貴文がプロポーズするまでの道のりを記したブログ
リリースの日付 : 2009 - 05 - 01
マイクロソフトは次期メジャーバージョンの「Windows 7」上で、Windows XP向けに書かれたアプリケーションを仮想化によって走らせる「Windows XP Mode」の搭載を計画している。4月30日にベータ版を公開するのに先だち、4月28日に同社はWebページ上にQ&Aを掲載した。
マイクロソフトでデスクトップ仮想化関連の製品を担当するスコット・ウッドゲイト氏によれば、XPモードは仮想レイヤに相当する「Windows Virtual PC」と、その上で動く「仮想Windows XP環境」の2つからなる。XPモードを利用するのに、ユーザーは特別に仮想環境を意識する必要はなく、ちょうどLinux上のWindowsエミュレータ、Wineのようになるようだ。ダウンロードしたアプリケーションやCD-ROMを使ったアプリケーションのインストールは、一般的な手順で行い、Windows 7上のスタートメニューに収まる。アプリケーションの起動は1クリックだ。
仮想環境としてのWindows XP環境は、ファイアウォールが設定されているほか、Windows Updateなども適用される。マルソフトウェア対策、ウイルス対策ソフトウェアは入っていないため、これらの導入を推奨する、としている。
仮想化という技術的制約のため、XPモードの利用が適したアプリケーションは、ビジネスアプリケーション。パフォーマンス要件が厳しくないことと、基本的なWindowsのAPIに準拠していることなどが、仮想化向きだという。逆にXPモードが向かないのは、ハードウェアをヘビーに使う3Dグラフィック、オーディオ、テレビチューナーなどのコンシューマ向けアプリケーション。動作要件も厳しく、ウッドゲイト氏は最低限2GBのメモリを搭載することが望ましいとしている。また、Virtual PCの利用には、CPUによる仮想化サポート、具体的には「Intel VT」または「AMD-V」が必須だ。古い世代のPCでは、これらを搭載していない可能性があるほか、もし搭載していても出荷時のBIOS設定でオフになっているケースもあるだろう。
XPモードは、Windows 7への移行で互換性問題を懸念する中小規模の企業ユーザーへの配慮から出てきたようだ。マイクロソフトは、大企業ユーザーには、デスクトップ仮想化製品の「Microsoft Enterprise Desktop Virtualization」(MED-V)の利用を勧めている。MED-V 2.0はWindows 7出荷後90日以内にリリースするという。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 01
「Windows 7のXPモードはセキュリティ上問題があるのでは」という意見もあるが、ほとんどの企業はセキュリティよりもアプリケーションの互換性を気にしているようだ。
米Microsoftが間もなくβ版を公開予定のWindows XP Mode(XPM)について、記者仲間のラリー・セルツァーが興味深い疑問を提起している。WXPは、仮想化環境を用いて、ユーザーがWindows 7でWindows XPを実行できるようにするというもの。その狙いは、古いアプリケーション向けに互換モードを提供することだ。仮想化されたWindows XP(Service Pack 3適用)がWindows 7環境に統合され、ユーザーはこの2つのOSにわたって、アプリケーションのインストールやファイルのアクセス、コピー、移動を実行できるという。
ラリーは次のように疑問を投げ掛けている。「セキュリティの面で、この新しいモードはどうなのだろう? XPMはWindows XPであるため、ASLR(Address Space Layout Randomization)やInternet Explorer(IE)の保護モードなど、一部の新しい機能はこのモードでは利用できない。一方、このモードはXP SP3であるため、セキュリティ上プラスの点もある。例えば、データ実行防止(DEP)機能や自動更新など、一部のデフォルトについてはMicrosoftは積極的に利用を奨励することになるだろう。もっとも、こうしたオプションはすべてグループポリシーの下で管理できるだろうから、デフォルトがどうであれ、企業は自由に設定を変更できる」
ラリーはファイルシステムの統合やそれによって引き起こされるであろうリスクについて懸念しているが、それは当然の疑問だ。セキュリティソフトウェアは重要な問題だ。「Windows 7向けのセキュリティエンドポイントスイートはデフォルトではXPM内までは保護しないはずだ」とラリーは断言している。MicrosoftはまだXPMについて詳細をほとんど発表していないため、今ここでセキュリティについて評価するのは難しい。だが、Microsoftが提供するのであれ、サードパーティが提供するのであれ、何かしらセキュリティソフトウェアが必要と考えるのは極めて妥当だろう。
わたしは幾つか重要な問題について、ラリーとメールで意見を交換した。ライセンスの問題も、その1つだ。例えば、ベンダーは2つのバージョンのWindowsに対して、セキュリティソフトウェアライセンスをそれぞれ別個に提供する必要があるのだろうか? ソフトウェアライセンスのコストとインストールはどうなるのだろう? 恐らくMicrosoftは、仮想化環境と非仮想化環境にわたってセキュリティソフトウェアを簡単にインストールできるようにするためのメカニズムを提供するのではないだろうか。例えば、APIやファイルシステムのフックのようなものだ。また、このモードでは32ビットのWindows XPが64ビットのWindows 7上で仮想化されて動作することになるわけだが、そうした32ビットと64ビットが混在した環境というのはどうなのだろう?
Microsoftが自社で開発したセキュリティソフトウェアをXPM向けに無償で提供する可能性もある。同社は、これまでデスクトップとサーバ向けに提供してきたセキュリティサービスWindows Live OneCareの廃止を決定している。Live OneCareの販売は6月30日に正式に打ち切られる予定だ。Microsoftはその代わりとして、コードネームで「Morro」と呼ばれるサービスの提供を計画しているが、その詳細はまだ発表されていない。Morroはアンチウイルス機能も含め、フル装備のセキュリティソリューションになるとみられている。Windows 7にMorroがバンドルされるとなれば、セキュリティソフトウェアのパートナー各社や、McAfeeやSymantecといった競合各社は激しく攻撃してくるだろう。だが、互換性のためにWindows XPが仮想化されるということであれば、抗議はしづらいはずだ。Microsoftにとって、こうしたバンドルは将来に向けた前例作りとなり、ことによるとWindows 8にアンチウイルス機能が搭載されることにもつながりかねない。
セキュリティソフトウェアのほかにも、気になる点はある。例えば、ユーザーアカウント制御(UAC)はWindows VistaとWindows 7には組み込まれているが、XPには組み込まれていない。Windows 7のポリシーは仮想化された環境全体にフルに適用されるのだろうか? ラリーによると、Microsoftはデータ実行防止(DEP)機能の対応範囲を拡大するかもしれないというが、IE 6まで簡単に広げられるものだろうか?
興味深いことに、ほとんどの企業はセキュリティよりもアプリケーションの互換性の方が気掛かりなようだ。XPMの最大の魅力は、Windows XPアプリケーションの互換性だ。企業のWindows 7移行計画について、KACEの依頼を受けてDimensional Researchが実行した調査の結果が2週間前に発表されたが、それによるとIT意思決定者の多くはWindows 7に懸念を抱いており、その理由として、アプリケーションの互換性を挙げた回答者が88%と最も多く、セキュリティを挙げた回答者は37%と最も少なかった。この結果からすると、多くの企業にとって、XPMによってアプリケーションの互換性が保証されるというメリットはセキュリティの懸念を大きく上回るのかもしれない。それに恐らく、XPMに関する詳細が発表されるころには、Microsoftもセキュリティの問題に適切に対処できているだろう。
Appleは広告でよくWindowsをからかっているが、XPMはAppleの広告キャンペーン「Get a Mac」にとって格好のネタとなりそうだ。恐らく、「Mac OS Xなら1台で済むのに、Windows 7ユーザーには2つのOSが必要だ」といったスタンスの広告になるのでは? 広告の内容は「PC役のキャラクターが鏡の中の自分を相手に相互の同期化について話をしている」といったところだろうか。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 01
3アプリのみ同時起動できるNetbook専用Windows 7の狙いを、MSの責任者が語った。
Windows 7では、Netbook専用の製品エディション(SKU)として「Starter」がリリースされる。Netbookメーカー向けOEM専用で、3アプリのみ同時起動できる省機能版だ。現在流通しているWindows XP搭載Netbookより不便になりそうな見通しで、Starterを採用するOEMメーカーは少ないのでは――と予想する人もいる。
米MicrosoftのWindows担当副社長マイク・ナッシュ氏は、「OEMがWindows 7をプリインストールすることを担保したかった」と、Starterの狙いを語る。
MSはNetbook市場でLinuxに対抗するために、Window XPを格安に提供せざるを得なかった。Windows 7では、機能を大幅に制限した上で価格を抑えることで、上位SKUに対する値下げ圧力を予防しつつ、Windowsのシェアを確保する狙いだ。
OEMがStarterを採用するかどうかは「様子を見る必要がある」としながらも、ナッシュ氏は「NetbookはWindows XPが一般的。LinuxのNetbookもあるが、Windowsに慣れたユーザーは、今後もLinuxではなくWindowsを選んでくれるだろう」と自信を見せた。
Windows 7では、別途ライセンスキーを購入すれば、追加ダウンロードなど不要で上位のSKUにアップグレードできる「Anytime Upgrade」も提供。まずは“入り口”としてStarterを使ってもらい、Anytime Upgradeを使ってアップグレードしてもらう算段だ。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 01
Windows 7 RC、日本は5月7日一般公開 「XPと同等かそれ以上に快適」
Windows 7 RCは、米国で5月5日、日本は7日に公開。「XPと同等かそれ以上に快適」とMSの担当者は話す。
マイクロソフトは4月30日、Windows 7リリース候補版(RC)の日本語版を開発者(MSDNとTechNet会員)向けに公開した。一般向けには、米国で5月5日、日本で5月7日に公開する。
新たに、仮想環境でWindows XPアプリを起動できる「Windows XP Mode」(XPモード)に対応したほか、動画・楽曲ファイルをリモートPCから再生できる「リモートメディアストリーミング」機能などを搭載した。

