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Jul 3

「東芝クレーマー事件」の会社員、PC窃盗で逮捕

Posted at Jul 3, 2009 10:11 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2009 - 07 - 03

かつて「東芝クレーマー事件」で有名になった会社員が、大学病院からPCを盗んだ疑いで逮捕されていた。容疑者は病院を頻繁に訪れては、母親の治療に対する苦情を言っていたという。

 1999年、東芝製ビデオテープレコーダーの修理対応が悪いとして、担当者とのやり取りをホームページ(HP)上にアップ、同社に非難が殺到した「東芝クレーマー事件」で一躍有名になった会社員が今年4月、窃盗容疑で逮捕されていたことが3日までに分かった。個人がインターネットの力で大企業に対抗する時代を先駆けた人物だったが、自身の逮捕もネットを通じて全国に知られることとなった。

 福岡県警早良署によると、先月30日に逮捕された会社員(48)は4月11日、母親が入院する福岡大学病院の医療相談の部屋で職員のノートパソコン1台(10万円相当)を盗んだ疑い。パソコンには患者の名前や相談内容など約9000人分の情報が入っていた。パソコンは見つかっておらず、データを取り出したかなどは不明。調べに対し、容疑者は容疑を認めているという。現在のところ、情報流出は確認されていない。

 容疑者は同病院を頻繁に訪れては、母親の治療に対する苦情を言っていたというが、事件を報じた読売新聞が、容疑者は東芝クレーマー事件でHPを開設した男性と同一人物と書いたことからネット上でも騒ぎになっている。

 東芝クレーマー事件でHPを開設したのは「AKKY(アッキー)」と名乗る人物。AKKYは東芝のビデオテープレコーダーを購入直後、ノイズが発生するとして修理に出したが、勝手に改造され、担当窓口も次々と変更。最後は東芝本社社員から「お宅さんみたいのはね、お客さんじゃないんですよ。クレーマーっちゅうの」などと言われた──として抗議のHPを開設した。

 HPでは、電話でやり取りした音声も公開されたため、東芝側がHPの一部差し止めを求める仮処分を申請。これが大きく報じられたことでHPのアクセスが急増し、ネットユーザーらの不買運動にまで発展した。その後、東芝は対応の不手際を謝罪したが、製品の初期不良については仕様どおりと主張した。

 通常なら、単なる窃盗事件で終わるところだったが、容疑者=AKKYとの報道はクレーマー事件と同様、瞬く間にインターネット上に広まってしまった。ちなみに、今回盗まれたパソコンが東芝製だったかどうかは分かっていない。

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