貴文がプロポーズするまでの道のりを記したブログ
リリースの日付 : 2008 - 12 - 01
Windows 7ではユーザー補助ツール「オンスクリーンキーボード」「拡大鏡」を改善し、障害者支援ソフトの開発者向け技術を提供する。
Windows 7をMicrosoftの中で最もアクセシビリティの高いOSにしたい――Microsoftは11月30日、Windows 7におけるアクセシビリティの取り組みについて解説した。
同社はWindows 7のアクセシビリティ向上に向け、4つの面で取り組んでいる。1つ目は「UI Automation」による基盤の構築だ。UI AutomationはWindows Vistaで導入されたアクセシビリティコンポーネントで、障害者支援技術(AT)の開発を支援するためのもの。Windows 7では、UI Automationを改善し、同技術を幅広いATソフトで効果的に使えるようにするAPIを開発したという。C++、.NET Frameworkで書かれたアプリケーションがUI Automationを利用できるようになる。
また従来のMicrosoftのアクセシビリティシステム「Microsoft Active Accessibility(MSAA)」にUI Automationをより緊密に統合し、これら新旧の技術を橋渡しする新たな方法を開発したとしている。この2つの技術の組み合わせを「Windows Automation API」と呼び、アクセシビリティの取り組みの基盤にするという。
2つ目はWindowsに標準で搭載されているユーザー補助ツール「オンスクリーンキーボード」と「拡大鏡」の改善。オンスクリーンキーボードは、タブレット用のソフトキーボードとコードベースを共通化し、ルック&フィールを変更するとともに、サイズを変えられるようにした。基本的なテキスト予測入力機能も加えた。
拡大鏡はさらに大きな変更を加えている。これまでの拡大鏡では、画面をポイントすると、固定された別ウィンドウに画面の一部が拡大表示された。Windows 7では、画面全体のズームを可能にする「フルスクリーン」モードと、虫眼鏡で画面を見るように、拡大表示ウィンドウをマウスで動かせる「レンズ」モードが利用できる。
3つ目は、ブラウザやワープロなどのソフトが、テキスト読み上げツールや拡大鏡などのATソフトと互換性があるかどうかをチェックするツール「UI Accessibility Checker(AccChecker)」「UI Automation Verify(UIA Verify)」。これらツールはオープンソースとして公開されている。
4つ目は、初めからアクセシビリティを念頭に置いた製品計画。Windows 7に盛り込む機能はいずれも、コードを書く前にアクセシビリティリスクの評価を行い、高リスク機能の開発チームにはアクセシビリティ強化のためのリソースやツールを供給しているという。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 02
リリースから2年経ち、次期OSの「Windows 7」のリリースはまだ先だというのに、MicrosoftもユーザーもVistaの存在を忘れたがっているかのようだ。
Windows Vistaが2回目の誕生日を迎えた。だが、誰も気にも留めなかった。
確かに世の中には、お父さんやお母さんが自分の大切な誕生日を忘れてはいないかと不安に思いながら眠る子供もいるだろう。2年前の11月30日、米Microsoftは企業向けにWindows Vistaをリリースした。だが今年の11月30日には、ファンファーレもなければ、2周年を祝う義務的なコメントも発表されず、Microsoftの従業員ブロガーによるコメントすら一切なかった。なんてことだ。Vistaはどうなってしまったのだろう?
第2のWindows Meだ。
Microsoftは既にVistaの後継版に目を向けているが、この後継版はまだリリースもされていない。悲しいことに、誰もWindows Vistaの誕生日を祝いたいとは思っておらず、その存在を忘れてしまっている。そして、多くの企業は依然としてWindows XPを使い続けている。
Gartnerの最近の調査結果によると、既にWindows Vistaを導入している企業は全体の10%にすぎない。リリースから2年が経ち、既にサービスパック1(SP1)もリリースされているWindows新版、そして企業が5年以上も待ちわびていたWindows新版にしては、お世辞にも高いとは言えない採用率だ。
2年前にWindows Vistaがリリースされた際、GartnerはVistaの早期採用は2007年第4四半期に本格的に始まり、2008年第2四半期にはVistaが主流になると予想していた。Vistaには、それまで抑えられてきた高い需要があるはずだったからだ。だが早期レビューでの悪評や企業によるテスト導入でのトラブルの報告の影響でVistaに対する関心は薄れていった。そして1年前、GartnerはVistaに関する見通しを改め、企業での本格的な採用は2009年初めにずれ込むだろうと発表した。そして今では、多くの企業は初代Vistaには移行せず、Windows 7と呼ばれる後継版のVistaに移行することになるとみられている。
Windows 7はWindows Vistaをベースにしている。MicrosoftはVistaを徹底的に作り直すのではなく、Vistaに対する不当な非難を打ち消したいのだ。となると、Windows 7がVistaの作り直しというのは奇妙な話だ。
わたしは2カ月ほど前、ブログに「もはやWindows Vistaは重要ではない」という記事を投稿した。この記事に対して、Microsoft Watchの読者であるマイク・レンナさんは次のようにコメントしてきた。
わたしはVistaにはほとんど触っていない。わたしはITコンサルティングの仕事をしているが、Vistaを習得してクライアントに教えることができずにいる。彼らが何年も前からXPで使ってきた機能が今ではどこに行ってしまったのかが分からない。スタートボタンはどこ? なぜ変わってしまったの? そういった疑問ばかりだ。「マイ ドキュメント」フォルダにしても、今では画像は専用のフォルダに保存される。Vistaでは、ユーザーフォルダと文書フォルダと設定フォルダのツリーがあるということだろうか? ひどくややこしい。わたしはWindows 7に期待して待ちたい。だがWindows 7もVistaをベースにしているということなら、どのようにしてVistaに対する不評を受け継がずに済ませるつもりなのだろう? むやみに機能をいじくり回すのはやめにして、そろぞろぜい肉をそぎ落としにかかるべきだろう。
かねて繰り返し主張しているように、ビジネスにおいては認識がすべてだ。レンナさんの疑問は正しい。どうすればWindows 7でVistaに対する悪評を受け継がずに済むのだろう? まず手始めに、Microsoftはこの種のメッセージにうまく対処し、早期のレビューで幾つかプラスの評価を獲得している。
だがVistaの問題は根強く残っている。なぜならユーザーは引き続き、このOSに関して嫌な経験をしているからだ。同じ記事に対して、トマスというユーザーはひどくイライラした様子で次のようにコメントしている。
これまでに使ったコンピュータ製品の中でVistaは最もイライラさせられるいまいましい製品だ。わたしはこれまで、何かの商品にここまで激怒したことはない。これまでに何度、自分のマシンを持ち上げ、壁に投げつけたいと思ったことか。どう解決したかって? わたしはVistaマシンのそばに本を置くようにした。そうしておけば、Vistaが1日に10?15回程度フリーズして、そのたびに1?3分間ほど待たされても、何か読むものをすぐに手にできるからだ。
こうしたユーザーの意見はWindowsにとってアンチマーケティングのようなものだ。MicrosoftはWindows 7の市場においてはそうした流れを避けたいところだ。
もっとも、ユーザーの中にはもっと快適にVistaを利用している人もいる。Vistaに対する悪評を散々聞かされた後に、期待値の低い状態でVistaを使い始めた向きだ。「Vistaの約束、Windows 7では守られる?」というわたしの記事にジェス・ミーツさんは次のようにコメントしている。
わたしはVistaを気に入っている。正直なところ、わたしは皆より遅くにVistaを使い始めた。わたしは自宅のノートPCを買い換えた際には、XP搭載モデルにした。Vistaについては否定的な記事をいろいろ目にしていたから、自分で試してみようともしなかった。だから、仕事でVista搭載のノートPCを使うようになったときには、既にSP1もリリースされ、主要な問題は修正されていた。SP1以降にVistaを使い始めたわたしとしては、なぜ皆が不満を言っているのかが分からない。このノートPCは自宅のXP搭載ノートPCと比べて起動がはるかに速く、シャットダウンも非常に迅速で、動作も速く、UIも優れていて、スタートメニューの検索ツールも実に使いやすくて便利だ。
常に評価が揺れているユーザーもいる。同じ記事に対して、Jeffer03というユーザーは次のようにコメントしている。
最初はVistaを気に入っていたが、その後嫌いになり、また好きになり、また嫌いになった。最近は、以前にはできていたことができなくなっていることに気付かされてばかりで、とにかくうんざりしている。念のため断っておくが、わたしはMS-DOSやWindows NTの時代から、MicrosoftのあらゆるバージョンのOSを使ってきている。わたしはITのプロであり、EA(Enterprise Application)サーバの管理も行っている。
Jeffer03の意見はわたしがVistaに対して抱いている感情とまさに同じだ。それは強い愛憎だ。嫌悪の情は細かな厄介事が組み合わさった結果であり、何か1つ大きな理由があるわけではない。小さなことの積み重ねがVistaをいら立つ存在にしているのだ。とはいえ、Vistaの評判の悪さはそうした小さな厄介事を集めただけでは足りないレベルだ。Vistaは実際、悪いOSではない。Windows XPよりもはるかに優れたOSと言えるような多くの機能を備えている。
だが企業向けにリリースされてから2年が経つも、まだVistaはその悪評を吹き飛ばすほど十分な好評価を受けていない。従って、VistaはMicrosoft BobやWindows Meと同じ運命、つまり、すぐに忘れ去られる運命をたどることになるのだろう。それでもVistaの遺産は引き継がれるはずだ。MicrosoftはMicrosoft Bobで導入したユーザーコンセプトの多くをその後、各種の製品に採用している。Windows Meで導入されたデジタルメディア機能もWindows XPやVistaのほか、一部のLive製品やLiveサービスで復活している。
Vistaの誕生日はほぼ全員に無視された。Microsoftの従業員も含め、多くの人たちはこのOSを完全に忘れたがっているのかもしれない。だがVistaはWindows 7以降の製品で生き残っていくだろう。それは確実だ。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 02
CloudはWebブラウザに縮小版Linuxを統合した「ブラウザOS」。GIGABYTEのタッチスクリーンNetbookに搭載される。
低価格PC向けLinuxを手掛ける米Good OS(gOS)は12月1日、ブラウザのような新OS「Cloud」を発表した。
CloudはWebブラウザに縮小版Linuxを統合した「ブラウザOS」。見た目はタブブラウザのようで、起動すると検索ボックスと各種Webサービスへのショートカットアイコンを並べた画面が表示される。

CloudではWeb閲覧、電子メールなど基本的なアプリケーションを使うことができ、WindowsやLinuxに切り替えてデスクトップアプリケーションを使うこともできる。タブを使って複数のアプリケーションを同時に実行することも可能。
Cloudのハード要件は標準的なx86プロセッサ、128MバイトのRAM、35Mバイトの空きストレージ。どのOSとも互換性があるという。
gOSはパリで開催のNetbook World Summitで、台湾のGIGABYTEのタッチスクリーンNetbookに搭載されたCloudを披露する。デモ版では英語、中国語、日本語、韓国語をサポートするが、gOSはPCメーカー向けに言語パックでカスタマイズ対応するとしている。GIGABYTEはCloudとWindows XPを搭載したタッチスクリーンNetbookを2009年初めにリリースする予定。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 03
無線LAN機能を搭載したSDカード「Eye-Fi Share カード」の予約受け付けが始まった。デジカメ画像を手軽にアップロードできるのが特徴だ。

Eye-Fi Share カード
米Eye-Fiの日本法人・アイファイジャパンは12月3日、無線LAN機能を搭載したSDメモリーカード「Eye-Fi Share カード」の予約受け付けを始めた。年内にユーザーの手元に届く予定だ。容量は2Gバイトで、価格は9980円。
Eye-Fi Shareは、SDカード対応のデジタルカメラから無線LAN経由で、写真をPCに自動転送・保存したり、写真共有サイトへ直接アップロードできる。初回に、SDカードに収録している専用ソフト「Eye-Fi Manager」をPCにインストールし、無線LANやアップロード先のサイトを設定する必要がある。
対応サイトは「Flickr」「Facebook」「Picasa」「TypePad」など9サイト。今後、はてなが運営するサービスでも対応する予定という。対応OSはWindows Vista/XP、Mac OS X。
公式サイトのほか、「Amazon.co.jp」「楽天市場」で予約を受け付けている。来年春からは家電量販店でも販売する計画だ。
昨年10月に米国で発売した。「従来は写真を撮影してもそのままにしておくことが多かった」(Eye-Fiのジェフ・ホロブ社長)が、Eye-Fiユーザーは、3日に1回ほどのペースで、写真をアップロードしているという。「“新鮮”な写真は家族や友人にも喜んでもらえる」と話す。

米Eye-Fiのジェフ・ホロブ社長(左)と、アイファイジャパンの田中大祐社長
米国ではShareのほかに、公衆無線LANに対応した「Exploler」や、写真共有サイトへの投稿機能を省いた低価格の「Home」など全4種類を展開しており、日本でも順次発売する未定だ。
世界進出は日本が初めて。ホロブ社長は、日本市場について「写真の世界の中心。主要なカメラメーカーがある。テクノロジーも洗練されており、日本のユーザーは世界のユーザーより知識豊富だ」と期待。販売目標は非公開だが、「日本に強くコミットメントしたい」(アイファイジャパンの田中大祐社長)としている。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 03
既存のサービスを強化し、写真共有サービス「Live Photos」、オンラインプロフィール「Live Profile」などの新サービスを追加した。
米Microsoftは12月2日、Windows Liveを刷新し、新たなサービスを加えた。同日から刷新版を提供し、24時間かけて全世界で展開する。
今回の刷新では、Windows Live Home、Spaces、Events、SkyDriveの新バージョンを投入するとともに、新サービスとしてWindows Live Groups、Photos、Profileを追加した。
新しいWindows LiveではWebページの上部に共通のヘッダが表示される。このヘッダから各種のサービスにアクセスできる。

新版のLive Home(ホームページ)には電子メールや天気予報、友人の最新情報、予定や誕生日などが表示され、写真を加えるなどのカスタマイズが可能。

ブログサービス「Live Spaces」の新版では、上部のバナー広告をなくし、デフォルトのテーマやフォント、色などを見やすくした。イベント企画ツール「Live Events」新版でも同様にインタフェースを刷新している。
オンラインストレージ「SkyDrive」新版では、容量を25Gバイトに拡大。デザインやファイルアップロード機能を改善し、ほかのユーザーに対するファイルのアクセス許可を柔軟に設定できるようにしたという。
新サービス「Live Photos」は、容量25Gバイトの写真共有サービス。Silverlightを使ったスライドショー機能を備える。オンラインコラボレーションサービス「Live Groups」では、複数のユーザーを集めてグループを作成し、予定表やSkyDriveフォルダ、写真を共有したり、掲示板でコメントをやりとりしたりできる。
「Live Profile」は、ユーザーがプロフィールを作成して公開できるサービス。ユーザーがWindows Liveで最近行った活動を表示する「What's new(新着)」リストが特徴。このリストの内容は、友人として登録したほかのユーザーのLive Homeページにも表示されるが、誰にどの情報を見せるかはユーザーが設定できる。またProfileにはWindows Liveでの活動だけでなく、Twitterの投稿やFlickrの写真など、Windows Live以外の提携サービスでの活動も表示できる。