サムネイルツールバーを表示

Aeroで全体を透過

ライブラリビュー
XPモードは、Windows 7上で仮想のXP環境を作り、Windows 7のデスクトップから直接、XP用のアプリを起動できる(Windows 7の「XPモード」とは MSが説明)。リモートメディアストリーミングは、Windows Live IDを使い、ネット経由で自宅用のワークグループ「ホームグループ」にアクセスできる機能。Windows Media Playerで管理している動画や楽曲をリモートで再生可能だ。
Internet Explorer 8も機能強化。閲覧履歴やCookieなどをブラウザ内に保存させない「InPrivate Browsing」機能をジャンプリストのメニューに追加し、手軽にアクセスできるようにした。タッチ操作機能も強化し、スクロールするWeb画面上でもタッチやドラッグアンドドロップで操作できる。
Windows 7の動作環境はVistaと同等で、CPUが1GHz以上、メモリが1Gバイト(32ビット)/2Gバイト(64ビット)、HDDの空き容量が16Gバイト(32ビット)/20Gバイト(64ビット)、GPUが、WDDM 1.0以上のドライバで動作するDirectX 9対応モデル。
同社ビジネスWindows本部の中川哲本部長は、「RC版でこれだけ高いパフォーマンスが出たのは初めてでは」と自賛。試用して「メモリ容量が1Gバイト以上のマシンなら、XPより快適」と感じたという。
XPとVista、7を比べた場合、メモリ容量1Gバイト未満ならXPが、1Gバイトを超えると7が快適に動作。2GバイトになるとVistaと7が同等か、7が最も快適になるという。イニシャルで起動するサービス数は、XPが40、Vistaが61、7が49で、「7はXP相当の軽さで起動し、より高機能だ」(中川本部長)。
米MicrosoftのWindows担当副社長マイク・ナッシュ氏は、Vistaとの互換性の高さをアピールする。CorelやATI、NVIDIAなど大手を含む1万のメーカーが、ソフト・ハードのWindows 7対応を進めているという。「パートナー企業と協力し、互換性を担保していきたい」(ナッシュ氏)
リリースの日付 : 2009 - 05 - 02
米政府が新設したTwitter、Facebook、MySpaceのページは、ホワイトハウスの公式ブログとは異なりフォローやコメントなどで参加することができる。
米政府は5月1日、「White House 2.0」と題した公式ブログで、Twitterをはじめとする複数のコミュニケーションサイトでの情報発信を開始したことを発表した。豚インフルエンザや経済危機に関する情報を従来より迅速に国民に届け、交流するのが目的としている。
バラク・オバマ米大統領は4月最後の定例ビデオ演説で、「古い習慣や考え方では現在の課題を解決できない。われわれは政府を改革し、効率、透明性、創造性をより高める必要がある」と語り、国民の政治参加のためにホワイトハウスの壁を越えると約束した。
新たに設置されたのは、Twitterの「whitehouse」、Facebookの「White House」、MySpaceの「The White House Blog」で、Twitterは公式ブログへのリンク、FacebookとMySpaceは公式ブログと同じ内容となっている。
米政府の公式サイト上のブログにはコメントをつけられないが、これらの新サイトではフォローやコメントが可能だ。公式Twitterにはスタートから6時間後、1万人以上がフォロワーとして登録している。
米政府は既に、Flickr、Vimeo、YouTube、iTunesにもアカウントを持っている。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 03
デルが販売促進キャンペーンとして使い出すなど、企業のプロモーションとしてTwitterが使われ出している。つぶやきは有効なプロモーションになるだろうか。
4月27日、デルがTwitterを使ったWebプロモーションを開始した。これに限らず、最近では複数の企業が、プロモーションの一環としてTwitterを利用するケースが増えている。しかし、“つぶやき”が有効な広報活動になるのだろうか。
“つぶやき”の宣伝に効果は?
企業の〈中の人〉の“つぶやき”は、その人物の立場や、その人物自身に対する興味によっては、意味を持ってくる。それは、企業そのものではなく、あくまでも個人の“つぶやき”だからだ。外部からではうかがい知れない企業や、業界の内情が垣間見えることもあり、興味深いことがある。このことがあるために、企業によっては社員のTwitterアカウントを監視しているところもあるとも聞く。
それに対して、企業そのもの、もしくは部門、ブランドのTwitterでは、何がつぶやかれるのか。
広報のためにアカウントを取得した場合、新サービスの案内などを、淡々とつぶやくケースもあれば、担当社員が自由につぶやいている形のものもある。もちろん、しっかりと計画されたプロモーションの場合は、自由につぶやいているように見せかけて、計算された“つぶやき”をしていることも多いはずだが。
いわゆるブログを使った企業プロモーションでは、期間を決めて、どの情報をどのあたりで掲載するなどといったスケジューリングがなされていて、綿密な計算がされている。コメントやトラックバックから、顧客などの反応を見ながらプロモーションできるため、うまく活用できればそれなりの効果を上げられる。逆に、炎上してしまって閉鎖した事例もあるが、コメントやトラックバックを承認制にすることで防ぐことも可能だ。
それに対してミニブログと呼ばれるTwitterでは、フォローを活用することで、顧客の存在をもっと身近にすることができる。かといって、短期間に大量に情報を発信してしまっては、スパムのようになりかねない。いかに効率よく、良いタイミングで“つぶやく”ことができるかが、勝負だろうか。そして、フォローしてくれる読者から口コミが広がれば、それこそ大きな宣伝効果が期待できる可能性がある。
少し状況が異なるのは芸能の分野だ。ファンとのコミュニケーションが重要なファクターになる。いわば自らが看板を背負った形の芸能活動においては、Twitterはプロモーションツールとしても有効活用できるのだ。
「芸能マスコミ」という言葉があるように、かつて、芸能プロモーションはテレビ、ラジオ、新聞などのマスメディアを積極活用していた。もちろん、それはいまでも継続されているが、現在ではだいぶ様相が変わってきている。それは、ネットによる情報発信が増えてきたことだ。少し前ならば、芸能リポーターを集めて記者会見するのが当たり前だったものが、当事者がブログで先に書いてしまい、それをマスコミが後追いするケースが多くなっているのだ。
ブログをする芸能人が増えたことは、ただ情報を発信するだけではなく、コメントなどを利用して、ファンと直接交流が図れることを意味する。Twitterはそれをさらに促進させている。“つぶやき”を利用してファンに最新情報をダイレクトに伝えたり、逆にファンの“つぶやき”を聞いたりもできる。同じ目線に立った交流が可能となるのだ。
必要なアカウントは取得できていますか
最近では、ふかわりょうプロデュースによる3人組女性ユニットCOSMETICSも、Twitterアカウントを取得してファンとの直接交流をスタートさせている。スタッフが中心となって運営しているとのことだが、今後の展開としては、COSMETICSの3人やプロデューサーのふかわりょう氏の登場も検討しているという。
ただし、このケースでは「COSMETICS」アカウントはすでに取得されてしまっていた。こうしたアカウントの問題も、企業によるTwitterを使ったプロモーション実施のネックになるかもしれない。企業名やブランド名でアカウントを取得したほうが、顧客へアプローチできるからだ。すでに何者かによって、そのTwitterアカウントが取得されていた場合は、対策を練る必要がある。Twitterのアカウントは誰でも無料で取得できるため、ドメインと違って取り戻すことは難しいだろう。そのあたりをどうクリアするかが、企業がTwitterをプロモーションで利用する鍵となろう。ちなみに、COSMETICSは「COSMETICSP」のアカウントを取得して、Twitterを開設した。
こうした問題を解決してTwitterを開設したら、次はその立場を明らかにすることが重要だ。例えば、プロジェクトの個人として発言するのか、それともプロジェクト自体として発言するのか。それによって、読者のフォローの仕方も変わってくるからだ。後者ならば、普通のプレスリリースと同じように流しながら、気になったものについて話題にするかもしれない。前者ならば、もっと突っ込んだ形でコミュニケーションしてくる読者も出てくるだろう。これぞ、Twitterを使ったプロモーションの醍醐味かもしれない。
“つぶやき”は、企業のプロモーションになり得るのか。その答えは、これから明らかになってくるはずだ。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 04
非モテだらけのオフ会に「ネット界のネ申」こと田代まさしさんが降臨。田代さんが「怪しげな場所に俺を呼ぶな!」と叫んだほど“カオス”な現場を、ITmediaの新人記者が取材した。

ステージ上でトークする田代さん(中央)とえがちゃん(左)、参加者の女性
「怪しげな場所に俺を呼ぶな!」――「ネット界のネ申」こと田代まさしさんが、4月26日に開かれた「非モテSNS」の公式オフ会にゲストとして登場し、叫んだ。現場の“カオスっぷり”に驚いているようだ。
会場となった「新宿ロフトプラスワン」(新宿・歌舞伎町)には、150人の“非モテ”が集まっていた。2週間ぶりに家を出たという「自宅警備員」や35歳童貞の「魔法使い」、女装した男性などが楽しそうに話している。

会場は満席
非モテSNSの管理人で「非モテのネ申」こと永上裕之さん(通称・えがちゃん)はガチャピンのパジャマ姿だ(営業マンも“非モテの神”もこなす22歳 「非モテSNS」のえがちゃん参上)。
一体参加者はどんな人たちなのか、非モテたちを前に田代さんは何を話すか――ITmediaの新人記者が、“カオスな現場”を取材した。記念すべき初取材の行方はいかに……!?
オフ会で、紙袋をかぶる人々

紙袋をかぶる人
非モテSNSは、モテない人が集まり、傷をなめ合うというSNS。公式オフ会は今回が3回目で、定員100人に対し、150人が集まる盛況ぶりだった。「マーシーがゲストで来るから、参加しました」と参加者の1人は話す。
オフ会の受け付けでは毎回、顔を見せたくない参加者が顔を隠すための紙袋が手渡される。「本当にかぶる人がいるのか」と記者は半信半疑だったが、会場を見渡すと10人ほどの“紙ブクラー”たちがいた。
目のあたりに穴を開けた紙袋をかぶり、本を読んでいる強者もいる。かぶり心地を聞いてみた。「視界は狭いです。歩く時に足元が見えない。それに加え、空気がこもってかなり熱いです」――かなりの荒行のようだ。
オフ会中、誰とも話さない人も

ほかの参加者と交流せずに本を読んでいる人も
いよいよ乾杯の時間がやってきた。えがちゃんがステージに上がる。「リア充ー! 氏ねー!」という乾杯のかけ声で、盛り上がる。
会場はいくつかのゾーンに分かれていた。話をするのが苦手な人が集まる「話ベタゾーン」では、それぞれが漫画を読んだり、ゲームをしたりと、自分の世界を満喫している。隣の「モンハンゾーン」では、数人でテーブルを囲み、黙々とPSP用ソフト「モンスターハンターポータブル」をプレイしていた。テーブルの上には攻略本も。会話が盛り上がっている様子はなく、話し掛けづらい雰囲気だ。
仮面舞踏会のような蝶マスクを付けた集団もおり、トランプやUNOで楽しんでいた。「35歳童貞です」「自宅警備員やってます。今日は2週間ぶりに家を出ました」などと、自己紹介しあっている集団も発見した。
カオス過ぎるこの雰囲気に、記者は怖じ気づいてきた。モロッコやミクロネシアなど海外の僻地(へきち)を1人で旅するのが趣味の記者だが、これほど“ビビった”のは、ペルーを旅した時以来だ。
「こんにちは、草なぎ剛です」

オフ会スタートから2時間ほど経った頃、ステージに田代さんが現れた。「こんにちは、草なぎ剛です」とあいさつし、会場をわかせる。会場を見回し「怪しげな場所に俺を呼ぶな!」と一喝すると、参加者から大きな拍手がわき起こった。
「モテる方法を田代さんに習いたいという人が集まっています」とえがちゃんが話すと、田代さんは「俺は人生を台無しにする達人だけどね」と答え、会場から大きな笑い声が起こった。
田代さんは、参加者からの恋愛相談に答えながら、自然に手をつなぐ方法や、おしゃれにキスをする方法など、モテるテクニックも伝授。「印象に残る出会いを作る」ことや、「相手を退屈させない」ことが、女性と接するときのポリシーだと話していた。

オフ会の準備をするえがちゃん
芸能界デビュー前には、博多人形を女性に差し出し、「この人形にあなたの名前を付けたいので、名前を教えてください」とナンパしていた――という秘話も明かした。
参加者から「なぜ違法行為をやってしまったのか」と質問されると、「ハートが弱かった。人間は依存しないと生きていけないから、俺はだめなものに依存してしまった」とまじめに語るシーンも。「自分は底辺にまで行ったけれど、とても友達を大事にしていたから、友達に助けられた。友達は大切」と参加者に呼び掛けた。
オフ会の締めは、田代さんを囲んでの乾杯だ。「リア充ー! 氏ねー!」という乾杯コールと笑い声が響き渡り、なごやか(?)な雰囲気の中で、オフ会は終了した。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 05
英語版Windows 7のリリース候補が予定より早く一般公開された。
2009年05月05日 14時14分 更新
米Microsoftが予定よりも早く、英語版Windows 7のリリース候補版(RC)を公開した。
同社は当初、米国時間5月5日にRC版の一般公開を予定していたが、既にWindows 7のサイトでダウンロードできるようになっている。
日本語版のRCは、5月7日に一般公開が予定されている。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 06
深刻な脆弱性に対処したGoogle Chrome 1.0.154.64がリリースされた。
米GoogleのChromeブラウザに新たな脆弱性が見つかり、更新版となるバージョン1.0.154.64が5月5日付でリリースされた。
脆弱性は2件あり、いずれもGoogleの社内で発見されたという。このうち、ブラウザプロセスの入力値検証エラーに起因する脆弱性は、悪用されるとログオンしたユーザーの権限で任意のコードを実行される恐れがあり、深刻度は最も高い「Critical」となっている。
もう1件の脆弱性は、Skia 2Dグラフィックスの整数オーバーフロー問題に起因し、悪用されるとGoogle Chromeのサンドボックス内で任意のコードを実行される可能性がある。深刻度は上から2番目に高い「High」となっている。
今回のバージョンではセキュリティ問題のほか、Google Chromeがデフォルトのブラウザになっていない場合は起動時に告知が表示されるようになった。また、Webアプリケーションをオフラインで使うためのツール「Gears」も、更新版の0.5.16.0にアップデートされた。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 08
MicrosoftはWindowsの海賊版対策を刷新し、名称も「Windows Genuine Advantage(WGA)」から「Windows Activation Technologies」に変更した。
米Microsoftは5月7日、Windows 7での海賊版対策について説明した。ユーザーのコンピュータにインストールされているWindowsが正規版かどうかを確認するプログラムの名称を従来の「Windows Genuine Advantage(WGA)」から「Windows Activation Technologies」に変更したほか、幾つかの機能を向上させたという。
Windows Activation TechnologiesはWindows XPのWGAとは異なる技術を使っており、より正確になったという。XP向けには今後もWGAのアップデートを提供していくが、Windows VistaとWindows 7向けには今後Windows Activation Technologiesを提供する。
変更点として、Vista SP1ではログイン時にアクティベーションしないと定期的にアクティベーションを促すアラートが表示され、それでも先延ばしにするとアラートが15秒間グレー表示されていたが、Windows Activation Technologiesではアクティベーションすべき理由を説明したダイアログボックスが表示されるようになった。
そのほか企業ユーザー向けボリュームアクティベーションの操作性も向上させたとしている。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 08
MS、「Windows 7にアップグレードできるか」判定ツールをβ公開
PCのプロセッサ、メモリなどをチェックして、Windows 7を実行できるか診断する「Windows 7 Upgrade Advisor」のβ版がリリースされた。
米Microsoftは5月7日、ユーザーが手持ちのPCをWindows 7にアップグレードできるかどうか診断できるツール「Windows 7 Upgrade Advisor」のβ版をリリースした。
同ツールはPCのプロセッサ、メモリ、ストレージ、グラフィックス性能をチェックし、インストールされているソフトの互換性問題を調べ、Windows 7を実行できるかどうかを判定する。可能であれば問題の解決方法も提示する。

診断結果
Upgrade Advisorは、以下のWindows 7のシステム要件に基づいてハードをチェックする。
1GHz以上の32ビットまたは64ビットプロセッサ
1GバイトのRAM(32ビット)/2GバイトのRAM(64ビット)
16Gバイトの空きディスク容量(32ビット)/20Gバイト(64ビット)
WDDM(Windows Display Driver Model)1.0以上のドライバに対応したDirectX9グラフィックスプロセッサ
Upgrade Advisorβ版は無料でダウンロードでき、現時点では英語版のみ。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 08
「サービス存続のためにお金を払って」と呼び掛けていたカフェスタの終了が決まり、約7年の歴史に幕が下りることになった。広告収入に頼るネットコミュニティーサービスの難しさが改めて浮き彫りになった形だ。

