=下)

 テレビチューナーカードの変更にともない、デジタル放送の録画ソフトもサードパーティ製の「VAIO Digital TV」から、自社開発の「Giga Pocket Digital」に改めた。「Giga Pocket」は1999年に開発され、2004年にAV統合環境「Do VAIO」が登場するまでVAIOに搭載されてきた地上アナログテレビ録画ソフト。Giga Pocket Digitalは、これを地上デジタル放送対応版にリニューアルしたものだが、操作画面の構成や機能はまったく違うものになっている。

 操作画面は、マウスやキーボード用の詳細表示UIに加えて、リモコン用の10フィートUIも用意。UIの切り替えはリモコンのボタンで行える。

 録画機能は、EPGや日時指定によるマニュアル録画に加えて、任意のキーワードを入力するとEPGから関連する番組を自動で録画する「おまかせ・まる録」に対応。おまかせ・まる録で録画しておきたい番組の番組名を登録すれば、放映スケジュールが不定期な深夜ドラマなども毎回自動録画できる「シリーズ録画」機能も備える。自動録画した番組は、あらかじめ指定しておいた時間まで視聴しなかった場合に自動消去することも可能だ。録画形式はMPEG-2 TSとなる。


カタログビュー機能もGiga Pocket Digitalに統合されている

 従来のTP1に付属していた録画番組管理ソフト「VAIO Video Explorer」には、番組の録画後にインターネットから本編やCMの詳しい内容をメタデータとして取得し、自動的に解析して分類・表示するカタログビュー機能が用意されていたが、同機能もGiga Pocket Digitalに統合された。番組の詳細情報として、番組内で紹介された飲食店や宿泊施設などの店舗情報や、CD/DVDや書籍といった製品情報、CMの企業名や出演者をリストとして表示し、該当する部分を再生したり、製品やサービスのホームページにアクセスできる。

 カタログビュー機能で取得した店舗名や電話番号、地図データの情報は、FeliCaポート経由でおサイフケータイに書き出すことも可能だ(専用アプリケーション「かざポン」のダウンロードが必要)。

 録画した番組の書き出しについては、7月4日にダビング10に対応するアップデートプログラムを無償配布し、これを適用することでBD-REおよびCPRM対応のDVD-RW/DVD-RAMメディアにダビングが可能になる(DVDへのダビング時はSD画質へダウンコンバート)。また、今後のアップデートにより、録画した番組からワンセグのデータを抽出し、メモリースティックやSDメモリーカードに録画番組を書き出せる「モバイル書き出し」機能も追加される予定だ。同機能で書き出した番組は、PSPやワンセグ対応携帯電話で視聴できる。

 再生機能は、シーン別のサムネイルを自動生成して視聴画面の下に並べ、見たい部分を容易に探し出せる「フィルムロール」、録画した番組の音声変化量を分析して音声レベルの高い部分のみを抽出して連続再生する「ダイジェスト再生」に対応。ダイジェスト再生は、再生時間を5/10/20/30分に設定できる。一時停止中にバックグラウンドで録画をし、再開後に追いかけ再生することも可能だ。


視聴画面の下にフィルムロールを表示すれば、見たいシーンへ即座にジャンプできる。上がマウス操作用の画面、下がリモコン操作用の画面


ダイジェスト再生では、視聴画面の下に音声レベルの状態が棒グラフで表示される。上がマウス操作用の画面、下がリモコン操作用の画面

 そのほか、同社製の液晶テレビ「BRAVIA」のリモコンでTP1内のコンテンツを操作できるブラビアリンク機能も搭載する。2008年春発売のBRAVIA F1/V1/J1シリーズでは、テレビ側のリモコンでインターネットダウンロード、Blu-ray Disc/DVDの再生、録画ずみ番組の視聴、PC内の動画/静止画閲覧、PC内の音楽再生といったTP1の機能が利用可能だ。

 また、VAIOの春モデルで追加されたクロスメディアバー採用のDLNA対応ホームサーバ/クライアントソフト「VAIO Media plus」も搭載している。

基本スペックを引き継ぎつつ、価格は引き下げ


VGX-TP1DQ/Bはシリーズ初のブラックカラー

 上位モデルのVGX-TP1DQ/Bは、直径270ミリのユニークな円形デザインを引き継ぎつつ、ボディのカラーをホワイトからブラックに変更した。基本スペックは、2Gバイトの標準メモリを1Gバイト×2の構成から2Gバイト×1の構成に変更したことを除き、春モデルの「VGX-TP1DTW」を踏襲しているが、そのぶん発売時の実売価格は5万円ほど安価な20万円前後になる見込みだ。

 CPUはCore 2 Duo T8100(2.1GHz)、チップセットはIntel PM965 Express、メモリは標準2Gバイト(2Gバイト×1)/最大4Gバイト、GPUはGeForce 8400 GTを採用。HDD容量は500Gバイトで、1層BD-R/REの2倍速書き込み、2層BD-R/REの1倍速書き込みに対応したBlu-ray Discドライブを搭載している。

 下位モデルのVGX-TP1Dは、320GバイトのHDDとDVD±R DL対応のDVDスーパーマルチドライブを搭載し、ボディカラーは従来と同じホワイトだ。これ以外の基本スペックはVGX-TP1DQ/Bと共通化されており、実売価格は15万円前後と予想される。

 2モデルとも、100BASE-TX有線LANとIEEE802.11b/g無線LANのネットワーク機能、HDMI/DVI-D/アナログRGBの映像出力、光デジタル音声出力、メモリースティックPRO対応スロット、SDメモリーカード(SDHC)対応スロットなどを装備。本体サイズは270(幅)×270(奥行き)×91(高さ)ミリ、重量は約3.5キロだ。OSはWindows Vista Home Premium(SP1)をプリインストールし、オフィススイートは備えていない。

 なお、同社直販のVAIOオーナーメードモデルでは、Core 2 Duo T8300(2.4GHz)やCeleron 550(2.0GHz)を用意するほか、メモリは最大4Gバイト、HDDは750Gバイトや1Tバイト、カラーはブラックかホワイトを選択できる。OSはWindows Vista Home Premium(SP1)に固定で、テレビチューナーなしの構成やOffice 2007(Professional/with PowerPoint 2007/Personal)、ジャストホームEX2の追加も可能だ。価格は9万9800円からとなる。

 店頭向けモデルの主な仕様と価格は以下の通り。

テレビサイドPC「TP1」の概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
テレビサイドPC VGX-TP1DQ/B セパレート型 フルモデルチェンジ Core 2 Duo T8100(2.1GHz) 2048MB 500GB Home Premium(SP1) 20万円前後
VGX-TP1D セパレート型 フルモデルチェンジ Core 2 Duo T8100(2.1GHz) 2048MB 320GB Home Premium(SP1) 15万円前後
テレビサイドPC「TP1」の概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU テレビ機能 重量
テレビサイドPC VGX-TP1DQ/B ? ? Intel PM965 BD-R/RE対応Blu-ray Disc GeForce 8400M GT 地デジ×2 約3.5キロ
VGX-TP1D ? ? Intel PM965 2層対応DVDスーパーマルチ GeForce 8400M GT 地デジ×2 約3.5キロ

Jun25

ゲイツ会長、引き際のタイミングは?

Posted at Jun 25, 2008 07:38 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 25

GUIでも電子メールでもインターネットでも後れを取ったMicrosoftのビル・ゲイツ会長。その引き際は?