リリースの日付 : 2008 - 12 - 03
日本にブログサービスが登場して5年。情報発信の場として定着し、さらに多様化を進めるブログについて、その軌跡と今後の展望を3回に渡って考察しよう。
ブログ出現から5年?
ブログが日本に出現して約5年だそうだ。というと、「いや、もっと前からあったよ」と感じる方がいるかもしれない。その感覚は筆者も分かる。いわゆる「ブログみたいなもの」は10年ぐらいの時間をかけていまの姿になったからだ。短期連載「ブログの過去、現在、未来?日本ブログ界の5年間と今後を占う」の第1回は、いまやすっかり定着したブログを振り返ってみる。
ブログの実態については、総務省情報通信政策研究所が2008年7月に出した調査結果「ブログの実態に関する調査研究の結果」が詳しい。調査では、ブログを「個人やグループなどにより運営され、時系列で更新されるウェブページ」としたうえで、「サービスやコンテンツが主に日本語で提供されているブログサイトなどを利用して開設されているブログを対象として調査」を行っている。
この考え方に沿い、仮に「ブログサイト上で開設されているもの」をブログと呼ぶことにすると、日本のブログのスタートは、大手ISPやベンチャー企業が、各種の無料ブログ構築サービスを提供し始めた2003年後半から2004年ごろと考えるのがよさそうである。この時期に、TypePad、ココログ、アメーバブログ(アメブロ)、Seesaaブログなどが相次いでサービスを開始しており、5年という数字はこの「ブログサービスの誕生」を起点にしている。
しかし、掲載されるコンテンツやサービス利用の目的に着目した場合、実際には「ブログみたいなもの」がそれ以前からウェブ上には存在していた。
ブログみたいなもの
ウェブ上に公開され、特定の著者が記事を書き、それに他者がコメントを付け、公開日付の新しい記事が上位に表示される、という形態・表現全般を「ブログみたいなもの」と表した場合、そのスタートは1990年代半ばになろう。
ウェブ上で個人的な日記に類する情報を公開し、コメントで反応を得るという利用目的に合うものを「ブログみたいなもの」ということもできる。こちらも1990年代の半ば過ぎには、Web日記を集めた日記リンクスや日記猿人というWebサイトがあった。
1980年代のパソコン通信やfjといったニュースグループのユーザーが、ウェブ上に移行してきたのもこの時期だ(2ちゃんねるも1999年にサービスインした)。先に述べた各種ブログサービスが一気にメジャーとなったのは、情報を発信することに慣れているユーザーが多くいたことが、要因の1つとして挙げられるだろう。
その後、大手ISPなどが相次いでブログサービスを開始し、ブログの一般化が一気に進んだ。現在国内ブログは、総数1690万、記事総数は約13億5000万件にのぼっている。ブログ数は2004年?2005年にかけて急増し、その後も増加傾向にある。ただし、新規開設数は近年40?50万件/月で推移しており、やや横ばいといえそうだ。※データはすべて「ブログの実態に関する調査研究の結果」より
進化したツールとしてのブログ
いまやブログは、画像、音声、動画、地図といったさまざまな形態のコンテンツが掲載可能であり、グループでブログを共有するグループブログ、携帯電話で更新するモブログ(モバイルブログ)といった派生ツールも生まれた。そして、プロフやSNS、Twitterなどのツール展開への足がかりを作ったともいえるだろう。ブログはいま、ツールや表現形態の特徴や使いやすさを組み合わせながら、「ブログを使って何をするか」を調整している段階だといえる。
現在、ブログの使われ方は大きく2つに分けられると筆者は考える。1つは話題を提供し、反応を得るという「会話・レスポンス型」。もう1つは著者の情報蓄積をメインとした、ワークエリアとしての「アーカイブ・ハブ型」である。
メディアとしての会話・レスポンス型ブログ
会話・レスポンス型ブログは、著者(ブロガー)が広く一般に向け話題を提供し、その反応が議論を呼ぶようなブログの使われ方である。最近では、マスメディア報道の検証もブログで盛んに行われている。
とはいえこれはまだ発展途上にあり、「〇〇の掲示板にこう書いてあった」「〇〇のブログでは△△らしい」といった会話が、職場や茶の間で通用するケースは少ない。確かにウェブ上での議論が大きなうねりを呼ぶこともあるが、日常的にわれわれがその動向を気にするところまではまだいっていない。
こうした会話・レスポンス型のブログは日常的に注目度が高く、煽りや荒らしなどの問題もはらんでいるが、マスメディアと比較して深い論考ができる場合もある。また、異なるスタンスのブログ同士がトラックバックでつながりあうバランス感覚は、これまでになかったものといえよう。
情報蓄積、ワークエリアのアーカイブ・ハブ型ブログ
会話・レスポンス型に対して、個人が行動を記録できるワークエリアとしての使われ方がアーカイブ・ハブ型である。
ブロガーは日々の記録を、主として自分の情報管理のためにブログに書く。ウェブ上に公開されてはいるのだが、ブロガーが読者として想定しているのは自分と知人といった狭い範囲である。
ここでは、ブログは個人の情報管理のハブの役割も果たしている。近年、複数のブログやストレージ、IMやコミュニティツールといった、特定の目的に沿って機能が洗練されているツールを多数使い分ける人がでてきた。彼らは、ブログに各ツールへの入口ガジェットを張り込んだり、リンクでコネクションすることによってブログをポータルサイトのようなプラットフォームにして用いているのである。
例えば、動画はニコニコ動画へアップしてブログにはリンクだけを掲載する、まとめ記事はソーシャルブックマークへのリンクにする、といった使われ方が起きている。蓄積した情報の利用しやすさを求めるブログの使い方であり、知人や周辺ツール類とつながっているためのハブとしての使い方といえよう。
「日付で管理できるので便利です」と、あるハブ型ブロガーは言う。「自分の作業履歴を残せるし、ブログからリンクしたツールに飛んでもらえれば、写真やイベント案内も、仲のよい友人と共有できます」。彼らは、不特定多数の人に自分のブログが読まれることよりも、いわば自分のデスクトップを、狭い範囲に公開しているような状況を好むのだ。
先進ブロガーはこうも言う。「ウェブ上でツールやサービスを組み合わせることで、自分のPCがなくても、どこからでも自分の情報にアクセスできる環境を作ることができます。ハードディスクはバックアップ用ですね」話題のクラウド・コンピューティングを思わせる活用法である。
会話・レスポンス型のブログが、情報を発信・交流するための「日の当たるブログ」であるとすれば、アーカイブ・ハブ型の人にとってのブログはツールであり、活用することで生活を便利にするための「クラウド(雲の中)のブログ」になるのではないだろうか。いずれにせよ、ブログの能力と魅力を活用して時代を牽引するのは、これからも個人ブロガーなのかもしれない。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 04
「Virtual Linux Desktop」はLinuxとIBMのアプリケーションを組み合わせたスイートで、シンクライアントで利用できる。
米IBMは、企業顧客にもう米Microsoftは必要ないと思ってもらいたい考えだ。
同社は「Microsoftフリー」な仮想デスクトップ――サーバ上で動作し、Microsoft製ソフトも高価なデスクトップマシンも必要ないアプリケーションスイート――を開発したことを明らかにした。
間もなく提供されるこのパッケージは、LinuxとIBMの企業向けアプリケーションを採用し、処理装置やHDDを持たないシンクライアントで利用できる。
IBMによると、この「Virtual Linux Desktop」の価格は、顧客が選ぶソフトやサービスレベルによってユーザー当たり59?289ドルという。
同社は、企業顧客がこのソフトを導入すれば、MicrosoftのWindows Vista、Officeスイート、コラボレーションツールを購入した場合と比べて、ユーザー1人当たり年間500?800ドル節約できると見積もっている。
Microsoftはコメントを控えた。
1台のバックオフィスサーバでこのスイートを動かすと、数十の仮想PCを実行できる。従業員のデスクにはキーボードをディスプレイを置き、各社員はシンクライアント(たいていは200ドル以下)かダム端末経由でネットワークに接続する。
IBMは、Vistaを搭載した強力なPCと比べると、仮想PCはハードウェアコストを250ドル節約でき、電気代と空調代を年間60?220ドル削減できるとしている。
ソフトをサーバに置いておくことで、修復やアップグレードも容易になる。
「このような形でテクノロジーを配備すれば、総コストを50%以上削減できる」とIBMのオープンソースおよびLinux担当副社長ジェフ・スミス氏は言う。「顧客の経済状況は次第に厳しくなっており、彼らはお金を投じているものをすべて見直している」
コンピュータメーカーは以前からPCの代替選択肢としてシンクライアントを推進してきたが、ほとんど成功していない。だがスミス氏は、オープンソースソフトはMicrosoft Officeのほとんどの機能に追いついており、多くの企業のコンピュータ管理者にとってはコスト削減がますます重要になってきていると指摘する。
市場調査会社IDCのアナリスト、アル・ギレン氏は、Linuxソリューションを求めるのは顧客のうち「ごく一部」だろうと語る。ほかのユーザーとの互換性の問題があるからだ。
だが調査会社Forrester Researchのアナリスト、ナタリー・ランバート氏は、「デスクトップ仮想化への関心は非常に大きい」と話す。
コスト削減に加えて、情報を比較的盗みやすいPCにデータを保存しない点もIT購買担当者は好んでいると同氏は指摘する。一部の企業は社員のコンピュータのほとんどを仮想化することを考え始めており、コールセンターや国外施設などで仮想化を導入するだろうと同氏は予測している。
IBMのスイートには、米Virtual Bridgesの仮想化ソフトと、英CanonicalのUbuntu Linuxが同梱される。
Dec 4
Posted at Dec 4, 2008 05:42 PM コメント (0) トラックバック (0)
リリースの日付 : 2008 - 12 - 04
「Amazon Mobile」は、iPhoneで撮った写真と類似した製品を自動的に見つける「Amazon Remembers」機能を備える。
米Amazon.comは12月3日、iPhoneとiPod touch向けのアプリケーション「Amazon Mobile」を提供開始した。Appleの米国版App Storeで入手できる。
Amazon Mobileは、iPhoneからAmazonおよびAmazonの提携小売店が提供する製品を検索したり、カスタマーレビューを見たり、購入したりするための無料アプリ。iPhone搭載のカメラを利用したユニークな機能「Amazon Remembers」を備える。

Amazon Remembersは、日常で気になった製品や、欲しいと思った製品をiPhoneで撮影すると、自動的にAmazon.comにアップロードし、同サイトで販売されている同じ製品、または類似する製品を検索してくれるというもの。
検索結果を受け取ったら、そのまま購入することも、または自分のアカウントに保存しておくこともできる。商品がない場合には、「類似の商品を探すことができませんでした」という答えが返ってくる。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 04
子どものころ、クリスマスにはサンタクロースからのプレゼントをワクワクしながら待っていたもの。しかし子どもだけでなく、大人にもクリスマスプレゼントをあげる習慣が日本にも定着しつつある。
アリババの調査によると、クリスマスに誰かにプレゼントをする予定がある(「具体的な予定があり、プレゼントをする予定である」+「具体的な予定はないが、プレゼントをしたいと思っている」)人は64.4%。男性64.0%、女性64.6%と性別による差はほとんどなかった。

今年のクリスマスプレゼントの予定(出典:アリババ)
クリスマスプレゼントにはいくらくらい使う予定なのだろうか。購入予算を聞くと、トップは「2500円?5000円未満」で34.2%。以下、「5000円?1万円未満」(24.4%)、「1万円?2万円」(20.2%)、「2万円以上」(11.4%)、「1000円?2500円未満」(7.3%)、「1000円未満」(2.6%)が続いた。「5000円未満が44.1%で、多くの人が気軽にクリスマスプレゼントを渡す傾向が見てとれる」(アリババ)

クリスマスプレゼントの購入予算(出典:アリババ)
クリスマスプレゼントを贈る相手によって、内容はどう変わるのだろうか。
恋人へのプレゼントを聞くと、1位「アクセサリー」(34.1%)、2位「洋服」(20.5%)、3位「ケーキ」(18.2%)、4位「かばん・バッグ」(11.4%)、4位(同率)「マフラー・手袋」(11.4%)。
配偶者へのプレゼントを聞くと、1位「洋服」(31.3%)、2位「ケーキ」(14.9%)、3位「アクセサリー」(13.4%)、4位「かばん・バッグ」(10.4%)、5位「靴」(7.5%)。
子どもへのプレゼントを聞くと、1位「おもちゃ」(50.0%)、2位「ゲームソフト」(25.5%)、3位「洋服」(12.2%)、3位(同率)「ケーキ」(12.2%)、5位「本」(10.2%)。恋人や配偶者には普段から身に付けられるものが多く選ばれているが、子どもにはやはりおもちゃが定番なようだ。
インターネットによる調査で、対象は20代?50代の男女300人(男性150人、女性150人)。調査時期は11月14日?17日。

恋人へのプレゼント(左)、配偶者へのプレゼント(中央)、子どもへのプレゼント(右)
リリースの日付 : 2008 - 12 - 05
業績好調なぐるなびが東証1部に上場。
東京証券取引所は12月5日、ぐるなびの東証1部上場を承認した。上場予定日は12月12日。
同社は飲食店情報検索サイトを運営。2005年4月に大証ヘラクレスに新規上場した。12日以降、東証とヘラクレスの両方で同社株式を売買できる。
同社の5日終値は前日比2500円高(+0.98%)の25万8100円。時価総額は669億円。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 05
Opera Softwareは12月4日、Webブラウザ「Opera 10」のα版を公開した。新しい描画エンジン「Opera Presto 2.2」を採用。従来よりブラウジングの体感速度を約30%向上したという。
ノルウェーのOpera Softwareは12月4日、Webブラウザ「Opera 10」のα版を公開した。無料でダウンロードできるが、現在のところ英語バージョンのみ。Windows 95以降、Mac OS 10.3以降、各種ディストリビューションのLinuxで利用できる。

