貴文がプロポーズするまでの道のりを記したブログ
リリースの日付 : 2009 - 04 - 01
Twitterを使ったビジネス展開が日本で本格化しそうだ。Twitterに出資するデジタルガレージの子会社であるCGMマーケティングは3月31日、Twitter上でマーケティング活動を行う企業を支援するパッケージの限定販売を4月20日に開始すると発表した。Twitter日本語版は2008年4月に開設され、月間約2300万PVにまで成長。CGMマーケティングの取締役COO 佐々木智也氏は「多くの企業からマーケティングの支援を依頼されている」としている。
CGMマーケティングが支援するのは企業がTwitterをマーケティングに利用する上での企画立案から、企業アカウントの活用、フォロワー獲得、運用支援など。価格は100万円から。2000人までのフォロー数制限を個別に緩和することも含む。5月31日までの限定販売で、同社は6社への提供を見込んでいる。CGMマーケティングは2008年4月の日本語版開設以降、テストとして日本企業のマーケティングを支援してきた。
Twitterのマーケティング利用では、デルなどが先行。佐々木氏によるとデルはTwitterと契約してマーケティング活動を行っているという。
2008年4月に始まったTwitter日本語版の当初の月間PVは約650万。それが直近の2009年3月では3.5倍の約2300万PVになった。ユニークユーザーは40万(いずれも日本語PC版のみ)。Web以外のTwitterクライアントやiPhoneクライアントを合わせると利用規模はその数倍になる可能性が高い。
CGMマーケティングは2009年第2四半期に、Twitterを利用開始したユーザーに対して利用法を説明したり、フォローすると楽しい人を紹介するWebサイトを立ち上げる予定。英語版のTwitterでは新規登録したユーザーに対してフォローすべき人を紹介する「Suggested Users」を設けていて、CGMマーケティングが開設するWebサイトも同様の機能を持つようだ。
CGMマーケティングの親会社であるデジタルガレージはTwitterへの3回目の追加出資を3月26日に発表(PDF)するなど結びつきを強めている。CGMマーケティングは「今後もクチコミによる企業プロモーションの提案などを通じ、Twitterのマーケティングツールとしての利用を日本国内で推進していく」としている。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 02
iPhoneからSkypeのIMやVoIPが利用できるアプリがApp Storeでリリースされた。
Skype Communicationsは3月31日、iPhone版Skypeを公開した。Wi-FiネットワークではSkype同士で無料通話ができる。
IM(インスタントメッセージング)は、Wi-Fi以外の3G、EDGEでも利用可能。ヘッドセットを備えたiPod touchにも対応している。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 03
ジャストシステムをキーエンスが持分法適用関連会社に。ジャストの資金不足を増資で解消し、ジャストのソフトウェアとキーエンスのノウハウを組み合わせて成長を図る。
ジャストシステムは4月3日、FA関連メーカーのキーエンスと資本・業務提携すると発表した。総額約45億円の第三者割当増資をキーエンスが引き受け、キーエンスはジャスト発行済み株式の約44%を保有する筆頭株主になる。業績不振による資金不足を増資で解消、財務基盤を強化する。
第三者割当増資は4月20日払い込みで実施し、現在の発行済み株式総数の78%に相当する新株を1株160円で発行(4月3日終値は前日比48円高の300円)。増資後、ジャストはキーエンスの持分法適用会社となり、現在約24%を保有する筆頭株主の浮川和宣社長は第2位株主(約13.4%)になる。調達した資金は20億円を運転資金に、15億円を広告宣伝などのマーケティング関連費用に、10億円を借入金返済に充てる予定。
ジャストは同日、2009年3月期連結業績予想を下方修正。前回予想で9100万円の黒字としていた営業損益を11億3500万円の赤字に、7億円の赤字としてた最終損益が19億円の赤字に悪化する見通し。
経済情勢が厳しい中、「収益が直ちに回復することは困難であり、金融機関からの新たな借り入れも難しく、資金繰りが厳しくなり、事業継続に支障をきたす恐れもある」として財務基盤を強化。金融市場の悪化のため、銀行借り入れや新株予約権などでの資金調達は難しいとして、第三者割当増資を選択したとしている。
ジャストによると、同社の技術力・開発力を評価したキーエンスから提携の打診があり、協業の可能性を協議していたという。増資後、キーエンスは取締役3人と監査役1人を派遣。ジャストのソフトウェアと技術開発力にキーエンスのノウハウを組み合わせ、成長を図っていくとしている。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 04
米国メディアの報道によると、IBMによるSunの買収交渉が最終段階を迎えているようだ。さて日本での受け止め方はいかに…。
Wall Street Journalなど米国の複数の有力メディアが4月2日(現地時間)、先月来、交渉が行われてきた米IBMによる米Sun Microsystemsの買収提案において、IBMが提示価格を引き下げ、交渉が最終段階に入ったと報じた(ニュース記事)。
報道によれば、IBMは提示価格を当初の提案から1株あたり1ドルほど引き下げ、9.55ドルとして交渉を進めているという。こう聞くとIBMが交渉を有利に進めているようにもみえるが、Sun側はその見返りとして、今回の買収提案が独占禁止法違反の調査対象になっても交渉を継続する保証をIBMに求めているようだ。まさにSunが“崖っぷち”の交渉を行っている様子が浮き彫りになった格好だ。
複数のメディアが、来週にも交渉成立の発表が行われる可能性があると報じているが、まだ予断は許さないとの見方もある。
両社の買収交渉の報道に対し、UNIXサーバ事業でSunと関係の深い富士通の野副州旦社長は3月30日の記者会見でこう語っている。
「IBMがSunをどのような形で買収するかで我々の対応の仕方も変わってくるが、いずれにしても顧客起点から離れた方向に進むことは考えられない。どういう形になろうと、富士通はこれまで通り顧客資産を守っていくということを、IBMともきちんと話し合っていくつもりだ」
このコメントは「仮に買収交渉が成立したとして…」と問われてのものだが、顧客の動揺を和らげようという思いが滲み出ていた。SunのUNIXサーバを利用するユーザーの間では、今回の買収交渉にとまどいはあるものの、「要は今後も引き続き、しっかりとサポートしてくれるかどうかに尽きる」との声が本音のところ。カウントダウンに向けて、歴史的な買収劇を受け止めるムードが静かに広がっているようだ。
Apr 5
Posted at Apr 5, 2009 11:16 AM コメント (0) トラックバック (0)
リリースの日付 : 2009 - 04 - 05
「一方的な報道による誤解を解きたい」――堀江貴文氏の逮捕後初の会見を(ほぼ)完全収録
堀江貴文元ライブドア社長は4月2日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見を行った。2006年1月23日に逮捕されて以来、堀江氏が公の場で会見を開くのは初めてのこと。その内容を詳細にお伝えする。
証券取引法違反で一審二審とも実刑判決を受け、最高裁に上告中の堀江貴文元ライブドア社長は4月2日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見を行った。2006年1月23日に逮捕されて以来、堀江氏が公の場で会見を開くのは初めてのこと。その内容を詳細にお伝えする。

日本外国特派員協会での堀江貴文氏の会見
間違った報道による誤解を解きたい

『徹底抗戦』堀江
(英語で)日本外国特派員協会で会見をするのは今回で3回目です。1回目はライブドアの社長として、2回目は衆議院議員候補としてでした。今回は夢にも見ていなかった立場で講演をすることになります。逮捕され、容疑者としてここに立っています。「私はジェットコースターのような人生を生きている」と感じています。
私は未来の経営者や起業家が、ちょっと変わったところのある日本でビジネスをすることを手助けするために『徹底抗戦』という本を書きました。執筆には3年かかり、その中には獄中にいた期間もありました。この機会に、私を支えてくれ、この本を書く勇気をくれた人たちに感謝の言葉を述べたいと思います。後は日本語でお話ししたいと思いますが、よろしいでしょうか?
(日本語で)今日、皆さんにお話したいことはいくつかあるのですが、大きく分けると2つのこと(を話したい)です。1つは「私がかけられている容疑についての詳しいお話」、もう1つは「私にかけられた容疑及び警察からの激しい攻撃など、日本の司法制度に関すること」をお話ししたいと思います。
なぜこのタイミングで『徹底抗戦』という本を出版したいかと思ったのか。私は検察庁に逮捕されてからほとんど皆さんの前に姿を現すことなく、マスコミあるいは検察庁の発表、裁判所の判決などで一方的に私のことをいろいろ言われてきました。しかし、多くの報道は間違った部分が多くて、その誤解をいつか解きたいと思っていました。(『徹底抗戦』を出版するのに)3年もかかってしまったのですが、(3年という時間は)実際に書いている時間というわけではなくて、この本を書ける気持ちになるのにものすごく時間がかかったということです。
まず、ライブドア事件についてお話します。
2006年1月16日、ライブドアのオフィスにいきなり東京地検(の捜査官)が乗り込んできました。その後の報道は皆さんご存じの通りなのですが、そもそもライブドア事件というものが「どういったことを悪いとされて(一審二審で)有罪とされたのか」ということに関して、知らない人が非常に多いのではないかと思います。インターネットや雑誌のコラムなどを見ると、「私がインサイダー取引で捕まった」と思っている人すらいます。インサイダー取引で捕まったのは、私ではなくて村上ファンドの村上(世彰)さんです。それくらい誤解されているということで、正しいことを知ってもらいたい。いろんなマスコミ報道で非常に悪いイメージが(私に)付けられているので、そういったイメージを払拭したいと思いました。インサイダー取引で捕まったわけではありません。

ライブドア事件人間関係図(出典:堀江貴文『徹底抗戦』、集英社)
私が捕まった容疑は「有価証券報告書の虚偽記載」それと「偽計風説の流布」という容疑です。あまり聞いたことがない言葉が並んでいると思います。3年前の事件当時の報道ではどういったことが言われていたかというと、例えば「私が暴力団とつながっている」だとか、「脱税をしている」だとか、「海外でマネーロンダリングをしているのではないか」というようなことが報道されましたが、こういったことはすべてデタラメです。そういったでたらめの報道に関しては2社、日経BPさん(参照リンク)と講談社さん(参照リンク)に勝訴いたしました。そして賠償金を数百万円ずついただいております。

そして私にかけられた「有価証券報告書の虚偽記載」「風説の流布」に関しては、「堀江がすべて考えて堀江が実行した」といういわば“堀江主犯説”というものが大きく報道されましたが、これに関しても一審の地裁判決で「少なくとも堀江は主導はしていない」ということは認定されました。そして仮に有罪だとしても、それを主導したのは私の部下の宮内(亮治)さんであり、彼が実は「会社のお金を香港あるいはスイス経由で海外に横領していた」ことが発覚して、「司法取引のようなことをして、私に多くの責任をなすりつけた可能性が極めて高い」ことが分かりました。「それ(宮内氏が堀江氏に責任をなすりつけたの)はなぜか」というと、彼が横領したとされる額は非常に高額で、私たちにかけられている証券取引法違反の容疑より刑罰は非常に重いものになります。「そういったものを回避するために、必要以上に彼は地検に迎合していたのではないか」ということが疑われております。
ライブドアが捜査された翌日からライブドア株が大暴落しました。しかし、この原因の多くはまず月曜日に強制捜査をしたということ(にあります)。通常こういった経済事件は市場への影響を最小限にとどめるために、金曜日に行うことが通例です。なぜなら、土曜日と日曜日は市場が閉じているので、こういった大きなネガティブなニュースに投資家が直面したとしても、クールダウンすることができます。冷静に考えることができるようになるので、普通は(経済事件の捜査は)金曜日になるのですが、(あえて)月曜日にやったことは「市場への影響を大きくしよう」という(検察の)意思が見えます。
さらに「実体が無い会社である」とか「粉飾額が100億円を越える」だとか、まあ実際に起訴されたのは50億円程度の粉飾なのですが、ライブドアが「まったく中身がない会社、価値がゼロの会社だから、いつつぶれてもおかしくはない」という報道がされたことによって、「マネックス証券が信用の担保としていたライブドア株の価値をゼロと評価したことが(参照リンク)、さらに大暴落の引き金を引いた」と言われております。
ライブドアは当時2000億円程度の純資産を持つ会社で、それを正当に評価すれば株価は200円を割らないはずだったのにも関わらず、株価は一番安い値段で60円台まで落ち込みました。そこの差額はこの風評被害によるものであると考えます。ライブドアはこれだけ叩かれたにもかかわらず、強制捜査後の2007年の決算では利益剰余金を計上するに至っています(参照リンク、PDF)。それはライブドアが「実体の無い会社ではなく、実体もあり資産もある優良企業であった」ということを証明付けている事実だと思います。
ライブドア事件の3つの争点
堀江 そもそもライブドア事件というのは、私は「違法でない」と考えております。3つの争点があります。「マネーライフ事件」「ファンドでの自社株取引」「架空取引」、この3つの論点があるわけです。