 わたしが想像するビル・ゲイツ氏の退職シーンはこんな感じだ――。ビルはタイムカードを手に5時ちょうどになるのを待っている。最後の給料を手にし、これからはマラリアと戦い、飢えた人々を養うことになる。そして、スティーブ(バルマーCEO)の失敗を後から批判することもやめるのだ。実際にはそんなシーンはあり得ないのだが、主にゲイツ氏とMicrosoftによってこの四十数年間で定義されてきたハイテク世界は、ビル・ゲイツ氏がいなければ、今とは違った世界になっていたことだろう。同氏はオタクの英雄として称賛され、ビジネス界からは野蛮人と批判され、OSの複雑さやソフトウェアコードの失敗が常に批判の対象となっていた。

 ビジネス史上、ことにハイテクビジネスの歴史上、ビルほど失敗したりタイミングを逃した人物はいない。それでも同氏は市場シェアと現金という企業にとっての2大目標を勝ち取った。覚えているだろうか。ビルはGUIが重要になることにも、電子メールが組織の伝達方法の主流になることにも、インターネットがものすごく重要になることにも、検索がコンピュータにおける標準的な入り口になることにも、気付くのが遅かった。普通の会社組織であれば、こうした大きなミスを犯したら即刻ビル清掃部門に左遷されるところだ。だが、自分がその会社を経営していて、独占的支配によって築いた現金の山の上に鎮座している場合は、大きなミスをしたとしても、それはそのまま大きな目標にされ、部隊に対する叱咤激励が飛ぶことになる。

 「わたしの主な仕事は指導することだ」と1988年の8月、ゲイツ氏は(わたしが編集者をしていた)Electric Businessの記事で、メアリー・ジョー・フォーリーに語った。この引用は恐らく、どんなコンサルタントの分析よりもゲイツ氏のビジネス哲学を明確に表している。同氏の「指導」には、製品開発報告会での激しい叱咤や深夜の電話や電子メール、顧客拡大やマーケティング計画死守のためにならいつでも飛行機に飛び乗ってどこへでも行く覚悟をマネジャーに求めることが含まれている。わたしはゲイツ氏が議論で負けたところを見たことがないが、ラスベガスのスペンサー・キャットのパーティーで、当時のPC WEEKの技術アナリスト、ピーター・コーフィーとこう着状態になったのは見た。2人はたしか、Visual Basic関連のことがきっかけの議論をしていて、話はすぐに人間には理解しかねる話に発展した。

 ゲイツ氏は自分自身とその使命(世界を救うこと)にとって、適切な時期にMicrosoftを去ろうとしている。その意味は、同氏と同程度の能力を持った人なら理解できるだろう。今のところ、ハイテク業界にはゲイツ氏を超えるだけの意志と目的意識と能力を持つ人物は見あたらない(Googleの3人は別だと思うが、3人そろえばの話だ)。ゲイツ氏が行ったことのほとんどは指導することだったが、それは企業でも国家でも軍隊でもリーダーが常に行わなければならないことだ。

Jun26

【Q&A】Microsoft Dynamics CRM 4.0とMicrosoft Officeはどう連係するのか?

Posted at Jun 26, 2008 05:57 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 26

Microsoft Dynamics CRM 4.0では、Microsoft Officeとの連係がさらに改善された。Officeとの連係機能の主な改善点を紹介する。

質問:わたしの会社ではCRMシステムを検討中です。既に社内でMicrosoft Office製品を使っているのであれば、同じMicrosoftの製品である「Microsoft Dynamics CRM 4.0」がベストな選択肢でしょうか。

 Microsoft Officeとの連係という点でいえば、「Microsoft Dynamics CRM」(以下、Dynamics CRM)に勝るものはないだろう。Microsoftは最初のCRM製品のリリース以来、Outlookクライアントとの連係、Excelのピボットテーブルの動的エクスポート/リポート、Wordのメールマージとの連係によるあて名/カスタム電子メール作成など、広範な連係機能を提供してきた。

 Dynamics CRM 4.0では、Microsoft Officeとの連係がさらに改善された。この新バージョンにおける、Officeとの連係機能の主な改善点を以下に示す。

リボン
 新しいツールバーの機能がMicrosoft Office 2007のリボンと連係した。

Outlook
 Outlookツールバーには、最近選択したレコード(顧客、連絡先など)の簡易リストが含まれ、Outlookのメール、予定、タスクをCRMのレコードにリンクすることができる。管理者用機能を含むほとんどすべてのCRM機能が、Outlookクライアントからアクセスできるようになった。連絡先の同期化機能が改善されたほか、各種のタスク(電話、手紙、FAXなど)をOutlookのタスクリストに同期化することも可能。また、CRMインフラの変更により、社外からでもVPNコネクションを経由せずにCRMに容易にアクセスできるようになった。

Excel
 CRM内で動的エクスポートとリポートを作成できるのは従来と同じだが、Dynamics CRM 4.0では複数のCRMテーブル(エンティティ)のデータを選択してエクスポートに含めることができる。エクスポートしたデータをExcelで編集し、それをCRMに更新として再インポートする機能もある。Excelのブックは従来と同様、リポートとしてCRMの個別機能コンポーネントにリンクできる。

Word
 メールマージ機能が大幅に改善された。CRMに保存された個人/組織用のWordテンプレートを直接選択できるようになったため、OutlookクライアントとWebクライアントから同じテンプレートにアクセスできる。上述のExcelへのエクスポートと同様、CRMのデータを1つあるいは複数のテーブル(エンティティ)からWordに抽出できるため、正しいデータをエクスポートに含めるのが容易になった。マージが完了したら、マージされたドキュメントのコピーをクローズドアクティビティとしてCRMにログインさせることができるため、ドキュメントの電子コピーが適切なCRMレコードにリンクされる。

 Microsoftでは、Dynamics CRMの動作がユーザーの仕事のやり方に合うようにすると約束している。Microsoft Officeとの緊密で総合的な連係は、強力な顧客管理機能とユーザーが使い慣れたツールを結び付けることにより、対顧客業務の生産性を高めるものだ。

Jun26

助けて、Appleジーニアス!――MacBook Air故障てん末記(前編)

Posted at Jun 26, 2008 05:57 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 26

MacBook Airが突然おかしくなった。愚かにもバックアップを取っていなかったわたしは、データを失う恐怖に直面した。

 昨日、わたしには切実にMobileMeが必要だった。Appleのうたい文句通りにわたしのデータが至るところで同期化されていたら、予想外の災難からもっと早く復旧できていただろう。それにTime Machineでバックアップしていたら、命拾いをしていたかもしれない。だが、わたしはあまりに今を生き過ぎていた。ちょっと努力をすれば、過去を守れたのに。これからする話は告解だ。というのは、Appleが必要な道具を用意してくれているのに、バックアップをしなかったことへの言い訳はほとんどないからだ。どうか、わたしの愚行を教訓として生かしてほしい。

 MacBook Airを使い始めてから最初の1週間、HDDがどこかおかしいような気がしていた。HDDから頻繁にカリカリという音がしていたのだ。これまでの経験ではだいたい、カリカリ音がしたらHDDに何か問題があるということだ。2カ月前にApple Supportフォーラムで検索したところ、この音はAirオーナーの共通の問題だということが分かった。Appleのサポート文書には、この音は正常だというようなことが書かれている。

 カリカリ音が問題の兆候だとは言えない。正常なのかもしれない。だが、これだけは言える。この音は先週Airを使っている間はほとんどしなかった、たぶん、音がしなかったことが、異常の兆候だったのだろう。

 1カ月以上もの間、このカリカリ音が聞こえるたびに、バックアップを取ることを考えた。わたしはAirを購入したのと同じころに、Time Capsuleを買っていた。だが最初のセットアップは面倒で、高速バックアップのためにイーサネット接続が必要だった。常に執筆作業をしていたため、Time Capsuleのセットアップを延々と先送りにしていた。おかしなことに、昨夜ほかのジャーナリストにAirのトラブルのことをIMで話したところ、彼は4カ月間先延ばしにしていたTime Capsuleでのバックアップを前の日の夜に済ませたところだったという。彼もまた、最初のセットアップの面倒さを先延ばしの理由にしていた。バックアップのためにTime Capsuleを買ったというのに。

生産的な1日の始まり……のはずが
 昨日、わたしは早朝(太平洋時間)にiPhone 3Gの通話時間についての分析をブログに書いていた。その記事を午後2時(東部夏時間)ごろに掲載した――ここ西海岸では11時だ。ニューヨークにいる同僚のほとんどは会議中で、妻と娘はほぼ1日中外出している。つまり、あまり邪魔が入らず、生産性が上がるということだ。少なくとも4件記事を書くつもりだった。