カフェスタの思い出を投稿してもらう「カフェスタ ありがとうキャンペーン」が始まった
MCJは5月8日、100%子会社のカフェスタが運営するSNS事業を、オンラインゲームを運営するジークレストに譲渡すると発表した。ジークレストが運営するゲームコミュニティー「@games」に移行し、カフェスタは5月末で終了、約7年の歴史に幕を閉じる。
同サイトをめぐっては、運営コストをまかなうために「存続のために有料会員になるか、アバターなどを購入してほしい」と運営側がユーザーに呼び掛ける異例の試みで話題になっていた。だがMCJの本業であるPC事業で市場が停滞しており、競争力を再強化する必要があるとして、シナジーが見込めないSNS事業の譲渡を決めた。広告収入にほとんどを頼るネットコミュニティーサービスの運営の難しさが改めて浮き彫りになった形だ。
カフェスタは8日に決済機能を停止。サービスは31日で終了し、6月1日以降は新規書き込みや編集、削除などはできず、閲覧のみとなる。6月2日以降、データを@gamesに移行できるようにする予定。
IDやニックネーム、パスワードなどは移行後もそのまま使え、日記などのデータも一部を除き引き継がれる。有料アバターアイテムなどを購入したユーザーには、@games内で使える「セルフィ衣装交換券」を配布する。未使用の「カフェスタキャッシュ」は、@games内通過の「Gコイン」に変換する。詳細はWebサイトで。
カフェスタサービスは旧パワードコム(KDDIが吸収合併)が2002年7月にスタート。04年からはパワードコムと韓国Daum Communicationsが共同出資したTAONが運営し、TAONはその後ライコスジャパンに社名変更。昨年4月、MCJがライコスジャパンから事業を取得して運営していた。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 09
学生がWikipediaに投稿したでっち上げの文章を、Guardianなどの大手新聞が記事に引用した。(ロイター)
「わたしが死ぬときには、頭の中に最後のワルツが流れるだろう」。オスカーを受賞したフランスの作曲家モーリス・ジャレはそう語っていたと、3月に彼の死を伝えた新聞は記事に書いていた。
だがこの文章は、アイルランドの学生がWikipediaに投稿したでっち上げだった。インターネットの情報に過度に依存することの危険性を示すためのものだったという。
シェーン・フィッツジェラルドさん(22)は3月30日、ジャレの死が報じられた直後に、この文章を考案してWikipediaに投稿した。
ダブリン大学で社会学と経済学を学ぶフィッツジェラルドさんは、ブログや小さな新聞は偽の文章を引用するだろうと思っていたが、大手の新聞が確認もせずにWikipediaの記事を利用するとは思っていなかったという。
「わたしは間違っていた。英国、インド、米国、さらにはオーストラリアの高級紙が、ジャレの死亡記事にわたしの言葉を使った」とフィッツジェラルドさんは5月7日のIrish Timesの記事で述べている。
英Guardian紙は、死亡記事の訂正を余儀なくされた新聞の1つだ。同紙は、偽の文章はWikipediaが出所で、その後ほかのサイトに転載されたようだと明らかにした。
「この話の教訓は、ジャーナリストはWikipediaを避けるべきだということではなく、信頼できる一次情報源にまでさかのぼれなければ、Wikipediaの情報を使うべきではないということだ」とGuardianのリーダーズエディター、シオベイン・バターワース氏は述べている。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 10
「はてなが運営する「うごメモシアター」で、手書きコメント機能「ちょっとメモ」を利用して投稿されたコメントが、公開から10日で30万件を突破した。
はてなは5月8日、はてなが運営する「うごメモシアター」「うごメモはてな」の新機能「ちょっとメモ」を利用したコメントが、公開から10日目の7日に30万件を突破したと発表した。
ちょっとメモ機能は、うごメモシアターで手書きコメントを投稿できる機能。うごメモシアターが4月27日にバージョン2になった際に追加した。はてなID登録が必須ながら、「うごメモはてな」公開時に比べ3倍以上のペースで投稿が増えており、「作品の投稿に加え、作品への感想や作者とのやりとりなど、コメントを通じてのやりとりが非常に活発化していることがわかる」という。
うごメモシアターは、ニンテンドーDSi用の無料ソフト「うごくメモ帳」で作成した作品を公開できるDSi用サービス。作品や手書きコメントはPC用サイト「うごメモはてな」からも閲覧できる。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 11
mixiを招待状なしでも利用できる登録制は、2009年度下半期から導入。当初予定より延期した。
ミクシィの笠原健治社長は5月11日に開いた決算会見で、SNS「mixi」に招待状なしで参加できる登録制を、2009年度下半期(2009年10月?10年3月)に導入すると明らかにした。
当初は09年春からの予定だったが、招待状なしで参加し、「マイミクシィ」ゼロのユーザーでも円滑にコミュニケーションできる仕組みの整備を優先。「mixiアプリ」の正式サービス提供(PC版は8月、モバイル版は9月)後に延期した。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 11
日本のGoogleチームが制作したChromeのCMがWebで好評を博したため、テレビでも放送することになった。
米Googleが、ChromeブラウザのCMをテレビで放送開始した。
このCMはもともとは日本のGoogle社員が、Chromeのユーザーインタフェースのシンプルさを示すために制作した動画だった。Webで公開したところ好評を博したため、テレビでの放送を決めたという。GoogleのCM仲介システム「Google TV Ads」を使って週末から各局で放送している。
「テレビがChromeの認知度向上にどう影響するのか楽しみにしている」と同社は述べている。
このほかにもGoogleは外部クリエイターによるChromeのビデオをYouTubeで公開している。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 11
AppleはiPhoneアプリ開発者にOS 3.0への対応を求めているが、6月の正式リリースまで時間はあまりない。
米Appleは5月7日、開発者に対し、App Storeに提出するすべてのアプリをiPhone OS 3.0に対応させなければならないと通知する電子メールを送った。
「今日から、App Storeに提出されるアプリはすべてiPhone OS 3.0の最新βでレビューされる」とAppleからの電子メールには記されている。「iPhone OS 3.0と互換性のないアプリを提出した場合は承認されない」
「App Storeの既存アプリは修正を加えなくてもiPhone OS 3.0で動作するはずだが、互換性問題のないよう、既存アプリを同OSでテストすることが望ましい。iPhone OS 3.0が顧客にリリースされた後は、同OSに対応しないアプリはApp Storeから削除される可能性がある」
しかし、オンラインに投稿されている報告によると、2.x SDKを使って構築された静的ライブラリでiPhone OS 3.0向けのアプリを開発しようとすると、特に脆弱なバイナリインタフェースの問題などの問題が起きる可能性があるという。
OS 3.0で動く新しいアプリを急いで作ろうとしても、期限まで間がない。100を超える新機能を備えた同OSは、1000以上の新しいAPIを盛り込んだSDKとともに、6月にリリースされる。現在、iPhone向けのアプリは2万5000種以上あり、アプリダウンロード数は4月23日に10億を突破した。
しかしAppleは、OS 3.0を利用するであろう人の数を考えると、今回の対応は必要なものだと示唆している。
「App Storeに提出されるアプリは、iPhone OS 3.0の最新β版でレビューされる」とAppleの広報担当者ジェニファー・バウコック氏は8日、eWEEKあての電子メールで説明した。「今年の夏に多数のiPhoneおよびiPod touch利用者がiPhone OS 3.0に移行することに向けた準備だ」
OS 3.0は「VPN on Demand」「Certificate Revocation」「Media Scrubbing」などの機能を備えており、一部の機能は明らかに企業に訴求するように作られている。カット、コピー、ペーストなどのエンドユーザー向け機能も盛り込まれている。機能性を高めるためでもあり、間もなく登場するPalm Preの方が多用途だという主張に対抗するためでもある。iPhoneユーザーがBluetoothでほかのユーザーの音楽やビデオにアクセスできるP2P機能もある。
OS 3.0のβ版とアップデート版のSDKは3月18日に約5万人の開発者向けにリリースされた。
AppleはiPhoneの利用者は現在、80カ国に約1700万人いるとしている。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 11
USENは、Googleの企業向け業務アプリケーションサービスを小規模で導入できる独自のパッケージサービスを発表した。
USENは5月11日、企業向け業務アプリケーションスイートの導入支援を目的とした新サービスを発表した。5月から販売している。Googleがネットワーク経由で提供する「Google Apps」を基に、小規模の企業でも導入しやすい独自のパッケージサービスを作った。
新サービスの名称は「Business OffiSuite お試しパック」。Webメール「Gmail」やスケジュール管理ツール「Googleカレンダー」などの業務アプリケーションを、2カ月、10アカウントから利用できるサービスで、「(クラウド型の情報共有サービスを)本格導入する前段階のサービス」(同社)という位置づけだ。
少数のアカウントを短期間利用することで、サービスの内容を検討したり、現行の電子メール環境との併行運用を試したりできる。「実際にサービスを使ってもらうことで、使い勝手や運用方法、サポート体制などの疑問を解消してもらう」ことが狙いという。
価格は、10アカウントを取得し、1つのドメインで2カ月間利用する場合、5万2500円。電話および電子メールによる日本語関連のサポート、導入マニュアルの提示、DNSの設定変更といったサポートサービスも同時に提供する。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 12
Microsoftが同社としては初めてとなる社債発行に踏み切った。
米Microsoftは5月11日、総額37億5000万ドルの社債を発行したと発表した。内訳は5年物が20億ドル、10年物が10億ドル、30年物が7億5千万ドル。同社が社債を発行するのは初めてのことだ。
同社はこの社債で調達した資金を、運営資金や自社株の買い戻しなど一般的な事業運営に充てるとしている。社債発行は5月18日に完了する見込み。
主幹事会社はJ.P. Morgan SecuritiesおよびMorgan Stanley。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 13
GoogleがNew York Times買収を検討したと報じられたが、同紙の取締役は「接触はまったくない」と否定した。(ロイター)
New York Times(NYT)の取締役スコット・ギャロウェイ氏は5月12日、Googleの共同創設者ラリー・ペイジ氏に同紙の買収を持ち掛けてはいないと語った。
ギャロウェイ氏はReutersに、同氏はGoogle関係者とNYTの買収について話していないと語り、同氏がペイジ氏と予備交渉をしたというFortune.comの11日の報道を否定した。
「ペイジ氏と同じ部屋にはいたことも、電話で話したこともない。電子メールのやりとりもない。同氏との接触はまったくない」(同氏)
「わたしがペイジ氏とNew York Timesの買収に関する話をしたという報道は事実ではない」
ギャロウェイ氏は、NYT発行元の株式の約20%を持つヘッジファンドHarbinger Capital Partnersが推薦した2人の取締役の1人。
ハリウッドの有力者デヴィッド・ゲフィン氏がHarbingerが持つNYT株の買い取りを申し出たが、同社は提示額にプレミアムの上乗せがないとして拒否したと、事情を知る筋が11日に伝えた。
FortuneはGoogleがNYTの買収を真剣に考えたが、見送ることにしたと報じた。Googleはこの報道についての質問に対し、コメントを拒否した。
NYTの広報担当者とは連絡が付かなかった。
NYTの株価はニューヨーク証券取引所の午後の取引で4セント(0.6%)下落して6.77ドルとなった。同社の株価は広告支出落ち込みのあおりを受け、1年前の水準を約66%下回っている。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 13
「mixi」のコミュニティや日記のコメント欄に、ウイルスに感染する恐れがあるスパムURLが投稿されているとし、ミクシィが注意を呼び掛けている。
ミクシィはこのほど、SNS「mixi」のコミュニティや日記のコメント欄に、ウイルスに感染する恐れがあるスパムURLが投稿されているとし、注意を呼び掛けた。
オンラインゲーム関連のコミュニティのトピックや、「全体公開」に設定されている日記のコメント欄に、オンラインゲームに関連したテキストと、有名サイトに見せかけたURLが投稿されているという。
例えば、「ROスパノビ部隊が名も無き島を往く」「【Lineage】 プリとリッチ食う 【日記動画】」といったテキストに、Wikiサイトやニコニコ動画の動画ページなどに見せかけたURLが付いている。
URLをクリックするか、クリックでダウンロードされるZIPファイルを解凍するとトロイの木馬が仕込まれ、mixiやオンラインゲームのログイン情報が盗まれる恐れがあるという。
同社は発見次第、削除しているが、不審なURLはクリックしないようユーザーに呼び掛けている。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 14
攻撃者がトロイの木馬を仕込んだ海賊版Windows 7 RCをばらまいており、1日に約1600件のペースで感染が増えている。
マルウェア入りの海賊版Windows 7をばらまいている攻撃者が、ボットネット構築を活発に進めている。
セキュリティ企業Damballaの研究者によると、攻撃者は海賊版Windows 7にトロイの木馬を隠して、BitTorrentサイトで配布し始めたという。同社は、5月10日にボットネットの制御サーバを停止したが、それまでに感染率は1時間当たり522人に跳ね上がっていたと報告している。
「4月24日に海賊版が出回りだしてから、われわれが制御サーバを停止させるまで、このボットネットは2万7000件以上の感染を引き起こしたとみられる」とDamballaのエンジニアリング担当副社長トリップ・コックス氏は語る。
海賊版を使って感染を広める手口は新しいものではない。例えば2008年には、iWork 09やMac版Adobe Photoshop CS4の海賊版を利用してMacボットネットを構築しようとする攻撃が起きた。
マルウェアの脅威を別にしても、海賊版は大規模なビジネスとなっている。Business Software Alliance(BSA)とIDCの合同調査によると、2008年にソフトウェア企業が海賊版によって被った損失は500億ドルに上った。
Windows 7リリース候補版(RC)の場合、トロイの木馬が仕込まれた海賊版がBitTorrentサイトに流出した。このトロイの木馬は、ユーザーのマシンにダウンロードされると、ほかのマルウェアをそのマシンにインストールしようとする。感染を防ぐのは難しい。ウイルス対策ツールの多くはWindows 7をまだサポートしておらず、対策ツールをインストールできるようになる前に感染してしまうからだとDamballaは指摘する。
「幅広い地域で、1日に約1600件のペースで新たな感染が観測されている」とコックス氏は言う。「ボットマスターは制御サーバの停止後に新たに海賊版Windows 7に感染したマシンにはアクセスできないが、それ以前に感染したシステムは利用できる。感染率が最も高いのは米国(10%)、オランダ(7%)、イタリア(7%)だ」
リリースの日付 : 2009 - 05 - 14
Yahoo!JAPAN IDでログインがあった時にアラートメールが届く「ログインアラート」機能が加わった。
ヤフーは5月13日、Yahoo!JAPAN IDの不正利用を防ぐ「ログインアラート」機能の提供を始めた。
ユーザーのYahoo!JAPAN IDでログインされた時、あらかじめ登録しておいたユーザーのメールアドレスに、ログインがあったことを通知する。