ライブドア事件、3つの争点
まず、マネーライフ事件ですが、これは2006年1月16日の強制捜査及びその1週間後の私の逮捕容疑になった事件です。マネーライフ事件では、ライブドアファイナンスが実質所有していると言われているファンドが持っていたマネーライフという会社を、バリュークリックジャパンという会社に売った時の(マネーライフの)株価の算定方法に、DCF(ディスカウント・キャッシュ・フロー)法※という方式を採っていたのですが、「この企業価値評価が適正でない」と検察庁から指摘されています。
※DCF(ディスカウント・キャッシュ・フロー)法……将来発生するキャッシュが、現時点でどのくらいの価値があるのかを算出する手法のこと。
マネーライフは赤字の会社だったのですが、こういった会社を売る際に将来伸びるということを前提にして、「『今は赤字だけども、将来黒字になってお金をたくさん稼ぐ』ということまで評価して企業を売買する」というのはベンチャー企業の世界では当たり前のことで、米国でも赤字なのに何千億円という価値で取引されている会社は山ほどあります。日本にもたくさんあります。こういったことを「NO」だと(検察庁は判断しました)。
要は検察庁は、会社の値段というのは「誰が考えてもこの会社は1億円なんだ、という一物一価のようなものがある」と彼らは考えています。しかし会社の評価は当然、買う側の意識によって大きく変わるわけで、「この会社は伸びる」と思えば1億円の会社を2億円で(というように)ライバルより高い値段をビットして買う人がいるように、いろんな評価があってしかるべきです。それを「本来1億円である会社を4億円に評価して買ったというところが違法だ」と言われています。こういったことを言い出したら、「ベンチャー企業は上場もできないし、ベンチャー企業の売買、M&Aもまったく立ち行かなくなるのではないか」と私は危惧しています。
最大の争点
堀江 次は、3つのうち一番有名な容疑、検察庁の一番攻めたいところで、判決で私に有罪判決、しかも実刑判決が下ったところでは一番大事なポイントの「ファンドでの自社(ライブドア)株取引」です。
そもそも何でこういった(ファンドを通じて自社株を取引する)ことになったかというと、ライブドアがある会社を株式交換で買収しようとした(ことに始まります)。株式交換というのは、「自社株を新規に発行して(当時は5%まで取締役決議だけで発行できた)、マックス5%分のライブドア株を発行して、買収予定会社の株主に対して買収予定会社の株と交換することによって買収を成立させる」という方法なのですが、それをやろうとした時にこの事件の元になるお話が始まりました。
(株式交換で買収しようとした時に)買収予定会社の株主が、「ライブドア株は価値が低いから受け取りたくない、その代わりに株と同じ価値の現金をくれ」と言ってきたのです。しかし、当時ライブドアは彼らに払う十分なキャッシュがなかったために、株式交換を使おうと思ったわけですので、困った私たちは新しいスキームを作りました。
「一時的に別の証券会社を経由してSPC※(ファンド)を作って、そこにお金を(ライブドアから)貸し付けて、いったんその(買収予定会社の)株主に(SPCから)現金を払って株式をもらって、その後市場で(新規発行した)ライブドア株を売ることによって、その(SPCへの)貸し付けを戻す」という方法をとりました。永遠にお金がそっち(SPC)に行ってしまうと困るのですが、一時的に貸すお金はありますので。
※SPC……Special Purpose Company。金融機関や事業会社が債権や不動産など保有する資産を本体から切り離し、有価証券を発行して資金を調達するために設立するペーパーカンパニーのこと。
そういうスキームを作ったわけですが、たまたまその後、株価が高い水準で推移したために、買収先の株主にお金を払っても、ものすごくSPCがもうかったわけです。2社を同じスキームで買収したのですが、30億円以上もうかってしまいました。いや、ごめんなさい。買収したのは2社ではなくて3社です。「なぜ僕が1社忘れていたか」というと、この1社の分、1億数千万円は宮内さんの財布に入っていたからです。
そこでそのSPCがもうかった分をライブドアの子会社、ライブドアファイナンスに対して配当という形で戻したのですが、「ライブドアの連結決算で利益に計上したことが違法だ」と言われているのです。
「お金が実際に動いていないのに、お金が動いたようにする」というのが普通の粉飾決算だと思います。しかし、われわれが粉飾決算と言われているものは、37億円のキャッシュが実際に動いています。(検察庁が粉飾決算と主張する)理屈は「自社株を出すことによって、あるいは自社株を売ることによって得た利益は、連結決算上は損益計算書(PL)上の利益ではなく、貸借バランスシート(BS)上の資本剰余金の増加という形で会計書には記載しなければいけない」というものです。
実際には子会社がお金を出資しているSPC、別の証券会社が業務執行組合員をやっているまったく独立したSPCでそういったことをやっているにもかかわらず、「実質的にはライブドアがライブドア自身で自社株を売ってもうけたのではないか。それはPLではなくBSに付けるべきだ」ということで、有罪だと裁判所は言いました。
このSPCは脱法目的ではなく、法令を順守しようという目的で作られました。日本の法律では、子会社が親会社の株を持つことが会社法で禁止されています。SPCを運営してもらっている証券会社の担当者はもともとライブドアのグループ会社社員で、「ライブドア株を売買することは、彼のインサイダー取引になってしまうかもしれない」ということで、法律に抵触しないようにわざわざSPCを作ったにもかかわらず、ダミーファンド、粉飾決算をする目的で作ったファンドだと乱暴に認識されているのです。
つまりこの事件は、「本当は脱法目的でないのに、脱法目的で作られたファンドはその存在を否定される(と解釈されたことによって)、(ライブドア自身が)自社株を実際に売買したのだから、それ(利益)をPLではなくて、BSに付けろ」というだけの話なのです。しかしBSに付けなければいけないというルールはそうなっているのですが、そういうルールになったのも2002年のことで非常に新しい。しかも学会では、「資本説」と「資産説」という2つの学説が並存しています。つまり、「ライブドア株という自社株がどういった性質を持つものなのか」、要は「他社の株と同じような有価証券としての金融商品、つまりお金とかと同じようなもの」なのか、自社株は「自分のところの資本の中の一部なのか」ということです。
非常に専門的な話なのですが、会計士のように会計を専門的に勉強している人ではないとよく分からないような話を、「当然お前は知っているだろう、だから有罪なんだ」と(検察は主張していると)いうことを言っているのです。みなさん説明してもちょっとよく分からない人たちも多かったと思うのですが、それだけ非常に複雑なことを「当然知っているんだろう」と言われた事件なのです。
ちょっと難しい話が長くなったのでみんな退屈だと思うのですが、つまり、非常に会計的に難しいところ、どっちが正しいのか分からないようなところでむりやり「お前は正しくないんだ」と言っているのが、ここの2つ目の争点の一番のポイントになるところなのです。「SPCを連結するか、しないか」「SPCが出資元の株を売買した時に出た利益を、BSに付けるかPLに付けるか」という非常にあいまいでよく分からないようなことを無理やり有罪にしようとしたのがこの事件の本質なのです。
同じような事件で最近最高裁で無罪判決が出た長銀事件(参照リンク)というのがあるのですが、こちらもやはりあいまいな会計制度を争っている事件で、検察はずっと有罪を主張してきて、地裁高裁で有罪判決が出たのですが、最高裁で無罪判決が出ました。この(あいまいな会計制度)部分に関しては、「私も無罪判決が出る」と確信しています。
最後に(キューズネットやロイヤル信販との架空取引)、こちらの方も架空(取引)と言われていますが、実際には一部作業を除いて(取引の実体はあり)、一部作業は実際にはされていなかったらしいのですが私にそれは報告されていなくて、監査法人からはそこに関しては「作業はされている」とお墨付きをいただいていた形でした。
仮に有罪だとしても罪が重すぎる
堀江 私は「東京地検に疑われて、実際に会社が上場廃止にされた」という部分に関しての経営的道義的な責任は感じますが、それと「刑事事件として有罪になるのか」はまったくの別物だと思います。刑事事件については、ちゃんと罪刑法定主義で法律に基づいて判断をしてほしいと思います。
ライブドア事件について私は無罪だと思っていますが、「仮に有罪だとしても非常に不公平だ」と私は考えます。2005年に刑事処罰に代わって課徴金制度(参照リンク)というものが証券取引法(現金融商品取引法)違反について導入されました。ライブドア事件以降、いくつもの粉飾決算の事件が起きましたが、代表的なものをご紹介します。
まず、日興コーディアル証券の粉飾事件(参照リンク)。ライブドアの約4倍、180億円の利益粉飾を行って5億円の課徴金、そしてライブドアのように上場廃止されず、もちろん経営陣も逮捕されてません。起訴もされていないし、有罪判決ももちろん出ていません。
次に、IHI(石川島播磨重工業)の粉飾事件(参照リンク)。こちらも200億円の粉飾に対して16億円の課徴金、そして上場廃止されず、経営陣も逮捕されていません。
そして、ライブドア。50億円の粉飾疑惑と2つの事件より規模が小さいにもかかわらず、上場廃止になり、経営陣が4人逮捕、起訴されて、2人が実刑判決を受けています。私はこれは検察庁の暴走だと思いますし、「こうやって暴走することで市場に大混乱を引き起こす」と分かっていたがために、課徴金制度を2005年から導入しているにも関わらず、その制度を適用せずにわれわれを摘発してしまいました。
ライブドア事件以前に証券取引法違反単独で実刑になった事例は原則的にはありません。詐欺商法をしていた会社が1件だけ実刑判決を受けて確定している事例(参照リンク)がありますが、基本的には証券取引法違反だけで実刑判決になるということはこれまでありえなかったことです。
人質司法と検察の暴走
堀江 ちょっと長くなってきましたが、これからすごく重要なことをお話します。だからもうちょっとお付き合いいただきたいのですが、『徹底抗戦』に書かれているもう1つの大きなポイントは「人質司法と検察の暴走、これを止めたい」という私の気持ちです。日本では検察官しかこういった刑事事件の起訴というのはできない仕組みになっていて、しかもそれはすべて検察庁の中の密室で行われています。いわば“ブラックボックス”なわけです。
(検察に)捕まえられて無罪主張をする、いわゆる否認をすると保釈が認められません。つまりずっと閉じ込められたまま外に出られなくなります。私も95日間拘留されましたが、どうして私が拘留されるのかというと、「逃げるかもしれない」「嘘をつくかもしれない」「口裏合わせをするかもしれない」ということで長期拘留されたのです。しかし、僕がどこに逃げても、日本中僕の顔を知らない人はいませんから、逃げられるはずがありません。なのに95日間も拘留されました。
私は逮捕前、こんなにふっくらしていたのです。逮捕されたらこんなになりました(下写真)。まあ、それくらい辛いということです。

逮捕前(上)、逮捕後(下)

逮捕前(上)、逮捕後(下)
検察庁は捜査権限、起訴権限を独占していることを利用して、自分で事件を選んで、“費用対効果が一番高い”非常に効果のある事件を捜査、起訴して、長期拘留してむりやり自白をさせるということをやっているのです。「起訴をする、しない」という判断を検察庁ができることで、「お前は起訴しないから、ターゲットした人間が悪いという調書にサインしろ」といった取引もできますし、「お前はずっと無罪を主張しているからずっと出さない」ということもできる。
つまり、そういった起訴権限を検察官が独占していることによる弊害がものすごく大きい、だから私は日本では導入されていない大陪審、いわゆる起訴陪審(参照リンク、PDF)、「起訴をするかしないか」、つまり「事件にするかしないか」の判断に裁判員が関与できるという透明性の高い開かれた仕組みを作らなければいけないのではないかと思います。「長期拘留をする人質司法をなくすために刑事訴訟法の第89条第4項の規定(参照リンク)を変えなければいけない」と私は強く感じます。
私がこうやって逮捕、起訴された1つの理由に、「私は拝金主義者だからではないか」「お金が好きだからではないか」といったことをたくさん言われましたが、「それはまったく違う」ということを最後にお話します。私がお金の話をたくさんしたのは、お金というのは色がない、つまり差別を克服するものであるということ、そしてお金は非常に大事なものであると(伝えたかった)、お金は実際に大事なもの、避けて通れないものなので、そういったことを僕は皆さんに知ってもらいたかったのです。
だからお金の話をたくさんして、それが「堀江はお金が好きなんじゃないか」と悪評が立つ1つの原因になったと思うのですが、私は貯蓄に興味はありません。私は得たお金はすべて自分の夢に向かって投資をしています。私はライブドア株を売って得たお金のほとんどを、宇宙開発に投資しています。そういった夢に向かって新たな投資をするということをこれからやっていきたいと思っています。
検察官は費用対効果を大事にする
日本外国特派員協会の会見は質疑応答が中心になるため、講演時間は長くても30分程度におさえられるのが通例だ。しかし、堀江氏は1時間以上にわたって、事件内容や検察のあり方について熱弁した。講演後の質疑応答では、外国人記者たちからさまざまな質問が堀江氏に投げかけられた。

――今、お話を聞いていて、「堀江さんの話し方などが逮捕前と違うな」と感じました。以前のご自分について、「逮捕前に戻れたら、ああすればよかった」というような自分なりの反省などはありますか?
堀江 自分がやってきたことに後悔はないのですが、あの時はああいうやり方しかなかった、今(逮捕前に)戻っても、同じことをやると思います。「丁寧に(なった)」と言われて、すごくありがたいのですが、それは当時は余裕があまりなかった(からです)。ものすごくあせっていたので、いろんなところをはしょっていたのです。
今は例えば、今回私はスピーチの原稿を作ったのですが、実は初めてのことで、今まで原稿を作ってスピーチをしたことはないし、プレゼンテーション資料を作ったこともありません。時間的な余裕があるので、そういったことをしているのです。「急がば回れ」という言葉がありますが「運が良ければ回らなくてもいい」、そういった部分に賭けていた部分が私はあります。運があまり良くなくて、そうはならなかったのですが。だから(逮捕前に)戻っても、同じことはやると思うのですが、これからは「あまりあせらないようにしよう」と思っています。時間をかけて丁寧にと。このちらし(配布資料)も僕が作っています。