 作業をしている間、HDDが壊れそうな兆候はほとんどなかった。この数日、カリカリ音はほとんどしなくなっていて、安心していた。ブログを保存するときに、小さなレインボーボール――アプリケーションやプロセスがビジー状態にあることを示すAppleのマーク――がいつもよりも頻繁に出た。執筆作業はほとんどブラウザでやっているため、レインボーボールも、一時停止状態がいつもより長いことも、Safari 3.1に関係があるのだろうと思った。この数日、タブをたくさん開いては、閉じないままSafariを再起動していたからだ。

 午後2時30分(東部夏時間)ごろ、iPhone 3Gの記事の校正と編集を終えた後、その日のビッグニュースだったFirefox 3の記事に取りかかった。Twitterには、Firefox 3がゲットできないという文句があふれていた。Mozillaの開発者関連文書の責任者エリック・シェパード氏は(リリース時間の)午後1時ごろTwitterに、「リリース直後にサーバがほぼ死んでしまった……ITスタッフが対処中」と書いていた。

 そこでFirefox 3のダウンロードを試みながら、わたしのブログMicrosoft WatchでMozillaの問題について書き始めた。午後3時ごろ、二十数回試した末に、やっとダウンロードが始まった。11K/secというのろさで。

 Firefox 3を責めてはいけないが、HDDが壊れたのは、ダウンロードの最中だった。執筆中に思いもかけず小さなレインボーボールが現れ、そのまま消えずに居座った。ダウンロードでSafariに負荷が掛かり過ぎたのだと思った。それまで数分間ブログの記事をサーバに保存していなかったので、最後の2段落を保存したかった。そこでSpotlight検索アイコンをクリックして、スクリーンショットを取るために「Grab」と入力した。Mac OS Xは完全にフリーズした。マウスカーソルは動いたが、ほかは動かなかった。

 だが外付けHDDに入れていたコールドプレイの再生は続いていたので、そのうちAirも動くだろうと考えた。このとき聴いていたアルバム「Viva la Vida」はその日の朝、iTunes Storeで買ったものだった。テクニックは正確で、録音は見事で、退屈なアルバムだ。詩的だが、そのときかかっていたのは「Death and All His Friends」だった。それがMacBook Airの最期の歌なのか、わたしには分からなかった。この曲を聴きながら、静物画になったMac OS Xのデスクトップを見つめ、待った。曲が終わった――おそらくはメモリにバッファされていたのだろう。わたしはただ黙って見つめていた。

 次に起きたことこそが、この記事を書いている理由だ。Airの電源を切って入れ直すと、点滅するフォルダとハテナマークが現れた。Macをよく知っている人なら、これが恐ろしいマークだということが分かるだろう。システムをリブートした。何度もリブートしたが、そのたびに死の点滅フォルダが出てきた。妻のコンピュータを使ってAppleのサポートページをチェックして、自分で計画したトラブルシューティングを実行した。LeopardのインストールDVDからブートしてHDDを修復するという方法だ。たぶん故障したセクターがあるか、スタートアップディスクでリセットする必要があるのだろう。サポート文書では、わたしが計画した通りのことが提案されていた。

 だが次にひどいことが起きた。Disk UtilityがHDDを認識しなかったのだ。次にPRAMの中身をクリアした。それで断続的な不具合が直るかもしれなかった。何度も消去を繰り返した。だがDisk UtilityからHDDは見えなかった。それから、やけになって考えられないようなことをしてしまった。Airの底を手のひらでたたいたのだ。HDDのヘッドが動くかもしれないと思って。

 なんとそれが効いた! Airのブートが始まったのだ。しかし、Appleロゴから先へは進まなかった。そこでまたPRAMをクリアしてDisk Utilityを使ったところ、今度はHDDが認識された。OSはそのまま認識されたが、修復はできなかった。HDDに物理的な問題があったためのようだ。単に修復ディスクを処理している間にHDDが認識されなくなっただけだろう。PRAMの消去を繰り返し、その後HDDは認識されたりされなくなったりした。何度やっても修復ディスクはうまくいかなかった。

 これまでコンピュータを使っていて絶望したことはほとんどなかった。最後にHDDでひどい障害が起きたのは、10年ほど前のことだ。バックアップを先延ばしにしていた理由の1つはそこにある。昨日のクラッシュは一番絶望した出来事だった。音楽は外付けHDDに保存していたし、妻のノートPCにバックアップもある。必要な写真はオンラインに置いている。執筆したものはほどんどオンラインのブログにある。だが、電子メールはローカルで使い、保存していた。

 2カ月分以上、実質的には半年分のメールを失ったらしいという事実からは逃げようがなかった。最後にApple Mailフォルダを保存したのは12月で、その後の4カ月はWindows Vistaを使っていた(Microsoft WatchとApple Watchを執筆するために、4カ月おきにAppleとMicrosoftを切り替えているためだ)。4カ月分(12月から3月)のメールはまだOutlookに押し込まれている。それをMacに移す作業をやりたいのであれば、だが。それは嫌だ。

 しかし、データを復旧できる望みはまだあった。Appleジーニアスならできるかもしれない。

Jun26

iPhone 3Gの“割安感”はユーザーに伝わるか?

Posted at Jun 26, 2008 05:58 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 26

iPhone 3Gの端末料金と利用料金が発表された。月額7280円?という値段は、果たして一般的な携帯ユーザーに受け入れられるのか。そしてもう1つ、ソフトバンクモバイルに今後問われる、インフラ面の課題とは……。

 6月23日、話題の新端末「iPhone 3G」の販売プランと利用料金が発表された(参照記事)。詳しくは別記事に譲るが、端末価格は新スーパーボーナスの24回分割払いで実質負担金が2万3040円(8GB)と3万4560円(16GB)。一方、利用料金は既存のホワイトプランをベースにした「ホワイトプラン(i)」(月額980円)に、新設された「パケット定額フル」(月額5980円)と「S!ベーシックパック」(月額315円)がセットになり、月額7280円からと設定された。

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7月11日に発売される「iPhone 3G」。ブラックとホワイトの2つのボディカラーが用意される


 端末価格や利用料が高いか安いかはユーザーの利用スタイルや金銭感覚など“主観”が入り込む分野だが、筆者の目にこのプライスタグは「割安感のある価格」と映った。しかしその一方で、この割安感はこれまでの“ケータイの価値感”では直感しにくく、ソフトバンクモバイルのマーケティングの手腕が問われる料金設定であるとも感じた。そこで今回の時事日想は特別編として、iPhone 3Gの日本での値段について少し踏み込んで考えてみよう。

 →「iPhone 3G」は実質2万3040円から──月額5985円のデータ定額プランも新設

 →HSDPA対応の「iPhone 3G」、7月11日発売

“2年縛りの安さ”はiPhone 3Gなら納得できる
 まず、iPhone 3Gの端末価格だが、これはソフトバンクモバイルが“ユーザーの期待に応えた”プライスになった。

 同社の販売モデル「新スーパーボーナス」の24回分割払いを使い、独自の特別割引制度を利用するという“変化球”ではあるが、実質的なユーザーの負担額は2万3040円(8GB)と3万4560円(16GB)。これはiPhone 3G発表時に喧伝された「199ドルと299ドル」という価格と見比べても遜色のない安さだ。

 もちろん、今回ソフトバンクモバイルが設定したプライスは、新スーパーボーナスで約2年間は使うのが前提となる“条件付きの安値”だ。しかし、iPhone 3Gに限っていえば、この「2年縛り」はそれほど息苦しいものではないだろう。なぜなら、iPhone 3Gが持つ魅力の大半はソフトウェアとサービスが占めており、この部分は端末購入後も「進化していく」からだ。

 例えば、端末の基本ソフトウェアの部分は、先代のiPhoneやiPod touchの時代から「ソフトウェアアップデート」で機能の追加や改良が施されてきた。時にはiTunes Storeを使った、有料で大幅なソフトウェアバージョンアップが行われることもある。iPhoneは内部ソフトウェアに対する考え方が、非常にパソコン的なのだ。日本の携帯電話でも不具合の修正でソフトウェアアップデートが使われているが、機能の追加・改良など“前向きな理由”で、ソフトウェアを進化させていくためだけに使われている例を筆者は知らない。