ログインアラートの仕組み
身に覚えのないログインがあった時には、以降のログインをできなくするログインロック機能も提供。利用する予定が長期間ない場合には、ログインアラートの設定画面からログインロックをかけることもできる。ログインロックは、設定したアドレスに送られる解除メールに従って手続きをするか、パスワードの再設定をすることで解除可できる。
Yahoo!JAPANはこれまでに、セキュリティ対策としてログイン履歴の表示やログインシールなどを導入している。
May14
Posted at May 14, 2009 08:27 PM コメント (0) トラックバック (0)
リリースの日付 : 2009 - 05 - 14
アップルが「Mac OS X 10.5.7 Update」をリリースした。最新のセキュリティアップデートが実施されるほか、サポート可能なRAWデータが追加された。

を実行すると自動確認が行われる
アップルが「Mac OS X 10.5.7 Update」を公開した。このアップデートには、Mac OS X 10.5の安定性と互換性およびセキュリティを強化するOSの全般的な修正が含まれる。入手方法は2通りで、アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」を実行、もしくはアップルのWebページから単体インストーラをダウンロードできる。容量は286Mバイトだ。
アップデートの主な内容は、5月12日に公開された「Mac OS X v10.5.7 / Security Update 2009-002」と「Safari 3.2.3」、および「Safari 4 Public Beta Security Update」を含む最新セキュリティアップデートのほか、サポート可能なRAWイメージの追加や、NVIDIAベースのMacにおけるビデオ再生機能とカーソル動作の向上、DVORAKキーボード配列問題(Mac OS X 10.5.6)の解決、フロー制御対応イーサネットスイッチに接続した際のネットワークパフォーマンスの向上など。また、iCal、Mailのアップデートが実施されるほか、ペアレンタルコントロールとプリントの信頼性も向上する
リリースの日付 : 2009 - 05 - 15
Googleのサービス障害、原因はルーティングのエラー
Googleの複数のサービスで障害が起きた原因は、トラフィックのルーティングエラーだった。
2009年05月15日 10時15分 更新
米Googleは5月14日、同社ユーザーの14%に影響したサービス障害について、ルーティングのエラーが原因だったと説明した。
システムのエラーが原因で一部のトラフィックがアジアに転送され、輻輳が起きたことが原因という。これによりGoogle検索、Gmail、YouTube、Google Analyticsなど複数のサービスで遅延や停止が起きた。
同社はこれを飛行機に例えて、このように説明している。「ニューヨークからサンフランシスコへ行くのに、飛行機がアジアの空港を経由したらどうなるか想像してほしい。しかも、ほかにもたくさんの飛行機がその経路を通ったために渋滞が起き、目的地に着くまで想定以上の時間がかかった。14日に当社の一部ユーザーに起きたことは、基本的にはそういうことだ」
「われわれはサービスを超高速かつ『常時接続』にするべく取り組んできた。このような問題が起きるのは恥ずかしい」とGoogleは述べ、謝罪するとともに再発防止に努めることを約束している。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 15
カカクコム株式をCCCが181億円で取得し、関連会社化。相互のノウハウを持ち寄り、Tポイントを活用したサービスなどを検討する。
「TSUTAYA」などを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は5月14日、カカクコム株式の20.3%を約181億円で取得し、持分法適用関連会社にすると発表した。カカクコムが持つサイト運営ノウハウとCCCの顧客基盤などを組み合わせ、ネット分野で相乗効果を図っていく。
25日付けでカカクコム筆頭株主のデジタルガレージから株式を取得する。取得後、CCCとデジタルガレージが保有する株式数は同数となり、それぞれ筆頭株主になる。
3社で業務提携を結び、CCCはカカクコムと「Tポイント」を活用したユーザー向けサービスや、CCCの店舗ネットワークとカカクコムのネットサービスを融合したマーケティングプラットフォームの構築などを進める。デジタルガレージ傘下のイーコンテクストと決済事業での協業なども行う。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 15
「ニコニコ動画」に堀江貴文さんの公式チャンネルがオープンした。月額1000円の有料制だ。

「ニコニコホリエモンチャンネル」
ニワンゴが運営する「ニコニコ動画」に5月15日、元ライブドア社長の堀江貴文さんの公式チャンネル「ニコニコホリエモンチャンネル」がオープンした。有料制で、料金は月額1000円。
堀江さんの著書「徹底抗戦」について語るなど、堀江さん自身が発進する動画コンテンツを展開するという。
第1弾として、堀江さんとニワンゴ取締役の西村博之(ひろゆき)氏が出演するトークライブの模様を会員限定で生放送する。5月18日午後7時から。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 16
スティーブン・スピルバーグ監督がWiiゲーム「Boom Blox」を作ったのは、自分の子供に合うようなゲームがなかったからだった。(ロイター)
オスカー受賞監督のスティーブン・スピルバーグ氏は、自分の7歳の子供に合ったビデオゲームがないことに不満を持ち、娯楽の巨匠ならやりそうなことをした――自分でゲームを作ったのだ。
「Boom Blox」は同氏とビデオゲームパブリッシャーElectronic Arts(EA)の共同開発による第1弾のゲームで、昨年5月に任天堂のWii向けに発売されて以来、全世界で100万本近く売れた。
EAは5月19日、第2弾の「Boom Blox Bash Party」をリリースする。
世に出ているゲームはほとんどプレイしていると称するスピルバーグ氏は、体を使って操作するWiiとモーションセンサーコントロールの大ファンだ。
「わたしのように、子供たちにカウチポテト族にならずにもっと体を動かしてほしいと望んでいる親にとって、Wiiは非常に素晴らしい」と同氏。同氏はBoom Bloxとその続編の開発で、EAのロサンゼルスのチームと密接に協力した。
同氏は、Boom Bloxは、Wiiコントローラーを使って何か(積み木など)を倒すというアイデアから生まれたと話す。
最新作では4人までのプレイヤーが最高でレベル400までのパズルに挑む。舞台は宇宙から海底までさまざま。プレイヤーが独自コンテンツを作って、オンラインでほかのユーザーと共有することも可能だ。
「自宅でクリエイターになれる」とスピルバーグ氏は言う。「ゲームに参加する側にも、作る側にもなれる。プレイヤーがほかの人たちとアイデアを共有できる素晴らしい方法であり、Bash Party以降の作品に生かせる着想も得られる」
初代のBoom Bloxは当初売れ行きが振るわず、ゲーム系メディアから批判されたが、EAはスピルバーグ氏からクリエイティブ面での支援を得て、この家族向けゲームシリーズの開発を続ける予定だ。
映画とゲームの融合
「Gears of War 2」「Grand Theft Auto IV」などのゲーマー向け人気タイトルと比べると「Boom Bloxの売り上げはやや低調で、その点が批判されているが、種類の違うものを比較しても仕方がない」とGame Changer Researchの市場調査アナリスト、ビリー・ピジョン氏は語る。
「Wii向けゲームの多くは幅広くマスマーケットに売れる可能性があり、ハードコアゲーマー向けのタイトルと比べると売り上げは緩やかに、長期にわたって伸びる」
スピルバーグ氏は、新たなゲームをプレイするたびに学んでいると話す。同氏は以前、自前のゲーム会社を持っていた。
「これまでで最も賢明にして愚かな行為は、会社をEAに売却したことだった」と同氏は語る。「Medal of Honorがほぼ完成し、われわれはDreamworks InteractiveをEAに売却することを決めた。売却していなかったら、Medal of Honorの成功を元に、事業を続けられただろう」
「だが、Medal of Honorを国際市場で展開し、商業的に成功させられる態勢が(Dreamworksよりも)整った企業への売却は、賢明な決断でもあった」
スピルバーグ氏は、映画産業とゲーム分野での創作には、あまり似た点がないと話す。
「ビデオゲーム制作のあらゆるレベルで利用される技術は、ジュラシック・パークで恐竜を描くのに使われている技術としか似ていない」(同氏)
「(ゲームには)わたしがやってきたような制作過程がない。俳優を雇うことも、セットを建てることもない。細かなテクノロジーがその代わりをしている」
同氏は、おそらくそれが、ビデオゲームが大画面に変換されない理由の1つだろうと語る。しかしハリウッドはDisney Picturesの「Prince of Persia: The Sands of Time」など、ゲームの映画化に挑み続けている。
「今のところ、映画原作のビデオゲームは大成功していないし、ビデオゲームを基にしたゲームもあまりヒットしていない」(同氏)
「これまでは映画とゲームの融合は起きていないが、いずれ起きるだろう。そうなればものすごいことになる」
リリースの日付 : 2009 - 05 - 17
ネットレイティングスが、携帯電話ユーザーのWebの利用動向を調査するサービスを開始。利用状況や属性を、サイトのカテゴリーごとに調査する。
ネットレイティングスは5月14日、携帯電話ユーザーのWebサイトの利用動向に関する調査を開始し、6月30日からリポートの提供を開始すると発表した。
同社が開始する「Keitai View モバイル利用者行動履歴サービス」は、携帯電話ユーザーの実際のWebサイトのアクセスログを元に、サイトの利用動向を集計するサービス。ユーザーが実際に訪問したサイトのページビュー数や滞在時間といった利用状況、サイトごとの利用者属性情報を、Webサイトのカテゴリー別に毎月データを更新してリポートする。
また同サービスでは、情報提供者であるパネルに、パネル自身のライフスタイルに関する200項目のアンケートを実施し、データベース化しているため、ケータイ・マーケティング全般の基礎資料として利用できるという。
Keitai View モバイル利用者行動履歴サービスは当初、NTTドコモの携帯電話利用者を対象に集計を開始し、調査対象者を順次拡大する予定。6月に開始する最初のリポートは2000人のパネル中、有効回答を得た430人のアクセスログとライフスタイル情報も元にリポートする。2009年度末までには、リポート対象有効パネル数を3000人まで拡大する予定だ。
同サービスの価格は月額30万円から。契約者の業種、利用形態により価格は異なる。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 18
5月14日のGoogleのサービス障害は、多くの人に影響した。わたしたちはGoogleがダウンしたらビジネスが立ちゆかなくなるほどに依存しているのだろうか?
昔は企業のネットワークがダウンしたときに、パーティションの向こう側をのぞき込んでこう言ったものだ。「ネットワーク落ちてない? あ、そのシャツかっこいいね」
仕事場が地理的に分散するようになったときには、企業ネットワークがダウンすると、次のようなインスタントメッセージが届いたものだ。
eweek1: ネットワーク落ちてる?
eweek2: 分からない。試してみる。
eweek2: 落ちてるみたい。じゃあまた。
では5月14日に飛ぼう。Googleで検索しようとして、あるいはGmailにアクセスしようとして何も起きなかったとき、わたしはFacebookにアクセスして、次のような書き込みを見つけた。
ジョン・スミス Googleにアクセスできない人、ほかにいる?
Googleがダウンしているのか、「自分だけなのか」を問うFacebookの最初の書き込みに続いて、すぐに果敢な人たちは障害の規模を把握するための手助けを求め、思考派の人たちはこれはクラウトコンピューティングの終わりの前兆――クラウド特有のリスクの具現化――なのかと問うた。
FacebookとTwitterにGoogleの障害について質問したり嘆いたりする投稿があふれたという事実は、この障害がどれだけの影響を及ぼしたかを反映している。パーティションの中にいる人たちが仕事ができなくなったという個別の問題ではなく、Google検索、Gmail、Google Apps、Google Analyticなどに依存しているすべての人の問題なのだ。
では、ポイントはそこなのだろうか? わたしたちは、Googleがダウンしたら世界的なレベルでビジネスが立ちゆかなくなるほどにGoogleなどのクラウドサービスに依存しているのだろうか? すべての卵をクラウドという1つのかごに盛っているのだろうか?
Googleサービスが完全に復旧した直後、同社の担当者は、米国およびほかの数カ国のユーザーに影響したこの問題の原因は、トラフィックのルーティングのエラーだったと説明した。あまりに多くのユーザーが同じ場所にルーティングされたとGoogleは語り、同社のエンジニアは再発防止に取り組んでいると付け加えた。
それは何よりだが、Googleがダウンしている間仕事にならなかったビジネスパーソンにとっては、小さな慰めでしかない。
今回の障害は、人々がパーティションの向こうをのぞき込んでいた時代の企業ネットワークの障害の現代版、クラウド版だと言う人もいるかもしれない。違っているのは、パーティションの中にいる人たちはシステム管理者に連絡でき、システム管理者が(少なくとも理論上は)問題や復旧見込みについての情報を提供してくれるという点だ。Googleがダウンしたとき、ダウンしているかもしれないと思ったとき、誰に電話すればいいのだろうか? Googleにアクセスできなかったとき、わたしは自分自身に問い掛け、コンピュータをチェックし、ISPに問い合わせてから、Googleが犯人だという結論に至った。
このような問題が起きたからといって、企業はクラウドコンピューティングを追求すべきでないと言っているわけではない。今回の障害がこれほど大きな影響を及ぼしたのは非常に多くの人が影響を受けたからであり、ミッションクリティカルではなくとも、日々のコンピュータ作業に欠かせなくなっているアプリケーションにアクセスできなかったからでもある。世界のシステム管理者のような存在を見つける必要があるだろう。
皆さんの会社はGoogleの障害でどのような影響を受けただろうか?
May19
Posted at May 19, 2009 08:18 PM コメント (0) トラックバック (0)
リリースの日付 : 2009 - 05 - 19
統合開発環境「Visual Studio 2010」とランタイム環境の「.NET Framework 4.0」のβ1がMSDN会員向けに公開された。
米Microsoftは5月18日、統合開発環境「Visual Studio 2010」とランタイム環境の「.NET Framework 4.0」のβ1をMSDN会員向けにリリースした。サイトからダウンロードできる。一般向けには20日にVisual Studioのサイトで公開する予定。
Microsoftデベロッパー部門のコーポレート副社長を務めるS・ソーマ・ソマセガー氏は公式ブログで、「これまで紹介してきた新機能の多くをこのβ1で体験できるが、今後も正式版公開に向けて品質と性能の向上に取り組む」としている。また同社エバンジェリストのマイク・オーモンド氏は自身の公式ブログで「β1の性能はコミュニティー技術プレビュー(CTP)版より格段によくなっている」とし、幾つかのスクリーンショットを紹介している。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 20
Microsoftは来週のテクノロジーカンファレンスで、「Kumo」を初披露する見込みだ。
米Microsoftは来週、新たなGoogle対抗策として、新バージョンの検索エンジンを披露する見込みだ。事情を知る筋が伝えた。
同社はWall Street Journalが開催するテクノロジーカンファレンスD: All Things Digitalで新検索エンジンを初公開する予定だと事情筋は言う。Wall Street JournalはNews Corp.の傘下にある。
Microsoftは既報の通り、数週間にわたって社員による新検索エンジンのテストを行っている。同社幹部は、この検索エンジン――「Kumo」のコードネームで呼ばれる――はユーザーがオンライン検索で関連性の高い結果をより簡単に見つけられるようにすると説明している。同社はKumoを宣伝するための大規模な広告キャンペーンを計画している。
Microsoftの広報担当者はコメントを控えた。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 20
Windows Phoneの連絡先、予定、写真などのデータを保存し、同期できる「My Phone」サービスが無料で利用できるようになった。
米Microsoftは5月19日、Windows Phone向けオンラインストレージサービス「My Phone」のβ版を一般向けに公開した。My Phoneのサイトからサインインできる。現時点では無料で、利用するにはWindows Live IDが必要。