配布資料
――「拘留されていた間、うつ状態になっていた」と聞いたのですが、検察官とのやりとりはどうやってやり過ごしたのですか?
堀江 そこの部分は本にも書いたのですが、私のような経済事件(の被疑者)というのは、すべての人との通信を禁じられて、手紙のやりとりも面会もできません、面会できるのは私の弁護士だけです。「独房に閉じ込められて誰ともしゃべれない」というのは、普通の刑務所では懲罰房のやり方です。私は95日間そういうところに閉じ込められてきました。だから、精神的にはものすごいプレッシャーを受けました。「たぶん、体験したことがない人には分からないかもしれない」と思いますが、想像を絶するプレッシャーで、私は生まれて初めて精神安定剤と睡眠剤を処方されて飲みました。それくらい辛かったです。
検察官との取り調べは、どちらかというと僕はリラックスできていました。相手は検察官で嫌な人なのですが喋れるので、僕は検察官の取り調べに毎日楽しみに行っていました。(取り調べの内容は)ほとんどが茶飲み話、「それはなぜか」というと彼らも僕が事件についてよく知らないというか、「何が有罪だと思われているか、こいつよく分かってねえな」と向こうも思っていたのか、(事件についての)具体的な話は100分の1くらいしかしていない。あとは99%は茶飲み話で、僕はそれを楽しみにしていました。でも、それ以外の時間は地獄でした。
――ライブドアを経営していた頃にも「●億稼いだ」というような経営についての本を何冊か出されていますよね。人を動かすのに成功していた人が、挑戦に失敗してライブドア社内からも支持を失い、一気に転落してしまったのはなぜですか?
堀江 私はいきなり捕まえられて、「お前、有罪だ」と言われて、頭が非常に混乱してナーバスになったんですね。ナーバスになっていたので、「どこを有罪だと言われていて、裁判所がどういう風に判断するのか」ということもまったく分からなかった。それは「経営が分からなかった」わけではなくて、「何でいちゃもんをつけられてるのか」が分からなかったのです。
僕は3年かかって、やっとこういう形で本にもまとめられたし、皆さんの前で概要を説明できるようにもなりました。だから私は「会社の経営の内容を知らなかった」のではなくて、「何で私が有罪と言われているのか、どこのどの部分が有罪だと言われているのかが分からなかった」のです。それで(疑われている内容を)実際に見てみたら、ほとんどが「会計の専門的な知識を必要とする部分が有罪だ」と言われていたことが分かりました。これは私の仕事ではなくて会計士あるいは監査法人の仕事で、その部分の専門的な知識は私にはあまりないので、そこまで経営の問題と言われてしまうとなかなか難しい。会計的なことがすべて分かるのなら、私は会計士も監査法人も雇う必要はありません。
――先日、小沢一郎さんの秘書が逮捕されましたが、それについての見解をお聞かせください。
堀江 僕はこの3年間でよく分かったことなのですが、検察官は費用対効果をものすごく大事にする人たちなのです。司法ではなくて、非常に経済的な原則に従って動いています。東京地検特捜部の検事は事務官合わせて150人もいないのかな、検事は50何人とか非常に小さな組織、会社で言えば中小企業(です)。
だから、(捜査する)事件を選ぶのです。「経済事件だったらライブドアの堀江をやれば最大限の効果が上がる」「小沢さんの秘書をやれば政治的には今、一番注目を浴びる」と(考えたのでしょう)。注目を浴びたら出世できますよね。特にライブドアのような経済事件をやると、多くの会社は恐怖に震えて、検察庁にいたOBたちをたくさんお金を払って雇うことでしょう。
彼らは「巨悪を摘発する」と言っていますが、巨悪ではなくて、それこそ“しょんべん刑”って言ったらちょっと下品かもしれないですが、そういった類の事件を集中的に捜査して起訴しているようにしか私には見えない。「私や小沢さんの秘書がものすごく悪いことをしているから捕まえる」のではなく、「彼ら(私や小沢さん)が有名だから捕まえるんだ」と僕は思います。つまり、「まったく無名な人が高速道路を100キロオーバーで走っていても捕まえないが、堀江や小沢の秘書みたいなのが1キロオーバーで運転してたら捕まえる」というような例えが簡単に言うと正しいです。
保守的なシステムに対して苦言を呈するのが私に与えられた役割
――今日はいろいろなお話がありましたが、「なぜ、あなたが世間の地位の高い人たちからやり玉に挙げられたのか」について言及されていません。日本の外から見ていると、「やんちゃな若者に日本の老害が逆襲した」というように見えます。あなたが保守派から弾圧的な仕打ちを受けたのは、暗黙の一線を超えてやりすぎたとか、誰かがもっとしきたりに則ってやれと言っていたのを無視していたからなのでしょうか?
堀江 もっと単純な問題だと僕は思っていて、私のことを嫌いな人がたくさんいると思うのです、もしかしたら好きな人もたくさんいるかもしれないですが。嫌いな人たちが一定数いれば、「その人たちが自分たちの味方をしてくれる」という意味で、検察官は捜査がしやすい。まず、これが1つの理由だと思います。
もう1つ(の理由)はさっきも言った通り、検察官というのは1人1人単独で動くのですが、私のことを捜査していた人も最初は1人だったらしいのです。すでに検察庁を辞めている北島さんという検事さんらしいのですが、彼が1人でやっていたと(いうことです)。つまり北島という検察官が「堀江をやりたい」と(思って)、堀江のネタを集めるために「お前知らねえか」と例えば新聞社の司法記者に聞くと、「ああそれだったら、堀江のネタこんなのありますよ」と情報提供する人がいて、「これはやれそうだな」と思ったらそれを1人で徹底的に調べていくという手法でたぶんやっているんだと思います。
つまり、1人の検察官の「これをやるんだ」というモチベーションと、それを味方してくれる人が一定数いる、という2つが重要ではないかと僕は思います。「エスタブリッシュメントの人たちから堀江は嫌われてるんじゃないか」といったことは支援する材料にはなるのですが、やはりそれ(捜査するかどうか)は僕は検察官1人1人の個性なんだと思います。
有名になったら、「検察官に狙われているかもしれない」と注意をするべきです。有名になってお金もうけをしたりすると、「周りの人からねたまれている」と考えるべきだし、「その中で(自分を)快く思わない人が検察官に告げ口をする」ということも当然考えなければいけない。
ただ私はその(検察の)システムに関しては非常に危険性があると(思います)。第三者のチェックが働かないからです。多くの人たちは逮捕されるだけで、逮捕されて起訴されたらもう社会的生命を絶たれますよ。だから私はさっきも言いましたが、「起訴する、しない」という部分を透明化するべきだと思うし、検察官から捜査権限を取り上げるべきだと(思っています)。
だって別に検察庁がやらなくても、金融商品取引法違反に関して言えばSESC(証券取引等監視委員会)がありますし、普通の経済事件、詐欺などに関しては警察がいるわけですから、彼らが捜査をすればいい。彼らが捜査したものを起訴するかしないかを第三者的にチェックする機関が検察庁であれば、それで社会がうまくいかないということはないと思うのです。
――古い価値観の犠牲者として現在の日本社会を見たときに、これから若い成功者を輩出していくために、日本はどんな点で変わらないといけないかを3つ挙げるなら何でしょう。
堀江 一番大事だと思うのは、お金に対する教育です。日本では、江戸時代に士農工商というシステムが作られました。「士」というのは侍、最後の「商」というのは商人、われわれのような商売をする人たちなのですが、つまり「一番偉いのは侍で、僕らのような商人というのは一番下の階級である」と200年以上言われてきた。その意識から抜け出ていないんですよ。
「武士は食わねど高楊枝」という言葉がありますが、「お金もうけをしている奴らは地位が低くて、お金もうけをしていない私たちのような侍というのが偉いんだ」という意識が日本人の中にものすごく植えつけられているのは間違いないと思います。「お金を稼ぐ者は地位が低いんだから、世の中に出て有名になって脚光を浴びてはいけない」という道徳心のようなものが子どものころから植え付けられてきて、それが歴史になってきているというところは僕は大きく変えなければいけないところなのかなと(思います)。
2つ目に私が思うのは、日本は高齢化社会になってきていて、40歳以上の人口の方が多いんです。だから、新しいもの、チャレンジしていくというようなものに対して、それを抑制する保守的な勢力というものがものすごく強くなってきている。これを変えなければいけない。移民なり、出生率を向上させるためにいろんな補助金を出したりとかやらなければいけないと思うのですが、そういった動きというのは具体的にはまだあまり起きていません。
3つ目も教育の問題なのですが、「テクノロジーなどで特別なスキルを持っているような人間を、伸び伸びと育てるための教育環境が整っていないのではないか」と思います。日本で教育を受けていない人はよく分からないかもしれませんが、例えば日本の小学校の運動会ではみんな軍隊のような行進をさせられたりします。そういったことを意味もなくさせられるのですが、こういう画一的な教育がされている上に、特別なスキルを持っている人間が周りの平均的な子どもたちからいじめられることが多いんです。いじめられて自分の才能を封印してしまう子がいたり、あるいは自殺してしまうような子がいたり、学校に行かなくなるような子どもたちもいたりする。こういった子どもたちは特殊であるが故にそういう目にあっているわけですが、「彼らを上手く伸ばしてあげられるような教育機関があれば、彼らの特異な才能をもっともっと伸ばして、それを社会に還元することができるのに」と私は思っています。
――米国大統領選挙を通じて「CHANGE」は流行語になりましたが、「自民党を支持するか、民主党を支持するか」程度のことで日本人は抜本的に変わることができるのでしょうか?
堀江 結論から話すと、僕は「できない」と思います。なぜならさっきちょっとお話しましたが、日本の人口というのは40歳以上の方がマジョリティなんです。だから、「CHANGE」したくない層の方が多いはず(です)。だから何かの外圧のようなもの、例えば江戸時代だったら黒船が来襲するみたいなことでもない限り、なかなか変わらないのではないかなと(思います)。この世の中で軍事的な革命が起こるとも思えない、起こしてはならないと思うし、だったら平和的な解決策でこれだけ保守化した日本が新しいことができるかというと(疑問です)。だって、それ(「CHANGE」するかどうか)は選挙で選ばれるわけですから。日本がものすごく貧しくなるとか、ものすごく住みにくくなるとか、そういったことがない限り、みなさんの不満は爆発しない。
――保守的な陣営をあえて刺激するように振るまっていたのですから、それがトラブルを招いたのは必然ではないでしょうか?
堀江 そこに関して「後悔しようかな」と思ったのですが、やはり考えてみて、「私はそういう刺激的なことを言わなければいけない役割なのではないか」と思いました。みんなが保守的で「何も変えたくない」(と思っていたり)、あるいはちょっとおかしいなと思っていても「言うと叩かれるから言いたくない」と思っていたら、誰も言わないから何も変わらないし、良くならない。だから、「それ(あえて旧来のシステムを刺激する振るまいをすること)は私に与えられた運命だし、役割なんだな」と今は確信しています。
外国人記者に人気の堀江氏
堀江氏は日本外国特派員協会に3回呼ばれていることもあり、外国人記者たちの間での人気は高い。今回も会見前、『徹底抗戦』にサインを求める列ができたため、開始が5分ほど遅れていた。

講演には200人ほどが参加し、テレビカメラも10台ほど並んでいた
リリースの日付 : 2009 - 04 - 06
先週の@IT NewsInsightのアクセスランキング第1位は「開発者に聞く、Google Chromeが目指すもの」だった。ほかのWebブラウザとコンポーネントを共有しているChromeだが、その背後には高速化と応答性向上のためのエンジニアリングの積み重ねがあった。
過去にも書いているが、私はChromeが圧倒的に速いように感じている。ただ、もしかすると「速い」という形容は間違いではないかと思うようになった。ちょっと古い言い方だが「さくさく」とか「軽い」というのが当たっているように思う。それはベンチマークテストでは計測しづらいが、はっきり体感できる違いだ。
Chromeチームが主張するように「応答がいい」(responsive)という言い方が正しいのだと思う。それは処理速度とは直接関係がない。ユーザーが何か操作をしたときに、どれぐらいのタイムラグで処理が始まるか、あるいは画面が反応するかといったことだ。応答性ということにはソフトウェアの起動時間を含めてもいいし、タブ切り替えや新規タブが開くのに要する時間、あるいはドロップダウンメニューをクリックしてから実際にメニューが表示されるまでの時間、閉じるボタンを押してから実際にタブやウィンドウがきれいサッパリ消えてシステムが落ち着くまでの時間を考えてもいい。
いくら処理が速いといっても、ところどころに“引っかかり”があると、それはストレスになる。Webブラウザは、もはやどれも十分に速くてスピード競争は無意味だという人もいるが、応答性という観点で見れば、実際には事情はまったく逆ではないだろうか。IEやFirefoxのモッサリした動作に常々イライラしているのは、私だけだろうか? Operaは非常に高速だし、“戻る”ボタンでのWebページの再表示など、一部には信じられないぐらい速い面があるが、それでもやっぱりガチッと全体が固まるときがあって、応答性には難がある。こうしたことは仕方のないことだと思っていたため、なおさら私はChromeの引っかかりのなさに驚いている。
応答性ということでは、操作中のあちこちにある数十から数百ミリ秒の“引っかかり”と、たまに起こる数秒から10秒程度の“待ち”の2種類がある。GUIを嫌い、コマンドやキャラクタベースの操作にこだわる人が少なくないのは、GUIには謎の引っかかりや待ちがあるからだと思う。こうした引っかかりや待ちは、ベンチマークの数値には現れない。
ページがロードされる最中に表示済みの部分をスクロールしようと思ったら、マウスホイールが反応しない。少し落ち着くまで数秒もしくは「半拍」ほど待つ(待たされる)。そんなことはないだろうか? そうした“待ち”の部分こそ本当は計測すべきなのではないか。
「重い」というのは処理が遅いこととはちょっと違う。
このところ、Android搭載のHTC製端末を触っているのだが、iPhoneと比べると「重たい」感じがする。両者はいずれもWebKitベースで操作も似ており、タッチパネルを備えたところも同じという端末だが、触った印象はだいぶ違う。iPhoneではスクロール系の操作がピタッと指に張り付くのだが、Androidでは、そういう心地良い感触がない。Android端末では、たぶんユーザーの操作からかすかに遅れて画面が動き出しているのだと思うが、「重い」という形容がぴったりなのだ。人間は押したり引いたりしたときに、対象物がどの程度俊敏に加速度を得るかで、本能的に質量に相当する何かを感じるのではないだろうか。
「速い・遅い」と「軽い・重い」の違いは、至るところにある。PCは十分に速くなったというが、至るところに重たい操作(アプリケーション)や、待たされることがあってウンザリしている人も多いのではないだろうか。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 07
ヤフーがUSENからGyaO株式を取得し、子会社化する。「Yahoo!動画」と統合し、国内最大級の「オフィシャル映像配信プラットフォーム」としてテレビ局などとビジネス拡大を図っていく狙い。
ヤフーは4月7日、USENの100%子会社で動画配信を展開するGyaOの株式を取得し、子会社化すると発表した。ヤフーの動画配信サービス「Yahoo!動画」と統合、国内最大級のオフィシャル映像配信プラットフォーム構築を図る。
GyaO発行済み株式の51%を、USENから5億2900万円で取得する。
今後、両社サービスに加え、広告配信、課金システムなども統合。配信作品の全部が権利者の許可を得た「オフィシャルな映像」を配信し、広告や課金の仕組みも備えた映像配信ビジネスのプラットフォームとして、テレビ局や映画会社などのコンテンツプロバイダと共同でビジネス拡大を図っていく。
GyaO事業の2008年8月期の業績は、売上高53億9400万円に対し、営業損益は27億1700万円の赤字だった。
ヤフーはドワンゴと「ニコニコ動画」との連携で協業している。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 08
「mixiアプリ」のβ版が公開。mixi向けアプリケーションを、個人開発者も構築できる。アプリ開発者を資金面で支援するmixiファンドも設立された。
ミクシィは4月8日、外部開発者がmixi用のアプリケーションを構築できる「mixiアプリ」のオープンβ版をWebサイトで公開した。これまでパートナー企業のみに公開していたが、個人開発者も利用できるようになった。
ソーシャルグラフ(ユーザー同士のつながり情報)やプロフィール、コミュニティ、マイミクシィ更新情報、外部Webサービス連携機能などを5つのAPIとして公開。開発者はAPIを活用し、アプリを構築できる。今後、フォトアルバム関連情報のAPIも公開する予定だ。
mixiアプリのAPIは、昨年12月からパートナー企業限定で公開しており、約300社がアプリ開発を始めているという。
アプリ開発者を資金面でサポートする「mixiファンド」も設立した。個人・法人開発者への出資や融資、開発したアプリの買い取りなどを行い、アプリ開発を活性化する。対象は、アプリの企画力や収益力、マネージメント能力などをもとに決める。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 08
「Perlは古い」――そんなイメージを払拭し、Perl技術者のレベル底上げに取り組む団体が、本格的に活動をスタートした。