 さらに今回のiPhone 3Gでは、「App Store」によってユーザーが自由かつ簡単にソフトウェアを購入・追加していくことができる。ソフトウェア開発者向けにはSDKを公開。App Storeを世界中のiPhone 3Gにソフトウェアを販売する流通プラットフォームとして提供する。Apple以外からも多くのアプリケーションソフトウェアが登場する“舞台”を整えることで、iPhone 3G購入後にも多種多様なソフトウェアの追加で機能アップが図れる環境を整えた。

 iPhone 3G用のソフトウェアは、現在はゲーム系のアプリに注目が集まっているが、すでにナビタイムジャパンなど実用系サービスを手がける企業も開発を表明している。勘のいいソフトウェア開発会社は「日本のケータイにあってiPhoneにない機能やサービスはすべてビジネスチャンスになる。日本市場がガラパゴスならば、そこは我々が(ソフトウェアのビジネスで)埋めればいい。iPhoneには、それができる仕組みが用意されている」(ソフトウェア会社幹部)と、開発に動き出しているのだ。iPhone 3G発売後、ほどなくして国内外のソフトウェア企業から数多くの「iPhone 3G用アプリ」が登場する可能性は高い。

毎月の利用料は「iPhoneを使う」なら妥当な価格
 一方、iPhone 3G専用に用意された利用料の方はどうだろうか。

 こちらはホワイトプランの基本料に新設された「パケット定額フル」と「S!ベーシックパック」のセットを必須にすることで、月額利用料は最低7280円からになっている。ソフトバンクモバイル以外への通話をたくさんする人ならば、これに「Wホワイト」を付加することになるだろう。

 このiPhone 3G専用プランの価格だけ見れば、一般的なケータイユーザーは「割高」に感じるだろう。特にパケット定額の部分は、従来の携帯電話向けパケット定額プランの上限額(4095円?4410円)よりも高く、auの「ダブル定額」に代表される利用量に応じた2段階定額にもなっていない。

 しかしiPhone 3Gは“普通のケータイ”ではない。フルブラウザの「Safari」や「Mail」を筆頭に、様々なアプリケーションがインターネットとシームレスに連携し、従来の携帯電話よりも格段に多くのパケット通信を行う。ドコモやauは携帯電話に搭載するフルブラウザ向けの上限金額として月額5985円を設定しているが、iPhone 3Gの通信量やそれによって得られるメリットは、一般的な携帯電話のフルブラウザ以上だ。そう考えると「パケット定額フル」の月額5985円は、破格の安さと言えるのではないだろうか。

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むろん、今回の料金プランに対する不満もある。それは先述した2段階定額の仕組みが、「パケット定額フル」にないことだ。

 iPhone 3Gのネットとの親和性や魅力を鑑みれば、ケータイのヘビーユーザーは今回の料金プランに割安感を感じるだろう。しかし、ミドルユーザー層への訴求を考えれば、“入り口を広く見せる”2段階定額は欲しいところである。過去をみても、auが「ダブル定額/ダブル定額ライト」を初めて導入したことで、多くのユーザーがパケット料金定額制の世界に足を踏み入れ、結果としてデータ通信の利用が活性化したという例がある。iPhone 3Gの利用スタイルを考えれば、パケット定額制の上限額には簡単に達してしまうと思うが、それでも多くの人に「使ってみよう」と思わせる料金設定もほしいところである。

急ピッチでHSDPAインフラの拡大・充実を
 このようにiPhone 3Gの端末価格や利用料金の設定は、iPhoneが提案する新たな価値や利用スタイルを鑑みれば、非常にお得感のあるものだ。その上で、筆者が特に重要なポイントだと考えているのが、「ソフトバンクモバイルのインフラが、iPhone 3Gの魅力を引き出しきれるか」である。

 先述のとおり、iPhone 3Gの魅力はインターネットとのシームレスな連携の部分にある。この価値をユーザーが実感し、料金プランに割安感を感じられるかどうかは、サービスエリアの広さだけでなく、そこで提供される通信スピードも重要な要素になるだろう。より直接的にいえば、“iPhone 3GがHSDPAエリアで使えるかどうか”でユーザーの価格に対する満足度は大きく変わる。

 ソフトバンクモバイルは現時点でHSDPAエリアの詳細を発表しておらず、「全国の県庁所在地および主要都市、首都圏/16号線内、東海/名古屋市および周辺の主要都市、静岡市、関西/京阪神エリアなどに展開している」(広報部)とだけコメントしている。しかし、iPhone 3Gのようにデータ通信環境が重要な端末が登場した以上、HSDPAの対応エリア情報をより詳細、かつ積極的に公開してもらいたいところだ。

 また、HSDPAエリアそのものの拡大も、NTTドコモに大きく遅れを取っており、この部分に不安と不満が残る。iPhone 3Gという先進的なプロダクトを手にした以上、HSDPAインフラの拡大にも注力してほしい。

 総じて言えば、ソフトバンクモバイルはiPhone 3Gの世界観や価値をきちんと理解し、その上でより多くのユーザーの手元にそれを届けようと前向きに努力している。iPhone 3Gの魅力を引き出し、日本市場に根付かせることができるか。それはソフトバンクモバイルが日本で第3位の携帯電話会社で終わらず、その上を狙えるだけの力量を持つ、次の世代のモバイル通信キャリアになれるかどうかの試金石にもなるかもしれない。

Jun26

「.news」「.ibm」も可能に――トップレベルドメイン自由化へ

Posted at Jun 26, 2008 05:58 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 26

ICANNの変更案が承認されれば、「.ibm」「.berlin」「.sports」など、社名や地名、一般的な言葉をトップレベルドメインに使えるようになる。

ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)
 インターネットアドレスの監督団体は6月26日、いわゆる「トップレベルドメイン」――「.com」などWebアドレスの最後に付くサフィックス(接尾辞)――を無制限に作成する計画を承認する見込みだ。

 この計画の下、ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)は、あらゆるトップレベルドメインの申請を認める意向だ。例えば、企業がWebアドレスに「.ibm」「.ebay」などのブランド名を使うことも可能になる。都市が「.nyc」「.berlin」という名前を登録したり、あるいは「.news」「.sports」などもっと一般的な言葉を使って、特定の団体や情報分野に関連するWebサイトを定義することもできる。

 非営利のインターネット監督機関ICANNは、この変更を契機にもっと多くのWebサイトが生まれ、個人や組織が便利に自分のアイデンティティを表現できるようになると見込んでいる。

 「人々がインターネット上で互いを探す方法が、ネット誕生以来、最も大きく変わることになる」とICANNの社長兼CEO、ポール・トゥーメイ氏は語る。新しいトップレベルドメインの登録料は10万?50万ドルになるという。

 1980年代に最初に現在のインターネットアドレス構造が作られたとき、Webが今日のような世界的なコミュニケーションと商業のネットワークになると予測していた人はほとんどいなかった。当時、インターネットの監督者らは、少数のカテゴリー――商用サイトは.com、教育機関は.edu、政府機関は.gov――で十分だと考えていた。

 現在は1億6000万を超えるWebサイトが存在し、そのうち約7000万は「.com」サイトだ。「.uk」「.cn」などの国別ドメインで終わるサイトは約8000万に上る。「これらの一般的なカテゴリーは、インターネット利用の多さを反映していない」とトゥーメイ氏は言う。

 ICANNは2001年と2003年に利用可能なトップレベルドメインを増やしたが、「.aero」「.mobi」など少数の名前に限定した。トゥーメイ氏は、今回のトップレベルドメイン名拡大を、19世紀に米国政府が実施した大規模な土地の払い下げのようなものだと言う。

 「オンラインの不動産を大量に開放するようなものだ」(同氏)

 ICANNはまた、これまで一部国家で大きな問題になっていた、英語以外――中国語やアラビア語など――の文字を使ったドメイン名の登録も可能にする。

 同団体は今回の変更に向けて、過去数年間を準備に費やし、新しいアドレスに対応する技術に約1000万ドルを投資した。変更が承認されれば、2009年4月ごろから新しいトップレベルドメインの登録が可能になる。新しいドメインを使ったWebサイトは、同年内に稼働できるだろう。