新しい描画エンジン「Opera Presto 2.2」を採用。6月に公開したOpera 9.5に搭載した「Opera Presto 2.1」と比べると、ブラウジングの体感速度を約30%向上したという。なお、CSSやJavaScriptなどの実装についてWeb標準への準拠度を測定するテスト「Acid3」では満点だった。これまで利用できなかったWebサイトでの検証も進めており、「順次対応していく」(Opera Softwere)という。
ブラウザの機能としては「インラインスペルチェック」も搭載。英語のみの対応だが、ブログやWebメールなどに書き込む際、間違ったスペルに下線を表示する。また、ブラウザを自動的に更新する「オートアップデート」も備えた。内蔵のメールクライアント「Opera Mail」では、HTML形式のメールも作成できるようになっている。
このほかWeb開発者向けの機能としては、SVGフォントファイルを含むWebフォントの使用が可能。RGBとHSLカラーモデルに透過度の情報を加え、簡単にページ要素を透過させられるようになった。内蔵のWeb開発ツール「Opera Dragonfly」ではDOM(文書オブジェクトモデル)の編集機能やHTTPヘッダの検査機能を追加した。
α版の主眼は描画エンジンの刷新で、ブラウザの新機能は2009年第1四半期中に公開予定のβ版などで実装する。正式版は2009年第1四半期末までに公開する予定だ。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 06
近く販売が終了するWindows XPに目をつけ、その海賊版をオンラインオークションで販売している複数業者をMicrosoftが提訴した。
米Microsoftは12月4日、オンラインオークションで同社のソフトを販売する業者を各国で提訴したことを明らかにした。「Blue Edition」と呼ばれる模造品やWindows XPの海賊版の販売といったさまざまな不正な販売体系に対しての法的措置を講じるとしている。
同社は今回、世界12カ国の63の業者を提訴。また日本を含む8カ国の業者についても訴訟の準備を進めているという。Microsoftによれば、近年海賊行為の手口はグローバル化しており、あるケースでは、ニュージーランドの業者が中国で入手した海賊版を、ほかの6カ国で販売していた。
この数カ月、Microsoftには「Blue Edition」呼ばれる偽造品の販売網を巧妙に組織し、ソフトウェアの割引販売と称する不法行為を企てようとする、新たなタイプのオンラインオークション詐欺の被害を受けた消費者からの苦情が寄せられていたという。「Blue Edition」の販売体系とは、CDに焼かれたソフトウェアの違法コピーを、オークションを通じて正規品だと信じた消費者に販売するというものだ。
同社は、海賊版にはインストール不能の可能性があり、中には購入者のID窃盗といった悪意あるコードが含まれている可能性もあるため、「賢明なオンラインショッピング」をと消費者に呼び掛けている。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 07
写真共有サービスFlickrのビデオが携帯端末からも視聴可能になった。まずはiPhoneとiPod touchで利用できる。
米Yahoo!傘下の写真共有サービスFlickrは12月4日、モバイルサイトm.flickr.comを刷新したと発表した。
これにより、Flickrのビデオが携帯端末で視聴可能になった。現時点ではiPhoneとiPod touchでしか視聴できないが、今後対応端末を増やしていく計画という。
またメインのFlickrサイトで設定した内容がすべてモバイルサイトにも同期、反映されるようになった。携帯から写真にコメントを付けたり、お気に入りに登録することもでき、コンタクト先の管理も行える。
携帯で撮影した写真のFlickrへの送信操作も簡易化した。アドレス帳に登録されたFlickrの宛先に写真を送るだけで、サイトにアップロードできる。

リリースの日付 : 2008 - 12 - 08
SIMロックフリーAndroid端末、399ドルで提供へ
グーグルは12月7日、開発者向けにSIMロックフリーのAndroid端末を提供する計画を明らかにした。「Android Dev Phone 1」と名付けられた端末は、任意のSIMカードで利用できるもので、米国をはじめ、イギリス、ドイツ、日本、インド、カナダ、フランス、台湾、フィンランドなど18の国または地域で提供する。価格は399ドル。今後は提供地域を拡大していく。
入手にはAndroid向けアプリケーションの配布サイト「Android Market」に開発者として登録する必要がある。初期登録費用25ドルがかかる。需要に対応するため、当面は1人の開発者が購入できるのは1台までという制限がある。
Android Dev Phone 1には、Android 1.0のシステムイメージが入っていて、Androidアプリケーションの開発・テストを行うことができる。また、T-Mobile G1のような一般ユーザー向けの市場製品と異なり、ブートローダーがロックされていないため、電子署名されていないカスタムビルドのAndroidシステムを使って起動することもできるという。グーグルやその他の企業がサポートしていないシステムソフトウェアが利用できる。このため同社は、Android Dev Phone 1は開発者ではないエンドユーザー向けではなく、自己責任で利用してほしいと注意を促している。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 09
Salesforce.comによると、クラウドコンピューティングに関する同社とGoogleとの提携は、費用効果に優れたIT利用形態を中堅中小企業に提供するという。Salesforceは以前からFacebookおよびAmazonとも提携するなど、クラウドに本腰を入れる姿勢を示してきた。
オンデマンドCRMベンダーのSalesforce.comは、Googleと提携を結び、自社のForce.comプラットフォームをGoogle App Engineアプリケーションへのサービスとして利用できるようにすると発表した。Google App Engineは、Googleのクラウドベースのアプリケーション開発プラットフォーム。この提携により、Salesforceの開発者は、Googleの分散型ストレージシステム「Bigtable」にネイティブでアクセスできるようになる一方で、Google App Engineの開発者はSalesforceのプラットフォームにアクセスできるようになる。
さらに今回の提携により、Salesforce.comの開発者は、プログラミング言語のPythonを使って作成されたアプリケーションに連携することが可能になる。GoogleとSalesforceは今年の6月にも提携を結び、両社は「Force.com Tool for Google APIs」のリリースを発表した。これは、Force.comプラットフォームを利用する開発者がGoogle Appsのデータにアクセスできるようにするためのツールだ。
Salesforceでプラットフォーム製品のマーケティングを担当するシニアディレクター、エーリエル・ケルマン氏は「今日のように経済状況が厳しい時期には、クラウドコンピューティングという選択肢の優位性がいっそう顕著になる。短期間で成果が得られ、しかも初期投資は不要で、リスクも低い」と話す。同氏によると、これらのアドバンテージは、特に中堅中小企業(SMB)にメリットをもたらすという。
「SMB市場の顧客に話を聞くと、彼らはこういったスケーラブルなプラットフォームへのIT投資を活用したいという強い意欲を持っている。彼らが自分たちのアイデアをセキュアでワールドワイドなインフラ上で実現できるというのは、大きな魅力だ」とケルマン氏は話す。
今回の提携発表は、クラウドコンピューティングの普及拡大を反映した動きだといえる。クラウドコンピューティングは、ユーザーがインターネット(クラウド)からITサービスにアクセスすることを可能にするもので、サービスをサポートするインフラに関する知識は必要とされない。調査会社のIDCによると、この種のSaaS(サービスとしてのソフトウェア)は今後、SMBにとって魅力がさらに高まるという。
IDCはSaaSについて、「最も成熟し、広範に配備されたITクラウドサービスの形態」と説明している。IDCでは、比較的未熟なクラウドインフラ製品とは対照的に、ビジネスアプリケーションはこれまでずっとSaaS市場の最大の部分を占めてきたと指摘する。
さらにIDCでは、先進国ならびに発展途上国の未開拓のSMB市場を開拓するチャンスが、多くのITサプライヤーにクラウドモデルの採用を促す最大の要因になっていると分析している。逆に、SMBのIT投資を促す要因はアプリケーションであり、その度合いは大企業のIT投資よりもはるかに高いという。
Salesforce.comは11月、サンフランシスコで開催された年次ユーザーカンファレンス「Dreamforce 2008」において、Force.com、Amazon Web Services、そしてソーシャルネットワーキングWebサイトのFacebookと連携する接続パッケージを発表した。これは、Salesforceがクラウドコンピューティング、そしてクラウドとコンシューマーWebとの連携に真剣になっていることの現れの1つである。「SalesforceとGoogleの経営トップのレベルでは、インターネットがコンピューティングの中核だと考えている」とケルマン氏は話す。
ケルマン氏によると、クラウドコンピューティングをめぐる提携は、開発者にとってデータおよびアプリケーションへのアクセスを容易にするものであるため、Salesforceがベンダーとして自社のサービスの相互運用性を改善すればするほど、SMBはアイデアを素早くアプリケーションとして具体化できるようになるという。
「われわれの顧客は、コンシューマーWebを最大限に活用できるようになるのを強く望んでいる。しかも、安全、迅速、セキュアな手段によってだ。われわれがGoogle、Facebook、AmazonといったコンシューマーWeb分野のリーダーと緊密に協業しているのもそのためだ」(同氏)
リリースの日付 : 2008 - 12 - 10
ライブドアの堀江貴文元社長が「国際ニコニコ映画祭」に、ゲスト審査員として参加する。
ライブドアの堀江貴文元社長が、12月15日に開かれる「ニコニコ動画」の動画コンテスト「第8回 国際ニコニコ映画祭」審査会に、ゲスト審査員として参加する。
ニコニコ映画祭は、ユーザーから募集したユニークな動画作品に賞を授与する企画で、今回のテーマは「IT」。審査会は午後8時からで、その様子は「ニコニコ生放送」でライブ配信する。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 11
外部企業や開発者がSNS「mixi」向けアプリケーションを構築できる「mixiアプリ」のパートナー企業募集が始まった。
ミクシィは12月11日、外部企業や開発者がSNS「mixi」向けアプリケーションを構築できる「mixiアプリ」のパートナー企業募集を始めた。「mixiデベロッパーセンター」で申し込みを受け付ける。
mixiアプリは、ユーザーのプロフィールやマイミクシィ情報などといったソーシャルグラフを使ったサービスを、「パートナー」と呼ばれる外部企業や開発者がmixi内に構築できる仕組み。
まずは企業パートナーの募集を始めた。サイトから申し込めば、β版の開発環境とAPIを利用できる。今後、個人開発者のパートナー募集も始める予定だ。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 11
ヤフーは、社内の技術者がリレー形式で技術情報などを紹介するブログ「Yahoo!JAPAN Tech Blog」を公開した。
ヤフーは、社内の技術者がリレー形式で技術情報などを紹介するブログ「Yahoo!JAPAN Tech Blog」を公開した。
新サービスの詳細や裏話のほか、同社が公開した最新APIの機能紹介や、APIを使ったマッシュアップサービス、マッシュアップサービスの開発者インタビュー、米国の動向などを、現場の最新動向を盛り込んで更新する。コメントやトラックバックで意見や質問も受け付ける。
Webサイト構築の面白さを知ってもらう狙い。「今後もAPIの公開やWeb技術公開などを推進し、Web開発者支援を積極的に行う」としている。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 11
IT担当者は、Windows Vista上で今後も古いアプリケーションやサポート対象外のアプリケーションを使い続けられるようにしなければならない。そのために役立つツールを紹介しよう。
何もかもが理想的な世界では、IT担当者はアプリケーションの互換性の問題を心配しないで済む。その世界では、誰もが最新版のVisual Studio(バージョン2008)と.NET Framework(バージョン3.5)を採用済みで、すべてのコードがWindows Vista上でシームレスに制限なく動作するだろう。
しかし現実には、いまだに各種の特殊なコードが使われており、それらを今後も使い続けられるようにしなければならない。こうしたコードには、アップグレードされていないコード、レガシーコード、サポートされていないコードなど、トラブルが発生し得るあらゆるコードが含まれる。こうしたコードが膨大にあることから、Windows Vista管理者というチャレンジ精神が求められる仕事に当たるIT担当者たちにとって、「アプリケーションの互換性」は禁句ではないにしても、頭の痛い問題となっている。
そこで本稿では、アプリケーションを評価・テストし、可能であればWindows Vistaデスクトップで正常に動作するように手を加えるという、時には面倒な手間が掛かる作業にWindows Vista管理者が利用できる重要なツールやリソースを紹介する。
まず、Microsoft TechNetの「アプリケーション互換性とユーザー アカウント制御」というWebページを紹介したい。このWebページは、考えられるあらゆるレベルのアプリケーション互換性の問題に、IT担当者とマネジャーが対処するのに役立つツール、情報、資料を包括的に提供している。
また、このWebページで挙げられている「Managing Shims in the Enterprise」という資料には、「software shims」(アプリケーション互換性の問題を軽減するための小規模なカスタムソフトウェア。既存アプリケーションと新しいOSのやりとりを仲介する)についての非常に面白い解説が掲載されている。この資料の筆者による「Stock Viewer Shim Demo Application」というサンプルアプリケーションも公開されている。
アプリケーションとWindows Vistaの互換性の問題に対処する際は、Windows Vistaに搭載されている「プログラム互換性ウィザード」を必ず利用しよう(コマンドラインで以下のように入力すれば起動する)。
%systemroot%\System32\mshta.exe res://acprgwiz.dll/compatmode.hta
このウィザードでは、対象プログラムを選択し、Windows VistaがエミュレートできるほかのWindowsバージョン(Windows 95/98/Me、Windows NT 4.0 SP5、Windows 2000/XP SP2、Windows Server 2003 SP1)のリストからいずれかを選択し、表示モードを選択する。そして、管理者権限でプログラムを実行することで、必要とする動作が得られるかどうかを確認することができる。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 12
GoogleのブラウザChrome、β版から正式版へと移行した。
米Googleは12月11日、Chromeブラウザがβ版から正式版へと移行したと発表した。

ルック&フィールに大きな違いはないが、ロゴから「BETA」がとれた
最初のリリース時から14回のアップデートを重ね、15回目にして正式リリースとなったという。公開100日で、全世界のユーザー数が1000万人以上に達したことも明らかにした。
正式版では、最大の課題だったビデオとオーディオのプラグインの不具合が改善された。またV8 JavaScriptエンジンの動作速度は、最初のβ版と比べると、SunSpiderベンチマークで1.4倍、V8ベンチマークで1.5倍の高速化を実現しているという。
ユーザーから改良の要望が多かったブックマーク機能については、ほかのブラウザとのブックマークのインポート・エキスポートがより簡単に実行でき、大量のブックマークも管理できるようになったとしている。なおユーザーのプライバシーに影響のある機能についての説明が、一カ所に統合された。

ブックマークはFirefoxとInternet Explorerからインポートできる
ブラウザの一般的な機能であるRSSのサポートやオートフィル機能については、今後追加していく予定という。また、機能拡張プラットフォーム、MacやLinux版の開発も行っているとしている。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 12
アップルは、ソフトバンクモバイルの携帯電話「iPhone 3G」を12月16日から全国のアップルストアで販売する。
アップルは、ソフトバンクモバイルの携帯電話「iPhone 3G」を12月16日から全国のアップルストアで販売する。
アップルストアでは、ソフトバンクモバイルの回線契約も可能。端末購入から回線契約までアップルストアで完結する。
スタッフが料金プランの説明や初期設定を行う「パーソナルセットアップサービス」も提供する。
iPhone 3Gはこれまで、ソフトバンクショップなどで販売していた。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 14
イラストSNS「pixiv」が新規登録の受け付けを全面的に再開した。
ピクシブは12月12日、イラストSNS「pixiv」とお絵かきサイト「drawr」で、新規登録の受け付けを再開した。暫定的な措置として導入していた招待制は廃止する。
両サイトは、ユーザー・アクセス数の急増に対応するため、新規登録の受け付けを一時中止。招待制を導入し、既存ユーザー招待されたユーザーの登録のみを受け付けていた。
インフラやシステムの増強、プログラムの見直しなどを行って招待制導入以前の新規登録ペースに耐えられるようにし、登録受け付けを再開した。
「ユーザーから、運営の財政状況を心配する声や、サービスに制限がかかってしまうのではないかという声もいただいているが、そのようなことは今後もありえないためご安心ください」としている。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 15
2000年7月のオープンから9年。ゲーム配信サイト「Shockwave」がサービスを終了する。業績悪化のためという。