日本語のページも用意されている
My PhoneはWindows Mobile 6以上を搭載した携帯電話に保存している連絡先、予定、写真などの情報をMicrosoftが運営するサーバに保存し、携帯と同期したり、第三者と共有することができるサービス。外部メモリ内のデータは同期されず、使える容量は200Mバイトまで。
My Phone担当チームのブログによると、これまでの限定公開中に受けたフィードバックを基にポータルサイトを改良しており、向こう数週間以内にクライアントソフトもアップデートする予定。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 21
ライブドア株主訴訟、堀江元社長らに76億円賠償命じる
ライブドアの個人株主3300人らが総額230億円の賠償を求めていた集団訴訟の判決で、東京地裁は同社の粉飾決算を認め、堀江元社長らに76億円の支払いを命じた。
ライブドアの証券取引法違反事件で株価が急落し損害を受けたとして、株主が同社(現LDH)と堀江貴文元社長ら旧経営陣に計約230億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が5月21日あり、東京地裁は同社の粉飾決算を認め、堀江元社長らに総額76億2800万円の賠償を命じた。
株価の急落で損害を受けたとして、個人株主約3300人と法人約20社が訴訟を起こしていた。判決は有価証券報告書の虚偽記載を認定し、虚偽記載が明るみになったことで株価が下がった分の損害額を算定し、同社と旧経営陣に支払うよう命じた。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 21
Intelが開発に参加しているLinux OS「Moblin」は、MicrosoftのWindows、さらにはGoogleのAndroid、AppleのiPhoneとも競合することになるかもしれない。
米Intelが「ソフトウェア分野での影響力を拡大する」という野心を示す新たな証拠を提示した。だがこれは、MicrosoftやApple、Googleといったパートナー企業の計画と衝突しかねない戦略でもある。
Intelは5月19日、Netbookと呼ばれる低価格の小型ノートPC向けのLinux OSとして、Moblinの新版「Moblin v2.0」を発表した。このOSは、活況を呈するNetbook市場において、Microsoft Windowsの穴馬的な代替選択肢と位置付けられている。
Moblin v2.0はIntelのAtomプロセッサを搭載するシステム向けに最適化されており、M-zoneと呼ばれる独自のインタフェースを備え、ユーザーはデジタルメディアを再生したり、インターネットを利用したり、ソーシャルネットワーキングを楽しんだりといった操作を簡単に実行できるようになっている。
Moblin対応製品の開発と販売を支援することになっているNovellなどのパートナー各社は、この使い勝手のよいソフトウェアの登場により、ようやくLinuxもPC市場でのニッチな存在から抜け出せるかもしれないと考えている。Novellでクライアントプリロード担当ディレクターという肩書きを担うガイ・ルナルディ氏は、「Windowsの代替選択肢を探しているユーザーにとって、このOSは破壊的な影響力を持っている」と語る。
一方、MicrosoftのWindowsクライアント部門のマーケティング担当上級ディレクター、マーティン・サッキ氏によると、WindowsはLinuxの各種のバージョンを一気に引き離し、いまやNetbook市場で約96%のシェアを誇っている。「Intelの計画についてコメントする立場にはないが、われわれはパートナー各社が今後もWindowsを選んでくれるものと確信している」と同氏は語っている。
もっとも、影響を受けるのはIntelの長年のパートナーであるMicrosoftだけではない。例えば、Moblinはスマートフォンなどポケットサイズの各種のインターネット端末でも動作するよう設計されているため、GoogleのAndroidにとってもライバルOSということになるが、Intelは既にAndroidの支持を表明している。さらにMoblinは携帯電話市場において、Intelの主要顧客であるAppleのiPhoneとも競合する可能性がある。
Intelのソフトウェア&サービス部門の副社長、ダグ・フィッシャー氏によると、同社はWindowsなど各種の代替選択肢に取って代わることを目指しているのではないという。だが、デジタル家電や車載情報端末など、幾つかの新規市場への自社チップの浸透を目指すなか、「一貫したソフトウェア基盤を構築する」という、より広範な目標を実現するためには、Moblinの開発が不可欠だったのだという。
「われわれはこうしたすべての分野にわたる統一された環境を実現したかった」とフィッシャー氏は記者との電話会見で語っている。
さらに同氏は、「Netbookの高速起動やバッテリー駆動時間の延長など、Atomの性能をフルに活用したソフトウェアを開発できる立場にあるのは唯一Intelだけだ」と続けている。なお、Moblinの開発プロジェクトの運営は現在、非営利団体のLinux Foundationに移管されているが、Intelも引き続き開発に参加している。
以上の件とは別に、Intelはコードネームで「Pineview」と呼ばれるAtomプロセッサの新版を2009年第4四半期にリリースする計画を明らかにした。Pineviewには、グラフィックスコアとメモリコントローラが統合される。これらの要素はこれまで別個のチップに搭載されていた。「コンポーネントの総数を減らすことで、コストの削減と省電力化につなげられる」とIntelでNetbookおよびNettop担当のジェネラルマネジャーを務めるヌリー・アルハレディ氏は語っている。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 22
Appleが500?700ドルで、7?10インチのタッチスクリーン搭載タブレットMacを投入するとアナリストが予測している。
AppleがNetbook(低価格ミニノートPC)をリリースする可能性はないが、同社は2010年前半に投入する7?10インチのタッチスクリーン搭載タブレット型PCに取り組んでいるようだ。アナリストが伝えた。
Piper Jaffrayが5月21日に公表した報告書で、アナリストらは、AppleはNetbookには関心がないと主張してきたと述べている。Netbookは競合製品との十分な差別化ができず、またMacBookの売り上げを奪うだろう。その代わりに、Appleはマルチタッチ特許を活用して、タッチスクリーン搭載のタブレット型PCを提供するとアナリストらは予測している。
「AppleはiPod touchとMacBookの間を、500?700ドルの新しいタブレット型PC(Netbookではない)で埋めるだろう」と主任アナリストのジーン・マンスター氏は報告書で述べている。
「iPhone OSよりも堅固だが、Mac OS Xとは違ってマルチタッチに最適化されたOSを搭載した新たな分野のApple製品を予想している。このデバイスのOSは、AppleのモバイルOSと似ていてApp Storeのアプリに対応するか、あるいはMac OS Xの改造版かもしれない」(同氏)
Appleが、モバイル機器での成功のカギはソフトだと確信していることを報告書は強調している。それは同社がApp StoreをモバイルOSの中心に据えたことでも示されている。
「Appleのラインアップに大きめのタブレット機器が加わったら、同社はそれを電子書籍リーダーとして使えるように、iTunes Storeで電子書籍の販売を始めるかもしれない」と報告書にはある。「このように、AppleはAmazonのKindleやKindle DXからの不要な競争に対抗する可能性がある」
報告書によると、Appleは初のMP3プレーヤー登場の3年後に初代iPodを立ち上げた。さらにiPhoneが市場に登場したのは、電子メールと電話機能を備えたBlackBerryの登場から5年後だった。
「AppleはNetbook市場を同じように観察しており、いずれはプレミアムモバイルデバイスであるタブレット型PCで参入すると確信している」とマンスター氏は話している。
AppleがAT&TとのiPhone提携を通じて、販売奨励金方式に慣れているのは明らかだ。Verizonとも同様の提携を話し合っていると報じられている。
報告書は、Appleが「3Gなどのモバイルデータ機能をタブレット型PCに組み込んで、AT&TかVerizonと提携し、データ通信プランと引き替えに販売奨励金を出す」可能性があると付け加えている。
このタブレット型PCの計画を知っている可能性のある関係者は、報告書では明かされていない。アナリストらは、「現在、このようなマシンのためのOSが開発中だと考えているが、その複雑さや、モバイル分野の主要企業から聞いた話を考え合わせると、立ち上げは2010年以降だろう」と述べている。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 23
ラネクシーの「FILEminimizer Office」は、Officeファイル専用の圧縮ソフト。ファイル内の文字や画像などのオブジェクトを圧縮し、ファイルサイズを最大で50分の1程度に縮小できる。
ラネクシーは、スイスのbalesio製Officeファイル圧縮ソフト「FILEminimizer Office(ファイルミニマイザー オフィス)」を6月19日に発売する。価格は、個人ユーザー向けダウンロード製品の標準版が4800円、乗り換え版が3500円。企業向けライセンス製品は25ユーザーアカウントで14万8050円から。Windows 2000/XP/Vistaをサポートする。