JPA理事(前列)と賛同企業の代表者。前列左から2人目が牧大輔さん、3人目がライブドアの池邉智洋最高技術責任者、4人目がDeNAの山口徹さん
Perl言語の普及を目指す一般社団法人Japan Perl Association(JPA)がこのほど、本格的な活動を始めた。ライブドアやミクシィ、ディー・エヌ・エー(DeNA)など、自社サービスをPerlで構築している23社が賛同。Perl関連資料の整備や技術イベントの開催、技術者の教育、雇用促進などに取り組む。
Perl関連のドキュメントやリソースなどWebサイトに集約し、技術者が参照しやすいようにするほか、「YAPC Asia Tokyo」など技術イベントを主催してイメージ向上に努める。クラウドやIPv6対応など、先進的な技術の研究も支援。Perlの研修・教育サービスや、検定試験、求人サイト運営も行い、技術者のレベルを底上げしていく。
Perlは1987年に発表されたスクリプト言語。負荷に強く、CGIやシステム管理、テキスト処理などのプログラムに広く使われている。Perlで開発されたモジュールや関連ドキュメントを集めた「CPAN」(Comprehensive Perl Archive Network)には、大量のコンテンツが蓄積されており、応用範囲は幅広い。
「livedoor Blog」や「mixi」「モバゲータウン」といった大規模サイトもPerlで構築されている。「Perlは後方互換性が高く、安定しているため、企業ユーザーは安心して使える言語だ」と、JPA理事を務めるライブドアの池邉智洋最高技術責任者は話す。JPA理事でDeNAの山口徹さんも「Perlは負荷に強い」と評価する。
その一方で、誕生が22年前と古いことから「Perlは終わった」とネガティブに語られることもあり、技術者間でのPerlのイメージは良いとは言えない。
JPA代表理事で、「モダンPerl入門」の著者・牧大輔さんは「1990年代のPerlを見て古いと語る人が多いが、Perlは進化している」と指摘。「コミュニティーが支えてきた言語で、先頭に立って啓発する団体がいなかった」(牧さん)ため低下していたイメージを、JPAの取り組みを通じて回復させていく。
「PerlはJAVAやC言語などよりも自由に書ける言語で、技術者の力量の差が大きい」(池邉さん)こともあり、優秀なPerl技術者の採用はネット企業の大きな課題になっているという。JPAの活動を通じ、Perl技術者のレベルを底上げし、優秀な技術者の採用につなげたい考えだ。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 08
アップローダー「うpろだ.org」「vipper.org」が相次いで閉鎖。

跡地の画面
掲示板サイト「2ちゃんねる」ユーザーに利用されてきたファイルアップローダー「うpろだ.org」「vipper.org」が4月7日に閉鎖した。
「跡地」に残ったメッセージによると、閉鎖はそれぞれ「運営者の都合により」としている。運営期間はvipper.orgは約4年間、うpろだ.orgは1760日(4.819年)だった。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 08
トレンドマイクロが「iPhone 3G」「iPod touch」に対応したセキュリティソフトをApp Storeで無償公開した。

「Smart Surfing for iPhone and iPod touch」のブロック画面。ユーザーインタフェースは英語
トレンドマイクロはこのほど、携帯電話「iPhone 3G」「iPod touch」専用のセキュリティソフト「Smart Surfing for iPhone and iPod touch」をApp storeで無料公開した。
アクセス先のWebサイトを同社の評価データベースと参照し、不正サイトへのアクセスを遮断する。セキュリティレベルは高・中・低の3段階から選べる。
ユーザーから寄せられた不正サイトに関する情報データベース「Trend Micro Smart Protection Network」に対応。最新のウイルスなどにも対応できるとしている。
iPhone OS 2.2以上に対応する。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 09
匿名掲示板「2ちゃんねる」創設者のひろゆき氏がブログに書いた、「匿名の人たちが信用できない」という記事が話題になっている。

ひろゆき氏のブログ
匿名掲示板「2ちゃんねる」創設者の西村博之(ひろゆき)氏が自身のブログに書いた、「匿名の人たちが信用できない」という記事が話題になっている。「ネット上の匿名書き込みを例に『匿名は卑怯』と語られることが多いが、大企業で不祥事を起こした個人も名前は出ないから、卑怯で信用できないということとになる」という内容で、賛否両論が挙がっている。
記事は、「最近、有名な大企業だから信頼出来るという暗黙の了解が崩れている気がします」と切り出し、三菱自動車工業のリコール隠しや朝日新聞社編集局員の「2ちゃんねる」への差別的な書き込みなど、大企業の不祥事を例に挙げ、「大企業の傘の下で仕事をしていると、何か失敗したりひどいことをしてもその人の名前は出てこない」と指摘する。
2ちゃんねるの書き込みなどネット上の匿名発言は「卑怯」と批判されることもあるが、それが卑怯というなら「匿名の人たちで構成されている大企業ってのは卑怯者がいっぱいいるってことになりますけど、どうなんですかね」と問題提起。「顔を出して人生を賭けている人たちのほうが信用できると思っている」と締めた後で、顔を出し、全裸で1年前の生卵を食べるなどあらゆるチャレンジをしている「ヲタケンさん」の動画を、「出てるのは顔だけじゃないですけど」と紹介している。
コメント欄には賛否両論が書き込まれているほか、2ちゃんねるやはてなブックマークでも話題に。「言いたいことを言ってくれた」と賞賛する意見のほか、「顔を出したからといって信用できるわけではない」「社員の責任を取るのは会社の役割」など、多様な意見が出ている。
Apr10
Posted at Apr 10, 2009 08:40 PM コメント (0) トラックバック (0)
リリースの日付 : 2009 - 04 - 10
日本におけるPerl言語の啓発や普及活動を行う一般社団法人「Japan Perl Association」が発足した。国内のIT関連企業18社が既に会員企業として賛同している。
Japan Perl Association(以下、JPA)は4月8日、同団体の発足と今後の活動内容を発表した。日本におけるPerl言語の啓発および普及促進を目指した活動を展開する。JPAの会員組織には、Perlを利用したシステムを構築しているIT関連企業を中心に18社が加入している。
同団体によると、Perlはlivedoorやmixi、DeNAなどのWebサイトだけでも月間36億ページビューを処理する言語であるという。しかし、技術研究や利用促進を担う正式な団体がこれまで存在しなかったため、Perl技術に対する正しい認識が市場で得られていなかった。これを背景として「日本におけるPerl開発者のスキルの底上げや技術の発展に寄与することを目的として発足した」と説明している。
JPAでは「新規ユーザーの参入促進」「企業での利用に向けた開発環境の整備」「利用促進に向けたマーケティング活動」の3つを主軸とした活動を行っていく。具体的な活動内容は、以下の通り。
Perl技術者・企業のネットワーク構築:JPA会員のコミュニティーネットワークを構築し、交流会やイベントの運営、人的リソースの紹介などを行う
Perl技術研修:Perlの基本技術からクラウドコンピューティングなどの高度な技術まで、Perlを有効活用できるさまざまな分野の研修を国内各地で行う
Perlイベントの運営:2009年9月に東京で開催予定のPerl技術者イベント「YAPC::Asia(Yet Another Perl Conference Asia)」を運営する
Perlリソースの開発・管理:Perl関連のドキュメントやベストプラクティスなどのノウハウの整備を行う。2009年7月をめどに国外のPerlドキュメントの日本語版の提供を開始する予定
求人サイトの運営:Perl技術者の求人サイトを運営し、雇用支援を行う
また、今後の展開として「Perl技術者認定試験の制定」「国外のPerl団体との連携」「教育機関とのネットワーク構築」「Perlを使用したIPv6やクラウド技術へのノウハウの研究」などを予定しているという。同団体では、今後1年間で技術者会員500人以上、会員企業50社の参加を目標としている。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 11
Gmail Labsの新機能として、画像挿入機能が加わった。
米Googleは4月9日、Gmailのメッセージ内に画像を挿入する機能を追加したことを明らかにした。
Gmail Labsで「Inserting images」を有効にすると、画像挿入機能のアイコンが表示されるようになる。このアイコンをクリックして、コンピュータのファイルをアップロードするか、画像のURLを指定することで画像を挿入できる。
この機能は簡易HTML表示では利用できない。またスパムからの保護のため、GmailではURL指定で挿入した画像はデフォルトでは表示されないようになっている。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 12
「俺の面白さはこんなもんじゃない!」――田代まさし氏、降臨 出所後の生活を語る (1/5)
「ダジャレの帝王」と呼ばれていたころ、月に1000万円稼いだ。刑務所という「笑いのない世界」も経験した――ネット界の“ネ申”こと田代まさしさんがITmediaに降臨。服役中や出所後の生活を語る。

田代まさしさんの人生は、山あり谷ありでジェットコースターのようだ。「ダジャレの帝王」と呼ばれ、月に1000万円稼いだ時期があった。刑務所という「笑いのない世界」にも入った。刑務作業で得られる月収は400円だった。
昨年6月、3年半ぶりに出所した。「俺は過去の人」――こんなふうに思っていたが、イベント司会などの仕事が舞い込んでいる。今年3月には動画サイト「zoome」で冠番組「田代まさしのお久しブリーフ」も始まった。番組を見た人から「面白かった」とほめられたが、実はまだ本調子ではないという。「俺の面白さはこんなもんじゃない」と密かに思っている。
ネットでは“ネ申”と呼ばれる。米TIME誌の「PERSON OF THE YEAR」のネット投票で、田代さんが一時的に1位になった“田代祭”は、もはや伝説(?)だ(1位はなんと?TIME「PERSON OF THE YEAR」投票にネットの“力”)。昨年10月にブログを始めたときには、サーバが落ちるほどアクセスが殺到した。
そんな田代さんに、獄中で苦労したことや出所して驚いたこと、「2ちゃんねる」や今のテレビ番組について思うこと、ダジャレを考えるコツなどを、おおいに語ってもらった。ITmediaに“ネ申降臨”、とくとご覧あれ。
ネットでいじられ「うれしい」
――ネット界では“ネ申”と呼ばれるほどの人気です。
“ネ申”と呼ばれ始めたころ「“ねざる”って何だ?」と思っていました。神なんておこがましいです。

zoomeで配信中の番組「田代まさしのお久しブリーフ」を収録している田代さん
――なぜ人気だと思いますか。
うーんなぜだろう、すごい不思議です。加勢大周さんとか、ほかにいじられそうな人がいるのに、なんで俺だけこんなにいじられるんだろう。
――いじられることについてどういうふうに感じていますか。
「俺は過去の人間」という意識があったので、ネット上で今でも話題にしてくれることはうれしいですね。
2ちゃんねるに、俺が志村けんさんの風呂をのぞいている合成写真が投稿されていたことがあるんですが、すごく凝っていて、労力がかかっていて、驚きました。
先日、週刊誌「SPA!」の嫌いな有名人ランキングで3位に入ったんです。1位は麻生太郎首相、2位は小島よしおさんだった。忘れられた存在だと思っていたのに、そうそうたるメンバーと肩を並べさせてもらってうれしかった。「まだそんなレベルにいさせてくれるんだ」と思いました。
ブログを始めたきっかけは 「偽物にジェラシー」
――田代さんはネットに詳しいですか。
全然詳しくないし、ついて行けないです。
――PCは持ってますか。
今年のバレンタインデーにファンから「VAIO type P」をいただきました。ちょっといじってみましたが、消し方(電源オフの方法)も分からなかったです。
――type Pですか!? うらやましい。ネットにはつなげましたか。
はい。でも「YouTube」を見たら、PCの動きが止まってしまって……
――YouTube以外にどんなサイトを見ますか?
mixiに俺の応援コミュニティーがあるのを妹から聞いて見ました。