トップページにはサービス終了を告知するバナーが
ショックウェーブエンターテインメントは、ゲーム配信サイト「Shockwave」など同社が運営するほぼすべてのサービスを、来年1月末までに終了する。「市場環境が悪化し、業績が悪化したため」としている。
「Shockwave」は、Shockwave形式のゲームやアニメの配信サイトとして2000年7月にオープン。その後Flashゲームやアニメの配信、オンラインゲーム配信も始めた。同社はShockwaveブランドで、携帯電話向けゲームの配信も行っている。
各サービスは12月から順次終了。1月31日までに、オンラインゲームポータル「55shock!」(今年7月オープン)を除く全サービスを終了する。55shock!については、他社が継続運営することなどを検討中という。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 16
米国人の日常生活で、インターネットはテレビよりも重要な役割を果たしており、いまやなくてはならない存在となっている。
大半の米国在住の成人にとってインターネット接続は生活に不可欠で、テレビや性生活よりもネットが大事という人も多い――米Intelは12月15日、同社がスポンサーとなりHarris Interactiveが実施したネットと経済に関する調査報告「Internet Reliance in Today's Economy」を発表した。
成人の65%はインターネットがないと生活できないと回答し、71%は経済情報を含むリアルタイム情報を提供してくれるノートPCや携帯端末が、重要または非常に重要だと答えた。ほとんどの米国人が、現在の経済状況の中で、家計を管理し、割り引き情報を見つけたりする上で、ネットが非常に重要なツールだとした。
また女性の46%、男性の30%が、2週間ネットに接続できないよりも、2週間セックスをしない方がましと回答した。
ネット接続を行動やサービスに、犠牲にしてもいいもの(ランク1)からなくては生きていけないもの(ランク5)までを5段階で評価してもらったところ、65%がインターネットをランク5とした。以下39%がCATV、20%が外食、18%が衣類の買い物、10%がスポーツクラブのメンバーシップをランク5に挙げている。
テレビとの比較では、女性の61%がインターネットに1週間接続できないより、テレビを2週間見ない方がましと回答し、男女合わせた場合でも58%となった。多くのテレビ番組や映画がオンラインで視聴可能になったことが大きく影響しているようだ。
また91%は、インターネットが生活の質を少なくとも1点において向上させたと答えている。
調査は11月18日から20日にかけて、18歳以上の成人2119人を対象に実施された。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 17
景気後退と競合の大幅な値下げにもかかわらず好調だったMacの米国での販売台数が、11月に前年比で1%減少した。
米Appleでさえ、今年の低調な年末商戦の影響を受け始めており、景気後退は来年、同社の事業を圧迫するだろうという懸念が高まっている。
Appleは今年、値引きを控える戦略にもかかわらずPC市場全体を上回ってきたが、11月に初めて不振の兆候を見せた。
米調査会社NPD Groupの小売販売に関する調査によると、米小売店でのMacの販売は先月、前年比で1%減少した。PC販売全体では2%の増加だった。
NPDのアナリスト、スティーブ・ベーカー氏は、デスクトップ型Macの販売が35%下がったことを原因として挙げ、AppleのノートPCの伸びは引き続き競合をしのいでいると指摘した。
この販売減少はAppleに厳しい変化をもたらす。同社は今年、Windows搭載PCへの出費が薄型テレビなどの家電販売と同様にペースを落とす中、Macの好調な需要を享受してきた。アナリストは同社がiPhoneの販売促進のため、米小売り大手のWal-Martでこの製品の値引き販売を開始すると予測している。
年末商戦後は消費者が買い控えるため、販売ペースが落ちると懸念するアナリストもいる。Goldman Sachsのアナリスト、デビッド・ベイリー氏は15日、Appleの2009年の利益予想を引き下げ、「小さな問題が生じ始めている」と警告した。同氏は消費者需要がさらに悪化すると予測される来年の上半期、Appleが「より厳しい状況」に直面するとしている。
先月まで、Appleのプレミアム価格戦略は効果を挙げているようだった。同社は利益を上げ、Hewlett-Packard(HP)やDellといったWindows搭載PCの競合から着実に市場シェアを奪ってきた。例えばAppleの出荷は10月、前年同月比で28%増加した。NPDによると、これは市場全体の成長率の4倍になる。
Appleの広報担当者は、同社は月間販売に関してはコメントしないと語った。9月に150ドルだった同社株は15日、3.6%下げの94.75ドルで引けた。
米Piper Jaffrayのアナリスト、ジーン・マンスター氏は、11月のデータが示すのは、Windows搭載PCの価格下落とNetbook(価格300ドル足らずのミニノートPC)のような低価格PCの台頭が、ついにAppleを阻んだことだと語る。同氏はAppleは向こう1年にわたって市場を上回り続けるとまだ考えており、「この数字が示すのは、消費者が価格に敏感であるということだ」と語った。
Appleのスティーブ・ジョブズCEOは10月にアナリストに対し、同社の売上高の46%を占めるMacの価格を下げることはないと語り、その理由として、景気後退で顧客がより安価であるPCに流れるとは「われわれはまったく心配していない」とした。
Appleは利幅の薄いNetbook市場には距離を置いており、ハイエンドなPCを支持している。「がらくたではない500ドルのPCの作り方などわれわれは考えられない」とジョブズ氏は10月の同社決算発表の際に語った。
Appleと競合するHPとDellは今年のホリデーシーズンに、例年より数週間早く値引きを開始した。最高で50%の値引きが行われた。マンスター氏によると、Windowsマシンの平均価格は昨年の12月と比較して35?45%下がっているという。一方のAppleはPCの価格で、わずか5?10%というささやかな値引きを行ったとアナリストらは語った。
この戦略は、消費者の財布にとっては大きな違いとなる。先週Amazon.comでは、HPの14.1インチ型ノートPC「Pavilion」が1074ドルから760ドルに値下げされた。一方、そのPavilionよりメモリもHDDも容量が少ない13.3インチのAppleの「MacBook」は定価よりわずか33ドル安い966ドルだった。
Appleにはデスクトップの「iMac」シリーズもあり、こちらは1199ドルからだ。DellのオールインワンのデスクトップPC「XPS One」は899ドルから。
Appleは10月、エントリーレベルの白いMacBookを1099ドルから999ドルに値下げし、MacBookシリーズの主流を、アルミ筐体やグラフィックス性能の向上といったハイエンドな機能を搭載した、価格1299ドルからの製品群にシフトした。
NPDの調査データはAppleの直営店を含む店頭販売を追跡したものだが、Macを販売していないWal-Martのデータは含まれていない。米Needhamのアナリスト、チャーリー・ウォルフ氏は、小売りによる販売は個人向けPC購入の少なくとも70%を占めると語った。
経済の衰退はPC販売に重くのしかかっている。12月に入り、米調査会社IDCは2009年のPC出荷台数予測を下方修正し、売上高を前年比で5.3%減少するとした。これまでは、成長率4.5%と予測していた。
Piper Jaffrayのマンスター氏はAppleが向こう数カ月のうちに回復すると予測していると語り、ほかの競合のPC出荷が5%減少する中、同社は10%増加するという予測を修正しないと付け加えた。
Kaufman Brothersのアナリスト、ショー・ウー氏は、この10?12月期にAppleは前年同期比17%増の270万台を販売すると予測している。同氏はPC全体の今四半期の出荷台数を約8500万台と見積もっている。
短期の不振にもかかわらず、アナリストらはApple製品が多くの競合他社のPCより採算の取れる製品であり続けると予測する。Sanford Bernsteinのアナリスト、トニ・サコナギ氏は、MacBookは20%近い利益率で販売され、一方競合製品は6%以下の利益率で販売されると語った。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 18
Forrester Researchは、iPhoneのSMB市場でのシェアは、2009年には10%に達する見通しという。
米AppleのiPhoneはビジネスレベルのスマートフォンとしては専門家から常々その実力を疑問視されているが、調査会社Forrester Researchの最新の調査報告書によると、2009年には中堅・中小企業(SMB)市場でiPhoneのシェアは10%に達する見通しという。
「米国では今後もBlackBerryやWindows Mobile搭載端末が人気を集めるものの、Appleが今年iPhone 3Gをリリースしたことで、企業はiPhoneのMac OS Xのサポートを追加する可能性についても検討するようになった」とForrester Researchのアナリスト、マイケル・ペリーノ氏は12月17日、eWEEKの取材に応じ、語っている。
AppleがiPhone 3Gをこうした有利なポジションに置くことができたのは、同社がiPhoneでMicrosoft Exchange ActiveSyncのほか、メール、連絡先、カレンダーなどの機能をサポートしたからこそだ。また、盗難や紛失時にリモートワイプ機能を使って端末内のデータを消去できるようになった点も大きい。主要なメールサーバであるExchangeのサポートとセキュリティ機能は、事実上、企業がスマートフォンの採用を決める上での基本的な要件となっている。ペリーノ氏は調査報告書で次のように指摘している。
「そのため、iPhoneはエンタープライズモバイル市場にさらに大きな影響を及ぼすことになるだろう。中心となるのは、主にSMB市場だ。SMBでは通常、大企業ほどIT要件が厳しくなく、基幹業務アプリケーションが広く導入されているようなこともないからだ」
iPhoneの最大の競争相手となるのは、Googleの携帯OS「Android」を採用したT-Mobile G1ではないようだ。ペリーノ氏によると、既にResearch In Motion(RIM)のBlackBerryをサポートしている大きめの企業にとっては、むしろBlackBerry Stormの方がiPhoneの代替選択肢になり得るという。iPhoneやG1と同様、BlackBerry Stormにはタッチスクリーンが採用されている。
実際、ペリーノ氏はG1についてはまだ顧客と会話が弾んだことがないという。「わたしに寄せられる問い合わせでは、G1はまだレーダー画面に映ってすらいない。当社がSMBと大企業を対象に第1四半期に実施する調査で、G1がどのあたりに登場するかが楽しみだ」と同氏。
これは当然といえば当然のことだ。G1は10月にリリースされたばかりであり、しかもこの端末はExchangeを一切サポートしていない。GoogleはG1を皮切りに、Google検索やGoogle Appsを提供する同様の携帯端末が今後多数登場するものと期待している。
BlackBerry端末やWindows Mobile端末のほか、NokiaのSymbian OS搭載端末(欧州で人気)、Palm端末、iPhoneなどの携帯端末は、2009年にも2008年と同様のペースで市場をリードすることになりそうだ。世界的な景気後退にもかかわらず、企業は生産性向上に向けて今後も携帯端末の導入を積極的に進めるとみられている。
Forresterが北米と欧州で実施した調査では、それぞれ40%から60%程度の企業が2009年の優先課題としてモバイル技術のサポート拡大を挙げている。
ユニファイドコミュニケーション・コラボレーション(UCC)技術が企業の出張コスト削減に貢献したのと同様に、スマートフォン対応のモバイルエンタープライズアプリケーションのおかげで、企業の従業員は今後、実際に現地に出向かずとも仕事をこなせるようになるだろう。また、出張を省くことで時間も節約できるため、生産性はさらに高まる。
「多くの企業は既に基底のインフラに投資しており、市場には各種の端末が出回っている。さまざまな機能もそろっている。景気とは無関係に、企業は今後も携帯端末を使い続け、その勢いが止まることはないだろう」とペリーノ氏は指摘している。
興味深いことに、SMB市場ではモバイルプロジェクトの優先順位が低くなりそうだ。経済が厳しい時期には、SMBは自社のコアビジネスにフォーカスすることになるからだ。
さらにペリーノ氏は、モバイル世代の従業員の増加に注目している。同氏が言うところのモバイル世代の従業員とは、幹部秘書のほか、人事部や財務部で働く新卒スタッフなど、RIMやPalm、あるいはAppleの携帯端末を使って成長してきた若い世代の従業員だ。こうした従業員には、自分の席に座っているときでも携帯端末を使って仕事をしたがる傾向がある。
ペリーノ氏は、この世代の従業員の数が2009年末までに10%近くに増え、さらに2012年まで年間46%の成長率で増え続けると予想している。この10%という数字が、SMB市場におけるiPhoneのシェア予測と一致しているのは偶然ではない。ペリーノ氏によると、こうしたモバイル世代の若者の大半は実際にAppleの人気の携帯端末を使っているという。
それでも、同氏によると、ベンダー各社は既にそうしたユーザー層を念頭に製品やサービスの開発を進めているという。例えば、Nokiaのスマートフォン「E71」では、私用と仕事での併用を想定し、複数のユーザー設定を行えるようになっている。プリファレンスとアプリケーションをそれぞれ別個に設定できるのだ。
また当然のことながら、景気後退は企業にとって、優れた人材を確保したり、競合や補完関係にある企業を安値で買収したりするチャンスでもある。エンタープライズモバイルの世界でもそれは同じだ。この業界では、既存のベンダーや新規参入ベンダー、サービス企業など各社が、モバイルアプリケーションやデバイス管理、セキュリティソフトウェアの提供でしのぎを削っている。
ペリーノ氏によると、Sybaseなどのモバイルミドルウェアベンダーのほか、Salesforce.comなどの顧客関係管理(CRM)プロバイダーまでもが、企業向けにロケーションベースのサービスを提供する自分より小規模なプロバイダーを買収する可能性が考えられるという。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 18
Macworldでジョブズ氏が基調講演を行わないという発表を受け、Appleの株価が4%近く値を下げた
米Appleの株価が12月17日、4%近く値を下げた。これは、2009年1月開催の年次カンファレンスMacworld Conference & Expoでスティーブ・ジョブズCEO(53)が基調講演を行わない旨をAppleが発表したのを受けて、同氏の健康をめぐる懸念や、Macworldで同社が何も新製品を発表しないとの憶測が広がった影響だ。
Appleの株価はNASDAQの時間外取引で95ドル43セントの終値から91ドル85セントに値を下げた。同社は16日遅く、1月のMacworldではジョブズ氏の代わりに製品マーケティング幹部が基調講演を行うと発表した。
さらにAppleは、Macworldへの参加は2009年をもって終了する旨も発表している。
Oppenheimerのアナリスト、イエール・ライナー氏は、Apple株の投資判断を「アウトパフォーム」から「パフォーム」に引き下げ、「ジョブズ氏が2009年のMacworldで基調講演を行わないという決定や、Appleが2009年を最後にMacworldに参加しないとの決定は、恐らく純粋にビジネス上の理由からだろう」と指摘している。
「だが今回のことでは、ジョブズ氏の健康問題や後継者計画について、われわれは依然として何も知らないということに改めて気付かされる」と同氏は調査ノートで指摘し、「ジョブズ氏が去ればAppleは大混乱に陥りかねない」と続けている。
2004年にすい臓がんの手術を受けたジョブズ氏が今年6月、製品リリースの場に「激ヤセ」した姿で現れた際には、投資家の間に懸念が広がった。だが9月のイベントに登場した際のジョブズ氏は、やせてはいるものの元気な様子だった。ジョブズ氏は一部では、「Appleのリーダーとして替えのきかない存在」と思われている。
「恐らく、ジョブズ氏は体調が良くないのだろう。あるいは単に、特に語りたいことがないだけかもしれない」とライナー氏は語っている。
またCross Researchのアナリスト、シャノン・クロス氏は、「Appleは1月のMacworldでは特に発表できるような製品がないということかもしれない」と指摘している。
だが同氏によると、こうした市場の懸念を解消するためには、Appleは年明け早々にも新聞雑誌記者や投資家を集めてジョブズ氏に会見させることが重要という。
「そして、Appleは恐らく社内では後継者問題について議論しているのだろうが、われわれとしてはやはり、ジョブズ氏の今後のプランにかかわらず、Appleは後継者計画を正式に発表すべきだと考えている」と同氏は語っている。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 18
2ちゃんねるに対する韓国IPからの攻撃が続く中、サーバは一度もダウンしなかったとして、サーバ提供元が“勝利宣言”した。