「Officeファイルをメールに添付して送ろうと思ったら、サイズが大きすぎてメールソフトの設定にひっかかり送信できなかった」――FILEminimizer Officeは、こうした状況での使用に適したOfficeファイル専用の圧縮ソフトだ。Officeファイル内の文字や画像などのオブジェクトを圧縮し、ファイルサイズを最大で50分の1程度にまで縮小できるという。ファイル形式を変更せずに圧縮できるため、解凍や復号作業なしにファイルの閲覧や編集が可能だ。
対応するOfficeのバージョンは、PowerPoint/Word/Excelが2000/2002/2003/2007で、Outlookが2002/2003/2007。PC上の最適化可能なファイルを全て探し出す「検索機能」や、OfficeアプリケーションとWindowsエクスプローラ用のアドイン機能も搭載している。
ファイルサイズが大きすぎてメールに添付できない場合には、ファイル転送サービスを利用したり、ZIPやLZH形式に圧縮するという手もあるが、「受信側で解凍する作業が必要な上、(解答すれば結局元通りのサイズに戻るため)ディスク容量を圧迫してしまうことに変わりはない」(ラネクシー)。FILEminimizer Officeを利用すれば、こうした問題を解消できるという。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 24
ブログサービス「Doblog」が2カ月半のサービス停止の後、終了をアナウンスした。Web上でサービスを提供する企業として、この対応は果たして正しかったのだろうか。
NTTデータが提供するブログ・SNSサービス「Doblog」は4月24日、5月30日をもってサービスを終了すると告知した。Doblogは、2月8日の午前10時ごろ、ハードディスク故障のためにサービスを停止していたが、その復旧作業が終了したと同時に、サービスの停止が発表されたのである。
サービス終了の告知内容は正しかったのか
かつてわたしは、ITmediaにおいてブログ関連のニュースや「ブログ界」などを書いてきたので、Doblogの正式サービス開始などをチェックしていたことがあった。現在は、ニュースの執筆をしていないため、ブログ界隈のチェックが疎かになっており、Doblogの障害に関しても、ある程度経ってから知ったくらいだった。それでも、今回の発表には驚きと、悲しさを覚えずにはいられなかった。
すでに報道されているが、今回のサービス終了についてNTTデータが公表したお知らせから、その理由部分を引用したい。
いわく――「復旧作業の終了を受け、今後のDoblogについて検討した結果、Doblog開設時の目的である、ブログシステムを構築するための技術的知見、およびコミュニティーサービスを運用・運営するためのノウハウの蓄積については十分に達成できたものと考え、サービスを終了するという判断をいたしました」――と。
いくらなんでも、この理由はないだろう。よしんば、これが真の理由だったとしても、もっと書き方があったはずだ。
多くのDoblogユーザーは、Doblogが復旧するのを待っていた人も多かったはずだ。実際、2カ月半にわたってブログが停止している状態の中で、ほかのブログに移転せずに復旧を待っていた人もいた。もし、単に「ブログをやりたい」というだけで、その場がDoblogだったというだけであるならば、サービス停止中に見切りをつけて、ほかのブログサービスへ移転することもできただろう。サービス復旧を待っていたわけだから、Doblogへの愛着があったユーザーがいたことが伺えるのだ。
現在「livedoor Blog」や「はてなダイアリー」などの一部のブログサービスが、Doblogからのデータ引っ越しサービスを開始するなど、ユーザーの取り込みを始めているが、果たしてそれが有効な手となっているだろうか。
それが、復旧するや否や、当初の目的であるノウハウは蓄積できたからサービスは終了、と言われてしまえば、復旧を待っていたユーザーの気持ちを逆なでするだけではないだろうか。要するに、ユーザーはモルモットだったと言っているに等しいからだ。
もちろん、Web上でのサービス提供には、それぞれ開設の目的があり、中には研究目的であると明示しているケースもある。とは言っても、それは使ってくれる、参加してくれるユーザーあってのこと。もう少し誠意のある対応を取ってほしいと思ったのはわたしだけだとは思えない。
あなたのブログは誰のものか?
2004年にわたしが書いた「あなたのBlogは誰のもの」では、「著作権」から、ブログサービス側とブログユーザーの意識の違いを考えてみた。あれから4年半ほど経過したが、実のところ、この問題自体が改善されたかというと、微妙なところはある。当時とは違い、ブログサービスも当たり前となってきている上に、ブログを利用したマーケティングも増えてきているので、一概には言えない点もあるかもしれない。この問題は、改めて考えてみたいと思う。
それはともかくとして、今回のDoblog終了の件を見ると、ユーザーによって書かれたブログというものが、軽んじられているように思えてならなかった。Doblog側にそのつもりはないのかもしれないが、そう思われてしまっては大変だ。特に悪い評判は、一気に広がりやすいのだ。
もちろん、日本でブログサービスができてからこれまでには、幾つもの新しいサービスが始まると同時に、ひっそりと終了していくものもある。別に、Doblogだけが終わったブログサービスではない。しかし、その終わらせ方が大事なのだ。
無料にしろ、有料にしろ、サービスを維持するにはコストが掛かる。有料の場合は、ユーザーからその費用を集めることができるが、無料の場合は、広告など別から費用を捻出しなければならない。この不況下にあって、あちこちで広告削減の影響が出て来ている。特にラボなど、実験的なサービスは、終了させるところも増えるかもしれない。
あなたのブログは誰のものなのか。書いたユーザーのものなのか、それとも、サービスを提供している企業側にあるのか。もう続けられないので終了する――そうなった時も、ユーザーの立場に沿った対応をしなければいけないはずだ。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 25
PC市場で重要なセグメントになりつつあるNetbookだが、企業で採用を検討する余地はあるだろうか。
かつてはオタク専用のポータブルな小型ノートPCと思われていたNetbookがここにきて、PC市場で重要なセグメントになりつつある。米調査会社ABI Researchのアナリストによると、今年末までに3900万台のNetbookが出荷される見込みだ。一方、米市場調査会社IDCでは、今年のNetbookの販売台数は2100万台になる見通しだとしている。いずれにせよ、この市場が急拡大しつつあることは確かなようだ。その一方で、2008年はノートPCとデスクトップの販売が落ち込み、多くのアナリストは2009年もこの傾向が続くとみている。
NetbookがPC業界の救世主になるかもしれないという期待が高まる中(話題だけが先行している感もあるが)、全世界の企業がデスクトップとノートPCをどのような形でリプレースするのか(リプレースするかどうかではなく)という点に注目が集まっている。
Netbookは会社から客先へ手軽に持ち運べるので、企業に向いていると主張する人もいる。また、企業ユーザーが本当に求めているもの、すなわち、Hewlett-Packard(HP)、Dell、Lenovoの高価格ノートPCに代わる安価な選択肢をNetbookが提供するという人もいる。しかしこれらは、企業の重要なニーズを考慮していない議論だ。コンピュータをオフィスからオフィスへと持ち歩けるかどうかは、企業にとってそれほど重要な関心事ではないのだ。安価というのも確かに重要なポイントだが、それよりも重要なのはその投資の効果だ。
Netbookに関していえば、投資効果はあまり高くない。
Windows搭載だが……
ASUSやAcerなどのメーカーが提供するさまざまなNetbookが市場に出回っている。これらのメーカーの多くはWindowsを搭載したNetbookを販売しているが、Linuxが標準で搭載されているNetbookもある。Linuxモデルと比べると、Windowsモデルはやや割高だ。その差は大した金額ではないが(通常、WindowsマシンとLinux搭載Netbookの価格差は50ドル以下)、多くの企業にとって困るのがWindowsのバージョンだ。ASUSの「Eee PC」にバンドルされているのはWindows XP Homeエディションだ。Windows XP Professionalがバンドルされているのは、Acerの「Aspire One」シリーズの1機種(Aspire One Pro)だけだ。それ以外のエディション(Windows Vista Businessエディションなど)を必要とする企業の場合、Netbookは考慮の対象外とならざるを得ない。
力不足
Netbookにはもう1つ問題がある。Windows Vistaのようにリソース要求の高いOSを動作させるパワーがないのだ。Netbookはパワーが甚だしく不足しているのだ。例えば、ASUSのEee PCシリーズの最上位モデルは、1.6GHzのIntel AtomプロセッサとIntelの統合グラフィックスチップを搭載する。メモリは1GバイトでHDDは最大160Gバイトという構成だ。しかしDVDドライブは備えておらず、OSはWindows XP Homeエディションが標準となっており、リソースを酷使する各種のエンタープライズアプリケーションを動作させる力はない。
これはパワー不足に起因する深刻な問題だ。確かに、NetbookはWebサーフィン用としては素晴らしいデバイスだ。また、電子メールの送信や簡単なドキュメントの作成といった基本的なタスクを実行することもできる。しかし重要なエンタープライズアプリケーションを開こうとする段になったとき、Netbookの実用性は著しく低下することになる。ノートPCやデスクトップのような能力を提供できないのだ。ビジネスの世界ではノートPCはWebサーフィン用のオモチャではない。
企業にとってNetbookにはもう1つ問題がある。Netbookの居場所がないのだ。企業でのインターネット利用が高まるのに伴い、従業員はますますスマートフォンに依存するようになってきた。プロフェッショナルワーカーたちはオフィスのコンピュータのそばにいないときには、iPhoneやBlackBerryなどの携帯端末を使って会社と接続している。従業員たちがコンピュータを使える環境にあるときに必要なのは、彼らのニーズを処理する能力を備えた製品――例えば、2.4GHzプロセッサとDVDドライブを搭載したノートPCだ。業務をきちんと処理できるOS――例えば、Windows XP Professionalも必要だ。早い話、オフィスではノートPCかデスクトップが必要とされるのだ。
Netbookはこの2つのニーズのちょうど中間に位置する中途半端な存在なのだ。ASUSのEee PCはBlackBerryほど小さくはなく、携帯性に劣る。AcerのAspire OneはHPのノートPCほどパワフルではない。それにNetbookは本来、よりポータブルなコンピュータという位置付けの製品なので、企業にとってはそれを従業員のために購入する理由が分かりにくい。要するに、モバイルアクセス用の小型デバイスおよび本格業務用のパワフルなデバイスが既にあるのであれば、Netbookが入り込む余地はどこにあるのか、ということだ。この疑問にはまだ答えが出されていない。
生産性
Netbookの支持者たちは、Netbookがユーザーの生産性低下を招くことはないと主張する。しかしほとんどのNetbookのキーボードが標準のキーボードよりも小さいことを考えれば、そういった議論は成り立たないだろう。わたしは多くの機会でNetbook上で長い文章を入力しようとしたことがあったが、手が引きつってしまい、非常に多くのタイプミスをしてしまった。キーボードが小さ過ぎるので、こういった長文入力には向いていないのだ。わたしはNetbookのキーボードに慣れることはできなかった。この点を認識すれば、企業がノートPCの代わりにNetbookを導入して同じ生産性を実現できるとは言い難い。従業員は文書を入力するのに苦労し、基本的な作業でも快適には実行できないだろう。もちろん、Netbookのパワー不足のスペックが能率低下を招く恐れもある。Netbookが仕事の足手まといになりかねないのだ。
これは、企業でNetbookを検討する際に忘れてはならないポイントだ。Netbookは一部の人にとっては便利かもしれないが、ことビジネスに関しては厄介な邪魔者にほかならない。
企業にはNetbookの居場所はない。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 25
国内PC市場で、大手メーカーのシェアをMacが徐々に切り崩している。その原動力は、大画面で低価格なiMacだ。一方で弱点も浮かび上がり、Appleの実力が国内市場で試される。
2009年05月25日 10時13分 更新
日本のパソコン市場で米アップルが、大手メーカーのシェアを徐々に切り崩している。その原動力になっているのは、3月に発売したデスクトップパソコン「iMac(アイマック)」。同機の好調で、4月の同タイプ国内販売台数は、前年の約1.6倍と大幅に増加。この勢いに乗って上位進出を狙うが、一方で「ウィンドウズ互換の知名度不足」といった弱点も浮かび上がってきた。日本市場でアップルの実力が試されることになる。
破格の15万8800円

