貴文がプロポーズするまでの道のりを記したブログ
リリースの日付 : 2008 - 10 - 30
カーナビ連動も、グーグルがルート案内サービス開始
グーグルは10月29日、カーナビに似た経路案内を行うルート検索サービスを日本国内で開始した。iPhone/iPod touch向けサービスも同時に公開したほか、PC上で検索した目的地情報を日産カーウィングスへと送信し、カーナビと連携する機能の提供も開始した。

従来の電車やバスに加えて、クルマを使った経路の探索も可能となった

検索した経路は地図上に表示されると同時に右左折ポイントなどがリスト一覧で表示される

検索した経路の任意の地点をドラッグすることで経路を変更できる。この例では皇居の北側を回っていた経路(上)を、南回りにしてレインボーブリッジ経由(下)としている

右左折ポイントなどをストリートビューで確認できる

iPhone、iPod touchの地図ソフトには、もともと「経路」というボタンがあったが、今回のサービス提供で、この機能が実際に利用できるようになった形だ
同サービスは欧米ですでに提供されていたものの日本版。ゼンリンから提供を受けたデータセットをもとにして、任意の2地点間の移動経路を探索する。経路探索が高速なのが特徴で、稚内市から石垣島へのルートも、ほぼ瞬時に表示する。地図上に提示された経路は、任意の個所をドラッグして経由する場所を変更できる。例えば、稚内から石垣島へのルートはデフォルトでは日本海側を通るが、東京を経由するという指定をマウス操作だけで簡単に行える。高速道路など有料道路を使わず一般道を優先する検索も可能だ。

グーグルでGEO製品担当のプロダクトマネージャーを務める河合敬一氏
経路情報は地図上の線分としてのほかにも、右左折ポイントごとにリスト表示される。各ポイントは「国道40号線を右折する」「ランプを進んで東北自動車道に入る」などの指示として表示される。各ポイントを拡大表示した状態で連続的に見ることで、あらかじめ運転経路を把握できる。ストリートビューに対応したエリアでは、実際の交差点のパノラマ写真も表示できる。
今回の経路探索サービスは、Google Earthでも提供されており、Google Earthを使うとビルの合間を低空飛行するようなアニメーションで、スタート地点から目的地までの経路を確認できる。

Google Earthでも経路情報の検索はできる。ビルの間を鳥が飛ぶように経路を順にアニメーション表示してくれる
見やすく紙に打ち出す機能や、カーナビ連動も
グーグルの経路探索サービスは、カーナビのように運転開始時に使うというよりも、事前のプラニングでの利用を想定した作りになっている。
例えば渋滞情報の活用について、河合氏は社内的に議論を進めているというところで「自然な進化としてはあるが、現時点では何も話せることはない」としている。
どこかに出かける前、前日の晩などにプラニングし、それを見やすい形式で印刷して持ち歩けるようにしたり、あらかじめケータイやカーナビに送るといった機能は充実させた。「誰もパソコンを持ってでかけない」(河合氏)からだ。
検索した経路情報は一覧リストをプリントアウトできる。一覧のトップには全体の地図を含めることができるほか、各右左折ポイントに交差点などの様子が分かる地図やストリートビューの写真を貼り付けることもできる。
例えば「東京ディズニーランド」と目的地を検索し、目的地を表示させた状態で「送信」ボタンをクリックすると、メールアドレス、ケータイのアドレス、カーナビなどに位置情報を送信できる。現在、対応するカーナビは日産カーウィングスのみ。日産カーウィングス上のメニューから「Googleマップ位置情報ダウンロード」のチャンネルを選択することでGoogleマップから送信した施設情報をダウンロードできる。今後グーグルは日産以外との協業も検討していくという。

印刷用の一覧表示には各交差点の詳細など地図を埋め込むこともできる

同じく印刷用の一覧表示に、右左折ポイントのストリートビュー表示を埋め込むことも可能

Googleマップとカーナビの連携をデモンストレーションする日産自動車の石川太一氏