 ICANNは、申請されたドメイン名が不適切であったり、他者の知的財産を侵害することのないよう審査を行う。例えばeBayなどの企業は、他者がeBayの社名を使ったトップレベルドメインを申請した場合に異議を申し立てられる。新しいトップレベルドメインを申請する組織は、Webサイトを運営する技術力があるか、あるいは技術力のある企業と契約していることを証明しなければならない。

 詳細の詰めは年内に行われる見通しだ。2009年4月までに解決しなければならない問題の1つとして、新しいトップレベルドメインの所有者に、そのドメイン名で終わるWebアドレスの一般開放を義務付けるかどうかがある。

 業界ニュースレター「Cook Report」を発行するゴードン・クック氏は、非英語ドメインを可能にするのは好ましいとしている。トップレベルドメインの数を増やすのもいいことだが、おそらくインターネットの成長に対応する上で必要なことではないだろうと同氏は付け加えている。

Jun27

6万円切るAtomミニノート、マウスコンピューターが発売

Posted at Jun 27, 2008 07:09 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 27

Atom N270、80GバイトHDD、10.2インチ液晶を搭載した5万9800円のミニノート「LuvbookU100」が、マウスコンピューターから7月に登場する。

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LuvbookU100

 マウスコンピューターは6月27日、Atomを搭載した5万9800円のミニノート「LuvbookU100」を7月に発売すると発表した。

 一般のミニノート(8.9インチ液晶搭載)より一回り大きい、10.2インチ(1024x600ピクセル表示)の液晶を採用。CPUはAtom N270で、メモリは1Gバイト、HDDは80Gバイト、OSはWindows XP Home Edition。

 IEEE 802.11b/g対応無線LAN機能を内蔵したほか、SDメモリーカードスロット、USB 2.0ポート×2、130万画素Webカメラを備えた。サイズは260(幅)×180(奥行き)×19?31.5(厚さ)ミリ、重さは1.16キロ。

 Microsoftは低価格モバイルPC向けにXPのOEM販売期間を延長しており、マウスコンピューターはライセンス契約を結んで「NetBook」分野の第1弾製品として発売する。「液晶サイズの小ささ、表示解像度の低さ、記憶容量の少なさといった従来のNetBookの欠点を解決した」としている。

Jun28

話題のiPhone 3G、発表前に検索した人の数は?

Posted at Jun 28, 2008 09:04 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 28


米国では、130万人が4月にiPhone関連の検索を行ったという。

 米Appleの「iPhone 3G」発表前の4月時点でも、米国での「iPhone」関連の検索クエリー件数は月間690万件――調査会社のcomScoreが6月26日、こんな調査結果を発表した。4月に約130万人がiPhone関連の検索を行ったという。

 Appleのスティーブ・ジョブズCEOが実際にiPhone 3Gを発表したのは6月9日だが、発表前の数カ月にわたり「iPhone 3Gへの憶測がまん延していた」とcomScore。「iPhone関連の検索件数の増加は、Appleの人気携帯電話がまだうわさにすぎない時点でも、いかに人々の興味を集めていたかを示している」とコメントしている。

 検索語別にみると、「iPhone」の検索件数が最も多く、149万件。上位にはほかに「iPhone update」(15万1000件)や「iPhone 2.0」(7万5000件)、「iPhone 3G」(6万件)などがランクインしており、次世代iPhoneへの期待の高まりがうかがえる。

 iPhone関連の検索クエリー件数のうち、実際にクリックスルーにつながった件数を主要検索エンジン5社別にみると、Googleが88.4%を占めた。このシェアは、全検索を対象としたクリックスルー数のGoogleのシェア(66.5%)を大幅に上回っている。comScoreは、「ある検索エンジンが、特定のブランドや製品に強いということはよくあるが、iPhoneについてはGoogleが最も好まれたようだ」としている。

リリースの日付 : 2008 - 06 - 29

ひろゆき氏、警察から来た「犯行予告は110番」メールで2chにスレ立て 「直接伝えたほうが早そうだし」
「ネット上で犯行予告を見つけたら110番するよう、掲示板利用者に呼びかけて」――2ちゃんねるの管理人・ひろゆき氏は、警察から来たというこんなメールを、2chのスレッド上に全文張り付けた。「ユーザーに直接伝えたほうが早そうですし」(ひろゆき氏)

 「ネット上で犯行予告を見つけたら110番するよう、掲示板利用者に呼びかけて」――2ちゃんねる(2ch)の管理人・西村博之(ひろゆき)氏は6月26日、警察からひろゆき氏宛てに来たというこんなメールを、2chのスレッド上に全文張り付けた。

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ひろゆき氏が立てたスレ「警視庁から来たメールを張ってみるの巻」

 「警視庁から来たメールを張ってみるの巻」というタイトルのスレッドを2ch上に立て、メール本文をコピー&ペーストした。

 メールで警察は、殺人、爆破、傷害などの犯行を敢行する予告を110番通報するよう、掲示板サイトトップページや各掲示板に掲示し、各掲示板利用者が閲覧できるような対策をとるよう、掲示板管理人に協力を求めている。

 ひろゆき氏はメールを2chに直接張り付けた理由を「『各掲示板利用者に』、って書いてますので、ユーザーに直接伝えたほうが早そうですし。要約するのも面倒なので、そのまま張ったほうが、真意が伝わるかなぁ、、と」と説明している。

Jun29

NTT-BPとJR東海、新幹線で無線LANサービスを提供へ

Posted at Jun 29, 2008 08:21 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 29

NTT-BPとJR東海、新幹線で無線LANサービスを提供へ
NTT-BPは東海道新幹線での無線LANサービス開始に向けてJR東海と提携した。

 エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTT-BP)と東海旅客鉄道(JR東海)は6月27日、東海道新幹線の車内インターネット接続サービスで提携すると発表した。

 提携では、東海道新幹線のN700系の車内で利用できる無線LANサービスの実現に向け、技術およびサービス内容について両社で検討を進める。サービス開始の目標時期は2009年3月で、東京?新大阪間で提供する予定。

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システムイメージ(JR東海資料から)

 車内に設置する無線LANアクセスポイントから、JR東海が新幹線沿い敷設する漏えい同軸ケーブルなどを経由してNTT-BPのネットワークに接続する。エンドユーザー向けサービスは、インターネットサービスプロバイダーが運営する。通信速度は地上設備から列車設備方向が最大2Mbps程度、列車側から地上設備方向が同1Mbps程度になる。

 JR東海は併せて、東京駅や名古屋駅など現在6駅で提供中の無線LANサービスを東海道新幹線の全駅に拡大する。具体的なサービス開始時期は駅ごとに異なるという。

Jun30

iPhone 3G、今からでも発売日に買える?

Posted at Jun 30, 2008 08:41 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 30

7月11日の発売が決定し、料金プランも発表された「iPhone 3G」。今から予約して発売日に入手することは可能なのだろうか。


iPhone 3G

 7月11日の発売が決定したiPhone 3G。料金プランも発表され期待は高まるが、6月25日に行われたソフトバンクの株主総会で孫正義社長は「発売と同時に初期出荷分はなくなると思う」と品薄を示唆する発言をしており、「発売日に入手できるか」は気になるところだ。

 販売方法について、プレスリリースには「ソフトバンク携帯電話取扱店で販売する」と記載されているが、品薄が示唆されていることもあり、実際に最寄りのケータイショップで入手できるかは未知数。WebのApple Storeでも「iPhone 3Gは日本では7月11日に発売となります。販売条件等については、後日あらためてお知らせいたします」と記されているのみ。

 ただ、ブログや掲示板を眺めてみると、独自の判断で予約(ないしは入荷時に連絡する)を受け付けている販売店もあるようだ。そこで、都内ケータイショップを実際に訪問して「iPhone 3G、今からでも予約して発売日に買えますか?」と尋ねてみた。

※注:あくまでも2008年6月28日?29日に筆者が実際に店頭販売員へ尋ねた結果であることをお断りします。

 まずは筆者自宅最寄り、世田谷区の携帯ショップ。ソフトバンクモバイルのみならずNTTドコモやau、ウィルコム端末の販売も行う、いわゆる「駅前のケータイ屋さん」だ。

 iPhone 3Gについて尋ねてみると、7月に販売するという情報は店舗に伝わっているが、何台入荷するか、あるいは入荷するかどうかも分からないために予約は受け付けていないとのこと。