アップルが発売したデスクトップ型(全4機種)は、20型と24型の大型液晶モニターを採用しつつ、低価格に設定したのが特徴。なかでも24型の下位モデルは希望小売価格が15万8800円と、大画面タイプとしては破格の値段。調査会社のGfKによると、4月の同社デスクトップ型販売台数は前年同月比58.9%増となり、シェアも3.3ポイント上昇の8.8%に拡大した。
アップルの攻勢に対し、国内メーカーは「大画面タイプに需要があることを示した」(富士通の藤田康夫・パーソナルマーケティング統括部プロジェクト課長)と評価する。
デスクトップ型は値下がりが激しいノート型に押され、市場が年々縮小。MM総研によると、08年度は全体で1.8%伸びたのに対し、デスクトップ型は15%も落ち込んだ。
国内メーカーは、地上デジタル放送への移行をにらみ、大画面液晶やテレビ機能、ブルーレイディスクレコーダーを搭載した付加価値の高い商品に力を入れている。ある国内メーカー関係者は「大画面型を定着させてくれれば、高付加価値商品の販売が拡大し、デスクトップ市場が活性化する」と期待する。
アップルも今回の大ヒットをバネに、現在4.9%(4月)にとどまる日本でのシェア(順位は9位)を高める計画だ。だが、アップルの“功績”は認めながら「パソコンが日用品化するなか、信頼性では国内メーカーに劣る」(日本メーカー)との厳しい評価もある。さらに「高いという印象があるうえ、基本ソフト(OS)として広く普及するウィンドウズも使えることが、まだまだ知られていない」(同)と決定的なネックの指摘もある。
利便性に差はなし
確かにアップル製パソコンは、一般的なユーザーからはデザインなど特別な用途に使う「別もの」とみられてきた。このため2006年1月、心臓部品のCPU(中央演算処理装置)をIBM製からウィンドウズパソコンの多くで採用されているインテル製に変えた。07年秋にはパソコン上でウィンドウズも使えるようにし、用途に応じたOSの使い分けを実現。この戦略転換でウィンドウズパソコンとの利便性の差はなくなった。
ライバル他社がアップルの国内販売には限界があるとみるのに対し、一部の専門家は「日本でもシェアが上がる余地はある」(MM総研の中村成希・パーソナルネットワーク研究グループアナリスト)と分析する。
アップルが日本に本格的に受け入れられるかは「別もの」の意識がどこまで薄れていくかにかかっている。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 26
Apple、却下したiPhoneアプリを一転して承認
古代インドの性愛教典「カーマ・スートラ」が読めるという理由で、AppleがiPhone用電子書籍リーダーの販売を不許可にしたが、その決定を覆した。
2009年05月26日 12時22分 更新
米Appleが、App Storeでの販売を拒否したiPhone用電子書籍リーダーを一転して承認した。
問題のiPhoneアプリは、「Eucalyptus」という9.99ドルの電子書籍リーダー。「Project Gutenberg」がネットで公開しているパブリックドメインの作品を検索して読むことができるソフトだ。
同ソフトの開発者のジェイミー・モンゴメリー氏は5月21日に自身のブログで、EucalyptusがAppleから却下されたことを明らかにした。古代インドの性愛教典「カーマ・スートラ」などをEucalyptusで読めるため、「問題があるコンテンツを含んでいる」と判断されたという。
同氏は、Eucalyptusは閲覧ソフトであり、書籍は含まれていないと主張し、カーマ・スートラは既にiPhone用Kindleアプリなどで読めると反論したが、Appleは再審査の後、Eucalyptusを販売できないと同氏に連絡してきた。この件は多くのニュースサイトやブログで取り上げられ、話題になった。
Appleはその後モンゴメリー氏に電話をかけ、「App Storeでの却下をめぐる混乱について話し合った」後、Eucalyptusの販売を承認したと同氏は24日のブログで報告している。
「アプリを却下された後、App Storeの審査プロセスが開発者にとっていかに苦痛か、Appleの人は誰も分かっていないと思う。彼らが、開発者が多くの時間を投じて作ったものの唯一の流通経路を握っていることに不満を感じる」と、同氏はEucalyptusが却下された際に語っていた。「Appleが独占的な市場シェアを持っていなければ、開発者にもっと友好的に接しなければならなかっただろう」とも。
App Storeのアプリ承認プロセスをめぐっては、一度承認した「Baby Shaker」アプリを抗議を受けて削除するなど、一部で混乱が起きている。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 26
Vistaの失敗は、Appleにとって有利な材料になった。だがMicrosoftはWindows 7でその失敗を取り戻しており、Appleは対抗せざるを得ないだろう。
米MicrosoftのWindows 7は2009年後半に登場する予定だ。評論家は成功の可能性を論じる準備を進め、消費者はついに同OSを手に入れる機会が来ると心待ちにし、企業はVistaよりもいいだろうかと考えている。
そしてApple――クールでコンシューマーフレンドリーなApple――は、これまでに登場したどのOSよりも優れていると称する「Snow Leopard」を準備している。その一方で、同社が抱えているかもしれないジレンマ、すなわちWindows 7にはほとんど触れていない。Windows 7はいい製品なのか? 消費者に気に入られるのか? それ以上に重要な疑問は、Windows 7にはMac OS Xが時代遅れに見えてしまうような機能があるのだろうかということだ。
この疑問には今、答えられると思う。Microsoftは、Windows 7の最新リリースであるRC(リリース候補)1は正式版に近いと言っているからだ。確かに、Windows 7はいい製品になるし、消費者にも気に入られるだろう。そして、AppleのOSを古く見せてしまう機能も備える。
Appleは対抗せざるを得ないだろう。
タスクバー
Windows 7のタスクバーと比べると、Mac OS XのDockはあまり魅力的に見えない。
Windows 7のタスクバーからは、開いているアプリケーションと閉じたアプリケーションの両方にアクセスできる。これはMac OS XのDockと同様だ。だが開いているアプリケーションのアイコンにマウスカーソルを合わせると、すべての開いているアプリケーションのインスタンスのサムネイルが表示される。マウスを個々のサムネイルの上に動かすと、そのサムネイルが前に出て拡大される。Windows 7ではMac OS Xよりも、目当てのウィンドウを開くのに時間がかからない。Mac OS Xには、デスクトップを整理し、目当てのアプリケーションに短時間でアクセスするためのマルチデスクトップツール「Spaces」があるが、Windows 7のタスクバーとはどのレベルでも比べものにならない。Windows 7は(ついに)アプリケーションの起動と整理に関してMacよりもずっと優れた体験を提供している。Appleには再び、これを改良するという重責がかかっている。
ソフトウェアの互換性
WindowsとMac OS Xのエコシステムを考える場合は常に、ソフトウェアに目を向ける必要がある。Vistaが登場する前は、Windowsのエコシステムに影響する問題はそれほどなかった。互換性の問題はなく、企業は欲しいソフトを手にしていた。Vistaのリリースで、そうした状況はすっかり変わった。IT管理者は、壊れたアプリケーションがいつアップデートされて、Vistaで動くようになるのだろうかと苦悩し、開発者は互換性問題の解決策を慌てて探した。Microsoftは解決すると言い続けていた。
このため多くの企業はVistaを敬遠した。XPや、Mac OS Xなどほかの選択肢が採用されることが確実になった。Appleには有利な材料となった。さらに、この問題のせいでMicrosoftの面目はつぶれ、Vistaは大したことがないという世間の評判につながる筋書きができてしまった。
だがWindows 7は違う。XPモードがあり、Windows 7では動かないアプリケーションを仮想のXP上で実行できる。つまり、Windows 7の導入は、全社的な配備が必要な企業にとって問題ではないということだ。Windows 7では、企業が依存しているミッションクリティカルなソフトが忘れ去られたまま、ということにはならない。
Appleにとっては、また1つ機会を逃したことになる。Microsoftが再び互換性問題を抱えたOSをリリースすれば、企業はXPに代わる選択肢を求めるだろうから、Appleの法人市場進出はもっと早く進む可能性がある。開発者は、またもWindowsに自分のソフトを壊されて、締め出しを食らうだろう。だが、その問題が解決されたとなれば、Appleにはそのアドバンテージはない。
Microsoftの汚名返上
Windows Vistaが直面した最大の問題の1つは、法人市場からの反応が芳しくなかったことだ。多くの企業は乗り換えしない決定を下した。ベンダー各社は、顧客満足のためにWindowsの「ダウングレード権」を行使しなければならなかった。MicrosoftはVistaを法人市場に送り込む道を見出そうとしていた。
だが、互換性問題がなくなったWindows 7は、ユーザーアカウントコントロール(UAC)システムが改善されたこともあり、Vistaほどいら立たしいものではない。おそらくはMicrosoftがリリースした中で最も安全なOSとなるだろう(これもまたAppleには問題だ)。Microsoftは法人市場で汚名を返上した。Windows 7に移行する理由を見出す企業が増える中で、Appleは法人市場にどうやって入り込めるのか(あるいは、入り込めるのか)を考える必要がある。Windows 7はMac OS Xをコンシューマー市場に押し戻す。
Appleはどう対抗するか
Appleが直面する3つの問題に焦点を当てたが、問題はもっとある。VistaとMacを比べたらAppleの方が優位に立っているかもしれないが、その状態は長くは続かない。わたしはWindows 7を使えば使うほどに、その素晴らしさを実感している。MicrosoftがWindows 7で成し遂げたのと同じことをやるのが、Appleにとっていかに難しいかもすぐに気付いた。AppleはどうすればDockを改良してWindows 7のタスクバーより優れたものにできるだろうか? もしもクローズドな方針を続けるとしたら、どうやって多くのソフト開発者を取り込むつもりだろうか。そして最も重要なのは、これまで大きな進展もないのに、法人市場への足掛かりをどうやってつかむつもりなのかということだ。
皆さんの考えていることは分かっている。Appleは開発者に優しくする気はないし、コンシューマー市場に満足している。その上Appleはハードウェア企業だ。
その主張は受け入れられる。だが、ユーザーが実際に操作しているのはソフトであって、コンピュータは机の上でほこりをかぶっているのだという事実を考えてほしい。Windows 7がAppleにとって実際に問題になり得るということは、明らかになってきていると思う。わたしの見解では、企業はWindows 7を導入する理由をもっと見つけるだろう。そうした企業の社員がWindows 7を使い始め、同OSに満足するだろう。また、新しいPCを購入するとなれば、自宅用に購入する次のPCにインストールするのは、仕事で使い慣れているOS――Windows 7――ということになる。
その間、Apple幹部はWindows 7に勝って売り上げを拡大する方法を探さざるを得なくなる。両社のOSを使った経験から言うと、それは容易なことではない。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 26
Windows Vista SP2正式版がリリースされた。MSサイトからダウンロードできる。
マイクロソフトは5月26日、Windows Vista Service Pack 2(SP2)を公開した。同社サイトで、日本語や英語などに対応した「5言語用スタンドアロン版」をダウンロードできる。
ダウンロードサイズは348.3Mバイト。SP1以降に配布された全更新プログラムが含まれるほか、Blu-ray Discへの書き込みのサポートなどが追加されている。インストールには既にSP1を適用している必要がある。
64ビット版も同時に公開した。ダウンロードサイズは577.4Mバイト。
32ビット版、64ビット版とも、VistaのSP2とWindows ServerのSP2をそれぞれ含む形で配布する。クライアントとサーバのSPを1つに統合することで、ユーザーが展開する際の手間を最小限に抑えるとしている。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 27
Windows Vista SP2正式版がリリースされた。MSサイトからダウンロードできる。
マイクロソフトは5月26日、Windows Vista Service Pack 2(SP2)を公開した。同社サイトで、日本語や英語などに対応した「5言語用スタンドアロン版」をダウンロードできる。
ダウンロードサイズは348.3Mバイト。SP1以降に配布された全更新プログラムが含まれるほか、Blu-ray Discへの書き込みのサポートなどが追加されている。インストールには既にSP1を適用している必要がある。
64ビット版も同時に公開した。ダウンロードサイズは577.4Mバイト。
32ビット版、64ビット版とも、VistaのSP2とWindows ServerのSP2をそれぞれ含む形で配布する。クライアントとサーバのSPを1つに統合することで、ユーザーが展開する際の手間を最小限に抑えるとしている。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 27
7月1日からは、β版が2時間おきにシャットダウンされるようになる。
Windows 7のβ版が8月1日に期限切れを迎えることを、Microsoftがあらためてユーザーに通知している。
同社は、8月1日にβ版のライセンスが期限切れになることをユーザーに電子メールで通知している。この日を過ぎると壁紙が削除され、画面の右下に「このWindowsは正規版ではない」というメッセージが表示される。
7月1日からはその前段階として、β版が2時間おきにシャットダウンされるようになる。このためMicrosoftは、Windows 7のRC版やWindows Vistaなどへの乗り換えを勧めている。また同社は週末に送付した通知メールで、2時間おきのシャットダウンが始まる日を誤って「6月1日」と伝えており、Windows Blogでミスを謝罪している。
Windows 7 RC版に関しては、2010年3月1日に2時間おきのシャットダウンが始まり、6月1日にライセンスの期限が切れる。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 28
バーツCEOはインタビューに答え、Microsoftへの身売りの可能性やCEO就任にまつわるジェリー・ヤン前CEOとのエピソードなどを語った。
米Yahoo!のキャロル・バーツCEOは5月27日、米カリフォルニア州カールズバッドで開催された第7回年次カンファレンス「D: All Things Digital」でのインタビューで、多額の現金と引き替えにYahoo!の検索部門をMicrosoftに売却する意思があることを示唆した。
ITコラムニスト、カーラ・スウィッシャー氏のインタビューの中でバーツ氏は、「巨額の現金と適切な技術が用意されているのであれば」、Yahoo!は検索部門をMicrosoftに売却するつもりだと語った。
「Yahoo!を丸ごとMicrosoftに身売りするつもりはあるか」との質問に対し、バーツ氏は「それには膨大なお金が必要だ」と答えた。両社間の話し合いは現在も継続中のようだ。
さらにバーツ氏によると、ジェリー・ヤン元CEOが最初に同氏に接触してCEO就任を打診したときは、同氏はこれを断ったらしい。ヤン氏が再びアプローチし、手描きのYahoo!組織図を見せて説得を試みたときに、初めてバーツ氏の好奇心が刺激されたという。
「彼はそこかしこに矢印を描いた。まるでディルバートのマンガのようだった」とバーツ氏は取材で語った。「もっときちんとした構造の組織にする必要があると感じた。それはわたしが得意とするところだった。だから仕事を引き受けたのだ」
Yahoo!は昨年、ヤン氏がMicrosoftの買収提案を拒絶したことで株価下落を招き、同氏はその責任を取る形でCEOの座から退いた。しかしバーツ氏はその後、Microsoftのスティーブ・バルマーCEOと会談を重ね、提携の可能性も含め、さまざまな問題について話し合った。
伝えられるところによると、両社の提携の可能性としては、MicrosoftがYahoo!の検索広告事業を担当し、Yahoo!は総合ディスプレイ広告事業を運営するという形態も考えられる。MicrosoftとYahoo!は交渉に関する正式なコメントを差し控えており、バーツ氏は今年3月、話し合いは“非公式に”行われていると述べた。
MicrosoftとYahoo!の両社はGoogleと激しい競争を演じている。米市場調査会社comScoreによると、今年3月時点でのコア検索市場におけるGoogleのシェアは63.7%で、Yahoo!の20.5%、そしてMicrosoftの8.3%がそれに続く。
Microsoftは今週、新しい検索エンジンを発表すると伝えられている。「Kumo」のコードネームで呼ばれる新検索エンジンは、「Bing」という名前でリリースされるようだ。
一方、検索エンジン市場でのシェア拡大を目指すYahoo!は、多数の新製品および自社のコア検索技術の機能強化を発表した。SearchMonkeyでは、ビデオ、ゲーム、スライドを検索結果に組み込めるようになった。Yahoo!の位置情報プラットフォーム「Fire Eagle」をベースとした「Friends on Fire」などのアプリケーションも、同社の製品に新たな機能を追加する。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 28
アップルがMacBookシリーズで唯一ポリカーボネートボディを採用する「MacBook White」の仕様をアップデートした。これは安い。
アップルは5月28日、MacBookシリーズの最下位モデル「MacBook White」のスペックをアップデートした。MacBook Whiteは、アルミ削り出しボディの上位モデルとは異なり、初代MacBookと同じポリカーボネート筐体を採用するモデル。ただし、以前紹介したように、内部システムはNVIDIAプラットフォームへと改められている(「いつの間にかモデルチェンジした「MacBook White」は安すぎる?」)。
そのMacBook Whiteがひっそりと(今回もリリースは出ていない)スペックを強化している。主な変更点を挙げると、Core 2 Duoのクロックが2GHzから2.16GHzに高速化され、HDD容量が120Gバイトから160Gバイトへと増量、メモリクロックも667MHzから800MHzに引き上げられている。一方、価格は11万4800円から10万8800円と6000円ほど安くなり、さらにコストパフォーマンスが向上した。なお、細かいところではBTOで選択できるHDD容量が320Gバイトから500Gバイトになった。
そのほかの仕様は従来通りで、13.3型ワイド(1280×800ドット表示)液晶ディスプレイ、メモリが2Gバイト、グラフィックス機能がNVIDIA GeForce 9400Mチップセットの内蔵コア、SuperDrive、ネットワーク機能として、ギガビットLAN、IEEE 802.11a/b/g/n(11nはドラフト)対応無線LAN、Bluetooth 2.1+EDRを備える。
ちなみに米AppleStoreで販売されている2.13GHz MacBook Whiteの価格は従来と同じ999米ドルなので、“1アップルドル”の補正も入っているようだ。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 29
Windows7のXP Modeに思うVB6
次期OSであるWindows7もRC版がリリースされ、実際にインストール・検証を行っている方も多いことかと思います。わたしも早速検証してみようと思ったのですが、目玉の1つ(?)であるXP Modeはそれなりな実機を用意しなければならないため、そこだけ確認できていないところなんですよね。一応稟議を申請してPCを確保しようと思っていますが、冷静になって考えると自分がかかわる案件については、「ほぼ」問題のない動作(VB6製なので完全対応は無理……)していることが確認取れているので、あまり気が乗らなかったりします。雰囲気的には、わたしが他のシステムも検証しなくてはならなさそうなのが、非常に嫌な予感満載です。
しかしこのXP Mode。人によっては大変助かる機能だというのはわかるのですが、個人的にはあまり賛成できないんですよね。というのも、Vista以降非対応アプリ(特にわたしの勤務先ではVB6製アプリ)の延命処置として利用されるのではないか、と思えてしまうからです。
特殊なハードやメーカーがドライバを提供しないなど、自分たちが手の出しようのない理由でXPでなくてはならない部分は、理解も納得もできます。ですが一部の心ない技術者のように「やればできるのにやらない」ので、結果非対応のままVB6で突っ走るということには、技術者として非常に憤りを感じます。
今年に入ってから海外で行われた調査で次のような結果が公開されていました。
InfoQ: いまだに広く使われているVisual Basic 6.0
(その原文:Results of the Visual Basic Survey: Part 1 Language and Framework Usage)
リンク先の記事を見ると、イギリスではVB6を利用している割合が8割をいまだに超えていることが分かります。同様のアンケートを日本で行った場合、結果は恐らく似たような割合に落ち着くでしょう(実際に@ITでアンケートを取ってもらえると面白いと思います)。しかし、このアンケートに答えた方の中で、本当にどうにも手段がないことが理由でVB6を利用し続けているのはどれくらいの割合なのでしょうか。
実際に過去の資産から現在へと移行するには、多くのコストが発生したり技術者の育成を行わなくてはならなかったりと、開発以外のレイヤーで考慮しなくてはならない問題も多いと思います。ですがWindowsXPに限らず、過去の環境というのは「いつかはなくなる」ことが決定しているものです。仮に環境を保全しているなど、何らかの手段を講じているとしても、どこかでそれを利用しなくなるタイミングは必ず発生するものと思えます。過去を維持することと、現在や未来に向かって進歩すること。どちらがコストのかかるものなのでしょう。
技術者の教育コストがかかる、という意見は反論として必ず出てくるものだと思います。わたしがそこで不思議に思うのは、「教育コストがかからないことがありえるのか?」という点です。企業として活動している以上、人員の増加など何かしらで教育を行う必要性は必ず発生するものだと思います。過去に依存する場合と、未来へ進歩する場合とでは「教育者を用意するコスト」という個所で差が出るでしょう。ですが、「人に教育する」部分ではどちらの手段を取ろうと同じように発生する部分ではないでしょうか。
まったく新しいことを習得する必要のない仕事であれば、このようなことを考える必要はないのかもしれません。ですがIT業界はそのような世界ではないとわたしは思っています。特にSEであるならば、常に進化し続けるテクノロジ(新旧含め幅広い中から選択を行い)を用いてユーザーのメリットとなるようなシステムを構築するのが、SEとしての条件なのではないでしょうか。
また同業者の中からは「なぜ、Vistaのようなものを出したんだ」ですとか「.NETなんて面倒だからやめてほしい」などといった、「既存環境こそ良し」と思う方の意見も多々聞こえてきます。そして「VBやめて違う言語にしよう」とか「マイクロソフトから離れてみよう」という意見を聞くこともあります。
わたしとしては「Vistaはビジネスに利用できない」「.NETで開発を行うにはデメリットが多い」と本当に思えるのであれば、別のプラットフォームを選択すればいいだけのことだと思っています。文句を言うだけでなく実際にやればいいのです。文句を言うだけで何も行動に移さないのであれば、この世界から足を洗うべきでしょう。
わたしはOSや言語など「人の作成したもの」を利用して商売をしている以上、そこがどう変化していこうとビジネスでの利用方法を考えるのが真っ当な姿だと思っています。趣味で開発しているならば別ですが、わたしは仕事としてこの世界に浸かりこんでいますので、新しいバージョンが提供されればそれに対応するのが当然だと考えています。
個人的な意見としては「ユーザーが利用するのはWindows環境なのは、しばらく揺るがない」点があるので、仕事として続けるためにWindowsプラットフォーム、そして.NETでの開発と付き合っていこうと考えています。「ユーザーはOSを利用したいのではなく、システムを利用して業務を効率よく行いたいだけだ」という記事も目にします。それは正論だと思います。ですがわたしは、自分の仕事範疇とそこに関わるユーザーにおいては「慣れ親しんでいるWindows系OSで」「システムを用いて効率よく」が、自分のビジネスにおいては適していると考えていますので、他のプラットフォームという選択肢はわたしは選ばないでしょう。
XP Modeはありがたい機能だと思います。ですがそれがあるからといって安心せずに、早いうちに開発側も新しい環境に移行していってもらいたいものだと思います。
いっそのこと「VB6ランタイムの動作保障をしない」ぐらいのことがなければ、今文句を言うだけの人というのは動かないのかも知れません。予想として、それでもMicrosoftのWindowsプラットフォームでビジネスを続けている人が多いとは思いますが。そのように思っているので、わたしとしてはそろそろ「動作保障をしない」という劇薬を用いた治療を行ってほしいものだ、などと思っています。
ちなみにわたしの場合、自宅ではVistaへ移行できていません。今現在利用しているADSLモデムがVistaだと「回線接続時にアカウント認証以降進まない」、という不思議な現象が出ており、なおかつこのモデムメーカはすでに業界から撤退していてバージョンアップは絶対無理という……。
かといって今さらADSLモデムやルータを購入するのも気がひけます。また光にしようと思っても、将来的に転居することを考えるとそれもなぁ……。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 29
MSの新検索Bingは、まずは北米から本格展開。日本でもβサービスが始まるが、当初はLive Serchと同じ機能で、“ガワ”が変わるだけだ。

