貴文がプロポーズするまでの道のりを記したブログ
リリースの日付 : 2009 - 08 - 03
AmazonがユーザーのKindleから電子書籍を消した際に、「Kindleで取っていた宿題のためのメモが消えてしまった」として高校生が訴訟を起こした。(ロイター)
「Kindleが宿題を食べてしまった」
この文句は、米国のある高校生にとって正当な言い訳になる。彼が宿題のためにKindleで取っていたメモが、Amazonが同デバイスからジョージ・オーウェルの「1984」を削除したときに一緒に消えてしまったからだ。
ミシガン州に住むジャスティン・ゴーロンスキーさんは、6月に99セントで購入したデジタル版の「1984」が、彼の書いた「大量のメモ」とともに消えてしまったと主張している。
「ゴーロンスキーさんはKindle 2のスイッチを入れ、1984が消えるのを目の当たりにした」と7月30日にワシントン州西地区連邦地裁に提出された訴状には書かれている。
ゴーロンスキーさんともう1人の原告は、Amazonには顧客のKindleから電子コンテンツを削除する権利はないと訴えている。
Amazonはコンテンツを削除することで、顧客との契約に違反したと原告は主張している。
「Amazonには、消費者のKindleやiPhoneから電子書籍を削除する権利はない。顧客に販売した紙の書籍を、顧客の自宅から取り戻す権利がないのと同じだ」(訴状より)
訴状は、Amazonの「不公正で詐欺的な商行為と慣行」を挙げ、この訴訟を集団訴訟とすることを求めている。
Amazonは先月、顧客が購入した特定の電子書籍をKindleから削除したことを認めた。影響を受けた顧客の数は不明だ。
同社によると、削除された電子書籍は、第三者が同社の販売プラットフォームを使ってカタログに加えたものだった。この第三者にこれら書籍に関する権利がないことが分かったため、Kindleから削除したという。
消費者がAmazonに対して訴訟を起こすのは、この2週間で2件目だ。
1件目の訴訟は、Kindleの保護カバーが同デバイスの画面に傷を付けるとして起こされたもの。この訴訟も集団訴訟とすることを求めている。
メモが消失した件について、もう1人の原告であるカリフォルニア州在住のアントニー・ブルギエさんは、Amazonは1984を削除した理由を説明せず、代替版を要求したのに提供しなかったと主張している。
原告は、損害賠償と、必要であれば差し止めによる救済を求めている。
AmazonのKindleは市場に出回っている電子書籍リーダーの1つで、消費者はタブレット型のデバイスで書籍、雑誌、新聞をダウンロードして読むことができる。