田代さんのブログ――昨年10月にブログを始めました。type Pを使って書いているのですか。
いえ、携帯電話で文章を作成し、自分に代わってブログを管理してくれている人に、メールで送って、上げてもらっています。
――田代さんが直接ブログを更新しているのではないのですね。携帯から更新すれば良いのでは?
プリペイド式の携帯電話を使っているのですが、韓国製の安い端末なのでネット接続できないんです。
――ブログを始めた感想は。
毎日更新しなきゃって思うんですが、こっちの社会に戻ってきてから、日記に書くほどの話題がなくて……更新は4日に1度くらいになっています。
俺のなかに「マーシー」という部分が残っていて、どうせなら楽しく読んでもらいたいと思うので、ただの日記のような内容は書きたくないですね。
――そもそもなぜブログを始めたのですか。
俺が書いたと思わせる偽物のブログが開設され、ネット上で騒ぎになっていることを知り、興味がわきました。偽物にジェラシーを感じて「本物だったらどうなるんだろう」と試してみたくなったんです。
偽物ブログを本物と信じてコメントを書き込んでいるファンもいたので、申し訳ないという思いもありました。
――ブログの反響は。
開設した当日のアクセス数が100万で、サーバが落ちてしまいました。偽物ブログのアクセス数は3万程度だったと聞いていたので、びっくりしましたね。
出所して驚いたこと「パチンコの音の大きさと携帯の薄さ」

出所して驚いたこと「パチンコの音の大きさと携帯の薄さ」
――昨年6月に出所しました。
世の中は厳しいですね。家を借りようとしても「田代まさし」ということで断られました。今は妹の家に住んでいます。
――出所して驚いたことはありますか。
パチンコの音が昔よりうるさくなっていたことです。
――記者はパチンコをしないので変化が分からないのですが、そんなにうるさくなったのでしょうか。
出所して3年半ぶりにパチンコ屋に行ったら、音のうるささに耐えられなくなって出てきました。
パチンコのリーチも長くなってる気がします。前はもっと決着が早かったですよ。
――ほかに驚いたことはありますか。
携帯電話が薄くなっていたことです。アンテナが端末に内蔵されていることも、驚きました。
出所後の仕事は 「イベントで人の多さに気持ち悪くなった」
――出所後、仕事は順調ですか。
雑誌の連載が2本あるほかに、取材を受けたり、トークショーにゲスト出演しています。ありがたいことに生活に困らない程度の収入があります。
「田代まさし」のネームバリューはすごかったんだなと思いますね。
――動画サイト「zoome」では、3月に田代さんの番組「田代まさしのお久しブリーフ」が始まりました。
番組を見た人が「面白い」と言ってくれたんですが、自分としては「俺の面白さはこんなもんじゃないぞ」と思っています。
――まだ本調子ではないということでしょうか。
はい。笑いのない世界に3年半もいたので、すぐに昔のようには戻れないです。昔はもっと頭の回転が良かったですが、今は、妹にギャグを言って、日々リハビリしています。
――電撃ネットワークなどが出演するイベント「新宿クレイジーナイト」では、司会をされていましたね。
司会は何十年もやっていた仕事だし、「へっちゃら」と思って引き受けたんですが、イベント前には不安に襲われました。

――司会は無事務められましたか。
1000人くらいお客さんが入っていたんですが、司会しているうちに人の多さに酔って気持ち悪くなってしまいました。
――それは大変でしたね。田代さんは緊張に弱いタイプなんですか。
精神的に細い人間なんです。昔もテレビの新番組が始まる時などには、視聴率を心配して胃が痛くなったりしていましたね。
――新宿クレイジーナイトでの自分の司会ぶりに点数を付けると、どれくらいですか。
50点くらいかな。俺の面白さはこんなもんじゃないぞ!
――芸能界で活躍していたときはどれくらい忙しかったのですか。
10年間ほどは、睡眠2時間という日が続いていました。
――最も稼いでいたときはどれくらいの収入があったのですか。
1000万円くらいです。
――それは……年収ではなく、もしや月収?
月収1000万円でした。芸能界は怖いところですよ。
――2005年から3年半服役していましたが、刑務作業ではどれくらいの賃金がもらえるのですか。
最初は月400円くらいからスタートし、徐々に上がっていきます。最後は月2000円になり、3年半で総額6万8000円稼ぎました。雲泥の差ですね。

「午後9時半就寝が慣れなくて」――刑務所の生活
――刑務所での生活を教えて下さい。
午前6時半に起きて、午後9時半に寝るという毎日でした。
――寝るのが早いですね。
もともと夜型人間だったので、辛かったです。毎日睡眠薬を飲んで寝ていました。
――出所するまでずっと睡眠薬を飲んでいたのですか!?
そうです。量は徐々に減らしていきましたが、午後9時半就寝は最後まで慣れなかったですね。
夜は見回りが1時間ごとにくるので、その足音が気になって寝られませんでした。
――そんなにうるさい足音なんですか。
北朝鮮の兵士のような歩き方で、耳障りでしたね。
――ほかに辛かったことはありますか。
刑務作業です。工場で、紙を折ったり、ひもを結ぶといった単純作業が1日8時間続くんです。
体を動かす仕事をする工場もありますが、俺は刑務所側の配慮で、高齢者や体の不自由な人、有名人などが働く工場に配属されていました。
逮捕されなければ「死んでいたかも」
――覚せい剤所持が発覚して刑務所に入ったわけですが、出所後に覚せい剤を使いたいと思ったことはありますか。
薬の禁断症状も一切ないし、出所してからやりたいと思ったことはないです。
――覚せい剤に手を出したきっかけは。
盗撮事件以降、家族とうまくいかず、「一緒に住みたい」と言っても断られ、「どうにでもなってしまえ」とヤケになってしまいました。家族が俺の生きがいだったんです。
あの頃は「死んでもいいや」と思っていたので、もし捕まっていなかったら死んでいたかもしれません。

収録本番前の田代さん
――服役中に離婚されたそうですね。
離婚で踏ん切りがつきました。出所後、息子とは会いましたが、元妻とは会っていません。「もう一度家族として食事したい」と思うことはありますね。
――誰かともう一度結婚したいとは思いますか。
結婚はもういいや!
――恋人はいますか。
いません、募集中です。
出所直後にコンビニで“大人買い”
――出所したらやろうと決めていたことはあったそうですね。
映画「幸福の黄色いハンカチ」で、高倉健さんが演じる主人公が、出所してすぐに、食堂でビールとラーメンを食べるシーンがあり、好きな映画なのでまねしようと思っていました。
――実行しましたか。
出所する俺を迎えにきた義弟に「外に出ない方がいい」と言われて、やめました。

――それは残念でしたね。なぜ外出を控えたのですか。
服役していたとき、俺が出所するという噂が広がって、マスコミや2ちゃんねらーが刑務所の周りに集まってしまったことがあったからです。
義弟が刑務所に横付けした車にすぐに乗り込んで帰りました。
――実際に出所したときは、マスコミや2ちゃんねらーは集まっていましたか。
意外なことに1人もいなかったです。
――結局、出所後はどこにも寄らずに帰ったのですか。
「外に出ない方がいい」という義弟に、頼み込んでコンビニエンスストアに寄ってもらいました。刑務所では甘いものをほとんど食べられないので、甘いものを買いたかったんです。
「僕が買ってきます」と言う義弟に、「頼むから俺に選ばせてくれ」とお願いして、アーモンドチョコレートなどを“大人買い”しました。
――刑務作業で稼いだお金で甘い物を買ったのですか。
そうです。使わないでとっておこうかとも考えたのですが、早く刑務所のことを忘れてしまおうと思って、使いました。
「寝ていられるだけ寝てます」――出所後の日常

番組名「田代まさしのお久しブリーフ」にちなんでブリーフ片手に撮影――最近はどんな毎日を送っていますか。
寝ていられるだけ寝て、起きていられるだけ起きてます。刑務所は規則正しい生活だったので、その反動で自由に生きる幸せに浸っています。
――先ほどからタバコをおいしそうに吸っていますが、これも刑務所で吸えなかった反動ですか。
出所後に自由を味わいたくて、タバコを吸い始めました。最初は「1本だけ」と思っていたのですが、それがあだになってしまいましたね。
――暇な時は何をしていますか。
テレビっ子なので、仕事がないときはずっとテレビを見ています。CDを聞いたりもします。
――お気に入りのテレビ番組は。
若手のお笑い芸人が出ている番組を見ていますね。「間がちょっと違うな」と、プロの目線で見てしまいます。
――注目しているお笑い芸人はいますか。
「ハイキングウォーキング」の鈴木Q太郎さんです。見ていて何だかくすぐったい感じがして、気になります。
――最近のテレビ番組に対して何か言いたいことはありますか。
クイズ番組、多すぎ!
ダジャレを考えるコツを伝授
――「ダジャレの帝王」として、ギャグを考えるコツを教えてください。
くだらないことでも言い続けることかな。言い続けているといつしか、「ダジャレの帝王」とまで呼ばれることもあります。
俺は、寝ようと思ったときに急に思い出しておかしくなるような、じわじわ効いてくるダジャレを目指しています。
――ウケなくてもダジャレを言い続けるのは、心が折れそうですが……。
くだらないことを言ってウケない自分も好きなんです。ウケると逆にびっくりするくらいです。

――刑務所でもダジャレを考えましたか。
刑務所で体をきたえるためストレッチしているときに、「ストレッチという言葉は、“ひとりえっち”に似てるなあ」と考えたりしましたね。昔の田代が出てきて、「似てる言葉ないかな」と探してしまうんです。
――……。今後の夢は。
俺が事件を起こした後、手のひらを返した人もいましたが、変わらない人たちもいました。底辺まで落ちた俺が頑張っているところを、子どもや家族、ファンに見せたい。ちゃんとした職を持って、汗水たらして働いて、1からやり直したいです。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 13
国土交通省のWebサイトの一部ページが11日に改ざんされ、中国国旗などが表示される状態になっていた。
国土交通省は4月13日、同省のWebサイト「調達情報公開システム」の一部ページが11日に改ざんされ、中国国旗などが表示される状態になっていたと発表した。サイトを閉鎖し、原因究明を行っている。
調達情報公開システムは、同省が発注する物品や委託調査の入札情報を公示するサイト。11日午前10時ごろ?12時30分ごろまでに改ざんされたとみられ、一部ページに中国国旗と、「歴史を忘れるな」という内容の英文が書かれていたという。
11日夕方に、内閣官房情報セキュリティセンターから連絡があり改ざんが発覚。12日午後1時20分ごろからWebサーバを停止した。
原因は調査中。ウイルス感染などの被害は確認していない。サイト復旧のめどは立っていない。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 14
正式版のSDKは4月末にリリースの見込み。
米Googleは4月13日、携帯電話プラットフォーム「Android」用ソフトウェア開発キット(SDK)の次期版「Android 1.5 SDK」のプレビュー版をリリースした。Android開発者向けサイトからダウンロードできる。
バージョン1.5はAndroid Open Source Projectのリリースブランチ「cupcake」をベースにしており、ソフトキーボード、ホームスクリーンウィジェット、ライブフォルダ、音声認識、ビデオ録画・再生などの新機能が追加された。
システム全体のユーザーインタフェースが改良され、カメラ機能の立ち上げ、GPS、Webブラウザでのスクロールなどが速くなったという。
またこのバージョンからSDKに過去のバージョンのプラットフォームを含めることにしたという。これにより、1つのSDKをインストールすれば、1.1と1.5など、異なるバージョンのプラットフォームを対象とした開発が行えるようになった。
Googleは開発者に対し、このプレビュー版でのテストを奨励しているが、アプリケーションのリリースは行わないよう注意を呼び掛けている。
Android 1.5 SDKの正式リリースは4月末になる見込み。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 15
マイクロソフトは、Netbook向けに使用期間を2年に限定した「Office Personal 2007 2年間ライセンス版」を発表した。各社のNetbookにプリインストールして発売する。
マイクロソフトは4月15日、Netbook向けに使用期間を2年に限定した「Office Personal 2007 2年間ライセンス版」のOEM提供を始めたと発表した。各社のNetbookにプリインストールして発売する。
「Word 2007」「Excel 2007」「Outlook 2007」「IME 2007」の全機能を2年間利用できる。期限が切れるとファイルを新規に作成・保存することはできなくなるが、ファイルを開いたり印刷することは可能。
期限の延長はできず、永続ライセンスに切り替えるには、アップグレード版か通常版を改めて購入する必要がある。
東芝や富士通、日本ヒューレット・パッカード、レノボ・ジャパン、台湾ASUSTeK Computerなど9社が、自社のNetbookにプリインストールして提供する予定だ。ソフト単体では販売しない。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 15
サイバーエージェントが、著名人のブログを活用した広告商品を販売したり、プロモーションを提案する新会社を設立する。
サイバーエージェントは、著名人のブログを活用した広告商品を販売したり、プロモーションを提案する100%子会社「TMN」(資本金1500万円)を4月16日に設立する。
まずは、同社のブログサイト「Ameba(アメブロ)」の著名人ブログに、指定した商品やサービスの感想などを書いてもらえる「記事マッチ」を販売する。アメブロ以外の著名人ブログとの提携や、広告商品の開発も進める。
アメブロには上地雄輔さんのブログなど約4000の著名人ブログがあり、月間ページビューの約4割を著名人ブログが占めているという。「著名人ブログの力を使い、商品やサービスをPRしたいというニーズが高まっている」としている。
今年9月までに7000の著名人ブログを活用し、2010年9月期に売上高5億円を目指す。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 15
広告収入型メディアビジネスが苦戦する中で、Qtraxは4大レーベルの楽曲をそろえてサービスを開始した。
広告収入型の無料・合法音楽ダウンロードサービスQtraxが先週、4大レーベルの曲をそろえて米国で始動した。
折しも広告収入型のオンラインメディア事業は、不況の余波を受け、安価な広告在庫がWebに広がっていることで苦戦している。多くのメディア業界幹部は財務の安定を取り戻すために、会費制モデルを再検討している。
だが違法な音楽共有サイトのまん延は、消費者が無料の音楽ダウンロードを求めていることを示唆している。Brilliant Technologies傘下のQtraxは技術的な欠点が多数あるにもかかわらず、合法的な無料ダウンロードを提供し、いずれはマスメディアサイトを構築できると確信している。
「われわれの哲学は、消費者とコンテンツを合法的に結びつけるモデルを模索している人とできるだけ多く協力することだ」と投資会社Terra Firma Capital Partners傘下のEMI Musicで広報を担当するジャンヌ・メイヤー氏は語る。QtraxはWarner Music Group、ソニーのSony Music、Vivendi UniversalのUniversal Music Group、一部の独立系レーベルとも契約している。
Qtraxを利用するには、音楽プレーヤー兼ブラウザとなるMozillaベースの専用ソフトをダウンロードしなければならない。ユーザーにはオンライン広告ネットワークの広告が表示される。ダウンロードする楽曲にはDRM(デジタル権利管理)ソフトが組み込まれ、共有やほかの音楽プレーヤーでの利用が制限される。
同サービスはApple製のコンピュータでは利用できず、音楽ファイルはiPodで再生できないが、Qtraxの社長兼CEOのアラン・クレプフィズ氏は、これらの問題もすぐに解決されるとしている。同サービスはハイエンドのWindows Mobile端末やMP3プレーヤーに多数対応している。
Appleにコメントを求めたが、回答はなかった。同社はiTunes Storeで音楽ダウンロードを少額で購入するモデルを開拓した。
Amazon.comとWal-Martからもコメントは得られなかった。だがRadar Researchのアナリスト、アラム・シンリーチ氏は、これらの小売業者が、Qtraxがレーベルと結んだような契約に注目する可能性は低いと指摘する。CD売り上げは既に落ち込んでおり、これら企業にとってはあまり重要なビジネスでなくなっているからだという。
Qtraxは楽曲の対価として、レーベルに楽曲使用料と広告収入の一部を支払う。レーベルは所有するあらゆるデジタル楽曲を提供している。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 16
次期Officeは「Office 14」のコードネームで呼ばれてきたが、正式名称は「Office 2010」になる。
米Microsoftは4月15日、次期版Officeを「Office 2010」の名称で2010年前半にリリースすると発表した。
Office 2010は、これまで「Office 14」のコードネームで呼ばれてきた製品。関連製品としてまず、2009年後半に「Exchange 2010」が登場する。Microsoftは15日、Exchange 2010のβ版をリリースした。
Office 2010は、Office Webアプリケーション、SharePoint Server 2010、Visio 2010、Project 2010などを含み、2009年第3四半期にプレビュー版を提供、RTM(製造工程向けリリース)は2010年前半となる。
Microsoftのインフォメーションワーカー製品管理部門上級副社長クリス・カポセラ氏は、次期版Officeは、企業や個人のテクノロジーの利用方法の変化に合わせたものとなっていると語る。例えば、自宅でも職場でも外出先でも情報を効率的に利用し、管理できる機能への要望などに応えたという。
管理オプションの向上、セキュリティ強化のほか、新たな配信モデルやライセンスモデルも導入。新しい文書フォーマット標準の実装や技術文書の公開で、相互運用性にも力を入れるとしている。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 16
ソニーは動画共有サイト「eyeVio」をスプラシアに譲渡する。「広告モデルでの運営は収益面で厳しく、サイトに“ソニー色”が出て中立性が保てないなど限界が見えてきた」ためという。