北米版Bingトップページ
米Microsoftは5月28日、新検索エンジン「Bing」(日本語表記は「ビング」、コードネームは「Kumo」)を発表した。北米で6月3日からサービスを開始。その後、世界各国で本格展開する。
日本では同日から、Bingのβ版を公開。当面は、現行の「Live Search」と同じ機能のみ提供する。Live SerachがBingの“ガワ”に着替えるといったイメージで、Bing独自の新機能は順次追加する。Live SearchはBingのURLにリダイレクト。日本で正式版に移行する時期は未定だ。
トップページは北米のBing同様、風景や生物などの画像を全面に表示し、検索窓にキーワードを入力して検索する。検索結果の画面デザインは、左帯にメニューを表示する2ペインのBing仕様に変わるが、検索結果の内容は現在のLive Searchと同じだ。
北米のBingに実装される、おすすめ検索結果の表示機能や、検索語句に関連するジャンルを左帯メニューに表示し、絞り込み検索を支援する機能、検索結果にマウスオーバーすると内容の一部を表示する機能などは、日本版では当初は利用できず、順次、実装する。

ホテル比較機能
北米のBing最大の売りとなっている、パートナー企業と連携した機能も、日本版での実装は未定。北米のBingには、商品名で検索すると、複数のECサイトで価格比較をする機能や、航空券やホテルを比較する機能が搭載されているが、日本版では「パートナー企業とのかねあいもあり、価格比較機能などをどういったジャンルで搭載するかは未定」(マイクロソフトの浅川秀治業務執行役員)という。
一方、日本独自の機能を追加する計画だ。現在日本のLive Serchに実装されている、Q&Aサイトから検索する機能などは、順次Bingに追加する予定。日本の「サーチテクノロジーセンター」(STC)で、Bing向けの独自機能を開発していく。携帯電話対応も計画している。
May30
Posted at May 30, 2009 08:19 PM コメント (0) トラックバック (0)
リリースの日付 : 2009 - 05 - 30
「Dynamics CRM」を企業内のさまざまなアプリケーションを開発するための基盤として提供する。
マイクロソフトは5月29日、CRMアプリケーション「Dynamics CRM」を企業内のさまざまなアプリケーションを開発するための基盤として提供する新戦略「XRM戦略」を発表した。ISVなどが、Dynamics CRMを基盤に業種別などのアプリケーションを開発しやすくなる。
XRMのXには、サプライヤー管理や代理店管理など、業務を示すあらゆる言葉が入ることを意図している。Dynamics CRMを基盤に、ドラッグ&ドロップなどの手法を用いてビジネスアプリケーションを効率的に開発できるようにする。実態としては、Dynamics CRMの機能を異なるアプリケーション開発向けに「使いまわす」ようなイメージだ。
同社はERP製品「Dynamics AX」も提供している。これとXRMとの関係について「ERPはまず会計ありきで、人事管理、生産管理、販売管理をオールインワンで提供している。多少重なるところはある」(同社)ものの、XRMとは異なるとしている。マイクロソフトはXRMを.NETやSQL Server、Office、Outlookといった同社製品の集大成と位置付けて融合を図っている。ISVによるDynamics CRMを基盤にした業種別アプリケーションの構築を促すことも視野に入れている。
住友セメントシステム開発はDynamicsをベースにビルメンテナンス効率化ソフト「BM@FM for Dynamics」を開発した。ビル管理において、電球交換や空調トラブルなどに適切に対応し、内容を管理するといった機能を持つ。ビル管理業者向けにSaaS(サービスとしてのソフトウェア)形式で提供するソフトだ。
住友セメントシステム開発、FMソリューション部の山口浩二部長は「最初はスクラッチ開発をするつもりで、Dynamicsの利用は前提としていなかった」と話す。だが、マイクロソフトのソフトウェア+サービスの考え方に基づき、SaaSだけでなく設置型にも対応できる点を評価したという。社内の技術者が.NETの開発に慣れていたことや、ユーザーにとってOfficeのインタフェースを利用できる点も決め手になった。
Dynamicsを使ったソフトウェアを開発するグレープシティによると、XRMの考え方を用いることで、例えば大学のWebサイト上で学生の就職実績などを公開する場合に、Dynamics CRMで管理している就職データをWebサービスのアーキテクチャを用いて取り出し、そのままサイト上に表示できる。CRMで管理するデータとWebサービスで疎結合するため、連携プログラムを組むことによるシステムの複雑化を避けられるとしている。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 31
Time Warnerが昨年のCATV部門に続き、AOLの分離を正式に発表した。AOLは年内に独立した株式公開企業になる。
米Time Warnerは5月28日、傘下のインターネット部門AOLの分離が正式に決定したと発表した。AOLは4月にCEOに就任したティム・アームストロング氏率いる独立した公開企業になる。分離作業は年末までに完了する見通し。
Time Warnerは現在AOL株の95%を保有しており、残り5%は米Googleが持っている。分離に先立ち、Time WarnerはGoogle保有の株式を第3四半期(7?9月)中に買い取る予定だ。
Time Warnerのジェフ・ビュークス会長兼CEOは「この分離はTime WarnerとAOLにとって最良の決定だと確信する。これは昨年初頭に開始した組織再編の一環で、当社は今後、主力のコンテンツ事業に集中する」と語った。同社は昨年CATV部門を分離している。
AOLは2000年1月にTime Warnerの買収を発表、「AOL Time Warner」を発足させた。だがその後、AOL側の業績が悪化し、2003年10月には社名からAOLが外された。AOLとTime Warnerの合併は発表当時、インターネットとメディアの巨大企業誕生として大いに注目を集めた。だが、ネットバブルの崩壊によってAOLの経営は低迷していた。
リリースの日付 : 2009 - 05 - 31
「Google Wave」は、手紙や書類を模すのではなく、インターネットの機能を生かしたコミュニケーションツールを目指す。
米Googleは5月28日、同社の開発者向けカンファレンス「Google I/O 2009」で、リアルタイムでのコミュニケーション、コラボレーションを提供するWebサービス「Google Wave」を発表した。年内に予定している一般公開に先駆けて、開発者向けにGoogle Wave APIやGoogle Wave Federation Protocolが公開された。
Google Waveは、メール、IM(インスタントメッセージング)、ドキュメント共有などを統合したリアルタイムのコミュニケーション、コラボレーションサービス。ユーザーはまずコミュニケーションの場となる「wave」を作成し、そこに参加して欲しいメンバーを加える。メンバーはリアルタイムで会話しながら、wave上のドキュメント、写真、地図、ガジェットなどを利用したり編集でき、ほかのオンラインコンテンツを追加することもできる。メンバー間のやりとりは履歴として保存される。

Google WaveはAjaxアプリケーション開発ツール「Google Web Toolkit」で構築されたHTML 5アプリケーションで、開発者はGoogle Wave APIを利用して同アプリケーション上で稼働するツールやガジェットを作成できる。サンプルAPIとして、TwitterをGoogle Waveに組み込む「Tweety」や数独のガジェットなどが紹介されている。またアプリケーションにGoogle Waveを組み込むことも可能。