2chのサーバ負荷の様子(2ちゃんねる サーバ負荷監視所)
掲示板「2ちゃんねる」(2ch)のサーバを提供するBIG-server.comはこのほど、韓国のIPアドレスから続いてきた2chへの攻撃にサーバが一度もダウンを起こさずに耐え抜き、「世界最強のサーバと証明された」と宣言している。
運営側などによると、12月15日夜から2chサーバに韓国内のIPアドレスから、高頻度のアクセスによる攻撃が行われた。だが同社の「T-Banana」「A-Tiger」は一度もダウンせず、17日時点でアップタイム(連続稼働時間)は最も短いものでも15日間になっているという。
このため「IT先進国である韓国からの組織的な攻撃に耐えたことで、A-Tigerサーバー、T-Bananaサーバーの両システムが世界最強のサーバーと証明されたと自負しております」としている。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 19
paperboy&co.がJASDAQに上場した。市況は悪化しているが「知名度を上げるため、いち早く上場する必要があった」と家入社長は狙いを語る。
上場セレモニー
paperboy&co.(ペパボ)が12月19日、ジャスダック証券取引所(JASDAQ)に上場した。初値は公開価格(1900円)の約2倍となる4000円を付け、高評価でのスタートとなった。市況は回復の兆しを見せていないが、「知名度を上げるため、いち早く上場する必要があると思った」と家入一真社長は説明する。今後はM&Aも視野に入れていくという。
ペパボは2001年、個人向けレンタルサーバ会社として家入社長が設立した「マダメ企画」が前身。レンタルサーバ「ロリポップ!」やブログサービス「JUGEM」など、一貫して個人向けサービスを展開してきた。「法人中心の市場であるレンタルサーバで個人向けブランドを確立した。個性的なサービスで、“ギーク”からの支持を得てきた」と自負している。
2008年12月期(単体)の業績予想は、売上高が22億3500万円、営業利益が4億3700万円、経常利益が4億1000万円、純利益が2億3800万円。「創業以来赤字はなく、07年以降は利益率が20%以上で推移している」
シャンパンで乾杯
収益の柱は、ロリポップ!などのホスティング事業で、07年12月期には売上高の約8割を占めた。残り2割はECサイトを開設できる「Color Me Shop! pro」を展開するEC支援事業と、JUGEMなどのコミュニティ事業。今後は、ホスティング事業以外が占める割合を増やし「3本の柱に育てたい」と考えている。
上場の狙いは「より多くの人に知ってもらうため」。市況は悪化しているが「知名度を上げるため、いち早く上場する必要があると思った」と説明する。上場で調達した資金は、新規サービスを始めるための設備投資にあてる計画だ。
業績はこれまで右肩上がりで推移してきた。ホスティング事業については「現在の推移で成長する」と見ている。「個人向け事業で国内トップシェアを維持するため、M&Aも視野に入れていく」と話す。
「携帯電話やSNSなどをきっかけにネットの世界に入った10?20代を中心に、ユーザーを広げていきたい。コミュニケーションの次にくるのは自己表現。ホームページを作るニーズを開拓したい」
初日の終値は3800円と、公開価格のちょうど2倍。「皆さんの期待に応えてやっていきたい」と気を引き締めていた。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 19
レノボ・ジャパンは、ミニノートPC「IdeaPad S10e」の価格改定を発表。12月20日より適用される。
レノボ・ジャパンは12月19日、このほど販売が開始されたミニノートPC「IdeaPad S10e」の価格改定を発表した。
新価格は4万9980円で、旧価格の5万4800円から4820円の値下げが実施される。新価格の適用は12月20日から。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 20
さくらインターネットの西新宿データセンターで12月19日の12時35分ごろに障害が発生し、上場したばかりのグリーなどホスティングサービスを利用する企業のWebサイトが閲覧できなくなっている。

障害発生のお知らせ「西新宿データセンター」(さくらインターネット)
さくらインターネットの西新宿データセンターで12月19日の12時35分ごろに障害が発生し、上場したばかりのグリーのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「GREE」などホスティングサービスを利用する企業のサービスが利用できなくなっている。
電源設備から煙が上がり、データセンターの収容ラック内への電源供給が一部停止している。グリーのほか、ソネットエンタテインメントが運営するブログサービス「So-net blog」、シーサーの「Seesaaブログ」などのサービスが19時17分現在停止している。さくらインターネットは「電源停止後すぐに、東京の営業担当16名が顧客企業に連絡をするなど、対応にあたっている」(広報部)状況だ。

サーバメンテナンスのお知らせ(シーサー)
さくらインターネットによると、発煙が起こったのは12月19日の12時35分ごろ。17時40分現在、西新宿センタービルの6階、Aゾーンの配電盤3台、Bゾーンの配電盤2台の片系統の電源が供給を停止している。「現在復旧作業中で、19日中に電源の供給が回復する見通し」(同)という。サービスを利用している企業の情報については「守秘義務があるのでコメントできない」としている。
一方、グリーは、閲覧停止による同社の広告主への影響などについて「これから調査をする考え」としている。ソネットエンタテインメントは「現状特に大きな影響はないと考えている」という。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 21
いまやケータイ全盛期。高機能化したケータイは単なる「電話」の域を超え、皆が利用する可搬型情報端末として受け入れられている。だがこの状況にいたるまでには、紆余曲折の歴史があった――。
現役だった! ポケットコンピュータ
マイコンからパソコンへいつしか呼び名が変わった四半世紀前、コンピュータを持ち運んで使うことは夢のまた夢という時代のこと。電卓から発展してきたユニークなマシンがあった。「ポケットコンピュータ」、通称「ポケコン」だ。
ポケコンといわれても、今は見たことも聞いたこともない人もいるだろう。もともと電卓から派生したものであり、各種関数の計算機能を備えていた「関数電卓」がさらに進化したコンピュータである。コンピュータと呼べる理由は、プログラミング機能。初期のポケコンは、4ビットまたは8ビットCPU、1Kバイトから2Kバイト程度のメモリしか備えていないという非力なマシンだったものの、BASICやマシン語を使ってプログラムできた。そのため当時は、プログラミング言語習得の入門機として重宝がられた。

いまだ“現役”のポケコン、シャープの「PC-G850V」
ポケコンが一般ユーザーにまで広く受け入れられたのは、カシオ計算機が1982年に「PB-100」を発売してから。カシオは1979年に「FX-501P/502P」という“プログラミング電卓”を発売していたが、これを元祖としている。PB-100は、ディスプレイが12ケタの1行表示で、メモリもわずか1Kバイト程度だったが、BASICによるプログラミングが可能で、標準価格が1万4800円という安さだったことから、特に学生に人気があった。
PB-100に対抗する製品として存在していたのは、シャープの「PC-1200」だ。1980年に発売された「PC-1211」は、24ケタのディスプレイを搭載し、ポケコン的な横長スタイルの形状を確立したマシンだった(カシオのFX-501P/502Pは、縦長の“電卓っぽい”スタイルだった)。さらに、1982年に発売された「PC-1250」は、マシン語が扱ってディスプレイをドット単位で制御できるプログラムが組めるポケコンとして注目された。当時、カシオは初心者向け、シャープは中上級者向けという住み分けが、なんとなくできていた。
当時のポケコンは、毎年のように進化を続けた。扱えるプログラミング言語も、BASICからCやCASL(情報処理技術者試験向けのアセンブリ言語)へと変化する。特に工業高校や理工系大学での教育用途に採用されたことで、ポケコンは非常に息の長い製品となった。一般向けの製品は1990年代後半には姿を消したが、シャープの「PC-G850V」のように、教育向けとして今でも現役の製品もある。
終息を向かえつつあるか? PDA市場
技術系の人たちに使われたポケコンに対し、ほぼ同時期に一般ビジネスマンの間に広まったのが「電子手帳」である。その名のとおり、手帳に記すような住所録やメモの機能を持たせたデジタル機器だった。ポケコン同様に電卓から派生したものであり、1983年にカシオが「PF-8000」を、1984年にシャープが「PA-6000/PA-7000」を投入。その後は、ソニーや京セラ、キヤノンなど、多くのメーカーがこの分野に参入してきた。
1990年代になると、電子手帳は多機能競争が本格化し、ペン入力、電子辞書やゲームなどの機能を備えたものへと変化。さらに、PCと互換性を持ったアプリケーションを内蔵し、PCと連携して利用可能なPDA(携帯情報端末)と価格面、機能面の差がなくなったことから、電子手帳は次第にPDAと同化していった。例えばシャープは電子手帳として発売していた「ザウルス」を徐々にPDAへと進化させていった。

PDAメーカーだったPalmも、いまではケータイ
(スマートフォンメーカー)として存在する。写真は米国の店舗 一方のPDA(Personal Digital Assistant)は、1993年に発売されたアップルの「ニュートン」(製品の正式名称は「MessagePad」だった)が元祖。PDAという言葉自体も、当時のアップルCEO、ジョン・スカリーが名付けたもの。ただしニュートンはその大きさと価格、そして当時のハードウェア技術の限界といった要因から普及することなく、1996年に製造が中止された。PDAが一般に受け入れられるようになったのは、Palmが1996年に発売した「Palm Pilot」以降のことだろう。現在、Windows Mobileとして携帯電話に採用されるようになったWindows CEベースの「Pocket PC」が登場したのは、その少し後の1998年のことだ。
当時、日本では前述のザウルスが電子手帳からPDAへと進化を果たし、この市場の牽引役を果たしてきた。といっても、ザウルスは同一アーキテクチャを貫いてきているわけではない。全盛期は、1996年に発売された「MI」シリーズ。32ビットCPUやカラー液晶を内蔵し、独自の“ZaurusOS”を搭載。アプリケーションも豊富に用意されていた。
そのザウルスも、2000年以降は急速に進化を遂げた携帯電話端末に市場を奪われていく。2002年にLinuxとJavaをベースにした「SL」シリーズを投入したり、ザウルスをベースにPocket PCを採用したモデルを提供したりしたが、市場の縮小は免れず、2006年に発表した「SL-C3200」を最後に開発を終了。現在は生産も停止している。
PDA自体も、今まさに携帯電話に飲み込まれようとしている。今年発売されたアップルの「iPhone」はPDAそのものだし、NTTドコモ、ソフトバンク、イー・モバイル、ウィルコムなどの携帯電話に採用されているWindows Mobileも、そもそもPDAであったPocket PCの発展形である。過去に存在した製品との決定的な違い(長所)は、「通信機能を内包していること」だといえるだろう。以前から電子手帳やPDAを使用していた先進的ユーザーが常に悩んでいたのは、どうやって外の世界と通信するか? だったのだから――。
これから先わたしたちは、ケータイのどこに不満を感じ、そしてどのような方向へ進化させていくのだろうか。興味は尽きない。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 22
08年の「Googleモバイル」の検索キーワードランキングは、「mixi」「2ちゃんねる」「モバゲー」のトップ3に続き、4位に「痛いニュース」が入った。
グーグルは12月22日、2008年の「Googleモバイル」の検索キーワードランキングを発表した。1位「mixi」、2位「2ちゃんねる」、3位「モバゲー」に続き、4位には2ちゃんねるのまとめサイト「痛いニュース」がランクイン。「楽天」(5位)や「ヤフー」(6位)、「アマゾン」(7位)、「YouTube」(8位)を抑える人気だ。
“プロフ”(プロフィール)サイトとして人気の「前略プロフィール」を指すとみられる「前略」も、19位に入っている。
PCでの年間検索キーワードランキングは「yahoo」(ヤフー)が首位。2位は「YouTube」、3位は「wiki」、4位はモバイルで首位の「mixi」、5位は「価格」だった。
昨年よりPCでの検索数が伸びたキーワードも分野別に公開した。ゲームの1位は「モンスターハンターポータブル2ndG」を指す「mhp2g」。2位は「ドラクエ5」、3位は「ペルソナ」、4位は「大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ」を指す「スマブラ」、5位は同人ゲーム「東方Project」の「東方」だった。
映画・ドラマの1位は、NHK大河ドラマの「篤姫」、2位はアニメ映画化された「スカイクロラ」、3位は今年10月からテレビ放送が始まった「黒執事」。4位は「徳川家」で、篤姫の影響で検索数が増えたようだ。5位は映画化され話題となった「20世紀少年」だった。
健康では「バナナダイエット」が首位。フードでは1位「花畑牧場」、2位「生キャラメル」に続き、3位に「食べログ」がランクインした。社会では「洞爺湖サミット」が首位、2位は「韓国経済」、3位は「後期高齢者」、4位は「裁判員制度」。5位の「dream」は、バラク・オバマ米次期大統領の著書のタイトルや演説で使われたため上昇したとしている。
Googleモバイル検索キーワードランキング
| 1位 | mixi(ミクシィ、ミクシー) |
|---|---|
| 2位 | 2ちゃんねる(2ch、2ちゃん) |
| 3位 | モバゲー |
| 4位 | 痛いニュース |
| 5位 | 楽天 |
| 6位 | Yahoo!(ヤフー) |
| 7位 | アマゾン(Amazon) |
| 8位 | YouTube |
| 9位 | 地図 |
| 10位 | 脳内メーカー |
| 11位 | ぐるなび |
| 12位 | Wikipedia |
| 13位 | ニコニコ動画 |
| 14位 | 辞書 |
| 15位 | 天気予報 |
| 16位 | オークション |
| 17位 | 翻訳 |
| 18位 | 都市伝説 |
| 19位 | 前略 |
| 20位 | 価格 |
PCでの急上昇キーワードランキング(ジャンル別)
| ジャンル | 健康 |
|---|---|
| 1位 | バナナダイエット |
| 2位 | 新型インフルエンザ |
| 3位 | 特定健診 |
| 4位 | レーシック |
| 5位 | 百日咳 |
| ジャンル | フード |
| 1位 | 花畑牧場 |
| 2位 | 生キャラメル |
| 3位 | 食べログ |
| 4位 | クックパッド |
| 5位 | マカロン |
| ジャンル | 映画・ドラマ |
| 1位 | 篤姫 |
| 2位 | スカイクロラ |
| 3位 | 黒執事 |
| 4位 | 徳川家 |
| 5位 | 20世紀少年 |
| ジャンル | ゲーム |
| 1位 | mhp2g |
| 2位 | ドラクエ5 |
| 3位 | ペルソナ |
| 4位 | スマブラ |
| 5位 | 東方 |
| ジャンル | 社会 |
| 1位 | 洞爺湖サミット |
| 2位 | 韓国経済 |
| 3位 | 後期高齢者 |
| 4位 | 裁判員制度 |
| 5位 | dream |
リリースの日付 : 2008 - 12 - 23
3万人を超えるファイル交換ユーザーを訴えてきたレコード業界が、方針を転換する。ISPを通じて、P2Pユーザーに警告書を送る計画だ。
音楽業界はインターネット経由で音楽を盗んだとして数年にわたって数千人を提訴してきたが、オンラインの違法コピーともっと効果的に戦う方法を探す中で、訴訟攻撃をやめようとしている。
この決定は、2003年以来、約3万5000人に法的措置を執ってきた音楽業界の突然の戦略シフトとなる。批判的な向きは、結局のところ、こうした訴訟攻撃は、違法ダウンロードの潮流を食い止める役には立たないと指摘している。その上このやり方は、シングルマザーや故人、13歳の少女などをターゲットにした音楽業界のイメージをダウンさせた。
全米レコード協会(RIAA)は訴訟の代わりに、インターネットサービスプロバイダー(ISP)と協力するアプローチを試そうとしているという。同協会は、ユーザーが音楽を他人に配布しているのを発見した場合、そのユーザーの加入先ISPに電子メールを送るという仮合意を主要ISPと結んだとしている。
合意の内容によって、ISPはRIAAから受け取った通知を加入者に転送するか、加入者に違法アップロードの疑いがあるという警告を送り、アップロードをやめるよう求める。加入者がファイル共有を続けた場合、もう1?2回メールを送り、おそらくは回線速度を遅くするだろう。最終的には、アクセスを完全に停止する可能性もある。
RIAAは、ISP数社と大筋で合意したとしているが、合意先の名前は出さなかった。だがISP各社はエンターテインメント企業とのコンテンツ契約を交わすようになっているため、数年前と比べれば、音楽レーベルと協力する動機があると言えるかもしれない。
この新しいアプローチでは、訴訟戦略で物議を醸した部分が不要になる。訴訟を起こせば、ISPにファイル交換ユーザーの身元を開示させることが必要になる。新戦略では、RIAAは加入者の身元情報を要求せずに、ISPに通知を送る。
RIAAは特に大量のファイルを交換しているユーザーや、警告を何度も無視したユーザーを訴える権利は確保しているが、訴訟はごくわずかにまで減るだろうという。同協会は、大量に訴訟を起こすのを今秋にやめている。
この新戦略が有効なのか、ISPとの協力がどの程度の効果を持つのかは不明だ。「海賊行為に効く特効薬はない」と違法コピー対策コンサルティング企業BigChampagneのエリック・ガーランド氏は語る。
同氏は、より消費者のためになる解決策が好ましいと話す。RIAAが大量訴訟を起こしてからの数年間で、「ムチよりアメの方がずっと重要であることが明らかになった」と同氏。実際、音楽業界の多くの関係者は、訴訟は効力を失ったと感じている。
「音楽業界が、有害だからという理由でこれまでやってきたことをやめたのは称賛する」と話すブライアン・トダー氏は、話題になったファイル交換訴訟の被告である米ミネソタ州のシングルマザーを弁護している。だが同氏の依頼人は難局を脱してはいない。RIAAは現行の訴訟は継続するつもりだとしている。
今年の夏、ニューヨーク州検事総長アンドリュー・クオモ氏は、音楽業界とISPを仲介し、双方の海賊行為への懸念に対処する合意を取り持った。「訴訟を終わらせたかった」とクオモ氏の首席補佐官スティーブン・コーエン氏は言う。「訴訟には効果はない」
RIAAがISP各社との合意に取り組む一方で、クオモ氏の検事局は、主要ISPが参加する違法ファイル交換防止のための計画について調査を開始した。
RIAAは、新戦略はこれまで以上に多くのユーザーをカバーし、そのこと自体が抑止力になると確信している。「著作権侵害の重要なポイントの1つは、ユーザーにファイル交換は匿名ではないということを認識させる点にある」と同協会のミッチ・ベインワル会長は言う。
ベインワル氏は、幾つかの点で訴訟は有効だったと考えているが、業界は新たな方法を使えるようになったと語る。「5年の間に市場は変わった」と同氏は取材に応えて語った。訴訟により、ファイル交換が違法であるという認識を高めることに成功したと同氏は言う。だが、今はもっとうまくいくと思われる戦略を試したいという。
RIAAは、訴訟を起こさなければ、違法コピーはもっと横行していただろうと主張している。コンサルティング会社NPD Groupのデータを挙げて、インターネット経由で音楽をダウンロードしているユーザーの割合は、過去数年間約19%前後で推移しているとしている。だが、ネットで共有される音楽ファイルの量は着実に増えている。
その一方で、音楽売り上げは減少の一途をたどっている。2003年のアルバム売り上げは6億5600万枚だった。2007年にはCDおよびデジタル形式のアルバムの売り上げは5億枚に減り、シングル曲のダウンロード購入は8億4400万件だった――アルバム売り上げの減少を補うには不十分だ。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 24
VAIOのホームページに謎のティーザー広告(予告広告)が掲載された。“VAIO New Mobile Coming Soon”の文字と“白い封筒”の意味するモノとは?
ソニーは12月24日、VAIOのホームページに新しいモバイル製品の投入を知らせるティーザー広告(予告広告)を掲載した。