トップページには譲渡に関する告知が
ソニーは4月15日、動画共有サイト「eyeVio」を、動画編集サイトを運営するスプラシアに5月末に譲渡することを明らかにした。経営立て直しに伴う事業の整理・再編の一環。「広告モデルでの運営は収益面で厳しく、サイトに“ソニー色”が出て中立性が保てないなど限界が見えてきた」としている。
eyeVioは、2007年4月にオープンした動画共有サイトで、月間ユニークユーザー数は100万超、ページビューは約1000万。「BRAVIA」「ウォークマン」「プレイステーション・ポータブル」(PSP)など同社製品との連携機能が特徴で、HD画質の動画も投稿できる。日本音楽著作権協会(JASRAC)と楽曲の包括利用許諾契約を結び、JASRAC委託楽曲を演奏した動画の投稿も可能だ。
同社広報センターによると、「投稿動画の有人監視や、HD動画対応、JASRACへの楽曲使用料支払いといったコストがかかる一方で、当初目的だったスポンサーの取得やバナー広告収入が厳しい状態。自社製品の連携が特徴だったが、“ソニー色”が出てしまって中立性が保てない」といった問題から「限界が見えてきた」として譲渡を決めた。
5月29日付けで譲渡し、サイトを休止。6月1日からスプラシアの運営で再開する。6月1日以降も従来通り動画の投稿・閲覧ができるが、ソニー製品との連携機能は停止。JASRACとの契約も切れるため、JASRAC楽曲の演奏動画は投稿できなくなる。
スプラシアは、動画にさまざまな効果音やエフェクトを合成して公開するできるコミュニティーサイト「Sprasia」を運営。Sprasiaの動画編集機能をeyeVioに融合し、個人ユーザーだけでなく、Web制作会社、コンテンツプロバイダーといった企業にもアプリケーションを提供するとしている。
ソニーはPC向け動画配信事業で苦戦しており、08年3月に始めた無料動画配信サービス「branco」(ブランコ)も、「会員数が当初目標から大きく下回った」として09年1月に終了している。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 16
ひろゆき氏が、米国のエンタメ業界紙「The Hollywood Reporter」に、アジアの才能あふれる若者として表彰された。
2ちゃんねる創設者でニワンゴ取締役の西村博之(ひろゆき)氏が、米国のエンターテイメント業界紙「The Hollywood Reporter」に、アジアの才能あふれる若者「Next Generation Asia」として表彰された。

Webサイトの紹介文

ニコニコニュースで表彰状を紹介
Next Generation AsiaのWebサイトでは、ひろゆき氏が2ちゃんねるの創設者で、「ニコニコ動画」に草創期から関わっていると紹介。2ちゃんねる関連で訴訟を抱えていたり、自称「怠け者」で服装もルーズ、よく遅刻することも紹介しながら、「日本の典型的なエグゼクティブのアンチテーゼ」と評価している。
ひろゆき氏は、香港で行われた記念イベントの招待状が届いた際、ブログで「チケット代が出れば出席する」と明かしていた。ニコニコニュースによると表彰状は、「額に入れて国際郵便で送られてきた」そうなので、イベントには欠席したのかもしれない。
Next Generation Asiaにはひろゆき氏のほか、韓国人歌手・BoAさんなどが選ばれている。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 17
pixivが、コミケの申し込みなどができる同人ポータル「Circle.ms」と連携した。