 この店舗は、4キャリアの端末を販売するが店の規模はさほど大きくない。では、大規模な店舗ならば割当数が多いのかもしれないと考え、千代田区のターミナル駅前 大型家電量販店へ。

 ここでは店頭に「iPhone 3Gの予約は受け付けていません」と張り出されていた。一応と思い尋ねてみると、やはり「何台入荷するか分からないので予約は受け付けていない」との答え。

 同様の質問をする来訪者が多いためか、この量販店ではソフトバンクモバイルからの機種変更でiPhone 3Gを購入する際でもメールアドレスが変更されること、USIMカードが専用のものとなること、パケット定額フルとS!ベーシックパック(i)への加入が必要になること、月々の通話料支払いは口座引き落としあるいはクレジットカードになること(窓口支払いはできない)、などの注意書きをまとめたパンフレットを配布していた。

 ソフトバンクショップではどうだろうか。

 港区、世田谷区、渋谷区と都内3カ所のソフトバンクショップを訪問し、予約できるかどうかを尋ねたが答えはいずれも同様で、予約は受け付けていないという。店内のカタログがiPhone 3Gの掲載されていない6月版なのは仕方ないとしても、iPhone 3G単体のカタログ、パンフレットもないとのこと。

 ただ、あるソフトバンクショップでは発表当初は予約を受け付けていたものの、入荷数が全く分からないことと予約の数が多くなったため、受付を打ち切ったという話を聞くことができた。販売店独自の判断で予約を受け付けていたというのはとりあえず事実だったようだ。


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 どうやら筆者がこの週末、足を運んだ範囲では「予約はできなかった」が結果だった。

 そうなると、改めて「7月11日に店頭へ行けば買えるのか?」が気になる。前述の大型量販店の販売員から、「発売日にそれなりの数は入荷すると思う」との回答が得られたので、ある程度の規模を有する販売店へ発売日に出向けば購入できるチャンスはありそうだと考えられる。しかし。開店と同時に販売を開始するのか、特定の時間に販売が解禁されるのかは分からない。

 ただし、繰り返しになるが、これはこの週末に筆者が足を運んだ範囲での話なので、7月11日までに状況が変化し、予約を受け付けるショップも出現するかもしれない。とりあえず、筆者は当日の朝、開店と同時に大きめの販売店へ出向いてみようと思う。

Jun30

Windows Vistaは単純に飛ばしていいものか

Posted at Jun 30, 2008 08:41 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 30

急いで全面的にWindows Vistaを導入する必要はないが、まだWindows 2000を使っている企業は移行を真剣に考えるべきだ。Windows 2000のサポートは2010年7月で打ち切られる予定だ。
[Zach Church,TechTarget]

 Windows Vistaの採用に二の足を踏んでいるCIOが多いようだが、これ以上長く待つのは賢明ではなさそうだとの見方で専門家は一致している。

 Gartnerが2007年末に実施した調査によると、米国内の企業のデスクトップPCでWindows Vistaを搭載しているのは1%に満たなかった。ノートPCでも約2.5%のみだった。

 この調査はWindows Vistaの発売後約1年の時点で実施され、Gartnerによれば数は少ないが北米を代表する177の企業から回答が寄せられた。Windows Vistaは発売後ずっとITの不満の種であり、メディアの評判も芳しくなかった。2008年2月にはWindows Vista Service Pack 1(SP1)がリリースされた。

 北米の回答者のうちほぼ40%がGartnerに対し、Windows Vistaの採用は2009年まで待つと答えており、切り替えを急ぐCIOがほとんどいないのは明らかだ。景気が減速する中、それよりもっと長くかかるかもしれないと、アナリストのアネット・ジャンプ、マイケル・シルバー両氏は報告書で述べている。

 米ノースカロライナ州ヒッコリー市のITディレクター、ジェフ・ブリテン氏は、市に新しいPCが必要になるたび段階的にWindows Vistaへ切り替えている。2007年秋にこのOSの試験導入を実施し、大きな問題は見つからなかった。しかし採用を急ぐ理由も見つからないという。

 「一挙に変更しなければならない理由は何もない」とブリテン氏は言い、陣容10人のIT部門が「致命的問題に見舞われた」こともないと付け加えた。

 唯一の問題は、660人の職員を抱える市の消防部門で利用しているアプリケーションが、1つだけWindows Vistaに対応していないことだった。この部門ではWindows XPを使い続け、残るWindows 2000は段階的に廃止する。

 「これから導入する新しいマシンはすべて、決定的な理由がない限りWindows Vista搭載になる。一挙に変更することはない。数年前、Windows 2000を導入したときはそうしたが、今回は段階的に導入する」(ブリテン氏)

 Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは、新しいWindows XP契約の道も残している。同社のスケジュールでは2008年6月にWindows XPの配布をやめることになっていた。しかし、もしCIOやその部下がWindows Vistaを恐れ、あるいは単純に相手にしていないとしたら、そのままWindows Vistaを無視してやっていけるのだろうか。

 Windows XPの最近のバージョンを使っている会社なら、多分大丈夫だろうと話すのは、Directions on MicrosoftのWindows専門アナリスト、マイケル・チェリー氏だ。

 「わたしの経験で言えば、1つ前のバージョンに戻れる余裕がある。マイナス1は構わないが、マイナス2や3になると問題が出始める。バージョンアップは「1つ飛ばし」にすればいいと思っている組織は恐ろしく多い」(チェリー氏)

 Windows XPユーザーには数年後に登場するWindows 7を待つという手もあるとチェリー氏は言う。しかし、Windows 7がWindows XPと同じような使い勝手になるとは期待しない方がいいとくぎを刺し、むしろWindows Vista的になるのはほぼ確実だと指摘する。Gartnerの調査では、企業のノートPCとデスクトップPCの80%近くが2007年末時点でWindows XP搭載だった。

 Windows VistaはSP1のリリースで採用に弾みが付くはずだとチェリー氏は言う。

 「OSは最初のサービスパックが出るまで導入してはいけないという昔からの神話には真理があると思う。特定のアプリケーションがブロックされれば起動さえできない。それほど重要なのだ」(チェリー氏)

 Windows Vistaにアップグレードするための経費もCIOを踏みとどまらせている要因かもしれないとチェリー氏は見る。特に、既に作業量が手いっぱいというIT部門にはそれが言える。その場合、ブリテン氏のように「新しいマシンを買うごとに」プランを採用することになるのかもしれない。

 導入が進まないもう1つの理由は、単に考え方の問題かもしれない。Windows Vistaは重要なリリースだが、OSが大きな節目になる時代──Windows 95やWindows 98のように──は終わったとチェリー氏は言う。

 実際の製品について言えば満足しているとチェリー氏。企業はただ、適切なエディション(Windows Vistaには企業向けに3つ、個人向けに2つのエディションがある)を選ぶこと、そしてPCが相当のスペックを要する動作環境を満たしていることを確認する必要がある。

 Windows XPユーザーはWindows Vistaへの移行を「急ぐ必要はない」が、SP1が登場した今、テストは開始すべきだとGartnerのアナリストは述べている。ただしチェリー氏の「1つ飛ばし」の法則に照らせば、Windows 2000ユーザーはWindows Vistaへの移行を真剣に考えるべきだという。MicrosoftはWindows 2000のサポートを2010年7月で打ち切る予定だ。

Jun30

顔写真の“笑顔度”判定するWebアプリ 富士フイルムが公開

Posted at Jun 30, 2008 08:41 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 30

富士フイルムが、顔写真の“笑顔度”を判定してくれるWebアプリ「スマイルチャンプ」を公開した。「ステキ笑顔」「ザンネン笑顔」など6段階で評価する。


スマイルチャンプ

 富士フイルムは6月30日、同社の顔検出技術などを紹介するサイト「顔ラボ」で、顔写真の“笑顔度”を判定してくれるWebアプリ「スマイルチャンプ」を公開した。アップロードした画像から正面を向いた顔を検出し、どれぐらい笑顔かを評価する。