女性がバッグから横長の封筒を取り出す。その中身にはVAIOの新しいモバイル製品を予告する紙が入っていた。PCと封筒の組み合わせで真っ先に思い浮かぶのは、アップルのスティーブ・ジョブズCEOがMacworld Expo 2008で見せたあのパフォーマンスだが、果たして……
その内容はドレスアップした女性がクラッチバッグから横長の小さな封筒を取り出し、その封筒を開くと“VAIO New Mobile Coming Soon”と記された赤い紙が入っているというもの。具体的な製品名はおろか、製品の概要や発表日、価格などは一切不明だが、映像中の封筒にヒントが隠されているようだ。
なお、数日前にはソニーニュージーランドに「2009年1月9日(つまりは2009 International CESの開催中)に、ノートPCの見方を永遠に変える革新的なモバイルノートPCを発売する」という内容のティーザー広告が掲載され、これが日本で予告されている新製品の可能性はある(現在、ソニーニュージーランドのティーザー広告は閉鎖中)
リリースの日付 : 2008 - 12 - 24
PCがウイルス感染した原因や経路について、8割の人は何らかの心当たりがある――という調査結果が出た。

PCがウイルス感染した経験のある人のうち、原因や経路に「心当たりがある」は46.8%、「なんとなく心当たりがある」は30.5%――アイシェアがこのほど実施したアンケート調査で、こんな結果が出た。
ウイルス対策をしている人は91.4%とほとんどで、「今年感染した」人は4.8%と少数派だった。「過去に感染したことがある」は32.1%、「感染したことはない」は58.8%、「感染したか分からない」は4.8%だった。
PCでウイルス探知を行う頻度を聞いたところ、最も多かったのは「毎日」(30.5%)。次いで「週に数回」(22.3%)、「月に数回」(20.9%)だった。「年に数回」(11.8%)「ほとんどしない」(14.6%)という人もいた。
12月2日から4日にかけて、無料メール転送サービス「CLUB BBQ」会員417人に調査した。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 24
ネットレイティングスによると、「2ちゃんねる」の総利用時間の30%を職場からの利用が占めている。
ネットレイティングスが12月24日に発表した11月のインターネット利用動向調査によると、「2ちゃんねる」の総利用時間の30%を職場からの利用が占めていた。「ニコニコ動画」は職場からの利用時間比率が8%と少なかった。

CGMの家庭と職場の総利用時間比率
Q&Aサイトやブログ、SNS、動画共有サイトなどCGM系サイトの総利用時間(ネットユーザーが各サイトで費やした時間の合計)について、職場からの利用と家庭からの利用比率を算出した。
Q&Aサイト「教えてgoo」や「OKwave」は職場からの利用時間比率が高く、それぞれ56%、33%だった。2ちゃんねるは30%、ウィキペディアは21%、mixiは17%。動画共有サイトは職場からの利用時間比率が低く、YouTubeは13%、ニコニコ動画は8%となっている。
CGM の「家庭・職場全体」と「家庭のみ」の利用者数比較
月間利用者数で見ると、2ちゃんねるは家庭からが899万4000人、家庭と職場の合計が1170万1000人。差の270万7000人(合計利用者数の約23%)が職場のみから利用しているユーザーということになる。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 24
「LiveDrive」は、無料で無制限のオンラインストレージサービス。ユーザーは制限なくファイルをアップすることが可能です。

「LiveDrive」はWindows Live Skydriveと名前が似ていますが、これは、無料で無制限のオンラインストレージサービスです。
「LiveDrive」のユーザーは制限なくファイルをアップすることが可能。ひとつのファイルあたりの限界は特に書いてありませんが、米lifehacker編集部のジェーソン・フィッツパトリック記者はmulti-Gバイトファイルのアップに全く問題がなかったそうです。アップロードのスピードは持っているコンピュータの処理能力の最高の速度でできたそうですが、より速いパイプを使っている人はもっと速くできるのでは? とのこと。
Macユーザーへの対応は現在進行中らしいですね。また、サインアップする時に、ユーザーはファイルへのアクセスや共有のために使うドメインをカスタマイズして選べます。この「LiveDrive」のサービスはまだテスト段階ですが、アカウントは無料ですよ。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 25
英紙Telegraphは、「Home」がソフトウェアの脆弱性を突いてハッキングされたと伝えた。
ソニー・コンピュータエンタテインメントが公開したばかりの「プレイステーション 3」(PS3)向け仮想空間サービス「Home」がハッキングされたと、セキュリティ企業のPanda Securityが英紙Telegraphの報道を引用して伝えた。
Telegraphの記事によると、ソフトウェアの脆弱性を突くことにより、ソニーが提供している範囲を超えてHomeをカスタマイズできる方法が発見されたという。
Panda Securityのブログでは、ユーザーがHomeサーバ上のファイルを削除したりアップロード、ダウンロードしたりできると指摘。個人情報の盗難やマルウェアの拡散につながる恐れもあると警鐘を鳴らしている。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 25
ヤンCEOの新生活、Googleの検索シェア――。今年バルマー氏が贈ってくれた12個のプレゼントを振り返ってみよう。
米Microsoftのスティーブ・バルマーCEOにとって、今年は良い年にはならなかった。米国産車に乗っていることでも知られるデトロイト生まれのバルマー氏だが、今年は自動車メーカーにまで失望させられた。
米Yahoo!への買収提案は失敗に終わり、金融危機の中、Microsoftの株価は下落し、世界的な景気後退を受け、ソフトウェアの売れ行きは落ち込み、Windows Vistaを採用済みの企業は全体のわずか10%にとどまっている。バルマー氏にとって、今年は良い年ではなかった。
気になるのは、サンタクロースがどうするかだ。サンタのおじさんもバルマー氏を見捨て、同氏を「悪い子リスト」に入れるのだろうか? 今年1年いい子にしてなかった子供たちの靴下には、サンタさんはプレゼントの代わりに石炭を入れることになっている。
eWEEKのMicrosoft Watch執筆者の中には、バルマー氏の身代わり人形を作って火あぶりにしたい(もちろん、物の例えだ)と思うほど、彼を嫌っている者もいる。だが、わたしは同氏が好きだ。バルマー氏は情熱的で、分かりやすい人間だ。隠し事などできないタイプだ。例えば、「ところでバルマーさん、Windows 7のβ1は1月初旬までにリリースされるのですね?」と記者に尋ねられたとする。そんなとき、彼は「いや、違う! そんなことは一言も言っていない。リリースの時期はリリースの準備が整ってからでないと……」などと躍起になって否定するだろう。でも、それがうそなのはバレバレだ。あまりに熱心に語るものだから、バルマー氏には隠し事など不可能なのだ。
企業のCEOに二枚舌の人が多いのは残念なことだ。たとえ、そうせざるを得ないからであろうと、単に性格からくるものであろうとだ。だがバルマー氏の場合、その率直さはすがすがしいまでだ。わたしはぜひともオフレコで同氏にインタビューをしてみたい。2人だけで腹を割って話してみたいのだ。同氏がAppleやGoogle、そしてそのほかいろいろなことについて実際どのように考えているのかを聞いてみたいものだ。やれやれ、来年のクリスマスにはサンタさんに「バルマー氏へのインタビュー」をお願いしなければ。
とにかく、なぜだがわたしはバルマー氏が好きなのだ。本稿ではバルマー氏の今年1年の行動を振り返り、彼のクリスマスの靴下を石炭ではなくプレゼントでいっぱいにするようサンタのおじさんにお願いしたい。以下には、バルマー氏が今年他人に与えた12個のプレゼントを書き出す。その多くはクリスマスのかなり前のものではあるが、こうした慈善行為には必ずや何かしらの価値があるはずだ。バルマー氏には、これら12個のプレゼントを思い出して、笑って欲しい。わたしは本当にあなたのファンなのだから。だからこそ、わたしはこうしてあなたをからかわずにはいられない。
1. ジェリー・ヤン氏の新生活
Yahoo!の創業者であるジェリー・ヤン氏にとっては、この上場企業の経営を維持するためにすべきことがとにかく多過ぎた。だがMicrosoftによる446億ドルでの敵対的買収提案が失敗に終わったおかげで、Yahoo!の株主はヤン氏にCEO職から退くよう要求。おかげで、今やヤン氏には家族や友人と過ごす時間がたくさんある。そしてYahoo!の経営に伴うあらゆるストレスから解放されたヤン氏は恐らく長生きできるだろう。Microsoftによる敵対的買収提案がなければ、ヤン氏のYahoo!経営計画はそのまま継続され、同氏は今ごろCEOとして多忙な生活を送っていたことだろう。
2. Google検索のシェア
「敵に与える」というのは、クリスマス精神にのっとった行為だ。バルマー氏はライバルのGoogleに多くを与えた。一部には、Yahoo!の買収に失敗した影響もある。この敵対的買収提案をめぐる4カ月にわたる大混乱の間、MicrosoftとYahoo!はいずれも検索市場でシェアを減らした。さらにMicrosoftは1年を通じてGoogleにシェアを譲り続けた。市場調査会社comScoreによると、昨年12月に58.4%だったGoogle検索のシェアは先月63.5%に増えている。同じ11カ月間で、Yahoo!のシェアは22.9%から20.4%に縮小し、Microsoftのシェアも9.8%から8.3%に減っている。
3. 「パッチを当てて」
バルマー氏は顧客の面倒を見る方法をよく心得ており、顧客の安全を確保するために多くを与えている。Microsoftは今年1年で80件のセキュリティ情報を公開した。つまり、表向きは80個のパッチをリリースしたということだ。だが実際にバルマー氏が与えているものは、その数字が示すよりもはるかに大きい。なぜなら、それぞれのセキュリティ情報では、パッチを当てるべき多数の製品がカバーされているからだ。例えば、MS08-075のセキュリティ情報では、最新のデスクトップ版とサーバ版のWindowsソフトウェアの5種類のバージョンがカバーされていた。Microsoftは1件のセキュリティ情報で、5つの製品向けのパッチをリリースしたのだ。与えることの素晴らしさはそれを大げさに言い触らさないことにあるという人もいる。確かに、バルマー氏の会社も毎月顧客に提供しているパッチの実数を言い触らしたりしていない。
4. Windows XPの販売延長
バルマー氏はMicrosoftのOEMやシステムビルダーからVista以前のWindowsを取り上げることができなかった。同氏はWindows XPの販売期限を幾度も延長し、メーカー各社にXPの販売を許可したのだ。なんとすごい男だ。その上MicrosoftはNetbook向けにWindows XP Homeのライセンスまで販売した。このようにWindows XPの延命が続くのなら、誰がVistaなど必要とするだろう?
5. BlackBerryとiPhone
「ものを分けるときは公平に」という言い方があるが、Microsoftは今年、モバイル市場で多くのシェアを他社に譲った。バルマー氏の懸命なWindows Mobile戦略にもかかわらず、Windows Mobileは出荷台数でカナダのResearch In Motion(RIM)に2位の座、Appleに3位の座を許した。うわさが本当ならば、もしかするとMicrosoftは2009年に向けてひそかにZune携帯やZuneソフトウェアを準備中なのかもしれない。ただし2008年に関していえば、シェアは平等に分配された。
6. 欧州連合
バルマー氏は欧州諸国には札束を送った。しかも、これは2度目のこと。欧州連合は今年2月、Microsoftに対して8億9900万ユーロ(約13億5000万ドル)の制裁金の支払いを命じ、この決定により、バルマー氏が欧州諸国に支払う制裁金の総額は約25億ドルに達した。やれやれ、これで欧州の経済はかなり潤ったはずだ。だが待てよ、本当にそんなことが? Microsoftは今年5月、この制裁金の取り消しを求めて控訴している。
7. Live Search
払い戻しと言えば、バルマー氏はMicrosoftの検索サービスを利用してくれる忠実な顧客に何かを与えるべきだと判断したようだ。Live Search Cashbackプログラムは、同社の検索サービスを利用して製品を購入したユーザーにキャッシュバックを行うというもの。キャッシュバックの額が少ないなどと誰が言おう? 何しろ、Microsoftは何ら見返りを得ることなく、与えてばかりなのだ。comScoreによると、11月にはMicrosoftの検索シェアは縮小している。そう、Microsoftはキャッシュバックを与えたにもかかわらず、検索シェアは増えなかった。これこそ、クリスマスの精神だ!
8. ビル・ゲイツ氏
6月後半、バルマー氏はMicrosoftの会長を世界の人々に譲り渡した。ゲイツ氏にセミリタイアを認め、同氏が自分の時間の80%を慈善事業に充てられるようにしたのだ。このタイミングが、ちょうど世界経済が大きく悪化しようという、まさに重要な転換期であったことを誰が想像できただろう? ねえ、スティーブ、どうだろう? ゲイツ氏にWikipediaに少しお金を寄付するよう頼んでみては? わたしが先日Wikipediaにアクセスしてみたところ、創設者のジミー・ウェールズ氏から直々に寄付を募られた。まあ、これは既にほかにも1000件ほどの慈善団体がゲイツ氏に寄付を頼んでいなければの話だが。
9. ジェリー・サインフェルド
リッチなセレブはもうお金など必要ないのだろう。それはわたしも分かっている。だがこれほど気前がいい話は無視できない。報道によると、Microsoftは3つのテレビCMへの出演料としてこのコメディアンに1000万ドルを支払ったという。待てよ、本当の意味でプレゼントをもらったのはビル・ゲイツ氏だったのでは? ゲイツ氏はジェリーと一緒にCMに出演し、このコメディアンの求めに応じて尻を振るという恩恵にあずかったのだから。OK、このプレゼントはこれまでで最もクールな退職プレゼントだったのだと思うことにしよう。
10. 米国の独禁法違反当局
自分がそうだから人のことも分かるのだろう、という意味で使う言葉があったような。そう、「あなたに言われたくないよ」だ。バルマー氏は独占企業であること、そしてそのために有罪判決を受けることについて、多くを知っている。だからこそ、同氏は第3四半期中、ワイントンD.C.でのロビー活動に190万ドルもの資金を投じ、Googleの独占状態が進む危険性を司法省に分からせようとしたのだ。このロビー活動のおかげで、司法省の弁護士らは、シャーマン独占禁止法違反でGoogleを訴えるべき状況が近いことを十分に理解した。だがGoogleは結局、Yahoo!に検索サービスを提供する計画を断念した。
11. 「わたしはPCです!」
バルマー氏はWindowsユーザーにWindows抜きのアイデンティティーを与えた。話題を集めたAppleのCMキャンペーン「Get a Mac」に対抗し、MicrosoftもCMを打ち出した。AppleのCMは、2人の俳優が「こんにちは、わたしはMacです。そしてわたしはパソコンです」と言うところから始まるが、一方のMicrosoftはCMで実在の人物にそれぞれ「わたしはパソコンです!」と叫ばせている。Windowsが一切宣伝されていない「わたしはパソコンです!」というCMを見て、誰がWindowsを欲しいなどと思うだろう。すごいぞ、スティーブ。
12. Windows Vista Capable訴訟
与えることには、つらい犠牲も付き物だ。「Windows Vista Capable」というロゴの使用をめぐる訴訟において、バルマー氏は関連メールの公開をめぐり、連邦地裁の判事に証言を命じられた。Microsoft幹部とIntel幹部の間でやりとりされたメールは、ブロガーや新聞雑誌記者らに多くのネタを提供した。陰謀説を唱える向きには、憶測や中傷の格好の呼び水となった。また一方では、このメール開示はあらゆるゴシップ好きを楽しませた。バルマー氏の最高のプレゼントはまだ公開されていない。先月遅く、判事はバルマー氏に対し、原告側からの尋問に宣誓の上で証言するよう命じている。スティーブ、あなたはわれわれにもっとドラマを見せてくれるのだろうか?
結論としては、わたしはサンタさんにこう頼むべきだろう。サンタさん、今年はバルマー氏にご褒美を与えてくれませんか? バルマー氏は多くを与えてくれた。それでも、Microsoftにはいろいろ悪いことが起きた。サンタさん、今年はデトロイトの子供たちには石炭を配らないでおいてはいかがだろう?
リリースの日付 : 2008 - 12 - 26
ついに結婚か? それとも――ギャル社長こと藤田志穂さんがシホ有限会社G-Revoの代表取締役社長を辞任した。