ピクシブは4月17日、イラストSNS「pixiv」が、同人ポータルサイト「Circle.ms」と連携したと発表した。両サイトのIDを持っているユーザーが、それぞれのプロフィールページにバナーを掲載し、もう一方のプロフィールページへのリンクを張れるようにした。
Circle.msは、「コミックマーケット」(コミケ)の出展申し込みができるサイト。SNS機能や同人作品をダウンロードする機能も備えており、3000以上の同人サークルが参加している。
プロフィールページをリンクさせることで、Circle.msで告知した同人活動の予定をpixivユーザーにも知ってもらったり、pixivで公開しているイラストをCircle.msのユーザーに見てもらうきっかけにできる。
今後もさまざまな機能で連携を進める予定だ。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 18
安価なミニノートPCがよく売れているが、このままでは利益率がなくなってしまう。MicrosoftとPCメーカーが取れる対策は、携帯電話と同じ「販売奨励金モデル」だ。
世界PC市場に危機が迫っている。MicrosoftはPCメーカーとともに対策を取らなくてはならない。そうしなければ、最後に残った利益率が永久に失われてしまう。Netbook(ミニノートPC)は驚異的なペースで利益率を破壊し、モバイルPCの市場を食いつくさんとしている。
GartnerとIDCは4月15日、第1四半期のPC出荷台数のデータを公表した。世界PC出荷台数は前年同期から6.5%減少して6720万台、米国では0.3%減の1520万台だった。同四半期も、Netbookの売れ行きは好調だった。
売り上げは「大」、利益率は「小」
「低価格モバイルPCが米国で市場の成長をけん引した。ミニノートPCは、消費者が節約を第一とする厳しい経済環境の中で健闘した」とGartnerの主席アナリスト、北川美佳子氏は発表文で述べている。「ミニノートPCは依然、低価格モバイルPCに圧力をかけている。この圧力は主にコンシューマー市場で感じられるが、教育市場など法人系の市場にも広がっている」
この圧力はASP(平均販売価格)を崩壊させる可能性がある。北川氏は、「米国のモバイルPCのASPは2009年第1四半期に最大で20%下落する可能性が高い。全体的に、同四半期のエンドユーザーのPC支出は縮小し、前年同期からの下げ幅は10%台後半になったとみられる」と予測している。
この予測が暗示するものは強烈だ。通常、ノートPCのASPはデスクトップPCよりもかなり高く、PCメーカーが切望している緩衝材となるだけの利益率をもたらしてきた。2008年に米小売市場のWindowsデスクトップPCのASPは底に達し、500ドル近くになった(NPD調べ)。同年8月の時点で、小売りのWindowsデスクトップPCのASPは569ドル、WindowsノートPCは689ドルだった。1月にはWindowsデスクトップPCは533ドル、ノートPCは602ドルになっていた。
2月のWindowsデスクトップPCのASPは、ノートPCと20ドルしか違わなかった。モバイルPCのASPは42ドル下がって560ドル。デスクトップPCは540ドルだった。だが、Windowsマシンだけでなく、すべてのノートPCのASPを見ると、デスクトップPCとの差はたった13ドルだった。
モバイルPCのASPの低下は、Netbookの売り上げ増に密接に関連している。IDCによると、2008年第4四半期のNetbook出荷台数は約500万台と、同年のNetbook出荷台数の半分を占めた。Netbookは通常、400ドル以下、多くは300ドル以下で売られている。
Netbookの影響を測る方法はほかにもある。昨年8月の時点で、Windows XPは米国の小売りPCから消えかけていた。12月には、XP Home搭載PCはVista Home Premium搭載機に次いで2位、市場の13.7%を占めていた(NPD調べ)。XP Homeを搭載したNetbookが1台出荷されるごとに、Microsoftはかなりの利益率を失う。XP HomeはNetbookの大多数に搭載されている。Vista Premiumマシンの場合、PCメーカーがMicrosoftに払う額は推定で(XPより)50?60ドル高い。これらの数字はアナリストの推定で、MicrosoftはPCメーカーが支払うライセンス料を公表していない。
北川氏が予測したトレンドが続くなら、ノートPCのASPは、少なくとも米国ではデスクトップPCを下回ることになるだろう。米国のノートPC市場から利益率が吸い取られている。
ASPは数カ月前から既に下がっていた。2月までの7カ月間で、WindowsノートPCのASPは129ドル下がって、689ドルから560ドルになった。同じ期間に、ノート型MacのASPは1524ドルから1512ドルへと12ドルしか下がらなかった。AppleはNetbookを販売していない。米国では既にWindowsノートPCのASPが20%以上下がっている。さらに20%下がったら、Microsoftにとって破滅的な事態になる。PCメーカーにとってはもっと深刻だ。
Microsoftの取るべき対策は
ノートPC市場の利益率の低下を減速させるために、MicrosoftとPCメーカーがすぐに取れる対策は2つある。広告と、ノートPC市場からNetbookを分離することだ。
Microsoftは既に、「Laptop Hunters」という積極的なマーケティングキャンペーンを展開し、驚くほどうまくいっている。Macファン、PCファンのブログやTwitterで価格をめぐって激しい議論が起きているが、このCMは価値に焦点を当てている。3本のCMのうち2本では、ノートPC購入の予算が1500ドルに設定されている。平均的なノートPCの価格よりも1000ドル近く高い。NPDは1000ドル以上のPCを「プレミアム」というカテゴリーに入れている。米小売市場では、ASPが高いAppleがプレミアムカテゴリーで約80%のシェアを獲得している。
「Laptop Hunters」CMは景気が後退している中でも予算を多く使える購入者をターゲットとしている。MicrosoftはAppleのコアセグメント――新しいコンピュータに1000ドル以上出す消費者層――で同社に対抗している。もっと多くのPCメーカー、特にNetbookにより価格も利益率も下がっているメーカーがこのセグメントに向かう必要がある。
Netbook危機のもう1つの解決策はもっと複雑だ。PCメーカーはNetbookをノートPC市場全体に混ぜて、Netbookというカテゴリーを消してしまうか、あるいは――こちらの方がいいやり方だが――NetbookをノートPCとは別のカテゴリーにしてしまわなければならない。後者は、単に世界のNetbook市場が何となくやってきたことを拡大するだけだ。
ミニノートPCの売り上げは初め欧州で急増した。欧州では多くのNetbookがキャリアの販売奨励金付きで売られている。だが米国では、ほとんどが奨励金なしで販売されている。MicrosoftはPCメーカーや携帯キャリアと協力して、一般的な小売りチャネルで奨励金なしで販売されているモデルよりも安価でハイスペックな奨励金付きのNetbookを提供するべきだ。
優れた製品は安くはない。奨励金付きならもっと良いものが手ごろな価格になるかもしれない。数週間前にAT&Tが、奨励金なしのiPhoneを599ドル(8Gバイト版)と699ドル(16Gバイト版)で売り始めた。奨励金付きならば199ドルと299ドルだ。AT&Tは間もなく、Nokia E71xをリベート付きで99ドルで販売する。奨励金なしだと359ドルだ。販売奨励金は購入者にとって大きな違いになる。キャリアは販売奨励金を出して、それをデータ通信料で回収することに慣れている。データ通信料は通常、携帯電話よりもコンピュータの方が高い。
Netbookを完全に奨励金モデルに移行することで、キャリアは顧客を高額なデータ通信プランに囲い込むことができる。MicrosoftとWindows PCメーカーはNetbookの売り上げが減っても利益率が高くなるというメリットがある。顧客は99ドルまたは199ドルで奨励金付きNetbookを購入し、奨励金なしのより高額なモデルよりもスペックの高いマシンを手に入れられる。ノートPC全体のASPはおそらくもっと下がるが、利益率は上がる。
また、奨励金モデルへと市場をシフトさせることで、MicrosoftとPCメーカーは必然的にNetbookセグメントをノートPCから分離することになる。顧客はキャリアの月額データプランを契約しなければならないからだ。
Netbookは麻酔薬のようなものだ。安くてよく売れるが利益率は低い。ミニノートPCは不況時にはよく売れる。だから購入者とPCメーカーに好まれる。だがPCメーカーには、「過剰摂取」すれば、ノートPCの利益率を崩壊させる危険性がある。MicrosoftとWindows PCメーカーは心を決めなければならない。その場しのぎを続けるか、事業基盤を改善するために正しいことをするか。選択の余地などない。答えは1つしかない。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 19
狙われた“つぶやき”――Twitterに仕掛けられたワナ (1/2)
Twitterのつぶやきが狙われた。しかし、これは氷山の一角かもしれない。それだけ拡大したTwitterは、これからどのような方向に進んでいくのだろうか。
2008年4月23日に日本版サービスが開始されて、まもなく1周年を迎えるミニブログサービス「Twitter」。米comScoreの調査によれば、全世界のTwitterのトラフィックはここ数カ月で急増し、2月には伸び率が700%を超えたという。しかも、爆発的な成長の背景には、従来の主なユーザー層である18?24歳よりも、20代後半?50代のユーザーが急増していることもあるようだ。
そして、ユーザーが増えるとともに、さまざまな犯罪の標的にもなってきている。このことは、以前も使えた通りだが、その時は想像し得ないほどの急増ぶりなのだ。
リンクをむやみにクリックしてはいけない?
4月12日、米TwitterはXSS脆弱性を突いたワーム攻撃を受けたが、対処したことを明らかにした。「stalkdaily.com」というWebサイトを宣伝する“つぶやき”のURLをクリックすることで感染し、感染したユーザーは同じつぶやきを投稿してしまう。さらに「Mikeyy」という単語を含んだ変形版も広がっており、今後も同種の変形版が発生する可能性があると注意を喚起している。
わたしも最近、Twitterを始めてみたが、フォロー先が多ければ多いほど頻繁に、さまざまな“つぶやき”が聞こえてくる。しかも、URLを含んだものも多く、その発言主が知人だった場合は、何も考えずにクリックしてしまうかもしれない。見も知らない相手のつぶやきなどは注意するだろうが、知人や、著名人ならガードは緩くなってしまう。
このワームの作者は17歳の高校生だったという。週末にウイルスをバラ撒いた理由は、「退屈だったから」と応えたというが、それで1万件以上の“つぶやき”が送られてはたまらない。今回は、パスワードやケータイ番号など、機密情報の流出はなかったというが、今後、どのようなものが出てくるのかは未知数である。もちろん、Twitter側も万全のセキュリティ体制を敷くだろうが、このユーザー急増に追いついているのかという不安もなくはない。実際、サーバが不安定になる時間もあるからだ。
今回は、URLにワナが仕掛けられた。URLをつぶやくことで、簡単にハイパーリンクとなって発言できる機能は、確かに便利だ。しかも、Twitterでは、自動的に短縮したURLに変換されることもある。パッと見では本来のURLが見えなくなってしまうケースもあるのだ。これも、Twitterが狙われる可能性がある一因となりかねない。短縮URLに関しては、TwitterFoxなどのツールを利用することで、本来のURLを見ることができるので、自己防衛するしかないだろう。
Twitterという新しい場所を得ただけで、そこに仕掛けられる可能性があるのは、古くから存在するフィッシング詐欺やウイルスの流布などだ。引っかからないためにユーザーが注意しなければならないのは、発言者が誰であろうとも、URLをむやみにクリックしないこと、セキュリティ対策をしっかりすることだろうか。
しかし、Twitterに迫っている問題はそれだけではない。
Twitter疲れとTwitterのビジネスプラン
オルタナティブ・ブログのブロガー、松尾公也氏は、Twitterの現状について「コントロールができなくなり“mixi疲れ”みたいに“Twitter疲れ”が起きてきそう」だと指摘しているが、わたしも同感である。
そもそもTwitterのようなミニブログの利点は、従来のSNSなどと異なり、気になった人のつぶやきを「勝手に」フォローできることで、煩わしさから開放されたことだったはず。mixiなどのSNSでは、いわゆる「友達」といったような人間関係が強調されるが、Twitterにはそれがない。実際、フォローしてくれたユーザーをフォローしようとしてみても、中にはつぶやきを非公開にしているユーザーがいたりする。
あくまでも一方通行なのが、Twitterだ。それでいながら、フォローしている相手とチャットみたいに話したり、直接連絡したりできる。もちろん、嫌な相手からのフォローをブロックすることも可能だ。
つまり、mixiなど「友達」が強制されるものと比べると、気軽さが売りだったはずなのだが――いつの間にやら、フォローが膨大になり、情報洪水の中で必要なものが埋もれてしまったりする。さらに、「フォロー返し」という、本来必要のないものまで、義務に感じているユーザーも出ているようだ。自分がフォローされたからと言っても、別に相手をフォローする義務はない。もちろん、そこでつながりを作ることも可能なのだが、義務にしてしまうことによって、せっかく希薄にして気軽にしていたはずの、人間関係を強調することになり、Twitter疲れを加速してしまうのである。
さらに、わたしはまだそれほどフォローしていないが、その中にメディアを入れてしまうと、かなり頻繁にニュースが“つぶやき”として入ってきてしまう。最近は、ITmediaも含めて複数のメディアや、企業がTwitterに参入してきている。数十人をフォローしているにすぎないわたしでさえも多くの“つぶやき”が飛んでくるのだから、3桁以上フォローしているユーザーの場合はどうだろうかと考えるとゾッとする。結局、メディア系のフォローはやめてしまう人もいるようだ。
Twitterでつぶやける文字数は140文字にすぎない。しかし、大量のつぶやきが飛び込んでくる中での140文字というのは、意外と分量がある。実際、長文を複数に分けてつぶやいているユーザーもたまに見かける。ここまでくると、ミニブログであるTwitterではなく、普通にブログにアップしてはどうかと考えなくもないが、やはり気軽につぶやける場所は大切なのだろう。そして、メディアがつぶやくニュースも、見出しと概要、URLのみだったとしても、それなりの長さがある。
Twitterはこれからどのような方向に向かっていくべきなのだろうか。気軽なツールだったはずのTwitterも、これだけユーザーが急増し、さらにこれからも増え続けることが予想されていくと、Twitterを「利用」していこうとする企業も増えていく。実際、Twitterを活用するためのWebサービスやツールなどが登場しているし、先に述べたようにメディアもユーザーとして参入してきている。ブログの更新などを“つぶやき”として公開するケースも登場した。
しかし、Twitter自体は無料のWebサービスだ。ただ、無尽蔵にユーザーが増えていくことは、サーバの負荷などを考えても、何らかのビジネスプランを構築しないことには、早晩、行き詰まってしまうだろう。昨今の金融危機で、広告市場も低迷している。さらに、Twitter疲れも重なれば、Twitterの運営者も、利用者も共倒れという結果にもなりかねない。
Twitterが、犯罪の標的になるくらいの存在へと成長してきた現在、新たなステージへとステップアップするためにも、新たなビジネスプランの構築が必要となってきているのではないだろうか。Twitterの基盤を整え、そしてユーザーにもTwitter疲れを起こさせないようなシステム――フォローをただブロックするだけではない何か――の構築が、急がれているのだ。逆に言えば、そこに新たなビジネスとしての参入予知があるのかもしれない。
Twitter創設者ビズ・ストーン氏は、うわさとなっている他社による買収を否定した。Twitterが、あくまでも「収益を上げられる独立した企業」としていられるかどうか――Twitterにとっては、これからが正念場であるといえるだろう。1ユーザーとしても、注目していきたい。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 20
MicrosoftのパートナーサイトにWindows 7 RCのリリース情報が掲載されたが、手違いだったのかその後削除された。
米MicrosoftはWindows 7のリリース候補版(RC)を5月5日にリリースする予定のようだ。同社が一時的に公開した情報から明らかになった。
同社は4月18日、パートナーサイトに開発者向けにRCを公開したという通知と、RCをダウンロードするためのリンクを掲載した。開発者以外のユーザーは、5月5日からRCをダウンロードできるとも告知した。
だがこの告知は手違いだったのか、その後パートナーサイトから削除された。Microsoft Watchなどのニュースサイトが、情報が削除される前のページのスクリーンショットを掲載している。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 21
Microsoftは利益率とシェアの両方を守るため、ミニノートPC向けWindows 7として「安いが制限の多い」 Starterエディションを提供する。だが、この賭けが成功するかどうかには疑問が残る。
米Microsoftは新OS「Windows 7」で異例のアプローチを取っている。同OS搭載の低価格ノートPCを購入するユーザーの多くは、1度に3つのアプリケーションしか実行できず、お金を払ってアップグレードしなければそのほかの重要な機能も使えない可能性が高い。
この戦略は、Netbookと呼ばれる安価なノートPCへのMicrosoftの対応策の1つ。Netbookは、多くの企業が事業計画の変更を余儀なくされているPC市場低迷の中で、明るい話題となっている。
Netbook――300ドルを切ることもある小型ノートPC――はMicrosoftにとっては問題だ。標準的なデスクトップPCやノートPCと比べると、MicrosoftがPCメーカーから得られるOSライセンス料が少ないからだ。10?12月期にはこの影響で、Windowsの売上高が8%減少した。投資家は4月23日のMicrosoftの四半期決算発表の際に、Netbookの影響のさらなる兆候を探すだろう。
この状況は、今秋リリースされるWindows 7に2つの課題を突きつけている。MicrosoftはWindowsの利益を守る必要がある。OS事業は昨四半期の同社の営業利益の半分以上を占めていた。その一方で、GoogleのAndroidやその他Linux系OSなどの代替選択肢がNetbook市場を支配することも防がなくてはならない。
Microsoftは昨年、Netbook市場でかなりのシェアを獲得したが、その代償は大きかった。Linuxに対抗して、Windows XP――Microsoftが段階的に終了しているバージョン――を特売価格で提供せざるを得なかった。
Microsoftの広報担当者はPCメーカーから徴収しているOSライセンス料を公表していないが、事情を知る筋は、マーケティングのためのリベートを考慮すると、XP搭載Netbookの場合は1台当たり15ドル未満だとしている。これはVista搭載PCの1台50?60ドル(推定)を大きく下回る。Vistaは標準的なデスクトップPCとノートPCに搭載されている。
NetbookではVistaよりもWindows 7の方が快適に動作するとみられる。Vistaを走らせるには、Netbookよりも強力なハードウェアが必要だからだ。Windows 7の利用を促進するために、Microsoftは安価だがかなりの制限が付く「Starter」エディションを提供する予定だ。1度に3つのアプリケーションしか実行できないのに加え、StarterはWindows 7のほかのエディションにはあるしゃれたグラフィックスインタフェース機能がない。
MicrosoftのWindowsプロダクトマーケティング担当コーポレート副社長ブラッド・ブルックス氏は、最安のNetbookでもWindows 7を使えるよう、Starterエディションを用意したとしている。制限はあるものの、同エディションはXPよりも使いやすくて信頼性が高いと同氏は語る。
「Starter搭載のNetbookを見ると、制限があるという印象を強く受ける」と同氏は言う。「手ごろな価格で、顧客に非常に堅固なOSを提供する」
Starterに不満のある顧客は、追加料金を支払ってよりハイエンドなエディションにアップグレードできる。アップグレードするには、PCに既にインストールされている高度なWindows 7の機能をロック解除する必要がある。Starterの価格もアップグレード料金もまだ発表されていない。
大手Netbookメーカーの1社、台湾Acerのプロダクトマーケティング担当副社長スミット・アグニホトリー氏は、同社がStarterエディションを採用するかどうかを明らかにしなかった。だが、3つのアプリケーションしか実行できない――そしてアップグレードには割増料金を払わなければならない――点で売りにくいと同氏は語る。XPにはそういった制約がないからだ。
同氏は、Acerは異なる価格のモデルを複数販売するとし、顧客はXPより高度な機能に進んで多くのお金を払うと述べている。Netbookの最大の魅力は低価格なので、同社は「新たなコストの上乗せに敏感」だという。
Microsoftの長年の盟友で、ほとんどのNetbookに搭載されているAtomプロセッサを供給する米Intelも、MicrosoftのWindows 7の計画に疑問を唱えている。Intelのポール・オッテリーニCEOは2月の投資家向け説明会で、顧客をStarterエディションからアップグレードさせようというMicrosoftの計画は「いろいろな理由から、難しいだろう」と語った。
IntelはNetbookなどのデバイス向けのLinux系OS「Moblin」の開発に資金を提供している。Mobilプロジェクトの管理は最近、非営利団体Linux Foundationに移行された。
こうしたWindows 7をめぐる議論は、Netbookの急速な台頭により浮上した疑問の1つだ。米調査会社Gartnerは最近、今年Netbookの販売台数は約80%増加して2100万台に達すると予測している。その一方でPC販売全体は11.9%と過去最悪の落ち込みを記録する見通しだ。
もう1つの疑問は、英ARM Holdings――携帯電話向けの技術で最も知られる――の設計のライセンスを受けている半導体メーカーが、Linux搭載の低価格システムでIntelに取って代われるかどうかだ。
Linux Foundationのエグゼクティブディレクター、ジム・ゼムリン氏は、コンピュータ市場が携帯電話市場の要素――キャリアがデータプラン付きハードに販売奨励金を出すモデル――を多く取り入れるようになったことで、Microsoftは最大のプレッシャーにさらされていると語る。キャリアはOSにあまりお金を払いたがらないだろうし、Microsoftが通常は認めないような方法でMoblinなどのLinux系OSをカスタマイズしたがるだろうと同氏は主張する。
だがMicrosoftは、Linux搭載NetbookはiTunesやOfficeなど人気PCアプリケーションの多くに対応していないという大きな欠点を挙げて反論している。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 21
Windows 7はまだ登場していないが、Microsoftは既にWindows 8に向けて人材を探している。
米Microsoftは間もなく、Windows 7の次のOS「Windows 8」の開発を始めるようだ。同社の求人情報から明らかになった。
4月14日に掲載された求人情報は、分散ファイルシステムレプリケーション(DFSR)に関する「テスト担当の主任ソフト開発エンジニア」を募集している。業務内容の説明には、以下のように記されている。
「次期バージョンのWindowsに関して、クラスタサポート、ワンウェイレプリケーションのサポートなどの重要な新機能に取り組んでいる。DFSRについても大幅なパフォーマンス改善のための改良を加えている。われわれは間もなくWindows 8のための重要な改良作業を開始する。同OSには、ブランチオフィスでのファイルアクセスに革命を起こす革新的な機能を盛り込む」