 同社が開発した笑顔認識技術を応用した。写真から顔を検出し、目尻が下がっていないか、ほっぺたや口角は上がっていないかなど各パーツの特徴を分析。さまざまな表情の顔写真を集めたデータベースと照らし合わせ、笑顔度を0点から2000点まで点数化。点数が高い順に「ステキ笑顔」「ハッキリ笑顔」「ナカナカ笑顔」「ハニカミ笑顔」「ビミョウ笑顔」「ザンネン笑顔」という6段階で評価する。

 1枚の写真に複数の顔が写っていても判定できる。写真の中で笑顔度が1位から3位の顔の上にはメダルのマークを表示。笑顔度が最下位の顔は、覆面レスラー風のスタンプで隠されてしまう。「ハイレベルで壮絶な戦いだった! 上位者に拍手!」「チャンプはすばらしい笑顔だが、ちょっと人数が寂しいな。別の画像で再戦だ!」などといったコメントも付く。

 「笑顔度の評価は、人間が見ても納得できるランキングになる」と、ネット応用ビジネス推進部の阿部優子さんは胸を張る。

笑顔認識技術、応用法探る
 笑顔認識技術は、複数の顔写真の中からベストショットを簡単に選べるようにするために開発したが、実際に製品に搭載したことはないという。スマイルチャンプではユーザーからコメントやトラックバックを募り、新たな活用法を探っていく。

 顔ラボは今年1月にオープンし、顔検出技術を使ったアプリや、画像から顔の位置を指定するAPIを無償で公開している。ユーザーがAPIを使って製作したアプリも紹介しており、顔に鼻めがねや怒りのマークを合成してくれるアプリなどがある。

 サイトを見た企業からの問い合わせも多いという。顔ラボの技術はカゴメのキャンペーンサイト「前向きスイッチ Smile link」で利用されており、写真の笑顔に点数を付けてくれるWebアプリを提供している。

Jun30

ビル・ゲイツ、去る――1つの時代に幕

Posted at Jun 30, 2008 08:41 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2008 - 06 - 30

Microsoftの共同創立者であるビル・ゲイツ氏は、コンピューティングを、ビジネスを、そしてわたしたちの生活をどう変えたのだろうか。

ジョン・D・ロックフェラー、ヘンリー・フォード、アンドリュー・カーネギー、そしてビル・ゲイツ。

 今となっては、ゲイツ氏がこうした歴史上の偉大なビジネスマンと肩を並べているという事実に、異論を唱える者はいない。同氏が際だっているのは、技術的な知識と戦略的なビジネス思考、さらには非常にすぐれた交渉力のすべて持ち合わせている点だ。こうした才能を発揮した人物は、ゲイツ氏の世代には見当たらないし、過去にも数えるほどしか存在していない。

 ゲイツ氏は今もMicrosoftの会長を務めているが、日常的な業務からは6月27日をもって引退した。一大ソフトウェア帝国として名を馳せるMicrosoftは、およそ8万4000人の社員を抱え、年商680億ドルを稼ぎ出す企業へと成長している。ゲイツ氏は今後、自分の時間のほとんどをBill & Melinda Gates Foundationでの活動に充てるという。

 ゲイツ氏は約40年前に、テレタイプを介した時分割方式ミニコンピュータのプログラミングから仕事を始め、コンピューティングやビジネス、人々の生活を一変させた。そうした過程で同氏は米国一の資産家となり、現在では、往年の実業家と同様にその大半を慈善事業に捧げている。

 コンピュータ業界におけるゲイツ氏の同輩には、技術的に傑出した人物が多い。だがそんな秀才たちも、ビジネスセンスに関しては、最高クラスどころか優良レベルにも達していないことがほとんどだ。

 逆もまた然りである。すなわち、技術界にも脚光を浴びる花形事業家は数いるが、ゲイツ氏ほどテクノロジーに傾倒した人物はまず見かけない。

 しかし、10代ではまってからプログラミングを愛し続けているゲイツ氏ではあるが、ビジネスと技術を天秤にかけるときは、常に前者に、そして何より利益に重きを置くという特徴も持っている。

 マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院のシュッセル一族任命教授で、MITのCenter for Digital Business所長でもあるエリック・ブリンジョルフソン氏は、「ゲイツ氏が有している技術およびビジネスに関する知識は、一頭地を抜いている」と話す。「同氏は優れた技術的知識を持っているが、Microsoftの成功は、技術知識よりむしろ彼のビジネス知識やスキルによるところが大きい。ゲイツ氏は極めて聡明で、最新の経済理論の上を行く考え方をする。新たな実践法を開拓し、競争相手をことごとく打ち破った」(ブリンジョルフソン氏)

 その結果生まれたのが、コンシューマーゲーム機からシステム管理ソリューションまで、幅広い分野に及ぶ製品を擁する巨大ソフトウェアベンダー、Microsoftだ。10億人近いインストールベースを誇るWindowsを拠り所に、同社はWeb 2.0界における支配的立場の維持に積極的に努めている。

奇跡を起こす青年
 メガネをかけた青年は、1986年に億万長者となった。20歳のゲイツ氏が友人のポール・アレン氏と非公式のパートナーシップを結び、ニューメキシコ州アルバカーキでMicrosoftを創業してから、わずか11年後のことである。

 同氏の指揮下で開発された製品は、Windowsをはじめ、どれも当初は人気がなかった。市場に受け入れられたのは数世代版を重ねてからであり、圧倒的なシェアを獲得するまでにはさらに数バージョンの改訂が必要だった。1988年、MicrosoftはLotusを抜き、世界最大のソフトウェア企業の座を手中に収めた。

 1983年当時は創刊からかかわった「PC Week」の編集者をしており、現在はeWEEKに勤めているジョン・ドッジ氏は、次のように話している。「『Windows 1.0』はまったく使えなかった。だがMicrosoftは、ハードウェア以上の機能、処理速度、メモリを提供すると約束し、ついにようやく実用に耐える『Windows 3.0』が登場した」(ドッジ氏)

 Windows 1.0は、1983年に発表され、1985年に発売された。一方のWindows 3.0は1990年、ゲイツ氏の仕切りの下、ニューヨークで華々しいデビューを飾った。専門家らはここに至っても、個人用コンピュータ向けのグラフィカルオペレーティングシステムとして、Windowsは1984年にリリースされたAppleの『Macintosh』OSに大きく差をつけられていると評していた。

 市場で注目されるのが遅かったため、競合社はMicrosoftの技術力とゲイツ氏のビジネススキルを侮っていた面がある。だがゲイツ氏は、このときもまた市場の発展を待ち、行く末がはっきり見えた時点で行動を開始した。事業を拡大させていくプロセスで、同氏はしばしば先駆者を追放し、市場を乗っ取ってきた。こうしたやり方によって、Microsoftはときに競合社の反感を買い、反トラスト行為を追求する声も次第に高まっていった。

 Microsoftの成功のカギは、密接なパートナーシップから始まり、結局は険悪な物別れに終わったIBMとの関係にある。

 事のいきさつをまとめてみよう。Digital Researchのゲイリー・キルドール氏が、同氏の開発した「CP/M」OSのライセンス契約をIBMと締結するのに躊躇していたとき、ゲイツ氏はIBMに同技術を提供してもよいと持ちかけた。ゲイツ氏はSeattle Computer Productsから「QDOS(Quick and Dirty Operating System:ティム・パターソン氏が制作した、CP/Mとよく似た仕組みのOS)」を買い取り、同ソフトウェアを「MS-DOS」としてIBMにライセンス提供する。ここで肝要なのは、ゲイツ氏がほかのハードウェアベンダーにも同OSのライセンスを販売する権利を取得した点だ。例えばそのうちの1社であるCompaqは、数年後にIBMのハードウェアをあっさり抜き去っている。相当に図太い神経が要求される、ゲイツ氏ならではの腹芸だったといえるだろう。

 IBMとのパートナーシップの重要性を認識していたゲイツ氏は、数バージョンに及ぶDOSのライセンス契約を通して同社との関係強化を図り、ついには1985年、DOSの後継OSである「OS/2」の共同開発契約を取り付けた。

