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Oct29

「違法ダウンロードでネット切断」法案、英国も推進

Posted at Oct 29, 2009 07:20 PM コメント (0) トラックバック (0)

リリースの日付 : 2009 - 10 - 29

フランスに続き、英国も違法ダウンロードユーザーのネット接続を停止する法案を推進している。ただし英国版は、すぐにはネットを切断せず、1年間様子を見るという。(ロイター)

 英国が違法なファイル交換を取り締まる法案を推進する。違法なファイル交換ユーザーに警告を送り、それでも交換をやめなければインターネット接続を切断するという法案だ。

 この法案はピーター・マンデルソン商務省が発案した。リリー・アレンやジェームズ・ブラントなどのアーティストは法制定に向けてキャンペーンを展開しており、またフランスでは違法P2Pユーザーのネット接続を最長1年間禁止する法案が可決されている。

 だがこの法案は、キャンペーンを張ってきたアーティストや業界幹部の一部を落胆させるかもしれない。この法案が承認されても、ネット切断は少なくとも1年間は実行されない予定だからだ。

 英政府は4月までにこの法案を成立させる計画で、レーベルなどの権利保有者とISPが協力して、違法コンテンツをダウンロードしたユーザーに1年間警告を送ることを提案している。

 英政府は、警告の書簡で多くの人が違法ダウンロードを思いとどまるだろうと期待している。だが1年経過しても違法ダウンロードが大きく減らなかった場合、ブロードバンド接続速度を遅くしたり、一時停止するなどの技術的対策を取る可能性がある。

 「無責任なオンラインの著作権侵害が広がる時代は終わりだ、ということを明確にしなければならない」とマンデルソン氏はクリエイティブ業界のカンファレンスで語った。「技術的な対策は最後の手段となる。多数のユーザーの接続を停止するようなことにはならないと考えている」

 同氏は記者団に、政府は音楽・映画業界のロビー活動に屈したわけではなく、単に法の枠組みを確立するだけだと語った。

 「他人の作品を盗むのは違法だ。われわれがやっているのは、法律を時代に沿った、執行可能で分かりやすいものにする新しい方策を作り、人々を啓発する最初の段階に到達できるようにすることだ」(同氏)

 「ほとんどの人は違法なことだとは思っていない。被害を受ける人もいないと思っている。みんなやっているのだから、自分もやっていいだろうと思っている」

 英国ではこの18カ月、違法なファイル交換への対策をめぐる議論が盛り上がっている。権利保有者やメディア企業はISPに対し、違法ダウンロードの常習者のネット接続を停止するよう求めている。

 政府はSony Music、Time Warnerなどの大手メディア企業、音楽マネジャー、エルトン・ジョン、ノエル・ギャラガーなどのアーティストからの賛同の書簡を公開している。

 しかし、大手ISPのうちBTとCarphone WarehouseはWebの取り締まりという新たな役割を請け負うことに反対してきた。両社は今後も反対を続けるだろう。

 マンデルソン氏は、この法案はフランスで可決された法案と似ているが、英政府はネット切断の期間についてはまだ合意ができていないとしている。

 「英国では20曲に1曲しか合法的にダウンロードされていないと知ってショックを受けた」と同氏は語る。「お金を払わずに人の作品を取るのは間違っており、創造性に依拠した経済圏として、何もしないでいるわけにはいかないというのが政府の見解だ」

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