藤田志穂さん(2007年5月のインタビューで撮影)
「ギャル社長」こと藤田志穂さんが12月24日付けで、自ら創業した「シホ有限会社G-Revo」の社長を辞任した。今後の活動は明確に決まっていないが「興味があるのは『食』と『農業』」という。社名は「SGR」に変更した。
藤田さんは「ギャルでもデッカイことができることを証明したい」と2005年4月に19歳で同社を設立し、ギャル向けのマーケティング事業などを手掛けた(「Blogがすべてだった」――20歳ガングロ社長の“ギャル革命”)。歌手としても活動し、エイベックス・エンタテインメントに所属している。
藤田さんは辞任について「ギャルのイメージを変えるという当初の目標を達成できたと実感し、次のステージへ向かう時期だと考えるようになった」とコメント。今後の活動は、明確に決まっていないが「興味があるのは『食』と『農業』」という。
「健康で好きなファッションや生活ができるのは、安全でおいしい食べ物を作ってくれる方がいるから。これからもっと勉強して私なりに農業の良さを伝えていければと感じている。若者がもっと農業に興味を持つような活動をしていければと考えている」(藤田さん)
リリースの日付 : 2008 - 12 - 26
9月に金融危機がウォール街を直撃する数週間前の8月の猛暑の最中、わたしは2009年を迎えるまでにGoogleに実現してほしいことをリストアップしていた……。
本記事を書いているクリスマスイブの早朝、Googleはわたしの期待に応えてくれなかったことに改めて気付いた。わたしが2008年中にGoogleに実現してもらいたかったのは次のことだ。
Android搭載スマートフォンの登場
Google自慢のモバイルOSがスマートフォンでデビューするのをわたしは願っていた(というよりは要求した)。この願いは9月23日にニューヨークで叶えられた。T-Mobile、Google、そしてメーカーのHTCが「G1」を発表したのだ。この携帯電話は10月に179ドルで発売された。2008年も終わろうとしている今、G1の後継機種の「G2」や、Motorola、Samsung、Sprintから登場予定のAndroid携帯電話に関する話題が盛り上がっている。2009年にはAndroid搭載ノートPCを期待するのは欲張りすぎだろうか。
OpenSocialがGoogle Appsで採用されること
OpenSocialは現在、「Orkut」サイトで運用されており、また、開発者はOpenSocialアプリケーションをiGoogleの開発者用サンドボックス内でテストすることもできるが、OpenSocialはGoogle Appsに組み込まれていない。しかしOpen Socialは最近、Twitterと連携したり、容易に実装できたりすることが実証されるなど、普及拡大の兆しを見せている。2009年にはOpen Social、Facebook Connect、MySpaceIDが提携先を競う中、OpenSocialがさらに勢いづくものと期待される。
GoogleとViacomがYouTube訴訟で和解すること
ViacomはGoogleのYouTube部門が、ユーザーによってアップロードされたComedy Centralの著作権付きコンテンツをはじめとするViacomのコンテンツを掲載しているとしてGoogleを提訴した。GoogleはViacomとの係争を継続する一方で、YouTubeで利益を上げる方法を模索しながら2009年を迎えることになった。さらに傷口に塩を塗り込むかのように、Warner Music GroupとYouTubeとのコンテンツ提携の更新をめぐる交渉も行き詰まっている。
GoogleがYouTubeで収益化を実現すること
これはまだ実現されていないが、Googleのビデオ共有部門であるYouTubeは現在、Google検索全体の4分の1を占めるまでになっている。またYouTubeは今年、スポンサー付きビデオ広告機能を導入した。ただし、この取り組みの成果は明らかにされていない。
Googleがモバイル向けソーシャル広告メカニズムを拡充すること
これに関しては、Googleの打率は5割である。Googleはソーシャル分野でわたしの期待を裏切ったが、その意味では、FacebookやMySpaceなどのソーシャルネットワークも同じだ。2008年も終わりが近づくにつれ、ソーシャル広告は成功しないという声は大きくなるばかりだ。しかしGoogleは12月に汚名を返上した。AdWordsの広告主が「フルWebブラウザ」を搭載したAppleのiPhoneやT-Mobile G1などの携帯端末にデスクトップ向けのテキスト/画像広告を表示できるようにしたのだ。
GoogleがPaaS(サービスとしてのプラットフォーム)に積極的に取り組むこと
わたしは特に、GoogleのWebサービスプラットフォームがAmazon Web Servicesに対抗するのを望んでいた。この期待は裏切られたが、Google App Engineは優れたビルディングブロックであり、最近になってSalesforce.comやZohoで利用されるようになった。
Googleが総合的な検索にとどまらず、高度なWeb検索、セマンテック検索、コンテキスト検索の分野に踏み込むこと
これは高望みなのかもしれない。「SearchWiki」で妥協することとしよう。SearchWikiは、ユーザーが検索結果をカスタマイズすることによって自分専用のコンテキストを作成することを可能にする機能で、そのユーザーやほかのユーザーによる検索の結果にカスタマイズ内容を反映させることができる。
Googleが米国および海外の政府との間でプライバシー問題を解決すること
Googleは9月、検索ユーザーのログデータの保存期間を18カ月間から9カ月間に短縮した。また先週には、Yahoo!が保存期間を13カ月間から3カ月間に短縮した。GoogleとMicrosoftが3カ月間からさらに短縮するかどうか興味深いところだ。というのも、これらの検索大手3社は2009年2月に、データ保存期間とプライバシー問題に関して欧州委員会と会合を開くことになっているからだ。Googleは、バラク・オバマ米次期大統領がプライバシー分野でブッシュ政権よりも寛容な姿勢で臨むのを期待しているようだ。
Googleが優秀な人材の流出に歯止めをかけること
Googleは今年、多数の従業員をFacebookに奪われた。流出したスタッフには、ギディオン・ユー氏、イーサン・ビアード氏、ジャスティン・ローゼンスタイン氏、ベン・リン氏、シェリル・サンドバーグ氏、エリオット・シュラージ氏などが含まれる。人材流出の勢いは衰えたようだ。この冬の景気の冷え込みが雇用の流動化にブレーキをかけたのは明らかだ。Googleの成長のカギを握るのは、優れた検索アルゴリズムと強固なビジネスモデルを作成する能力を持った人材である。Googleは2009年も引き続き、人材の拡充を図る必要がある。
わたしのウィッシュリストは以上で全部だ。Googleがその多くを実現できなかったのは明らかだが、これに関してわたしは2つの結論を引き出した(両者は互いに関連している)。その1つは、Googleの2008年の出足が好調だっただけに、後半に大きな期待をかけ過ぎたということだ。
もう1つは、9月にウォール街の金融危機が深刻化する前にこのウィッシュリストを作成したことだ。金融危機の影響はその後、シリコンバレーにも及んだ。
Googleはわたしを含め一部の人々の期待を裏切ったかもしれないが、この景気後退を考えれば、要求レベルを高く設定しすぎたようだ。こういった突発的な要因が発生するので将来を予測するのが難しいのである。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 26
――ネット上の犯罪予告に関する話題も盛り上がりました。予告を集めるサイト「予告.in」も登場。ひろゆきさんは警察から来た「犯行予告を見付けたら110番して」という内容のメールを、掲示板運営者に出していました。
2ちゃんねるでも昔からずっと、犯行予告の通報はしていたんですよ。ただ、警察が1日に処理できる犯罪の件数は決まっていて、警察官の数も決まっているから、「犯行予告は全部110番」と言ってしまうと警察のコストが合わない。そこをどうするかということだと思うんですけどね。
警察では「110番で犯行予告された場合に必ず対処しなくてはいけない」というルールが決まっているので、犯行予告にいちいち対応していたら、バイクや自転車盗まれましたという人の被害届を受け取って放置という方向になっちゃうので。警察の側で何をどう対処するかは考えた方がいいと思うんですけど。
――さすがに考えているんじゃないでしょうか。
考えてないと思いますよ。何か考えてたら「何でも通報しろ」とは言わないと思うので。通達も「今後1カ月は」とか時間を切っておけばよかったんですが、あの通達自体はまだ生きているので現場は忙殺されるという。
――予告.inが犯行予告の愉快犯を増やしているというバッシングもありました。
アキバの無差別殺傷事件以降愉快犯が出てきましたが、予告.inがどうこうではなく「メディアに取り上げられるからうれしい」というほうが大きいと思う。
働いてないのがバレないようにしてました