MicrosoftはWindows 7を2010年初頭にリリースする計画だ。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 22
最新版Bluetoothはこれまでの3Mbpsから24Mbpsに高速化し、省電力化も進んでいる。
2009年04月22日 11時48分 更新 Bluetooth Special Interest Group(SIG)は4月21日、Bluetooth 3.0規格を正式に発表した。
Bluetooth 3.0(Bluetooth Core Specification Version 3.0 High Speed)は短距離無線通信規格の最新版。802.11 Protocol Adaptation Layer(PAL)の採用により従来版より高速化しており、データ転送速度は最高24Mbpsとなる。現行のBluetooth 2.1 + EDRは最大通信速度3Mbpsだ。また電力管理機能も強化し、省電力化を図っている。
Bluetooth SIGは、バージョン3.0の登場で、大容量のビデオや音楽ファイルをデバイス間で無線やりとりできるようになるとし、PCと携帯機器の間で大量の音楽を無線で同期化したり、プリンタやPCに大量の写真をダウンロードすることなどが可能になると述べている。
AtherosやBroadcomなどのチップメーカーが既にBluetooth 3.0の採用を開始しており、同規格を搭載した消費者向け製品は9?12カ月以内に市場に出回る見通し。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 23
AppleのCOOは「窮屈なキーボード、ひどいソフト、がらくたのようなハード」とミニノートPCを批判しつつも、「当社にはこの分野に関して幾つか面白いアイデアがある」としている。
AppleがNetbook(低価格ミニノートPC)に参入するといううわさは、現実にはならないようだ。
同社のティム・クックCOO(最高執行責任者)は4月22日、1?3月期決算を報告する電話会見で、記者の質問に対してNetbookに関心はないと答えた。
同氏は今のNetbookについて、「窮屈なキーボード、ひどいソフト、がらくたのようなハード、非常に小さいディスプレイ」「Macブランドを冠するような消費者体験ではない」と語った。Appleは今のNetbookには関心がなく、「顧客が長期に関心を持つ分野ではないと確信している」とも。
だがAppleはNetbook購入層を切り捨てているわけではない。クック氏は、「小型コンピュータでWebサーフィンと電子メールを利用したいユーザーは、iPod touchやiPhoneを買いたいと思うかもしれない」とし、AppleはNetbookを購入する人々が求めているものの一部をほかの製品で提供していると主張している。「このように、われわれは(Netbook市場に)間接的に取り組んでいる」
「真に貢献できる革新的な製品を提供する方法が見つかれば、そうする。われわれにはこの分野に関して幾つか面白いアイデアがある」(クック氏)
Netbookカテゴリーは急成長しており、IDCの推定では2008年の出荷台数は約1000万台。2009年には倍増する見通しだ。
Macの販売台数は1?3月期に、前年同期比で3%減少した。Mac販売台数が減少するのは2003年以来初めて。ただしクック氏は、前年同期はMacBook Airが発売され、販売が非常に好調だったため、比較が難しいとした。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 24
Appleが「赤ちゃんを振る」iPhoneアプリについて、App Storeでの販売を許可したことを謝罪した。
米Appleは、物議を醸した「Baby Shaker」アプリをApp Storeから削除した翌日、謝罪した。このアプリはiPhoneを使ってバーチャルな赤ちゃんを「振る」ことができるというものだ。
「このアプリケーションは不快感を起こさせるものであり、App Storeでの販売を許可するべきではなかった」とAppleの広報担当ナタリー・ケリス氏は4月23日の発表文で述べている。「間違いに気付いて、すぐにこのアプリケーションを削除した。ミスを心から謝罪し、この件を知らせてくれた顧客に感謝する」
AppleがBaby ShakerをApp Storeから削除した後も、同社の謝罪を求める声はやまなかった。このアプリケーションは4月20日に公開され、99セントで販売された。
Appleは以前にもiPhoneアプリを削除したことがあり、たいていは削除の理由を説明していた。iPhone SDKの利用規約には、「アプリケーションにはわいせつな内容、ポルノ、人を不快にさせたり中傷するコンテンツを含めてはいけない」と記されている。
Baby Shakerを開発したSikalosoftは、ほかにも、写真を黒と白のモザイク模様に変換する「Dice Mosaic」というアプリケーションをiPhone向けに提供している。
Appleはこれまでにも、ナイフを振りかざすアプリ「Slasher」など性的あるいは暴力的な内容を含むアプリケーションを削除しているが、App Storeにはまだ、性的にきわどい、あるいは陰惨と言えそうなゲームも多く残っている。
App Storeで提供されているアプリケーションは現在およそ2万5000種で、2008年7月のオープン以来、約10億のアプリケーションがダウンロードされた。特に人気の高い無料アプリにはFacebook for iPhoneやGoogle Earthなどがある。
SAPやSalesforce.comなどの企業のアプリも登場し、iPhoneをより堅固な企業向けのデバイスにしている。
Appleは4月22日、年末商戦を過ぎた1?3月期に、過去最高の業績を上げた。同四半期のMacの出荷台数は220万台、iPodは1101万台、iPhoneは370万台だった。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 25
米Appleが4月24日、「10億Appカウントダウン」の当選者と10億ダウンロード目のアプリケーションを公表した。

手と手をぶつけ、インターネットを介してアドレス情報などを交換する「Bump」
米Appleが4月24日、「10億Appカウントダウン」の10億ダウンロード目のアプリケーションを発表した。アプリはBump Technologiesの「Bump」。
Bumpはソーシャルネットワーキングカテゴリーの無料アプリ。Bumpを起動したiPhoneやiPod touch同士を軽く突き当てることで、電話番号やメールアドレス、住所、自分の顔写真などを交換できる。交換するデータはアプリ内で指定でき、必要に応じて電話番号だけ、メールアドレスだけ、といった選択も可能。交換したデータは「連絡先」に保存される。自分以外のアドレスデータや写真なども送信できる有料版も開発中のようだ。
ちなみに10億Appカウントダウンキャンペーンの当選者は、米国コネチカット州ウェストン在住のコナー・マルカヒー(Connor Mulcahey)さん、13歳。当選したマルカヒーさんには、1万ドルのiTunesギフトカード、iPod touch 32GB、Time Capsuleと“フル装備”のMacBook Proがプレゼントされる。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 26
外部開発者が携帯電話向けmixi用アプリを開発できる「mixiアプリ」モバイル版の仕様の概要が公開された。

公開された仕様の概要より
ミクシィは4月24日、外部開発者がSNS「mixi」向けアプリケーションを構築できる「mixiアプリ」モバイル版の仕様の概要を、「mixi Developer Center」で公開した。
PC版同様、ソーシャルグラフ(ユーザー同士のつながり情報)やプロフィール、コミュニティ、マイミクシィ更新情報、外部Webサービス連携機能などをAPIとして公開。マイミクをアプリに招待する機能もある。
モバイル版のβテストは5月にも始める予定。正式版は9月にスタートする。
Apr27
Posted at Apr 27, 2009 10:53 AM コメント (0) トラックバック (0)
リリースの日付 : 2009 - 04 - 27
MicrosoftはWindows 7への移行を検討する企業に向け、仮想Windows XP環境を提供する。
米Microsoftは4月24日、仮想ソフト「Windows Virtual PC」のWindows 7版とその上で稼働するWindows XP環境「Windows XP Mode」を提供すると公式ブログで発表した。
Windows XP Modeは、Windows 7搭載PCでWindows XP向けアプリケーションを稼働できるようにする仮想環境で、Windows 7への移行を検討している中小企業を支援する目的で提供される。
ユーザーは、Windows Virtual PC上のWindows XP Mode環境に直接XP向けアプリケーションをインストールすることで、Windows 7のデスクトップから直接それらのアプリケーションを利用できるという。

MicrosoftはWindows Virtual PC for Windows 7およびWindows XP Modeのβ版を「間もなく」リリースする予定。対応するエディションはWindows 7 ProfessionalとWindows 7 Ultimate。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 28
無線LAN機能を搭載したSDカード「Eye-Fi Share」に、動画を転送できる新版が登場。写真のみに対応した従来のカードは値下げする。

「Eye-Fi Share Video」
米Eye-Fiの日本法人・アイファイジャパンは4月27日、無線LAN機能を搭載したSDメモリーカード「Eye-Fi Share」新版として、動画転送に対応した「Eye-Fi Share Video」を発売した。容量4Gバイトで9980円。
SD/SDHCカード対応のデジタルカメラから、無線LAN経由で写真や動画を自動転送し、PCのHDDに保存したり、専用サーバにアップロードできる。動画共有サイトにも対応し、YouTubeとFlickrに動画を投稿できる。
対応フォーマットはMPEG-1/4とQuickTime、FLV、WMV、AVI形式。ファイル容量は2Gバイト以下。
Eye-Fi Shareは従来、オンラインストア限定で販売していたが、アップルストアやビックカメラ、ヨドバシカメラなど量販店でも発売。写真転送にのみ対応したEye-Fi Shareの価格は、9980円から7980円に値下げした。

米Eye-Fiのジェフ・ホロブ社長と(左)、アイファイジャパンの田中大祐社長
Eye-Fiは、YouTubeやFlickrのほかmixi、Picasa、はてなフォトライフなどと連携し、それぞれのサイトに写真をアップできる。iPhoneのカメラで撮影した写真を、事前に設定したPCや写真共有サイトに自動アップロードするiPhoneアプリの提供も、このほどスタートした。
ニコンやカシオ計算機など国内のカメラメーカーと組み、一部のモデルにEye-Fiを便利に使うための連動機能を搭載。Eye-Fiのジェフ・ホロブ社長は「デジタルイメージングでリーダー的な存在であるパートナーたちと仕事ができるのは戦略的に重要」と話す。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 28
マイクロソフトは、「2007 Microsoft Office system Service Pack 2」の提供開始をアナウンスした。
マイクロソフトは4月28日、「2007 Microsoft Office system Service Pack 2」(以下、Office 2007 SP2)の提供を発表した。Microsoft Update/Windows Update/Office Updateでのダウンロード、およびMicrosoft ダウンロードセンターからのダウンロード提供は4月29日より開始。また、DVD-ROM送付サービスについては2009年夏に開始される予定だ。
新機能として、Open Document Format形式のファイル編集に対応し運用性を向上させたのが特徴。そのほか、個別にリリースされているセキュリティアップデートや修正モジュールなども内包されている。
なおOffice 2007 SP2はアップデートのみのリリースとなっており、パッケージ製品については従来どおりの販売が継続される予定だ。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 29
Adobe Readerに深刻な脆弱性が報告され、Adobeは解決のためのアップデートを開発している。
Adobe Readerに未解決の脆弱性が報告され、米Adobe SystemsとUS-CERTが4月28日付で注意を促した。
US-CERTによると、この脆弱性はJavaScript機能関連のエラーに起因する。悪用された場合、リモートの攻撃者に任意のコードを実行される恐れがある。
Adobeも脆弱性の存在を認め、ブログで情報を公開した。それによると、影響を受けるのはAdobe ReaderとAcrobatの現行バージョンである9.1と8.1.4、7.1.1までの全バージョン。Adobeは各バージョンとOS向けに、脆弱性解決のためのアップデートを開発中。リリース日程が決まり次第、公開する予定だとしている。
この脆弱性を突いたエクスプロイトが出回っているとの情報は現時点で入っていないとAdobeは述べている。一方、セキュリティ情報サイトのSecurityFocusには、この脆弱性のコンセプト実証(PoC)コードと称するリンクが掲載されている。
Adobeはアップデートが公開されるまでの回避措置として、Adobe ReaderとAcrobatでJavaScriptを無効にする方法を紹介している。
リリースの日付 : 2009 - 04 - 30
Appleが独自プロセッサ開発に向けて、AMDの元幹部を採用したと報じられている。(ロイター)
米Appleが半導体業界の人材を雇用し、独自プロセッサを設計する用意を進めている。Wall Street Journalが4月29日に報じた。
Appleは、独自プロセッサを開発することで自社デバイスの新機能が生まれ、外部のプロセッサメーカーに開示する製品計画情報を減らすことができると期待していると、同紙は事情筋のコメントとして伝えている。
Appleの広報担当者は、AMDのグラフィックス製品担当CTO(最高技術責任者)だったボブ・ドレビン氏と、以前同じ役職にあったラジャ・コドゥリ氏の採用を認めたが、それ以上のコメントは控えた。ドレビン氏のLinkedInのページでは、同氏はAppleの上級ディレクターであると書かれている。
両氏の雇用は今週初めに多数のWebサイトで報じられ、うわさされていた。
Appleは携帯電話で使われている多機能プロセッサを開発するためのエンジニアを採用しているとWall Street Journalは伝えている。Appleの計画を知る筋は、同社が設計したプロセッサが搭乗するのは早くても来年と見込んでいるという。
Appleは昨年、省電力プロセッサ設計会社P.A. Semiを買収した。アナリストは、この買収により、AppleはiPhone、iPod、Mac向けの主要部品をよりカスタマイズできるようになると語っていた。
Appleの株価は1.24ドル高の125.14ドルで引けた。