 悲運のOSとでもいうべきOS/2のバージョン1.1は、1988年にリリースされた。IBMは、同社の膨大なコーポレートPCユーザー層に働きかけ、高価でプロプライエタリ性が強く、ハードウェア要件も高い同OSへの移行を促そうとしたが、ゲイツ氏は開発チームを分けて、Windowsに注力することを強く主張した。Windowsは、実質的にOS/2と同じ機能を備え、より安価でハードウェア要件が低く、さらには無数の互換PCベンダー製機器に対応していたのである。

 ゲイツ氏のもくろみは、さながらIBMというゴリアテに石を投げるダビデのごとく、無謀なものに見えたはずだ。それは極めて大胆かつ危険な賭けだったが、今では誰もが知っている通り、勝算は十分だった。普通なら尻込みするところを、ゲイツ氏は敢行したのである。IT業界ではMicrosoftよりはるかに高い地位に居座っていたIBMは、OS/2に巨額の資金を投じた揚げ句、最終的にはさじを投げて、PC事業そのものから徐々に撤退していった。

新たな情報経済
 ゲイツ氏はWindowsとともに、「Word」「Excel」「PowerPoint」をバンドルした独自のアプリケーションスイート「Office」の普及を図った。MITのブリンジョルフソン氏によれば、こうした戦略が、新たな情報経済界におけるMicrosoftの成功の礎になったという。

 一からプログラミングを行わなければならないため、ソフトウェアの初版の開発には金が掛かるが、それ以降は制作費がぐんと下がる。また、多くの製品をまとめればまとめるほど、ベンダーが得られる利幅は大きくなる。Microsoftのアプリケーションにはしばしば当てはまることだが、1つ1つの製品が突出してすぐれているわけではない場合、この戦略が特に威力を発揮するのだ。

 「平均的な製品を個別に販売しても、それほど大きなマーケットシェアは獲得できないが、複数をひとまとめにすると、ユーザーにとって魅力的な商品が出来上がる。ゲイツ氏は、こうした戦略をうまく使った。より性能の良い新製品が登場しても、大半のユーザーはバンドル製品の方を好むため、Microsoft Officeが選ばれることになるのだ」(ブリンジョルフソン氏)

 このモデルが功を奏せば、マーケットシェアは伸び、利幅も拡大する。「ちょうどMcDonaldのバリューセットのようなもの」と、ブリンジョルフソン氏は説明した。

 「機能や特徴を調整すれば、Microsoftの製品は競合製品よりずっと安価に購入できるのが常だ。ゲイツ氏の最大の功績は、こうした新しい情報経済を深く理解していたところにあると思う。Microsoftのライバル企業は、この点に気がつかなかった」(ブリンジョルフソン氏)

インターネットの潮流
 採算性の高い製品を大量の販売する戦略が、ほかのどの競合社も持ち得なかった、大規模かつ堅牢なMicrosoftの財政的基盤を築いた。成功のうえにあぐらをかき、油断をするのは簡単だったろう。これを恐れたゲイツ氏は、どんな企業でもわずか2年で事業をたたむはめに陥る可能性があると折に触れて繰り返し、長きにわたって士気の低下を厳しく戒めてきた。

 それでもなおゲイツ氏は、1990年代初頭に登場し、コンピュータ以来の大きな影響力でビジネスを変えたインターネットの台頭に不意打ちを食らった。

 前述の通り、同氏は最初、インターネットをデスクトップやサーバシステムより下のものととらえ、必然的にあらゆる種類のネットワークを軽視していた。だがその後は、まるで天啓を得たように次々と鋭い洞察力を発揮し、それが1995年の有名な「押し寄せるインターネットの波」のメモへと発展した。同氏はこのメモの中で、インターネットを最優先課題とし、Microsoftの取り組みのすべてに絡ませていくことを宣言している。

 ゲイツ氏とMicrosoftは、危うくこの分岐点を見逃すところだった。本当に見逃していれば、致命的とはいわないまでも、かなりの打撃を受けていただろう。こうしてゲイツ氏は再び他社が開拓した市場へ参入し、あの手この手で支配的な地位を占めたのである。

独占
 ゲイツ氏は、ブリンジョルフソン氏が新情報経済とよぶものを的確に把握し、Windowsのマーケットシェアを独占状態のレベルにまで高めたが、そのせいでMicrosoftの営業活動に捜査のメスが入るという事態が勃発した。

 同社は、複数の製品を1パッケージとして販売するだけでなく、アプリケーションやユーティリティをWindowsにバンドル(統合といってもよい)している。

 1990年代半ばに「Internet Explorer」ブラウザとWindowsを組み合わせて提供していたことで、Microsoftは反トラスト裁判を起こされた。WindowsにInternet Explorerを「タダ」で付けたのは、ブラウザの先駆けである「Netscape Navigator」に追いつくための戦略である。これは確かに効果があり、退けられたNetscapeは以後、完全には立ち直ることができなかった。

 Microsoftに対する反トラスト裁判は、ロックフェラー氏のStandard Oilが標的にされた訴訟を思い出させる。ゲイツ氏と同様、ロックフェラー氏も当時は世界一の富豪であり、多くの市民が同氏の事業に公平性が欠けているのではないかと反感を抱いていた。

 実際、Microsoftの反トラスト裁判では、何年も前から業界間にくすぶっていた同社への敵意に焦点が当たった。

 かつてはゴリアテのIBMに挑むダビデであったゲイツ氏は、瞬く間に自分自身がゴリアテとなり、IBMのみならず、LotusやNovell、Sun Microsystemsなど並み居る企業から石を投げられることになった。こうしたライバル企業の最高経営責任者(CEO)らは、ゲイツ氏の行いに腹を据えかねていたのである。これは、同裁判の判事を務めたトーマス・ペンフィールド・ジャクソン氏も同じだった。同判事は記者会見において、ゲイツ氏およびMicrosoftに対する軽蔑をあらわにし、司法の領域を踏み越えてしまったため、Microsoftによる控訴を棄却した判決を上訴裁判所から覆されている。

 競合社にとっては悪夢のような存在であったが、だからこそゲイツ氏はあれほどの高みに上り詰めることができたのだ。同氏のたぐいまれな個性にひかれ、Microsoftへ集まってきた業界の人材は少なくない。


人材の力
 GDOSを開発したパターソン氏、Digital Equipmentから移籍し、「Windows NT」開発を担当したデイブ・カトラー氏、「Banyan VINES」OSを生んだ先見の明のあるソフトウェアアーキテクトで、Microsoftの開発部門責任者となったジム・アルチン氏などがその一例である。Lotus Notesの頭脳として活躍していたオジー氏も、みずからの最高ソフトウェアアーキテクトとしてのポジションを継いでくれる人物を探していたゲイツ氏に説得され、Microsoftへ移った口だ。

 Microsoftにはたくさんの敵がいたが、長年をかけて無数の開発者を内に取り込み、支援することも忘れなかった。彼らの存在が、同社の成功に極めて重要な役割を果たしたのである。Windowsのインストールベースは無限とも思えるほど巨大であり、従って開発者は、ごく小さなアプリケーションであっても、広大かつ利益率の高い市場に製品を売り込めるというわけだ。Microsoftのソリューションパートナー企業は64万社におよび、実に430万人が同社の技術に関する資格を取得しているという。


未来へ続く道
 ゲイツ氏が去った企業は、こうした人もうらやむ効率的なエコシステムを有している。技術に関する才能とマーケット支配力のバランスが、前代未聞といっていいほど完璧に取れている企業だ。

 とはいえ、すでに十二分に大規模化しても、なお成長の道を新たに模索しなければならないのが会社というものである。最近ではYahooの買収を試みるなど、GoogleをはじめとするWeb 2.0界のテクノロジーリーダーにも戦いを挑んでいるが、現時点ではまだ結果を出せていない。「Windows 7」と呼ぶ次期版の開発を見据えつつ、出だしからいまひとつ振るわない「Windows Vista」をもり立てて、OSプラットフォーム分野における覇権を守るという使命もある。

 だが、ゲイツ氏の盟友であり後継者であるCEOのバルマー氏が、長年付き従ってきた兄貴分から何かを学び取っているならば、どれほど勝ち目がないと思われてもリスクを厭わず賭に出て、最後にはきっと目的を達するに違いない。