働いてないのがバレないようにしてました
――ひろゆきさんはインディーズ音楽サイト「mF247」事業譲渡の優先交渉権をYahoo!オークションで落札されました。あれから2カ月経ちましたがまだサイトは閉じたままです。今の状況は。
再開しようと思えばできるんですが、元のやつがあまりに巨大で入り組みすぎていて、元のままだと新しい機能を付けるのが毎回大変になっちゃうので、「システムを最初から作り直した方がいいよね」という話になっていて。1から作り直しています。
――ニコニコ動画といい、mF247といい、今年はすごく働かれていた印象が。
おおっ、あんまり働いていないというのがバレないように努力した甲斐がありました。働いてるように見せておけば突っ込まれづらいので。たまに遊んでいても文句言われない。
自由時間はあまり減ってないです。ニコニコ動画とかで企画を考えるのはそんなに時間がかかるものでもないので。昔は自分でコードも書いていたけれど最近は「こういう風にやるとどう? あとはよろしく」ってできるので。
割と自由な時間を謳歌(おうか)しています。今年はマイレージをためるために15?16回ぐらい海外に行きました。プーケットが良かった。食べ物も宿泊費も安いし観光客も少ない。地震のせいであまりいい場所じゃないイメージが付いちゃったのかな。年末はラスベガスに行きました。12月中旬は旅費がものすごく安いし「不景気だからすいてる」と聞いて。ギャンブルはしませんが、無料のショーとか見やすいので。
選挙で投票するのは毎回……
――ネット界では「ローゼン麻生」と呼ばれて人気だった麻生太郎氏が首相になりました。
いつか首相になろうと頑張ってきた人なので「ああこのタイミングなんだ、運悪いなこの人」と。何やったって景気悪くなるに決まってますからね。
僕、選挙は毎回行ってます。毎年又吉イエスに投票しているんですけど。ほかの人に投票しても100万分の1とかですが、又吉さんは数百分の1なので、僕の1票がかなり生きてますから。「投票した甲斐あったわ」と毎年思います。
――景気悪いですね。
うーん、円高なので海外旅行に行くと得だし、カリフォルニアにある2ちゃんねるのサーバ代も1割以上安くなってます。ありがたいことです。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 27
2009年2月の全米地デジ移行に先駆け、カリフォルニア州の一部で地デジへの切り替えが実施される。だが、まだデジタル対応できていない家庭では、突然テレビが見られなくなる事態が起きるかもしれない。
12月29日朝、カリフォルニア州北部の数百世帯が、テレビが映らなくなったことに気付くかもしれない。
この日、同州のチコとレディングにある4つのテレビ局のうち3つが、米国のほかの地域に2カ月先駆けて、デジタル波のみでの放送を開始する。放送局は多数のCMやテロップで視聴者に通知してきたが、アナログ放送波を視聴している2万人の住民のうち、一部がまだデジタル移行の準備ができていないのではないかと懸念されている。
「コンバータを持っておらず、地デジに対応できていないのは数百人だ」とCBSとNBCの系列地方局のジェネラルマネジャー、ジョン・ストール氏は言う。この2社とFox系列の地方局が29日にデジタル放送に移行する。
カリフォルニア州の移行は、2009年2月17日に全米がデジタル放送波のみに移行したときに何が起きるかを示す前兆となるかもしれない(チコとレディングのABC系列局もこの日にデジタルに移行する計画だ)。この移行は、連邦議会の定めた法律によるものだ。
全米の放送局とCATV会社は、視聴者のデジタル放送移行の認知度を高めるためのキャンペーンの真っ最中だ。だが、古いテレビでデジタル放送を見るためのデジタルコンバータを消費者が購入できるよう政府が支援するクーポンプログラムで問題が持ち上がり、一部の視聴者はデジタル対応が間に合わないかもしれないことが示唆されている。
2年前、連邦議会は全米がデジタル放送に移行する日付を定めた。デジタル信号はアナログ信号ほど空間を占有しないし、議会は予算上の理由から、デジタル移行で空いた周波数帯の一部を競売にかけたいと思っていた。空いた周波数帯の一部は、災害時の通信問題への不満を訴えてきた警察や消防用の将来のネットワーク向けにも割り当てられた。
政府の推計では、約2000万世帯が無料の地上波放送に依存している。さらに1500万世帯は、CATVまたは衛星放送を利用しているものの、コンバータが必要かもしれない2台目のテレビを保有している。
政府が配布した40ドルのクーポンのうち、これまでに約1700万枚がコンバータと引き替えられた。コンバータは40?60ドル程度で、アナログテレビでデジタル信号を受信できるようにする。
政府は米国のテレビのうち何台にコンバータが必要なのかを把握していない。だがNielsen Media Researchの19日の推定では、米国世帯の7%がまだデジタル放送に対応していないという。
クーポンの需要が増えたことで、連邦議会は、クーポンプログラムに十分な費用が引き当てられているかどうかを懸念している。現在、13億4000万ドルの費用のうち、約1億8000万ドルが新たなクーポンの発行要請に利用できると、クーポンプログラムを運営している米商務省は報告している。
視聴者がクーポンを受け取る時間は短くなっている。クーポンは郵送で届くまでに1カ月以上かかることもある。当局は消費者に対し、1月1日までに申し込まなければ、デジタル移行前にクーポンを入手できないかもしれないと促している。
先週、オハイオ州で40の放送局が5分間アナログ信号を停止した。コンバータがないとアナログテレビがどう見えるかを示すためだ――画面は真っ黒になった。放送局のホットラインには、クーポンの入手方法やコンバータの使い方などを尋ねる視聴者からの電話が殺到したと、同州放送協会の上級副社長クリスティーン・メリット氏は語った。ホットラインに非常に多くの(約7500件)電話がかかってきたため、電話システムが過負荷でクラッシュしたと同氏は付け加えた。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 28
その時(もしくはその日)思いついた選択肢から行動を選んでいます。これは実に非効率的です。GTDを実践できるようになると「あらかじめ用意された選択肢」から行動を起こせるようになります。
GTDを実践できるようになると「あらかじめ用意された選択肢」から行動を起こせるようになります。当たり前かもしれませんが、果たしてあなたは日頃からそうしているでしょうか? ほとんどの人はその時(もしくはその日)思いついた選択肢から行動を選んでいます。これは実に非効率的です。

あらかじめ用意された選択肢とその時用意する選択肢
GTDでは次に取るべき行動を状況別に整理し、さっと見直せるようにしておく必要があります。そうしておくと電話がかけられる時にすべてのかけるべき電話を見渡し、正しい選択ができるようになります。このように整理していないと、「えーと、ほかに電話をかける人いたかな」と電話をかける時間ができるたびに考え直すことになります。これは時間の無駄以外の何者でもありません。
先日あるセミナーで「ToDoリストはどう作っていますか?」と尋ねたところ、「全部頭で覚えているから大丈夫ですね」と自信たっぷりに答えた人や、「忙しくなったら作ります」という人がいて驚きました。そうした部分的なリストでは、その時にとれる選択肢のすべてを見渡して行動しているとはいえません。GTDを実践し、いつでも「すべての選択肢からもっとも正しい選択」ができるようにしておきましょう。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 29
Windows Media Playerに、リモートからコードが実行させる可能性がある新たな脆弱性情報が公開された。
SANS Internet Storm Centerは12月27日、Windows Media Playerの新たな脆弱性情報が公開されたと伝えた。
この脆弱性を悪用すると、細工を施したWAV、SND、MIDIファイルを使って標的とするシステム上で整数オーバーフローを誘発させ、リモートから任意のコードを実行することが可能になると報告されている。現時点で解決策は存在しないという。
SANSは読者からの報告として、完全にパッチを当てたWindows XP SP3上でMedia Player 9と11を使ってこの脆弱性を突いたコンセプト実証(PoC)コードを試したところ、アプリケーションがクラッシュしたと伝えている。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 29
マイクロソフト、アプレッソ、ソフトブレーンの3社は、Microsoft Office製品と営業支援システム間の相互接続を行うためのモジュールを共同開発した。.NETベースのシステムとJavaベースの業務システムの距離がますます近くなる。
マイクロソフト、アプレッソ、ソフトブレーンの3社は、Microsoft Office製品と営業支援システム(SFA)間の相互接続を行うためのモジュール「PIM Synchronizer(仮称)」を共同開発したことを明らかにした。従来は個別に作り込んむ必要があった相互接続部分の開発工数/コスト削減が期待される。
PIM Synchronizerは、「Microsoft Office SharePoint Server 2007」「Microsoft Exchange Server 2007」と、ソフトブレーンのSFA製品「eセールスマネージャー 7.1」との間で相互接続を行うためのモジュール。一昔前のMicrosoft製品といえば、広くオフィスに普及しているが、そのデータフォーマットやプロトコルの多くはオープンなものではなかったため、こうした相互接続を行うにはソフトウェアの挙動を解析するなどして手探りの開発を行うか、Microsoftとの直接交渉を重ねて技術情報を得る必要があった。
今回の発表では、相互接続/同期を行うデータ内容をスケジュール情報とTo Do情報に絞って開発を進めた。この2つに絞った理由は一元的にスケジュール情報を同期したい」という強い要望に対応するためであるとしている。同期の前処理で必要となるデータ変換はアプレッソのデータ連携ソリューション「Data Spider Servista のコアコンポーネントが用いられているという。
今回の発表では自社2製品とeセールスマネージャーとの限定的な相互接続を実証したマイクロソフト。同社は異種混在環境下における相互運用性の向上を重要な戦略の1つに掲げているため、今後、ほかの業務アプリケーションとさまざまなデータ内容を相互にやり取りできるようにすることが当面の目標となる。上述したPIM Synchronizerは今後、導入を容易にするために単独のコンポーネント化を行い、2009年春に製品化を予定しているが、現時点で仮称となっているのは、2009年春に予定している製品化の前に、さらに広範なデータ内容をサポートするか、あるいはサポートする製品の拡大などが見込まれるためとみられる。
併せて、企業システムで求められる標準フォーマットの策定にも取り組む姿勢を見せている。今回の取り組みで考え出されたスケジュールデータとToDoデータにかんする共通スキーマのドラフトを国内のISVが数多く参加する「Made In Japan Software Consortium」(MIJS)に提案し、標準化を働きかけていく考えだ。MIJSは、ソフトウェア間のデータ標準化を行い、相互連携を行うことが海外展開および国内ビジネス基盤の強化につながると考えており、お互いにとってプラスとなる。
標準化や相互運用性について、ゆっくりとではあるが確実に歩を進めてきたマイクロソフト。.NETベースのシステムとJavaベースの業務システムが2009年はさらに距離を狭めるだろう。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 30
体験を求め、引き寄せていくことが「たぐる」ではありません。さらに4つの小技に分解できるのです。
ただ気持ちの赴くままに体験を求め、引き寄せていくことが「たぐる」ではありません。せっかくですから、もう少しだけ意識的にアタマとカラダを動かしてみましょう。アイデアパーソンは日々、練習です。
「たぐる」という体験・知識を自分ごと化する技は、さらに4つの小技に分解できます。
「ぶつかる」
「思い出す」
「押さえる」
「ほる」
区別の仕方を図示するとこうですね(下図)。偶然/意図的(By chance/On demand)の軸、そして知らなかったこと/知っていること(I don't know/I know)の2つの軸で「たぐる」を4分割した格好です。

前回の「たぐる」を分解すると、こんな感じになります。面白いのは、4つの「たぐる」は順序もバラバラで行ったり来たりの自在なつながりを見せているところでしょうか。
例えば、
| 小技 | ケーススタディ |
|---|---|
| 「ぶつかる」 | マンガのコミックで「ナポリ仕立て」を知る某県のすごい爪切り、との出会い |
| 「思い出す」 | 自分の爪切り習慣と、恥ずかしい出来事 |
| 「押さえる」 | 裁ちばさみをインターネットで検索 |
| 「ほる」 | 爪切り頻度を人に聞きまくる |

「ぶつかる」「思い出す」「押さえる」「ほる」のそれぞれについては次考以降で詳しく触れていきますが、まずはなんとなくの雰囲気だけでもつかんでみてください。
リリースの日付 : 2008 - 12 - 31
ITちゃんアイコンでおなじみの「ねとらぼ」コーナーから今年の人気記事ベスト50を紹介するポ!
「“ネット”と、Web2.0的に流行りの“ラボ”をひっつけて『ねと☆らぼ』でどうだ。ネットへの“ラブ”もかけて」
ITmedia News編集長のそんな思い付きで始まったのが、今年4月にスタートした「ねとらぼ」のコーナ(☆は「流行らなくなったら恥ずかしいから」と取りました)。ネットで気になる話題を1日1つずつ紹介してきた。
週1回ペースで更新されるITちゃんアイコンとともに人気コーナーに成長。その日のアクセストップがねとらぼ記事、という日も少なくなかった。
アクセスを集めたねとらぼ記事を中心に紹介しながら、1年を振り返ろう。最後に50位までのランキングあり。
あんなところにも萌えキャラ
5月、総務省のサイトに突然「電波りようこ」という謎のキャラが現れた。手にステッキを持った魔法使い風の女の子のキャラだ。イラストSNS「pixiv」には、電波りようこのイラストが60件以上投稿されるなど、人気を集めている。さすがクールジャパン!
萌えキャラの進出は止まらない。東武鉄道は、黒髪で清楚な「姫宮なな」というキャラを「お客さまセンター」のマスコットに採用。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は月周回衛星「かぐや」を擬人化したキャラを公開した。
「ジョジョの奇妙な冒険」で人気の荒木飛呂彦さんが表紙を描いた「伊豆の踊子」の文庫本が発売されて話題になったが、来年には萌えキャラが表紙の古典文学作品が発売されるんじゃないか――と記者はひそかに思っている。
萌えキャラに負けない人気!? 「せんとくん」と「やる夫」
そんな萌えキャラたちに負けてはいられないと立ち上がった(?)のは「せんとくん」だ。「かわいくない」といった批判が続出したが、記者はせんとくんとその兄・鹿坊のおだやかな表情に癒された。
奈良県の公式サイトでは「ゆっくりしていってね!」というせんとくんのメッセージが表示されているが、「東方Project」のアスキーアートとは関係ない、らしい。
アスキーアートの「やる夫」も人気。米国のWebメディア「WIRED」もやる夫の特大画像を掲載。2ちゃんねるでは、やる夫を使って歴史や教養などを解説するスレッド「やる夫で学ぶ」シリーズが話題になった。
記者もやる夫を使ってみたいなぁ……年末だし、ねとらぼだし、きっと許されるはず……ということで登場させてみた。

都合により画像での出演になっております
おそらくこれが最初で最後です。
ひろゆき氏の1年を勝手に振り返る
2ちゃんねる管理人の西村博之(ひろゆき)氏に関する記事も人気も集めた。ねとらぼアクセスランキング1位は「ひろゆき氏、警察から来た『犯行予告は110番』メールで2chにスレ立て 『直接伝えたほうが早そうだし』」という記事。週刊「SPA!」に登場した半裸で手にバナナを持ったひろゆき氏に驚いた人も多かったかもしれない。
ひろゆき氏が公開したサイト「萌えネコ写真館」「萌え犬写真館」や、ニコニコ大会議で飾られたひろゆき氏の胸像も話題になった。mF247事業譲渡の優先交渉権を1000万1000円で落札したことでも注目された。
日本フットボールリーグ(JFL)のプロサッカーチームFC琉球(フィリップ・トルシエ総監督)のホーム最終戦は、「ひろゆき記念」としてニコニコ生放送でライブ配信された。
ひろゆき氏が取締役を務めるニワンゴが運営する「ニコニコ動画」の話題も多かった。IKZOこと吉幾三さんもニコ動に“降臨”。ニコ動の人気曲を集めたCD「CDで聞いてみて。?ニコニコ動画せれくちょん?」や、ニコ動の人気曲をトランス風にアレンジしたカバーアルバム「ウマウマできるトランスを作ってみた」も発売された。
初音ミクが痛車に ITちゃんも
今年も「初音ミク」人気は健在だった。フィギュアには予約が殺到。「機動警察パトレイバー」などで知られる漫画家・ゆうきまさみさんもブログでお気に入りの初音ミク楽曲を紹介していた。
ついには初音ミクの痛車も登場し、「SUPER GT」に参戦。来年も続けて参戦する予定で、個人スポンサーや、来年の車体デザインも募集している。
われらが「ITちゃん」の痛車も「パーティーレース RX-8・マスターズクラス」の最終戦に参戦したが、こちらは次回の参戦予定はなし。残念……
そもそも、ITちゃんて一体何?――と疑問をお持ちの方は、ねとらぼ番外編「ITちゃんと呼んでくれ」をご覧ください。
男性用ブラ、電光掲示板腕時計――ネットで売られるちょっと変なもの
ネットで販売されるユニークな商品も紹介してきた。記者が最も驚いたのは楽天市場で人気の男性用ブラジャーだ。ロイターも報道するなど、世界的存在になった。
「新宿・池袋方面 電車がまいります」――JR山手線のホームにある電光掲示板をリアルに再現した腕時計も話題になった。
貧乏ゆすりの“ビート”を記録して解析し、集中力を高めるのに役立てられるという製品「YUREX」も紹介した。来春発売予定だ。
こちらは無料だが、JR西日本がWebサイトで本格的なペーパークラフト素材を公開。車両のほか、ベッドや洗面台まで再現した寝台特急、駅や踏切など、凝った素材が目白押しで、ユーザーを驚かせた。